JP3243604U - 宅配ボックス - Google Patents

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雄一郎 徳永
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株式会社徳永電機
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【課題】多段構造の宅配ボックスを提供する。【解決手段】宅配ボックス100は、箱状の本体1の内部に仕切り板2を設けて上段収納空間3と下段収納空間4に区分したもので、上段収納空間3及び下段収納空間4はそれぞれ上扉および下扉を有している。仕切り板2は、奥側の両端で軸支され上方にフラップ状に揺動可能となる。仕切り板2は、跳ね上げた状態で奥板に対して固定可能である。これにより跳ね上げ状態が保持されて上段収納空間3及び下段収納空間4が一体化して大容積の収納空間となる。【選択図】図2

Description

本考案は、多段構造の宅配ボックスに関するものである。
従来から特許文献1に記載されているような宅配ボックスが知られている。この宅配ボックスは、上下方向に4つの収納空間を有する構造である。各収納空間は、それぞれ扉を有しており且つ施錠が可能となっている。
実用新案登録第3218836号公報
しかしながら、上記従来の宅配ボックスでは、一つの収納空間に収納できる荷物の量は限られていた。このため、収納空間に入らない荷物は宅配業者が持ち帰ることになったり、宅配ボックスの外に置いた状態で配達を完了させなければならないという問題点があった。
本考案の宅配ボックスは、天板、側板、底板及び奥板からなる箱状の本体の内部に仕切り板を設けて、当該本体の内部を上段収納空間及び下段収納空間に区分し、前記仕切り板はそれ全体が奥板または側板との軸支部分を中心にしてフラップ状に揺動し、本体の正面には仕切り板より上側に上扉を有し、下側に下扉を有し、垂直事務を中心に開閉すると共に上扉と下扉とを連結する連結具を有する。
前記上扉と下扉はそれぞれ取っ手を有し、当該取っ手はラッチの突出入で本体に係止状態となる構造で、前記連結具と取っ手とが機械的に連動する連動構造を有し、取っ手のラッチの動作連動構造により規制される規制手段を有するものとしても良い。
更に、前記上扉又は下扉の開閉を検出する開閉検出手段と、開閉検出手段の検出信号に基づいてオン・オフ動作すると共に上段収納空間又は下段収納空間に設けた照明手段とを設けることもできる。
更に、前記取っ手は、ロック手段を有し、当該ロック手段は施錠と解錠との情報を取得する施解錠情報取得手段を有し、施解錠情報取得手段は外部のネットワークに取得信号又は取得結果を送出する通信手段を有するものとできる。
更に、前記ロック手段は、電気で駆動される電気式ロック手段であり、ネットワークを介して取得した命令に基づいて前記ロック手段が駆動される制御部を有するものとしても良い。
この考案の実施の形態1にかかる収納ボックスを示す斜視図である。 この収納ボックスの内部構造を示す説明図である。 収納ボックスの扉の裏面を示す斜視図である。 仕切り板をフリップして跳ね上げた状態を示す説明図である。 図3の一部拡大図である。 この収納ボックスを示す断面説明図である この収納ボックスを示す正面図である。 図7のA-A断面図である。 図8の一部拡大図である。 図8の一部拡大図である。 この考案の収納ボックスの変形例を示す説明図である。 この考案の収納ボックスの別の変形例を示す説明図である。 この考案の実施の形態2に係る収納ボックスを示す斜視図である。 この考案の実施の形態3に係る収納ボックスを示す構成図である。 この考案の実施の形態4に係る宅配ボックスを示す構成図である。
(実施の形態1)
図1は、この考案の実施の形態1にかかる宅配ボックスを示す斜視図である。図2は、この宅配ボックスの内部構造を示す説明図である。図3は、宅配ボックスの扉の裏面を示す斜視図である。図6は、宅配ボックスの側面図である。図7は、この宅配ボックスを示す正面図である。図8は、図7のA-A断面図である。この宅配ボックス100は、天板1a、側板1b、底板1c及び奥板1dからなる箱状の本体1の内部に仕切り板2を設けて上段収納空間3と下段収納空間4に区分したものであり、上段収納空間3は下段収納空間4よりも小さい。上段収納空間3及び下段収納空間4はそれぞれ上扉5および下扉6を有している。宅配ボックス100全体は、ステンレススチール製である。
上扉5と下扉6は端縁部分の折り返し構造と補強メンバにより強度を保つ。上扉5及び下扉6は横方向の片側端縁の垂直軸で本体1に対して回転自在に軸支される。また、上扉5及び下扉6はラッチ金具7により連結可能となる。
図2に示すように、本体1内部には、上段収納空間3と下段収納空間4の間を仕切る仕切り板2が設けられる。この仕切り板2は、奥側の両端でヒンジ15で軸支され上方にフラップ状に揺動可能となる。図4は、仕切り板2をフリップして跳ね上げた状態を示す説明図である。(a)は斜視説明図、(b)は断面説明図である。図5は、ラッチ金具7の拡大説明図である。仕切り板2は、跳ね上げた状態で奥板1dに対して固定可能である。固定は、ピンヒンジ11により側板1bに固定する。これにより跳ね上げ状態が保持されて上段収納空間3及び下段収納空間4が一体化して大容積の収納空間となる。
収納空間を一体化した場合、扉5,6も一体で動作するように連結できる。上記のように上扉5には連結具であるラッチ金具7が設けられる。ラッチ金具7は上扉5の内側に設けられ、その突出部7aが下扉6の端縁に設けた穴7bに挿入される。これにより、扉を開く場合は上扉5と下扉6とが連結されて一体で開くようになる。上扉5及び下扉6にはそれぞれナンバーロック付きの取っ手9,10が設けられている。上扉5の取っ手9は前記ラッチ金具7による連結動作に連動して開いた状態となる。
取っ手9,10は、ラッチの突出入で本体1に対して係止状態を形成する構造である。ラッチ金具7と取っ手9のラッチは機械的に連動する連動構造により連結されている。具体的にはラッチ金具7の突出部7aに連結したワイヤーが、前記取っ手9のラッチが飛び出ないように当該ラッチの移動を規制するプレート20と接続され、このプレート20が突出部7aの下降に合わせて下がり、取っ手9のラッチが本体1に対して係合できなくなるようにする。プレート20はラッチの部分に設けられ、通常は穴部分にラッチが貫通しているが、プレート20が下がることでラッチが穴部分を通ることができず、プレート20の面で動作が規制される。これにより、取っ手9のラッチの動作は規制されて作用しなくなり、一体化した扉は下扉6の取っ手10のみで開閉するものとなる。なお、取っ手9のラッチを動作しないようにする(常に開状態に保つ)構造はこれに限定されず、機械的にラッチの動作を止める構造や、ワイヤー接続ではなく電気的な接続でソレノイドを動かしてラッチの機能を止める構造等でもよい(図示省略)。また、係る構成を採用せず、上扉5の取っ手9と下扉6の取っ手10を両方操作して開閉するようにしても良い。
仕切り板2の奥行は、上段収納空間3の高さと略同じである。このため、図6の断面図に示すように、跳ね上げた際に奥板1dに対して重なるように固定できる。
仕切り板2は、図10の一部拡大図に示すように、奥側の両端縁において側板1bに対してヒンジ15により軸支され、跳ね上げ可能となる。ヒンジ15のピン15aを抜くことで仕切り板2自体を取り外すことも可能である。更に、側板1bにはピンヒンジ11のピン11bが挿入される穴17が設けられている。そして、手前側の両端縁には側板1bに対してピンヒンジ11で支持され、かつ、当該ピンヒンジ11はつまみ11aを引くことで容易に側板1bに対する支持を解放できる構造となる(図9の拡大図参照)。
次に、この宅配ボックス100の使用方法を説明する。宅配ボックス100を上段と下段とで個別に使用する場合、仕切り板2を下ろして内部空間を上下二分割した状態とする。仕切り板2を下ろして水平状態にし、ピンヒンジ11のピン11bを側板1b手前の穴17に挿入して当該仕切り板2を固定する。上扉5と下扉6とは、ラッチ金具7を引き上げて分離した状態にする。これにより、本体1の内部空間は上下の二段構造となり、上扉5及び下扉6とが個別に開閉可能となる。上扉5及び下扉6には取っ手9,10にロックが設けられているので、配送物を収納した後、個別に施錠できる。
次に、本体1の内部空間を一つにする場合、仕切り板2のピンヒンジ11のつまみ11aを引いて側板1bとの係止を解き、仕切り板2を跳ね上げて側板1bの奥側上部の穴にピン11bを挿入して固定する。この状態で仕切り板2は裏板1dに張り付いた状態で固定される。また、上扉5と下扉6とはラッチ金具7により連結する。このとき、上扉5のラッチの動作が規制されて機能しないようになり、下扉6の取っ手10のみで開閉するものとなる。このように、上扉5と下扉6とが連結して一体となり開閉され、かつ、下扉6の取っ手10のロックにより上扉5もロックされることから操作が簡単になる。内部空間を一つにすることで、一つの収納空間には入らない大型の荷物を収納できるようになる。
更に、ラッチ金具7により上扉5と下扉6とを連結する方法を宅配業者が理解できなければ、上扉5及び下扉6をそれぞれ閉じて、それぞれでロックすることもできることから、宅配業者側でも対応がしやすいものとなる。また、宅配業者自身が仕切り板2を跳ね上げて収納空間を一つにすることもでき、その操作は手前にあるピンヒンジ11を視認することで容易に構造を理解できる。このため、宅配業者による収納空間の変更も容易となる。また、仕切り板2を跳ね上げた状態で固定しなくても荷物を入れることが可能となる。この場合は、上扉5および下扉6の両方をロックすればよい。
以上、この考案の宅配ボックス100によれば、荷物の大きさにより本体1の収納空間を変更できるので、一つの収納空間に入らない荷物でも入れることができる。
図11は、この考案の宅配ボックスの変形例を示す説明図である。この宅配ボックス101では、同図に示すように、上段収納空間3及び下段収納空間4の内部に照明51,52を設けるようにしても良い。設置場所は、任意であるが天板1a側が好ましい。照明51は、開閉検出手段であるリミットスイッチにより自動で点灯する。当該リミットスイッチは、上扉5及び下扉6の取っ手9,10に設けるが、開閉が検出できる位置であれば任意である。電源は電池でよく光源はLEDが好ましい。仕切り板2の裏面(下段収納空間4の天井側)の照明52は、仕切り板2を跳ね上げた場合に自動的にオフになるように可動部分にリミットスイッチを設けて電力を遮断するようにする。当該リミットスイッチの位置は側面前方かつ仕切り板2の直下であるが、他の位置でもよい。このように収納空間に照明を設けることで荷物の出し入れの際に視認性が増す。特に夕方から夜の配達が多いことから大変便利である。
また、内部空間の照明51,52は、荷物が入ったときのみに点灯するようにしても良い。この場合、近接スイッチと照明のオン・オフを制御する制御部とを収納空間の一部(側板1b等)に設けて、この近接スイッチの出力信号に基づいて照明のオン・オフ制御を行うようにしても良い。
更に、ユーザが宅配ボックスに近接したときに照明51,52が点灯するようにしても良い。この場合、赤外線式の人感センサーを本体1の任意の場所に設け、この人感センサーの信号に基づいて内部の照明を点灯させる。点灯した光は本体1の側板1bのパンチング穴を設けておいたり透明窓を設けることでここから漏れ出るので、ユーザの荷物の取り忘れを防止できる。人感センサーに基づいて人が近づいてから点灯するのは、常に点灯すると第三者に荷物の存在を無用に知らせることになるためである。なお、内部に荷物が入っている場合にのみ点灯する光源を本体1の外部に設けるようにしても良い。例えば、本体1の頂面に報知ランプを設けてユーザに荷物が入っているのを知らせる。
図12は、この考案の宅配ボックスの別の変形例を示す説明図である。この宅配ボックス102は下段宅配ボックス100の底板1cと略同じ面積の台車20を有する点に特徴がある。この台車20は、台座21が下段収納空間4の底板1cの相似形状であって少し小さい。台座21の下には車輪22が設けられる。台車20の端縁近傍には伸縮式のハンドル23が設けられる。また、当該ハンドル23を設けた端縁と対向する端縁には引き出し用の持ち手24が設けられる。持ち手24は金属製である。また、持ち手24は布等のベルト状のものでもよい。下扉6を閉める際に変形するので台座21の面積を減らさなくても済むためである。
この宅配ボックス102では、ハンドル23を縮退させて下段収納空間3に入れる。このとき、ハンドル23が奥側になるように入れる。下扉6を開けて荷物を入れると台座21の上に荷物が積載されるようになる。ユーザは、扉を開けて持ち手24を引っ張り台座21を前方に取り出し、ハンドル23を伸長させてそのまま搬出する。これにより、重量が大きな荷物を楽に移動できる。
(実施の形態2)
図13は、この考案の実施の形態2に係る宅配ボックスを示す構成図である。この宅配ボックス200は、荷物を収納空間に入れた場合に、ユーザの携帯端末に通知すると共に当該携帯端末からロックのオン・オフ動作を行うものである。
上扉5と下扉6とには取っ手9,10が設けられる。取っ手9,10には電磁ロック31,32が設けられる。電磁ロック31,32は制御部33に接続される。制御部33は本体1の一部に内蔵される。本体1の外側には操作盤34が設けられる。操作盤34には、上扉5及び下扉6の選択ボタン、ロックボタン、ナンバーボタン等が設けられる。
前記操作盤34は入力部となり制御部33に接続される。制御部33は、無線通信によりルータに接続され、ネットワークによりユーザの端末と通信可能となる。ユーザの携帯情報端末36には所定のアプリケーションソフトウェアがインストールされ、アプリケーションソフトウェアにより制御部33と通信を行う。制御部33は、施解錠の情報をネットワークに送出する。なお、ユーザが当該施解錠情報の取得する経路は上記に限定されない。
上記実施の形態1に記載のラッチ金具7は、電磁ロック38に変更される。このため上扉5と下扉6との連結は当該電磁ロック38の突出部38aの動作により行われる。当該電磁ロック38も制御部33に接続される。また、仕切り板2の開閉動作を検出するリミットスイッチ37が奥板1bに設けられ、仕切り板2の跳ね上げによりリミットスイッチ37の信号が制御部33に送られ、この信号に基づいて制御部33は電磁ロック38の突出部38aを作動させ、上扉5と下扉6とを連結する。
次に、この宅配ボックス200の動作を説明する。荷物を上段収納空間3に入れて選択ボタンにより当該上段収納空間3を選択し、取っ手9のロックをロックボタンにより動作させる。ロックの施錠は制御部33により取得される。施錠情報に基づいて前記制御部33は予め登録したユーザの携帯情報端末36に荷物が届いた旨の通知を送信する。この送信情報は、ネットワーク上のサーバに送られる。サーバは、ユーザの携帯情報端末36に対して通知を送信する。ユーザは、アプリケーションソフトウェアを介してサーバの情報を確認する。例えば、何時何分に荷物が入れられて上段収納空間3が施錠された旨がユーザに報知される。
下段収納空間4に荷物が入れられたときも上記同様にユーザに通知がなされ、ユーザは携帯情報端末36から通知内容を確認できる。また、制御部33では、上段収納空間3と下段収納空間4で別のユーザに通知することが可能である。例えば、上段収納空間3にはユーザAを割り当てて当該ユーザAの携帯情報端末36に通知し、下段収納空間4にはユーザBを割り当てて当該ユーザBの携帯情報端末36に通知を行うものとする。
この場合、家族や他人との間で宅配ボックス200をシェアできる。また、上記例を用いて説明すると、ユーザAとユーザBとは上段収納空間3と下段収納空間4を任意に適時にスイッチ可能である。例えば、ユーザAに大きな荷物が届く予定のときは下段収納空間4にユーザAを割り当てる。割り当ては、当該宅配ボックス200に係るサーバの管理者権限又は変更権限を有するユーザの携帯情報端末36のアプリケーションソフトウェアにより行う。
次に、仕切り板2を跳ね上げて宅配ボックス200の収納空間を一つにした場合、予め定めたユーザに当該収納空間が割り当てられる。例えば、一つの収納空間にした場合にはユーザAに割り当てられる。この場合において、収納空間に荷物が入れられたとき、制御部33はユーザAに通知を出す。収納空間を一つにした場合にどのユーザに割り当てるかは、当該宅配ボックス200に係るサーバの管理者権限又は変更権限を有するユーザの携帯情報端末36のアプリケーションソフトウェアにより行う。
このように、荷物を入れたことを通知するようにすれば、荷物の取り忘れを防止できる。また、複数のユーザで宅配ボックス200をシェアでき且つ様々な荷物の大きさにも対応できる。制御部33は、リミットスイッチ37の出力信号に基づいて電磁ロック38を作動させ上扉5と下扉6を連結する。
次に、制御部33は、ユーザの携帯情報端末36からの命令を受けてロックの施錠および解除を行うことができる。制御部33は、取っ手の電磁ロック31,32の駆動を行うことができる。ユーザが遠隔でロックの解除命令を送信すると、制御部33がこれを受信して取っ手の電磁ロック31,32を作動させる。宅配ボックス200の扉を遠隔で解除できるようにすれば、同じ収納空間に複数の荷物を入れることができる。例えば、すでに荷物が入っている上段収納空間3に対して更に荷物を入れるときはユーザが宅配業者からの連絡を受けて上段収納空間3の上扉5の電磁ロック31を解除する。
宅配業者は荷物を入れた後、操作盤34により上扉5の電磁ロック31を施錠する。また、ユーザが遠隔で電磁ロック31の施錠を行うようにしても良い。仕切り板2を跳ね上げて収納空間を一つにした場合、収納空間に割り当てられるユーザが電磁ロック31,32の施錠及び解除の権限を与えられる。仕切り板2を跳ね上げると電磁ロック38が作動して上扉5と下扉6とが連結する。その場合、上扉5の取っ手9のロックを構成する電磁ロック31は機能を停止され、下扉6の取っ手10のみにより扉全体の開閉を行うようにする。なお、電磁ロック31,32の場合、電気的に同時に開閉できるので上記電磁ロック38による連結は省略しても良い。
(実施の形態3)
図14は、この考案の実施の形態3に係る宅配ボックスを示す構成図である。この宅配ボックス300は実施の形態1に係る宅配ボックス100の本体1の内側に板状のペルチェ素子70を展着した構成である。ペルチェ素子70は上段収納空間3及び下段収納空間4の天板1a、側板1b、仕切り板2、底板1cに設けられ、制御部33に接続される。このペルチェ素子70は、家庭用電源72から電力の供給を受ける。制御部33は本体1に設けられ、内部を冷却するか加熱するかの選択を行う。
夏場の宅配ボックス100は内部が大変高温になるため冷蔵要の荷物を入れておける時間は限られていたが、内部を簡単に冷却できれば冷蔵要の荷物を長時間にわたり収納できる。なお、電流の流れを逆にするように制御すると、内部を加熱できる。
また、冷却用のボタンを本体1に設けても良い。宅配業者の判断で荷物の冷却が必要な場合は当該ボタンを押すようにする。お中元等のユーザが荷物の内容を知らない場合に有用である。
(実施の形態4)
図15は、この考案の実施の形態4に係る宅配ボックスを示す構成図である。この宅配ボックス400は実施の形態1と同じ構成であるが、収納場所を宅配者に指示できる点に特徴がある。上段収納空間3よりも下段収納空間4が大きい収納力がある場合において、宅配業者が小さい荷物を下段収納空間4に入れてしまうと受領効率が悪い。このため、上段収納空間3が空いているとき、音声により上段収納空間3に収納してくれるように報知する。
上段収納空間3の空きを検出するのは仕切り板2に感圧センサー81を設け、この感圧センサー81の検出信号に基づいて荷物の有無を検出する。下段収納空間4の奥板1dの中央付近(上段収納空間3の高さより若干低い位置)に近接センサー82を設け、底板1cに感圧センサー83を設ける。感圧センサー81,83と近接センサー82は制御部33に接続される。制御部33は、下段収納空間4の感圧センサー83により荷物が入れられたことを判断し、そのとき近接センサー82の検出信号が得られない場合には、上段収納空間3に入れられる荷物が下段収納空間4に入れられたものと判断する。そして、上段収納空間3の感圧センサー81の検出信号が得られない場合、上段収納空間3が空いているものと判断し、音声出力手段または情報表示手段85によりユーザに対して上段収納空間3に荷物を移動してもらうように報知する。
なお、上段収納空間3に入れられる荷物が下段収納空間4に入れられたものと判断しても、上段収納空間3の感圧センサー81の出力信号が得られている場合は、上段収納空間3は荷物が入っていると判断し、ユーザに移動してもらうための報知は行わない。各種センサー類と制御部33は小電力で稼動するため電池で駆動できる。
この宅配ボックス400によれば大きさに適した収納空間を使用させることで荷物を効率的に受領できる。
100 宅配ボックス
1 本体
2 仕切り板
3 上段収納空間
4 下段収納空間
5 上扉
6 下扉
7 ラッチ金具
9,10 取っ手

Claims (3)

  1. 天板、側板、底板及び奥板からなる箱状の本体の内部に仕切り板を設けて、当該本体の内部を上段収納空間及び下段収納空間に区分し、前記仕切り板はそれ全体が奥板または側板との軸支部分を中心にしてフラップ状に揺動する宅配ボックス。
  2. 前記本体の正面には扉が設けられている請求項1に記載の宅配ボックス。
  3. 前記本体の正面には仕切り板より上側に上扉を有し、下側に下扉を有し、垂直軸を中心に開閉すると共に上扉と下扉とを連結する連結具を有する請求項1に記載の宅配ボックス。

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