JP3244692U - 装飾用リボン - Google Patents
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Abstract
Description
本考案は、商品やその包装物からなる物品などの装飾に用いられる装飾用リボン(リボン製の装飾用造花)に関する。
ワンタッチボウやチャームボウなどとも称される装飾用リボンの例として、従来、一対の相対するストリップと、両ストリップ間に配置された少なくとも1つの紐とを有し、両ストリップと紐とが一端部で互いに接合された、造花形成用リボンを用いたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この造花形成用リボンは、紐の、両ストリップ間での、その長手方向への相対移動によって、両ストリップが、その長手方向に間隔を有して配置された複数の接合部間でループ状に変形されて、装飾用リボンの造花部の花弁を形成する。
従来の造花形成用リボンにあっては、ループ状の花弁の大きさや花弁の形状に変化を与えることによって、装飾用リボンの装飾効果を高めることができる。特に、花弁を細幅化(シュレッダー化)することにより、装飾用リボンとしての、繊細さや賑やかさ、華やかさなどといった装飾性を簡単に高められることも知られている。
本考案は、より高い装飾効果が期待できる装飾用リボンを提供することを目的としている。
本考案の態様は、互いに重なり合う一対のリボンテープで形成された装飾用リボンであって、前記一対のリボンテープの一方の端部からなる垂れと、前記垂れと前記一対のリボンテープの他方の端部との間に、前記一対のリボンテープの一部を相互に接合してなる複数の接合部と、前記一対のリボンテープの他方の端部と前記複数の接合部との間に、各接合部の間隔や向きに応じてそれぞれループ状に設けられた複数の花弁からなる造花部と、を備え、前記造花部の、前記複数の花弁の少なくとも1部は、スリットにより分離されて、幅寸法の異なる、複数のループ状を有することを特徴とする。
本考案によれば、より高い装飾効果が期待できる装飾用リボンを提供できる。
以下に、本考案の実施の形態に係る装飾用リボンについて、図面を参照して説明する。
実施形態
図1および図2を参照すると、本考案の実施形態に係る装飾用リボン10は、主たる装飾機能を発揮する造花部(花弁34~42)と、一対のストリップ(2つの垂れ)26b,26bと、造花部の形成に用いる紐帯28,28とからなる。
図1および図2を参照すると、本考案の実施形態に係る装飾用リボン10は、主たる装飾機能を発揮する造花部(花弁34~42)と、一対のストリップ(2つの垂れ)26b,26bと、造花部の形成に用いる紐帯28,28とからなる。
紐帯28,28は、装飾用リボン10を装飾対象である、例えば任意の商品またはその包装物からなる物品に取り付ける際の取付け部材としても機能する。装飾用リボン10を取り付ける装飾対象としては、物品によらず、人物や室内などの空間であっても良い。
造花部は、複数対(組)の、例えば、第1,第2,第3,第4,第5,第6,第7,第8および第9のループ状の花弁34,35,36,37,38,39,40,41および42からなる。第1,第2,第3,第4,第5,第6,第7,第8および第9の花弁34,35,36,37,38,39,40,41および42は、ループの大きさが異なるものの、いずれも同一のリボン幅(テープ幅)を有する。
本実施形態においては、複数の花弁34,35,36,37,38,39,40,41および42の一部、例えば、第1,第2,第3,第4,第5および第6の花弁34,35,36,37,38および39が、部分的に細幅化されている。
即ち、造花部の、少なくとも一部の花弁34,35,36,37,38,39のみを細幅化するとともに、各花弁34,35,36,37,38,39において、その細幅を変化させ、例えば中央側で太く、その両サイドの端側で細くなるようにしている。
しかも、造花部の中心付近で最小となる第1の花弁34は、7分割とされ、その他の、第2,第3,第4,第5,第6の花弁35,36,37,38,39は、いずれも、第1の花弁34よりも少ない5分割とされている。
具体的には、第1の花弁34は、ストリップ(リボンテープ)26を長手方向に3分割(3等分)する位置と、その3分割された両サイドのリボンテープをさらに3分割(3等分)する位置とに、それぞれスリット24が設けられて、細幅化されている。
これに対し、第2,第3,第4,第5および第6の花弁35,36,37,38および39は、リボンテープを長手方向に3分割(3等分)する位置と、その3分割された両サイドのリボンテープをさらに2分割(2等分)する位置とに、それぞれスリット24が設けられて、細分化されている。
このように、花弁40,41および42を除く、造花部の、より花芯に近い花弁34,35,36,37,38,39だけを細幅化し、かつ、その細幅を各花弁34,35,36,37,38,39において、それぞれ変化させる。こうすることによって、これまでのリボンとは印象が異なり、繊細さや賑やかさ、華やかさなどの点で、これまでにない高い装飾性を有した装飾用リボン10とすることができる。
このような装飾用リボン10の作成には、例えば図3(a)~図3(c)に示すようなリボンテープが用いられる。
即ち、リボンテープとしては、相対する一対のストリップ26,26と、両ストリップ26,26間に配置された、少なくとも1本(図示の例では、2本1組)の紐帯28,28と、を有する。
両ストリップ26,26と紐帯28,28とは、これらの一端部26aの接合部30で互いに接合されている。両ストリップ26,26は、紐帯28,28が両ストリップ26,26間で当該ストリップ26,26の長手方向へ相対移動可能なように、互いに所定の間隔(距離S)を有して、紐帯28,28を除く、当該テープの両サイド側に配置された複数の接合部32(32a,32b,32c,32d,32e,32f,32g,32h,32i)において、それぞれ接合されている。
接合部32(32a,32b,32c,32d,32e,32f,32g,32h,32i)は、それぞれ、花弁35,36,37,38,39,40,41,42の向きに応じて、両ストリップ26,26の長手方向に対する角度が任意とされた、複数の仮想線L1,L2,L3,L4,L5,L6,L7,L8,L9に沿って設けられている。
ストリップ26,26および紐帯28,28は、それぞれ、合成繊維製または化学繊維製の織布の他、合成繊維製または化学繊維製の不織布、プラスチックテープ、および、天然繊維製の織布または不織布などからなる。
各接合部30,32a,32b,32c,32d,32e,32f,32g,32h,32iは、例えば、溶接、ヒートシール、縫合、接着剤、鳩目、または、ホッチキスなどにより形成することができる。
各仮想線L1,L2,L3,L4,L5,L6,L7,L8,L9の向きや角度、相互間の各距離S2,S3,S4,S5,S6,S7,S8,S9などは、作成しようとする装飾用リボン10に応じて、適宜、設定・変更可能である。
そして、リボンテープの第1の花弁34となる部分Aには、ストリップ26,26を長手方向に3分割する位置と、その3分割された両サイドのリボンテープをさらに3分割する位置とに、それぞれスリット24(24a,24b,24c)が設けられている。
また、第2,第3,第4,第5,第6の花弁35,36,37,38,39となる部分B,C,D,E,Fには、それぞれ、リボンテープを長手方向に3分割する位置と、その3分割された両サイドのリボンテープをさらに2分割する位置とに、それぞれスリット24(24a,24d)が設けられている。
このようなリボンテープによれば、紐帯28,28に対して、紐帯28,28が接合されている両ストリップ26,26の接合部30とは逆の他端部側を、長手方向、つまり、図3(a)に示す左方へ相対移動させることにより、図1および図2に示した装飾用リボン10の作成が可能とされる。
即ち、両ストリップ26,26に対する紐帯28,28の相対移動により、リボンテープの長手方向において、互いに隣接する各接合部30,32(32a,32b,32c,32d,32e,32f,32g,32h,32i)間のそれぞれの部分A,B,C,D,E,F,G,Hがループ状に変形する。
リボンテープの各部分A,B,C,D,E,F,G,Hは、それぞれの接合部32a,32b,32c,32d,32e,32f,32g,32h,32iの仮想線L1,L2,L3,L4,L5,L6,L7,L8,L9に沿ってループ状に変形し、造花部の各花弁34,35,36,37,38,39,40,41,42をなす。
スリット24が設けられた各部分A,B,C,D,E,Fは、ループ状に変形する際に、それぞれ、スリット24により分離されて、幅寸法の異なる、複数のループ状を有した花弁34,35,36,37,38,39となる。
幅寸法の異なる、複数のループ状を有した花弁34,35,36,37,38,39としては、例えば、リボンテープの中央側で太く、その両サイドの端側で細くなるようにすることで、中央側と両端側とのコントラストによる高い装飾効果が得られる。
ここで、両ストリップ26,26の一端部側の接合部30と、これに隣接する、仮想線L1に沿う接合部32aとの間の距離S1、および、仮想線L1,L2,L3,L4,L5,L6,L7,L8,L9の相互間の各距離S2,S3,S4,S5,S6,S7,S8,S9は任意に定めることができる。好ましくは、両ストリップ26,26の一端部側から他端部側に向けて漸増させるように定める。これにより、造花部の花弁34,35,36,37,38,39,40,41の大きさが、花芯に向かって漸減し、花芯を規定する花弁34が最も小さいものとなる。
花芯に向かって、造花部の各花弁34,35,36,37,38,39,40,41の大きさが漸減する装飾用リボン10において、一部の花弁34,35,36,37,38,39を、幅寸法が異なる、複数のループ状を有した構成とした。これにより、同じ幅寸法の花弁のみを有する従来の装飾用リボンや、幅寸法の異なる複数のループ状を有した花弁のみを有する従来の装飾用リボンとは、繊細さ、賑やかさ、華やかさなどの点で、これまでとは違った印象を与えることが可能となる。
なお、スリット24としては、直線的に伸びる場合に限らず、例えば、弧状、波形、鋸歯状、もしくは、くの字形など、非直線的に伸びるものとすることができる。また、スリット24の長さ寸法や本数は、各部分A,B,C,D,E,Fごとに設定・変更可能であり、任意に定めることができる。
さらに、スリット24は、両ストリップ26,26に設けることに代えて、両ストリップ26のいずれか一方にのみ設けることができる。
これらのいずれの場合にも、スリット24を設けることにより、上述したのと同様に、従来の装飾用リボンとは異なる装飾効果を有し、また、装飾性の高い装飾用リボン10を、誰もが簡単に作成可能となる。
10 装飾用リボン
24(24a,24b,24c,24d) スリット
26 ストリップ(リボンテープ)
26a 一端部
26b 垂れ(ストリップ)
28 紐帯
30,32(32a,32b,32c,32d,32e,32f,32g,32h,32i) 接合部
34,35,36,37,38,39,40,41,42 花弁(造花部)
L1,L2,L3,L4,L5,L6,L7,L8,L9 仮想線
24(24a,24b,24c,24d) スリット
26 ストリップ(リボンテープ)
26a 一端部
26b 垂れ(ストリップ)
28 紐帯
30,32(32a,32b,32c,32d,32e,32f,32g,32h,32i) 接合部
34,35,36,37,38,39,40,41,42 花弁(造花部)
L1,L2,L3,L4,L5,L6,L7,L8,L9 仮想線
Claims (4)
- 互いに重なり合う一対のリボンテープで形成された装飾用リボンであって、
前記一対のリボンテープの一方の端部からなる垂れと、
前記垂れと前記一対のリボンテープの他方の端部との間に、前記一対のリボンテープの一部を相互に接合してなる複数の接合部と、
前記一対のリボンテープの他方の端部と前記複数の接合部との間に、各接合部の間隔や向きに応じてそれぞれループ状に設けられた複数の花弁からなる造花部と、
を備え、
前記造花部の、前記複数の花弁の少なくとも1部は、スリットにより分離されて、幅寸法の異なる、複数のループ状を有することを特徴とする装飾用リボン。 - 前記一対のリボンテープの相互間に相対移動可能に設けられた紐帯を備え、前記紐帯が装飾物への取付け部材となることを特徴とする請求項1に記載の装飾用リボン。
- 前記幅寸法の異なる、複数のループ状を有した、前記複数の花弁の少なくとも1部は、前記リボンテープの中央側で太く、その両サイドの端側で細くなることを特徴とする請求項1に記載の装飾用リボン。
- 前記幅寸法の異なる、複数のループ状を有した、前記複数の花弁の少なくとも1部は、前記造花部の花芯に近いほど漸減することを特徴とする請求項1に記載の装飾用リボン。
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