JP3241134U - 液漏れ防止構造を有する泡スプレーボトル - Google Patents

Abstract

【課題】スプレーボトルが逆さまになった時に、クリーナーや消毒剤の漏れを防ぐことができる液漏れ防止構造を有する泡スプレーボトルを提供する。【解決手段】泡スプレーボトルであって、液体タンク１と、液体タンク蓋２と、ダックビル弁４、５とを備え、液体タンクの上部に液体注入口３が設けられ、液体タンク蓋が液体注入口に係接され、液体タンク蓋には液体タンク蓋を上部から下部に向かう上下方向に貫通する取付孔が設けられ、ダックビル弁が下向きに取付孔内に取り付けられている。液体タンク蓋にダックビル弁を設けることにより、ダックビル弁を、使用時に開き、空気を吸い込んで圧力のバランスを取り、逆に、スプレーボトルが逆さまになった時に閉じて、クリーナーや消毒剤の漏れを防ぐことができる。【選択図】図１

Description

本開示は、スプレーボトルの技術分野に関し、特に液漏れ防止構造を有する泡スプレーボトルに関する。

泡沫スプレーボトルはよく見かける実用性の高いスプレー器具であり、そのコンパクトで設置面積が小さく、持ち運びや手持ち操作が容易であるなどの特性から、家庭、職場、学校など様々な場所での洗浄作業に広く使われている。ものをクリーニング、洗浄する際には、泡スプレーボトルのスプレーヘッドによりクリーナー又は消毒剤を水及び空気と混合した後、ノズルから噴射することにより、一定量の泡を噴射する。

しかし、従来のスプレーボトルは、使用時に、液体タンクに入っているクリーナーをスプレーヘッドに吸い込む必要があるため、液体タンク内のクリーナーが減っていくにつれて、タンク内の圧力が低下し、内外の差圧により、液体タンクの変形や損傷の問題を招きやすいので、従来技術では通常、液体タンクに吸気口を設けて液体タンク内の圧力とバランスを取るようにしているが、スプレーボトルが逆さまになれば、吸気口により、洗剤又は消毒剤が外部に漏れやすく、クリーナー又は消毒剤で液体タンク蓋が汚染され、手で触れたり使用したりするのが不便になる。

本開示の目的は、液漏れ防止構造を有する泡スプレーボトルを提供することであり、液体タンク蓋にダックビル弁を設けることにより、ダックビル弁を、使用時に開き、空気を吸い込んで圧力のバランスを取り、逆に、スプレーボトルが逆さまになった時に閉じて、クリーナーや消毒剤の漏れを防ぐことができる。

上記した考案の目的を達成するために、本開示は、次の技術案を提供する。

本考案は液漏れ防止構造を有する泡スプレーボトルであって、液体タンクと、液体タンク蓋と、ダックビル弁とを備え、液体タンクの上部に液体注入口が設けられ、液体タンク蓋が液体注入口に係接され、液体タンク蓋には液体タンク蓋を上部から下部に向かう上下方向に貫通する取付孔が設けられ、ダックビル弁が前記開口に沿って下向きに取付孔内に取り付けられていることを特徴とする液漏れ防止構造を有する泡スプレーボトルである。

好ましくは、ダックビル弁は第１ダックビル弁と第２ダックビル弁とを含み、取付孔は液体タンク蓋の一方側に設けられた第１取付孔と液体タンク蓋の他方側に設けられた第２取付孔とを含み、第１ダックビル弁は第１取付孔内に取り付けられ、第２ダックビル弁は第２取付孔内に取り付けられ、第１ダックビル弁と第２ダックビル弁とに分けて設置することにより、液体タンク蓋の吸気効率を向上させて、液体タンク内の圧力と外部とのバランスを保証することができる。

好ましくは、さらにスプレーヘッドを備え、スプレーヘッドは液体タンク蓋内に嵌められ、液体タンク蓋は液体タンクの液体注入口に係接され、スプレーヘッドの内部に多角形孔が開けられ、スプレーヘッド内に金属管が設けられ、金属管に多角形位置決め具が設けられ、金属管が多角形孔に挿入され、多角形位置決め具が多角形孔内に係接され、スプレーヘッドはノズルから泡を噴出し、金属管がスプレーヘッドとノズルとを連通させており、多角形位置決め具は、多角形孔の各辺に接し、高圧の水流が金属管を流れるとき、金属管は多角形孔内で回転しないため、高圧水流の影響で金属管が多角形孔内で回転してスプレーヘッドを破損させる事態を回避する。また、金属管は、多角形位置決め具を介して一部の膨張圧力を多角形孔に伝達させ、スプレーヘッドの他の部品に膨張圧力を分散させることができるので、金属管が受ける膨張圧力が小さくなり、金属管の摩耗量が少なくなり、使用寿命が向上する。

好ましくは、金属管の内部には金属フィルタが設けられており、金属フィルタは第１金属フィルタと、第２金属フィルタとを含み、第１金属フィルタと第２金属フィルタは順に金属管内に設置され、第１金属フィルタと第２金属フィルタとの間にはスポンジフィルタが設置されており、金属フィルタには泡立ち効果があり、液体タンク内の液体と水及び空気とを混合した後に、金属フィルタを通して多量の泡を発生させることにより、スプレーボトルから泡を噴出する目的を達成することができ、スポンジフィルタにより、第１金属フィルタと第２金属フィルタとの間の隙間を小さくし、泡の密度を大幅に向上させることができる。

好ましくは、ノズル内には収束シートが設置され、収束シートは９０度の角度を有する金属収束シートであり、収束シートの開口角度を調整することにより、スプレーボトルから泡を噴出する方向を変えることができるため、使用者が泡の方向とスプレー面積を容易に制御することができ、スプレーヘッドによって泡を押して金属収束シートの２つの直角を挟む辺の平面に沿って均一にスプレーさせ、噴射される扇状面が均一で、枝分かれしない。

好ましくは、液体タンクの外壁に螺旋状スナップが設けられ、液体注入口の外壁に雄ねじが設けられ、液体タンク蓋に螺旋状係着溝と雌ねじが設けられており、螺旋状スナップと螺旋状係着溝とを掛合し、雄ねじと雌ねじとを回して掛合することにより、液体タンクの液体注入口と液体タンク蓋を容易に外れないように強固に取り付けることを保証できる。

好ましくは、螺旋状スナップは、螺旋状係着溝に対して６０度から９０度だけ回されると係合されるように構成されているため、液体タンク蓋と液体タンクとを速く組み立てることができるので、液体タンク蓋を必要以上に回す必要がなく、人作業を省くことができる。

好ましくは、液体タンク蓋の内側には円柱部材が設けられ、円柱部材の外壁には円柱部材シールリングが設けられ、円柱部材によって液体タンク蓋と液体タンクとのより緊密な接触を確保することができ、円柱部材シールリングによって円柱部材と液体注入口との間のシール性を高めることができる。

好ましくは、円柱部材シールリングは、第１円柱部材シールリングと第２円柱部材シールリングとを含み、第１円柱部材シールリングと第２円柱部材シールリングはそれぞれ円柱部材に嵌接されており、第１円柱部材シールリングと第２円柱部材シールリングにより、より良好なシール効果を実現し、液体タンク内の液体が液体タンク蓋から滲出することを回避できる。

好ましくは、液体タンクと液体タンク蓋との接続部に液体タンクシールリングが設けられており、液体タンクシールリングにより、液体タンク蓋と液体注入口との間のシール性を高めることができる。

好ましくは、液体タンクシールリングは、第１液体タンクシールリングと第２液体タンクシールリングとを含み、第１液体タンクシールリングと第２液体タンクシールリングはそれぞれ液体タンクに嵌接されており、第１液体タンクシールリングと第２液体タンクシールリングにより、より良好なシール効果を実現し、液体タンク内の液体が液体タンク蓋から滲出することを回避できる。

従来技術に比べて、本開示は以下の有益な効果を有する。

本開示によれば、液体タンク蓋に、液体タンク蓋を上下方向に貫通する取付孔を開け、さらに、ダックビル弁を開口に沿って下向きに取付孔内に取り付けることにより、ダックビル弁の、ダックビル弁の開口方向に沿って外へ向かう流れが阻害されず、逆方向の流れが阻害される特性により、空気がダックビル弁の開口部に沿って液体タンク内に流れて、液体タンク内の圧力とバランスを取り、液体タンク内の液体がスプレーヘッド内に正常に吸い込めるように保証できる一方、液体タンク内の液体は液体タンク内からダックビル弁の開口を通って滲出できないようにして、液体の逆流を阻止する機能を果たす。そのため、液体タンク蓋が逆さまになったとしても、液体タンク内のクリーナーや洗剤が液体タンク内から流出することがなく、液体タンクが傾けられても逆さまにされても液体が滲出しないため、使用者は安心して使用することができる。

したがって、本開示は液漏れ防止構造を有する泡スプレーボトルを提供し、液体タンク蓋にダックビル弁を設けることにより、ダックビル弁を、使用時に開き、空気を吸い込んで圧力のバランスを取り、逆に、スプレーボトルが逆さまになった時に閉じて、クリーナーや消毒剤の漏れを防ぐことができる。

本開示の断面図である。 本開示の正面構造模式図である。 本開示における液体タンク蓋の構造模式図である。 本開示における液体タンクの構造図である。 本開示の分解構造模式図である。 本開示における金属管と多角形位置決め具の構造模式図である。

以下では、本開示の実施例における添付図面と組み合わせ、本開示の実施例における技術案を明確且つ完全に説明する。説明される実施例は本開示の全ての実施例ではなく、本開示の一部の実施例に過ぎないことは、明らかである。本開示における実施例に基づいて、当業者が創造的な労働を行わないことを前提に得られた全ての他の実施例は、本考案の保護する範囲に属す。

本開示の実施例での全ての方向性指示（例えば上、下、左、右、前、後．．．）は、当該方向性指示はある特定の姿勢（添付図面に示す）における各部品間の相対的位置関係、移動状況等を説明するためだけに用いられ、もし当該特定の姿勢が変わる場合、当該方向性指示もそれ相当に変わることは説明しておく必要がある。

また、本開示の実施例において「第一」、「第二」等の説明は説明のために利用されるだけであって、その相対的重要性を提示又は暗示する、或いは提示される技術的特徴の数を暗示的に指定するように理解すべきではない。これにより、「第一」、「第二」に限定された特徴は明示的或いは暗示的に少なくとも一つの当該特徴を含んでもよい。また、本開示の説明では、別途明確で具体的な限定がない限り、「複数」とは少なくとも二つ、例えば二つ、三つ等を意味する。

本開示において、別途明確な規定や限定がない限り、術語「接続」、「固定」などは広義に理解されるべきである。例えば、「固定」は固定的な接続でもよく、取り外し可能な接続でもよく、或いは一体としてもよい。機械的な接続でもよく、電気的な接続でもよい。直接につながってもよく、中間にある媒介によって間接的につながってもよく、二つの素子内部の連通或いは二つの素子の相互作用関係であってもよい。当業者にとって、具体的な状況により上記術語の本開示における具体的な意味を理解できる。

また、本開示の各実施例の技術案は互いに組み合わせることができる。ただし、当業者が実現できることはその基礎である。技術案の組み合わせに矛盾が生じるか、実現できない場合には、このような技術案の組み合わせが存在せず、且つ本開示が保護を求めようとする範囲にないと理解すべきである。

本開示の実施例は液漏れ防止構造を有する泡スプレーボトルを提供し、図中各符号に対応する部品名称は以下の通りである。１ 液体タンク、２ 液体タンク蓋、３ 液体注入口、４ 第１ダックビル弁、５ 第２ダックビル弁、６ 円柱部材、７ 第１液体タンク蓋シールリング、８ 第２液体タンク蓋シールリング、９ 第１円柱部材シールリング、１０ 第２円柱部材シールリング、１１ スプレーヘッド、１２ ノズル、１３ 螺旋状係着溝、１４ 雌ねじ、１５ 雄ねじ、１６ 螺旋状スナップ、１７ 金属管、１８ 収束シート、１９ 第１金属フィルタ、２０ 第２金属フィルタ、２１ スポンジフィルタ、２２ 多角形位置決め具。

液漏れ防止構造を有する泡スプレーボトルは、液体タンク１と、液体タンク蓋２と、ダックビル弁とを備え、液体タンク１の上部に液体注入口３が設けられ、液体タンク蓋２が液体注入口３に係接され、液体タンク蓋２には液体タンク蓋２を上部から下部に向かう上下方向に貫通する取付孔が設けられ、ダックビル弁が開口に沿って下向きに取付孔内に取り付けられている。

本開示の取扱及び作業方法は以下の通りである。

ダックビル弁を開口に沿って下向きに取付孔内に取り付け、液体タンク蓋２を液体注入口３に係接して液体タンク蓋２の装着を完成させる。使用時、液体タンク１内の液体をスプレーヘッド１１に吸い込み、ノズル１２を通して噴出し、空気はダックビル弁に沿って下へ液体タンク１内に入り、液体タンク１と外部との圧力のバランスを取る。液体タンク１が傾けられたり逆さまにされたりする場合、ダックビル弁の開口が閉じるので、液体がダックビル弁から滲出することがない。使用時、液体タンク１内のクリーナー又は洗剤をスプレーヘッド１１に吸い込み、スプレーヘッド１１を高圧ウォーターガンに接続し、高圧水流、クリーナー又は洗剤及び空気を金属管１７内で混合して泡立たせ、最後にノズル１２を介して噴出する。

図１に示すように、ダックビル弁は第１ダックビル弁４と第２ダックビル弁５とを含み、取付孔は液体タンク蓋２の一方側に設けられた第１取付孔と液体タンク蓋２の他方側に設けられた第２取付孔とを含み、第１ダックビル弁４は第１取付孔内に取り付けられ、第２ダックビル弁５は第２取付孔内に取り付けられ、第１ダックビル弁４と第２ダックビル弁５とに分けて設置することにより、液体タンク蓋２の吸気効率を向上させて、液体タンク１内の圧力と外部とのバランスを保証することができる。

図３及び図４に示すように、液体タンク１の外壁に螺旋状スナップ１６が設けられ、液体注入口３の外壁に雄ねじ１５が設けられ、液体タンク蓋２に螺旋状係着溝１３と雌ねじ１４が設けられており、螺旋状スナップ１６と螺旋状係着溝１３とを掛合し、雄ねじ１５と雌ねじ１４とを回して掛合することにより、液体タンク１の液体注入口３と液体タンク蓋２を容易に外れないように強固に取り付けることを保証できる。

図５及び図６に示すように、スプレーボトルはさらにスプレーヘッド１１を備え、スプレーヘッド１１は液体タンク蓋２に嵌められ、液体タンク蓋２は液体タンク１の液体注入口３に係接され、スプレーヘッド１１の内部に多角形孔が開けられ、スプレーヘッド１１内に金属管１７が設けられ、金属管１７に多角形位置決め具２２が設け、金属管１７が多角形孔に挿入され、多角形位置決め具２２が多角形孔内に係接され、スプレーヘッド１１はノズル１２から泡を噴出し、金属管１７がスプレーヘッド１１とノズル１２とを連通させており、多角形位置決め具２２は、多角形孔の各辺に接し、高圧の水流が金属管１７を流れるとき、金属管１７は多角形孔内で回転しないため、高圧水流の影響で金属管１７が多角形孔内で回転してスプレーヘッド１１を破損させる事態を回避する。また、金属管１７は、多角形位置決め具２２を介して一部の膨張圧力を多角形孔に伝達させ、スプレーヘッド１１の他の部品に膨張圧力を分散させることができるので、金属管１７が受ける膨張圧力が小さくなり、金属管１７の摩耗量が少なくなり、使用寿命が向上する。

金属管１７の内部には金属フィルタが設けられており、金属フィルタは第１金属フィルタ１９と、第２金属フィルタ２０とを含み、第１金属フィルタ１９と第２金属フィルタ２０は順に金属管１７内に設置され、第１金属フィルタ１９と第２金属フィルタ２０との間にはスポンジフィルタ２１が設置されており、金属フィルタには泡立ち効果があり、液体タンク内の液体と水及び空気とを混合した後に、金属フィルタを通して多量の泡を発生させることにより、スプレーボトルから泡を噴出する目的を達成することができ、スポンジフィルタ２１により、第１金属フィルタ１９と第２金属フィルタ２０との間の隙間を小さくし、泡の密度を大幅に向上させることができる。

ノズル内１２には収束シート１８が設置され、収束シート１８は９０度の角度を有する金属収束シートであり、収束シート１８の開口角度を調整することにより、スプレーボトルから泡を噴出する方向を変えることができるため、使用者が泡の方向とスプレー面積を容易に制御することができ、スプレーヘッド１１によって泡を押して収束シート１８の２つの直角を挟む辺の平面に沿って均一にスプレーさせ、噴射される扇状面が均一で、枝分かれしない。

螺旋状スナップ１６は、螺旋状係着溝１３に対して６０度から９０度だけ回されると係合されるように構成されているため、液体タンク蓋２と液体タンク１とを速く組み立てることができるので、液体タンク蓋２を必要以上に回す必要がなく、人作業を省くことができる。

液体タンク蓋２の内側には円柱部材６が設けられ、円柱部材６の外壁には円柱部材シールリングが設けられ、円柱部材６によって液体タンク蓋２と液体タンク１とのより緊密な接触を確保することができ、円柱部材シールリングによって円柱部材６と液体注入口３との間のシール性を高めることができる。

円柱部材シールリングは、第１円柱部材シールリング９と第２円柱部材シールリング１０とを含み、第１円柱部材シールリング９と第２円柱部材シールリング１０はそれぞれ円柱部材６に嵌接されており、第１円柱部材シールリング９と第２円柱部材シールリング１０により、より良好なシール効果を実現し、液体タンク１内の液体が液体タンク蓋２から滲出することを回避できる。

液体タンク１と液体タンク蓋２との接続部に液体タンクシールリングが設けられており、液体タンクシールリングにより、液体タンク蓋２と液体注入口３との間のシール性を高めることができる。

液体タンクシールリングは、第１液体タンクシールリング７と第２液体タンクシールリング８とを含み、第１液体タンクシールリング７と第２液体タンクシールリング８はそれぞれ液体タンク１に嵌接されており、第１液体タンクシールリング７と第２液体タンクシールリング８により、より良好なシール効果を実現し、液体タンク１内の液体が液体タンク蓋２から滲出することを回避できる。

従来技術に比べて、本開示は以下の有益な効果を有する。

本開示によれば、液体タンク蓋２に、液体タンク蓋２を上下方向に貫通する取付孔を開け、さらに、ダックビル弁を開口に沿って下向きに取付孔内に取り付けることにより、ダックビル弁の、ダックビル弁の開口方向に沿って外へ向かう流れが阻害されず、逆方向の流れが阻害される特性により、空気がダックビル弁の開口部に沿って液体タンク１内に流れて、液体タンク１内の圧力とバランスを取り、液体タンク１内の液体がスプレーヘッド１１内に正常に吸い込めるように保証できる一方、液体タンク１内の液体は液体タンク１内からダックビル弁の開口を通って滲出できないようにして、液体の逆流を阻止する機能を果たす。そのため、液体タンク蓋２が逆さまになったとしても、液体タンク１内のクリーナーや洗剤が液体タンク１内から流出することがなく、液体タンク１が傾けられても逆さまにされても液体が滲出しないため、使用者は安心して使用することができる。

したがって、本開示は液漏れ防止構造を有する泡スプレーボトルを提供し、液体タンク蓋２にダックビル弁を設けることにより、ダックビル弁を、使用時に開き、空気を吸い込んで圧力のバランスを取り、逆に、スプレーボトルが逆さまになった時に閉じて、クリーナーや消毒剤の漏れを防ぐことができる。

以上は本開示の好ましい実施形態に過ぎず、上記の好ましい実施形態は、本開示に対する限定と見なすべきではなく、本開示の保護範囲は、実用新案登録請求の範囲によって限定される範囲に準ずるものである。当業者にとって、本開示の要旨及び範囲から逸脱することなく、いくつかの改良及び添削を行うことが可能で、これらの改良及び添削も本開示の保護範囲とみなすべきである。

Claims (10)

1. 液漏れ防止構造を有する泡スプレーボトルであって、液体タンクと、液体タンク蓋と、ダックビル弁とを備え、前記液体タンクの上部に液体注入口が設けられ、前記液体タンク蓋が前記液体注入口に係接され、前記液体タンク蓋には前記液体タンク蓋を上部から下部に向かう上下方向に貫通する取付孔が設けられ、前記ダックビル弁が前記開口に沿って下向きに前記取付孔内に取り付けられている
   ことを特徴とする液漏れ防止構造を有する泡スプレーボトル。
2. 前記ダックビル弁は、第１ダックビル弁と第２ダックビル弁とを備え、
   前記取付孔は前記液体タンク蓋の一方側に設けられた第１取付孔と前記液体タンク蓋の他方側に設けられた第２取付孔とを含み、前記第１ダックビル弁は前記第１取付孔内に取り付けられ、前記第２ダックビル弁は前記第２取付孔内に取り付けられた
   ことを特徴とする請求項１に記載の液漏れ防止構造を有する泡スプレーボトル。
3. さらにスプレーヘッドを備え、前記スプレーヘッドは前記液体タンク蓋内に嵌められ、前記液体タンク蓋は前記液体注入口に係接され、前記スプレーヘッドの内部に多角形孔が開けられ、前記スプレーヘッド内に金属管が設けられ、前記金属管に多角形位置決め具が設けられ、前記金属管が前記多角形孔に挿入され、前記多角形位置決め具が前記多角形孔内に係接され、前記スプレーヘッドはノズルから泡を噴出し、前記金属管が前記スプレーヘッドと前記ノズルとを連通させている
   ことを特徴とする請求項１に記載の液漏れ防止構造を有する泡スプレーボトル。
4. 前記金属管の内部には金属フィルタが設けられており、前記金属フィルタは第１金属フィルタと第２金属フィルタとを含み、前記第１金属フィルタと前記第２金属フィルタは順に前記金属管内に設置され、前記第１金属フィルタと前記第２金属フィルタとの間にはスポンジフィルタが設置されている
   ことを特徴とする請求項３に記載の液漏れ防止構造を有する泡スプレーボトル。
5. 前記ノズル内には収束シートが設置され、前記収束シートは９０度の角度を有する金属収束シートである
   ことを特徴とする請求項３に記載の液漏れ防止構造を有する泡スプレーボトル。
6. 前記液体タンクの外壁に螺旋状スナップが設けられ、前記液体注入口の外壁に雄ねじが設けられ、前記液体タンク蓋に螺旋状係着溝と雌ねじが設けられており、前記螺旋状スナップと螺旋状係着溝とが掛合され、前記雄ねじと前記雌ねじとが回されて掛合され、前記螺旋状スナップは、前記螺旋状係着溝に対して６０度から９０度だけ回されると係合される
   ことを特徴とする請求項１に記載の液漏れ防止構造を有する泡スプレーボトル。
7. 前記液体タンク蓋の内側には円柱部材が設けられ、前記円柱部材の外壁には円柱部材シールリングが設けられている
   ことを特徴とする請求項１に記載の液漏れ防止構造を有する泡スプレーボトル。
8. 前記円柱部材シールリングは、第１円柱部材シールリングと第２円柱部材シールリングとを含み、前記第１円柱部材シールリングと前記第２円柱部材シールリングはそれぞれ前記円柱部材に嵌接されている
   ことを特徴とする請求項７に記載の液漏れ防止構造を有する泡スプレーボトル。
9. 前記液体タンクと前記液体タンク蓋との接続部に液体タンクシールリングが設けられている
   ことを特徴とする請求項１に記載の液漏れ防止構造を有する泡スプレーボトル。
10. 前記液体タンクシールリングは、第１液体タンクシールリングと第２液体タンクシールリングとを含み、前記第１液体タンクシールリングと前記第２液体タンクシールリングはそれぞれ前記液体タンクに嵌接されている
    ことを特徴とする請求項９に記載の液漏れ防止構造を有する泡スプレーボトル。
    

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