JP3241275U - 釣り用遊動式仕掛け - Google Patents

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平磨 佐々木
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株式会社ジャッカル
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Figure 0003241275000001
【課題】錘の根掛かりを防止しうる釣り用遊動式仕掛けを提供する。
【解決手段】仕掛け1Aは、錘2と、釣り糸遊挿孔及び錘接続部12を有する錘接続具10と、釣り針4を有する遊動体3とを具備する。釣り糸遊挿孔にスライド可能に遊挿された釣り糸20の先端部に遊動体3が接続されるとともに、錘接続部12に錘2が分離可能に接続されている。錘接続具10における錘接続部12よりも前側の部分に、錘2の根掛かりを防止する根掛かり防止用ガード15が下方向に突出して設けられている。
【選択図】図1

Description

本考案は釣り用遊動式仕掛けに関する。
なお、本明細書及び実用新案登録請求の範囲では、説明の便宜上、図1及び3に矢印で示す前後方向及び上下方向を本考案に係る釣り用遊動式仕掛けの前後方向及び上下方向と定義する。
釣り用遊動式仕掛けとして例えば特許文献1に記載された仕掛けは、錘と、釣り糸遊挿孔を有する錘接続具と、釣り針を有する遊動体とを具備しており、錘接続具の釣り糸遊挿孔にスライド可能に遊挿された釣り糸の先端部に遊動体が接続されるとともに、錘接続具に錘が吊り下げ状に接続されている。
意匠登録第1705521号公報
上述の仕掛けでは、釣り針が錘に対して相対的に遊動し、換言すると、錘が釣り糸に沿って釣り針に対して相対的にスライド遊動するものであるが、ボトムチニングゲーム等の底釣りをする場合などには錘が根掛かりをすることがあった。
本考案は上述した技術背景に鑑みてなされたもので、本考案の目的は錘の根掛かりを防止しうる釣り用遊動式仕掛けを提供することにある。
本考案は以下の手段を提供する。
1) 錘と、釣り糸遊挿孔及び錘接続部を有する錘接続具と、釣り針を有する遊動体とを具備し、
前記釣り糸遊挿孔にスライド可能に遊挿された釣り糸の先端部に前記遊動体が接続されるとともに、前記錘接続部に前記錘が接続される釣り用遊動式仕掛けであって、
前記錘接続部に前記錘が分離可能に接続され、
前記錘接続具における前記錘接続部よりも前側の部分に、前記錘の根掛かりを防止する根掛かり防止用ガードが下方向に突出して設けられている釣り用遊動式仕掛け。
2) 前記ガードは、両者の間隔が下方向において広がり状になるように下方向に突出した二つの線状片からなる前項1記載の釣り用遊動式仕掛け。
3) 前記二つの線状片の下部が当該二つの線状片における前記下部よりも上側の部分に対して後側に略く字状に屈曲している前項2記載の釣り用遊動式仕掛け。
4) 前記錘接続具は樹脂製であり、
前記錘接続部は錘接続用アイであり、
前記ガードと前記アイは、一本の線状材におけるガード形成予定部とアイ形成予定部がそれぞれ前記ガードと前記アイの形状になるように屈曲されて形成されたものであり、
前記錘接続具に前記ガードと前記アイがインサート成形により一体化されている前項1~3のいずれかに記載の釣り用遊動式仕掛け。
5) 前記錘接続具に細長状の集魚部材が挿通されて取り付けられる集魚部材用取付け孔が設けられている前項1~4のいずれかに記載の釣り用遊動式仕掛け。
本考案は以下の効果を奏する。
前項1では、錘接続具の錘接続部に錘が分離可能に接続されることにより、錘の交換を容易に行うことができる。さらに、錘接続具における錘接続部よりも前側の部分に根掛かり防止用ガードが下方向に突出して設けられているので、錘の根掛かりを防止することができる。
前項2では、ガードが、両者の間隔が下方向において広がり状になるように下方向に突出した二つの線状片からなることにより、水底上に着いたガードの安定性が高くなり、錘の根掛かりを確実に防止することができる。
前項3では、二つの線状片の下部が当該下部よりも上側の部分に対して後側に略く字状に屈曲していることにより、水底上に着いたガードが釣り糸から前方向に引っ張られた際においてガードの安定性が高くなる。そのため、錘の根掛かりを更に確実に防止することができる。
前項4では、ガードとアイは、一本の線状材におけるガード形成予定部とアイ形成予定部がそれぞれガードとアイの形状になるように屈曲されて形成されたものであり、錘接続具にガードとアイがインサート成形により一体化されていることにより、錘接続具の製造コストを引き下げることができる。
前項5では、錘接続具に集魚部材用取付け孔が設けられているので、この取付け孔に集魚部材を取り付けることにより仕掛けに集魚効果を付与することができる。
図1は本考案の第1実施形態に係る釣り用遊動式仕掛けの概略側面図である。 図2は同仕掛けの錘接続具を示す図であって、(a)は正面図、(b)は斜視図、(c)は(b)とは別の方向から見た斜視図、及び(d)は断面図である。 図3は本考案の第2実施形態に係る釣り用遊動式仕掛けの概略側面図である。 図4は同仕掛けの錘接続具を示す図であって、(a)は正面図、(b)は斜視図、(c)は(b)とは別の方向から見た斜視図、及び(d)は断面図である。
本考案の幾つかの実施形態について図面を参照して以下に説明する。
図1及び2に示すように、本考案の第1実施形態に係る釣り用遊動式仕掛け1Aは、例えばボトムチニングゲーム等の底釣りに用いられるものであって、錘2と、錘接続具10と、錘2に対して相対的に遊動する遊動体3とを具備している。遊動体3は釣り針4を有している。
錘2はタングステン、鉛、真鍮などの金属製であって、錘2の上端に上方向に突出した略R型乃至略Ω型の金属線状材からなるフック2aが設けられている。
錘接続具10は硬質の合成樹脂製であって、図2に示すように、前後方向に貫通した釣り糸遊挿孔11を有している。また、錘接続具10の下面の後部には錘接続部としての略円環状の錘接続用アイ12が下方向に突出して設けられおり、更に、錘接続具10の下面の前部、詳述すると錘接続具10の下面における錘接続用アイ12よりも前側近傍部分には、錘2の根掛かりを防止する根掛かり防止用ガード15が下方向に突出して設けられている。ここで、本明細書及び請求の範囲では「防止」の語は抑制を含む意味で用いられる。なお、ガード15とアイ12の構成については後述する。
錘接続具10において、図1に示すように、釣り糸遊挿孔11には釣り糸(ハリスを含む)20がスライド可能に遊挿されるとともに、錘接続用アイ12に錘2のフック2aが吊り下げ状態において揺動可能に且つ分離可能に係止されており、これにより、錘2が錘接続具10を介して釣り糸20に分離可能に接続されている。
錘2のフック2aはいわゆるクイック着脱式のものであって、アイ12に係止したフック2aのアイ12からの不慮の脱落を防止する構造を有するものである。すなわち、フック2aはアイ12を構成する線材の直径よりも狭い開口2bを有しており、アイ12にフック2aを係止する場合はアイ12を構成する線材をフック2aの外側からこの開口2bを通してフック2a内へ強制的に押し込むことによりアイ12にフック2aが係止され、一方、アイ12からフック2aを取り外す場合、即ちフック2aのアイ12への係止を解除する場合は、アイ12を構成する線材をフック2a内からこの開口2bを通してフック2a外へ強制的に引き出すことによりフック2aのアイ12への係止が解除される。
したがって、錘2を別のものに交換する場合には、上述のようにフック2aのアイ12への係止を解除することにより、フック2aが釣り糸20(錘接続具10)から分離されるので、錘2の交換を容易に行うことができる。
釣り糸遊挿孔11に遊挿された釣り糸20の先端部には釣り針4が接続されている。本第1実施形態では釣り針4はいわゆるオフセットフックからなり、これに擬似餌として例えばワーム5が取り付けられている。なお、ワーム5はソフトルアーとも呼ばれるものである。
図2(a)に示すように、ガード15は、両者の間隔が下方向において漸次広がり状になるように錘接続具10から下方向(詳述すると下方向に対して左右両側に対称に傾斜した斜め下方向)に突出した二つの線状片(例えば金属ワイヤー又はモノフィラメント)16、16からなるものであり、これにより、水底上に着いたガード15の安定性が高くなり、錘2の根掛かりを確実に防止することができる。両線状片16、16間の広がり角度θは限定されるものではなく、好ましくは錘接続具10の前側から見て40°~80°の範囲であることが錘2の根掛かりを更に確実に防止できる点でよい。
さらに、ガード15において、両線状片16、16の下部16b、16bは当該下部16b、16bよりも上側の部分16a、16aに対して後側に略く字状に屈曲しており、これにより、水底上に着いたガード15が釣り糸20から前方向に引っ張られた際においてガード15の安定性が高くなる。そのため、錘2の根掛かりを更に確実に防止することができる。ガード15の形状について詳述すると、両線状片16、16の上記上側の部分16a、16aは下方向に対して前側に僅かに傾斜しており、両線状片16、16の下部16b、16は下方向に対して後側に僅かに傾斜している。
ガード15とアイ12は、一本の線状材17の屈曲成形品からなるものであり、詳述すると、一本の真直な線状材(例えば金属ワイヤー又はモノフィラメント)17におけるガード形成予定部とアイ形成予定部がそれぞれガード15とアイ12の形状になるように塑性的に屈曲されて形成されたものである。そして、ガード15とアイ12が錘接続具10にインサート成形により一体化されている(図2(d)参照)。こうすることにより、ガード15とアイ12を一本の線状材17で形成することができるし、ガード15とアイ12を錘接続具10に容易に設けることができ、そのため、錘接続具10の製造コストを引き下げることができる。
また、錘接続具10の上部の後端部には左右方向に貫通した集魚部材用取付け孔13が設けられており、図1に示すようにこの取付け孔13に弾性を有する細長状の集魚部材(例えばスカート、ネクタイ)14が圧入状態に挿通されて取り付けられている。本第1実施形態では、集魚部材14として複数のラバースカートが取付け孔13に取り付けられている。
図3及び4は、本考案の第2実施形態に係る釣り用遊動式仕掛け1Bを示す図である。これらの図において、上記第1実施形態の仕掛け1Aの要素と同じ作用を奏する要素には同じ符号が付されている。以下、本第2実施形態の仕掛け1Bについて上記第1実施形態の仕掛け1Aとの相異点を中心に以下に説明する。
本第2実施形態の仕掛け1Bでは、遊動体3は、複数(詳述すると二つ)の釣り針4、4と、細長状の集魚部材としての弾性を有するカールタイプのネクタイ6とを有している。釣り針4は、錘接続具10の釣り糸遊挿孔11にスライド可能に遊挿された釣り糸20の先端部を構成する所定長さの二本のハリス20a、20aの先端にそれぞれ接続されている。そして、ハリス20aとネクタイ6の基端部とが有底略円筒状の樹脂製結束具7にて一体的に結束されている。この結束具7として例えば特開2017-58に開示された集魚部材用結束具が用いられる。
錘2は上下方向に延びた形状のものであり、錘2の上端にアイ2cが上方向に突出して設けられている。そして、このアイ2cがスプリットリング8を介して錘接続具10の錘接続部としての錘接続用アイ12に吊り下げ状態において揺動可能に且つ分離可能に接続されており、これにより、錘2が錘接続具10を介して釣り糸20に分離可能に接続されている。
図4(a)~(d)に示すように、ガード15は上記第1実施形態のガード15と略同じ構成のものである。
すなわち、このガード15は、両者の間隔が下方向において漸次広がり状になるように錘接続具10から下方向(詳述すると下方向に対して左右両側に対称に傾斜した斜め下方向)に突出した二つの線状片(例えば金属ワイヤー又はモノフィラメント)16、16からなるものであり、両線状片16、16の下部16b、16bが当該下部16b、16bよりも上側の部分16a、16aに対して後側に略く字状に屈曲している。両線状片16、16間の広がり角度θは限定されるものではなく、好ましくいθの範囲は上記第1実施形態と同じである。さらに、ガード15とアイ12は、一本の真直な線状材(例えば金属ワイヤー又はモノフィラメント)17におけるガード形成予定部とアイ形成予定部がそれぞれガード15とアイ12の形状になるように塑性的に屈曲されて形成されたものである。そして、ガード15とアイ12が錘接続具10にインサート成形により一体化されている(図4(d)参照)。
なお、本第2実施形態の錘接続具10には集魚部材用取付け孔は設けられていない。ただし本考案では、この錘接続具10に集魚部材用取付け孔が設けられていてもよい。
以上で本考案の幾つかの実施形態を説明したが、本考案は上記実施形態に示したものに限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で様々に変更可能である。
本考案は釣り用遊動式仕掛けに利用可能である。
1A、1B:釣り用遊動式仕掛け 2:錘
3:遊動体 4:釣り針
10:錘接続具 11:釣り糸遊挿孔
12:錘接続用アイ(錘接続部) 13:集魚部材用取付け孔
15:根掛かり防止用ガード 16:線状片
17:線状材

Claims (5)

  1. 錘と、釣り糸遊挿孔及び錘接続部を有する錘接続具と、釣り針を有する遊動体とを具備し、
    前記釣り糸遊挿孔にスライド可能に遊挿された釣り糸の先端部に前記遊動体が接続されるとともに、前記錘接続部に前記錘が接続される釣り用遊動式仕掛けであって、
    前記錘接続部に前記錘が分離可能に接続され、
    前記錘接続具における前記錘接続部よりも前側の部分に、前記錘の根掛かりを防止する根掛かり防止用ガードが下方向に突出して設けられている釣り用遊動式仕掛け。
  2. 前記ガードは、両者の間隔が下方向において広がり状になるように下方向に突出した二つの線状片からなる請求項1記載の釣り用遊動式仕掛け。
  3. 前記二つの線状片の下部が当該二つの線状片における前記下部よりも上側の部分に対して後側に略く字状に屈曲している請求項2記載の釣り用遊動式仕掛け。
  4. 前記錘接続具は樹脂製であり、
    前記錘接続部は錘接続用アイであり、
    前記ガードと前記アイは、一本の線状材におけるガード形成予定部とアイ形成予定部がそれぞれ前記ガードと前記アイの形状になるように屈曲されて形成されたものであり、
    前記錘接続具に前記ガードと前記アイがインサート成形により一体化されている請求項1~3のいずれかに記載の釣り用遊動式仕掛け。
  5. 前記錘接続具に細長状の集魚部材が挿通されて取り付けられる集魚部材用取付け孔が設けられている請求項1~3のいずれかに記載の釣り用遊動式仕掛け。
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