JP3241369U - 植栽用ブロック - Google Patents
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Abstract
【課題】単一種類のブロックを用いて枠囲いの直線部及びコーナー部を構築することができる植栽用ブロックを提供すること。【解決手段】平行に形成したフェイスシェル2、3をウェブ4で接続してなるブロック1からなり、ブロック1の一方のフェイスシェル2の両端面が、フェイスシェル2の外面と直角をなす第一の端面21と、第一の端面と45°の角度をなして内側に切り込む第二の端面22とを備え、ウェブ4及び他方のフェイスシェル3が、第二の端面22の延長面の内側に配置する。【選択図】図1
Description
本考案は、平行に形成したフェイスシェルをウェブで接続してなるブロックからなる植栽用ブロックに関するものである。
従来、道路脇、公園、庭、建物の周囲等に植栽を施す場合、コンクリートブロックやレンガを用いて枠囲いをして花壇を構築するようにしている。
そして、このコンクリートブロックやレンガは、基礎上に複数のコンクリートやレンガ
そして、このコンクリートブロックやレンガは、基礎上に複数のコンクリートやレンガ
ところで、コンクリートブロックやレンガを用いて枠囲いをして花壇を構築する場合、枠囲いのコーナー部を形成するために、直角に屈曲した形状や1/4円弧状に湾曲した形状のコーナー部材を別途用意する必要があった。
また、平行に形成したフェイスシェルをウェブで接続してなるコンクリートブロックを用いる場合は、そのままでは上面にコンクリートブロックの空洞部が表れて意匠性が低下するため、上面を天端モルタルでカバーする必要があった。
本考案は、上記のコンクリートブロックやレンガを用いて枠囲いをして花壇を構築する場合の問題点に鑑み、単一種類のブロックを用いて枠囲いの直線部及びコーナー部を構築することができる植栽用ブロックを提供することを第一の目的とする。
また、本考案は、上面を天端モルタルでカバーする必要のない植栽用ブロックを提供することを第二の目的とする。
上記第一の目的を達成するため、本考案の植栽用ブロックは、平行に形成したフェイスシェルをウェブで接続してなるブロックからなる植栽用ブロックにおいて、前記ブロックの一方のフェイスシェルの両端面が、該フェイスシェルの外面と直角をなす第一の端面と、第一の端面と45°の角度をなして内側に切り込む第二の端面とを備え、ウェブ及び他方のフェイスシェルが、第二の端面の延長面の内側に配置するようにしたことを特徴とする。
また、上記第二の目的を達成するため、前記ウェブ及び他方のフェイスシェルの上面の高さを、一方のフェイスシェルの上面の高さより35mm以上低く配置するようにすることができる。
また、前記一方のフェイスシェルの厚さを、50mm以上にすることができる。
この場合において、前記植栽用ブロックを、敷きモルタルの上に積んで枠囲いを構築することができる。
また、前記植栽用ブロックを、平行に形成したフェイスシェルをウェブで接続してなる基礎ブロックの上に積んで枠囲いを構築することができる。
本考案の植栽用ブロックは、枠囲いの直線部を、隣接するブロックの一方のフェイスシェルの外面と直角をなす第一の端面同士を突き合わせることにより、枠囲いのコーナー部を、隣接するブロックの第一の端面と45°の角度をなして内側に切り込む第二の端面同士を突き合わせることにより、それぞれ構築することができ、枠囲いをするためにコーナー部材を別途用意する必要がなく、施工性を高めるとともに、部材費を含む施工コストを低減することができる。
また、ウェブ及び他方のフェイスシェルの上面の高さを、一方のフェイスシェルの上面の高さより35mm以上低く配置することで、一方のフェイスシェルの背面側のウェブ及び他方のフェイスシェルの上を植栽のための土で被覆することができ、植栽範囲を広くできる。また、これにより、上面にブロックの空洞部が表れないため、上面を天端モルタルでカバーする必要がなく、また、ブロックの上方から被覆した土の土圧が作用するため、ブロックの設置状態を安定させることができる。
以下、本考案の植栽用ブロックの実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1~図3に、本考案の植栽用ブロックの一実施例を示す。
この植栽用ブロックは、平行に形成したフェイスシェル2、3をウェブ4で接続してなるブロック1からなり、ブロック1の一方のフェイスシェル2の両端面が、フェイスシェル2の外面と直角をなす第一の端面21と、第一の端面と45°の角度をなして内側に切り込む第二の端面22とを備え、ウェブ4及び他方のフェイスシェル3が、第二の端面22の延長面の内側に配置するようにして構成されている。
この植栽用ブロックは、平行に形成したフェイスシェル2、3をウェブ4で接続してなるブロック1からなり、ブロック1の一方のフェイスシェル2の両端面が、フェイスシェル2の外面と直角をなす第一の端面21と、第一の端面と45°の角度をなして内側に切り込む第二の端面22とを備え、ウェブ4及び他方のフェイスシェル3が、第二の端面22の延長面の内側に配置するようにして構成されている。
ブロック1の形状は、標準的なコンクリートブロック(長さL×高さH×厚さT:390×190×100mm)に倣ったものとするが、好ましくは、標準的なコンクリートブロックよりも長さ及び厚さを大きくし、本実施例においては、長さL×高さH×厚さTが、399×190×120mmに形成するようにしている。
また、ウェブ4及び他方のフェイスシェル3の上面の高さを、一方のフェイスシェル2の上面の高さより寸法H1:35mm以上(35~100mm程度。本実施例においては、40mm。)低く配置するようにすることが好ましい。
また、一方のフェイスシェル2の厚さT2を、50mm以上(50~60mm程度。本実施例においては、54mm。)にすることが好ましい。
この植栽用ブロックを用いて枠囲いを構築する場合、図2に示すように、枠囲いの直線
部を、隣接するブロック1の第一のフェイスシェル2の外面と直角をなす第一の端面21同士を突き合わせることにより、枠囲いのコーナー部を、隣接するブロック1の第一の端面21と45°の角度をなして内側に切り込む第二の端面22同士を突き合わせることにより、それぞれ構築することができる。
これにより、枠囲いをするためにコーナー部材を別途用意する必要がなく、施工性を高めるとともに、部材費を含む施工コストを低減することができる。
部を、隣接するブロック1の第一のフェイスシェル2の外面と直角をなす第一の端面21同士を突き合わせることにより、枠囲いのコーナー部を、隣接するブロック1の第一の端面21と45°の角度をなして内側に切り込む第二の端面22同士を突き合わせることにより、それぞれ構築することができる。
これにより、枠囲いをするためにコーナー部材を別途用意する必要がなく、施工性を高めるとともに、部材費を含む施工コストを低減することができる。
また、ウェブ4及び他方のフェイスシェル3の上面の高さを、一方のフェイスシェル2の上面の高さより35mm以上低く配置することで、図3に示すように、一方のフェイスシェル2の背面側のウェブ4及び他方のフェイスシェル3の上を植栽のための土で被覆することができ、植栽範囲を広くできる。また、これにより、上面にウェブ4及び他方のフェイスシェル3並びにブロック1の空洞部が表れないため、上面を天端モルタルでカバーする必要がなく、また、ブロック1の上方から被覆した土の土圧が作用するため、ブロックの設置状態を安定させることができる。
このため、隣接するブロック1同士の間の目地モルタルは、省略することができる。
このため、隣接するブロック1同士の間の目地モルタルは、省略することができる。
この植栽用ブロックを用いて枠囲いを構築する場合、ブロック1を敷きモルタル5の上に積んで枠囲いを構築することが好ましい。
また、この植栽用ブロックを用いて、植栽用ブロックの高さよりも高い枠囲いを構築する場合は、ブロック1を、基礎ブロック6の上に積んで枠囲いを構築することができる。
この基礎ブロック6には、標準的なコンクリートブロック(長さ×高さ×厚さ:390×190×100mm)を用いることができるが、例えば、図4に示すように、平行に形成したフェイスシェル62、63をウェブ64で接続した基礎ブロック6を用いることができる。この場合、枠囲いのコーナー部は、隣接する基礎ブロック6の干渉する角部65(ハッチングを施した部分)を切除して、図4(e)に示すように、隣接する基礎ブロック6同士を突き合わせるようにする。
この基礎ブロック6には、標準的なコンクリートブロック(長さ×高さ×厚さ:390×190×100mm)を用いることができるが、例えば、図4に示すように、平行に形成したフェイスシェル62、63をウェブ64で接続した基礎ブロック6を用いることができる。この場合、枠囲いのコーナー部は、隣接する基礎ブロック6の干渉する角部65(ハッチングを施した部分)を切除して、図4(e)に示すように、隣接する基礎ブロック6同士を突き合わせるようにする。
以上、本考案の植栽用ブロックについて、その実施例に基づいて説明したが、本考案は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本考案の植栽用ブロックは、単一種類のブロックを用いて枠囲いの直線部及びコーナー部を構築することができ、また、上面を天端モルタルでカバーする必要がないことから、道路脇、公園、庭、建物の周囲等に植栽を施す場合に用いられる植栽用ブロックの用途に広く適用することができる。
1 ブロック
2 フェイスシェル
21 第一の端面
22 第二の端面
3 フェイスシェル
4 ウェブ
5 敷きモルタル
6 基礎ブロック
62 フェイスシェル
63 フェイスシェル
64 ウェブ
65 角部
2 フェイスシェル
21 第一の端面
22 第二の端面
3 フェイスシェル
4 ウェブ
5 敷きモルタル
6 基礎ブロック
62 フェイスシェル
63 フェイスシェル
64 ウェブ
65 角部
Claims (5)
- 平行に形成したフェイスシェルをウェブで接続してなるブロックからなる植栽用ブロックにおいて、前記ブロックの一方のフェイスシェルの両端面が、該フェイスシェルの外面と直角をなす第一の端面と、第一の端面と45°の角度をなして内側に切り込む第二の端面とを備え、ウェブ及び他方のフェイスシェルが、第二の端面の延長面の内側に配置するようにしたことを特徴とする植栽用ブロック。
- 前記ウェブ及び他方のフェイスシェルの上面の高さを、一方のフェイスシェルの上面の高さより35mm以上低く配置するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の植栽用ブロック。
- 前記一方のフェイスシェルの厚さを、50mm以上にしたことを特徴とする請求項1に記載の植栽用ブロック。
- 請求項1、2又は3に記載の植栽用ブロックを、敷きモルタルの上に積んで構築した枠囲い。
- 請求項1、2又は3に記載の植栽用ブロックを、平行に形成したフェイスシェルをウェブで接続してなる基礎ブロックの上に積んで構築した枠囲い。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023000221U JP3241369U (ja) | 2023-01-26 | 2023-01-26 | 植栽用ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023000221U JP3241369U (ja) | 2023-01-26 | 2023-01-26 | 植栽用ブロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3241369U true JP3241369U (ja) | 2023-03-24 |
Family
ID=85600291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2023000221U Active JP3241369U (ja) | 2023-01-26 | 2023-01-26 | 植栽用ブロック |
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Country | Link |
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2023
- 2023-01-26 JP JP2023000221U patent/JP3241369U/ja active Active
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