JP3243160U - マルチステーション調整可能な研磨ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】マルチステーション調整可能な研磨ロボットを提供する。【解決手段】研磨ロボットは、ボックス1を含み、ボックスは、研磨区域を有し、研磨区域内に送り機構2、キャリア機構3、研磨機構4及び供給機構5が設置される。キャリア機構は、いくつかの互いに切り替え可能な研削ステーションを有し、研磨機構は、研削刃具を有し、研削刃具は、少なくともY軸とZ軸方向で自由度を有する。マルチステーションのキャリア機構と供給機構との連携によって、材料を順次に研磨機構の下方に押し込み、研磨機構の継続的な作業を確保し、作業効率を向上させ、同時に材料の研磨漏れを避ける。【選択図】図1

Description

本考案は、研磨の技術分野に関し、具体的にマルチステーション調整可能な研磨ロボットに関する。
研磨、研きは、部品の表面を更に加工し、部品の表面との摩擦によって部品の表面の粗さを向上させ、従来研磨機が作業している場合、一般的に、人工で供給する方式を採用する。しかし、これは大量研磨に適用しなく、大量の労力を要するだけでなく、研磨効率も低下した。
考案の目的は、マルチステーション調整可能な研磨ロボットを提供することにより、従来技術に存在する上記問題を解決することである。
技術案は、以下の通りである。研磨区域を有するボックスを含むマルチステーション調整可能な研磨ロボットであって、
X軸方向に沿って前記研磨区域の底部に設けられた送り機構と、
前記送り機構の内側に設けられ、いくつかの互いに切り替え可能な研削ステーションを有するキャリア機構と、
前記研磨区域に設けられ、且つ前記キャリア機構の上方に位置し、少なくともY軸とZ軸方向で自由度を有する研削刃具を備える研磨機構と、
Y軸に沿って前記送り機構の上方に設けられた供給機構と、を更に含む、マルチステーション調整可能な研磨ロボット。
更なる実施例において、前記送り機構は、
横方向に設置され、キャリア機構に近い片側に吐出口が設置されたフレームと、
前記フレーム内に設置され、伝送面が吐出口の底部と面一になるベルトと、
前記ベルトに伝動接続された伝動コンポーネントと、を含む。
更なる実施例において、前記キャリア機構は、
前記ボックス内に固定され、内部が肉抜き構造であるキャリープレートと、
前記肉抜き構造内に位置し、回転モーターに伝動接続された回転盤と、
接続ブラケットによって前記回転盤の外壁に対応して接続され、上表面に上から下へ位置決めキャビティが形成されたいくつかのステーションプレートと、を含む。
更なる実施例において、前記キャリア機構は、
前記キャリープレートの上表面に取り付けられたリングガイドレールと、
前記ステーションプレートの下表面に対応して取り付けられ、予定距離で対向して設置された少なくとも2組のローラーを含み、前記リングガイドレールが2組のローラーの間に位置し且つローラーの転動面に接するいくつかのプーリーグループと、を更に含む。
更なる実施例において、前記ステーションプレートの上表面の高さが、吐出口の底部以下である。
更なる実施例において、前記研磨機構は、
研磨機構の所在する方向へ延在する延在部を有する取付枠と、
垂直方向に前記延在部に開設され、垂直ガイド溝及び垂直ガイド溝に通する異形ガイド溝を含むガイド溝と、
前記延在部の片側に設けられたリフティングコンポーネントと、
一端が前記リフティングコンポーネントに伝動接続され、他端に、先端が前記ガイド溝内に可動介挿され下端が研削刃具の取り付けに用いられるガイドロッドがヒンジ接続された伝動ロッドと、を含む。
更なる実施例において、前記供給機構は、
前記送り機構を横切っているトラスと、
長手方向に沿って前記トラスに取り付けられた伸縮エアーシリンダと、
前記伸縮エアーシリンダの可動端に伝動接続されたプッシュロッドと、を含む。
本考案の有益な効果は以下である。本考案は、マルチステーション調整可能な研磨ロボットに関し、マルチステーションのキャリア機構と供給機構との連携によって、材料を順次に研磨機構の下方に押し込み、研磨機構の継続的な作業を確保し、作業効率を向上させ、同時に材料の研磨漏れを避ける。
本考案の構造全体の模式図である。 本考案における供給機構及び送り機構の接続模式図である。 本考案における研磨機構の構造全体の模式図である。 本考案におけるキャリア機構の構造全体の模式図である。 図面における各符号は、ボックス1、送り機構2、キャリア機構3、研磨機構4、供給機構5、フレーム201、吐出口202、キャリープレート301、回転盤302、ステーションプレート303、リングガイドレール304、ローラー305、取付枠401、延在部402、ガイド溝403、リフティングコンポーネント404、研削刃具405、伝動ロッド406、ガイドロッド407である。
本考案は、マルチステーション調整可能な研磨ロボットを提供し、図1に示すように、片側に研磨区域が設置され、研磨区域の内部に送り機構2が設置されたボックス1、キャリア機構3、研磨機構4及び供給機構5を含む。そのうち、送り機構2は、X軸方向に沿って前記研磨区域の底部に設けられる。対応するキャリア機構3は、送り機構2内に位置し、且ついくつかの互いに切り替え可能な研削ステーションを有し、複数の研削ステーションは、少なくとも2つのワークピースの供給を実現でき、且つ研削切り替え時の効率を向上させた。研磨機構4は、前記研磨区域に設けられ、且つ前記キャリア機構3の上方に位置し、本実施例において、研磨機構4は、研削刃具405を有し、前記研削刃具405は、少なくともY軸とZ軸方向で自由度を有する。なお、研削刃具405がY軸方向で自由度を有することは、研削の厚さの調節を実現するためであり、研削刃具405がZ軸方向で自由度を有することは、供給する場合、回避するように必要なスペースを提供するためである。そのため、供給機構5は、Y軸に沿って前記送り機構2の上方に設けられる。
更なる実施例において、送り機構2は、横方向に、即ちX軸方向に沿って設置されたフレーム201を含む。ワークピースの供給経路の正常を確保するために、本実施例において、フレーム201は、キャリア機構3に近い片側に吐出口202が設置され、対応する供給機構5はワークピースに作用することにより、ワークピースは、吐出口202を経てキャリア機構3に移る。
上記説明に基づいて、キャリア機構3は、ボックス1の内部に固定されたキャリープレート301を含み、図に示すように、キャリープレート301の内部が肉抜き構造であり、且つ肉抜き構造の内部に回転盤302が設置される。回転盤302の正常の回転を確保するために、回転盤302の底部に回転モーターが伝動接続される。回転盤302の外壁に、いくつかの接続ブラケットによって複数のステーションプレート303が配列され、ステーションプレート303の上表面に、上から下へ位置決めキャビティが形成される。位置決めキャビティは、ワークピースに対する位置規制を実現し、研削に一定の制約を提供するために用いられる。
研削する際、研削刃具405はワークピースに対して下へ向かう力があるため、精度を確保し、キャリア機構3の耐用年数を増加するために、本実施例におけるキャリア機構3は、キャリープレート301の上表面に取り付けられたリングガイドレール304、及び対応するプーリーグループを更に含む。そのうち、プーリーグループの数及び位置は、ステーションプレート303と一致し、前記ステーションプレート303の下表面に対応して取り付けられ、前記プーリーグループは、予定距離で対向して設置された少なくとも2組のローラー305を含み、前記リングガイドレール304は、2組のローラー305の間に位置し、且つローラー305の転動面に接する。正常の回転に影響を与えない場合、プーリーグループとリングガイドレール304によってステーションプレート303に一定の支持力を提供する。なお、本実施例において、ステーションプレート303の上表面の高さが、吐出口202の底部以下である。
研磨機構4は、研磨機構4の所在する方向へ延在する延在部402を有する取付枠401と、垂直方向に前記延在部402に開設されたガイド溝403とを含み、前記ガイド溝403は、垂直ガイド溝403と垂直ガイド溝403に通する異形ガイド溝403を含み、言い換えると、垂直ガイド溝403によって、研磨刃具のZ軸方向での位置微調整及び研削の厚さの調節を実現し、異形ガイド溝403によってY軸方向でスペースの回避を実現する。供給する際、即ち研削が必要ではない場合、供給機構5或いは押されたワークピースを効果的に回避する。
前記延在部402の片側に設けられたリフティングコンポーネント404を更に含む。リフティングコンポーネント404は、研磨刃具のZ軸方向での位置粗調整を実現するために用いられ、本実施例において、リフティングコンポーネント404はスクリュー伝動である。
更に、上記機能を実現するために、リフティングコンポーネント404の出力端は、伝動ロッド406の一端に伝動接続され、伝動ロッド406の他端にガイドロッド407がヒンジ接続され、前記ガイドロッド407の先端は、前記ガイド溝403内に可動介挿され、前記ガイドロッド407の下端は、研削刃具405を取り付けるために用いられる。
別の実施例において、供給機構5は、前記送り機構2を横切っているトラスと、長手方向に沿って前記トラスに取り付けられた伸縮エアーシリンダと、前記伸縮エアーシリンダの可動端に伝動接続されたプッシュロッドとを含む。即ち、伸縮エアーシリンダによってプッシュロッドを押し、プッシュロッドによりワークピースは吐出口202を経てキャリア機構3のステーションプレート303内に移る。

Claims (7)

  1. 研磨区域を有するボックスを含むマルチステーション調整可能な研磨ロボットであって、
    X軸方向に沿って前記研磨区域の底部に設けられた送り機構と、
    前記送り機構の内側に設けられ、いくつかの互いに切り替え可能な研削ステーションを有するキャリア機構と、
    前記研磨区域に設けられ、且つ前記キャリア機構の上方に位置し、少なくともY軸とZ軸方向で自由度を有する研削刃具を備える研磨機構と、
    Y軸に沿って前記送り機構の上方に設けられた供給機構と、を更に含む、ことを特徴とするマルチステーション調整可能な研磨ロボット。
  2. 前記送り機構は、
    横方向に設置され、キャリア機構に近い片側に吐出口が設置されたフレームと、
    前記フレーム内に設置され、伝送面が吐出口の底部と面一になるベルトと、
    前記ベルトに伝動接続された伝動コンポーネントと、を含む、ことを特徴とする請求項1に記載のマルチステーション調整可能な研磨ロボット。
  3. 前記キャリア機構は、
    前記ボックス内に固定され、内部が肉抜き構造であるキャリープレートと、
    前記肉抜き構造内に位置し、回転モーターに伝動接続された回転盤と、
    接続ブラケットによって前記回転盤の外壁に対応して接続され、上表面に上から下へ位置決めキャビティが形成されたいくつかのステーションプレートと、を含む、ことを特徴とする請求項1に記載のマルチステーション調整可能な研磨ロボット。
  4. 前記キャリア機構は、
    前記キャリープレートの上表面に取り付けられたリングガイドレールと、
    前記ステーションプレートの下表面に対応して取り付けられ、予定距離で対向して設置された少なくとも2組のローラーを含み、前記リングガイドレールが2組のローラーの間に位置し且つローラーの転動面に接するいくつかのプーリーグループと、を更に含む、ことを特徴とする請求項3に記載のマルチステーション調整可能な研磨ロボット。
  5. 前記ステーションプレートの上表面の高さが、吐出口の底部以下である、ことを特徴とする請求項1に記載のマルチステーション調整可能な研磨ロボット。
  6. 前記研磨機構は、
    研磨機構の所在する方向へ延在する延在部を有する取付枠と、
    垂直方向に前記延在部に開設され、垂直ガイド溝及び垂直ガイド溝に通する異形ガイド溝を含むガイド溝と、
    前記延在部の片側に設けられたリフティングコンポーネントと、
    一端が前記リフティングコンポーネントに伝動接続され、他端に、先端が前記ガイド溝内に可動介挿され下端が研削刃具の取り付けに用いられるガイドロッドがヒンジ接続された伝動ロッドと、を含む、ことを特徴とする請求項1に記載のマルチステーション調整可能な研磨ロボット。
  7. 前記供給機構は、
    前記送り機構を横切っているトラスと、
    長手方向に沿って前記トラスに取り付けられた伸縮エアーシリンダと、
    前記伸縮エアーシリンダの可動端に伝動接続されたプッシュロッドと、を含む、ことを特徴とする請求項1に記載のマルチステーション調整可能な研磨ロボット。
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