JP3241392U - 線香立て - Google Patents

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Abstract

【課題】線香を鉛直に、しかも線香の下端まで火を消さずに保持でき、また燃え残った線香を容易に除去できる線香立てを提供する。【解決手段】線香立てH1は、平面視において四角形状の底板部11と、底板部11の対向する辺から上方に延出し、互いの先端が近づく方向にバネ弾性を有する一対の側板部12a,12bとを有するバネ板からなる本体部材1と、側面視において長尺状で湾曲部22a,22bを有し、一方端が一対の側板部12a,12bの先端部に連結され、他方端が自由端とされた一対のレバー部材2a,2bとを備える。レバー部材2a,2bの自由端側に下方向に外力が加えられると、バネ弾性に抗して側板部12a,12bの先端部間が離れる方向に移動して先端部間に線香5が挿入可能となり、当該外力が解除されるとバネ弾性によって側板部12a,12bの先端部が近づく方向に移動して先端部間で線香5が挟持される。【選択図】図2

Description

本考案は線香立てに関し、より詳細には、墓などの屋外で好適に用いられる線香立てに関するものである。
これまで墓などの屋外で用いられる線香立てとして、例えば図7に示すように、略筒形状で下部が拡径した線香立てH4が用いられていた。線香立てH4は上部開口径が線香5の径よりも格段に大きく、また線香5の下端は固定されないため、線香立てH4に差し入れられた線香5は垂直には維持され難く通常は傾いた状態となる。そして、線香5が線香立てH4の上部開口に接触している部分で線香5の火が消えて、線香立てH4内に線香5の下端部が燃えずに残る。
このため、例えば、特許文献1では、線香の燃焼温度を完全に奪い去らない線径の耐火線材で、線香が耐火線材に接触して燃焼温度が低下しても、燃焼最高温度に回復する隙間を設けて支持部を構成した線香立てが提案されている。
また、特許文献2では、上向きにした複数の第1針状体が所定の横間隔で基盤上に立設され、前記所定の横間隔が、線香の下端部を第1針状体間で挟持可能な間隔に設定された線香立てが提案されている。
特開平8-154805号公報 特開2003-245190号公報
特許文献1に提案の線香立てでは、耐火線材の線径を細くするほど線香の火は消えにくくなると考えられるが、実使用にあたっては外力による変形など耐久性に支障がでるおそれがある。また線香を鉛直に保持することはこれまでと同様に難しいと考えられる。
特許文献2に提案の線香立てでは、第1針状体間に挟持された線香の下端部は燃焼せずに燃え残ると考えられるところ、第1針状体間の燃え残った線香を除去するには手間がかかると考えられる。
そこで、本考案の目的は、線香を鉛直に、しかも線香の下端まで火を消さずに保持でき、また燃え残った線香を容易に除去できる線香立てを提供することにある。
前記目的を達成する本考案の一態様に係る線香立ては、平面視において四角形状の底板部と、前記底板部の対向する辺から上方に延出し、互いの先端が近づく方向にバネ弾性を有する一対の側板部とを有するバネ板からなる本体部材と、側面視において長尺状で下方に向かって凸状の湾曲部または屈曲部を有し、一方端が前記一対の側板部の先端部に連結され、他方端が自由端とされた一対のレバー部材とを備え、前記一対のレバー部材の自由端側に下方向に外力が加えられると、バネ弾性に抗して前記一対の側板部の先端部間が離れる方向に移動して前記先端部間に線香が挿入可能となり、当該外力が解除されるとバネ弾性によって前記一対の側板部の先端部が近づく方向に移動して前記先端部間で線香が挟持されることを特徴とする。
また前記構成の線香立てにおいて、前記一対のレバー部材の自由端は前記底板部よりも上下方向上側に位置しているのが好ましい。
前記構成の線香立てにおいて、前記一対のレバー部材の湾曲部または屈曲部は前記底板部よりも上下方向上側に位置しているのが好ましい。
また前記構成の線香立てにおいて、前記一対のレバー部材は前記一対の側板部の先端部に回動可能に連結されているのが好ましい。
また前記構成の線香立てにおいて、前記一対のレバー部材は屈曲した線材から構成され、円弧状の押圧部と、前記押圧部の両端から延出した一対の湾曲部と、前記一対の湾曲部の端部と所定角度で接続し、前記一対の側板部の先端部に連結する一対の連結部とを有するのが好ましい。
また前記構成の線香立てにおいて、前記一対のレバー部材は屈曲した線材から構成され、円弧状の押圧部と、前記押圧部の両端から延出した一対の第1中間部と、前記一対の第1中間部の端部と所定角度で接続した一対の第2中間部と、前記一対の第2中間部の端部と所定角度で接続し、前記一対の側板部の先端部に連結する一対の連結部とを有するのが好ましい。
本考案に係る線香立てによれば、線香を鉛直に、しかも線香の下端まで火を消さずに保持でき、また燃え残った線香を容易に除去できる。
本考案の第1実施形態に係る線香立ての斜視図である。 図1の線香立てを用いて線香を挟持する工程を説明する側面図である。 本考案に係る線香立ての変形例を示す平面図である。 本考案の線香立ての使用例を示す斜視図である。 本考案の第2実施形態に係る線香立ての斜視図である。 図5の線香立ての側面図である。 従来の線香立ての一例を示す垂直断面図である。
以下、本考案に係る線香立てについて図に基づいてさらに詳細に説明するが、本考案はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。なお、本明細書における「上下方向」、「左右方向」および「幅方向」は、図1に示す上下方向、左右方向および幅方向を意味するものとする。
(第1実施形態)
図1は本考案の第1実施形態に係る線香立ての斜視図である。この図に示す線香立てH1は、側面視において、二等辺三角形状の本体部材1と、本体部材1の先端部に一方端が連結された一対のレバー部材2a,2bとを有する。以下、各部材について説明する。
(本体部材1)
本体部材1は、線香5(図2に図示)を挟持する働きを奏し、例えばバネ板を曲げ加工することによって形成される。本体部材1は、平面視において四角形状の底板部11と、底板部11の対向する辺から曲げ加工によって上方に向かって互いに近づく方向に傾斜した一対の側板部12a,12bとを有する。本体部材1の側面視形状は二等辺三角形状である。一対の側板部12a,12bの先端部は互いに近づく方向にバネ弾性を有する。本実施形態では一対の側板部12a,12bの先端部は通常状態(押圧部21a,21bに下方に向かって押圧力が加わっていない状態)では弾発当接している。
一対の側板部12a,12bの先端部の幅方向両端部は丸め加工によって円筒状の軸支部13a,13bとされている。また、一対の側板部12a,12bの先端部の幅方向中央部は、丸め加工によって外側に向かって円弧状部14a,14bとされている。したがって、一対の側板部12a,12bの先端部の対向側面は幅方向全体にわたって曲面とされている。後述するように、線香5は、この一対の側板部12a,12bの先端部の対向側面で挟持される。なお、一対の側板部12a,12bの先端部は、通常状態において必ずしも完全に弾発当接している必要なく、挟持する線香5の外径よりも小さい隙間を有して対向しいてもよい。
本考案で使用する本体部材1の材質としては板バネ性を有するものであればよく、例えば、炭素鋼やステンレス鋼などの金属材や繊維強化プラスチックなどの非金属材が使用できる。
(レバー部材)
レバー部材2a,2bは、側板部12a,12bの先端部間をバネ弾性に抗して離れる方向に移動させる役割を果たす。本実施形態において、レバー部材2a,2bは、屈曲した線材から構成される。レバー部材2a,2bは、平面視において略円弧状の押圧部21a,21bと、押圧部21a,21bの両端から本体部材1の方向に延出し、下方に向かって凸状に湾曲した湾曲部22a,22bと、湾曲部22a,22bの端部から、本体部材1の幅方向中央からみて外方向に延出した一対の連結部23a,23bとを有する。一対の連結部23a,23bは、押圧部21a,21bおよび湾曲部22a,22bのバネ弾性によって互いに離れる方向(幅方向外方向)に弾発された状態で、側板部12a,12bの先端部の円筒状の軸支部13a,13bに挿入される。このようにして、レバー部材2a,2bは側板部12a,12bの先端部に回動可能に連結される。
図2に示すように、レバー部材2a,2bの自由端すなわち押圧部21a,21bは本体部材1の底板部11よりも上方に位置するのが好ましい。また、レバー部材2a,2bの湾曲部22a,22bも、その全体が本体部材1の底板部11よりも上方に位置するのが好ましい。これにより、線香立てH1を設置面に載置したときに、レバー部材2a,2bの湾曲部22a,22bやレバー部材2a,2bの自由端ではなく、本体部材1の底板部11が設置面に当接し線香立てH1が設置面に安定して載置される。
レバー部材2a,2bの湾曲部22a,22bの円弧長さは、本体部材1の側板部12a,12bの長さの1.2倍~2.0倍の範囲が好ましい。後述するように、線香立てH1で線香5を挟持する際に、レバー部材2a,2bの押圧部21a,21bが下方向に押し下げられて、本体部材1の弾発力に抗して一対の側板部12a,12bの先端部間が離隔される。このとき、レバー部材2a,2bの湾曲部22a,22bの円弧長さが短いと、一対の側板部12a,12bの先端部間を離隔するのに大きな押圧力が必要になる。一方、レバー部材2a,2bの湾曲部22a,22bの円弧長さが長いと、一対の側板部12a,12bの先端部間を離隔するのに必要な押圧力は小さくなるが、レバー部材12a,12bが本体部材1から外方に長く突出するため輸送や保管などにおける必要容積が大きくなる。
本考案で使用するレバー部材2a,2bの材質としては、例えば、直径数mmの鋼材などの線材が挙げられる。線材の断面形状に特に限定はなく円形、多角形などいずれの形状であってもよい。
(使用方法)
図2に用いて上記構成の線香立てH1の使用方法について説明する。側面視において湾曲したレバー部材2a,2bは、押圧部21a,21bを力点、湾曲部22a,22bの側板部12a,12bとの接触点を支点、連結部23a,23bを作用点として、てこの原理で、本体部材1のバネ弾性に抗して側板部12a,12bの先端部間を拡げる働きをする。具体的には、図2(a)に示すように、レバー部材2a,2bの押圧部21a,21bに下方向に力が加えられると、湾曲部22a,22bの側板部12a,12bとの接触点が支点となって、側板部12a,12bの先端部間が広がる方向に力が作用する。これによって、図2(b)に示すように、一対の側板部12a,12bの先端部が離隔して開口が形成される。開口の幅を大きくするほど押圧部21a,21bに大きな力を加えなければならないので、開口の幅は線香5の外径よりも若干大きい程度とするのが好ましい。
そして、図2(b)に示すように、レバー部材2a,2bの押圧部21a,21bに対して下方向への力が維持された状態、すなわち、一対の側板部12a,12bの先端部間が離隔して開口が形成された状態で、開口に線香5を差し入れる。線香5を下端まで燃焼させる観点からは、一対の側板部12a,12bの先端部によって挟持される線香5の位置は、できるだけ線香5の下端であるのが望ましい。またこのとき、線香5は、本体部材1の幅方向に対して垂直に挟持されるようにするのが外観上望ましい。
次いで、図2(c)に示すように、レバー部材2a,2bの押圧部21a,21bに加えていた力が解除されると、一対の側板部12a,12bの先端部はバネ弾性によって近づく方向、すなわち開口を閉める方向に移動して線香5を挟持する。一対の側板部12a,12bによる線香5の挟持力は本体部材1のバネ弾性力による。当該バネ弾性力は、線香5を挟持でき且つ線香5を破壊しない範囲に設定される。本体部材1のバネ弾性力は、本体部材1を構成するバネ板の種類や厚み、曲げ角度などによって調整される。線香5の本体部材1の幅方向に対する角度を垂直にする角度調整は、線香5が本体部材1に挟持された後に行っても構わない。
図2では一対の側板部12a,12bによって1本の線香5が挟持される状態を示したが、複数本の線香5が一対の側板部12a,12bの先端部に幅方向(図2の紙面垂直方法)に一列に並んで挟持されるようにしてもよい(例えば図4を参照)。
線香5が燃え尽きた後、線香5の燃えかすは、レバー部材2a,2bの押圧部21a,21bが下方向に押し下げられることによって、一対の側板部12a,12bの先端部間が離隔して線香5の挟持が解消されて落下し除去される。このように本考案の線香立てH1では線香5の燃えかすは本体部材1から簡単に取り除くことができる。
(使用例)
図4に、上記実施形態の線香立てH1の使用例を示す斜視図を示す。上記構成の線香立てH1は屋外において好適に使用でき、図7に示した従来の線香立てH4に替えて使用することできる。線香立てH1によれば、線香5を鉛直に挟持することができる。また、線香5の下端まで火を消さずに保持でき、燃え残った線香5は容易に除去できる。
(変形例)
図3に、本考案に係る線香立ての変形例を示す平面図を示す。なお、前記実施形態の線香立てH1と同じ部材および同じ部分については同じ符号を付して、その説明は省略または簡略する。この図に示す線香立てH2は、一対の側板部12a,12bの各々の先端部の幅方向中央部に対向するように、上端から下方に向かって上部開口の円弧状の凹部15a,15bを有している。このような構成の線香立てH2では、一対の側板部12a,12bの各々の円弧状の凹部15a,15bの間に複数本の線香5を束として挟持可能となる。円弧状の凹部15a,15bの幅や上下方向深さに特に限定はなく、凹部15a,15bの間に挟持可能とする線香5の本数などから適宜決定すればよい。なお、凹部15a,15bは円弧状に限定されるものではなく、例えば四角形状などの多角形状であっても構わない。
(第2実施形態)
図5に、第2実施形態に係る線香立ての斜視図を、図6にその側面図をそれぞれ示す。なお、前記実施形態の線香立てH1と同じ部材および同じ部分については同じ符号を付して、その説明は省略または簡略する。
これらの図に示す線香立てH3では、レバー部材2c,2dとして、側面視において下方向に向かって凸状に屈曲部を有するものを用いる。具体的には、レバー部材2c,2dは屈曲した線材から構成される。レバー部材2c,2dは、平面視において略円弧状の押圧部21a,21bと、押圧部21a,21bの両端から本体部材1の方向に延出した一対の第1中間部24a,24bと、一対の第1中間部24a,24bの端部から本体部材1の側板部12a,12bに沿って上方に延出した一対の第2中間部25a,25bと、一対の第2中間部25a,25bの端部から、本体部材1の幅方向中央からみて外方向に延出した一対の連結部23a,23bとを有する。一対の連結部23a,23bは、第1中間部24a,24bおよび第2中間部25a,25bによって互いに離れる方向(幅方向外方向)に弾発された状態で、側板部12a,12bの先端部の幅方向両端部に形成された円筒状の軸支部13a,13bに挿入される。このようにして、レバー部材2c,2dは側板部12a,12bの先端部に回動可能に連結される
図6に示すように、レバー部材2c,2dの、第1中間部24a,24bと第2中間部25a,25bの接続部である屈曲部26a,26bは本体部材1の底板部11よりも上方に位置するのが好ましい。また、レバー部材2c,2dの自由端すなわち押圧部21a,21bも本体部材1の底板部11よりも上方に位置するのが好ましい。これにより、線香立てH3を設置面に載置したときに、レバー部材2c,2dの屈曲部26a,26bやレバー部材2c,2dの自由端ではなく、本体部材1の底板部11が設置面に当接し線香立てH1が設置面に安定して載置される。
レバー部材2c,2dの屈曲部26a,26b、すなわち第1中間部24a,24bと第2中間部25a,25bとの成す角度θ(図6に図示)は70°以上110°以下の範囲が好ましい。線香立てH3で線香5を挟持する際に、レバー部材2c,2dの押圧部21a,21bが下方向に押し下げられて、本体部材1のバネ弾性力に抗して一対の側板部12a,12bの先端部間が離隔される。このとき、レバー部材2c,2dの第1中間部24a,24bと第2中間部25a,25bとの屈曲角度が小さいと、一対のレバー部材2c,2dの押圧部21a,21b間が狭くなって押圧力が加えにくくなる。一方、レバー部材2c,2dの第1中間部24a,24bと第2中間部25a,25bとの屈曲角度が大きいと、レバー部材2c,2dの押圧部21a,21bと設置面との間の隙間が小さくなって押圧部21a,21bを大きく動かすことができず一対の側板部12a,12bの先端部間を十分に拡げることができない。
第1中間部24a,24bの長さは、第2中間部25a,25bの長さの0.6倍~1.5倍の範囲が好ましい。第1中間部24a,24bの長さが、第2中間部25a,25bの長さの0.6倍よりも短いと、一対の側板部12a,12bの先端部間を離隔するのに大きな押圧力が必要になる。一方、第1中間部24a,24bの長さが、第2中間部25a,25bの長さの1.5倍よりも長いと、一対の側板部12a,12bの先端部間を離隔するのに必要な押圧力は小さくなるが、レバー部材12c,12dが本体部材1から外方に長く突出するため輸送や保管などにおける必要容積が大きくなる。
本考案で使用するレバー部材2c,2dの材質および断面形状としては、レバー部材2a,2bと同じものがここでも例示される。
(その他)
以上説明した実施形態ではレバー部材として屈曲した線材を用いたが、本考案で使用可能なレバー部材はこれに限定されるものではなく、てこの原理によって一対の側板部の先端部間が離れる方向に移動させるものであればよい。例えば、本考案で使用するレバー部材は、側面視において長尺状の板状体であって下方に向かって凸状に湾曲または屈曲したものであってもよい。
本考案に係る線香立てによれば、線香を鉛直に、しかも線香の下端まで火を消さずに保持でき、また燃え残った線香を容易に除去できる。
H1,H2,H3 線香立て
1 本体部材
11 底板部
12a,12b 側板部
13a,13b 軸支部
14a,14b 円弧状部
15a,15b 凹部
2a,2b レバー部材
2c,2d レバー部材
21a,21b 押圧部
22a,22b 湾曲部
23a,23b 連結部
24a,24b 第1中間部
25a,25b 第2中間部
26a,26b 屈曲部

Claims (6)

  1. 平面視において四角形状の底板部と、前記底板部の対向する辺から上方に延出し、互いの先端部が近づく方向にバネ弾性を有する一対の側板部とを有するバネ板からなる本体部材と、
    側面視において長尺状で下方に向かって凸状の湾曲部または屈曲部を有し、一方端が前記一対の側板部の先端部に連結され、他方端が自由端とされた一対のレバー部材とを備え、
    前記一対のレバー部材の自由端側に下方向に外力が加えられると、バネ弾性に抗して前記一対の側板部の先端部間が離れる方向に移動して前記先端部間に線香が挿入可能となり、当該外力が解除されるとバネ弾性によって前記一対の側板部の先端部が近づく方向に移動して前記先端部間で線香が挟持されることを特徴とする線香立て。
  2. 前記一対のレバー部材の自由端は前記底板部よりも上下方向上側に位置している請求項1記載の線香立て。
  3. 前記一対のレバー部材の湾曲部または屈曲部は前記底板部よりも上下方向上側に位置している請求項2記載の線香立て。
  4. 前記一対のレバー部材は前記一対の側板部の先端部に回動可能に連結されている請求項1~3のいずれかに記載の線香立て。
  5. 前記一対のレバー部材は屈曲した線材から構成され、
    円弧状の押圧部と、前記押圧部の両端から延出した一対の湾曲部と、
    前記一対の湾曲部の端部と所定角度で接続し、前記一対の側板部の先端部に連結する一対の連結部とを有する請求項1~3のいずれかに記載の線香立て。
  6. 前記一対のレバー部材は屈曲した線材から構成され、
    円弧状の押圧部と、前記押圧部の両端から延出した一対の第1中間部と、前記一対の第1中間部の端部と所定角度で接続した一対の第2中間部と、
    前記一対の第2中間部の端部と所定角度で接続し、前記一対の側板部の先端部に連結する一対の連結部とを有する請求項1~3のいずれかに記載の線香立て。
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