JP3243580B2 - 光源用表示管 - Google Patents
光源用表示管Info
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- anode
- cylindrical
- light source
- ring
- glass bulb
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- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Description
り、特に陽極電極構造に関するものである。
を示す要部断面図である。同図において、1は円筒状の
ガラスバルブ、2はこのガラスバルブ1の一方の開口端
にフリットガラスシール3を介して封着されたフロント
ガラスであり、これらのガラスバルブ1,フロントガラ
ス2およびフリットガラスシール3により一端が封止さ
れた円筒状ガラスバルブ構体4が構成されている。5は
フロントガラス2の背面に形成された蛍光面、6は蛍光
面5上に形成されたAlメタルバック膜、7はガラスバ
ルブ1のフロントガラス2側内壁面に形成されたカーボ
ン膜、8はAlメタルバック膜6とカーボン膜7との間
に形成されかつ両者間が電気的に接続されるBaゲッタ
ー膜である。
開口端に封着されたステム構体、21はガラスバルブ1
の他方の開口端にフリットガラスシール22を介して封
着されたステムガラス、23はステムガラス21に一体
的に形成された排気管、24はステムガラス21上にリ
ードピン25aと結合されるカソードリード26に先端
部に固定配置されたカソード構体、27はリードピン2
5bと結合されるアノードリード28の先端部に固定配
置された円筒状の陽極電極、29は陽極電極27の先端
部に取り付け固定されたBaゲッター、30は陽極電極
27の先端部に取り付け固定されかつカーボン膜7に接
触して電気的に接続されたバルブスペーサコンタクトで
ある。
ピン25bに供給された高電圧は、陽極リード28→陽
極電極27→バルブスペーサコンタクト30→カーボン
膜7→Baゲッター膜8の経路をそれぞれ導通してAl
メタルバック膜6に印加され、蛍光面5の発光に寄与さ
れる。
光源用表示管において、陽極電極構造は陽極電極27,
陽極リード28,Baゲッター29,バルブスペーサコ
ンタクト30およびカーボン膜9などの多種類の複雑な
構成要素から構成されていたので、その部品コストが高
価となり、また、ガラスバルブ1の内壁面へのカーボン
膜7の塗布にも多大な製作工数を要していたので、陽極
電極構造の製作コストが高価格となるという問題があっ
た。
を解決するためになされたものであり、その目的は、陽
極電極構造を構成する円筒状陽極電極およびカーボン膜
などを簡素化させ、電気的特性を損なうことなく、陽極
電極構造を低廉価で構成し、しかも製造コストを低下さ
せ、ひいては低価格で実現可能とした光源用表示管を提
供することにある。
るために本発明は、陽極電極構造を金属薄板を丸めて形
成された円筒状陽極と、ガラスバルブ構体内に陽極リー
ドの先端に針金を丸めて形成されたリング状陽極と、円
筒状陽極と前記リング状陽極との間に取り付け固定され
たゲッターとから構成し、メタルバック膜と電気的に接
続するものである。
電極構造は、陽極リードに供給された高電圧がリング状
陽極,ゲッター,円筒状陽極およびBaゲッター膜を介
してAlメタルバック膜に供給される。
説明する。図1は本発明による光源用表示管の一実施例
による構成を示す断面図であり、前述の図と同一部分に
は同一符号を付してある。同図において、9はガラスバ
ルブ1のフロントガラス2側の開口端内壁面に配置され
た円筒状陽極であり、この円筒状陽極9は例えば長方形
状のSUSの薄板(板厚0.01〜0.02mm)を丸
めて円筒状に成形して形成され、ガラスバルブ1内に挿
入された状態では自己の持つ弾性力によりその内壁面に
密着して所定位置に配置される構成となっている。
ング状陽極10は例えば線状のSUSの針金を丸めてリ
ング状に成形して形成され、その外周面側がステムガラ
ス21に支持されている陽極リード28の先端部に例え
ばスポット溶接などにより固定されている。また、11
はほぼZ字状に形成された支持板11a上のほぼ中央部
にBa材11bが固定配置されたBaゲッターであり、
このBaゲッター11はその両端部側がそれぞれ一端側
を前述した円筒状陽極9の開口端側に例えばスポット溶
接などにより固定させ、その多端側を前述したリング状
陽極10の内周面側に例えばスポット溶接などにより固
定されている。
9,リング状陽極10の周方向に等配して少なくとも2
個配置されてリング状陽極10上に円筒状陽極9が支持
されるとともに電気的に導通される構成となっている。
また、この円筒状陽極9は、Baゲッター11の飛散に
よるBaゲッター膜8によりAlメタルバック膜6と電
気的に接続されて所定の高電圧を供給するものとなって
いる。
ピン25bに供給された高電圧は、陽極リード28→リ
ング状の陽極10→Baゲッター11→円筒状陽極9→
Baゲッター膜8の経路をそれぞれ導通してAlメタル
バック膜6に印加され、蛍光面5の発光に寄与されるこ
とになる。
に寄与するAlメタルバック膜6に高電圧を供給する陽
極電極構造が長方形のSUSの薄板を丸めて円筒状に成
形して形成される円筒状陽極9,SUSの針金を丸めて
リング状に成形して形成されるリング状のリング状陽極
10および両者間を結合するBaゲッター11により構
成できるので、電極構造が簡易化され、部品コストも安
価となるので、陽極電極構造が低コストで製作すること
ができる。また、ガラスバルブ1内へのカーボン膜7の
塗布および円筒状陽極電極27をその中心軸を一致させ
てステム構体20を封着させるなどの複雑な工程が不要
となるので、製造工程が簡略化され、製造コストが安価
となる。
極9が蛍光面5に対して近接して配置されても、蛍光面
5に入射するカソード構体24からの電子を妨げること
もなくなる。
陽極電極構造を金属薄板を丸めて形成された円筒状陽極
と、ガラスバルブ構体内に陽極リードの先端に針金を丸
めて形成されたリング状陽極と、円筒状陽極と前記リン
グ状陽極との間に取り付け固定されたゲッターとから構
成することにより、従来の複雑な構成を有する陽極電極
およびカーボン膜などが不要となり、電気的特性を損な
うことなく、電極構造が簡素化されるので、陽極電極構
造を低廉価で製作でき、しかも製造コストを低下させ、
ひいては低コストで光源用表示管を提供できるという極
めて優れた効果が得られる。
成を示す要部断面図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 一端側が封止された円筒状ガラスバルブ
構体内に少なくとも蛍光面,メタルバック膜が形成さ
れ、他端側がカソードリード先端部にカソード構体を搭
載し、かつ陽極リード先端部に陽極電極構造を搭載した
ステム構体で封止された光源用表示管において、 前記陽極電極構造は、 前記ガラスバルブ構体内面に金属薄板を丸めて筒状に形
成された円筒状陽極と、 前記ガラスバルブ構体内に前記陽極リードの先端に針金
を丸めて形成されたリング状陽極と、 前記円筒状陽極と前記リング状陽極との間に取り付け固
定されたゲッターとから構成され、前 記メタルバック膜と電気的に接続されていることを特
徴とする光源用表示管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33789592A JP3243580B2 (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 光源用表示管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33789592A JP3243580B2 (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 光源用表示管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06168706A JPH06168706A (ja) | 1994-06-14 |
JP3243580B2 true JP3243580B2 (ja) | 2002-01-07 |
Family
ID=18313014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33789592A Expired - Fee Related JP3243580B2 (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 光源用表示管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3243580B2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-26 JP JP33789592A patent/JP3243580B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06168706A (ja) | 1994-06-14 |
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Legal Events
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