JP5126836B2 - フォーマーポンプ - Google Patents
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Description
上記特許文献1のフォーマーポンプは、内部を第1ピストンが摺動する液用シリンダ部と、内部を第2ピストンが摺動する空気用シリンダ部と、噴出口が設けられるとともに、第1ピストン及び第2ピストンに連係し両ピストンを駆動せしめるポンプヘッドと、液用シリンダから送出された液体と空気用シリンダから送出された空気とが合流する気液混合室と、前記噴出口と気液混合室との間に設置された発泡部材とを備え、ポンプヘッドを押し下げることにより容器体内の液体と外気とを気液混合室で合流せしめ、発泡部材を通して発泡させ、噴出口から泡の状態で噴出する如く構成している。
本発明の第2の目的は、洗浄口を開閉する蓋のシール性を確実とすることである。
本発明の第3の目的は、利用者がシリンダ部材内部のパーツを破損する可能性を低減することである。
容器体口頸部への嵌合用のキャップ状部材2と、
このキャップ状部材の内面に大径筒12を嵌合させるとともに、この大径筒の下端から略内向きフランジ状の連結壁16を介して小径筒14を垂下したシリンダ部材10と、
上記小径筒14の内部から、キャップ状部材のキャップ頂壁6を貫通して、上方付勢されたステム36を上外方へ突出するとともに、ステムの下部に付設した液用ピストン31を、小径筒14内へ、かつ連結壁16とキャップ頂壁6との間のステム部分に付設した空気用ピストン44を、大径筒12内へそれぞれ摺動可能に嵌合させるとともに、ステム36上端に吐出ヘッド64を付設した作動部材30とを備え、
作動部材30の上下動により小径筒14内の液と大径筒12内の空気とを合流させて起泡させ、吐出ヘッドの吐出口66より泡として吐出するように構成したフォーマーポンプであって、
上記連結壁16の適所に洗浄口24を穿設するとともに、
この洗浄口24を液密に覆う蓋体70を連結壁16に取り付け、この蓋体を外すことで洗浄口24を介して大径筒12の内部を洗浄することが可能に形成している。
本手段では、シリンダ部材の連結壁に、空気シリンダ部を形成する大径部内を洗浄するための洗浄口を穿設し(本願図3参照)、この洗浄口から大径筒内に水を入れ、洗浄することができるようにすることを提案する。通常のポンプ使用時には上記洗浄口は蓋体で閉塞されている(本願図1参照)。洗浄の方法としては、例えば利用者がシリンダ部材からキャップ状部材を、さらに作動部材を取り外して、分解洗浄することも考えられるが、それでは面倒であり、また作業中に内部のパーツを傷付けてしまうことや破損する可能性がある。本発明は、洗浄口を介して容易に大径筒内部を洗浄することで、清掃作業を簡単にするとともに、利用者が内部パーツに直接触れられないようにしてパーツの保護を可能とするものである。
「連結壁」は、大径筒の下端と小径筒の上端とを連続する役目をするものである。必ずしも水平である必要はない。
「洗浄口」は、大径筒の内部を洗浄することが容易な大きさを有する。好適な図示例では複数の洗浄口を形成しているが、一つでも構わない。本発明では、洗浄口を連結壁に穿設している。その利点としては、洗浄が容易であり、かつ使い勝手がよいことが挙げられる。好適な使用態様の一例として、図3の状態からフォーマーポンプを逆さまにして、洗浄口を経て大径筒内へ水を注ぎ込み、次に図3の姿勢に戻すと、内容物とともに洗浄廃水を洗浄口から流下させることができ、作業が簡単である。また大径筒の筒壁を掴んで操作すれば、洗浄口から排水する異物を含む水が指などに付着するおそれがないので、清潔好きな利用者にとっては使用感がよい。
なお、上記洗浄口の開口面には、外部から清掃用具を挿入し或いは操作することの邪魔となる邪魔部材(邪魔板など)を横設することができる。
「蓋体」は、洗浄口を経由した大径筒と容器体との連通を遮断する機能を有する。
上記連結壁16に、この底壁の周方向に区画された複数の洗浄口24を穿設するとともに、全ての洗浄口24を覆う一つの蓋体70を設けている。
上記蓋体70を上記シリンダ部材10の適所に螺着させて、シリンダ部材10に対する蓋体70の螺進によって連結壁16の裏面に蓋体70を圧接可能に形成している。
上記蓋体70を下方から見て連結壁16に対応する円環状に形成するとともに、
連結壁16及び蓋体70の各外周側に上下方向に長い第1シール部82を、また連結壁16及び蓋体70の各内周側に上下方向に長い第2シール部84をそれぞれ形成している。
本手段では、蓋体の外周側及び内周側にシリンダ部材とのシール処置をして、シール性を高めている。また各シール部を上下方向に、すなわちステムの摺動方向に長くすることでシール面積を十分確保できるようにしている。
第5の手段は、第4の手段を有し、かつ上記連結壁16の下面外周部から垂下筒18を垂下するとともに、蓋体70の基板74外周部から起立する第1シール筒78を垂下筒18の周面に液密に当接させ、これら垂下筒18及び第1シール筒78の当接面で上記第1シール部82を形成し、かつ
上記連結壁16の下面内周部に環状溝20を形成して、この環状溝の周面に、連結壁16の内周部から起立した第2シール筒80の少なくとも先端部を液密に当接させ、これら環状溝20及び第2シール筒80の当接面で上記第2シール部84を形成している。
第6の手段は、第1の手段から第5の手段のいずれかを有し、かつ
上記シリンダ部材10の大径筒12に対して蓋体70を螺合させるとともに、
上記キャップ状部材の内面に大径筒12の上部を回り止め可能に嵌着させている。
第7の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ
上記蓋体70を軟材質で形成して、上記大径筒12の下部に対して蓋体が柔軟に嵌着可能に構成している。
上記蓋体70の外面に把手98又は指係止用リブ100を付設し、これら把手又は係止用リブを下方へ引っ張ることで大径筒12から蓋体を離脱させることができるように形成している。
○シリンダ部材の連結壁16に洗浄口24を穿設したから、大径筒の内部を洗浄して繰り返しフォーマーポンプを衛生的に使用できる。
○洗浄口24を上記連結壁16に形成したから、大径筒内の洗浄廃水を洗浄口24を介して流下させることで、簡単に排水することができる。
○フォーマーポンプを分解せずに内部を洗浄することができるから、利用者が内部のパーツに直接触れて破損させるリスクを低減することができる。
第2の手段に係る発明によれば、連結壁16の周方向に複数の洗浄口24を穿設したから、それらの一つを空気置換孔、残りを洗浄水流入孔として大径筒内への注水・排水が容易・確実となる。
上記嵌合筒76は、上記垂下筒18の外面に嵌合する。このとき嵌合筒の外面と大径筒12の外面とが面一になるようにするとよい。好適な図示例では、嵌合筒76の内面と垂下筒18外面とを螺合させている。
上記第1シール筒78は、垂下筒18の内面下部に液密に当接している。図示例では垂下筒への嵌合筒76の螺進・締め付けにより、第1シール筒78外面と垂下筒18の下部内面との間、及び垂下筒下端面と基板74外周部上面との間に、第1シール部82を形成している。
この実施形態では、環状溝内周面から小径筒の外面に亘ってねじ部を形成できるから、ねじ部の螺着長を十分に確保し易い。第1実施形態のように垂下筒の外面にねじ部を形成するときには所要の垂下長を確保するために垂下筒及び嵌合筒の長さを長くとる必要があったが、本実施形態では第1実施形態に比べて蓋体が嵩張らないようにすることができる。
8…ガイド筒
10…シリンダ部材 12…大径筒 14…小径筒
16…連結壁 18…垂下筒 20…環状溝 22…連結片 24…洗浄口
26…吸上げパイプ 28…ポペット弁体
30…作動部材 31…液用ピストン 32…液吸入弁 36…ステム
38…液吐出弁 40…鍔部 42…突条 44…空気用ピストン 46…主筒
48…段付き筒体 50…ピストン部 52…通気孔 54…空気吸入弁
56…弾性板 58…起泡部 60…発泡用メッシュ
64…吐出ヘッド 66…吐出口 68…支持筒
70…蓋体 72…貫通孔 74…基板 76…嵌合筒 78…第1シール筒
80…第2シール筒 82…第1シール部 84…第2シール部 86…係止筒
90…パッキング板 92…Oリング 94…邪魔板
96…第3シール筒 98…把手 100…指係止用リブ
C…容器体 N…口頸部 T…清掃用具
Claims (8)
- 容器体口頸部への嵌合用のキャップ状部材2と、
このキャップ状部材の内面に大径筒12を嵌合させるとともに、この大径筒の下端から略内向きフランジ状の連結壁16を介して小径筒14を垂下したシリンダ部材10と、
上記小径筒14の内部から、キャップ状部材のキャップ頂壁6を貫通して、上方付勢されたステム36を上外方へ突出するとともに、ステムの下部に付設した液用ピストン31を、小径筒14内へ、かつ連結壁16とキャップ頂壁6との間のステム部分に付設した空気用ピストン44を、大径筒12内へそれぞれ摺動可能に嵌合させるとともに、ステム36上端に吐出ヘッド64を付設した作動部材30とを備え、
作動部材30の上下動により小径筒14内の液と大径筒12内の空気とを合流させて起泡させ、吐出ヘッドの吐出口66より泡として吐出するように構成したフォーマーポンプであって、
上記連結壁16の適所に洗浄口24を穿設するとともに、
この洗浄口24を液密に覆う蓋体70を連結壁16に取り付け、この蓋体を外すことで洗浄口24を介して大径筒12の内部を洗浄することが可能に形成したことを特徴とする、フォーマーポンプ。 - 上記連結壁16に、この底壁の周方向に区画された複数の洗浄口24を穿設するとともに、全ての洗浄口24を覆う一つの蓋体70を設けたことを特徴とする、請求項1記載のフォーマーポンプ。
- 上記蓋体70を上記シリンダ部材10の適所に螺着させて、シリンダ部材10に対する蓋体70の螺進によって連結壁16の裏面に蓋体70を圧接可能に形成したことを特徴とする、請求項2に記載のフォーマーポンプ。
- 上記蓋体70を下方から見て連結壁16に対応する円環状に形成するとともに、
連結壁16及び蓋体70の各外周側に上下方向に長い第1シール部82を、また連結壁16及び蓋体70の各内周側に上下方向に長い第2シール部84をそれぞれ形成したことを特徴とする、請求項2又は請求項3記載のフォーマーポンプ。 - 上記連結壁16の下面外周部から垂下筒18を垂下するとともに、蓋体70の基板74外周部から起立する第1シール筒78を垂下筒18の周面に液密に当接させ、これら垂下筒18及び第1シール筒78の当接面で上記第1シール部82を形成し、かつ
上記連結壁16の下面内周部に環状溝20を形成して、この環状溝の周面に、連結壁16の内周部から起立した第2シール筒80の少なくとも先端部を液密に当接させ、これら環状溝20及び第2シール筒80の当接面で上記第2シール部84を形成したことを特徴とする、請求項4記載のフォーマーポンプ。 - 上記シリンダ部材10の大径筒12に対して蓋体70を螺合させるとともに、
上記キャップ状部材の内面に大径筒12の上部を回り止め可能に嵌着させたことを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれかに記載のフォーマーポンプ。 - 上記蓋体70を軟材質で形成して、上記大径筒12の下部に対して蓋体が柔軟に嵌着可能に構成したことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のフォーマーポンプ。
- 上記蓋体70の外面に把手98又は指係止用リブ100を付設し、これら把手又は係止用リブを下方へ引っ張ることで大径筒12から蓋体を離脱させることができるように形成したことを特徴とする、請求項7記載のフォーマーポンプ。
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