JP3244173U - 建築工事用手摺 - Google Patents

建築工事用手摺 Download PDF

Info

Publication number
JP3244173U
JP3244173U JP2023002984U JP2023002984U JP3244173U JP 3244173 U JP3244173 U JP 3244173U JP 2023002984 U JP2023002984 U JP 2023002984U JP 2023002984 U JP2023002984 U JP 2023002984U JP 3244173 U JP3244173 U JP 3244173U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
pipe
leg
girder
construction work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2023002984U
Other languages
English (en)
Inventor
宏一 生巣
Original Assignee
綜建産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 綜建産業株式会社 filed Critical 綜建産業株式会社
Priority to JP2023002984U priority Critical patent/JP3244173U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3244173U publication Critical patent/JP3244173U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Abstract

【課題】外管と、この外管の両側に摺動自在に嵌合される内管とにより構成され、全体が長方形の枠状を呈している伸縮自在の手摺桁と、この手摺桁を支持する複数本の手摺脚とにより構成され、手摺脚は、その先端に固着されたパイプと中間部に介在されたパイプを備え、このパイプが前記手摺桁の内管に摺動自在に嵌合される建築工事用手摺において、手摺脚は中間部に介在されたパイプよりも手摺脚本体であるたてパイプが勝ち、上まで一体物として構成できるので、強度の低下を防ぐことができる建築工事用手摺を提供する。【解決手段】中間部に介在されたパイプ16bは手摺脚に横貫通孔21を形成してこの横貫通孔21に挿入し、かつ溶接固定してなり、手摺脚16はパイプ16bを咥え込みながら上端まで一体物としてその連続性を確保した。【選択図】図1

Description

本考案は、建築工事用の手摺に関し、特に躯体に形成される開口部の遮断に有用で、且つ設置が非常に簡易な手摺である。
近年、人口の過密化が著しい大都市圏にあって、コンクリート建築物の高層化が顕著である。 このコンクリート建築物は、柱、梁、及び壁の型枠を組み立て、更にスラブ型枠を組み立てた後、コンクリートの打設を行って躯体を構築し、その後に建具の取り付けや設備の導入が成されている。
ところで、そのコンクリート建築物の工事中、柱間などに形成される躯体の開口部には、保安上手摺が設けられている。
従来、開口部の口幅に応じて手摺桁の長さ調整を行える手摺として、図11に示すような、鋼管などから成る外管2aと内管2bを嵌合した伸縮自在の手摺桁2と、この手摺桁2に固着した手摺脚3,3とにより構成され、前記開口部に立設した鞘管に手摺脚3,3が差し込まれるようになっている手摺1が知られている。
なお、内管2bは、外管2aに設けられた蝶ボルト4によって固定されるようになっている。
また、手摺脚3,3は、図示するように、一方が外管2aに固着せしめられ、他方が内管2bに固着せしめられている。
この従来の手摺1は左右の片側のみ伸縮するので、下記欠点有を有する。
(1)開口部の口幅に応じて手摺桁2の長さ調整を行えるので好ましいが、手摺脚3,3の幅もそれと同時に変わるので、この手摺脚3,3が差し込まれる鞘管の位置を正確に決めておかないと、手摺桁3の長さが開口部の口幅より大きくなり、この手摺1が設置できなくなる危険性があった。
(2)また、開口部の柱に仕上げの塗装を施す場合、これに近接する手摺1が障害となるケースが多々あり、作業上の問題とされていた。
下記特許文献はかかる欠点を解消するものとして提案されたもので、左右の両側に伸縮部を設けている。
実開平7-26481号公報
特許文献1は、図8に示すように、手摺桁11と手摺脚16,17からなり、手摺桁11は、外管12と、この外管12の両側に摺動自在に嵌合される内管14,15とにより構成され、全体が長方形の枠状を呈する。
前記外管12は、ステンレス鋼管などから成る複数のパイプ12a,12b,12c,12dを相互に連結せしめることによって構成され、同径とされている前記パイプ12a,12bが平行し、このパイプ12a,12bに前記パイプ12c,12dが直交して格子状をなしている。
一方、内管14,15は、前記パイプ12a,12bの内径とほぼ同一の外径を有するステンレス鋼管などをU字形に湾曲して成り、その両端が上述の如く外管12のパイプ12a,12bに摺動自在に嵌合される。
前記パイプ12aの両端には蝶ボルト13a,13bが螺入されていて、嵌合された内管14,15を保持できる。
他方、手摺脚16,17は、ステンレス鋼管などから成り、その一方の手摺脚16が手摺桁11に対して摺動自在に取り付けられている。
即ち、手摺脚16は、その先端に固着されたパイプ16aと中間部に介在されたパイプ16bを備え、このパイプ16a,16bが前記手摺桁11の内管14に摺動自在に嵌合されているのである。
なお、他方の手摺脚17は、前記外管12のパイプ12bに直交する状態に固着されているが、図8に示すようにこれを手摺桁11の内管15に摺動自在に嵌合される手摺脚16に置き換えてもよい。
前記前記手摺脚16のパイプ16a,16bは、内管14の外径とほぼ同一の内径を有するステンレス鋼管などから成り、その軸線は手摺脚16に直交している。
パイプ16aには、図示する如く蝶ボルト16cが螺入されていて、手摺脚16を所定の位置に固定できる。
図中18,19は、塩化ビニールなどの合成樹脂から成るキャップで、凸字状を呈する筒体で、径の小さい上側が前記手摺脚16,17の基端に嵌合される。
前記手摺桁11は蝶ボルト13a,13bを緩めることにより伸縮自在であり、且つ手摺脚16は蝶ボルト16cを緩めることによって内管14に沿って摺動するようになる。 従って、手摺桁11の長さ調整と手摺脚16,17の幅調整を別々に行うことができる。
前記特許文献1における手摺桁11の内管15に摺動自在に嵌合される手摺脚16は、前記のようにパイプ16a,16bは、内管14の外径とほぼ同一の内径を有するステンレス鋼管などから成り、その軸線は手摺脚16に直交しているもので、特に中間部に介在されたパイプ16bの部分においては図10に示すように、手摺脚16は分断して、パイプ16bにその端部を溶接していた。
このように、横パイプであるパイプ16bが勝っており、そのため、手摺脚16は上まで一体物とはならず、手摺脚の強度に不安がある。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、 外管と、この外管の両側に摺動自在に嵌合される内管とにより構成され、全体が長方形の枠状を呈している伸縮自在の手摺桁と、この手摺桁を支持する複数本の手摺脚とにより構成され、手摺脚は、その先端に固着されたパイプと中間部に介在されたパイプを備え、このパイプが前記手摺桁の内管に摺動自在に嵌合される建築工事用手摺において、手摺脚は中間部に介在されたパイプよりも手摺脚本体であるたてパイプが勝ち、上まで一体物として構成できるので、強度の低下を防ぐことができる建築工事用手摺を提供することにある。
前記目的を達成するため本考案は、外管と、この外管の両側に摺動自在に嵌合される内管とにより構成され、全体が長方形の枠状を呈している伸縮自在の手摺桁と、この手摺桁を支持する複数本の手摺脚とにより構成され、手摺脚は、その先端に固着されたパイプと中間部に介在されたパイプを備え、このパイプが前記手摺桁の内管に摺動自在に嵌合される建築工事用手摺において、前記中間部に介在されたパイプは手摺脚に横貫通孔を形成してこの横貫通孔に挿入し、かつ溶接固定してなり、手摺脚は前記中間部に介在されたパイプを咥え込みながら上端まで一体物としてその連続性を確保したこと、および、中間部に介在されるパイプの径は手摺脚の径よりも小径であることを要旨とするものである。
請求項1記載の本考案によれば、手摺脚は中間部に介在されたパイプは手摺脚に横貫通孔を形成してこの横貫通孔に挿入し、かつ溶接固定してなるので、中間部に介在されたパイプよりも手摺脚本体であるたてパイプが勝ち、手摺脚はこれらパイプを咥え込みながら上端まで一体物としてその連続性を確保できるので、強度の低下を防ぐことができる。
請求項2記載の本発明によれば、パイプの径は手摺脚の径よりも小径であるので、手摺脚に横貫通孔を形成してこの横貫通孔に挿入するのに支障がない。
以上述べたように本考案の建築工事用手摺は、外管と、この外管の両側に摺動自在に嵌合される内管とにより構成され、全体が長方形の枠状を呈している伸縮自在の手摺桁と、この手摺桁を支持する複数本の手摺脚とにより構成され、手摺脚は、その先端に固着されたパイプと中間部に介在されたパイプを備え、このパイプが前記手摺桁の内管に摺動自在に嵌合される建築工事用手摺において、手摺脚は中間部に介在されたパイプよりも手摺脚本体であるたてパイプが勝ち、上まで一体物として構成できるので、強度の低下を防ぐことができるものである。
本考案の建築工事用手摺の1実施形態を示す伸長した状態の正面図である。 本考案の建築工事用手摺の1実施形態を示す縮小した状態の正面図である。 本考案の建築工事用手摺の要部である手摺脚の部分正面図である。 本考案の建築工事用手摺の要部である手摺脚の部分側面図である。 本考案の建築工事用手摺の1実施形態を示す分解正面図である。 本考案の建築工事用手摺の他の実施形態を示す伸長した状態の正面図である。 本考案の建築工事用手摺の他の実施形態を示す縮小した状態の正面図である。 従来例を示す分解斜視図である。 従来例の他例を示す正面図である。 従来例の手摺脚の部分側面図である。 従来の建築工事用手摺を示す正面図である。
以下、図面について本考案の建築工事用手摺の実施の形態を詳細に説明する。図1は本考案の建築工事用手摺の1実施形態を示す伸長した状態の正面図、図2は同上縮小した状態の正面図で、前従来例を示す図6、図7と同一構成要素には同一参照符合を付したものである。
図中11は手摺桁、16は手摺脚で、手摺桁11は外管12と、この外管12の両側に摺動自在に嵌合される内管14,15とにより伸縮自在に構成され、全体が長方形の枠状を呈している。
なお、前記外管12は、ステンレス鋼管などから成る複数のパイプ12a,12b,12c,12dを相互に連結せしめることによって格子状に構成され、同径とされている前記パイプ12a,12bが平行し、このパイプ12a,12bに前記パイプ12c,12dが直交している。
一方、内管14,15は、前記パイプ12a,12bの内径とほぼ同一の外径を有するステンレス鋼管などをU字形に湾曲して成り、その両端が前記の如く外管12のパイプ12a,12bに摺動自在に嵌合される。
なお、前記パイプ12aの両端には、図示する如くリングボルト20a,20bが螺入されていて、嵌合された内管14,15を保持できる。
他方、手摺脚16は、ステンレス鋼管などから成り、手摺桁11に対して左右に配置され、摺動自在に取り付けられている。
即ち、手摺脚16は、その先端に固着されたパイプ16aと中間部に介在されたパイプ16bを備え、このパイプ16a,16bが前記手摺桁11の内管14、15に摺動自在に嵌合される。
なお、他の実施形態と図6,図7に示すように、左右の手摺脚16の一方を前記外管12のパイプ12bに直交する状態に固着した手摺脚17としてもよい。
前記手摺脚16では、前記パイプ16a,16bは、内管14の外径とほぼ同一の内径を有するステンレス鋼管などから成り、その軸線は手摺脚16に直交している。
更に、一方のパイプ16aには、図示する如くリングボルト20cが螺入されていて、手摺脚16を所定の位置に固定できるようになっている。
前記手摺脚16で、 前記中間部に介在されたパイプ16bを設けるに際して本考案は図3,図4に示すように、手摺脚16の本体である縦パイプに横貫通孔21を形成してこの横貫通孔21にパイプ16bを挿入し、かつ溶接固定した。
パイプ16bの径は手摺脚16の径よりも小径であり、一例として手摺脚16の縦パイプの径をφ48.5とすると、パイプ16bの径はφ34であり、前記横貫通孔21は径35であり、横貫通孔21にパイプ16bを挿入し、かつ全周溶接で固定する。
このようにして、手摺脚16はパイプ16bを咥え込みながら上端まで一体物としてその連続性を確保した。
手摺脚16の先端に固着するパイプ16aは、その径はパイプ16bと同径でよいが、手摺脚16の先端を少しつぶし、U字形の溝切欠きを設けてここに収め、溶接する。
なお、図示は省略するが、手摺脚16,17の基端に凸字状を呈する筒体で、塩化ビニールなどの合成樹脂から成るキャップを嵌合する。
このようにして、前記手摺桁11はリングボルト20a,20bを緩めることにより内管14、15を引き出すことで伸縮自在であり、且つ手摺脚16はリングボルト20cを緩めることによって内管14、15に沿って摺動するようになる。
従って、手摺桁11の長さ調整と手摺脚16の幅調整を別々に行うことができる。
次に、使用法について説明すると、本考案の建築工事用手摺は、躯体における柱H,Hの間に形成される開口部Rなどを遮断し、作業者の転落を防止するものである。
柱間におけるスラブには、手摺脚16または手摺脚17の外径とほぼ同一の内径を有する鞘管が立設されており、その鞘管に手摺脚16,17を差し込むことにより本願手摺が設置されている。
なお、柱の仕上げなどを行う場合、リングボルト20a,20b,20cを緩めて手摺桁11を縮小させれば、手摺桁11が作業の障害となることはない。
1…手摺 2…手摺桁
2a…外管 2b…内管
3…手摺脚 4…蝶ボルト
11…手摺桁 12…外管
12a,12b,12c,12d…パイプ
13a,13b…蝶ボルト
14,15…内管 16,17…手摺脚
16a,16b…パイプ 16c…蝶ボルト
18,19…キャップ 20a,20b,20c…リングボルト
21…横貫通孔

Claims (2)

  1. 外管と、この外管の両側に摺動自在に嵌合される内管とにより構成され、全体が長方形の枠状を呈している伸縮自在の手摺桁と、この手摺桁を支持する複数本の手摺脚とにより構成され、手摺脚は、その先端に固着されたパイプと中間部に介在されたパイプを備え、このパイプが前記手摺桁の内管に摺動自在に嵌合される建築工事用手摺において、
    前記中間部に介在されたパイプは手摺脚に横貫通孔を形成してこの横貫通孔に挿入し、かつ溶接固定してなり、手摺脚は前記中間部に介在されたパイプを咥え込みながら上端まで一体物としてその連続性を確保したことを特徴とする建築工事用手摺。
  2. 中間部に介在されるパイプの径は手摺脚の径よりも小径である請求項1記載の建築工事用手摺。
JP2023002984U 2023-08-18 2023-08-18 建築工事用手摺 Active JP3244173U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023002984U JP3244173U (ja) 2023-08-18 2023-08-18 建築工事用手摺

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023002984U JP3244173U (ja) 2023-08-18 2023-08-18 建築工事用手摺

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3244173U true JP3244173U (ja) 2023-10-16

Family

ID=88326053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023002984U Active JP3244173U (ja) 2023-08-18 2023-08-18 建築工事用手摺

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3244173U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105862602B (zh) 空心混凝土斜塔的翻转式模板系统及其施工方法
KR102276051B1 (ko) 시스템비계
JP3244173U (ja) 建築工事用手摺
CN110005203B (zh) 一种自适应工具式斜墙模板支撑体系及使用方法
JPH08284439A (ja) 重荷重形型枠支保工ならびにその部材
CN216194062U (zh) 临时支撑结构
CN207144467U (zh) 一种相邻墙体狭小空间模板安装结构
CN113235898A (zh) 一种悬挑脚手架及其施工工艺
KR102444870B1 (ko) 고소작업용 합벽지지대 설치장치
CN214658863U (zh) 倾角大于45°的长斜面清水混凝土模板支撑体系
CN214005382U (zh) 桥梁盖梁抱箍支模体系
JP6452253B2 (ja) 骨組構造物
JP2602341Y2 (ja) 建築工事用手摺
US3045313A (en) Scaffold for supporting formwork, particularly sliding or climbing molds
CN209907895U (zh) 一种爬架附着装置
CN215167840U (zh) 一种悬挑脚手架
CN104806018A (zh) 钢框木模组合模板施工工艺
CN209923965U (zh) 一种房建桩基桩头加固结构
CN205637594U (zh) 一种建筑专用外挂式作业平台
JP2007032124A (ja) ブロック塀補強構造
CN216109711U (zh) 一种适用于转角的构造柱模板加固体系
CN211597674U (zh) 一种可调高度的立杆支撑结构
CN220620985U (zh) 一种便于周转的墙柱钢筋绑扎操作平台
JP2014185440A (ja) 型枠構造物
CN209837748U (zh) 一种顶撑式防护架

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3244173

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150