JP2594967Y2 - 植木鉢付きブロック垣根 - Google Patents
植木鉢付きブロック垣根Info
- Publication number
- JP2594967Y2 JP2594967Y2 JP1993053903U JP5390393U JP2594967Y2 JP 2594967 Y2 JP2594967 Y2 JP 2594967Y2 JP 1993053903 U JP1993053903 U JP 1993053903U JP 5390393 U JP5390393 U JP 5390393U JP 2594967 Y2 JP2594967 Y2 JP 2594967Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- shaped
- flowerpot
- block fence
- fence
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Fencing (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、主として宅地の境界や
公園等に用いる植木鉢付きブロック垣根に関する。
公園等に用いる植木鉢付きブロック垣根に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、宅地間や宅地と道路の境界物とし
ては、地面に植木を並べて植え、一定高さに刈り込んだ
生け垣、コンクリートブロックや石材を積み上げた塀が
一般に多く用いられている。
ては、地面に植木を並べて植え、一定高さに刈り込んだ
生け垣、コンクリートブロックや石材を積み上げた塀が
一般に多く用いられている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上述したような従来の
生け垣においては、生け垣に植えられた植木は、頻繁に
手入れをしなければならず、その美観を維持するには多
くの労力を要し、また、植えられた植木を入れ変える作
業は、多大な労力及び時間を要するため、短期間で植え
変えることはほとんどなく、生け垣の景観が変化に乏し
くなるという問題点があった。
生け垣においては、生け垣に植えられた植木は、頻繁に
手入れをしなければならず、その美観を維持するには多
くの労力を要し、また、植えられた植木を入れ変える作
業は、多大な労力及び時間を要するため、短期間で植え
変えることはほとんどなく、生け垣の景観が変化に乏し
くなるという問題点があった。
【０００４】更に生け垣は、植木生育するために一定以
上の大きさが必要となり、このためコンクリートブロッ
クや石を積み上げた塀よりも幅員は広くなり、従って全
体のスペースを広く要するという問題点があった。
上の大きさが必要となり、このためコンクリートブロッ
クや石を積み上げた塀よりも幅員は広くなり、従って全
体のスペースを広く要するという問題点があった。
【０００５】一方、コンクリートブロック又は石を積上
げた塀は、上記の如き生け垣より省スペースであり、耐
久性に富むという利点を有するが、従来のコンクリート
ブロック塀又は石積みの塀が作り出す景観は単調であ
り、緑化に適さないという問題点があった。
げた塀は、上記の如き生け垣より省スペースであり、耐
久性に富むという利点を有するが、従来のコンクリート
ブロック塀又は石積みの塀が作り出す景観は単調であ
り、緑化に適さないという問題点があった。
【０００６】本考案はこのような従来の問題点にかんが
み、ブロックの積み上げ構造で緑化を可能にし、生け垣
のような広いスペースを要せず、手入れが簡単で、好み
に応じて変化を持たせ得るブロック垣根の提供を目的と
したものである。
み、ブロックの積み上げ構造で緑化を可能にし、生け垣
のような広いスペースを要せず、手入れが簡単で、好み
に応じて変化を持たせ得るブロック垣根の提供を目的と
したものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本考案の特徴は、
基礎上に立設した柱状の脚部と、該脚部上に積み上げ配
置に支持させた１又は複数のリング状部とを一体もしく
は一体的に備えた垣根用コンクリートブロックを多数並
べて立設し、左右に隣り合うリング状部間をいずれかも
しくは双方のリング状部から突設させた腕部を介して連
結させ、前記各リング状部内の底部及び前記腕部上にそ
れぞれ植木鉢を着脱自在に備えてなる植木鉢付きブロッ
ク垣に根存する。
解決し、所期の目的を達成するための本考案の特徴は、
基礎上に立設した柱状の脚部と、該脚部上に積み上げ配
置に支持させた１又は複数のリング状部とを一体もしく
は一体的に備えた垣根用コンクリートブロックを多数並
べて立設し、左右に隣り合うリング状部間をいずれかも
しくは双方のリング状部から突設させた腕部を介して連
結させ、前記各リング状部内の底部及び前記腕部上にそ
れぞれ植木鉢を着脱自在に備えてなる植木鉢付きブロッ
ク垣に根存する。
【０００８】
【作用】本考案の植木鉢付きブロック垣根は、多数並べ
て立設した各垣根用コンクリートブロック間の空隙及び
該ブロック自体のリング状部内の空隙の存在によって通
気性が高く、また植木鉢に低草木類を植えることによっ
て、内外からの視覚が遮断される。植木鉢に植える低草
木類は、植え変えが容易であり、四季に合せる等好みに
応じて異なった草花等を植えることができる。
て立設した各垣根用コンクリートブロック間の空隙及び
該ブロック自体のリング状部内の空隙の存在によって通
気性が高く、また植木鉢に低草木類を植えることによっ
て、内外からの視覚が遮断される。植木鉢に植える低草
木類は、植え変えが容易であり、四季に合せる等好みに
応じて異なった草花等を植えることができる。
【０００９】
【実施例】次に本考案の実施の一例を図面について説明
する。
する。
【００１０】図１は本考案の第一実施例を示しており、
図において、１，１……は地上に多数並べて立設した垣
根用コンクリートブロックである。この各ブロック１
は、角柱状をした脚部２と、該脚部２の上端に積み上げ
た八角形のドーナツ状をしたリング状部３とからな構成
されており、リング状部３の両側面には、水平に向けた
腕部４ａ，４ｂが一体に成形されている。
図において、１，１……は地上に多数並べて立設した垣
根用コンクリートブロックである。この各ブロック１
は、角柱状をした脚部２と、該脚部２の上端に積み上げ
た八角形のドーナツ状をしたリング状部３とからな構成
されており、リング状部３の両側面には、水平に向けた
腕部４ａ，４ｂが一体に成形されている。
【００１１】この両腕部４ａ，４ｂは、互いに嵌り合う
ことによって四角柱状になるように一方の腕部４ａが断
面逆Ｌ型に成形され、他方の腕部４ｂが腕部４ａの逆Ｌ
型内に嵌り合う大きさ及び対応位置に成形されており、
それぞれボルト挿通孔５，５が貫通開口されている。
ことによって四角柱状になるように一方の腕部４ａが断
面逆Ｌ型に成形され、他方の腕部４ｂが腕部４ａの逆Ｌ
型内に嵌り合う大きさ及び対応位置に成形されており、
それぞれボルト挿通孔５，５が貫通開口されている。
【００１２】脚部２は地中に形成される基礎コンクリー
ト６内に埋め込んで、これと一体にして立設されるよう
になっている。また脚部２の上端には、凹欠７が形成さ
れ、リング状部３の底部を貫通させたボルト８の先端を
セメント系の固結剤９によって埋め込むことによってリ
ング状部３と脚部２とを一体化させるようになってい
る。
ト６内に埋め込んで、これと一体にして立設されるよう
になっている。また脚部２の上端には、凹欠７が形成さ
れ、リング状部３の底部を貫通させたボルト８の先端を
セメント系の固結剤９によって埋め込むことによってリ
ング状部３と脚部２とを一体化させるようになってい
る。
【００１３】互いに隣り合うリング状部３，３間は、一
方のリング状部３の腕部４ａの逆Ｌ型内に他方のリング
状部３の腕部４ｂを嵌め合せ、両者の各ボルト挿通孔５
を上下に貫通させ、これに締結用のボルト１０を挿入
し、ナット１１により締結することにより一体化させて
いる。
方のリング状部３の腕部４ａの逆Ｌ型内に他方のリング
状部３の腕部４ｂを嵌め合せ、両者の各ボルト挿通孔５
を上下に貫通させ、これに締結用のボルト１０を挿入
し、ナット１１により締結することにより一体化させて
いる。
【００１４】各リング状部３の頂面、該リング状部３の
内底部上、隣り合うリング状部３，３間の腕部４ａ上及
び隣り合う脚部２，２間には、それぞれ植木鉢１２，１
２……が取り外し自在に設置されている。各植木鉢１
２，１２……はそれぞれ同一形状のものの他、各部毎に
大きさ及び形状を違えたものでもよく、また各植木鉢１
２，１２……は嵌め込み式又はボルト止め等によって脱
落を防止する。
内底部上、隣り合うリング状部３，３間の腕部４ａ上及
び隣り合う脚部２，２間には、それぞれ植木鉢１２，１
２……が取り外し自在に設置されている。各植木鉢１
２，１２……はそれぞれ同一形状のものの他、各部毎に
大きさ及び形状を違えたものでもよく、また各植木鉢１
２，１２……は嵌め込み式又はボルト止め等によって脱
落を防止する。
【００１５】図４は本考案の第二実施例を示しており、
この実施例は、第一実施例がリング状部２が一段である
のに対し、リング状部２を二段配置に積み重ねた場合を
示しており、上下のリング状部３，３間は、前述した脚
部２とリング状部３との結合構造と同様に凹欠７，ボル
ト８及び固結剤９によって連結されている。その他の部
分は第一実施例と同様である。よって、第一実施例と同
じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。
この実施例は、第一実施例がリング状部２が一段である
のに対し、リング状部２を二段配置に積み重ねた場合を
示しており、上下のリング状部３，３間は、前述した脚
部２とリング状部３との結合構造と同様に凹欠７，ボル
ト８及び固結剤９によって連結されている。その他の部
分は第一実施例と同様である。よって、第一実施例と同
じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。
【００１６】
【考案の効果】上述したように本考案の植木鉢付きブロ
ック垣根は、柱状の脚部上にリング状部を積み上げた形
状のブロックを並べて立設し、互いに水平な腕部を介し
て連結したことにより、ブロック間及びリング状部内に
大きな通風空間ができ、その中に植木鉢があることによ
り、ブロック垣根の中に植物を自由に植えることができ
ることとなり、広いスペースを取らずに、緑に富んだ四
季折々に変化する景観が得られ、しかも植木鉢に植物を
植えることができるため、好みの変化や四季に応じて異
なった植物を植え変えることも容易に可能であり、手入
れが簡単で趣向性に富んだ垣根が得られる。
ック垣根は、柱状の脚部上にリング状部を積み上げた形
状のブロックを並べて立設し、互いに水平な腕部を介し
て連結したことにより、ブロック間及びリング状部内に
大きな通風空間ができ、その中に植木鉢があることによ
り、ブロック垣根の中に植物を自由に植えることができ
ることとなり、広いスペースを取らずに、緑に富んだ四
季折々に変化する景観が得られ、しかも植木鉢に植物を
植えることができるため、好みの変化や四季に応じて異
なった植物を植え変えることも容易に可能であり、手入
れが簡単で趣向性に富んだ垣根が得られる。
【図１】本考案の第一実施例を示す一部縦断正面図であ
る。
る。
【図２】同上のリング状部及び脚部の分解斜視図であ
る。
る。
【図３】図１中のＩ−Ｉ切断端面図である。
【図４】本考案の第二実施例を示す一部縦断正面図であ
る。
る。
【図５】リング状部間の連結状態の他の例を示す部分正
面図である。
面図である。
１ 垣根用コンクリートブロック ２ 脚部 ３ リング状部 ４ａ，４ｂ 腕部 ５ ボルト挿通孔 ６ 基礎コンクリート ７ 凹欠 ８，１０，１３ ボルト ９ 固結剤 １１ ナット １２ 植木鉢
Claims (1)
- 【請求項１】 基礎上に立設した柱状の脚部と、該脚部
上に積み上げ配置に支持させた１又は複数のリング状部
とを一体もしくは一体的に備えた垣根用コンクリートブ
ロックを多数並べて立設し、左右に隣り合うリング状部
間をいずれかもしくは双方のリング状部から突設させた
腕部を介して連結させ、前記各リング状部内の底部及び
前記腕部上にそれぞれ植木鉢を着脱自在に備えてなる植
木鉢付きブロック垣根。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993053903U JP2594967Y2 (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 植木鉢付きブロック垣根 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993053903U JP2594967Y2 (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 植木鉢付きブロック垣根 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0719534U JPH0719534U (ja) | 1995-04-07 |
| JP2594967Y2 true JP2594967Y2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=12955683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993053903U Expired - Fee Related JP2594967Y2 (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 植木鉢付きブロック垣根 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2594967Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-09 JP JP1993053903U patent/JP2594967Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0719534U (ja) | 1995-04-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |