JP3241016U - 縦型ウェットプロセス装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】クリップに塗布されている処理液が、クリップに挟持されている基板の表面の中央部に垂れ流れるのを回避する縦型ウェットプロセス装置を提供する。【解決手段】搬送機構100と、水平軌道200と、架台300と、少なくとも1つのスプレーと、を含んで構成される縦型ウェットプロセス装置であって、搬送機構100は並列に配置されている複数のローラーシャフト110を備える。水平軌道200は搬送機構100の上方に設置され、且つガイドチャンネル201を有する。架台300はフレーム310及びフレーム310に設置されている複数のクリップ320を含み、これらクリップ320は間隔を空けて縦二列に配列され、架台300はこれらローラーシャフト110の上に載置され、且つ架台300の上部はガイドチャンネル201中に制限される。スプレーは搬送機構100の一側に設置されると共に架台300に向けて配置される。【選択図】図1
Description
本考案は、基板の表面加工の分野に関し、より詳しくは、縦型ウェットプロセス装置に関する。
現在、基板の表面加工に用いられている縦型ウェットプロセスの装置は、一般的に架台に基板を吊り掛け、架台の上部には横列に配列されている複数のクリップが設置され、クリップにより基板の上辺を挟持して基板を架台中に吊り掛けている。
しかしながら、スプレーを通過するように架台を搬送する際に、スプレーが基板に処理液を噴射して基板の表面を加工するが、クリップに塗布されている処理液は基板の表面に沿って垂れ流れ易く、基板の表面に塗布されている処理液の分布が不均一になり、歩留まりが低下した。
そこで、本考案者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本考案の提案に至った。
本考案は上述の事情に鑑みてなされたものであり、上述のような問題点を解決することを課題の一例とする。すなわち、本考案は、縦型ウェットプロセス装置を提供することにある。
本考案の一実施態様によれば、縦型ウェットプロセス装置が提供される。搬送機構と、水平軌道と、架台と、少なくとも1つのスプレーと、を含んで構成される。搬送機構は並列に配置されている複数のローラーシャフトを備えている。水平軌道は搬送機構の上方に設置され、且つガイドチャンネルを有している。架台はフレーム及びフレームに設置されている複数のクリップを含み、これら前記クリップは間隔を空けて縦二列に配列され、架台はこれら前記ローラーシャフトの上に載置され、且つ架台の上部はガイドチャンネル中に制限されている。スプレーは搬送機構の一側に設置されていると共に架台に向けて配置されている。
また、本考案に係る縦型ウェットプロセス装置において、架台は、フレームの底部に設置されていると共にこれら前記ローラーシャフトの上に載置されているベースを備えている。各ローラーシャフトの側面にはベースを載置するための載置部がそれぞれ凸設されている。各ローラーシャフトには一対の壁部がそれぞれ設けられ、且つ架台は前記一対の壁部の間に制限可能である。載置部は前記一対の壁部の間に配置されている。ベースにはフレームが枢着されていることを特徴とする。
また、本考案に係る縦型ウェットプロセス装置において、搬送機構はモーター及びドライブシャフトを備え、モーターはドライブシャフトを駆動し、且つドライブシャフトは各ローラーシャフトにそれぞれ歯合されている。ガイドチャンネルの両端には拡張口をそれぞれ有している。水平軌道は間隔を空けて平行に配置されている一対の水平ロッドを含み、且つガイドチャンネルは前記一対の水平ロッドの間に形成されている。水平軌道の各端では、前記一対の水平ロッドがそれぞれ偏移して分離するように拡張口を形成している。架台は間隔を空けて平行に配置されている一対のポールを備え、これら前記クリップの一部分は何れか1つのポールに配置され、これら前記クリップの残りの部分は他のポールに配置されていることを特徴とする。
本考案によれば、クリップは、縦に配列されてクリップに塗布されている処理液を基板の辺縁にのみ垂れ落ちるように制限可能であり、基板の中央部が均一に加工されるようにしている。基板の辺縁を排出エリアとすることで、プロセスの歩留まりを向上させている。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本考案は以下の例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能であることは言うまでもない。
まず、適宜添付図1~5を参照しながら、本考案に係る縦型ウェットプロセス装置を詳しく説明する。
本考案に係る縦型ウェットプロセス装置は、矩形基板10の縦型ウェットプロセスによる表面処理に用いられている。基板10は矩形を呈しているが、本考案は基板10の形式を限定せず、例えば金属基板、ガラス基板、または回路基板でもよい。
本考案のウェットプロセス装置は搬送機構100と、水平軌道200と、架台300と、スプレー400と、を含んで構成されている。
搬送機構100は並列に配置されている複数のローラーシャフト110を備え、これら前記ローラーシャフト110は一列に配列されている。各ローラーシャフト110には間隔を空けて配置されている一対の壁部112がそれぞれ設けられている。搬送機構100はモーター120及びドライブシャフト130を含み、モーター120はドライブシャフト130を駆動し、且つドライブシャフト130は各ローラーシャフト110にそれぞれ歯合されている。
水平軌道200は搬送機構100の上方に設置されていると共に前記列ローラーシャフト110に平行している。水平軌道200はガイドチャンネル201を有し、本実施例では、水平軌道200は間隔を空けて平行に配置されている一対の水平ロッド210を備え、且つガイドチャンネル201は前記一対の水平ロッド210の間に形成されている。ガイドチャンネル201の両端には拡張口202をそれぞれ有している。具体的に、水平軌道200の各端では、前記一対のロッドがそれぞれ偏移して分離するように、拡張口202を形成している。
架台300は基板10を吊り掛けるために用いられ、本実施例では、架台300はフレーム310及びフレーム310に設置されている複数のクリップ320を備え、これら前記クリップ320は間隔を空けて縦二列に配列され、基板10の両側の対辺を挟持するために用いられている。具体的に、架台300のフレーム310には間隔を空けて平行に配置されている一対のポール311が設置され、これら前記クリップ320の一部分は何れか1つのポール311に配置され、これら前記クリップ320の残りの部分は他のポール311に配置され、これにより、これら前記クリップ320が間隔を空けて縦二列に配列されている。
架台300はこれら前記ローラーシャフト110の上に載置され、且つ架台300の上部は水平軌道200のガイドチャンネル201中に制限され、架台300の底部は搬送機構100の前記一対の壁部112の間に制限されている。ローラーシャフト110が回転すると、架台300がこれら前記ローラーシャフト110により押動されて搬送される。ガイドチャンネル201の両端には拡張口202を有し、架台300がガイドチャンネル201に挿入されると、拡張口202により逆にガイドされて挿入し易くなる。前記一対の壁部112及び架台300の底部の具体的な配置については詳しく後述する。
本実施例では、架台300は、フレーム310の底部に設置されていると共にこれら前記ローラーシャフト110の上に載置されているベース330を備えている。具体的に、ベース330にはフレーム310が枢着され、搬送過程でフレーム310が揺動するのを回避している。各ローラーシャフト110の側面には少なくとも1つの載置部111がそれぞれ凸設され、載置部111はローラーシャフト110を包囲していると共に前記一対の壁部112の間に位置し、ローラーシャフト110の回転時に架台300のベース330を載置するために用いられている。本実施例では、前記一対の壁部112の間に一対の載置部111が配置されているが、本考案では載置部111の数量は限定されていない。
架台300及びローラーシャフト110の配置は前述の実施例に限られず、また、架台300のフレーム310をローラーシャフト110に直接載置すると共に壁部112の間に挟持してもよい(図6参照)。
次は、図2と図4と図7を併せて参照し、スプレー400は搬送機構100の一側に設置されていると共に架台300に向けて配置されている。本実施例では、複数のスプレー400が設置され、且つこれら前記スプレー400はプロセスの需要に基づいて搬送機構100の両側にそれぞれ配置されている。基板10は架台300中に吊り掛けられると共に搬送機構100により架台300を押動し、且つ基板10がスプレー400を通過するように水平軌道200により架台300をガイドする。スプレー400が基板10に対し処理液を噴射して基板10の表面を加工する。クリップ320は縦に配列され、クリップ320に塗布されている処理液を基板10の辺縁にのみ垂れ落ちるように制限し、基板10の中央部が均一に加工されるようにしている。基板10の辺縁を排出エリアとすることで、基板10に滴り落ちた処理液がプロセスの歩留まりを低下させないようにしており、従来技術に比べてプロセスの歩留まりが向上している。
上記説明は、本考案を説明するためのものであって、実用新案登録請求の範囲に記載の考案を限定し、或いは範囲を限縮するように解すべきではない。また、本考案の各部構成は、上記実施例に限らず、実用新案登録請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
10 基板
100 搬送機構
110 ローラーシャフト
111 載置部
112 壁部
120 モーター
130 ドライブシャフト
200 水平軌道
201 ガイドチャンネル
202 拡張口
210 水平ロッド
300 架台
310 フレーム
311 ポール
320 クリップ
330 ベース
400 スプレー
100 搬送機構
110 ローラーシャフト
111 載置部
112 壁部
120 モーター
130 ドライブシャフト
200 水平軌道
201 ガイドチャンネル
202 拡張口
210 水平ロッド
300 架台
310 フレーム
311 ポール
320 クリップ
330 ベース
400 スプレー
Claims (11)
- 並列に配置されている複数のローラーシャフトを含む搬送機構と、
前記搬送機構の上方に設置され、ガイドチャンネルを有する水平軌道と、
フレーム及び前記フレームに設置されている複数のクリップを含み、前記複数のクリップが間隔を空けて縦二列に配列され、それ自体が前記複数のローラーシャフトの上に載置され、且つその上部が前記ガイドチャンネル中に制限されている架台と、
前記搬送機構の一側に設置されていると共に前記架台に向けて配置されている少なくとも1つのスプレーと、を備えていることを特徴とする縦型ウェットプロセス装置。 - 前記架台は、前記フレームの底部に設置されていると共に前記複数のローラーシャフトの上に載置されているベースを備えていることを特徴とする請求項1に記載の縦型ウェットプロセス装置。
- 各前記ローラーシャフトの側面には前記ベースを載置するための載置部が凸設されていることを特徴とする請求項2に記載の縦型ウェットプロセス装置。
- 各前記ローラーシャフトには一対の壁部が設置され、且つ前記架台は前記一対の壁部の間に制限可能であることを特徴とする請求項2に記載の縦型ウェットプロセス装置。
- 各前記ローラーシャフトの側面には前記ベースを載置するための載置部が凸設され、前記載置部は前記一対の壁部の間に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の縦型ウェットプロセス装置。
- 前記ベースには前記フレームが枢着されていることを特徴とする請求項2に記載の縦型ウェットプロセス装置。
- 前記搬送機構はモーター及びドライブシャフトを備え、前記モーターは前記ドライブシャフトを駆動し、且つ前記ドライブシャフトは各前記ローラーシャフトに歯合されていることを特徴とする請求項1に記載の縦型ウェットプロセス装置。
- 前記ガイドチャンネルの両端には拡張口をそれぞれ有することを特徴とする請求項1に記載の縦型ウェットプロセス装置。
- 前記水平軌道は間隔を空けて平行に配置されている一対の水平ロッドを備え、且つ前記ガイドチャンネルは前記一対の水平ロッドの間に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の縦型ウェットプロセス装置。
- 前記水平軌道の各端では、前記一対の水平ロッドがそれぞれ偏移して分離するように前記拡張口を形成していることを特徴とする請求項9に記載の縦型ウェットプロセス装置。
- 前記架台は間隔を空けて平行に配置されている一対のポールを備え、前記複数のクリップの一部分は1つの前記ポールに配置され、前記複数のクリップの残りの部分は他の前記ポールに配置されていることを特徴とする請求項1に記載の縦型ウェットプロセス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022003394U JP3241016U (ja) | 2022-10-13 | 2022-10-13 | 縦型ウェットプロセス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022003394U JP3241016U (ja) | 2022-10-13 | 2022-10-13 | 縦型ウェットプロセス装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3241016U true JP3241016U (ja) | 2023-02-22 |
Family
ID=85238286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022003394U Active JP3241016U (ja) | 2022-10-13 | 2022-10-13 | 縦型ウェットプロセス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3241016U (ja) |
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2022
- 2022-10-13 JP JP2022003394U patent/JP3241016U/ja active Active
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