JP3000637U - ガーデンボックス及びその組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 公園や庭園あるいは歩道等において、植木容
器として、また美観向上や区画を兼ねた植木容器として
単体または種々の組合せにより使用されるガーデンボッ
クス及びその組立体を提供する。 【構成】 相対向する２面が１／４円弧面の凹曲面６
ａ、６ｂで、他の相対向する２面が前記と同じ曲率の１
／４円弧面の凸曲面５ａ、５ｂからなり、内部が空洞の
異形短筒体で、上下開放面の下側に相対向する凸曲面５
ａ、５ｂ間の中央で二つに分割した底板と、内部空洞を
相対向する凸曲面５ａ、５ｂ間の中央で二分する隔壁３
を着脱自在に嵌着する。 【効果】 隣接ガーデンボックスの凹曲面と凸曲面また
は凹曲面同志あるいは凸曲面同志を接合することによ
り、種々の組立体が構成され、公園や遊歩道等の設置場
所の環境に合わせて美しい配列で花壇等を構成できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、公園や庭園あるいは歩道等において、植木容器として、また美観 向上や区画を兼ねた植木容器として単体または種々の組合せにより使用されるガ ーデンボックス及びその組立体に関する。

【０００２】

【従来の技術】

公園や庭園あるいは歩道等において、植木鉢や植木容器として使用されるガー デンボックスは、一般に設置場所の環境によりコンクリート製箱型で大小様々の ものが使用されている。例えば、道路両脇の歩道では大型ガーデンボックスを一 定間隔ごとに配置し、また公園の遊歩道では比較的小型で美しく色彩を施した複 数個のガーデンボックスを組み合せて配置するなど、設置場所に応じて各種のガ ーデンボックスを種々と組み合わせて使用される。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の箱型ガーデンボックスは、これを連接して使用する場合、その配列は直 線的であり、例えば公園の中で環境に合わせて美しい配列で花壇等を構成するこ とが困難であった。

【０００４】 この考案は、上記従来の箱型ガーデンボックスに見られる欠点を除き、平面的 に、また立体的に多種多様な組合せが可能で、美的感覚を向上した配列ができる ガーデンボックス及びその組立体を提供するものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため、この考案のガーデンボックスは、相対向する２面が １／４円弧面の凹曲面で、他の相対向する２面が前記と同じ曲率の１／４円弧面 の凸曲面からなり、内部が空洞の異形短筒体で、上下開放面の下側に相対向する 凸曲面間の中央で二つに分割した底板と、内部空洞を相対向する凸曲面間の中央 で二分する隔壁を着脱自在に嵌着してなる。

【０００６】 また、この考案のガーデンボックスの組立体には次の９態様がある。その第１ は、前記ガーデンボックスの複数個を、隣接ボックス間の凹曲面と凸曲面を接合 して平面的に組合せたガーデンボックスの組立体。

【０００７】 その第２は、前記ガーデンボックスの複数個を、隣接ボックス間の凹曲面を対 向して凹曲面の両側端部を接合して平面的に組合せたガーデンボックスの組立体 。

【０００８】 その第３は、前記ガーデンボックスの複数個を、隣接ボックス間の凹曲面と凸 曲面を接合して平面的に組合せ、更に凹凸面を上下方向に揃えて立体的に複数段 積層したガーデンボックスの組立体。

【０００９】 その第４は、前記ガーデンボックスの複数個を、隣接ボックス間の凹曲面と凸 曲面を接合して平面的に組合せ、更に凹凸曲面が上下方向に交互に逆になるよう に不揃いとし立体的に複数段積層したガーデンボックスの組立体。

【００１０】 その第５は、前記ガーデンボックスの複数個を、各ガーデンボックスの後側の 分割底板を取り外し、隣接ボックス間の凹曲面と凸曲面を接合して平面的に組合 せ、更に凹凸面を上下方向に揃えるか、または上下方向に交互に逆になるように 不揃いとし、かつ分割底板を外した後半分を後方へずらして階段状に複数段積層 し、各ガーデンボックスの後半分を傾斜土面または支え具で支持するガーデンボ ックスの組立体。

【００１１】 その第６は、前記ガーデンボックスの４個を隣接する凹曲面の端部を接合して 円形状に組合せ、内部に円形空所を形成したガーデンボックスの組立体。

【００１２】 その第７は、前記ガーデンボックスの４個を、隣接する凸曲面の端部を接合し て組合せ、十字形に形成したガーデンボックスの組立体。

【００１３】 その第８は、前記ガーデンボックスの４個を、各ガーデンボックスの凹曲面と 凸曲面を接合して方形に組合せたガーデンボックスの組立体。

【００１４】 その第９は、前記ガーデンボックスの３個を、隣接する凸曲面の端部を接合し て放射状に組合せたガーデンボックスの組立体。

【００１５】

【作用】

この考案のガーデンボックスは、相対向する２面が１／４円弧面の凹曲面で、 他の相対向する２面が前記と同じ曲率の１／４円弧面の凸曲面からなり、内部が 空洞の異形短筒体で構成されるから、ガーデンボックス複数個の平面的組合せは 隣接する凹曲面と凸曲面との任意の接合により多種多様な組合せ体を形成するこ とが可能であり、また平面的に組合せたガーデンボックス群を更に複数段積み上 げることにより立体的にも多様な組合せ体を形成することができる。

【００１６】 凹凸曲面を上下方向に揃え複数段積層したガーデンボックス群の２段目以上の 各層のガーデンボックスを、それぞれ後側の半分を後方へずらして階段状に形成 することにより、傾斜面の花壇を形成することができる。なお、この場合は各ガ ーデンボックスの後半分は使用しないため、後側の分割底板は取り外し、前側の 分割底板と中央の隔壁とで形成した前側の空間に土壌を入れて前側だけを使用す る。

【００１７】 二つに分割した底板と、内部空洞を相対向する凸曲面間の中央で二分する隔壁 を着脱自在に設けたのは、前記のように底板の半分を取り外して前半分または後 半分のいずれか片方を使用する場合に有効である。また、ガーデンボックスを直 接地面上に置くとき、あるいは複数段積層する場合の花卉等を植えない下層のガ ーデンボックスは底板と隔壁を外して使用する。

【００１８】 この考案のガーデンボックスの構成材料は、コンクリートや硬質プラスチック あるいは鋼板、銅板、アルミニウム板などの金属板にプラスチックを被覆した複 合材を使用することができ、コンクリートや硬質プラスチックは型枠を使用して 成形し、またプラスチックや前記複合材は深絞り成形機等を使って成形できる。 なお、材料の選択は設置場所等の条件に応じて行なわれる。更に、いずれの材料 を使用する場合も任意に色彩を施し、かつ色彩の異なる複数のガーデンボックス を組合せ、美観を向上させることもできる。また、ガーデンボックスの外表面は 無模様のほか、縦縞模様や横縞模様あるいは任意の模様を付けるなど種々の意匠 を施すことができる。

【００１９】

【実施例】

実施例１ この考案のガーデンボックスを、その一実施例を示す図１に基づいて説明する 。ガーデンボックス１の本体は、相対向する２面が曲率半径ｒの１／４円弧面の 凹曲面６ａ、６ｂで、他の相対向する２面が前記と同じ曲率半径ｒの１／４円弧 面の凸曲面５ａ、５ｂからなり、内部が空洞の異形短筒体で構成する。そして、 上下開放面の下側には、図２に示すように、相対向する凸曲面５ａ、５ｂ間の中 央で二つに分割した底板２ａ、２ｂを着脱自在に嵌着し、内部空洞を相対向する 凸曲面５ａ、５ｂ間の中央で二分する隔壁３を着脱自在に嵌着する。前記分割底 板２ａ、２ｂには排水用の小孔４を１ないし複数個設ける。

【００２０】 前記分割底板２ａ、２ｂは、片方を外して内部空間の半分を使用する場合に有 効で、例えば図２Ｂにおいて分割底板２ｂを取り外せば、分割底板２ａと隔壁３ で囲まれた空間７に土壌を入れてこの部分だけを使用できる。また、内部空間の 全部を使用する場合は隔壁３を取り外すが、内部空間を二分して左右空間の土壌 を違えたい場合には隔壁３を取り付けたままで使用する。更に、地面に直接設置 する場合には分割底板２ａ、２ｂを両方とも取り外して使用することもできる。

【００２１】 なお、凹曲面６ａ、６ｂ及び凸曲面５ａ、５ｂの外周面は、一定間隔で多数の 縦溝８を設け縦縞模様とした場合を示したが、この模様に限ることなく、図面を 省略した多数の横溝を設け縦縞模様や任意の模様を付けるなど種々の意匠を施す ことができる。また、図５に示すように、無模様の外周面のまま使用することも できる。

【００２２】 実施例２ 請求項２に示すガーデンボックスの組立体を図３に示す。この組立体は、前記 ガーデンボックス１の複数個を、隣接ボックス間の凹曲面６ａ、６ｂと凸曲面５ ａ、５ｂを接合し、いわゆる縦向きガーデンボックス１ａと横向きガーデンボッ クス１ｂとを交互に平面的に組合せてなる。

【００２３】 実施例３ 請求項３に示すガーデンボックスの組立体を図４に示す。この組立体は、前記 ガーデンボックス１の複数個を、隣接ボックス間の凹曲面６ａ、６ｂ同志を対向 し、凹曲面の端部を当接し、いわゆる縦向きガーデンボックス１ａのみを連接し て平面的に組合せてなる。したがって、この場合は、隣接ガーデンボックス間に 空間１１が存在する。

【００２４】 実施例４ 請求項４に示すガーデンボックスの組立体を図５に示す。この組立体は、前記 ガーデンボックスの複数個を、縦向きガーデンボックス１ａと横向きガーデンボ ックス１ｂとして交互に配置し、隣接ボックス間の凹曲面６ａ、６ｂと凸曲面５ ａ、５ｂを接合して表裏両面に波形を形成して平面的に組合せ、前記組合せ体を １段目とし、更にその上に前記凹凸曲面を上下方向に揃えて２段目、３段目と所 要の高さとなるように立体的に複数段積層する（図には３段積層の場合を示す） 。この場合、最上段を除く下段列、図においては１段目、２段目のガーデンボッ クスは花卉を植設しないので底板と隔壁は取り除き本体だけを使用する。また、 各ガーデンボックスの凹曲面６ａ、６ｂと凸曲面５ａ、５ｂは任意に図柄や色彩 を施し組立体として特定の意匠を形成することができる。

【００２５】 実施例５ 請求項５に示すガーデンボックスの組立体を図６に示す。この組立体は、前記 ガーデンボックスの複数個を、縦向きガーデンボックス１ａと横向きガーデンボ ックス１ｂとして交互に配置し、隣接ボックス間の凹曲面６ａ、６ｂと凸曲面５ ａ、５ｂを接合して表裏両面に波形を形成して平面的に組合せた１段目の組合せ 体の上に、前記一段目の組合せ体と同様の組合せ体で、１段目の組合せ体の凹曲 面６ａ、６ｂと凸曲面５ａ、５ｂに対し逆に凸曲面５ａ、５ｂと凹曲面６ａ、６ ｂが重なるように２段目を積み重ね、更に２段目の凹曲面６ａ、６ｂと凸曲面５ ａ、５ｂに対し逆に凸曲面５ａ、５ｂと凹曲面６ａ、６ｂが重なるように３段目 を積み重ね、同様にして凹凸曲面が上下方向に交互に逆になるように不揃いとし 立体的に複数段積層する（図には３段積層の場合を示す）。

【００２６】 実施例６ 請求項６に示すガーデンボックスの組立体を図７に示す。この組立体は、前記 ガーデンボックスの複数個を、前記実施例４または実施例５に記載した要領で立 体的に複数段積層する際、各ガーデンボックスの後側の分割底板２ｂを取り外し ておき、分割底板を外した後半分を下段側のガーデンボックスに対し後方へずら して階段状に複数段積層し（図には１段目〜４段目で４段構成の場合を示す）、 傾斜土面９により各段のガーデンボックスの後半部を支承する。なお、最上段（ 図では４段目）のガーデンボックスは後側の分割底板２ｂを使用し、隔壁３を取 り外す。この場合は、最上段のガーデンボックスを除いた下層側のガーデンボッ クス（図では１段目〜３段目）は前側の分割底板２ａと隔壁３により形成された 前側半分の空間７を使用する。したがって、この場合には傾斜花壇として使用す ることができる。また、この組立体を平坦な地面に設置するときは、各段のガー デンボックスの後端を支え具（図面省略）で支持する。

【００２７】 実施例７ 請求項７に示すガーデンボックスの組立体を図８に示す。この組立体は、前記 ガーデンボックスの４個を、隣接するガーデンボックスの凹曲面６ａ、６ａの端 部を接合して円形状に組合せ、内部に円形空所１０を形成してなる。この組立体 は、例えば１本の樹木の幹回りに組込み、内部の円形空所１０に樹木を存在させ たり、あるいはポールの回りに配設するのに有効である。また、この場合も上下 方向に複数段積層することができる。

【００２８】 実施例８ 請求項８に示すガーデンボックスの組立体を図９に示す。この組立体は、前記 ガーデンボックスの４個を、隣接するガーデンボックスの凸曲面５ａ、５ｂの端 部を接合して組合せ、十字型に組み合せた場合であり、上下方向に複数段積層す ることができる。

【００２９】 実施例９ 請求項９に示すガーデンボックスの組立体を図１０に示す。この組立体は、前 記ガーデンボックスの４個を、各ガーデンボックスの凹曲面６ａ、６ｂと凸曲面 ５ａ、５ｂを接合して方形に組合せた場合であり、上下方向に複数段積層するこ とができる。

【００３０】 実施例１０ 請求項１０に示すガーデンボックスの組立体を図１１に示す。この組立体は、 前記ガーデンボックスの３個を、各ガーデンボックスの凸曲面５ａを接合して放 射状に組み合せたものであり、この場合も上下方向に複数段積層することができ る。

【００３１】

【考案の効果】

この考案は、ガーデンボックスの相対向する２面がそれぞれ曲率半径の等しい １／４円弧面の凹曲面と凸曲面から構成されるから、隣接ガーデンボックスの凹 曲面と凸曲面または凹曲面同志あるいは凸曲面同志を接合することにより、種々 の組立体が構成され、公園や遊歩道等の設置場所の環境に合わせて美しい配列で 花壇等を構成できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】Ａはこの考案の一実施例におけるガーデンボッ
クスを示す斜視図、Ｂはそのガーデンボックスの外周の
曲面形状を示す説明図である。

【図２】Ａはガーデンボックス本体の下側に嵌着するた
めの２つ割り底板の斜視図、Ｂはその２つ割り底板と隔
壁を嵌着したガーデンボックスの凸曲面間の中央縦断面
図である。

【図３】複数個のガーデンボックスの隣接する凹曲面と
凸曲面を接合し平面的に組合せたガーデンボックス組立
体の説明図である。

【図４】複数個のガーデンボックスの隣接する凹曲面同
志を接合し平面的に組合せたガーデンボックス組立体の
説明図である。

【図５】図３に示す組立体を３段に積層したガーデンボ
ックス組立体の説明図である。

【図６】図３に示す組立体を凹曲面と凸曲面を食い違え
て３段に積層したガーデンボックス組立体の説明図であ
る。

【図７】各段のガーデンボックスの後半分を後方にずら
して階段状に４段を積層したガーデンボックス組立体の
説明図である。

【図８】ガーデンボックス４個の片側凹曲面を連接して
円形状に組み合せたガーデンボックス組立体の説明図で
ある。

【図９】ガーデンボックス４個の片側凸曲面を連接して
十字状に組み合せたガーデンボックス組立体の説明図で
ある。

【図１０】ガーデンボックス４個の凹曲面と凸曲面を接
合して方形に組合せたガーデンボックス組立体の説明図
である。

【図１１】ガーデンボックス３個の片側凸曲面を接合し
て放射状に組合せたガーデンボックス組立体の説明図で
ある。

【符号の説明】

１ ガーデンボックス ２ａ、２ｂ 分割底板 ３ 隔壁 ４ 小孔 ５ａ、５ｂ 凸曲面 ６ａ、６ｂ 凹曲面 ７ 空間 ８ 縦縞 ９ 傾斜土面 １０ 円形空間 １１ 空間

Claims (10)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 相対向する２面が１／４円弧面の凹曲面
   で、他の相対向する２面が前記と同じ曲率の１／４円弧
   面の凸曲面からなり、内部が空洞の異形短筒体で、上下
   開放面の下側に相対向する凸曲面間の中央で二つに分割
   した底板と、内部空洞を相対向する凸曲面間の中央で二
   分する隔壁を着脱自在に嵌着したガーデンボックス。
2. 【請求項２】 相対向する２面が１／４円弧面の凹曲面
   で、他の相対向する２面が前記と同じ曲率の１／４円弧
   面の凸曲面からなり、内部が空洞の異形短筒体で、上下
   開放面の下側に相対向する凸曲面間の中央で二つに分割
   した底板と、内部空洞を相対向する凸曲面間の中央で二
   分する隔壁を着脱自在に嵌着したガーデンボックスの複
   数個を、隣接ボックス間の凹曲面と凸曲面を接合して平
   面的に組合せたガーデンボックスの組立体。
3. 【請求項３】 相対向する２面が１／４円弧面の凹曲面
   で、他の相対向する２面が前記と同じ曲率の１／４円弧
   面の凸曲面からなり、内部が空洞の異形短筒体で、上下
   開放面の下側に相対向する凸曲面間の中央で二つに分割
   した底板と、内部空洞を相対向する凸曲面間の中央で二
   分する隔壁を着脱自在に嵌着したガーデンボックスの複
   数個を、隣接ボックス間の凹曲面を対向して凹曲面の両
   側端部を接合して平面的に組合せたガーデンボックスの
   組立体。
4. 【請求項４】 相対向する２面が１／４円弧面の凹曲面
   で、他の相対向する２面が前記と同じ曲率の１／４円弧
   面の凸曲面からなり、内部が空洞の異形短筒体で、上下
   開放面の下側に相対向する凸曲面間の中央で二つに分割
   した底板と、内部空洞を相対向する凸曲面間の中央で二
   分する隔壁を着脱自在に嵌着したガーデンボックスの複
   数個を、隣接ボックス間の凹曲面と凸曲面を接合して平
   面的に組合せ、更に凹凸曲面を上下方向に揃えて立体的
   に複数段積層したガーデンボックスの組立体。
5. 【請求項５】 相対向する２面が１／４円弧面の凹曲面
   で、他の相対向する２面が前記と同じ曲率の１／４円弧
   面の凸曲面からなり、内部が空洞の異形短筒体で、上下
   開放面の下側に相対向する凸曲面間の中央で二つに分割
   した底板と、内部空洞を相対向する凸曲面間の中央で二
   分する隔壁を着脱自在に嵌着したガーデンボックスの複
   数個を、隣接ボックス間の凹曲面と凸曲面を接合して平
   面的に組合せ、更に凹凸曲面が上下方向に交互に逆にな
   るように不揃いとし立体的に複数段積層したガーデンボ
   ックスの組立体。
6. 【請求項６】 相対向する２面が１／４円弧面の凹曲面
   で、他の相対向する２面が前記と同じ曲率の１／４円弧
   面の凸曲面からなり、内部が空洞の異形短筒体で、上下
   開放面の下側に相対向する凸曲面間の中央で二つに分割
   した底板と、内部空洞を相対向する凸曲面間の中央で二
   分する隔壁を着脱自在に嵌着したガーデンボックスの複
   数個を、各ガーデンボックスの後側の分割底板を取り外
   し、隣接ボックス間の凹曲面と凸曲面を接合して平面的
   に組合せ、更に凹凸面を上下方向に揃えるか、または上
   下方向に交互に逆になるように不揃いとし、かつ分割底
   板を取り外した後半分を後方へずらして階段状に複数段
   積層し、各ガーデンボックスの後半分を傾斜土面または
   支え具で支持するガーデンボックスの組立体。
7. 【請求項７】 相対向する２面が１／４円弧面の凹曲面
   で、他の相対向する２面が前記と同じ曲率の１／４円弧
   面の凸曲面からなり、内部が空洞の異形短筒体で、上下
   開放面の下側に相対向する凸曲面間の中央で二つに分割
   した底板と、内部空洞を相対向する凸曲面間の中央で二
   分する隔壁を着脱自在に嵌着したガーデンボックスの４
   個を、隣接する凹曲面の端部を接合して組合せ、内部に
   円形空所を形成したガーデンボックスの組立体。
8. 【請求項８】 相対向する２面が１／４円弧面の凹曲面
   で、他の相対向する２面が前記と同じ曲率の１／４円弧
   面の凸曲面からなり、内部が空洞の異形短筒体で、上下
   開放面の下側に相対向する凸曲面間の中央で二つに分割
   した底板と、内部空洞を相対向する凸曲面間の中央で二
   分する隔壁を着脱自在に嵌着したガーデンボックスの４
   個を、隣接する凸曲面の端部を接合して組合せ、十字形
   に形成したガーデンボックスの組立体。
9. 【請求項９】 相対向する２面が１／４円弧面の凹曲面
   で、他の相対向する２面が前記と同じ曲率の１／４円弧
   面の凸曲面からなり、内部が空洞の異形短筒体で、上下
   開放面の下側に相対向する凸曲面間の中央で二つに分割
   した底板と、内部空洞を相対向する凸曲面間の中央で二
   分する隔壁を着脱自在に嵌着したガーデンボックスの４
   個を、各ガーデンボックスの凹曲面と凸曲面を接合して
   方形に組合せたガーデンボックスの組立体。
10. 【請求項１０】 相対向する２面が１／４円弧面の凹曲
    面で、他の相対向する２面が前記と同じ曲率の１／４円
    弧面の凸曲面からなり、内部が空洞の異形短筒体で、上
    下開放面の下側に相対向する凸曲面間の中央で二つに分
    割した底板と、内部空洞を相対向する凸曲面間の中央で
    二分する隔壁を着脱自在に嵌着したガーデンボックスの
    ３個を、隣接する凸曲面の端部を接合して放射状に組合
    せたガーデンボックスの組立体。