JP3240862B2 - 透明赤外線遮断膜とこの膜を形成するための塗料組成物 - Google Patents

透明赤外線遮断膜とこの膜を形成するための塗料組成物

Info

Publication number
JP3240862B2
JP3240862B2 JP32635194A JP32635194A JP3240862B2 JP 3240862 B2 JP3240862 B2 JP 3240862B2 JP 32635194 A JP32635194 A JP 32635194A JP 32635194 A JP32635194 A JP 32635194A JP 3240862 B2 JP3240862 B2 JP 3240862B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
weight
parts
coating composition
transparent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP32635194A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08176475A (ja
Inventor
将英 荒井
正弘 萩原
明 西原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP32635194A priority Critical patent/JP3240862B2/ja
Publication of JPH08176475A publication Critical patent/JPH08176475A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3240862B2 publication Critical patent/JP3240862B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可視光に対して十分な
透過性を有し、かつ赤外線を選択的に遮断することがで
きる、透明で赤外線遮断能を有する膜と、これを形成す
るための赤外線遮断用透明塗料組成物とに関する。
【0002】本発明の赤外線遮断用透明塗料と透明赤外
線遮断膜は、近年多発しているカードや金券等の偽造に
対する防止手段として、あるいは住宅やビルの一般窓、
サンルームの屋根材や壁材、ビルのガラス外壁、あるい
は自動車のガラス等に適用した場合、高い透明性を保っ
たまま、夏期は太陽光の赤外線遮断効果により大幅な冷
房電力節減効果を発揮し、また冬期は室内の保温に効果
を発揮する。
【0003】
【従来の技術】Snを含有する酸化インジウム (以下、I
TOと略記する) の微粒子からなるITO粉末は、透明
性に優れた導電性粉末として知られ、このITO粉末を
バインダー樹脂の溶液中に分散させた透明塗料が、主に
透明導電膜の形成用に利用されてきた。この樹脂中にI
TO粉末を含有する透明導電膜は、例えば、ブラウン管
の帯電防止用、太陽電池、液晶表示素子、エレクトロル
ミナッセンス (EL) 表示素子などの用途に使用されて
いる。
【0004】このような透明導電膜形成用塗料として、
特開平2−120374号公報には、ITO粉末、バインダー
樹脂(ポリ酢酸ビニル、尿素樹脂、エポキシ樹脂、ポリ
エステル樹脂、フェノール樹脂、アルキッド樹脂、ポリ
ウレタン樹脂など)、および溶媒(水、メチルエチルケ
トン、シクロヘキサノン、テトラヒドロフラン、酢酸エ
チル、アセトン、低級アルコール、トルエン、キシレ
ン、セロソルブ類など)からなる組成物が記載されてい
る。この塗料は、基板に塗布した後、350 ℃以上の高温
に加熱して、バインダー樹脂を除去し、次に還元性雰囲
気中で 200〜400℃に加熱して、実質的にITO粉末の
みからなる透明導電膜を得るのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは先に、I
TO粉末が優れた透明性に加えて、赤外線遮断能も有し
ていることを見出し、ITO粉末をバインダー樹脂溶液
中に分散させた塗料から形成したITO粉末含有樹脂皮
膜が、透明な赤外線遮断膜として有用であることを提案
した。
【0006】この透明赤外線遮断膜は、1000 nm より低
波長側の近赤外域の赤外線も遮断できるという、極めて
優れた赤外線遮断能を示す。しかし、ITO粉末がそれ
自体は極めて高い透明性を示すにもかかわらず、得られ
たITO粉末含有樹脂皮膜は可視光透過率 (透明性) が
十分には高くならず、またヘーズ (曇り度) が大きいと
いう問題があった。
【0007】透明導電膜の場合には、導電性 (低抵抗
化) が最も重要な特性であり、透明性やヘーズはやや劣
っていても十分に使用できる。しかし、窓ガラス等に使
用される透明赤外線遮断膜の場合には、赤外線遮断能に
加えて透明性とヘーズにも優れていることが必要であ
る。
【0008】本発明の目的は、ITO粉末含有樹脂皮膜
からなる、可視光透過性が高く、低ヘーズの透明赤外線
遮断膜と、この遮断膜を形成するためのITO粉末含有
赤外線遮断用透明塗料とを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】ITO粉末含有樹脂皮膜
の透明性やヘーズが十分でない理由は、ITO粉末が微
粒子であり、凝集し易いため、塗料中でのITO粉末の
分散性が悪くなるためであると考えられる。その結果、
塗膜内でのITO粉末の分布が不均一となり、塗膜の平
滑性も低下して、十分な透明性および低い曇度 (ヘー
ズ) を有した塗膜の形成が困難となる。
【0010】本発明者らはこの点に着目し、ITO粉末
を均一に分散できる塗料系を目指して検討を重ねた結
果、バインダー樹脂としてポリエステルを用い、これに
溶媒としてβ−ジケトンおよび酢酸アルキルを配合する
ことで、ITO粉末が均一に分散した塗料組成物が得ら
れ、この塗料組成物から透明性が高く、ヘーズの低い赤
外線遮断膜を形成できることを見出した。
【0011】本発明は、Sn/(Sn+In) 原子比が0.01〜0.
15、平均粒子径が 0.5μm以下のSn含有酸化インジウム
粉末100 重量部に対して、ポリエステル樹脂10〜900 重
量部と、β−ジケトン 0.2〜500 重量部および酢酸アル
キル 0.2〜500 重量部含む溶媒とを配合したことを特
徴とする、造膜成分としての溶解状態の金属化合物を含
んでいない赤外線遮断用透明塗料組成物を要旨とする。
本発明によればまた、この塗料組成物から形成された透
明性とヘーズが改善された透明赤外線遮断膜も提供され
る。
【0012】ITO粉末のSn/(Sn+In) 原子比が0.01未
満であると、赤外線の遮断効果が不十分となる。一方、
この原子比を0.15より大きくしても、赤外線の遮断効果
が飽和されてより一層の添加効果が現れない。また、I
TO粉末の平均粒子径が0.5μmより大きいと、塗膜に
したときの透明性が損なわれる。ITO粉末100 重量部
に対してポリエステル樹脂が10重量部未満であると、バ
インダーが少なすぎて塗布時の成膜が困難となり、ポリ
エステル樹脂が900 重量部より多いと、ITO粉末の割
合が少なすぎて、所望の赤外線遮断効果を得ることがで
きなくなる。ITO粉末100 重量部に対してβ−ジケト
ンと酢酸アルキルの少なくとも一方が0.2 重量部未満あ
るいは500 重量部より多くなると、塗料中でのITO粉
末の分散性が悪く、塗膜にした時の透明性とヘーズが悪
化する。
【0013】本発明の塗料組成物は、好ましくは次の構
成をとる。ITO粉末のSn/(Sn+In) 原子比が0.01〜0.
10、より好ましくは0.04〜0.10、ITO粉末の平均粒子
径が0.30μm以下、より好ましくは0.20μm以下、IT
O粉末100 重量部に対する配合量が、ポリエステル樹脂
は10〜600 重量部、より好ましくは20〜200 重量部、β
−ジケトンは 0.2〜300 重量部、より好ましくは0.5 〜
50重量部、酢酸アルキルは 0.2〜300 重量部、より好ま
しくは10〜250 重量部である。
【0014】必要により、β−ジケトンと酢酸アルキル
に加えて、他の有機溶媒を配合して、塗料組成物の粘度
が使用する塗布法に適したものとなるようにする。他の
有機溶媒の配合量は特に限定されないが、通常は、IT
O粉末100 重量部に対して、10〜2000重量部、望ましく
は10〜1000重量部の範囲内であろう。
【0015】本発明で用いるITO粉末は、一般にInと
Snの各水溶性塩を所定割合で溶解させた水溶液をアルカ
リと反応させてInとSnの水酸化物を共沈させ、この共沈
物を加熱焼成して酸化物に変化させることにより製造で
きる。焼成原料として、共沈物ではなく、InとSnの水酸
化物および/または酸化物の混合物を使用することもで
きる。本発明においては、このような公知方法で製造さ
れたITO粉末、あるいは導電性粉末として市販されて
いるITO粉末をそのまま利用することができる。
【0016】本発明で用いるポリエステル樹脂は、特に
限定されず、分子鎖中にエステル結合を有する直鎖状ポ
リマーであればよい。ジカルボン酸成分とジオール成分
との重合反応により得られる透明性に優れたものを使用
することが好ましい。
【0017】ジカルボン酸成分としては、例えば、テレ
フタル酸、イソフタル酸、フタル酸、ナフタレン−2,6
−ジカルボン酸、ナフタレン−2,7 −ジカルボン酸、ジ
フェニル−4,4 −ジカルボン酸、ジフェノキシエタンジ
カルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸等の芳香
族ジカルボン酸、およびコハク酸、シュウ酸、アジピン
酸、セバシン酸等の脂肪族ジカルボン酸ならびにこれら
のエステル形成性誘導体等が挙げられる。
【0018】ジオール成分としては、例えば、エチレン
グリコール、1,4 −ブタジオール、トリメチレングリコ
ール、ペンタメチレングリコール、ヘキサメチレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、1,1 −シクロヘキサンジ
メタノール、1,4 −シクロヘキサンジメタノール、キシ
リレングリコール、2,2,−ビス−β−ヒドロキシフェニ
ルプロパン、及びこれらのエステル形成性誘導体等が挙
げられる。
【0019】特に好ましいポリエステル樹脂として、ジ
カルボン酸成分にテレフタル酸、ジオール成分にエチレ
ングリコールを用いたポリエチレンテレフタレート、及
びジオール成分を1,4 −ブタンジオールとしたポリブチ
レンテレフタレートが挙げられる。ポリエステル樹脂の
分子量は、平均分子量で8000〜30000 の範囲内が好まし
い。
【0020】溶媒として用いるβ−ジケトンの例として
は、 2,4−ペンタンジオン (=アセチルアセトン) 、3
−メチル−2,4 −ペンタンジオン、3−イソプロピル−
2,4−ペンタンジオン、 2,2−ジメチル−3,5 −ヘキサ
ンジオン等が挙げられる。
【0021】β−ジケトンと一緒に使用する酢酸アルキ
ルの例としては、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピ
ル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル等
の酢酸の低級アルキルエステル類が挙げられる。
【0022】β−ジケトンと酢酸アルキルに必要に応じ
て加えることができる、その他の溶媒としては、使用す
るポリエステル樹脂を溶解することができ、β−ジケト
ンや酢酸アルキルと相溶性のある、任意の有機溶媒を使
用できるが、一般に塗料に使用されている汎用溶媒から
選ぶことが好ましい。その例としては、メチルエチルケ
トン、酢酸セロソルブ、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、ベンゼン、トルエン、キシレン、シクロヘキサノ
ン、アセトン等が挙げられる。これらの溶媒は1種もし
くは2種以上を使用できる。
【0023】また塗料組成物には、所望により、硬化
剤、架橋剤などを少量配合することもできる。さらに、
塗料に一般に使用される各種添加剤、例えば、pH調整
剤、消泡剤、湿潤剤などの1種もしくは2種以上を追加
してもよい。
【0024】本発明の赤外線遮断用透明塗料組成物は、
以上の成分を塗料調製と同様の手段で混合することによ
り製造することができる。この塗料組成物を、浸漬、塗
布 (例、スピンコート、ロールコート等) 、印刷、噴霧
などの手段で基体に適用した後、必要に応じて加熱して
溶媒を除去し、乾燥 (場合により架橋硬化) させると、
本発明の透明赤外線遮断膜が形成される。乾燥は、室温
での自然乾燥や加熱乾燥で実施され、乾燥温度は溶媒や
有機樹脂の種類に応じて当業者が適当に設定できる。
【0025】赤外線遮断が必要な基体としては、ガラ
ス;ポリエステル、アクリル樹脂、ポリカーボネートな
どをはじめとする各種の透明プラスチックがある。ま
た、本発明の赤外線遮断膜をカードや金券の偽造防止に
利用する場合には、基体としてプラスチック (透明であ
る必要はない) に加えて、金属、紙なども使用されよ
う。本発明の透明赤外線遮断膜の膜厚は特に制限されな
いが、一般には 0.1〜10μm、好ましくは 0.5〜3μm
の範囲である。
【0026】
【実施例】表1に示されるSn含有量および平均粒子径を
有するITO粉末を、同じく表1に示される割合でポリ
エステル樹脂、β−ジケトン、酢酸アルキルおよびその
他の溶媒を配合し、ペイントシェーカーを用いて分散、
混合することによって、実施例1〜40の赤外線遮断用透
明塗料組成物を得た。実施例1〜37および比較例1〜3
では、ポリエステル樹脂としてユニチカ (株) 製 UE-32
20 (平均分子量25000 のポリエチレンテレフタレート)
を使用した。また、実施例38〜40では、後に示す組成お
よび合成方法で合成したポリエステル樹脂を使用した。
次に、この塗料組成物を、PET (ポリエチレンテレフ
タレート) フィルム上にバーコーターにより塗布し、自
然乾燥して、厚さ2.5 μmの透明赤外線遮断膜を得た。
【0027】ここで表中の溶媒には、以下の略号を用い
た。
【0028】β−ジケトン A:2,4 −ペンタンジオン、 B:3−メチル−2,4 −ペンタンジオン C:3−イソプロピル−2,4 −ペンタンジオン、 D:2,2 −ジメチル−3,5 −ヘキサンジオン酢酸アルキル E:酢酸メチル、 F:酢酸エチル G:酢酸プロピル、 H:酢酸イソプロピル I:酢酸ブチル、 J:酢酸イソブチルその他の溶媒 K:メチルエチルケトン、L:酢酸セルソルブ M:ジオキサン、 N:テトラヒドロフラン O:ベンゼン、 P:トルエン Q:キシレン、 R:シクロヘキサノン S:アセトン。
【0029】合成したバインダー樹脂T〜V (表1−3に示す実施例38〜40で用いたポリエステル樹
脂の合成方法)下記に示すそれぞれのジカルボン酸およ
びジオール成分を220 〜230 ℃でエステル化反応を行っ
て、反応によって生成する水のほぼ理論量を系外へ除去
し、低重合体を調製した後、この低重合体に三酸化アン
チモン、二酸化ゲルマニウム等の重縮合触媒を加えて、
減圧下に240 〜250 ℃で重縮合反応を行って所定のポリ
エステル樹脂を得た。
【0030】 ジカルボン酸成分 ジオール成分 平均分子量 T テレフタル酸 1,4 −ブタンジオール 15000 U アジピン酸 エチレングリコール 28000 V シ゛フェノキシエタンシ゛カルホ゛ン酸 トリエチレングリコール 20000表1−3のアクリル樹脂 (比較例4) W:三菱レイヨン(株)製 ダイヤナール BR-87(平均分
子量25000)
【0031】
【比較例】比較のために、表1に配合割合を示すよう
に、溶媒組成が本発明の範囲外である塗料組成物を実施
例と同様の方法で調製し、この比較例の塗料組成物から
実施例と同様の方法で透明赤外線遮断膜を作製した。
【0032】以上の実施例および比較例で得られた膜の
可視光透過率 (JIS R 3106に準ずる) 、1000 nm での透
過率 (近赤外線遮断率の指標となる) および日射透過率
(JIS R 3106に準ずる) を日立U−4000形自記分光光度
計により、またヘーズをスガ試験機製ヘーズメータによ
り測定し、その結果を表2に示した。
【0033】なお、表には示していないが、基体として
用いたPETフィルムは、可視光透過率が90%、ヘーズ
が1.0 %、1000 nm での透過率が88.9%、日射透過率が
89.2%であった。表2に示したデータは、この基体によ
る透過率やヘーズを含む値である。
【0034】
【表1−1】
【0035】
【表1−2】
【0036】
【表1−3】
【0037】
【表2−1】
【0038】
【表2−2】
【0039】
【表2−3】
【0040】
【発明の効果】表2に示した結果から明らかなように、
本発明にかかる実施例1〜15の透明赤外線遮断膜は、い
ずれも低い日射透過率および1000 nm での透過率を示
し、赤外線遮断効果に優れると共に、比較例に比して透
明性とヘーズが一段と優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C09D 167/02 C09D 167/02 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09D 5/33

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Sn/(Sn+In) 原子比が0.01〜0.15、平均
    粒子径が 0.5μm以下のSn含有酸化インジウム粉末100
    重量部に対して、ポリエステル樹脂10〜900 重量部と、
    β−ジケトン 0.2〜500 重量部および酢酸アルキル 0.2
    〜500 重量部を含む溶媒とを配合したことを特徴とする
    赤外線遮断用透明塗料組成物(但し、造膜成分としての
    溶解状態の金属化合物を含む組成物を除く)。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の塗料組成物から形成され
    た、透明性とヘーズが改善された透明赤外線遮断膜。
JP32635194A 1994-12-27 1994-12-27 透明赤外線遮断膜とこの膜を形成するための塗料組成物 Expired - Lifetime JP3240862B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32635194A JP3240862B2 (ja) 1994-12-27 1994-12-27 透明赤外線遮断膜とこの膜を形成するための塗料組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32635194A JP3240862B2 (ja) 1994-12-27 1994-12-27 透明赤外線遮断膜とこの膜を形成するための塗料組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08176475A JPH08176475A (ja) 1996-07-09
JP3240862B2 true JP3240862B2 (ja) 2001-12-25

Family

ID=18186825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32635194A Expired - Lifetime JP3240862B2 (ja) 1994-12-27 1994-12-27 透明赤外線遮断膜とこの膜を形成するための塗料組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3240862B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3291558B2 (ja) * 1996-11-18 2002-06-10 三菱マテリアル株式会社 光触媒塗料及びその製造方法並びにこれを塗布した塗膜
JPH10259320A (ja) * 1997-03-18 1998-09-29 Mitsubishi Materials Corp 光触媒塗料およびその製造方法並びにそれを塗布した塗膜
JPH10259324A (ja) * 1997-03-18 1998-09-29 Mitsubishi Materials Corp 光触媒塗料およびその製造方法並びにそれを塗布した塗膜
JPH11323192A (ja) * 1998-05-15 1999-11-26 Mitsubishi Materials Corp 帯電防止効果のある光触媒膜とその形成用の光触媒塗料
KR100727760B1 (ko) * 2003-09-18 2007-06-13 주식회사 엘지화학 베타-디케톤을 분산제로 사용한 금속 산화물의 분산액 및이를 이용한 대전 방지용 도전성 코팅막

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08176475A (ja) 1996-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7238418B2 (en) Heat radiation shielding component dispersion, process for its preparation and heat radiation shielding film forming coating liquid, heat radiation shielding film and heat radiation shielding resin form which are obtained using the dispersion
KR101507186B1 (ko) 열선 차폐 염화 비닐 필름 제조용 조성물 및 이의 제조방법, 및 열선 차폐 염화 비닐 필름
US5518810A (en) Infrared ray cutoff material and infrared cutoff powder use for same
US7666930B2 (en) Master batch containing heat radiation shielding component, and heat radiation shielding transparent resin form and heat radiation shielding transparent laminate for which the master batch has been used
CN104144991B (zh) 吸收红外辐射的物品及其制造方法
JP4292634B2 (ja) 反射防止積層体の製造方法
JP4058822B2 (ja) 選択透過膜用塗布液、選択透過膜および選択透過多層膜
DE60225592T2 (de) Copolyesterharz für lösungsmittelhaltige beschichtungen und die damit hergestellten beschichtungen
CA2474668C (en) High-reflectivity polyester coating
CN107207943A (zh) 热射线遮蔽粒子、热射线遮蔽粒子分散液、热射线遮蔽粒子分散体、热射线遮蔽粒子分散体夹层透明基材、红外线吸收透明基材、热射线遮蔽粒子的制造方法
CN106433609B (zh) 变色制品、其制备方法及其应用
JP3240862B2 (ja) 透明赤外線遮断膜とこの膜を形成するための塗料組成物
JP2008231367A (ja) 紫外線熱線遮蔽性を有する透明層形成用組成物、その透明層およびその用途
JP2000044883A (ja) 熱線遮断有機膜およびその製造方法
JPH083550A (ja) 強い発光輝度を示す赤外線感知透明膜形成用塗料
JPH011770A (ja) 粉体塗料用樹脂組成物
JP4415953B2 (ja) 選択透過膜用塗布液、選択透過膜および選択透過多層膜
JPH0770363A (ja) 赤外線カットオフ材
JP2005330337A (ja) 光学的機能性微粒子含有ポリエステル樹脂組成物の製造方法および光学的機能性微粒子含有ポリエステル樹脂組成物ならびに光学的機能性微粒子含有ポリエステル樹脂基材
US6133380A (en) Antifouling resinous composition and method for production thereof
JPH0699659B2 (ja) 塗装鋼板用塗料組成物
JP2655942B2 (ja) 導電性塗料とその製造方法
KR950006717B1 (ko) 도료용 공중합 폴리에스텔 수지
JPH0651850B2 (ja) 粉体塗料用樹脂組成物
JPH07291680A (ja) 紫外線・赤外線遮断材および赤外線遮断材

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010424

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010918

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071019

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081019

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081019

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091019

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091019

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131019

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term