JP3240428U - 文字練習枠、当該枠を複数表示した文字練習用紙及び文字練習用紙を複数枚編綴して作成する文字練習帳 - Google Patents

文字練習枠、当該枠を複数表示した文字練習用紙及び文字練習用紙を複数枚編綴して作成する文字練習帳 Download PDF

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Abstract

【課題】文字自体の形に着目して端正な文字を書くことを練習するための、補助線を適宜施した文字練習枠、当該枠を複数並べた文字練習用紙、それらを複数枚編綴した文字練習帳を提供する。【解決手段】文字練習枠は、正方形を基本として、当該枠の向かい合う辺の中点を補助線(破線)9、10で結び、新たにできた4正方形各々の対角線を同種の補助線5、6で表示する。次いで、基本の正方形の各辺から当該正方形1辺の10%の長さを隔てて各辺外側に、各辺の半分の長さの線分(外郭線)7を当該正方形各辺の中央部分に対応するよう平行に配置して表示し、外郭線の一方の端(点)を最も近い他の外郭線の一端(点)と補助線8で結び八角形を表示する。文字練習枠の対角線と八角形が交わる枠内の4点、文字練習枠各辺と八角形が交わる8点を表示して文字練習枠は完成する。【選択図】図1

Description

本考案は、端正な文字を習得するために行う書き方練習において、文字を書込む枠(文字練習枠)とそれを複数並べた文字練習用紙、当該文字練習用紙を複数枚編綴して作成する文字練習帳に関するものである。
市販の所謂「文字練習帳」に表示されている文字を書込む枠は、四角形を基本として、この四角形を補助線(縦分割線・横分割線)により合同な4つの四角形に分割して表示しているものが大半であり、これらを表示した用紙を複数枚編綴し、筆者が美しい文字を書くためのコツ等をアドバイスして文字練習帳としているものが多い。
特開2016-118666 特開2004-101776 特開2020-201309 特開2020-046540 実登3212048 特開2011-245838 特開2007-307714 実全平01-092671
日頃文字を書く機会が少なくなった今日でも、披露宴出席の際の芳名帳記載や履歴書記入など自筆文字を求められる場面に遭遇することは間々あることで、斯様な状況でも端正な文字を堂々と書きたいものである。
本考案は、端正なペン字を習得するための書き方練習にあたり、文字全体の形状を意識しながら補助線を設けた独自の文字練習枠を使用することにより、文字練習の効果を高めようとするものである。
本考案に係る文字練習枠の基本として正方形の枠を設け、当該正方形の向かい合う辺の中点を破線等の補助線(縦分割線・横分割線)で結んで合同な4正方形に分割し、ついで分割された正方形各々の対角線を破線等線分で補助線として表示する。
更に、基本である正方形の各辺の半分の長さを有する補助線(以下、外郭線という。)を、基本とする正方形の各辺中央部分に対応するよう、当該正方形一辺の10%の長さを隔てて外側に対応する辺と平行に配置して破線等で表示する。外郭線の一方の端(点)と直近の他の外郭線の近い端(点)同士を補助線(破線等線分)で結び八角形を表示し、基本となる正方形各辺と当該八角形が交わる点を明示する。併せて、基本となる正方形の対角線と当該八角形が交わる枠内の4点を表示し、この4点により基本となる正方形より一回り小さい正方形を表示可能な状態に保ち、枠外の補助線を消去して文字練習枠とする。
文字練習枠への書込み練習にあたっては、練習対象の文字の形状を教科書体等(形状を判定するためには、楷書体等も有効)で表示される文字全体の形によって捉え、後に記載する文字全体についてその形の特徴を示した12種類(12類型)のうち、いずれのタイプに属すかの判定を行うこととする。
ついで、文字練習枠を使用して練習する文字について、12類型に即して文字の書込み範囲を簡略に記載して、文字の形状全体を確認することとする。
そして、文字練習枠内の補助線を参考・ガイドにしながら、文字練習枠への書込み練習を行うこととする。書込みに当たっては、書込み範囲を参照しながら、繰り返し書き方練習を行うものとする(若干はみ出ることも可)。
文字の形を判定した後、文字練習枠に書込み範囲を簡略記載することで文字全体の形について強く認識し、新たな文字練習枠を使用して繰り返し書き方練習をすることにより、書(しょ)に関する素人でも、端正な文字を書くことができるようになる。
さらに、専門家からの所謂コツ等のアドバイスが加われば、文字を更に美しく表現することができるようになるものと思料される。
成人用はもとより、小学校低学年用として正方形の一辺を若干大きくした文字練習枠を設けて提供することにより、正確に文字を覚え、併せて端正な文字を書く習慣を身につけるための一助ともなる。
本考案の一実施事例を示す文字練習枠で、基本となる正方形を文字練習枠とする過程で表示される外郭線、対角線等の補助線すべてを明示して拡大表示したものと、枠外の不要な補助線を消去した考案に係る文字練習枠を並べて表示したものである。 図2から図13は、文字全体の形状を捉えて、その特徴に応じて文字練習枠への書込み範囲(影部分)を示したものである。図2で表示した文字練習枠は、以下図3から図13に示す形状以外の、最も多いタイプの、概ね四角の形状を示す漢字を書き入れるため、基本となる枠全体を書込み範囲とする文字練習枠で、標準形という(書込み例示あり)。文字の書込み練習の際は、書込み範囲いっぱいを目安に文字を書き入れることとする。(以下、図3から図13まで同じ。) 特に「くにがまえ」、「もんがまえ」、「ごんべん」等を部首とする漢字のほか、比較的画数が多いことにより、大きく記載しがちな四角の形状を示す漢字を書き入れるための書込み範囲を示した文字練習枠で、準標準形という(例:囲、開、麗、福、読など)。基本となる正方形の補助線である対角線と八角形を示すために用いた斜めの補助線(以下、斜線という。)が交わる4点を結んで基本枠内に新たに作り出す基本枠より一回り小さい正方形部分を書込み範囲とする。(各種文字間のバランスに配意し、準標準型の正方形一辺の長さは、標準型一辺の長さの85%程度とした。)漢字とのバランスから、以下の図4、図5及び図11に示すひらがな・カタカナ以外のひらがな・カタカナについては、準標準形の文字練習枠を用いることを基本とする。 左右に細長い形状を示す文字を書き入れるための書込み範囲を示した文字練習枠で、横細形という(例:つ、へ、一、七など)。基本となる正方形の左右辺と斜線が交わる付近を目処に、上辺、下辺と平行となる2辺を設け、文字練習枠内に横長の書込み範囲を設けた。 上下に細長い形状を示す文字を書き入れるための書込み範囲を示した文字練習枠で、縦細形という(例:う、し、ト、リ、月など)。基本となる正方形の上下辺と斜線が交わる付近を目処に、左辺、右辺と平行となる2辺を設け、文字練習枠内に縦長の書込み範囲を設けた。 ひとやね(やま)の形状を示す文字等を書き入れるための書込み範囲を示した文字練習枠で、やね形という(例:谷、企、点、金など)。基本となる正方形の概ね上半分について、左右の角を直角二等辺三角形状に削り、文字練習枠内に書込み範囲を設けた。 上部が小ぶり(横に短め)で下部が大ぶり(横に長め)の形状を示す文字を書き入れるための書込み範囲を示した文字練習枠で、上小形という(例:鳥、森、山など)。基本となる正方形の上辺左端から一辺の概ね4分の1右あたりに設けた点と下辺左端とを結んだ線分、下辺、基本となる正方形の上辺左端から一辺の概ね4分の3右あたりに設けた点と下辺右端とを結んだ線分及び上辺に設けた前述の2点を結んだ線分で囲み、文字練習枠内に書込み範囲を設けた。 上部が大ぶり(横に長め)で下部が小ぶり(横に短め)の形状を示す文字を書き入れるための書込み範囲を示した文字練習枠で、上大形という(例:申、早、平、甲など)。基本となる正方形の下辺左端から一辺の概ね4分の1右あたりに設けた点と上辺左端とを結んだ線分、上辺、基本となる正方形の下辺左端から一辺の概ね4分の3右あたりに設けた点と上辺右端とを結んだ線分及び下辺に設けた前述の2点を結んだ線分で囲み、文字練習枠内に書込み範囲を設けた。 左部分が小ぶり(上下に短め)で右部分が大ぶり(上下に長め)の形状を示す文字を書き入れるための書込み範囲を示した文字練習枠で、左小形という(例:峠、唯、巧、城、坂など)。基本となる正方形の左半分上下の角について、四角形状にごく小さく削り、文字練習枠内に書込み範囲を設けた。 左部分が大ぶり(上下に長め)で右部分が小ぶり(上下に短め)の形状を示す文字を書き入れるための書込み範囲を示した文字練習枠で、左大形という(例:仁、和など)。基本となる正方形の右半分上下の角について、四角形状に小さく削り、文字練習枠内に書込み範囲を設けた。 右下隅を三角状に欠く形状を示す文字を書き入れるための書込み範囲を示した文字練習枠で、右下欠形という(例:タ、夕、多、夢など)。基本となる正方形の右半分の下角について、直角三角形状に削って文字練習枠内に書込み範囲を設けた。 中央部分が上下部分よりも大ぶりな形状を示す文字を書き入れるための書込み範囲を示した文字練習枠で、中大形という(例:巻、音、争、岳など)。基本となる正方形の四つの角を、直角三角形状に削って、文字練習枠内に書込み範囲を設けた。 中央部分にまとまった形状を示す文字を書き入れるための書込み範囲を示した文字練習枠で、中央形という(例:十、千、今、手など)。基本となる正方形の四つの角を、直角二等辺三角形状に削って、文字練習枠内に書込み範囲を設けた。 本考案の一実施事例を示す、文字練習枠を複数並べて表示し、練習対象の文字を「課題」として記載欄を設けた文字練習用紙である。これらを複数枚編綴して文字練習帳を作成する。 本考案に係る文字練習用紙の一実施事例を示したもので、練習対象の文字を「課題」として該当欄に記載し、文字全体の形状を判定した直後の状態を示したものである。
文字練習枠を複数配置して表示した文字練習用紙を複数枚編綴して作成した文字練習帳の任意のページ(文字練習用紙)に、練習課題の文字を記載し、文字の形状を判定して、各々の文字につき未使用の文字練習枠を用いて書込み範囲を簡略に表示する。
その後は、練習対象の文字各々について、書込み範囲を目安に文字練習枠内の補助線をガイドにして、文字の形を意識しながら反復して書込み練習することとする。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。文字練習用紙(図14)を複数編綴した文字練習帳の任意のページを用い、練習対象の文字を「課題」欄に書き起こしてその形状を判定するものとする(図15)。
この場合において、教科書体や楷書体で表示された文字全体の形状・特徴を十分に意識しながら、その形状を前述の図2から図13を参照しながら12類型に分類・判定した後、文字練習枠内に適宜書込み範囲を表示することとする。(図15は、課題「笑う門には福来る」の各文字を、「標準、縦細、準標準、準標準、準標準、準標準、標準、準標準」の各形に判定したものである。)
続いて書込み範囲に留意しながら、文字全体のバランスを考え、新たな文字練習枠を使用して、反復して書き方練習を行うこととする。
一文字一文字、一画一画を丁寧に書くよう練習することで、整った文字を書く習慣を身に付けることを目指すものとする。
以上の説明において、考案に係る文字練習枠の外観上の寸法や大きさについての記載がある場合は、当該記載は厳密な意味でない。概ねの目安であり、設計上、又は表示上のサイズ等の見直しや変更は当然に行われる。
また、既に述べた以外にも、文字練習枠、当該枠の表示数、文字練習用紙への表示方法、表示サイズ等は、実際の使用状況、使用者の利便等を勘案して、適宜変更等して実施するものとする。
その他、一々例示はしないが、本考案は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、寸法、素材、色彩、模様、線種等種々の変更が加えられて実施されるものとする。
1 文字練習枠の上辺
2 文字練習枠の左辺
3 文字練習枠の下辺
4 文字練習枠の右辺
5 文字練習枠の対角線(補助線)
6 文字練習枠内の、4分割して表示した正方形の対角線(補助線)(5に記載した部 分と重複する部分を除く)
7 基本となる正方形の各辺の外側に補助線として配置した外郭線部分
8 外郭線を結ぶ補助線として表示した斜線部分
9 縦分割線
10 横分割線

Claims (4)

  1. 文字を書き入れるために平行する二辺が上下、左右になるよう平面上に配置した正方形の枠(以下、基本枠という。)を実線で明示し、基本枠の向かい合う辺の中点を結んだ縦の線分(縦分割線)と横の線分(横分割線)を破線等で補助線として表示し、併せて縦分割線と横分割線で分けられた合同である4正方形の各々の対角線を破線等で表示することを特徴とする文字練習枠。
  2. 基本枠となる正方形の各辺から当該正方形の一辺の10%の長さを隔てた外側に、各辺の半分の長さに相当する線分を基本枠各辺の中央部分に対応するよう平行に配置して外郭線として破線等補助線で表示した後、隣り合う外郭線の端の近い点どうしを破線等で結んで八角形を表示し、基本枠と当該八角形が交わる8点及び基本枠の対角線と当該八角形が交わる4点を明示していることを特徴とする請求項1記載の文字練習枠(基本枠外に表示された外郭線等破線で表示された部分を消去したものを含む。)。
  3. 請求項1乃至請求項2の文字練習枠が、複数表示されていることを特徴とする文字練習用紙(同様の役割を果たす所謂お絵かきボードや黒板等他の素材等で形成又は表示されるもの等を含む。)。
  4. 請求項3記載の文字練習用紙を複数枚編綴して作成されることを特徴とする文字練習帳。
JP2022003763U 2022-10-26 2022-10-26 文字練習枠、当該枠を複数表示した文字練習用紙及び文字練習用紙を複数枚編綴して作成する文字練習帳 Active JP3240428U (ja)

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