JP3240860B2 - 光ディスク記録装置 - Google Patents

光ディスク記録装置

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JP3240860B2
JP3240860B2 JP31566194A JP31566194A JP3240860B2 JP 3240860 B2 JP3240860 B2 JP 3240860B2 JP 31566194 A JP31566194 A JP 31566194A JP 31566194 A JP31566194 A JP 31566194A JP 3240860 B2 JP3240860 B2 JP 3240860B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CD‐WO(CD
Write Once)規格でデータを追記する光ディ
スク記録装置に関し、ホストコンピュータから送られて
くるデータをバッファメモリで受けて、サイズが可変の
所定の単位区間ごとにデータにインタリーブを施して複
数の単位区間を連続して記録する場合に、記録途中でバ
ッファエンプティ(バッファメモリが空になること)が
生じる可能性を低くしたものである。
【0002】
【従来の技術】CD‐WOディスク記録システムは、一
般に図2に示すように、ホストコンピュータ10から転
送されるデータ(ホストデータ)を光ディスク記録装置
12のバッファメモリ14で受けて、光ディスク16
(CD‐WOディスク)に記録するように構成されてい
る。バッファメモリ14は、記録時にホストコンピュー
タ10から転送される新しいデータを順次読み込みなが
ら、古いデータを一定クロックで順次読み出して光ディ
スク16に書き込む。
【0003】CD‐WOの記録形式には、1トラック
(1まとまりのデータをいい、CD‐DA(CD Di
gtal Audio)の場合、1曲に相当する。)を
一気に書き込むトラックアットワンスと、トラック内を
“パケット”を単位として書き込むインクリメンタルラ
イトがある。さらに、インクリメンタルライトには、1
パケットのサイズ(データ量)が固定の場合と可変の場
合がある。トラックアットワンスは、図3(a)に示す
ように、トラックを1つの単位として記録する。トラッ
クのフォーマットは、書き継ぎ期間として、Run−o
ut(RO)、Link、Run−in(RI)が設け
られ、Run−inからRun−outの間にPre−
gapとユーザデータ(User Data:UD)が
設けられている。インクリメンタルライトは、図3
(b)に示すように、パケットを1つの単位として記録
する。パケットのフォーマットは、書き継ぎ期間とし
て、Run−out、Link、Run−inが設けら
れ、Run−inからRun−outの間にユーザデー
タが設けられている。
【0004】これらのフォーマットのうち、ユーザデー
タはホストコンピュータ10から転送されるデータ(ホ
ストデータ)である。Link、Run−in,Pre
−gap,Run−outは光ディスク記録装置12内
で生成される。Linkは書き継ぎによって潰される部
分で、1セクタ設けられている。Run−inは、ユー
ザデータを受け取るためのサーボの助走区間で、4セク
タ(RI−1乃至RI−4)設けられている。Run−
outは、ユーザデータの各セクタにCIRC(Cro
ss Interleave Reed−Solomo
n Code)方式によるインタリーブを施して分散し
て記録する場合に、分散したデータをLinkに掛から
ないで記録するためのもので、2セクタ(RO−1,R
O−2)設けられている。Pre−gapには、ディス
ク記録装置内で生成したTrack Descript
ion Blockが書き込まれる。
【0005】ユーザデータは、図4に示すように、1セ
クタ(=フレーム)が98EFMフレーム(1EFMフ
レームは24バイト)で構成され、CIRCによるイン
タリーブによって1EFMフレームのデータが最大10
8EFM先まで分散して記録される。したがって、ユー
ザデータの最後のセクタのデータは、Run−outの
2セクタ目(RO−2)まで記録される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記図2のように、ホ
ストコンピュータ10から転送されるデータをバッファ
メモリ14で受けて光ディスク16に記録するシステム
において、複数の単位区間(トラックまたはパケット)
を連続して記録する場合、ホストコンピュータ10から
バッファメモリ14への転送速度とバッファメモリ14
からのデータの排出速度が釣り合っていれば、バッファ
メモリ14のデータ量は常に一定であるが、ホストコン
ピュータのデータ処理速度が変動した場合には(バッフ
ァメモリ14からの排出速度は常に一定)、バッファメ
モリ14のデータ量も変動する。そして、ホストコンピ
ュータ10のデータ処理速度が遅れた場合には、バッフ
ァメモリ14のデータ量がしだいに減っていき、すべて
排出されてしまうとバッファメモリ14が空になってい
わゆるバッファエンプティの状態になる。
【0007】この場合、ハードディスクドライブ等のよ
うにインタリーブを施さない記録方式であれば、図5
(a)のようにホストデータの論理セクタとディスクに
記録されたデータの物理セクタは1対1に対応している
ので、例えば第5セクタ(UD−5)でバッファエンプ
ティが生じても、第6セクタ(UD−6)のデータ以後
がバッファメモリに蓄積されるのを待って第5セクタ
(UD−5)の終わりの位置をシークして第6セクタ以
後を書き継ぎすることができる。
【0008】ところが、インタリーブをかけるCD‐W
O方式では、図5(b)のように記録前の論理セクタ
(インタリーブ前)と記録後の物理セクタ(インタリー
ブ後)は1対1に対応しない。このため、例えば第5セ
クタ(UD−5)でバッファエンプティが生じたとして
も、第5セクタ(UD−5)のデータを2セクタ先まで
(RO−1まで)書き続けなければならない。そうする
と、その後第6セクタ(UD−6)のデータがバッファ
メモリ14に蓄えられてディスク16に書き込める状態
になっても、論理セクタUD−6、RO−1に相当する
ディスク上の位置はすでに追記済みなので、第6セクタ
(UD−6)のデータはもはや論理セクタUD−6の位
置から書き込むことはできず、最悪の場合ディスクその
ものが無効になることがあった。
【0009】この発明は、前記従来の技術における問題
点を解決して、ホストコンピュータから送られてくるデ
ータをバッファメモリで受けて、サイズが可変の所定の
単位区間ごとにデータにインタリーブを施してCD‐W
O規格で追記型記録する場合に、記録途中でバッファエ
ンプティが生じる可能性を低くした光ディスク記録装置
を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ホストコンピュータから記録すべきデータを入力し、バ
ッファメモリを介してサイズが可変または固定の所定の
単位区間のデータごとにCD‐WO規格の所定のフォー
マットに形成しかつ当該単位区間のデータごとにインタ
リーブを施して当該単位区間のデータを当該単位区間内
で分散させ、複数の単位区間のデータを連続して記録す
る光ディスク記録装置であって、複数の単位区間のデー
タを連続して記録している際中に、記録中の単位区間の
次の単位区間のデータの記録を開始する手前のタイミン
グで、固定の基準値以上のデータ量が前記バッファメモ
リに格納されているかどうかを判断して、格納されてい
れば当該次の単位区間のデータをその前の単位区間のデ
ータに続けて記録し、格納されていなければその前の単
位区間のデータの記録を終了した時点で記録動作を一時
中断し、固定の基準値以上のデータ量が前記バッファメ
モリに格納されるのを待って、改めて前記中断箇所から
当該次の単位区間以後の記録動作を再開する記録シーケ
ンスを有する記録シーケンスコントローラを具備してな
るものである。
【0011】請求項2記載の発明は、ホストコンピュー
タから記録すべきデータを入力し、バッファメモリを介
してサイズが可変の所定の単位区間のデータごとにCD
‐WO規格の所定のフォーマットに形成しかつ当該単位
区間のデータごとにインタリーブを施して当該単位区間
のデータを当該単位区間内で分散させ、複数の単位区間
のデータを連続して記録する光ディスク記録装置であっ
て、複数の単位区間のデータを連続して記録している際
中に、記録中の単位区間の次の単位区間のデータの記録
を開始する手前のタイミングで、当該次の単位区間のサ
イズ以上のデータ量が前記バッファメモリに格納されて
いるかどうかを判断して、格納されていれば当該次の単
位区間のデータをその前の単位区間のデータに続けて記
録し、格納されていなければその前の単位区間のデータ
の記録を終了した時点で記録動作を一時中断し、当該次
の単位区間のサイズに応じて定められた基準値以上のデ
ータ量が前記バッファメモリに格納されるのを待って、
改めて前記中断箇所から当該次の単位区間以後の記録動
作を再開する記録シーケンスを有する記録シーケンスコ
ントローラを具備してなるものである。
【0012】請求項3記載の発明は、ホストコンピュー
タから記録すべきデータを入力し、バッファメモリを介
してサイズが可変の所定の単位区間のデータごとにCD
‐WO規格の所定のフォーマットに形成しかつ当該単位
区間のデータごとにインタリーブを施して当該単位区間
のデータを当該単位区間内で分散させ、複数の単位区間
のデータを連続して記録する光ディスク記録装置であっ
て、複数の単位区間のデータを連続して記録している際
中に、記録中の単位区間の次の単位区間のデータの記録
を開始する手前のタイミングで、固定の基準値以上のデ
ータ量が前記バッファメモリに格納されているかどうか
および次の単位区間のサイズ以上のデータ量が前記バッ
ファメモリに格納されているかどうかを判断して、いず
れか一方の基準値以上のデータ量が格納されていれば当
該次の単位区間のデータをその前の単位区間のデータに
続けて記録し、いずれの基準値以上のデータ量も格納さ
れていなければその前の単位区間のデータの記録を終了
した時点で記録動作を一時中断し、いずれか一方の基準
値以上のデータ量が前記バッファメモリに格納されるの
を待って、改めて前記中断箇所から当該次の単位区間以
後の記録動作を再開する記録シーケンスを有する記録シ
ーケンスコントローラを具備してなるものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、サイズが可変
たは固定の複数の単位区間のデータを連続して記録する
場合に、記録シーケンスコントーラが、インタリーブを
施す単位区間(インクリメンタルライトの場合1パケッ
ト、トラックアットワンスの場合1トラック)の記録を
開始する直前のタイミングで、固定の基準値以上のデー
タ量がバッファメモリにすでに格納されているかどうか
を検出して、格納されていればそのまま記録を続け、格
納されていなければ記録を中断して、固定の基準値以上
のデータ量が格納されるのを待って記録を再開するよう
にしたので、単位区間を記録している途中でバッファエ
ンプティが生じる可能性が低くなる。
【0014】請求項2記載の発明によれば、サイズが可
変の複数の単位区間のデータを連続して記録する場合
に、記録シーケンスコントーラが、インタリーブを施す
単位区間の記録を開始する直前のタイミングで、次の単
位区間のサイズ以上のデータ量がバッファメモリにすで
に格納されているかどうかを検出して、格納されていれ
ばそのまま記録を続け、格納されていなければ記録を中
断して、次の単位区間のサイズに応じて定められた基準
値以上のデータ量が格納されるのを待って記録を再開す
るようにしたので、単位区間を記録している途中でバッ
ファエンプティが生じる可能性が低くなる。
【0015】請求項3記載の発明によれば、サイズが可
変の複数の単位区間のデータを連続して記録する場合
に、記録シーケンスコントーラが、インタリーブを施す
単位区間の記録を開始する直前のタイミングで、固定の
基準値以上のデータ量がバッファメモリにすでに格納さ
れているかどうかおよび次の単位区間のサイズに応じて
定められる可変の基準値以上のデータ量がバッファメモ
リにすでに格納されているかどうかを検出して、いずれ
か一方の基準値以上のデータ量が格納されていればその
まま記録を続け、いずれの基準値以上のデータ量も格納
されていなければ記録を中断して、いずれか一方の基準
値以上のデータ量が格納されるのを待って記録を再開す
るようにしたので、単位区間を記録している途中でバッ
ファエンプティが生じる可能性が低くなる。
【0016】
【実施例】この発明の一実施例を以下説明する。ここで
は、可変のパケットサイズでインクリメンタルライトす
る場合について説明する。この場合、1パケットが単位
区間に相当する。
【0017】図1は、この発明が適用された光ディスク
記録システムのシステム構成図である。このシステム
は、ホストコンピュータ10と光ディスク記録装置12
(CDレコーダ)との間の取り決めで、パケットを連続
して記録するかしないかをオプションで設定できるもの
とされており、ここでは連続して記録するモードに設定
されているものとして説明する。
【0018】ホストコンピュータ10は光ディスクに記
録すべきデータ(ユーザデータ)を生成し、インタフェ
ース部18を介して複数パケット分のデータを連続して
接続ケーブル20に出力する。インタフェースには、S
CSI、IDE等が用いられる。接続ケーブル20を通
して送られてくるデータは、CDレコーダ12(光ディ
スク記録装置)に入力される。CDレコーダ12では、
入力されるデータをインタフェース部22で受けて、デ
ータバッファ14(バッファメモリ)に順次格納してい
く。
【0019】なお、1つのパケットに含まれるデータ量
は、そのパケットのデータの送出に先だってホストコン
ピュータ10から送出される次のパケットのデータ量の
情報によって予め知らされる場合と、知らされない場合
がある。知らされない場合は、ホストコンピュータ10
からデータの転送が続いた後、ホストコンピュータ10
からのパケット終了を指示するコマンドの入力によって
初めてパケットのデータ量が確定する(CDレコーダ1
2の側においてパケットのデータ量を計数して確定す
る。)。
【0020】データバッファ14は、システムコントロ
ーラ24からの指令により、入力される新しいデータを
最も古いデータが記憶されているアドレスに順次オーバ
ライトして記憶し、かつ一定のクロックに従って、記憶
しているデータを古い順から順次読み出して出力する。
データバッファ14から読み出されたデータは、フォー
マット形成およびEFM変調部26にてEDC(Err
or Detection Code)やECC(Er
ror Corection Code)が付加され、
またLink、Run−in、Run−outが付加さ
れて、前記図3(b)のパケットフォーマットに形成さ
れ(パケット長は可変)、EFM変調して出力される。
EFM変調されたデータは、サーボコントローラ28を
通じて光ヘッド30に供給される。レーザダイオード変
調回路(サーボコントローラ28に含まれる。)は、シ
ステムコントローラ24からの指令により、レーザパワ
ーの制御(ALPC:Automatic Laser
Power Control)、シーク制御等を行な
う。また、記録モード/再生モードに応じてレーザパワ
ーの切換え行なう。
【0021】光ヘッド30は、記録モード時は、記録用
パワーに設定されたレーザビーム32を、入力されるE
FM信号によって変調して出射し、光ディスク16の記
録面にピットを形成してEFM信号の記録を行なう。ま
た、再生モード時は、再生用パワーに設定されたレーザ
ビーム32を光ディスク16の記録面に照射して、ピッ
トの読み取りを行なう。
【0022】データ量検出装置34は、記録モード時
に、データバッファ14に格納されているデータ量(読
み込まれたまま未だ読み出されていないデータの量)を
随時検出する。このデータ量は、例えばデータバッファ
14の読み出しアドレスと書き込みアドレスの差として
検出することができる。システムコントローラ24は、
シーケンスコントローラとして、記録モード時に、各パ
ケットの記録終了前の所定のタイミングでデータ量検出
装置34の検出値をモニタし、データバッファ14に次
のパケットのデータ量に応じて定められる可変の基準値
以上のデータ量が格納されているかどうかおよび固定の
基準値以上のデータ量が格納されているかどうかを検出
する。この実施例では、可変の基準値として次のパケッ
トのデータ量そのものを用い、固定の基準値としてデー
タバッファ14の全容量に近い値に設定された“書き継
ぎレシオ”を用いる。固定の基準値を併用する理由は、
次のパケットのデータ量だけを基準値とすると、次のパ
ケットのデータ量がデータバッファ14の全容量よりも
多い場合に、データバッファ14がオーバフローしても
なお記録中断状態が解消されないという不都合が生じる
のを防止するためである。
【0023】シーケンスコントローラ24は、図6
(a)に示すように、次のパケットのデータ量がデータ
書き継ぎレシオよりも多い場合および次のパケットのデ
ータ量が未だ確定していない場合は、パケットの記録終
了直前のタイミングでデータバッファ14に格納されて
いるデータ量がデータ書き継ぎレシオよりも少なければ
現在のパケットの記録終了で記録動作を一時中断する
(a−1)。また、データ書き継ぎレシオよりも多けれ
ば、中断せずに次のパケットのデータを続けて記録する
(a−2)。
【0024】また、システムコントローラ24は、図6
(b)に示すように、次のパケットのデータ量がデータ
書き継ぎレシオよりも少ない場合は、パケットの記録終
了直前のタイミングでデータバッファ14に格納されて
いるデータ量が次のパケットのデータ量よりも少なけれ
ば現在のパケットの記録終了で記録動作を一時中断する
(b−1)。また、次のパケットのデータ量よりも多け
れば、中断せずに次のパケットのデータを続けて記録す
る(b−2)。
【0025】ここで、記録モード時におけるシーケンス
コントローラ24によるシーケンス制御の一例を図7〜
図8に示す。記録開始指令が出されると(S1)、デー
タバッファ14に始めのパケットのデータが全て格納さ
れたことまたはデータ書き継ぎレシオに達したことを確
認して(S2,S3,S4)、記録動作を開始する(S
5)。記録中は、各パケットの終了直前の所定タイミン
グに至ったかどうかを判断し(S6)、至っていなけれ
ば、記録動作を続ける(S7)。記録動作を続けていく
うちに所定のタイミングに至ったら、データバッファ1
4に次のパケットのデータが全て格納されているかどう
かおよびデータ書き継ぎレシオに達したかどうかを判断
し(S8,S9,S10)、いずれか一方の条件を満た
した場合は、次のパケットを引き続き記録する(S1
1)。一方、いずれの条件も満たさない場合は、現在の
パケットの記録を終了した時点で記録動作を中断する
(S12)。そして、全てのパケットの記録を終了した
かどうかを判断し(S13)、全てのパケットの記録を
終了した場合は記録動作を終了する(S14)。まだ全
てのパケットの記録を終了していない場合は、いずれか
一方の条件を満たすのを待って(S15,S16,S1
7)、記録動作を再開する(S18)。
【0026】図7〜図8のシーケンス制御による実際の
記録例を図9に示す。(i)は、光ヘッド30がパケッ
トAに続いてパケットBを記録し、パケットBの記録を
終えようとしている状態である。この時データバッファ
14のデータ量が次のパケットのデータ量以上またはデ
ータ書き継ぎレシオ以上であれば、パケットBの記録終
了後、書き継ぎのためのシーク動作無しでパケットCを
リンク構造を守ったデータ構造で連続して書き続ける。
一方、データバッファ14のデータが量が、次のパケッ
トのデータ量以上でなく(次のパケットのデータ量が確
定していない場合を含む。)、またデータ書き継ぎレシ
オ以上でもない場合は、(ii)のように、パケットBの
終了で記録を中断し、データバッファ14のデータ量が
いずれか一方の条件が満たされるのを待って、(iii) の
ようにシーク動作させてパケットBの後にパケットC以
後を書き継ぎする。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、サイズが可変または固定の複数の単位区間
のデータを連続して記録する場合に、記録シーケンスコ
ントーラが、インタリーブを施す単位区間の記録を開始
する直前のタイミングで、固定の基準値以上のデータ量
がバッファメモリにすでに格納されているかどうかを検
出して、格納されていればそのまま記録を続け、格納さ
れていなければ記録を中断して、固定の基準値以上のデ
ータ量が格納されるのを待って記録を再開するようにし
たので、単位区間を記録している途中でバッファエンプ
ティが生じる可能性を少なくできる。
【0028】請求項2記載の発明によれば、サイズが可
変の複数の単位区間のデータを連続して記録する場合
に、記録シーケンスコントーラが、インタリーブを施す
単位区間の記録を開始する直前のタイミングで、次の単
位区間のサイズに応じて定められる可変の基準値以上の
データ量がバッファメモリにすでに格納されているかど
うかを検出して、格納されていればそのまま記録を続
け、格納されていなければ記録を中断して、次の単位区
間のサイズに応じて定められた基準値以上のデータ量が
格納されるのを待って記録を再開するようにしたので、
単位区間を記録している途中でバッファエンプティが生
じる可能性を少なくできる。
【0029】請求項3記載の発明によれば、サイズが可
変の複数の単位区間のデータを連続して記録する場合
に、記録シーケンスコントーラが、インタリーブを施す
単位区間の記録を開始する直前のタイミングで、固定の
基準値以上のデータ量がバッファメモリにすでに格納さ
れているかどうかおよび次の単位区間のサイズに応じて
定められる可変の基準値以上のデータ量がバッファメモ
リにすでに格納されているかどうかを検出して、いずれ
か一方の基準値以上のデータ量が格納されていればその
まま記録を続け、いずれの基準値以上のデータ量も格納
されていなければ記録を中断して、いずれか一方の基準
値以上のデータ量が格納されるのを待って記録を再開す
るようにしたので、単位区間を記録している途中でバッ
ファエンプティが生じる可能性を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を示すシステム構成図で
ある。
【図2】 光ディスク記録システムの概要を示す図であ
る。
【図3】 CD‐WOの記録フォーマット形式を示す図
である。
【図4】 CD‐WO方式のユーザデータの記録フォー
マットおよびインタリーブによるユーザデータの分散状
態を示す図である。
【図5】 インタリーブがない場合のデータの書き継ぎ
を示す図である。
【図6】 インタリーブがある場合にデータの書き継ぎ
が不能になる状態を示す図である。
【図7】 図1のシーケンスコントローラ24によるシ
ーケンス制御の一例を示すフローチャートである。
【図8】 図7の続きを示すフローチャートである。
【図9】 図7〜図8のシーケンス制御による記録動作
の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 ホストコンピュータ 12 CDレコーダ(光ディスク記録装置) 14 データバッファ(バッファメモリ) 16 光ディスク 24 システムコントローラ(シーケンスコントロー
ラ)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストコンピュータから記録すべきデータ
    を入力し、バッファメモリを介してサイズが可変または
    固定の所定の単位区間のデータごとにCD‐WO規格の
    所定のフォーマットに形成しかつ当該単位区間のデータ
    ごとにインタリーブを施して当該単位区間のデータを当
    該単位区間内で分散させ、複数の単位区間のデータを連
    続して記録する光ディスク記録装置であって、 複数の単位区間のデータを連続して記録している際中
    に、記録中の単位区間の次の単位区間のデータの記録を
    開始する手前のタイミングで、固定の基準値以上のデー
    タ量が前記バッファメモリに格納されているかどうかを
    判断して、格納されていれば当該次の単位区間のデータ
    をその前の単位区間のデータに続けて記録し、格納され
    ていなければその前の単位区間のデータの記録を終了し
    た時点で記録動作を一時中断し、固定の基準値以上のデ
    ータ量が前記バッファメモリに格納されるのを待って、
    改めて前記中断箇所から当該次の単位区間以後の記録動
    作を再開する記録シーケンスを有する記録シーケンスコ
    ントローラを具備してなる光ディスク記録装置。
  2. 【請求項2】ホストコンピュータから記録すべきデータ
    を入力し、バッファメモリを介してサイズが可変の所定
    の単位区間のデータごとにCD‐WO規格の所定のフォ
    ーマットに形成しかつ当該単位区間のデータごとにイン
    タリーブを施して当該単位区間のデータを当該単位区間
    内で分散させ、複数の単位区間のデータを連続して記録
    する光ディスク記録装置であって、 複数の単位区間のデータを連続して記録している際中
    に、記録中の単位区間の次の単位区間のデータの記録を
    開始する手前のタイミングで、当該次の単位区間のサイ
    ズ以上のデータ量が前記バッファメモリに格納されてい
    るかどうかを判断して、格納されていれば当該次の単位
    区間のデータをその前の単位区間のデータに続けて記録
    し、格納されていなければその前の単位区間のデータの
    記録を終了した時点で記録動作を一時中断し、当該次の
    単位区間のサイズに応じて定められた基準値以上のデー
    タ量が前記バッファメモリに格納されるのを待って、改
    めて前記中断箇所から当該次の単位区間以後の記録動作
    を再開する記録シーケンスを有する記録シーケンスコン
    トローラを具備してなる光ディスク記録装置。
  3. 【請求項3】ホストコンピュータから記録すべきデータ
    を入力し、バッファメモリを介してサイズが可変の所定
    の単位区間のデータごとにCD‐WO規格の所定のフォ
    ーマットに形成しかつ当該単位区間のデータごとにイン
    タリーブを施して当該単位区間のデータを当該単位区間
    内で分散させ、複数の単位区間のデータを連続して記録
    する光ディスク記録装置であって、 複数の単位区間のデータを連続して記録している際中
    に、記録中の単位区間の次の単位区間のデータの記録を
    開始する手前のタイミングで、固定の基準値以上のデー
    タ量が前記バッファメモリに格納されているかどうかお
    よび次の単位区間のサイズ以上のデータ量が前記バッフ
    ァメモリに格納されているかどうかを判断して、いずれ
    か一方の基準値以上のデータ量が格納されていれば当該
    次の単位区間のデータをその前の単位区間のデータに続
    けて記録し、いずれの基準値以上のデータ量も格納され
    ていなければその前の単位区間のデータの記録を終了し
    た時点で記録動作を一時中断し、いずれか一方の基準値
    以上のデータ量が前記バッファメモリに格納されるのを
    待って、改めて前記中断箇所から当該次の単位区間以後
    の記録動作を再開する記録シーケンスを有する記録シー
    ケンスコントローラを具備してなる光ディスク記録装
    置。
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