JP3243107U - フェイスシールド - Google Patents
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Abstract
【課題】一枚のシート材から構成され、額と接する箇所にクッション性(弾性)を有するフェイスシールドを提供する。【解決手段】フェイスシールド1は、天側の両端それぞれに袖部100を有し、使用者の顔面を保護するシールド部10と、使用者の額に押し当てるサポーター部12と、シールド部10とサポーター部12の間に位置するスペーサ部11と、シールド部10の袖部100とそれぞれ連接し、使用者の頭部に巻き付ける帯状のヘッドバンド部13を備えている。額と接する箇所にクッション性を持たせるために、シールド部10の天側とスペーサ部11の地側を連接させる第1折線14を山折りする凹状の折線とし、スペーサ部11の天側とサポーター部12の地側を連接させる第2折線15を谷折りする凹状の折線としている。【選択図】図1
Description
本願で開示する考案は、医療従事者などを感染から守る個人防護具(PPE: Personal Protective Equipment)の1つであるフェイスシールドに関する。
医療従事者などを感染から守る個人防護具(PPE: Personal Protective Equipment)の1つに、血液または飛沫などの湿性生体物質から使用者の顔面を保護するフェイスシールドがある。新たな感染症(COVID-19)の影響もあり、様々なフェイスシールドがすでに発案されている。
特許文献1で開示されたフェイスシールドは、顔面を覆う透明樹脂板からなるシールド部(カバー)と、シールド部の裏面の上縁に沿って貼着される棒状のスポンジと、シールド部の上部両端を連結するバンドを備える。フェイスシールドに備えられたスポンジが額と当接することで、シールド部と顔面の間に適度な隙間が生じ、更に、スポンジが有するクッション性(弾性)により、フェイスシールドを快適に装着できる。
特許文献2では、1枚のシート材で構成したフェイスシールドが開示されている。フェイスシールドを1枚のシート材で構成することで、フェイスシールドの構成を簡素化できる。また、フェイスシールドを1枚のシート材で構成することで、フェイスシールドの梱包体積を小さくできる。特許文献2では、フェイスシールドを1枚のシート材で構成しても、額(頭部)へのホールド性が損なわれないように、使用者の前頭部と接する箇所を凹状に形成している。
本考案は、一枚のシート材から構成され、額と接する箇所にクッション性(弾性)を有するフェイスシールドを提供する。
上述した課題を解決する本考案は、可撓性のある1枚のシート材で構成されるフェイスシールドである。本考案に係るフェイスシールドは、2つの袖部を天側の両端に有し、使用者の顔面を保護するシールド部と、使用者の額に押し当てるサポーター部と、前記シールド部と前記サポーター部の間に位置するスペーサ部と、前記袖部の下側と連接し、使用者の頭部に巻き付ける帯状の2つのヘッドバンド部を備える。額と接する箇所にクッション性(弾性)を持たせるため、本考案に係るフェイスシールドでは、前記シールド部の天側と前記スペーサ部の地側を連接させる第1折線を山折りする凹状の折線とし、前記スペーサ部の天側と前記サポーター部の地側を連接させる第2折線を谷折りする凹状の折線としている。
本考案では、前記ヘッドバンド部を前記袖部の上に折り返す第3折線を設け、前記スペーサ部の両側に差込み片を形成し、前記シールド部の裏側に折り返した前記スペーサ部の前記差込み片を通すための孔を形成する切込みを前記袖部に設け、前記袖部の上に前記ヘッドバンド部を折り返した状態で前記差込み片を係止するためのスリットを形成する切込みを前記ヘッドバンド部の天側に設けることが好適である。本考案に係るフェイスシールドをこのように構成することで、前記シールド部の裏側に折り返した前記スペーサ部を固定でき、前記シールド部の表側に折り返した前記ヘッドバンド部を前記シールド部に固定できる。
更に、本考案では、使用者の顔面の左右を覆うサイドシールド部を形成する第4折線を前記シールド部の両側に設けることが好適である。本考案に係るフェイスシールドをこのように構成することで、顔面の左右を覆うサイドシールド部を前記シールド部に設けることができる。
本考案では、前記ヘッドバンド部を前記袖部の上に折り返す第3折線を設け、前記スペーサ部の両側に差込み片を形成し、前記シールド部の裏側に折り返した前記スペーサ部の前記差込み片を通すための孔を形成する切込みを前記袖部に設け、前記袖部の上に前記ヘッドバンド部を折り返した状態で前記差込み片を係止するためのスリットを形成する切込みを前記ヘッドバンド部の天側に設けることが好適である。本考案に係るフェイスシールドをこのように構成することで、前記シールド部の裏側に折り返した前記スペーサ部を固定でき、前記シールド部の表側に折り返した前記ヘッドバンド部を前記シールド部に固定できる。
更に、本考案では、使用者の顔面の左右を覆うサイドシールド部を形成する第4折線を前記シールド部の両側に設けることが好適である。本考案に係るフェイスシールドをこのように構成することで、顔面の左右を覆うサイドシールド部を前記シールド部に設けることができる。
本考案は、Z状になるように、シールド部とスペーサ部の境およびスペーサ部とサポーター部の境を折ることで、一枚のシート材から構成されるフェイスシールドにおいて、額と接する箇所にクッション性(弾性)持たせている。
ここから、本願で開示する考案に係る実施形態について記載する。本実施形態は、本願で開示する考案の理解を容易にするためのものであり、本願で開示する考案は、本実施形態に限定されるものではない。また、特に断りのない限り、図面は、本願で開示する考案の理解を容易にするために描かれた模式的な図である。
図1では、フェイスシールド1を説明する図である。図2では、フェイスシールド1に含まれる各部位を説明する図である。図2では、フェイスシールド1に含まれる各部位を分かり易くするため、各部位を切り離した状態で示している。図1、2は、フェイスシールド1を表面から見た図を示している。フェイスシールド1の表面は、フェイスシールド1を装着した使用者を正面から見たときに表になる面である。フェイスシールド1の裏面は、使用者の顔面側に向く面である。なお、フェイスシールド1の天地左右方向は、図1で示した方向に従う。
図1で図示したフェイスシールド1は、装着時の形態に組立てる前の状態である。装着時の形態に組立てる前、フェイスシールド1は平面状の形態をなしている。フェイスシールド1が平面状の形態をなすことで、組立てる前のフェイスシールド1を隙間なく重ねた状態で収容でき、フェイスシールド1の収容スペースを小さくできる。
図1で示したフェイスシールド1は、可撓性を有する透明なシート材をフェイスシールド1の形状に打ち抜くことで形成されている。装着時の形態に組立てる際、平面状から曲面状に曲げるため、フェイスシールド1に用いるシート材には、曲面状に曲げても折れない可撓性が必要になる。また、フェイスシールド1を装着した使用者の視界の妨げにならないように、フェイスシールド1に用いるシート材には透明性が必要になる。フェイスシールド1に用いるシート材は無色透明が好ましいが、フェイスシールド1に用いるシート材は半透明または有色透明であってもよい。
例えば、フェイスシールド1のシート材には、高透明で厚さが0.25mmのPETシート(PET: Poly Ethylene Terephthalate)を利用できる。フェイスシールド1のシート材には、ポリプロピレンまたはポリエチレンを利用することもできる。更に、フェイスシールド1のシート材には複層材を利用できる。なお、使用者の息でフェイスシールド1が曇るのを防止するために、フェイスシールド1の裏面側になるシート材の面に、曇り止め加工を施すことが好適である。
図1で図示したフェイスシールド1には、フェイスシールド1の組立てに用いる複数の折線と切込みが加工されている。フェイスシールド1に加工した折線によって、フェイスシールド1は複数の部位に分割される。
図1,2で示した通り、図1で図示したフェイスシールド1は、部位として、天側の両端それぞれに袖部100を有し、使用者の顔面を保護するシールド部10と、使用者の額に押し当てるサポーター部12と、シールド部10とサポーター部12の間に位置するスペーサ部11と、シールド部10の袖部100とそれぞれ連接し、使用者の頭部に巻き付ける帯状のヘッドバンド部13を備えている。
シールド部10は、湿性生体物質から使用者の顔面を保護するために、使用者の顔面を覆う部位になる。図2などで示した通り、シールド部10は、天側の両端それぞれに袖部100を有し、天側の縁が凹状に湾曲したT字型をなしている。シールド部1は、使用者の顔面を覆うことができるサイズになっている。本実施形態のフェイスシールド1では、湿性生体物質から使用者の顔面を保護する効果をより高めるため、シールド部10には、第4折線104を利用して、使用者の顔面の左右を覆うためのサイドシールド部103を両側に形成している。本実施形態において、第4折線104は略円弧状で、サイドシールド部103は略三角形状になっている。
シールド部10の上縁は、第1折線14を介してスペーサ部11と連接している。装着時の態に組立てたとき、シールド部10とスペーサ部11を、使用者の顔面の前方向に向かって凸状に湾曲させるため、第1折線14は、凹状の曲線になっている。シールド部10が、使用者の顔面の前方向に向かって凸となる湾曲形状になることで、シールド部10の剛性を高められる。シールド部10の剛性を高めることができれば、使用者が装着したフェイスシールド1の姿勢を安定して保つことができる。
袖部100は、シールド部10の天側の両端それぞれに設けられている。本実施形態では、第3折線17と第2切込み16の交点から外側になるシールド部10の部分を袖部100としている。シールド部10の天側の左側に設けた袖部100は、左方向に斜めに突出している。シールド部10の天側の右側に設けた袖部100は、胴部の右方向に斜めに突出している。それぞれの袖部100には、C字型の第1切込み101と第1切込み101の両側を結ぶ第5折線102により、スペーサ部11に設けた差込片110を通す孔を形成している。
袖部100は、ヘッドバンド部13と連接する部位になる。袖部100は、天方向に傾斜し、帯状のヘッドバンド部13と下側で連接している。シールド部10の袖部100の上にヘッドバンド部13を折り返せるように、ヘッドバンド部13が連接している箇所には、天側斜め方向に延びる第2切込み16と、第2切込み16の上端から地側斜め方向に延びる第3折線17を加工している。本実施形態では、袖部100の高さH0とヘッドバンド部13の幅W0を同じにし、第3折線17を利用して、ヘッドバンド部13をシールド部10の表側に折り返すと、ヘッドバンド部13が袖部100と重なるようにしている。
シールド部10の上縁と連接するスペーサ部11は、使用者がフェイスシールド1を顔面に装着したとき、シールド部10とサポーター部12の間に位置される部位で、使用者の顔面とシールド部10の間に隙間を設けるための部位である。スペーサ部11は、中央部が凹んだアーチ型になっている。使用者がフェイスシールド1を装着するとき、第1折線14を山折りして、スペーサ部11は、シールド部10の裏側(使用者の顔面側)に折り返される。第1折線14を山折りすることで、シールド部10と同様に、スペーサ部11も、使用者の顔面の前方向に向かって凸となる湾曲形状になる
スペーサ部11の左右には、第3切込み111を利用して、ヘッドバンド部13の係止に用いる差込片110を形成している。スペーサ部11に設けた差込片110の付け根の両側には、ストッパーとして機能する小さな切欠き110aを設けている。切欠き110aの間の長さは、ヘッドバンド部13に設けたC字型の第4切込み130の両端とほぼ同じ長さである。差込片110の切欠き110aと第4切込み130の両端を係合させることで、ヘッドバンド部13をスペーサ部11に係止できる。
スペーサ部11の上縁には、第2折線15を介して、サポーター部12が連接している。サポーター部12は、使用者がフェイスシールド1を顔面に装着したとき、使用者の額とあたる部位になる。スペーサ部11とサポーター部12の境になる第2折線15は、装着時の形態に組立てるとき、谷折りする折線になる。サポーター部12は、使用者の額と接する部位するため、サポーター部12の幅は、スペーサ部11の幅より短くなる。使用者の額にサポーター部12を密着させるためには、使用者がフェイスシールド1を顔面に装着したとき、サポーター部12は、使用者の顔面の前方向に向かって凸となる湾曲形状になる必要がある。このため、第2折線15も凹状の曲線になっている。
帯状をなしているヘッドバンド部13は、使用者がフェイスシールド1を装着したとき、使用者の頭部に巻かれる部位になる。ヘッドバンド部13は、シールド部10の両側それぞれに設けられる。本実施形態において、ヘッドバンド部13の天側は、シールド部10の袖部100の地側と連接している。
使用者がフェイスシールド1を装着するとき、2つのヘッドバンド部13を連結して、ヘッドバンド部13による輪を形成する。このため、2つのヘッドバンド部13を連結する加工をそれぞれのヘッドバンド部13に加工している。本実施形態において、この加工は、シールド部10の右側になるヘッドバンド部13とシールド部10の左側になるヘッドバンド部13では異なっている。シールド部10の左側になるヘッドバンド部13には、第5切込み132aにより、2つのヘッドバンド部13の連結に用いる係止片132が形成されている。シールド部10の右側になるヘッドバンド部13には、左側のヘッドバンド部13に形成した係止片132を差し込む複数の第6切込み133が等間隔で形成されている。なお、第6切込み133を等間隔で形成しているのは、2つのヘッドバンド部13を連結させて形成した輪の大きさを使用者の頭部のサイズに合わせて調整できるようにするためである。
また、2つのヘッドバンド部13の天側には、第6折線131と第4切込み130により、スペーサ部11に設けた差込片110を係止させる孔を形成している。上述した通り、スペーサ部11に設けた差込片110とヘッドバンド部13に設けた孔を係合させることで、スペーサ部11の差込片110を、第6折線131と第4切込み130を用いて形成したヘッドバンド部13のスリットに係止できる。
図1で示したフェイスシールド1の組立て方について説明する。図3は、フェイスシールド1の組立て方を説明する第1図である。図4は、フェイスシールド1の組立て方を説明する第2図である。図5は、フェイスシールド1の組立て方を説明する第3図である。
図1で示したフェイスシールド1を組立てる際、まず、フェイスシールド1に設けた各々の折線に折りぐせをつけるため、フェイスシールド1に設けた各々の折線をくせ折りする(図3)。くせ折りする際、フェイスシールド1に設けた第1折線14は山折りされ、フェイスシールド1に設けた第2折線15は谷折りされる。また、くせ折りする際、第5折線102、第3折線17および第6折線131は谷折りされ、フェイスシールド1に設け第4折線104は山折りされる。
次に、スペーサ部11に設けた差込片110を利用して、シールド部10の袖部100、スペーサ部11の両側およびヘッドバンド部13を一体化させる。シールド部10の袖部100、スペーサ部11の両側およびヘッドバンド部13を一体化させる際、まず、シールド部10の裏側に折り返したスペーサ部11に設けられている差込片110を、第1切込み101と第5折線102を利用して開口させた袖部100の孔101aに通す(図4)。袖部100の孔101aにスペーサ部11の差込片110を通した後、第3折線17を利用してシールド部10の表側にヘッドバンド部13を折り返し、袖部100の孔101aに通したスペーサ部11の差込片110を、第6折線131と第4切込み130を用いて開口させたヘッドバンド部13のスリット130aに通して、スペーサ部11の差込片110をヘッドバンド部13のスリット130aに係止する(図5)。シールド部10の裏側に折り返したスペーサ部11の差込片110を、シールド部10の表側に折り返したヘッドバンド部13の孔130aに係止することで、シールド部10の裏側に折り返したスペーサ部11と、シールド部10の表側に折り返したヘッドバンド部13をシールド部10に固定できる。
図6は、組み立てた状態のフェイスシールド1を説明する第1図である。図7は、組み立てた状態のフェイスシールド1を説明する第2図である。図6、図7で示した通り、組立後のフェイスシールド1において、シールド部10、スペーサ部11およびサポーター部12それぞれは湾曲形状になる。ヘッドバンド部13は、シールド部10の袖部100およびスペーサ部11の両側と一体化した状態になる。また、第4折線104を山折りすることで、組立後のフェイスシールド1には、顔面の左右を覆うサイドシールド部103が設けられている。また、図7で示した通り、組立後のフェイスシールド1では、スペーサ部11はシールド部10の裏側に折り返されており、サポーター部12は、スペーサ部11の上に折り返されている。
図8では、フェイスシールド1を使用者に装着した状態を示している。図9では、2つのヘッドバンド部13を連結させた状態を示している。図8で示した通り、フェイスシールド1のサポーター部12を使用者の額に当てた状態で、ヘッドバンド部13を使用者の頭部に巻き付けることで、フェイスシールド1を使用者に装着できる。図9で示した通り、フェイスシールド1を使用者に装着した際、一方のヘッドバンド部13に設けた係止片132をもう一方のヘッドバンド部13に設けた第6切込み133に通すことで、2つのヘッドバンド部13は連結されている。
図10では、フェイスシールド1の効果を説明する図である。本実施形態に係るフェイスシールド1では、図8で示した通り、シールド部10により使用者の顔面を覆うことで、血液または飛沫などの湿性生体物質から使用者の顔面を保護できるという効果が得られる。また、フェイスシールド1に高透明なシート材を用いることで、フェイスシールド1を装着しても、使用者の視界を妨げることはない。
これらの一般的な効果に加え、本実施形態に係るフェイスシールド1では、1枚のシート材でフェイスシールド1を構成しながらも、使用者の額と当たるフェイスシールド1の箇所にクッション性を持たせることができる。使用者の額と当たるフェイスシールド1の箇所にクッション性があれば、フェイスシールド1を装着した際、フェイスシールド1が使用者の頭部からずれるのを抑制できる。また、使用者の額と当たるフェイスシールド1の箇所にクッション性があれば、使用者は快適にフェイスシールド1を装着でき、長時間にわたりフェイスシールド1を装着できる。
使用者の額と当たるフェイスシールド1の箇所のクッション性は、シールド部10とスペーサ部11の境を山折りし、更に、スペーサ部11とサポーター部12の境を谷折りすることでもたらされる効果である。図10で図示した通り、シールド部10とスペーサ部11の境を山折りし、更に、スペーサ部11とサポーター部12の境を谷折りすることで、シールド部10、スペーサ部11およびサポーター部12はZ状をなす。シールド部10とスペーサ部11の境の折り目、更に、スペーサ部11とサポーター部12の境の折り目それぞれには平面状に戻ろうとする復元力が発生して、Z状をなしたシールド部10、スペーサ部11およびサポーター部12はバネのように機能し、使用者の額と当たるフェイスシールド1の箇所にクッション性がもたらされる。また、図8で示した通り、2つのヘッドバンド部13を連結させて形成した輪の長さを使用者の頭部の周長に合わせて、フェイスシールド1を使用者が装着すると、この復元力により、図10で示した通り、スペーサ部11は斜めの格好になり、シールド部10と使用者の額の間に適度な隙間が生じる。
1 フェイスシールド
10 シールド部
11 スペーサ部
12 サポーター部
13 ヘッドバンド部
14 第1折線
15 第2折線
17 第3折線
104 第4折線
110 差込み片
10 シールド部
11 スペーサ部
12 サポーター部
13 ヘッドバンド部
14 第1折線
15 第2折線
17 第3折線
104 第4折線
110 差込み片
Claims (3)
- 可撓性のある1枚のシート材で構成され、
2つの袖部を天側の両端に有し、使用者の顔面を保護するシールド部と、
使用者の額に押し当てるサポーター部と、
前記シールド部と前記サポーター部の間に位置するスペーサ部と、
前記袖部の下側と連接し、使用者の頭部に巻き付ける帯状の2つのヘッドバンド部を備え、
前記シールド部の天側と前記スペーサ部の地側を連接させる第1折線を山折りする凹状の折線とし、前記スペーサ部の天側と前記サポーター部の地側を連接させる第2折線を谷折りする凹状の折線としたフェイスシールド。 - 前記ヘッドバンド部を前記袖部の上に折り返す第3折線を設け、前記スペーサ部の両側に差込み片を形成し、前記シールド部の裏側に折り返した前記スペーサ部の前記差込み片を通すための孔を形成する切込みを前記袖部に設け、前記袖部の上に前記ヘッドバンド部を折り返した状態で前記差込み片を係止するスリットを形成するための切込みを前記ヘッドバンド部の天側に設けたことを特徴とする、請求項1に記載したフェイスシールド。
- 使用者の顔面の左右を覆うサイドシールド部を形成する第4折線を前記シールド部の両側に設けたことを特徴とする、請求項2に記載したフェイスシールド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023001977U JP3243107U (ja) | 2023-06-07 | 2023-06-07 | フェイスシールド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023001977U JP3243107U (ja) | 2023-06-07 | 2023-06-07 | フェイスシールド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3243107U true JP3243107U (ja) | 2023-08-03 |
Family
ID=87468716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023001977U Active JP3243107U (ja) | 2023-06-07 | 2023-06-07 | フェイスシールド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3243107U (ja) |
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2023
- 2023-06-07 JP JP2023001977U patent/JP3243107U/ja active Active
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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