JP3241379U - ゲーム機のケース構造 - Google Patents

Abstract

【課題】ゲーム機の運搬コストの減少や組み立て効率の向上を図るゲーム機のケース構造を提供する。【解決手段】ゲーム機における景品を展示するケース構造であって、後面板２と、２つの発光モジュール３と、一対の左右面板４１と、一対の前面板４２と、上面板５と、前面扉６と、を備え、２つの発光モジュール３は、いずれも後面板２から離れる前方向へ発光でき、一対の左右面板４１は、いずれも透明導光材から作成され、前側縁に近づく箇所に第１係合手段を有し、一対の前面板４２は、いずれも透明導光材から作成され、それぞれ一対の左右面板４１に着脱可能に取り付けられ、且つ第１係合手段と係合できる第２係合手段を有し、上面板５は、後面板２と左右面板４１と前面板４２と共に展示空間Ｓを画成する上、前面板４２と共に展示空間Ｓと連通する開口Ｏを画成し、前面扉６は、開口Ｏを開閉するように配置される。【選択図】図３

Description

本考案は、ゲーム機に関し、具体的には、ゲーム機のケース構造に関する。

クレーンゲーム機とは、景品を獲得することができるように遊ぶゲーム機の一種である。従来のクレーンゲーム機として、例えば特許文献１に記載されたものが挙げられる。

図１及び図２を参照して特許文献１に記載された従来のクレーンゲーム機１の構成について説明する。ここで、図１は従来のクレーンゲーム機１の構成が示される斜視図であり、また、図２は従来のクレーンゲーム機１における発光ユニット１２９と側面板１２２の構成、及び側面板１２２内部に進行する光の経路が示される一部拡大断面図である。

従来のクレーンゲーム機１は、図１に示されるように、クレーンゲーム機１を稼働させる電子機器を収容している機能部１１と、機能部１１の上に配置されていると共に、内側に景品を収容する収容空間１２０を画成している収容筐体部１２と、機能部１１に装着されていてプレイヤが操作するための操作部１３と、を備えている。

収容筐体部１２は、図１及び図２に示されるように、背面板１２１と、背面板１２１の左右両側と連接するように配置されている２つの側面板１２２と、背面板１２１及び２つの側面板１２２の上側部と連接している頂面板１２３と、収容空間１２０を開閉することができるように幅方向にスライド移動可能にそれぞれ配置されている２つの透明正面板１２４と、を備えている。

各側面板１２２は、透明な材料（ガラスやアクリル樹脂など）で作成されたものであり、図２に示されるように、上下方向から見ると、その正面側の端部がＬ字形状に形成されている。つまり、各側面板１２２は、図２に示されるように、側面部１２６と、正面部１２８と、側面部１２６及び正面部１２８に連続するように曲がっている湾曲部１２７と、を有している。

背面板１２１と各側面板１２２との連接箇所には、発光ユニット１２９（図２を参照）が配置されている。また、側面板１２２は、透光性を有する材料で作成されたものであるので、発光ユニット１２９の発する光線は、側面板１２２の側面部１２６において進行することができ、そして湾曲部１２７に到達した光の一部が湾曲部１２７から出射され、他の一部が正面部１２８へ進行して当該正面部１２８から出射され得る。したがって、透光できる側面板１２２及び発光ユニット１２９によって、従来のクレーンゲーム機１は独特な発光効果を有して、ゲームを遊ぶ遊技場に相応しい雰囲気を得ることができる。

特許第６０５７２４３号公報

しかしながら、上記のような従来のクレーンゲーム機は、側面板及び発光ユニットによって、ゲームを遊ぶ場所（例えば遊技場や家庭）に対応する独特な発光効果を得ることができるが、該側面板の製作には、工場で曲げ加工を予め実行する必要があるため、特定の場所に数多くのクレーンゲーム機を設置する場合に、機器部品を運搬する運搬者が数多くの曲げ構成のある側面板を平らに積み重ねることができず、運搬の際に多くの場所を取るという問題がある。そうすると、クレーンゲーム機の運搬コストが嵩み、また曲げ構成を多く含むことにより組み立て効率に影響を与える恐れがある。そのため、従来のクレーンゲーム機の収容筐体部に関する設計を改善する余地がある。
よって、本考案は上記問題点に鑑みて、上記欠点を解決できるゲーム機のケース構造を提供することを目的とする。

上記目的を達成すべく、本考案は、ゲーム機における、制御構成の上に配置されて景品を展示するケース構造であって、
前後方向と、前記前後方向と直交する左右方向と、前記前後方向及び前記左右方向の両方と直交する上下方向とがあるように構成され、且つ後面板と、２つの発光モジュールと、一対の左右面板と、一対の前面板と、上面板と、前面扉と、を備えており、
前記後面板は、前記左右方向及び前記上下方向に沿って広がっており、
前記２つの発光モジュールは、いずれも前記後面板から離れる前方向へ発光できるように配置されており、
前記一対の左右面板は、いずれも透明導光材から作成されたものであり、それぞれ前記後面板の前記左右方向における両端から前方向へ延伸して互いに対向するように配置されており、且つ前側縁に近い箇所に第１係合手段を有しており、
前記一対の前面板は、いずれも透明導光材から作成されたものであり、それぞれ前記一対の左右面板の前側部に着脱可能に取り付けられていると共に、前記左右方向に沿って互いに向かうように延伸しており、且つ対応する前記左右面板の前記第１係合手段と係合できるように構成されている第２係合手段を有しており、
前記上面板は、上側から前記後面板と前記一対の左右面板と前記一対の前面板との上側部と繋がっており、且つ前記後面板と前記一対の左右面板と前記一対の前面板と共に展示空間を画成している上、前記一対の前面板と共に前記展示空間と連通している上に前方へ開口している開口を画成しており、
前記前面扉は、前記開口を開閉することができるように配置されている、
ことを特徴とするゲーム機のケース構造を提供する。

本考案に係るゲーム機のケース構造によれば、左右面板及び前面板がいずれも平板状となったものであるので、特定の場所に数多くのゲーム機を設置する場合に、ゲーム機の部品を運搬する運搬者が左右面板及び前面板をそれぞれ平らに積み重ねて収容することができ、ゲーム機部品の運搬作業において余計な空間を占めることはない。このため、運搬車における空間の利用効率の向上を図ることができる。

それだけではなく、左右面板及びそれに対応する前面板は、第１係合手段及びそれに対応する第２係合手段を係合することにより連接されることができるため、ゲーム機の組み立てを簡単化することができる。また、左右面板及びそれに対応する前面板には、第１係合手段及びそれに対応する第２係合手段において他の部分と異なる導光効果を有するので、発光モジュールの発光する光線がそれらの係合手段により反射されると、ケース構造において独特な発光効果を生じることができる。

図１は、従来のクレーンゲーム機の構成が示される斜視図である。 図２は、従来のクレーンゲーム機における発光ユニットと側面板の構成、及び側面板内部に進行する光の経路が示される部分拡大断面図である。 図３は、本考案に係る第１実施形態のゲーム機の構成が示される部分斜視図である。 図４は、該第１実施形態のゲーム機のケース構造における後面板及び発光モジュールの構成が示される部分拡大断面図である。 図５は、該第１実施形態のゲーム機のケース構造における左右面板と前面板と発光モジュールの構成が示される分解斜視図である。 図６は、該第１実施形態のゲーム機のケース構造における左右面板と前面板の構成が示される一部上面図である。 図７は、該第１実施形態のゲーム機のケース構造における左右面板と前面板の第１変化例が示される部分上面図である。 図８は、該第１実施形態のゲーム機のケース構造における左右面板と前面板の第２変化例が示される部分拡大上面図である。 図９は、図８に示された構成により得られた発光効果を示す部分斜視図である。 図１０は、本考案に係る第２実施形態のゲーム機のケース構造における左右面板と前面板と発光モジュールの構成が示される分解斜視図である。

本考案に係るケース構造は、例えばクレーンゲーム機などのゲーム機において景品を収容且つ展示するためのものである。

以下、本考案に係るゲーム機のケース構造について、図面を参照して説明する。

（第１実施形態）
図３～図６を参照して本考案に係る第１実施形態のゲーム機及びそのケース構造の構成を説明する。ここで、図３は本考案に係る第１実施形態のゲーム機の構成が示される部分斜視図であり、図４は該第１実施形態のゲーム機のケース構造における後面板２及び発光モジュール３の構成が示される部分拡大断面図であり、図５は該第１実施形態のゲーム機のケース構造における左右面板４１と前面板４２と発光モジュール３の構成が示される分解斜視図であり、また、図６は該第１実施形態のゲーム機のケース構造における左右面板４１と前面板４２の構成が示される一部上面図である。

本考案に係る第１実施形態のゲーム機のケース構造は、図３に示されるように、後述する制御構成９の上に配置されているものであり、前後方向Ｘと、前後方向Ｘと直交する左右方向Ｙと、前後方向Ｘ及び左右方向Ｙの両方と直交する上下方向Ｚとがあるように構成され、且つ後面板２と、２つの発光モジュール３と、一対の左右面板４１と、一対の前面板４２と、上面板５と、前面扉６と、を備えている。

制御構成９は、ゲーム機において機器を操作又は作動するためのものである。ここで、該制御構成９は、本考案の特徴ではないので、それに関する更なる詳細な記載がなくても、同業者であれば、本考案の内容に基づいて理解できると考えられる。

後面板２は、図３及び図４に示されるように、左右方向Ｙ及び上下方向Ｚに沿って広がっており、且つ板本体２１と、板本体２１の左右方向Ｙにおける両端に前方へ開口すると共に上下方向Ｚに沿って延伸するようにそれぞれ凹設されている一対の第１取り付け溝２２と、を有している。本実施形態では、板本体２１には、ゲーム機の様式によって所定の図柄や模様が付与されることができるが、それに限定されない。

２つの発光モジュール３は、図３及び図４に示されるように、後面板２の一対の第１取り付け溝２２内にそれぞれ取り付けられており、且ついずれも後面板２から離れる前方向へ発光することができる。本実施形態では、後面板２の各第１取り付け溝２２が上下方向Ｚに沿って延伸するように凹設されているので、各発光モジュール３が上下方向Ｚに沿った形式で前方向に向かって発光することができる。また、本実施形態の発光モジュール３は、発光ダイオード（ＬＥＤ）からなる発光装置であるため、ニーズに応じて光の色を選択することができる。

一対の左右面板４１は、いずれも透明導光材（例えばガラスやアクリル樹脂など）から作成されたものであり、図３と図５と図６に示されるように、それぞれ後面板２の左右方向Ｙにおける両端から前方向へ延伸して互いに対向するように配置されており、且つ前側縁に近づく箇所に第１係合手段４１１を有している。また、各左右面板４１の後端部は、図５に示されるように、対応する発光モジュール３に近接している。

一対の前面板４２は、左右面板４１と同じくいずれも透明導光材（例えばガラスやアクリル樹脂など）から作成されたものであり、図５及び図６に示されるように、それぞれ一対の左右面板４１の前側部に着脱可能に取り付けられていると共に、左右方向Ｙに沿って互いに向かうように延伸しており、且つ対応する左右面板４１の第１係合手段４１１と係合できるように構成されている第２係合手段４２１を有している。

上面板５は、図３に示されるように、上側から後面板２と一対の左右面板４１と一対の前面板４２との上側部と繋がるように配置されており、且つ後面板２と一対の左右面板４１と一対の前面板４２と共に展示空間Ｓを画成している上、一対の前面板４２と共に展示空間Ｓと連通している上に前方へ開口している開口Ｏを画成している。

前面扉６は、図３に示されるように、上記した開口Ｏを開閉することができるように配置されており、且つそれぞれ左右方向Ｙに沿ってスライド移動させることができる複数の扉体６１を有している。なお、本実施形態では、各扉体６１は、例えばガラスやアクリル樹脂などの透明材料で作成されたものであるが、それに限定されない。

ゲーム機の組み立てについては、後面板２と一対の左右面板４１と一対の前面板４２と上面板５を、展示空間Ｓを画成するように連接した後、制御構成９及び上面板５のいずれ一方または両方における対応する箇所においてガイドレール（図示せず）を配置して、複数の扉体６１を該ガイドレールにスライド移動可能に配置する。これによって、ゲーム機の組み立てが完成する。

また、当該ゲーム機が作動している際に、それらの扉体６１は展示空間Ｓを閉鎖するように位置決めされている。一方、景品をゲーム機に補充する或いは当該ゲーム機に対してメンテナンスを実行しようとする際に、それらの扉体６１は展示空間Ｓを開放することができるように移動され得る。

以下、本実施形態に係る左右面板４１の第１係合手段４１１及び前面板４２の第２係合手段４２１の構成及び係合方式について説明する。

図６に示されるように、各前面板４２の第２係合手段４２１は、対応する左右面板４１の第１係合手段４１１の形状と対応するように構成されている。即ち、第１係合手段４１１と第２係合手段４２１とは、係合溝及び係合ブロックからなる係合構造により互いに係合され得る。

なお、本実施形態では、図６に示されるように、各左右面板４１の第１係合手段４１１が係合溝となっている一方、各前面板４２の第２係合手段４２１が係合ブロックとなっている。勿論、ここでそれに限定されず、他の実施形態において各左右面板４１の第１係合手段４１１が係合ブロックとなっており、そして各前面板４２の第２係合手段４２１が係合溝となっていてもよい。

また、各左右面板４１の第１係合手段４１１及び各前面板４２の第２係合手段４２１は、図６に示されるように、上下方向Ｚから見た断面が台形状となっている。このようなダブテール構造によれば、ケース構造を組み立てる際に、第２係合手段４２１を第１係合手段４１１と合わせてから係合ブロックの延伸方向（即ち、上下方向Ｚ）に沿って移動させることによって、左右面板４１と前面板４２との接合を行なうことができる。したがって、各前面板４２は、対応する左右面板４１に位置決めされ、即ち、当該対応する左右面板４１に対して左右方向Ｙに沿って移動することができない。更に、図３に示されるように、ゲーム機においては、左右面板４１及び前面板４２が、上面板５及び制御構成９により位置決めされているので、前面板４２が左右面板４１から脱離することはない。

以下、本実施形態に係る左右面板４１の第１係合手段４１１及び前面板４２の第２係合手段４２１の変化例について図７～図９を参照しながら説明する。ここで、図７及び図８は、それぞれ該第１実施形態のゲーム機のケース構造における左右面板４１と前面板４２の第１変化例及び第２変化例が示される部分上面図であり、また、図９は図８に示された構成により得られた発光効果を示す部分斜視図である。

第１変化例として、図７に示されるように、各左右面板４１の第１係合手段４１１及び各前面板４２の第２係合手段４２１は、上下方向Ｚから見た断面が円形状となっている。このような構造によれば、図６に示されるような構成により得られた効果を発揮することもできる。

第２変化例として、図８に示されるように、各左右面板４１の第１係合手段４１１及び各前面板４２の第２係合手段４２１は、上下方向Ｚから見た断面が図６に示されるような台形状となっているが、異なっているのは、各左右面板４１の第１係合手段４１１が、対応する左右面板４１における他の部分よりも表面粗さが高いと共に、対応する発光モジュール３から放射された光を拡散反射することができる第１表面４１９があるように構成されており、且つ各前面板４２の第２係合手段４２１は、対応する前面板４２における他の部分よりも表面粗さが高いと共に、対応する発光モジュール３から放射された光を拡散反射することができる第２表面４２９があるように構成されていることにある。

より詳しく言うと、該第２変化例の左右面板４１及び前面板４２は、アクリル材料から作成されたものであり、その第１係合手段４１１の第１表面４１９及び第２係合手段４２１の第２表面４２９は、エンドミルで加工されて表面粗さを有するように形成されている。

このような構成によって、発光モジュール３の発光する光線が、対応する左右面板４１を通して該左右面板４１の第１係合手段４１１及びそれに対応する前面板４２の第２係合手段４２１の位置へ到達すると、第１表面４１９及び第２表面４２９における表面粗さにより拡散反射される。それで、図９に示されるように、ゲーム機のケース構造は、左右面板４１と前面板４２との接合箇所において光柱のような視覚効果を得ることができる。また、このような視覚効果は、発光モジュール３の発光する光線が透明な左右面板４１内に進行することによる視覚差異と合わせて、多様な視覚効果を呈することができ、それでゲーム機のある場所（例えば遊技場や家庭）にふさわしい雰囲気を得ることができる。

上記から分かるように、本考案に係るゲーム機のケース構造によれば、左右面板４１及び前面板４２がいずれも平板状となったものであるので、特定の場所に数多くのゲーム機を設置する場合に、ゲーム機の部品を運搬する運搬者が左右面板４１及び前面板４２をそれぞれ平らに積み重ねて収容することができ、ゲーム機部品の運搬作業において余計な空間を占めることはない。このため、運搬車における空間の利用効率の向上を図ることができる。

それだけではなく、左右面板４１及びそれに対応する前面板４２は、第１係合手段４１１及びそれに対応する第２係合手段４２１を係合することにより連接されることができるため、ゲーム機の組み立てを簡単化することができる。また、左右面板４１及びそれに対応する前面板４２には、第１係合手段４１１及びそれに対応する第２係合手段４２１において他の部分と異なる導光効果を有するので、発光モジュール３の発する光線がそれらの係合手段４１１、４２１により反射されると、ケース構造において独特な発光効果が発生することができる。

（第２実施形態）
図１０を参照して本考案に係る第２実施形態のゲーム機のケース構造の構成を説明する。ここで、図１０は本考案に係る第２実施形態のゲーム機のケース構造における左右面板４１と前面板４２と発光モジュール３の構成が示される分解斜視図である。

本考案に係るゲーム機のケース構造の第２実施形態は、第１実施形態と多くの構成が共通するため、以下に第１実施形態との相違点のみ説明する。

本実施形態のケース構造は、図１０に示されるように、各左右面板４１が、後側部にあって展示空間Ｓへ開口するように凹設されている第２取り付け溝４１０を有している。 また、各発光モジュール３は、対応する左右面板４１の第２取り付け溝４１０内にそれぞれ取り付けられている。

なお、本実施形態では、左右面板４１の第２取り付け溝４１０が上下方向Ｚに沿って延伸するように凹設されているので、各発光モジュール３が、第１実施形態と同じく上下方向Ｚに沿った形式で前方向に向かって発光することができる。これによって、該第２実施形態のケース構造は、第１実施形態と同様な発光効果を得ることができる。

また、本考案に係る第２実施形態のゲーム機のケース構造によれば、第１実施形態のケース構造と同じく、運搬車の空間の利用効率の向上やゲーム機の組み立ての簡単化を図るといった効果も得ることができる。

総括すると、本考案に係るゲーム機のケース構造は、従来のものと比べて、運搬コストを減少すると共に、組み立て効率を高めることができる。

上記実施形態のように、本考案は、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。

上記のように構成されたゲーム機のケース構造は、運搬コストの減少やゲーム機の組み立て効率の向上を図ることができる。そのため、本考案は産業上の利用可能性がある。

１ 従来のクレーンゲーム機
１１ 機能部
１２ 収容筐体部
１２０ 収容空間
１２１ 背面板
１２２ 側面板
１２３ 頂面板
１２４ 透明正面板
１２６ 側面部
１２７ 湾曲部
１２８ 正面部
１２９ 発光ユニット
１３ 操作部
２ 後面板
２１ 板本体
２２ 第１取り付け溝
３ 発光モジュール
４１ 左右面板
４１０ 第２取り付け溝
４１１ 第１係合手段
４１９ 第１表面
４２ 前面板
４２１ 第２係合手段
４２９ 第２表面
５ 上面板
６ 前面扉
６１ 扉体
９ 制御構成
Ｓ 展示空間
Ｏ 開口
Ｘ 前後方向
Ｙ 左右方向
Ｚ 上下方向

Claims (11)

1. ゲーム機における、制御構成の上に配置されて景品を展示するケース構造であって、
   前後方向と、前記前後方向と直交する左右方向と、前記前後方向及び前記左右方向の両方と直交する上下方向とがあるように構成され、且つ後面板と、２つの発光モジュールと、一対の左右面板と、一対の前面板と、上面板と、前面扉と、を備えており、
   前記後面板は、前記左右方向及び前記上下方向に沿って広がっており、
   前記２つの発光モジュールは、いずれも前記後面板から離れる前方向へ発光できるように配置されており、
   前記一対の左右面板は、いずれも透明導光材から作成されたものであり、それぞれ前記後面板の前記左右方向における両端から前方向へ延伸して互いに対向するように配置されており、且つ前側縁に近い箇所に第１係合手段を有しており、
   前記一対の前面板は、いずれも透明導光材から作成されたものであり、それぞれ前記一対の左右面板の前側部に着脱可能に取り付けられていると共に、前記左右方向に沿って互いに向かうように延伸しており、且つ対応する前記左右面板の前記第１係合手段と係合できるように構成されている第２係合手段を有しており、
   前記上面板は、上側から前記後面板と前記一対の左右面板と前記一対の前面板との上側部と繋がっており、且つ前記後面板と前記一対の左右面板と前記一対の前面板と共に展示空間を画成している上、前記一対の前面板と共に前記展示空間と連通している上に前方へ開口している開口を画成しており、
   前記前面扉は、前記開口を開閉することができるように配置されている、
   ことを特徴とするゲーム機のケース構造。
2. 各前記前面板の前記第２係合手段は、対応する前記左右面板の前記第１係合手段の形状と対応するように構成されている、
   ことを特徴とする請求項１に記載のゲーム機のケース構造。
3. 各前記左右面板の前記第１係合手段は、係合溝となっている一方、各前記前面板の前記第２係合手段は、係合ブロックとなっている、
   ことを特徴とする請求項２に記載のゲーム機のケース構造。
4. 各前記左右面板の前記第１係合手段は、係合ブロックとなっている一方、各前記前面板の前記第２係合手段は、係合溝となっている、
   ことを特徴とする請求項２に記載のゲーム機のケース構造。
5. 各前記左右面板の前記第１係合手段及び各前記前面板の前記第２係合手段は、前記上下方向から見た断面が台形状となっている、
   ことを特徴とする請求項３又は請求項４に記載のゲーム機のケース構造。
6. 各前記左右面板の前記第１係合手段及び各前記前面板の前記第２係合手段は、前記上下方向から見た断面が円形状となっている、
   ことを特徴とする請求項３又は請求項４に記載のゲーム機のケース構造。
7. 各前記左右面板の前記第１係合手段は、対応する前記左右面板における他の部分よりも表面粗さが高いと共に、対応する前記発光モジュールから放射された光を拡散反射することができる第１表面があるように構成されている、
   ことを特徴とする請求項１に記載のゲーム機のケース構造。
8. 各前記前面板の前記第２係合手段は、対応する前記前面板における他の部分よりも表面粗さが高いと共に、対応する前記発光モジュールから放射された光を拡散反射することができる第２表面があるように構成されている、
   ことを特徴とする請求項１、請求項４及び請求項７のいずれか一項に記載のゲーム機のケース構造。
9. 前記後面板は、板本体と、前記板本体の前記左右方向における両端に前方へ開口するようにそれぞれ凹設されている一対の第１取り付け溝と、を有しており、
   前記２つの発光モジュールは、前記後面板の前記一対の第１取り付け溝内にそれぞれ取り付けられている、
   ことを特徴とする請求項１に記載のゲーム機のケース構造。
10. 各前記左右面板は、後側部にあって前記展示空間へ開口するように凹設されている第２取り付け溝を更に有しており、
    各前記発光モジュールは、対応する前記左右面板の前記第２取り付け溝内に取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項１に記載のゲーム機のケース構造。
11. 前記前面扉は、それぞれ前記左右方向に沿ってスライド移動させることができる複数の扉体を有している、
    ことを特徴とする請求項１に記載のゲーム機のケース構造。

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