JP3244225U - 連結型自転車収納庫 - Google Patents

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裕一 外山
正行 関
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株式会社グリーンライフ
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【課題】簡単な構成で自転車の車輪を挿入して駐輪の助けとなるガイドを備えた連結型自転車収納庫を提供する。【解決手段】 各種収納庫20と自転車収納庫を連結可能に構成される連結型自転車収納庫1であって、自転車を収納及び取り出す開口部を正面開放部17とし、各種収納庫20の開閉部を正面開閉部26とした場合に、各種収納庫20の側面部と自転車収納庫1の側面部とを連結する側面連結具32、又は各種収納庫20の天面部と自転車収納庫1の天面部とを連結する天面連結具33の2種類の連結具のうち少なくとも一方を設け、自転車収納庫1の左側面部9、右側面部10、後側面部15の少なくとも一つに、収容された自転車の車輪端部を逃げる逃げ部46を設けた、ことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、屋外及び室内において、自転車を駐輪又は収納するための連結型自転車収納庫に関する。
従来、オープンスペース付き組立物置が引用文献1に開示されている。
特許文献1には、組立物置にオープンスペースを隣接し、組立物置及びオープンスペースの屋根パネルを、前枠、左右のけらば、中間枠、後枠より成る上部枠体で支持し、その上部枠体を組立物置の隅柱と間柱及びオープンスペースの前後の柱で支持したオープンスペース付き組立物置が開示されている。
このオープンスペース付き組立物置によれば、中間枠及び左右のけらばが各々水平板部を備えているため、これらの水平板部により補強機能が発揮されて上部枠体の剛性が向上し、風圧による上部枠体のねじれ等が防止され、堅牢なオープンスペース付き組立物置を実現できると記載されている。
また、中間枠や左右のけらばに形成した切欠や孔が隅柱や前後の柱、間柱の位置決め部として機能するので、これらの柱の上部枠体に対する取付け作業が容易になり、施工性が良いと記載されている。
実公平2-043125号公報
しかしながら、上記特許文献1に係るオープンスペース付き組立物置では、オープンスペース内に何を収容し、設置するかについて記載はない。仮に特許文献1に係るオープンスペースを自転車の駐輪場所として使用することを考えた場合、単純にオープンスペース内に自転車を並べて駐輪すると、自転車の間隔が不均一になり、自転車が倒れやすいという課題があった。
一方、自転車の前輪の駐輪位置を規定するガイドに挿入して前輪の前部を固定する方法も考えられるが、設置コストが高くなるとともに、そのようなガイドの存在が自由な自転車の駐輪を逆に阻害してしまう課題もあった。
特に個人の家屋に設けられる場合では、普段は自転車の駐輪スペースとして使用しているが、ある時には、自転車でなく、電動駆動型自転車、自動二輪や車椅子などもオープンスペースに一時的に置きたい場合もあり、その点、駐輪位置を規定するガイドを設ける構成では、融通性に欠けるという課題があった。
本考案は上記従来技術の課題を解決するためになされたものである。
本考案の目的は、簡単な構成で自転車の車輪を挿入して駐輪の助けとなるガイドを備えた連結型自転車収納庫を提供することにある。
本考案の他の目的は、駐輪の助けとなるガイドを有しつつも、必要に応じて他の用途にも使用できる連結型自転車収納庫を提供することにある。
本考案の第1態様に係る連結型自転車収納庫は、
各種収納庫と自転車収納庫を連結可能に構成される連結型自転車収納庫であって、
自転車を収納及び取り出す開口部を正面開放部とし、各種収納庫の開閉部を正面開閉部とした場合に、前記各種収納庫の側面部と前記自転車収納庫の側面部とを連結する側面連結具、又は前記各種収納庫の天面部と前記自転車収納庫の天面部とを連結する天面連結具の2種類の連結具のうち少なくとも一方を設け、
前記自転車収納庫の左側面部、右側面部、後側面部の少なくとも一つに、収容された前記自転車の車輪端部を逃げる逃げ部を設けた、ことを特徴とする。
本考案の第2態様は、前記第1態様に記載の連結型自転車収納庫であって、
前記逃げ部が切欠部又は凹部で構成され、前記左側面部、前記右側面部、前記後側面部の少なくとも一つの側面部の内部の部材に前記切欠部又は前記凹部が形成されている、ことを特徴とする。
本考案の第3態様は、前記第1態様に記載の連結型自転車収納庫であって、
前記左側面部と前記右側面部の両方に前記逃げ部が設けられている、ことを特徴とする。
本考案の第4態様は、前記第1態様に記載の連結型自転車収納庫であって、
前記各種収納庫に庫側天面部と同じ高さのサポート側天面部を設け、
前記庫側天面部と前記サポート側天面部とをデザイン的に統一し、
前記各種収納庫の縦方向幅と前記自転車収納庫の縦方向幅を同一に設定し、
前記天面連結具を設け、
前記庫側天面部と前記サポート側天面部とを前記天面連結具によって連結した、ことを特徴とする。
本考案の第5態様は、前記第1態様又は第2態様に記載の連結型自転車収納庫であって、
前記側面連結具と前記天面連結具を共に設け、
前記各種収納庫用の庫側側面係合部、庫側天面係合部と、
前記自転車収納庫用のサポート側側面係合部、サポート側天面係合部と、が予め形成されており、
各種収納庫と自転車収納庫の連結時に、
前記側面連結具は、側面固定具を用いて、前記庫側側面係合部と前記サポート側側面係合部とを着脱自在に固定し、
前記天面連結具は、天面固定具を用いて、前記庫側天面係合部と前記サポート側天面係合部とを着脱自在に固定する、ことを特徴とする。
本考案であれば、簡単な構成で自転車の車輪を挿入して駐輪の助けとなるガイドを備えた連結型自転車収納庫を提供できる。また、駐輪の助けとなるガイドを有しつつも、必要に応じて他の用途にも使用できる連結型自転車収納庫を提供できる。
本実施形態に係る連結型自転車収納庫を各種収納庫に連結した状態の斜視図である。 本実施形態に係る連結型自転車収納庫において、正面側から見た側面連結具の一例を示す要部斜視図である。 本実施形態に係る連結型自転車収納庫において、側面連結具を正面右斜め下方から見た要部斜視図である。 本実施形態に係る連結型自転車収納庫において、側面連結具を前後の面のそれぞれにおいて複数個設けた一例を示す斜視図である。 本実施形態に係る連結型自転車収納庫において、天面連結具を正面下方側から見た要部斜視図である。 本実施形態に係る連結型自転車収納庫において、逃げ部の一例を示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本考案の一実施形態に係る連結型自転車収納庫の一例について説明する。
本実施形態に係る連結型自転車収納庫1(以下、適宜、自転車収納庫1と略称することもある)とは、物置等として使用される各種収納庫20に連設して設けられる自転車収納庫である。連結型自転車収納庫1はサイクルポートとも呼ばれることがあるが、図書館、ショッピングセンターなどの室内室外の共用スペースにおいて広く、不特定者の多数の自転車を駐輪する使用形態のみならず、必要であれば、個人の住宅敷地内や室内で使用する形態も採用できる自転車収納庫である。
図1~図6における連結型自転車収納庫1の説明において、連結型自転車収納庫1の横方向又は左右方向とは、連結型自転車収納庫1の横幅方向(図1では長手方向で示されている)を示す方向であり、図1中矢印Xで示す方向である。連結型自転車収納庫1の前後方向(奥行方向)とは、横方向に対して平面視で直交する方向であり、図1中矢印Yで示す方向である。また、連結型自転車収納庫1の高さ方向とは、連結型自転車収納庫1を屋外地面や室内の床面等に立設する方向であり、図1中矢印Zで示す方向である。
(連結型自転車収納庫1)
図1に示すように、本実施形態において、連結型自転車収納庫1中に自転車(図示せず)を収納する前面が開放された空間領域を正面開放部17と称している。また、各種収納庫20のスライド扉27等によって構成される開閉部を正面開閉部26と称している。
なお、以下の説明において、連結型自転車収納庫1の構成要素は「サポート側」を付けて表現し、色々な物を収納する各種収納庫20の構成要素は、「庫側」を付けて表現する。
図1は本実施形態に係る連結型自転車収納庫1を各種収納庫20に連結した状態の斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る連結型自転車収納庫1は、サポート側天面部2と、サポート側収納部3とを有している。サポート側収納部3は、四角形枠体を構成する枠体部4と、前後一対の上横材部8とで、サポート側収納部3の門形のフレームが構成される。左右一対の枠体部4は4本の支柱5と、上縦材部6と、下縦材部7とから構成されている。前後一対の上横材部8、支柱5、上縦材部6、下縦材部7はそれぞれ四角管で構成されている。
枠体部4の4本の支柱5に左側面部9、右側面部10、後側面部15が取り付けられることによって、正面開放部17を有し、平面視でコ字形の自転車収納庫1が構成される。左側面部9、右側面部10、後側面部15の上下位置には、それぞれ上開口11と下開口12が設けられている。
サポート側天面部2は、天板18と左右の側板19、前後の側板16を有する箱体で構成されている。また、サポート側天面部2は、左右の側板19、前後の側板16にそれぞれ連接して下方に延びる取付板(図示せず)を有している。それらの取付板は上横材部8,8と上縦材部6,6にリベットやネジなどの固定具で固定されている。このようにして上横材部8,8と上縦材部6,6にサポート側天面部2が固定される。
(各種収納庫20)
各種収納庫20は、庫側天面部21と庫側本体部22とを有している。庫側本体部22は4本の支柱(図示せず)に図示しない上横杆、下横杆、上縦杆、下縦杆を取り付けた構成によって、長方形状の庫枠体部28が構成されている。そしてその長方形状の庫枠体部28に左側板23、右側板24、後側板(図示せず)、底板(図示せず)を取り付けて箱体状の収納庫を構成している。
庫側天面部21は、前記した連結型自転車収納庫1と同様に、天板49と天板49から下方に垂れ下がる4つの取付板(図示せず)が設けられている。それらの取付板は上横杆と上縦杆に固定されている。
また、各種収納庫20の正面側の開閉部を正面開閉部26としてある。図1に示す構成では正面開閉部26としてスライド扉27が示されているが、観音開き型の正面開閉部26を採用することもできる。
本実施形態では、各種収納庫20の側面部と自転車収納庫1の側面部とを連結する側面連結具32、又は各種収納庫20の天面部と自転車収納庫1の天面部とを連結する天面連結具33の2種類の連結具のうち少なくとも一方を設けて、各種収納庫20と自転車収納庫1を連結する。
図2は側面連結具32による連結形態の一例を示す要部斜視図である。
各種収納庫20の支柱(図示せず)に、庫側側面係合部35として雌ネジ孔やボルト挿通孔等を予め形成しておき、自転車収納庫1の支柱5に、サポート側側面係合部36として雌ネジ孔やボルト挿通孔等を予め形成しておく。また、図5に示すように、各種収納庫20の天面部に庫側天面係合部37として雌ネジ孔やボルト挿通孔等を予め形成しておき、自転車収納庫1の天面部に、サポート側天面係合部38として雌ネジ孔やボルト挿通孔等を予め形成しておく。
(側面連結具32による連結)
図2に示すように、自転車収納庫1の支柱5と各種収納庫20の支柱対応部とを前後の2箇所において、側面連結具32で連結するとともに、その側面連結具32をネジ等の側面固定具41によって着脱自在かつ連結自在に固定している。
図4は前側と後側において、支柱5による連結箇所を2箇所にした構成を示す斜視図である。外部に設置され、強い風が吹く場所では、必要な連結強度に応じて、連結箇所を増やすことができる。この構成であれば、各種収納庫20の支柱と自転車収納庫1の支柱5間を繋ぐ側面連結具32で連結できるので、構成が簡単で安価に製造できる利点がある。
(天面連結具33による連結)
図5は天面連結具33による連結形態の一例を示す要部斜視図である。
図5に示すように、サポート側天面部2のサポート側当接部31と、庫側天面部21の庫側当接部30とを隙間がないように当接させた状態で、サポート側天面部2,庫側天面部21の下面間を架け渡すように天面連結具33を取り付けることによって着脱自在かつ連結自在に固定している。
天面連結具33は、最低でも前側と後側の2箇所において天面固定具42により固定される。この構成であれば、サポート側当接部31と庫側当接部30が屋根の前後方向で当接する構成であり、各天面部の前後方向の両端部において移動しないように固定するので、風などが吹いた場合でも屋根部の変形を防止する効果が高くなる。
(車輪の逃げ部46)
次に、自転車収納庫1の3つの側面部のいずれかの側面部に逃げ部46を形成した構成について説明する。
図6は本実施形態に係る逃げ部46の一例を示した図であり、サポート側収納部3内部の様子を示す斜視図である。
前記したように自転車の位置を規定するガイドを設ける方法とは違って、本実施形態では、自転車収納庫1の左側面部9、右側面部10、後側面部15の少なくとも一つの側面部に、収容された自転車の車輪50の車輪端部を逃げる逃げ部46を設けている。逃げ部46は、側面部が有する内部の部材に切欠部45又は、その内部の部材を凹ませた凹部(図示せず)を設けることで構成する。
図1及び図4に示すような実施形態は、比較的、小さい自転車収納庫1を示しており、横長、縦短の形状とされているので、サポート側収納部3内の収納空間には、自転車は後側面部15と平行な方向に並んで駐輪される場合が多い。この場合では、自転車の前輪は、左側面部9又は右側面部10のいずれかの側面側に位置することになる。そこで、図6に示すように、左側面部9の内部の部材44に切欠部45を設けて、自転車の車輪50、即ち、前輪又は後輪の車輪端部を逃げるようにしてある。
このような構成であれば、切欠部45が、前輪又は後輪を所定位置に駐輪するガイド部材となり、駐輪する場合の位置決めの目安(助け)となる。図1の構成では、左側面部9だけでなく右側面部10にも切欠部45を設けた構成が示してある。
このように構成することで、通常のガイドを新しく設ける場合に比べて製造費用を格段に安くすることができる。
なお、逃げ部46には、嵌まり込んだ車輪50を固定するチェーンなどの各種の固定部材を設けても良い。
図1、図4、及び図6に示す実施形態では、逃げ部46を左側面部9又は/及び右側面部10に設けた例を示したが、後側面部15の内部の部材に逃げ部(図示せず)を設け、左側面部9と平行に自転車を駐輪する構成も採用することができる。
(その他の構成)
サポート側天面部2と庫側天面部21は形状、デザイン、色彩等の構成において、統一性のあるものとされることが好ましい。図1に示す構成において、屋根上に糸筋の凹線47が形成され、前面上部の角部が前方に突出した側板16を自転車収納庫1と各種収納庫20とが共に有しているので、デザイン的に統一性のあるものとなっている。
また、図1に示す構成では、切妻屋根、寄棟屋根、方形屋根などの複雑な屋根でなく、平面形の屋根が採用されている。室内で用いる場合、平面形の屋根であれば、その屋根上に必要な物品等を置くことができ、好都合である。
なお、各種収納庫20の屋根の形が、切妻屋根、寄棟屋根、方形屋根などの構成であれば、統一性を持たせる点において、それぞれ自転車収納庫1の屋根も同じ、切妻屋根、寄棟屋根、方形屋根などで構成されることが好ましい。また、各種収納庫20と連結型自転車収納庫1の屋根を同じ高さに設定し、縦方向幅も同じにすることが好ましい。
このような統一性を有する構成であれば、各種収納庫20と連結型自転車収納庫1が連結された場合において、見た目に美しい外観を形成できる。
自転車収納庫1の左右方向及び前後方向の大きさによって、駐輪(サポート)できる自転車の数は決まる。複数の自転車を左右方向に並列してサポートする場合は、自転車収納庫1の左右側面部に複数の逃げ部が設けられる。同様に、自転車収納庫1の後側面部15に逃げ部を設けた構成では、前後方向と平行に一つ又は複数の自転車が逃げ部によってサポートされることになる。
図1に示される連結型自転車収納庫1に収納される自転車の個数は、数台程度である。なお、連結型自転車収納庫1は、10台以上の自転車を駐輪できる大きさを有するものも採用できる。
図3は自転車収納庫1の内部を示す図であり、サポート側収納部3内に設けられるフック部40を説明するための図である。
サポート側収納部3内に左側面部9側又は右側面部10側にフック部40を設けることで色々な用途に使用することができる。そのような用途としては自転車の固定、自転車付属品の吊り下げ等が挙げられる。また、物干し竿等もかけることができる。
連結型自転車収納庫1の4本の支柱5の下端部には地中固定具13がそれぞれ設けられている。図1に示す構成では、地中固定具13は逆L字形の金具等で構成されている。
[その他の変形例]
本考案は、前記各実施形態に限定されず、本考案の要旨内において変形が可能である。
前記各種収納庫20は各種収納庫20の右側に自転車収納庫1を連設する構成を想定して説明したが、各種収納庫20の左側に自転車収納庫1を連設する構成も採用できる。また、各種収納庫20の左右両側に自転車収納庫1を連接する構成も採用できる。つまり、左右両側に接続可能なように、各種収納庫20の左側端又は右側端に位置する支柱や天面部に、庫側側面係合部35、庫側天面係合部37を予め有していることになる。また、同様に、自転車収納庫1の左側端又は右側端に位置する支柱や天面部に、サポート側側面係合部36、サポート側天面係合部38を有していることになる。また、必要であれば、各種収納庫20の左側又は右側に連結された自転車収納庫1に別の自転車収納庫1を連結することも可能である。
以上、実施形態を例示して本考案を説明したが、本考案の技術的範囲は上記実施形態に記載の構成には限定されない。本考案の技術的範囲は、実用新案登録請求の範囲の記載に基づいて判断されるべきであり、その範囲内であれば、多様な変形や構成の追加、又は改良が行えることは言うまでもない。
1:連結型自転車収納庫
2:サポート側天面部(天面部の一例)
9:左側面部
10:右側面部
15:後側面部
17:正面開放部
20:各種収納庫
21:庫側天面部(天面部の一例)
26:正面開閉部
32:側面連結具
33:天面連結具
35:庫側側面係合部
36:サポート側側面係合部
37:庫側天面係合部
38:サポート側天面係合部
41:側面固定具
42:天面固定具
45:切欠部
46:逃げ部
X:横方向(左右方向)
Y:前後方向(奥行方向)
Z:高さ方向

Claims (5)

  1. 各種収納庫と自転車収納庫を連結可能に構成される連結型自転車収納庫であって、
    自転車を収納及び取り出す開口部を正面開放部とし、前記各種収納庫の開閉部を正面開閉部とした場合に、前記各種収納庫の側面部と前記自転車収納庫の側面部とを連結する側面連結具、又は前記各種収納庫の天面部と前記自転車収納庫の天面部とを連結する天面連結具の2種類の連結具のうち少なくとも一方を設け、
    前記自転車収納庫の左側面部、右側面部、後側面部の少なくとも一つに、収容された前記自転車の車輪端部を逃げる逃げ部を設けた、ことを特徴とする連結型自転車収納庫。
  2. 前記逃げ部が切欠部又は凹部で構成され、前記左側面部、前記右側面部、前記後側面部の少なくとも一つの側面部の内部の部材に前記切欠部又は前記凹部が形成されている、請求項1に記載の連結型自転車収納庫。
  3. 前記左側面部と前記右側面部の両方に前記逃げ部が設けられている、請求項1に記載の連結型自転車収納庫。
  4. 前記各種収納庫に庫側天面部と同じ高さのサポート側天面部を設け、
    前記庫側天面部と前記サポート側天面部とをデザイン的に統一し、
    前記各種収納庫の縦方向幅と前記自転車収納庫の縦方向幅を同一に設定し、
    前記天面連結具を設け、
    前記庫側天面部と前記サポート側天面部とを前記天面連結具によって連結した、請求項1に記載の連結型自転車収納庫。
  5. 前記側面連結具と前記天面連結具を共に設け、
    前記各種収納庫用の庫側側面係合部、庫側天面係合部と、
    前記自転車収納庫用のサポート側側面係合部、サポート側天面係合部と、が予め形成されており、
    各種収納庫と自転車収納庫の連結時に、
    前記側面連結具は、側面固定具を用いて、前記庫側側面係合部と前記サポート側側面係合部とを着脱自在に固定し、
    前記天面連結具は、天面固定具を用いて、前記庫側天面係合部と前記サポート側天面係合部とを着脱自在に固定する、請求項1又は請求項2に記載の連結型自転車収納庫。
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