JP3243285U - カレンダー - Google Patents

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匡史 江澤
圭子 鈴木
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Abstract

【課題】耐久性に優れた紙製のカレンダーを提供する。【解決手段】カレンダー10は、複数のカレンダー用紙12と、掲示体14と、を備える。複数のカレンダー用紙は、それぞれ複数の貫通穴16を有する。掲示体は、台紙で形成された基台部18と、複数の貫通穴にそれぞれ挿入されカレンダー用紙を束ねた複数の綴じ部20と、を有する。基台部は、基台形成部を折り曲げて形成されている。複数の綴じ部は、それぞれ、長手方向に固定端と自由端とを有する帯状の綴じ部形成部を有する。固定端が基台形成部の一方向の第1先端に一体に設けられ、自由端が基台部の第1先端を含む第1先端部44と、第1先端と反対側の第2先端を含む第2先端部46との間に挟まれ、第1先端部と第2先端部とが互いに接着されている。【選択図】図1

Description

本考案は、カレンダーに関する。
この種のカレンダーとして、複数のカレンダー用紙を金属製又は合成樹脂製の綴じ具によって束ねたものが知られていた。ところが、使用後のカレンダーにおいて、上記綴じ具を廃棄することが環境に負荷を与える結果となることから、上記金属製又は合成樹脂製の綴じ具を用いたカレンダーが敬遠される場合があった。
これに対し、紙だけを用いたカレンダーが開示されている。例えば、特許文献1は、台紙の上辺部に、台紙上辺と平行な向きの折曲げ線と、この折曲げ線の両端を基点として台紙上辺と直交する方向へ延出する一対の切込み線の上端とを設けて、この折曲げ線の両端と一対の切込み線の上端との交点に、一対の小孔を開設して、この小孔内空間により折曲げ線の長さを延長させ、先端に前記折曲げ線の長さよりも横幅の大きい係止フックとを設けたリング綴じ片とを備えるカレンダーを開示している。
特開2006-247865号公報
しかしながら、上記特許文献1のカレンダーは、リング綴じ片を折り曲げた後の台紙に、リング綴じ片の抜け出た空間ができるため、その分、台紙の強度が低下し、使用中において破損してしまう懸念があった。
本考案は、耐久性に優れた紙製のカレンダーを提供することを目的とする。
本考案の一態様のカレンダーは以下の通りである。
[態様1]
複数のカレンダー用紙と、掲示体と、を備えるカレンダーであって、
前記複数のカレンダー用紙は、それぞれ複数の貫通穴を有し、
前記掲示体は、台紙で形成された基台部と、前記複数の貫通穴にそれぞれ挿入され前記カレンダー用紙を束ねた複数の綴じ部と、を有し、
前記基台部は、基台形成部を折り曲げて形成されており、
前記複数の綴じ部は、
それぞれ、長手方向に固定端と自由端とを有する綴じ部形成部を有し、
前記固定端が前記基台形成部の一方向の第1先端に一体に設けられ、前記自由端が前記基台部の前記第1先端を含む第1先端部と、前記第1先端と反対側の第2先端を含む第2先端部との間に挟まれ、
前記第1先端部と、前記自由端と、前記第2先端部とが互いに接着されている、カレンダー。
[態様2]
前記複数の綴じ部は、それぞれ、前記第1先端及び前記第2先端に沿う折り曲げ線を有する、態様1に記載のカレンダー。
[態様3]
前記綴じ部に設けられた前記折り曲げ線は、
前記第1先端及び前記第2先端から突出した部分の中央に設けられた中央折り曲げ線と、
前記第1先端部と前記第2先端部とに挟まれた部分と前記第1先端及び前記第2先端から外側に突出した部分との境界に境界折り曲げ線と、
前記中央折り曲げ線と前記固定端との中間に設けられた第1中間折り曲げ線と、
前記中央折り曲げ線と前記境界折り曲げ線との中間に設けられた第2中間折り曲げ線とを有する、態様2に記載のカレンダー。
[態様4]
前記基台部は、前記第2先端の前記固定端に対応した位置に凹部を有し、
前記凹部は、前記第2先端から前記基台部の内側に向かって窪んでおり、
前記綴じ部は、前記境界折り曲げ線において前記凹部に沿って折り曲げられている、態様3に記載のカレンダー。
[態様5]
前記掲示体は、厚み方向に重ねられた前記第1先端及び前記第2先端から前記基台部の外側へ突出し、前記基台部の厚み方向に開口した開口部が形成された吊下げ部を有し、
前記基台部の第1先端及び第2先端から前記第1中間折り曲げ線までの長さが、前記第1先端及び前記第2先端から前記吊下げ部の先端までの長さ以上である、態様4に記載のカレンダー。
[態様6]
前記掲示体は、前記カレンダー用紙の底辺を支持する受け部を有する、態様1~5のいずれか1つに記載のカレンダー。
[態様7]
前記掲示体は、前記基台形成部の前記一方向の中心を挟んで両側にそれぞれ設けられた、前記基台形成部の短手方向に延在する第1底折り曲げ線及び第2底折り曲げ線の間を底面部とし、前記第1底折り曲げ線と前記第1先端の間を第1斜面部、及び前記第2底折り曲げ線と前記第2先端の間を第2斜面部とし、前記第1先端部及び前記第2先端部の対向する面同士が接着された三角状である、態様1~6のいずれか1つに記載のカレンダー。
[態様8]
前記掲示体は、前記第1斜面部に、前記カレンダー用紙の底辺を支持する受け部を有する、態様7に記載のカレンダー。
[態様9]
前記掲示体は、前記第2斜面部に、前記カレンダー用紙の底辺を支持する受け部を有する、態様7又は8に記載のカレンダー。
[態様10]
前記底面部は、前記一方向に直交する他方向の両側に、前記一方向に沿って延在する第1幅折り曲げ線及び第2幅折り曲げ線を介して係止部をそれぞれ有し、
前記係止部は、前記第1幅折り曲げ線及び前記第2幅折り曲げ線を折り曲げ、前記底面部に対し起立している、態様7~9のいずれか1つに記載のカレンダー。
本考案のカレンダーによれば、耐久性に優れる。
本実施形態に係るカレンダーを示す斜視図である。 本実施形態に係るカレンダーを示す正面図である。 本実施形態に係るカレンダーを示す左側面図である。 本実施形態に係る掲示体の展開図である。 本実施形態に係るカレンダーの製造方法の説明に供する斜視図である。 本実施形態に係るカレンダーの製造方法の説明に供する部分縦断面図であり、綴じ部形成部の自由端を基台部に固定した状態を示す図である。 本実施形態に係るカレンダーの製造方法の説明に供する部分縦断面図であり、綴じ部を折り畳んだ状態を示す図である。 本実施形態に係るカレンダーの折り畳んだ状態を示す正面図である。 本実施形態に係るカレンダーの折り畳んだ状態を示す背面図である。
以下、図を参照して本実施形態に係るカレンダーを説明する。図1はカレンダーを示す斜視図、図2はカレンダーを示す正面図、図3はカレンダーを示す左側面図、図4は掲示体の展開図である。なお、右側面図は左側面図と対称に表れる。本明細書において、直交座標系のX方向、Y方向及びZ方向が以下のように定義される。X方向及びY方向は、略水平面に沿う方向である。X方向は左右方向である。Y方向は、X方向と略直交する方向であり、前後方向である。Z方向は、X方向及びY方向と略直交する方向であり、鉛直方向である。カレンダーに対しZ方向の上向きが上、Z方向の下向きが下である。ある基準に「沿う」とは、ある基準に対して±45°未満の範囲の方向に沿うことを含むものとする。ある部材等のある方向の端部とは、その部材のその方向の端縁から、その部材等のその方向での全体の長さの1/5(好ましくは1/10)以下の長さの範囲をいう。ある長さを有する範囲の「中間」及び「中央」とは、その範囲の長さの半分の位置から、その範囲の長さの±5%以下の領域を含む。
(全体構成)
図1に示すカレンダー10は、複数のカレンダー用紙12と、掲示体14とを備える。複数のカレンダー用紙12は、それぞれ略四角形状の用紙で形成されている。各カレンダー用紙12は、形状および正面視における面積が等しい。カレンダー用紙12は、表面に例えば月、日、及び曜日が記載されている。カレンダー10は、複数のカレンダー用紙12として、1枚のカレンダー用紙12の表面及び裏面にそれぞれ1か月分の月、日、及び曜日が記載され、1月から12月まで順番に並べられた6頁からなるカレンダー部分と表紙とを含む、全部で7頁を1部とするカレンダー用紙12を備える。各カレンダー用紙12は、複数、図1の場合2個の貫通穴16を有する。複数の貫通穴16は、各カレンダー用紙12の上端部であって、X方向に沿う位置に配置されている。複数の貫通穴16は、X方向に均等に配置されている。複数の貫通穴16は、図1の場合、四角形である。カレンダー用紙12は、上辺11のX方向の中央にZ方向の下方へ窪んだ切り欠き部35を有する。
掲示体14は、台紙で形成された基台部18と、複数の綴じ部20とを有する。基台部18は、底面部22と、第1斜面部24と、第2斜面部26とを有する。基台部18は、底面部22と、第1斜面部24及び第2斜面部26が一体に設けられている。底面部22は、略四角形状の台紙であってX方向及びY方向を含む平面に沿って配置される。第1斜面部24及び第2斜面部26は、それぞれ略四角形状の台紙である。第1斜面部24及び第2斜面部26の下端は、底面部22のY方向の前端及び後端にそれぞれ一体に接続されている。第1斜面部24及び第2斜面部26の上端は、互いに接着されている。図1の場合、第1斜面部24がY方向の前側、第2斜面部26がY方向の後側に配置されている。基台部18は、X方向から見て三角状である。図1に示す基台部18は、X方向から見て、第1斜面部24及び第2斜面部26が内側へ向かって緩やかに窪んだ凹状である。
基台部18は、受け部28、吊下げ部30及び係止部32を有する。受け部28は、第1斜面部24及び第2斜面部26にそれぞれ設けられている。受け部28は、複数のカレンダー用紙12の底辺13を支持する。受け部28は、第1斜面部24及び第2斜面部26の一部をY方向の外側に折り曲げて突出させたX方向に細長い板状である。受け部28は、第1斜面部24及び第2斜面部26のX方向の中央に配置されている。吊下げ部30は、基台部18の上端のX方向の中央に基台部18に一体に設けられている。吊下げ部30は、基台部18の上端からZ方向の上方で突出した板状である。吊下げ部30は、図示しないが外部の引っ掛け部、例えばフックを挿通する開口部34を有する。
係止部32は、底面部22の平坦な形状を保持する。係止部32は、底面部22のX方向の両側に配置されている。係止部32は、底面部22のX方向両側の端部を、それぞれZ方向の上方へ折り曲げ、底面部22に対し起立した形状を有する。係止部32の下端は、底面部22のX方向両側の端部に一体に接続されている。係止部32は、Z方向に沿って上方へ起立し、上端が第1斜面部24と第2斜面部26との間に配置されている。
綴じ部20は、カレンダー用紙12と同じ数、図1の場合、2個設けられている。各綴じ部20は、基台部18の上端に設けられている。各綴じ部20は、カレンダー用紙12の貫通穴16に対応した位置に配置されている。各綴じ部20は、基台部18と一体に形成されている。各綴じ部20は、複数のカレンダー用紙12を綴じる環状の部材である。各綴じ部20は、X方向から見て四角形状である。各綴じ部20は、下端が基台部の上端に接続されている。各綴じ部20は、Y方向の前後方向にそれぞれ突出するとともに、Z方向の上方に突出しており、全体としてX方向から見て菱角形状を有する。各綴じ部20は、複数の貫通穴16のそれぞれに挿入され、1部のカレンダー用紙12を綴じている。
上記のカレンダー10は、綴じ部20を起点としてカレンダー用紙12をめくることができる。カレンダー10は、複数のカレンダー用紙12のうち、前月までのカレンダー用紙12をめくって、当月の表示がされているカレンダー用紙12が前側となるように、掲示体14をZ方向に延在する軸を中心に180度回転させることによって、当月の表示が記載されているカレンダー用紙12を前側に配置することができる。
図4は、掲示体14の展開図である。図4に示すように、展開した状態の掲示体(以下、「掲示体形成部」と呼ぶ場合がある。)14は、基台形成部36と、綴じ部形成部38とを備える。基台形成部36は、矩形状の台紙で形成されている。基台形成部36は、一方向としての長手方向L及び他方向としての短手方向Wに所定の長さを有する。基台形成部36は、長手方向Lの一端に第1先端40と、第1先端40と長手方向Lにおいて反対側に第2先端42とを有する。基台形成部36は、第1先端部44と第2先端部46とを有する。第1先端部44は、第1先端40を含み、第1先端40から長手方向Lに所定の長さを有する領域である。第2先端部46は、第2先端42を含み、第2先端42から長手方向Lに所定の長さを有する領域である。
基台形成部36は、長手方向Lの第1先端40に綴じ部形成部38が一体に形成されている。綴じ部形成部38は、第1先端40から長手方向Lに延在する帯状である。綴じ部形成部38は、固定端48と自由端50とを有する。固定端48は、第1先端40に接続されている。自由端50は、固定端48と反対側であって、基台形成部36の外側へ突出した位置に配置されている。綴じ部形成部38は、接着端部52と非接着部54とを有する。接着端部52は、第1先端部44と第2先端部46に厚み方向に挟まれ、掲示体14から露出しない部分である。接着端部52は自由端50を含み、綴じ部形成部38の長さ方向の一部の領域を含む。非接着部54は、掲示体14の外側に露出し、環状の部材となる部分である。
綴じ部形成部38は、幅方向Wに延在する、境界折り曲げ線56、中央折り曲げ線58、第1中間折り曲げ線60、及び第2中間折り曲げ線62を有する。境界折り曲げ線56は、接着端部52と非接着部54との境界に設けられている。中央折り曲げ線58は、綴じ部形成部38の長手方向Lの中央に設けられている。第1中間折り曲げ線60は、固定端48と中央折り曲げ線58との中間に設けられている。第2中間折り曲げ線62は、境界折り曲げ線56と中央折り曲げ線58との中間に設けられている。接着端部52は、自由端50から境界折り曲げ線56までの範囲である。非接着部54は、固定端48から境界折り曲げ線56までの範囲である。
基台形成部36は、第2先端42に凹部64を有する。凹部64は、綴じ部形成部38の固定端48に対応した位置に設けられている。凹部64は、第2先端42から基台形成部36の内側に向かって窪んでいる。凹部64の深さ、すなわち、第2先端42から凹部64までの長さL1は、基台形成部36の台紙の厚みに相当する長さ以上であることが好ましい。
基台形成部36は、吊下げ部形成部66を有する。吊下げ部形成部66は、第1先端40と第2先端42とにそれぞれ一体に形成されている。第1先端40に設けられた吊下げ部形成部66と、第2先端42に設けられた吊下げ部形成部66とは、同じ形状であるため、第1先端40に設けられた吊下げ部形成部66についてのみ説明する。吊下げ部形成部66は、第1先端40の短手方向Wの中央に設けられている。吊下げ部形成部66は、第1先端40から基台形成部36の外側へ突出しており、開口部34を有する。図4に示す吊下げ部形成部66は半円状の外縁を有し、開口部34は貫通穴である。
基台形成部36は、底中央折り曲げ線68、第1底折り曲げ線70、及び第2底折り曲げ線72を有する。底中央折り曲げ線68は、基台形成部36の長手方向Lの中央に配置され、基台形成部36の端手方向Wに延在している。第1底折り曲げ線70及び第2底折り曲げ線72は、底中央折り曲げ線68と平行であって、底中央折り曲げ線68を挟んで長手方向Lの両側に設けられている。第1底折り曲げ線70及び第2底折り曲げ線72は、底中央折り曲げ線68とのそれぞれの距離が等しい。第1底折り曲げ線70と第2底折り曲げ線72との間が、掲示体14の底面部22である。第1底折り曲げ線70と第1先端40との間が第1斜面部24であり、第2底折り曲げ線72と第2先端42との間が第2斜面部26である。
基台形成部36は、底面部22の端手方向Wの両側に係止部形成部74を有する。係止部形成部74は、第1幅折り曲げ線76及び第2幅折り曲げ線77を介して底面部22と一体に接続されている。第1幅折り曲げ線76及び第2幅折り曲げ線77は、基台形成部36の長手方向Lに沿って延在している。第1幅折り曲げ線76は、基台形成部36の短手方向Wの一端側に、第2幅折り曲げ線77は、基台形成部36の短手方向Wの他端側に、それぞれ設けられている。
第1底折り曲げ線70及び第2底折り曲げ線72の短手方向Wの両側には、基台形成部36の短手方向Wの端縁から基台形成部36の内側へ延在する切込み78が合計4個形成されている。係止部形成部74は、基台形成部36の長手方向Lに位置する2個の切込み78と、長手方向Lに延在する第1幅折り曲げ線76及び第2幅折り曲げ線77と、基台形成部36の端手方向Wの端縁とによって、それぞれ区画される。
基台形成部36は、第1斜面部24及び第2斜面部26のそれぞれに受け部形成部80を有する。第1斜面部24に形成された受け部形成部80と、第2斜面部26に形成された受け部形成部80とは、同じ形状であるため、第1斜面部24に形成された受け部形成部80についてのみ説明する。受け部形成部80は、第1斜面部24の中央より底面部22側に配置されている。受け部形成部80は、受け部用切込み82と、受け部折り曲げ線84と、挿通穴86とを有する。受け部用切込み82は、基台形成部36の端手方向Wに沿う方向に延在しており、両端が底面部22に向かって傾斜している。受け部折り曲げ線84は、受け部用切込み82の両端同士を結ぶように、基台形成部36の端手方向Wに沿う方向に延在している。挿通穴86は、受け部用切込み82の第1先端40側であって受け部用切込み82の延在方向の中央に配置され、受け部用切込み82に接続された、半円状の穴である。
(製造方法)
次に、カレンダー10の製造方法について図を参照して説明する。図5はカレンダーの製造方法の説明に供する斜視図、図6は綴じ部をZ方向に沿う直線で切断した部分縦断面図であり綴じ部形成部の自由端を基台部に固定した状態を示す図、図7は綴じ部をZ方向に沿う直線で切断した部分縦断面図であり綴じ部を折り畳んだ状態を示す図である。以下の説明において、「山折り」及び「谷折り」とは基台形成部36の表面、すなわち掲示体14の外側になる表面を基準とする。
従来の製造方法では、所定の大きさを有するカレンダー用紙に、表紙と、各頁に対応した1か月分の月、日、及び曜日からなるカレンダー面を表面及び裏面にそれぞれ複数印刷し、複数のカレンダー用紙を丁合する。次いで、断裁機で仕上げ断裁し、カレンダー用紙1枚ごとに専用の穴あけ加工機で貫通孔を形成していた。
一方で、本実施形態に係るカレンダー10は、台紙で形成された綴じ部20の機械的強度を得るため、綴じ部20の幅を、従来の合成樹脂製の綴じ具の場合に比べ大きくした。綴じ部20の幅が大きいことに伴い、カレンダー用紙12の貫通穴16も大きくする必要がある。カレンダー用紙12は、貫通穴16が従来に比べ大きいことによって、1つのカレンダー面ごとに断裁する前の状態で、抜き加工機によって貫通穴16を形成することができる。したがって、カレンダー10は、カレンダー用紙1枚ごとに専用の穴あけ加工機を用いて小さい貫通穴を形成する必要があった従来に比べ、製造コストを削減することができる。
次いで、図示しないが、ロールに巻き取られた台紙連続体に、各折り曲げ線を例えばエンボス加工によって形成し、例えば抜き加工機によって所定の形状に打ち抜いて、掲示体形成部(図4)を形成する。
次いで、底中央折り曲げ線68を谷折り、第1底折り曲げ線70及び第2底折り曲げ線72をそれぞれ山折りする。これによって、図5に示すように、基台形成部36の第1先端部44と第2先端部46とが重なる。続いて、綴じ部形成部38をカレンダー用紙12の貫通穴16に挿入し、綴じ部形成部38にカレンダー用紙12を1部掛ける。
次いで、図6に示すように、綴じ部形成部38の中央折り曲げ線58を山折りし、自由端50を第1先端部44と第2先端部46との間に差し込む。綴じ部形成部38の境界折り曲げ線56は、第2先端42と重なる位置に配置される。続いて第1先端部44、接着端部52、及び第2先端部46をそれぞれ互いに接着する。このように綴じ部形成部38は、接着端部52が第1先端部44と第2先端部46との間に接着されることによって環状の綴じ部20となる。接着は、例えば、両面テープ及び接着剤を用いることができる。また、第1先端40及び第2先端42にそれぞれ設けられた吊下げ部形成部66は、厚み方向に重なり、吊下げ部30となる。
次いで、図7に示すように、綴じ部20の境界折り曲げ線56を谷折りし、第1中間折り曲げ線60及び第2中間折り曲げ線62をそれぞれ山折りする。中央折り曲げ線58は、山折りされた状態から略平坦な状態に戻される。
このようにカレンダー10は、綴じ部20の第1中間折り曲げ線60及び第2中間折り曲げ線62がそれぞれ山折りされていることによって、綴じ部20を平坦な状態にできる。綴じ部20は、折り曲げた境界折り曲げ線56に対応した位置に凹部64が設けられているので、第2先端42と干渉しない。すなわち、カレンダー10は、境界折り曲げ線56を折り曲げた綴じ部20、当該綴じ部20と接する第2先端部46とが、それぞれ変形することを防止できる。さらに、底中央折り曲げ線68が谷折り、第1底折り曲げ線70及び第2底折り曲げ線72がそれぞれ山折りすることによって、カレンダー10は、全体として平坦な形状となる。
全体として平坦な形状となったカレンダー10において、第1斜面部24の挿通穴86(図4)に指を入れ、受け部形成部80の上端を下方へ引き出すように受け部折り曲げ線84を谷折りする。このようにして受け部形成部80は、受け部28となる。カレンダー10は、図8(a)に示すように、全体として平坦な形状において、カレンダー用紙12の上辺が綴じ部20の第1中間折り曲げ線60に接し、底辺13が受け部28に接する位置に、カレンダー用紙12を配置する。このようにすることで、第1先端40及び第2先端42から突出している綴じ部20及び吊下げ部30は、カレンダー用紙12によって保護されるので、変形しにくい。
図8(b)に示すように、第1先端40及び第2先端42から第1中間折り曲げ線60までの長さL2が、第1先端40及び第2先端42から吊下げ部30の先端までの長さL3と同じである。すなわち、吊下げ部30が基台部18の上端から突出する高さは、境界折り曲げ線56が谷折りされ第1中間折り曲げ線60及び第2中間折り曲げ線62がそれぞれ山折りされた綴じ部20が基台部18の上端から突出する高さと同じである。
また、底面部22の底中央折り曲げ線68(図4)を平坦に戻し、第1幅折り曲げ線76及び第2幅折り曲げ線77をそれぞれ山折りすることによって係止部形成部74を立ち上げ、係止部32となる(図1)。これにより基台形成部36は、X方向から見て三角状の基台部18となる(図3)。すなわち係止部32が底面部22に対し起立した状態になる。
次いで、綴じ部20の固定端48を谷折り、中央折り曲げ線58を山折りし、第1中間折り曲げ線60及び第2中間折り曲げ線62がそれぞれ山折りされ、境界折り曲げ線56が谷折りされた状態を維持することによって、綴じ部20は、X方向から見て四角形状となる(図1)。続いて、第1斜面部24及び第2斜面部26の挿通穴86(図4)に指を入れ、受け部形成部80の上端を下方へ引き出すように受け部折り曲げ線84を谷折りする。このようにして受け部形成部80は、受け部28となる(図1)。
(作用及び効果)
上記実施形態に係るカレンダー10は、複数のカレンダー用紙12と、掲示体14と、を備える。複数のカレンダー用紙12は、それぞれ複数の貫通穴16を有する。掲示体14は、台紙で形成された基台部18と、複数の貫通穴16にそれぞれ挿入されカレンダー用紙12を束ねた複数の綴じ部20と、を有する。基台部18は、矩形状の基台形成部36を折り曲げて形成されている。複数の綴じ部20は、それぞれ、長手方向に固定端48と自由端50とを有する帯状の綴じ部形成部38を有する。固定端48が基台形成部36の長手方向Lの第1先端40に一体に設けられ、自由端50が基台部18の第1先端40を含む第1先端部44と、第1先端40と反対側の第2先端42を含む第2先端部46との間に挟まれ、第1先端部44と第2先端部46とが互いに接着されている。
綴じ部20は、基台部18の長手方向Lの第1先端40に一体に形成された帯状の綴じ部形成部38によって形成されているので、綴じ部形成部38の基台部18に綴じ部形成部38の抜け出た空間が生じない。すなわち、カレンダー10は、綴じ部形成部38の抜け出た空間が生じない分だけ、従来に比べ、基台部18が機械的強度に優れる。したがってカレンダー10は、耐久性に優れる。
綴じ部形成部38は、基台部18と一体に設けられているので、綴じ部20を別部品とする場合に比べ、部品点数を削減できる。綴じ部形成部38が基台部18と一体であるので、製造時に綴じ部20を基台部18に位置決めをする工程を省略できる。
綴じ部20は、それぞれ綴じ部20の幅方向Wに沿う折り曲げ線において折り曲げられる。カレンダー10は、綴じ部20を平坦な状態にできるので、搬送時に、嵩張らず、厚み方向の荷重による綴じ部20の損傷を防止できる。
綴じ部20に設けられた折り曲げ線は、第1先端40及び第2先端42から突出した部分の中央に設けられた中央折り曲げ線58と、中央折り曲げ線58と固定端48との中間に設けられた第1中間折り曲げ線60と、中央折り曲げ線58と境界折り曲げ線56との中間に設けられた第2中間折り曲げ線62とを有する。綴じ部20は、第1中間折り曲げ線60及び第2中間折り曲げ線62において、折り曲げられている。
綴じ部20が第1中間折り曲げ線60及び第2中間折り曲げ線62において折り曲げられていることによって、カレンダー10は、綴じ部20を小さく折り畳むことができるので、搬送時に厚み方向の荷重による綴じ部20の損傷をより確実に防止できる。
基台部18は、第2先端42の固定端48に対応した位置に凹部64を有する。凹部64は、第2先端42から基台部18の内側に向かって窪んでいる。綴じ部20は、第1先端部44と第2先端部46とに挟まれた接着端部52と、第1先端40及び第2先端42から外側に突出した非接着部54との境界に境界折り曲げ線56を有する。綴じ部20は、境界折り曲げ線56において凹部64に沿って折り曲げられている。綴じ部20は、境界折り曲げ線56において谷折りされている。
綴じ部20は、境界折り曲げ線56において第2先端に設けられた凹部に沿って折り曲げられていることによって、第2先端42と干渉しない。したがって、カレンダー10は、搬送するために、綴じ部20を折り曲げてカレンダー10を折り畳んだ場合に、綴じ部20及び基台部18が互いに損傷することを防ぐことができる。
また、カレンダー10は、使用のため組み立てる際、固定端48、中央折り曲げ線58、第1中間折り曲げ線60、第2中間折り曲げ線62、境界折り曲げ線56に沿って綴じ部20を折り曲げることによって、X方向から見て綴じ部20を四角形にすることができる。したがって、カレンダー10は、綴じ部20を起点に綴じ部20に束ねられたカレンダー用紙12をより円滑にめくることができる。綴じ部20は、中央折り曲げ線58、第1中間折り曲げ線60、及び第2中間折り曲げ線62において山折りされ、固定端48及び境界折り曲げ線56において谷折りされている。
掲示体14は、厚み方向に重ねられた第1先端40及び第2先端42から基台部18の外側へ突出し、基台部18の厚み方向に開口した開口部34が形成された吊下げ部30を有する。基台部18の第1先端40及び第2先端42から第1中間折り曲げ線60までの長さL2が、第1先端40及び第2先端42から吊下げ部30の先端までの長さL3以上である。
綴じ部20と吊下げ部30とが上記のように形成されていることによって、カレンダー10は、折り畳んだ状態において、吊下げ部30が綴じ部20より基台部18の第1先端40及び第2先端42から基台部18の外側へ突出しない。カレンダー10は、工場出荷時に梱包される袋に吊下げ部30が引っ掛かりにくいので、吊下げ部30が損傷するリスクを低減できる。
さらに、カレンダー用紙12は、全体として平坦な形状となったカレンダー10において、カレンダー用紙12の上辺が綴じ部20の第1中間折り曲げ線60に接触する位置に配置される。これによって、第1先端40及び第2先端42から突出している綴じ部20及び吊下げ部30がカレンダー用紙12によって保護される。したがって、カレンダー10は、搬送時における、綴じ部20及び吊下げ部30の損傷を防止できる。
また、カレンダー10は、使用時において吊下げ部30の開口部34を外部のフックに引っ掛けることによって、吊下げて使用することができる。カレンダー10は、カレンダー用紙12が上辺11に切り欠き部35を有することによって、上記外部のフックとカレンダー用紙12が干渉しない。
掲示体14は、カレンダー用紙12の底辺13を支持する受け部28を有する。カレンダー10は、受け部28がカレンダー用紙12の底辺13を支持することによって、綴じ部20に作用する荷重を緩和することができる。したがって、カレンダー10は耐久性により優れる。
カレンダー10は、第1斜面部24及び第2斜面部26に、それぞれ受け部28を有することによって、カレンダー用紙12をめくる前後に関わらず、カレンダー用紙12の底辺13を支持し得る。したがって、カレンダー10は、年間を通じて、綴じ部20に作用する荷重をより確実に緩和することができる。
掲示体14は、基台形成部36の長手方向Lの中心を挟んで両側にそれぞれ設けられた、基台形成部36の短手方向Wに延在する第1底折り曲げ線70及び第2底折り曲げ線72の間を底面部22とし、第1底折り曲げ線70と第1先端40の間を第1斜面部24、及び第2底折り曲げ線72と第2先端42の間を第2斜面部26とし、第1先端部44及び第2先端部46の対向する面同士が接着された三角状である。カレンダー10は、掲示体が側面視で三角状であることによって、自立するので、卓上カレンダーとして使用することができる。
底面部22は、基台形成部36の短手方向Wの両側に、基台形成部36の長手方向Lに沿って延在する第1幅折り曲げ線76及び第2幅折り曲げ線77を介して係止部32をそれぞれ有する。係止部32は、第1幅折り曲げ線76及び第2幅折り曲げ線77を折り曲げ、底面部22に対し起立している。これにより底面部22は底中央折り曲げ線68における折り曲がりが抑制され、平坦な形状が保持される。
(変形例)
本考案は上記実施形態に限定されず、本考案の趣旨の範囲内で適宜変更することができる。例えば、上記実施形態の場合、表紙と、各頁の表裏にそれぞれ1か月分の月、日、及び曜日からなるカレンダー面が記載された、全体で7頁のカレンダー用紙を備える場合について説明したが、本考案はこれに限らない。例えば、カレンダーは、各頁の表面に1か月分のカレンダー面が記載された全体で13頁のカレンダー用紙を備えていてもよい。またカレンダーは、各頁の表面に複数か月、例えば2か月分の月、日、及び曜日が記載された、全体で7頁のカレンダー用紙を備えてもよい。
カレンダー用紙に形成された複数の貫通穴は、四角形である場合について説明したが、本考案はこれに限らず、例えば、円形、楕円形、長円形、五角形以上の多角形でもよい。カレンダー用紙は、四角形である場合について説明したが、本考案はこれに限らず、例えば、三角形、五角形以上の多角形、長円形、楕円形でもよい。また、カレンダー用紙は、形状および正面視における面積が等しい場合に限らず、形状および面積が互いに異なっていてもよい。
掲示体は、2つの綴じ部を有する場合について説明したが、本考案はこれに限らず、例えば、4個、6個以上でもよい。この場合、カレンダー用紙の貫通穴は、綴じ部と同数であることはいうまでもない。
綴じ部は、X方向から見て四角形状になり得る場合について説明したが、本考案はこれに限らず、例えばX方向から見て、三角形及び五角形以上の多角形でもよい。綴じ部形成部は帯状である場合について説明したが、本考案はこれに限らず、例えば正四角形状、横長矩形状、多角形状でもよい。
基台形成部は、矩形状である場合について説明したが、本考案はこれに限らず、長円形、正四角形、及び多角形でもよい。
吊下げ部は、開口部として貫通穴を有する場合について説明したが、本考案はこれに限らない。例えば、吊下げ部は、開口部の周縁が綴じていない場合を含み、フック状の開口部でもよい。
基台部は、底面部を有する場合について説明したが、本考案はこれに限らない。基台部は、第1斜面部と第2斜面部とを連結できれば足り、その形態は上記実施形態において説明した底面部に限定されない。例えば、基台部は、第1斜面部と第2斜面部とを紐で連結してもよい。また、基台部は、Y方向及びZ方向に沿う平面を有する台紙で形成された一対の脚部で第1斜面部と第2斜面部とを連結してもよい。
上記実施形態の場合、基台部は、第2先端の固定端に対応した位置に凹部を有する場合について説明したが、本考案はこれに限らない。例えば、基台部は、上記凹部を有さなくともよい。この場合、綴じ部は、境界折り曲げ線が、少なくとも綴じ部の厚み分だけ第2先端から上方にずれた位置に形成されるのが好ましい。境界折り曲げ線が、上記位置に形成されることにより、綴じ部が境界折り曲げ線で谷折りされた場合に、第2先端と干渉することを防ぐことができる。
上記実施形態の場合、基台部の第1先端及び第2先端から第1中間折り曲げ線までの長さが、第1先端及び第2先端から吊下げ部の先端までの長さと同じである場合について説明したが、本考案はこれに限らない。例えば、基台部の第1先端及び第2先端から第1中間折り曲げ線までの長さは、第1先端及び第2先端から吊下げ部の先端までの長さより長くともよい。すなわち、吊下げ部が基台部の上端から突出する高さは、境界折り曲げ線が谷折りされ第1中間折り曲げ線及び第2中間折り曲げ線がそれぞれ山折りされた綴じ部が基台部の上端から突出する高さより低くともよい。綴じ部の上記高さ及び吊下げ部の上記高さとすることにより、カレンダーは、折り畳んだ状態において、カレンダー用紙の上辺が第1中間折り曲げ線に接触する位置にカレンダー用紙を配置することで、綴じ部はカレンダー用紙によって保護される。また、吊り下げ部はカレンダー用紙の上辺及び第1中間折り曲げ線より基台部の外側へ突出しないので、吊下げ部が損傷するリスクを低減できる。
上記実施形態の場合、受け部は、第1斜面部及び第2斜面部に設けられている場合について説明したが、本考案はこれに限らない。受け部は、第1斜面部又は第2斜面部に設けてもよい。
10 カレンダー
11 上辺
12 カレンダー用紙
13 底辺
14 掲示体
16 貫通穴
18 基台部
20 綴じ部
22 底面部
24 第1斜面部
26 第2斜面部
28 受け部
30 吊下げ部
32 係止部
34 開口部
36 基台形成部
38 綴じ部形成部
40 第1先端
42 第2先端
44 第1先端部
46 第2先端部
48 固定端
50 自由端
52 接着端部
54 非接着部
56 境界折り曲げ線
58 中央折り曲げ線
60 第1中間折り曲げ線
62 第2中間折り曲げ線
64 凹部
66 吊下げ部形成部
68 底中央折り曲げ線
70 第1底折り曲げ線
72 第2底折り曲げ線
74 係止部形成部
76 第1幅折り曲げ線
77 第2幅折り曲げ線
78 切込み
80 受け部形成部
82 受け部用切込み
84 受け部折り曲げ線
86 挿通穴
L 長手方向
W 短手方向

Claims (10)

  1. 複数のカレンダー用紙と、掲示体と、を備えるカレンダーであって、
    前記複数のカレンダー用紙は、それぞれ複数の貫通穴を有し、
    前記掲示体は、台紙で形成された基台部と、前記複数の貫通穴にそれぞれ挿入され前記カレンダー用紙を束ねた複数の綴じ部と、を有し、
    前記基台部は、基台形成部を折り曲げて形成されており、
    前記複数の綴じ部は、
    それぞれ、長手方向に固定端と自由端とを有する綴じ部形成部を有し、
    前記固定端が前記基台形成部の一方向の第1先端に一体に設けられ、前記自由端が前記基台部の前記第1先端を含む第1先端部と、前記第1先端と反対側の第2先端を含む第2先端部との間に挟まれ、
    前記第1先端部と、前記自由端と、前記第2先端部とが互いに接着されている、カレンダー。
  2. 前記複数の綴じ部は、それぞれ、前記第1先端及び前記第2先端に沿う折り曲げ線を有する、請求項1に記載のカレンダー。
  3. 前記綴じ部に設けられた前記折り曲げ線は、
    前記第1先端及び前記第2先端から突出した部分の中央に設けられた中央折り曲げ線と、
    前記第1先端部と前記第2先端部とに挟まれた部分と前記第1先端及び前記第2先端から外側に突出した部分との境界に境界折り曲げ線と、
    前記中央折り曲げ線と前記固定端との中間に設けられた第1中間折り曲げ線と、
    前記中央折り曲げ線と前記境界折り曲げ線との中間に設けられた第2中間折り曲げ線と、を有する、請求項2に記載のカレンダー。
  4. 前記基台部は、前記第2先端の前記固定端に対応した位置に凹部を有し、
    前記凹部は、前記第2先端から前記基台部の内側に向かって窪んでおり、
    前記綴じ部は、前記境界折り曲げ線において前記凹部に沿って折り曲げられている、請求項3に記載のカレンダー。
  5. 前記掲示体は、厚み方向に重ねられた前記第1先端及び前記第2先端から前記基台部の外側へ突出し、前記基台部の厚み方向に開口した開口部が形成された吊下げ部を有し、
    前記基台部の第1先端及び第2先端から前記第1中間折り曲げ線までの長さが、前記第1先端及び前記第2先端から前記吊下げ部の先端までの長さ以上である、請求項4に記載のカレンダー。
  6. 前記掲示体は、前記カレンダー用紙の底辺を支持する受け部を有する、請求項1に記載のカレンダー。
  7. 前記掲示体は、前記基台形成部の前記一方向の中心を挟んで両側にそれぞれ設けられた、前記基台形成部の短手方向に延在する第1底折り曲げ線及び第2底折り曲げ線の間を底面部とし、前記第1底折り曲げ線と前記第1先端の間を第1斜面部、及び前記第2底折り曲げ線と前記第2先端の間を第2斜面部とし、前記第1先端部及び前記第2先端部の対向する面同士が接着された三角状である、請求項1に記載のカレンダー。
  8. 前記掲示体は、前記第1斜面部に、前記カレンダー用紙の底辺を支持する受け部を有する、請求項7に記載のカレンダー。
  9. 前記掲示体は、前記第2斜面部に、前記カレンダー用紙の底辺を支持する受け部を有する、請求項7又は8に記載のカレンダー。
  10. 前記底面部は、前記一方向に直交する他方向の両側に、前記一方向に沿って延在する第1幅折り曲げ線及び第2幅折り曲げ線を介して係止部をそれぞれ有し、
    前記係止部は、前記第1幅折り曲げ線及び前記第2幅折り曲げ線を折り曲げ、前記底面部に対し起立している、請求項7に記載のカレンダー。
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