JP3243609B2 - 酒燗器の洗浄方法及び酒燗器 - Google Patents

酒燗器の洗浄方法及び酒燗器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、酒燗器の洗浄に
関し、詳しくは、酒燗器内の酒の管路を洗浄液で洗浄す
る方法、及びこの様な洗浄の行える酒燗器に関する。
【0002】
【従来の技術】酒燗器には、酒を吸入して管路に流し、
流す過程で酒を加熱して燗酒を排出するものがあり、主
に業務用として用いられている。加熱に当たっては、管
路の一部をコイル状に形成して湯漕に浸け置き配置し、
湯漕の湯で燗付けする湯煎式のものがある。また、ヒー
ターなどを管路の一部として配置しておき、流す過程で
このヒーターに直接加熱される直加熱式のものがある。
【0003】また燗付け温度は、人肌燗とされる40℃
台の温度から、熱燗まで様々であるが、熱燗の場合は給
仕するまでの燗冷めを見込んで70℃強の温度に加熱し
ており、この様な所望温度に自動調整される様になって
いる。その為には、温度センサなどにより加熱しすぎな
い構造を採り、例えば80〜95℃程度の高温になるこ
とは一般にない。
【0004】この様な酒燗器は、1日の業務が終了する
と、酒燗器に設けられているドレン管から残酒を取り除
き、水で洗浄する様になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ただ、この様な洗浄は
日々行うことになっているものの、水洗い洗浄であるた
め洗浄不十分な傾向にあり、長年の使用の間に管路の汚
れ、これに伴う雑菌の繁殖、カビ類の発生、更には異臭
味、悪臭発生の虞がある。そのため、洗浄をより丁寧に
行わねばならない。
【0006】しかも実際には、店員の手抜きにより残酒
のドレン抜きだけに止まり、洗浄を省略してしまうこと
も多く、更にはドレン抜きさえも省略されてしまうこと
もある。この様な場合であれば、汚れも進行しやすく、
管路の内部に一旦付着した汚れは通常の水洗浄では落ち
なくなる。汚れがひどくなり、落ちなくなった場合に
は、酒燗器を分解して洗浄することとなり、大変面倒で
ある。
【0007】また分解する程ではない場合、水を酒同様
に加熱して流す方法が考えられるが、温度制御により、
燗付け温度以上にはならない様になっていて、洗浄効果
の乏しいものである。また酒燗器は燗付け温度以上の加
熱能力が元々不要なため、その様な高温加熱を予定して
おらず、常温の水を1回流しただけでは熱湯にすること
のできない。特に湯煎式の場合は、湯漕側の温度が沸点
の100℃未満であるため、湯漕/管路間の温度勾配が
緩くなり、流しながらの加熱では高温にすることが事実
上不可能である。
【0008】また仮に、燗付け温度程度(70℃強)の
湯で洗浄したとしても、管路は加熱された箇所から後流
箇所のみに湯が届き、上流の吸入口側は湯が届かない。
【0009】以上の問題を鑑み、本発明の目的とすると
ころは、管路の全長が熱湯で洗浄できる洗浄方法とこの
方法が可能な酒燗器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の目的のため、本願
は、両端が吸入口と排出口を成す管路を有し、この管路
に流した酒を加熱して燗酒を排出する酒燗器を前提と
し、酒の代わりに水などの洗浄液を吸入させ、排出口か
ら排出される加熱された洗浄液を前記管路に循環させて
加熱洗浄する様にした(請求項1、2)。洗浄液は、一
般には水でよいが、これに消臭剤、殺菌液などを適宜混
合させた水溶液でもよく、その他、洗浄可能なものなら
何でもよい。以上によれば、循環により、加熱器の手前
部分も熱湯が行き渡る様になる。また、常温の水を1回
流しただけでは熱湯にすることのできない低い加熱能力
であっても、これを循環させることにより高温にするこ
とができる。
【0011】なお、従来の酒燗器は、燗付けに適した温
度に上限制御されたものが多く、この制御をうけると洗
浄液を燗付け温度以上の熱湯にする事はできない。そこ
で通常の燗付けに用いる場合と洗浄する場合とにより、
管路内での酒或いは洗浄液の加熱温度(特許請求の範囲
に記載した「管路への加熱温度」)を、燗付温度とこれ
より高温の加熱洗浄用温度とに選択可能な様にした(請
求項3)。
【0012】ただ、熱湯が管路内で沸騰すると排出口か
ら熱湯が噴射するなど危険であり、とくに常温の液体を
加熱することを想定した従来の酒燗器に、すでに一度は
加熱され常温より高い温度の洗浄液を吸入させると、沸
騰する可能性がある。よって洗浄の場合には、この様
な、循環吸入される加熱された洗浄液の加熱について
は、非煮沸加熱する様な加熱手段を用いた(請求項
4)。
【0013】循環させるについては、排出口に着脱可能
に接合され、洗浄液を排出時の圧送で吸入口に循環させ
る管材を用いることができる(請求項5)。
【0014】ただ従来、大半の酒燗器は、徳利等に燗酒
を排出する場合、徳利から溢れない様に適量で排出を停
止させる手段(特許請求の範囲に記載した「水位制御手
段」)が備わっており、この手段が前記管材の接合によ
り機能して循環を停止させてしまうことがある。つまり
この水位制御手段は、図11に示す様に排出口3に設け
られた1対の電極32であり、徳利Bなどに燗酒Kを排
出した際に、適量水位になった燗酒Kに電極32が浸か
ることにより通電して、燗酒Kの所定水位に到達したこ
とを検知するものである。そのため、電極の構成などに
よっては、単にゴムホース7を排出口3に挿して図12
に示す様な状態にすると、循環させようとした洗浄液が
水位制御手段に干渉してしまい、循環を停止させてしま
う場合がある。よって本願では、洗浄の際には前記水位
制御手段を無効にする無効手段を設けた(請求項6)。
【0015】一例として、無効手段を、管材と排出部と
の接合部の構造として構築することができ、即ち排出さ
れた洗浄液による前記水位制御手段への干渉が防止する
干渉防止構造にすればよい。例えば、電極が洗浄液に浸
からない様な接合構造にすればよい(請求項7)。
【0016】また酒燗器には、その管路の吸入口側が吸
入ホースで成るもの(後述する実施例2のなかで図6と
して示したもの)があり、これは吸引ホース先端の吸引
キャップを、一升ビンなどの酒容器の注ぎ口に嵌着して
吸引するものがある。この場合、循環のさせ方として
は、排出口から排出された洗浄液を溜め容器(例えば、
丼、ボール、小鍋でもよい)に溜め、これを吸引する様
にしてもよい(請求項8)。
【0017】ただ前述の様な手段のほか、酒燗器の吸入
口に着脱可能に接合される管材を用い、洗浄液を吸入力
で循環させてもよい(請求項9)。例えば、多くの酒燗
器は酒受けに一升ビンを挿し、酒受けに溜まっている酒
を吸引するタイプのものであるが、この吸引口にホース
などの管材を挿して吸引させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の酒燗器の説明を
し、またこれで本発明の洗浄方法の発明の説明を兼ね
る。
【0019】(実施例1)この酒燗器100は、請求項
1〜7に係る発明の実施例であり、図1に示す様に、一
升瓶を逆さに挿す為の容器状の酒受け1と、この酒受け
1底部の吸引口2から排出口3に到る管路4が設けら
れ、途中にポンプ5及びヒーターによる加熱部6がこの
順で介在している。
【0020】酒受け1には第一の温度センサS1が設け
られ、酒受け1に溜められた液体(酒、或いは洗浄液)
の温度を検知する様になっている。ポンプ5はこの酒受
け1から吸入した酒を流速可変に圧送する様になってい
る。加熱部6はヒーターの多数を管路内面に配置したも
のであり、ポンプ5から圧送されてきた酒が直接ヒータ
ーに加熱される様になっている。加熱部6終端の管路内
には第二の温度センサS2が設けられている。
【0021】排出口3は、図2に示す様に徳利などの開
口に挿し込めるよう円筒状になっているが、その先端に
は、外周が一段細くなった接合管31が延設され、図3
に示す様にここに管材としてのホース7を挿して接合で
きる様になっている。また排出口3は外周2箇所に棒状
の電極32が設けられ、こりが排出口の先端方向に突出
しているので、排出先の徳利などの酒に浸かり易くなっ
ており、この様に浸かって通電検知することにより、排
出を停止させる水位制御手段となっている。なお排出口
3の先端には接合管31と電極32とが突出している
が、接合管31と電極32との間はホース7がはまる程
度の間隔Qがある。この接合管31にホース7を接合さ
せると電極32を濡らすことなくホース7に水を圧送す
る事ができ、結果、水位制御手段への干渉が防止される
干渉防止構造となっている。
【0022】この酒燗器100は、図示しない操作部及
び制御部を有し、操作部の操作に基づいて酒燗器100
の制御を行う。操作部では燗モードと洗浄モードが選択
できる様になっていて、何れのモード設定も温度摘みで
制御する温度設定ができる様になっている。設定温度は
モードにより設定できる上限温度が異なり、燗モードが
80℃、洗浄モードが95℃に上限制御される。加熱部
は一定の発熱量に設定されていて、流速制御による温度
調整をベースにしている。流速制御にあたっては、第一
の温度センサS1により酒受け1の液体温度を検知し、
また第二の温度センサS2により加熱部6終端での液体
温度検知し、これらを合わせて流速制御を行っている。
尚、モード設定は上述した様に手動で行うのではなく、
吸引する液体温度により自動設定させてもよい。即ち、
第一の温度センサS1により酒受け1から吸引する液体
温度を検知し、これが一例として40℃を下回るなら燗
モードとし、逆に上回るなら洗浄モードと自動的判断さ
せるのである。液体温度が常温で40℃を上回ることは
なく、これを上回れば、それは循環により一度は加熱さ
れていること、即ち洗浄すべく循環手段が準備がされて
いることを示しているからである。
【0023】なお、洗浄モードの場合には、湯を吸引す
るため、過加熱にならぬよう流速を上げてもなお加熱し
過ぎて沸騰する虞があり、そのため、ヒーターの切入に
よる調整も併用して温度調整を行う。或いは、ヒーター
への電流を抑えて発熱量を下げてもよい。
【0024】次ぎに、酒燗器100の操作について説明
し、制御部の機能を併せて説明する。操作は、最初にモ
ード選択をするが、燗モードを選択した場合のその後の
操作は、従来の酒燗器と同様なため省略し、洗浄モード
の場合のみを説明する。
【0025】洗浄モード選択する場合には、まず、接合
管31に填る太さのホース7を管材として適宜長さ準備
し、図1に示した様にこれを接合管31に挿して接合し
ておく。ホース7の自由端側71は酒受け1に挿してお
き、酒受け1に適量の水Wを洗浄液として入れる。温度
摘みを95℃に設定し、始動スイッチをいれる。
【0026】始動スイッチを入れると、ポンプ5が始動
して酒受け1の水Wが循環し始める。また加熱部6によ
る加熱が始まり、循環するに連れて管路4内の水温が上
昇し設定温度に達したら、ヒーターを一旦切ってそれ以
上の上昇がないよう制御され、以後、必要に応じたヒー
ターの入切により、非煮沸状態を維持した加熱が成され
る。
【0027】この様な状態により、温度制御された熱湯
により洗浄されるので、熱湯消毒も併せてなされ、洗浄
効果が大である。
【0028】なお、上記実施例のほか、水位制御手段へ
の干渉を防止する干渉防止構造を以下の様に実施しても
よい。つまり、上記した接合管のない図4に示す様な排
出口3であれば、ホース7の接合部分に継ぎ手72の部
材を設けておき、この継ぎ手72が例えば排出口3外周
に突設した突部33などに嵌合するなどして、図5に示
す様にホース7を接合すればよい。そして継ぎ手72
は、排出口端面34に圧接させられる箇所を、排出口か
ら突出している電極を避けて圧接される様に形成し(図
5のP)、更に、継ぎ手側端部にOリング721を固着
させておけば、排出口3からの水は電極を濡らすことな
く、ホース7に圧送される。
【0029】水位制御手段は無効手段の一種であるが、
このほか、洗浄モードの選択に基づいて水位制御手段を
電気的に停止させてもよい。
【0030】(実施例2)次ぎに、請求項8に係る発明
の実施例を示す。この実施例の酒燗器200は循環のさ
せ方が異なるが、多くは実施例1と同じなので、相違点
のみを説明する。この酒燗器200は、本願出願人が先
に提案した特願平10−37203に提案したキャップ
を用いたものである。つまり図6に示す様に、酒燗器2
00の管路4の吸入口側が吸入ホース21で成り、この
吸入ホース先端の吸入口が、一升ビン、酒パックなどの
酒容器の注ぎ口に嵌着可能な吸引キャップ22設けられ
ているのである(従って吸引キャップ22の口が吸引口
となる)。これは、例えば倒立して酒燗器200に挿し
た一升ビンAに、吸引キャップ22を嵌着させた状態に
し、一升瓶から直接吸引するものである。吸引キャップ
22には、空気孔が付いていて吸引が容易に行えるが、
酒が外気に触れることなく吸引できるところに特徴があ
る。
【0031】この実施例では、吸引ホース21が排出口
3に届く長さになっていて、洗浄時には、図7に示す様
に、排出口3から排出された水W(又は湯)を何らかの
溜め容器Xに溜め、ここに吸引キャップ22を浸けて吸
入するものである。ホースの長さが通常の燗モードの時
には邪魔ならば、図8に示す様に短かな吸引ホース2
1’にし、キャップ22への嵌着部73を有した延長用
のホース7’を別途準備し、これを図8に示す様に配置
してもよい。以上によれば、水位制御手段を無効にする
請求項6の無効手段が不要である。
【0032】(実施例3)また、請求項9記載の発明に
関し、酒受けを有する酒燗器300の場合、図9に示す
様にホース7”を準備し、このホース7”端部に設けた
嵌合部74を、酒受け1の吸引口2に気密嵌合させるこ
とにより、実施例2同様に排出口3からの水W(又は
湯)を溜め容器Xに溜め、ここにホース7”を浸けて吸
入することができる。
【0033】或いは、図10に示す様に、酒受けの開口
にフタする気密性の蓋75を準備し、この蓋に循環用の
ホース7を気密的に挿して、吸引による酒受け1の減圧
により溜め容器Xから吸引させてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上、本願の発明によれば、循環によ
り、加熱器の手前部分も熱湯が行き渡り、管路全体がも
れなく洗浄できる。また、常温の水を1回流しただけで
は熱湯にすることのできない低い加熱能力であっても、
これを循環させることにより高温にすることができる。
【0035】請求項3記載の発明によれば、温度制御を
従来のものより熱湯消毒可能な高温にまで広げ、温度制
御も燗付け用と洗浄用とに選択できる。
【0036】請求項4記載の発明によれば、熱湯消毒可
能な高温であっても煮沸することなく加熱でき、安全で
ある。
【0037】請求項5記載の発明によれば、以上のよう
な循環が可能なように管材による循環手段を提供した。
その際、請求項6記載の発明によれば、この様な管材を
用いても、酒燗器一般に普及している、水位制御装置に
よる停止を受けず、循環させることができる。とくに請
求項7記載の発明によれば、管材と排出口との接合構造
により水位制御装置の機能を無効にした。
【0038】また請求項8〜9記載の発明によれば、洗
浄液を吸入力で循環させるので、従来の酒受けを有する
酒燗器においても循環手段の実現が可能となり、その
他、循環手段の実現を幅広く提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この図は、実施例1に示した酒燗器の図であ
り、併せて加熱された洗浄液の循環手段とこれによる酒
燗器の洗浄方法を示している。
【図2】 この図は、吐出口の図であり、ホースを挿し
て接合させる接合管31が示してある。
【図3】 この図は、図2に示した排出口にホースを接
合させた様子の説明図である。
【図4】 この図は、吐出口とホースとの別の関わり方
を示す図であり、排水口に図2に示した様な接合管がな
くても、ホース側に設けた継ぎ手72で排水口3に接続
させる様子を説明している。
【図5】 この図は、図4に示した接続方法を説明する
図である。
【図6】 この図は、実施例2に示した酒燗器の図であ
る。
【図7】 この図は、図6の酒燗器により洗浄をする際
の図であり、吸引キャップを吐出口にのばし、溜め容器
から吸引させている。
【図8】 この図は、これも図6の酒燗器により洗浄を
する際の図であるが、吸引キャップが排出口にのびない
ケースであり、延長用のホース7’を継ぎ足してのばし
てある。
【図9】 この図は、実施例3に示した酒燗器の図であ
り、従来の酒燗器の酒受けの吸引口にホース7”の嵌合
部を、気密嵌合して吸引させている。
【図10】 この図は、これも実施例3に示した酒燗器
の図であるが、酒受けを気密性のある蓋でフタして吸引
可能にしてある。
【図11】 この図は、従来の酒燗器に用いられている
排出水位制御手段の説明図であり、併せて排出口3に設
けられた1対の電極32が徳利の燗酒Kのに浸かること
により通電する様子を示している。
【図12】 この図は、図11の中に示した排出口3に
ゴムホース7を挿すと、洗浄液が出水位制御手段に干渉
する様子の図である。
【符号の説明】
100、200、300 酒燗器 1 酒受け 2 吸引口 3 排出口 32 電極 4 管路 5 ポンプ 6 加熱部 7 管路としてのホース

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端が吸入口と排出口を成す管路を有
    し、この管路に流した酒を加熱して燗酒を排出する酒燗
    器、の洗浄方法であって、 酒の代わりに水などの洗浄液を吸入させ、前記排出口か
    ら排出される加熱された前記洗浄液を前記吸入口に戻し
    前記管路に循環させて加熱洗浄することを特徴とした
    酒燗器の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 両端が吸入口と排出口を成す管路を有
    し、この管路に流した酒を加熱して燗酒を排出する酒燗
    器であって、 酒の代わりに水などの洗浄液を吸入させ、前記排出口か
    ら排出される加熱された前記洗浄液を前記管路に循環さ
    せて加熱洗浄するために前記吸入口に戻す循環手段を有
    することを特徴とした酒燗器。
  3. 【請求項3】 管路への加熱温度が、燗付温度と加熱洗
    浄用温度とに選択可能なことを特徴とした請求項2記載
    の酒燗器。
  4. 【請求項4】 吸入口に循環吸入される加熱された洗浄
    液を、非煮沸加熱する加熱手段を有することを特徴とし
    た請求項2又は3記載の酒燗器。
  5. 【請求項5】 排出口に着脱可能に接合され、洗浄液を
    排出時の圧送で吸入口に循環させる管材を有することを
    特徴とした請求項2〜4のいずれかに記載の酒燗器。
  6. 【請求項6】 排出口に設けられ燗酒の排出先となる給
    仕容器の開口に臨む1対の電極により、前記給仕容器の
    所定水位を検知して燗酒の排出を停止させる水位制御手
    段を有した酒燗器において、 洗浄の際には前記水位制御手段を無効にする無効手段を
    有することを特徴とした請求項5記載の酒燗器。
  7. 【請求項7】 無効手段が、管材と排出部との接合部の
    構造であって、排出された洗浄液による前記水位制御手
    段への干渉を防止する干渉防止構造であることを特徴と
    した請求項6記載の酒燗器。
  8. 【請求項8】 管路の吸入口側が吸入ホースで成り、こ
    の吸入ホース先端の吸入口が酒燗器に酒を供給する酒容
    器の注ぎ口に嵌着可能な吸引キャップに形成された酒燗
    器であって、 排出口から排出された洗浄液を溜め容器に溜め、前記溜
    め容器から前記吸引キャップを用いて洗浄液を吸入する
    ことを特徴とした請求項2〜4のいずれかに記載の酒燗
    器。
  9. 【請求項9】 吸入口に着脱可能に接合され、洗浄液を
    吸入力で循環させる管材を有しことを特徴とした請求項
    2〜4のいずれかに記載の酒燗器。
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