JP3240285B2 - 回線切替装置 - Google Patents

回線切替装置

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JP3240285B2
JP3240285B2 JP10493598A JP10493598A JP3240285B2 JP 3240285 B2 JP3240285 B2 JP 3240285B2 JP 10493598 A JP10493598 A JP 10493598A JP 10493598 A JP10493598 A JP 10493598A JP 3240285 B2 JP3240285 B2 JP 3240285B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークシステム
の通信回線障害時に回線切替を行う回線切替装置に係
り、特に網管理センタにおける通信回線の遠隔集中制御
による回線切替を行うときの運用方式及び回線切替装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遠隔地間のコンピュータ相互を通
信回線で結び情報処理を行うネットワークシステムにお
いて、このネットワークシステムの信頼性が重要視さ
れ、装置の二重化及び回線障害が発生した場合に、バッ
クアップ回線に切り替える等の対策がとられている。
【0003】特開平2−60337号公報は、複数のコ
ンピュータが回線切替装置を介して通信回線及びバック
アップ回線で接続され、網管理センタを回線切替装置に
接続したネットワークシステムにおいて、通信回線の障
害時、網管理センタから各回線切替装置に対し遠隔地か
ら回線切替指示を行いこれを受信した回線切替装置がバ
ックアップ回線へ切替を行うことになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような複数のコ
ンピュータが回線切替装置を介し通信回線及びバックア
ップ回線で接続され網管理センタを回線切替装置に接続
したネットワークシステムにおいて、特開平2−603
37号公報は、網管理センタにある網管理装置が行う障
害発生時の障害箇所の予測及びその表示方式、運用方式
については記述されていない。
【0005】本発明の目的は、上記ネットワークシステ
ムにおいて、ある特定される障害について回線切替装置
が該当するバックアップ回線へ自動切替を行う機能を有
することにより、回線切替操作運用の迅速かつ簡素化を
実現するものである。
【0006】また回線切替装置が回線(回線切替装置〜
回線切替装置間、回線切替装置〜ノード間)及びノード
の状態監視を行い、障害発生時には障害を検出し、障害
箇所予測を行い、障害情報を網管理装置に送出する機能
を持ち、網管理装置が当該検出情報を分析し障害箇所の
予測を行い、該当する障害箇所と複数の切替パターンを
画面に表示することにより、正確かつ迅速な回線切替、
復旧方式を実現させるものである。
【0007】さらに網管理センタにある網管理装置が通
信回線及びバックアップ回線の接続元、接続先の情報と
この情報をもとにグループづけした複数のグループ情報
をテーブルに持ち、通信回線の障害時、グループ情報の
中から該当するグループを選択することにより、網管理
装置がこの複数のグループに所属する回線を一括して切
り替える指示を回線切替装置に送出する機能を提供する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のノード
が回線切替装置を介し通信回線およびバックアップ回線
で接続され、網管理装置が上記回線切替装置に接続され
るネットワークシステムにおける上記回線切替装置であ
って、上記通信回線の障害を検出する手段と、上記通信
回線に障害が生じた際に上記バックアップ回線に切り替
える障害の条件を設定する記憶手段と、上記検出手段に
より、通信回線の障害が検出されたとき障害が上記記憶
手段に設定された条件に合致するか否か判定する手段
と、この判定手段において検出された障害が上記条件と
合致する場合に、接続中の通信回線からバックアップ回
線へ切替を行う制御手段とを有する回線切替装置を特徴
とする。
【0009】また上記制御手段は、検出された障害が上
記条件と合致しない場合には、上記網管理装置へ障害情
報を送信し、上記網管理装置からの切替指示に従って該
当するバックアップ回線へ切り替える機能を有する回線
切替装置を特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、ある特定の障害が発生した場
合には、回線切替装置が障害検出情報をもとにバックア
ップ回線へ自動切替を行うことにより迅速な回線の切替
及び操作の簡素化が可能となる。
【0011】また回線切替装置は回線(回線切替装置〜
回線切替装置間、回線切替装置〜ノード)及びノードの
状態監視機能、障害検出機能及び障害箇所予測機能を有
し、障害検出時にはこれを網管理装置に送出し、網管理
装置の画面に表示する機能をもつ。網管理装置は、各回
線切替装置からのこの障害検出情報を受信し、分析を行
い障害箇所を予測し、画面に表示することにより、正確
かつ迅速な回線の切替、復旧が可能となる。
【0012】また網管理センタから各回線切替装置に対
し、回線切替指示を複数の回線グループ単位に一括して
行い、切替パターンを複数持ち、バックアップ回線への
切替が遠隔地から一元的に制御できる上、操作の簡素化
も可能となる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を説明するにあたり、前提と
なるネットワークの構成及び網管理装置及び回線切替装
置の持つ機能について説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例を示すネットワ
ークブロック図である。ここでA地区には、網管理セン
タ101があり、網管理装置102が設備されている。網管理
装置102はパソコン、ワークステーション等であり、切
替来歴等を登録するファイル102Fをもつ。B地区はホス
トセンタであり、ホストコンピュータ103とファイル105
Fが接続されている回線切替装置105が設置されている。
【0015】D地区及びE地区には、それぞれ端末203a
〜203n、303a〜303n及び回線切替装置202a〜202n、302a
〜302nが設置されている。D地区、E地区の回線切替装
置202a〜202n、302a〜302nはそれぞれ回線切替装置20
1、301に接続している。この回線切替装置201、301は各
々ファイル201F、301Fを持つ。
【0016】A地区の網管理装置102は、回線切替装置1
05、201、301とそれぞれ通信回線107、111、112を介し
接続されている。またB地区のホストコンピュータ103
はネットワークノード400と回線切替装置105を介し通信
回線109で接続されている。D地区、E地区の端末203a
〜203n、303a〜303nはそれぞれネットワークノード20
0、300と回線切替装置201、301、回線切替装置202a〜20
2n、302a〜302nを介し通信回線204a〜204n、304a〜304n
で接続されている。またネットワークノード200、300、
400は例えば時分割多重化装置、パケット交換機、通信
制御装置、PBX、分散コンピュータ等であり相互に接
続されている。
【0017】ここで回線切替装置は端末、ホストコンピ
ュータ等に内蔵されている場合もある。通信回線はIS
DN、加入電話網、DDX−C、専用回線等である。
【0018】網管理装置102は通信回線及びバックアッ
プ回線の接続元、接続先などの情報とこの情報をもとに
グループづけした複数のグループ情報をテーブルに持っ
ている。この情報およびテーブルの詳細については図2
a〜図4bにて説明する。
【0019】網管理装置102は回線切替装置105、201、3
01からの障害検出情報をうけとり、当該情報の分析及び
障害箇所の予測を行い、該当する障害箇所及び切替を行
うパターンをすべて表示する。また、切替を行う回線グ
ループの選択により、網管理装置102は切替を行う回線
グループの所属する回線切替装置に対し、切替指示を送
出する。切替指示を受信した回線切替装置は、該当する
バックアップ回線へ切替を行う。以上の動作については
図5a〜図6dのフローチャートによって説明する。
【0020】回線切替装置105、201、301は、回線(回
線切替装置〜回線切替装置間、回線切替装置〜端末(ホ
スト)間)及び、端末、ホストの状態監視を行い、障害
発生時に障害を検出し障害箇所の予測を行い、当該障害
情報を公衆回線網(ISDNのDチャネルなど公衆電気
通信サービス)を使い、網管理装置102に送信し網管理
装置の画面に表示する。以上の動作についても、図5a
〜図6dによって説明する。
【0021】さらに回線切替装置はある特定の障害が発
生した場合、障害検出情報をもとに、現在接続中の通信
回線から該当するバックアップ回線に自動的に切替を行
う。自動切替を行うのは、回線切替装置が自動切替を行
う障害の条件をファイルに持ち、検出した障害情報がこ
の条件に合致した時のみである。これ以外の場合は、網
管理装置から送出される切替指示に従い、該当するバッ
クアップ回線に切替を行う。回線切替装置が自動切替を
行う場合については図8〜図9bにて説明する。
【0022】以下、網管理装置の運用・操作方式及び回
線切替時の網管理装置と回線切替装置の動作の詳細を説
明する。
【0023】図2a及び図2bは、網管理センタ101に
ある網管理装置102の表示画面を介して行う回線定義の
フォーマット例を示す。回線定義は、例えばシステムの
稼働前に保守員が通常時及び切替時(バックアップ時)
の全ての回線について接続元、接続先の情報を入力して
おく。回線定義は、網管理装置102に接続される回線切
替装置105をキー項目として定義している。項番1は通
信回線204aを定義しており、通常時にB地区のホスト10
3に接続されるネットワークノード400がD地区の端末20
3aを回線切替装置105、201、202aを介し接続している回
線であることを示す。また通信回線204aの障害時のバッ
クアップ回線が項番1の切替時接続先に示される。バッ
クアップ回線は通信回線204aと同様にB地区のホスト10
3とD地区の端末203aを回線切替装置105、201、202aを
介し接続しているISDN網であり、06−111−0011を
呼び出すことにより接続されることを示す。
【0024】項番1〜nおよび項番n+1〜2nは、ネ
ットワークノード400に障害が発生した場合のバックア
ップ方法を意識して回線定義を行ったものである。切替
時接続先の接続先番号については、項番1〜n分は回線
切替装置105が回線切替装置201に対して回線切替時発呼
するときの番号が、また項番n+1〜2nは回線切替装
置105が回線切替装置301に対して回線切替時発呼すると
きの番号が示される。またネットワークノード側回線切
替装置の接続先番号については、項番1〜n分は回線切
替装置105の発呼に対し回線切替装置201が発信者番号チ
ェックに使う番号が、また項番n+1〜2nは回線切替
装置105の発呼に対し回線切替装置301が発信者番号チェ
ックに使う番号が示される。
【0025】項番2n+1〜3nは回線204a〜204nに障
害が発生した場合のバックアップ方法を意識して回線定
義を行ったものである。切替時接続先の接続先番号につ
いては、回線切替装置201が回線切替装置202a〜202nに
対して回線切替時発呼するときの番号が示される。また
ネットワークノード側回線切替装置の接続先番号につい
ては、回線切替装置201の発呼に対し回線切替装置202a
〜202nが発信者番号チェックに使う番号が示される。
【0026】項番3n+1〜4nは、ネットワークノー
ド300が障害の時に利用するバックアップ回線の定義を
示す。ここでネットワークノード300の障害により、そ
れの配下にある端末群303a〜303nは最寄のネットワーク
ノード200経由で通信を行うように運用されているもの
とする。切替時接続先の接続先番号については、回線切
替装置201が回線切替装置302a〜302nに対して回線切替
時発呼するときの番号が示される。またネットワークノ
ード側回線切替装置の接続先番号については、回線切替
装置201の発呼に対し回線切替装置302a〜302nが発信者
番号チェックに使う番号が示される。
【0027】項番4n+1〜5nは、ネットワークノー
ド200が障害の時に利用するバックアップ回線の定義を
示す。接続先番号については、回線切替装置301と回線
切替装置202a〜202nについて、項番3n+1〜4nと同
様である。
【0028】項番5n+1〜6nは、回線304a〜304nに
障害が発生した場合のバックアップ方法を意識して回線
定義を行ったものである。接続先番号については、回線
切替装置301と回線切替装置302a〜302nについて、項番
2n+1〜3nと同様である。 図3a及び図3bは、
図2a及び図2bで定義した回線を、例えば障害のパタ
ーン及び地区ごとにグループづけし定義した状態を示す
図である。図3aのはD地区において同時に回線障害
が発生し得る可能性のあるものをグループD1,D2,
…に分割し、それぞれを1グループとして回線障害時の
バックアップ回線として定義したものである。接続端末
名称等各々の項目は、図2a及び図2bに示す回線に関
する項目によって定義する。同時にの例では小グル一
プ名称“D1地区回線障害”を登録している。E地区に
ついても同様にグループE1,E2,…に分割し、各々
のグループの定義を行う。ここである地区において回線
障害が発生する場合として、たとえば電気通信事業者の
局舎障害、局内の搬端装置,交換機等の通信機器障害等
が考えられる。図3aのおよびはD地区およびB地
区にあるネットワークノード200,400の障害についてバ
ックアップ回線を定義したものである。ネットワークノ
ード200が障害の場合は最寄のネットワークノード300経
由で通信できるように、またネットワークノード400が
障害の場合はネットワークノード200,300,400を介す
ることなく通信を行えるようにしたものである。およ
びの例では、それぞれグループ名称“D地区ノード障
害”および“B地区ノード障害”を登録している。図3
bはこれらのグループ(小グループという)を集めたグ
ループ(大グループ)を定義したものである。は回線
障害に関する小グループを集めた大グループであって、
“回線障害(グル一プ)”として大グループ定義を行
い、はノード障害に関する小グループを集めた大グル
ープであって、“ノード障害”として大グループ定義を
行っている。
【0029】図4a及び図4bは、図2a,図2bおよ
び図3a,図3bで説明した回線定義およびグループ定
義の方法を画面遷移図として示している。例えばまず
(1)において回線の定義を行う。次に(2)−、
、において障害パターンに対応した回線のグループ
づけを行う。この時、グループを構成する回線は(1)
で定義した回線から選択し、(2)−、、を定義
する。(2)−、、画面において各グループに対
しグループ名称の登録を行う。また(3)−におい
て、(2)−の小グループ2個を1つの大グループと
して定義を行い、大グループ名称を登録する。また−
において3個の小グループを1つの大グループとして
定義を行い、大グループ名称を登録する。以上の様にし
て(4)の画面では、登録を行ったグループ名称が全て
表示される。
【0030】図5a〜図5dにおいてD1地区の回線障
害時における網管理センタ及び回線切替装置の切替動作
例をフローチャートにて示している。図6a〜図6dに
おいてはB地区のネットワークノード400障害時におけ
る網管理センタ及び回線切替装置の切替動作例をフロー
チャートにて示している。
【0031】図5a〜図5dにおいて、まず回線切替装
置201が異常を検知する(191)。同様にD1地区の回線
切替装置202a、202bが異常を検知した(192)場合に
は、回線切替装置201に対し異常検出通知とその情報を
送出する(193)。異常検出情報を受信した回線切替装
置201は障害箇所の予測(障害が回線204a、204bなのか
ネットワークノード200なのかの判定)を行い(194)、
同時に網管理センタ101に対し自動発呼し(205)、網管
理センタ101は着呼受付を行い(206)、着呼受付通知を
送出する。回線切替装置201はこれを受け、通信回線111
の接続完了を確認する(207)。続いて網管理センタ101
に対し障害検出通知及びその情報を送出する(208)。
障害情報通知を受け、網管理センタ101の保守員は障害
を検知する(209)。ここで回線切替装置201は自動切替
を行うか自己判断し(210)、自動切替を行わないと判
断する。
【0032】回線切替装置201は網管理センタに対し切
替指示要求を送出するとともに(211)、障害検出情報
を網管理装置へ転送し、その画面に表示させる(21
2)。網管理センタは回線切替操作を行う保守員を限定
するため、使用者ID及びパスワードを入力させ(21
3)、許可されれば切替動作を実施し、許可されなけれ
ば拒否する。許可されると網管理装置の画面に表示され
た障害情報を分析し、障害箇所の限定、原因の究明を行
う(214)。続いて保守員は切替を行う回線グループの
選択を行う(215)。グループ選択時の網管理装置の操
作については図7a〜図7cにおいて後述する。
【0033】さらに網管理センタは切替を行う回線グル
ープの所属する回線切替装置201と既に接続されている
ことを確認し(216)、バックアップ回線B204a、B204b
の接続指示を送出する(218)。ここでB204a、B204bは
それぞれ通信回線204a、204bのバックアップ回線、すな
わちISDNのチャネルを示す。
【0034】回線切替装置201はこれを受信し、回線切
替装置202a、202bに対し同時発呼(同報通信)を行う
(219)。回線切替装置202a、202bはそれぞれ発信者番
号を利用しチェックを行い(220)、着呼受付(221)
後、着呼受付通知を送信する。回線切替装置201は着呼
受付通知を受信し、バックアップ回線B204a、B204bの接
続完了を確認する(222)。さらに回線切替装置201は、
回線切替装置202a、202bに対しバックアップ回線B204
a、B204bへの切替指示を送出する(223)。回線切替装
置202a、202bはそれぞれバックアップ回線B204a、B204b
への切替動作を行い(224)、切替完了(225)後、切替
完了通知を回線切替装置201に対し送出する(226)。回
線切替装置201は切替完了通知を受信すると、切替完了
と判断し(227)、切替完了通知を網管理センタに送出
する(228)。網管理センタはこれを受信して切替完了
とし(230)、運用を再開する(231)。続いて回線切替
装置201は切替箇所、切替時間等の切替情報を網管理セ
ンタに通知し(229)、網管理センタはこれを切替来歴
としてファイル102Fに記録する(232)。これで切替動
作は終了する。
【0035】図6a〜図6dについて、B地区のネット
ワークノード400の障害時の切替動作手順について説明
する。
【0036】まず回線切替装置105及び201、301が障害
を検知し障害情報をもとに障害箇所の予測(障害がネッ
トワークノード400なのかホスト103なのかの判定)を行
い(291)、それぞれ網管理センタ101に対し自動発呼を
行い(292)、網管理センタは着呼受付及び受付完了通
知送出を行う(293)。回線切替装置105、201、301は、
回線切替装置〜網管理センタ間の通信回線107、111、11
2の接続完了を確認する(294)。回線切替装置105、20
1、301は、網管理センタ101に対し障害検出通知及び障
害情報を送出する(305)。ここで網管理センタの保守
員が障害を検知する(306)。回線切替装置105、201、3
01は自動切替を行うかを判断し、今回は自動切替を行わ
ないと判断する(307)。そこで回線切替装置は網管理
センタに対し切替指示要求を送出するとともに障害検出
情報を網管理装置へ転送しその画面に表示させる(30
8)。網管理センタは使用者ID及びパスワードを入力
し、セキュリティチェックを行った後(309)、画面に
表示された障害情報の分析を行い(310)、障害箇所の
限定、原因を究明する(311)。続いて保守員は切替を
行う回線グループの選択を行う(312)。続いて回線切
替装置105、201、301に対し切替を行う回線のグループ
を通知し、バックアップ回線接続指示を送出する(31
4)。回線切替装置105は接続指示に従いD、E地区の回
線切替装置201、301に対し自動同時発呼(同報通信)を
行う(315)。回線切替装置201、301はそれぞれ発信者
番号通知を利用しチェックを行い(316)、着呼受付(3
17)後、着呼受付通知を送出する。回線切替装置105は
これを受信し、バックアップ回線の接続完了を確認する
(318)。続いてD、E地区の回線切替装置201、301に
対し現在接続中の通信回線からバックアップ回線へ切替
指示を送出する(319)。回線切替装置201、301は、切
替指示を受信し、切替動作を行い、切替動作完了通知を
回線切替装置105に送出する(321)。回線切替装置105
は切替完了通知を受信し切替完了を確認し(322)、網
管理装置に対し切替完了通知及び切替情報を送出する
(323)。ここでステップ315〜323はバックアップを行
う必要のあるn回線について同時に実施する。
【0037】網管理センタは切替完了を確認し(32
4)、運用を再開する(325)。さらに受信した切替情報
を、切替来歴としてファイル102Fに蓄積する(326)。
【0038】これで切替動作は終了する。
【0039】図7a〜図7cは図5a〜図5dで説明し
た通信回線204a、204bに障害が発生し、回線切替装置20
1〜端末203a間及び回線切替装置201〜端末203b間をバッ
クアップ回線に切替を行う場合の網管理センタにある網
管理装置102の操作画面の遷移例を示す。
【0040】例えば、まず回線切替装置201からの障害
情報を網管理センタ101が受信し、保守員が障害を検知
し(209)、さらに切替指示要求を受信し、使用者ID
及びパスワード入力を行う(213)。そこで網管理装置
の画面に“メインメニュー”が表示される(701)。
“回線切替(グループ)”を選択し「PF1」を押下す
ると、“回線切替(グループ)”のメニューに遷移し
(702)、“回線切替(グループ)”に登録されている
全グループのグループ名称が表示される(703)。“回
線障害グループ”を選択し「No2」をピックすると、
“回線障害グループ”に登録されている小グループが表
示される(704)。
【0041】小グループ内“D1地区回線障害グルー
プ”を選択し、「No1」をピックすると、“D1地区
回線障害グループ”に登録されている回線が表示される
(705)。ここで確認を行い「確認キー」を押下し、
「切替を行う場合は実行キーを押して下さい」というメ
ッセージが表示されるので、「実行キー」を押下すると
“切替中”と表示され(706)、回線切替装置201に対し
切替指示が送出され(図5cの218)、切替動作を開始
する(図5c,図5dの219〜229)。切替が完了し、回
線切替装置201からの切替完了通知を受けとり(図5d
の230)、“切替完了”及び切替情報が表示される(70
7)。“切替情報を切替来歴としてファイルに記録しま
すか(Y/N)”と表示される(708)ので、「Yキ
ー」を押下するとファイル102Fに来歴として記録し“記
録完了”と表示される(709)。「終了キー」を押下し
終了画面が表示される(710)。
【0042】図8および図9a,図9bにおいて、回線
切替装置が自動切替を行う場合についての前提となるネ
ットワークの構成及び自動切替時の網管理装置、回線切
替装置の動作の詳細を説明する。
【0043】図8は、回線切替装置が自動切替を行う場
合の一実施例を示すネットワークのブロック図である。
【0044】ここでA地区には網管理センタ701があ
り、網管理装置702が設置されている。網管理装置702は
切替来歴等を登録するファイル702Fを持つ。
【0045】またB地区にはホストコンピュータ704と
回線切替装置705が通信回線で接続されている。回線切
替装置705は自動切替条件等を登録するファイル705Fを
持つ。C地区、D地区、E地区には回線切替装置707C、
707d、707e及び端末708c、708d、708eがそれぞれ設置さ
れ、それぞれ通信回線706c、706d、706eを介し回線切替
装置705と接続されている。また、網管理装置702は回線
切替装置705と通信回線703を介し接続されている。ここ
で通信回線はISDN、加入電話網、DDX−C、専用
回線等である。
【0046】網管理装置702、回線切替装置705は図1の
実施例と同様の機能を持つ。さらに回線切替装置705
は、自動切替を行う場合の障害条件をファイル705Fに持
つ。
【0047】図9aおよび図9bにおいて図5a〜図6
dと同様に切替動作の手順を説明する。
【0048】まず、回線切替装置705及び707Cが障害を
検知し(801)、ただちに回線切替装置707Cは障害検知
情報及び障害情報を回線切替装置705に送出する(80
2)。
【0049】回線切替装置705はこの障害検知情報及び
障害情報を受信し、自ら検知した障害情報を含め障害箇
所を予測し(803)、ファイル705Fの自動切替を行う障
害条件と照合を行う(804)。その結果、今回取得した
障害情報より、障害箇所が通信回線706Cであるとほば限
定でき、ファイルの自動切替を行う障害条件と合致する
ので、自動切替を行うと判断する(805)。ファイル705
Fは網管理センタであらかじめ作成しておき、それをダ
ウンロードとして回線切替装置705が所有している。
【0050】続いて、回線切替装置705は、回線切替装
置707Cに対し自動発呼を行い(806)、回線切替装置707
Cの着呼受付(807)後、着呼受付通知を回線切替装置70
5が受信し、バックアップ回線B706cの接続完了を確認す
る(808)。
【0051】回線切替装置705は通信回線706Cからバッ
クアップ回線B706への切替指示を回線切替装置707Cに送
信する(809)。同時に自ら切替動作を行う(811)。切
替指示を受信した回線切替装置707Cは、ただちに切替動
作を行い(810)、切替完了通知を送信する(812)。
【0052】回線切替装置705は切替完了通知を受信
し、切替完了を確認する(813)。これで運用は再開さ
れる(814)。さらに網管理装置702に対し自動発呼を行
い(815)、網管理装置からの着呼受付通知を受信し(8
16)、通信回線703の接続を確認した(817)後、障害検
出情報及び回線切替情報等を送信する(818)。
【0053】網管理装置は当該情報を受信し、ファイル
702Fに切替来歴として記録する(819)。これで切替動
作は終了する。
【0054】図1に示すような複雑なネットワークの場
合、回線障害、ノード障害のように複数のケースがあ
り、そのケースごとに切替先が変わることがあるので、
回線切替装置自体が切替先を判断して切替を実施するの
は誤接続のような障害をもたらすことになりかねない。
図8に示すような単純なネットワークの場合に回線切替
装置自体で切替を実施可能である。
【0055】以上説明したように、回線切替装置が障害
情報により、障害箇所を1ケ所に限定することが可能で
あり、かつファイルに持つ自動切替を行う障害条件と検
出された障害条件が合致した時のみ回線切替装置は自動
切替を行う。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のノードが回線切替装置を介して通信回線及びバッ
クアップ回線で接続され網管理センタを回線切替装置に
接続したネットワークシステムにおいて、網管理センタ
にある網管理装置が通信回線及びバックアップ回線接続
元、接続先の情報とこの情報をもとにグループづけした
複数のグループ情報をテーブルに持つ。上記通信回線の
障害時網管理装置は、このグループ情報の中から該当す
るグループを選択することにより、この複数のグループ
に所属する回線を一括して切り替える指示を回線切替装
置に送出する。さらに、網管理装置は、回線切替装置か
ら送出された障害情報の分析と障害箇所の限定を行い、
該当する障害箇所をすべて画面に表示する機能を持つ。
以上により回線切替・復旧の遠隔地からの一元制御及び
切替操作の簡素化を実現するものである。
【0057】また、回線切替装置が回線(回線切替装置
〜回線切替装置間、回線切替装置〜ノード間)及びノー
ドの状態監視を行い、障害発生時には障害を検出し障害
箇所予測を行い、障害情報を網管理装置に送出する機能
を持ち、網管理装置が当該検出情報を分析し障害箇所の
予測を行い、該当する障害箇所と複数の切替パターンを
画面に表示することにより、正確かつ迅速な回線切替、
復旧方式を実現させるものである。
【0058】さらに回線切替装置は、ある特定される障
害に対しては、該当するバックアップ回線へ自動切替を
行う機能を有することにより、回線切替操作運用の迅速
かつ簡素化を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のネットワーク構成図である。
【図2a】実施例の回線定義のデータ形式を示す図であ
る。
【図2b】実施例の回線定義のデータ形式を示す図(続
き)である。
【図3a】回線定義情報をグループ分けする例を示す図
である。
【図3b】回線定義情報をグループ分けする例を示す図
(続き)である。
【図4a】実施例の回線定義およびグループ定義を画面
の変遷によって示す図である。
【図4b】実施例の回線定義およびグループ定義を画面
の変遷によって示す図(続き)である。
【図5a】実施例の回線切替動作を示すフローチャート
である。
【図5b】実施例の回線切替動作を示すフローチャート
(続き)である。
【図5c】実施例の回線切替動作を示すフローチャート
(続き)である。
【図5d】実施例の回線切替動作を示すフローチャート
(続き)である。
【図6a】実施例のホストコンピュータをサブホストコ
ンピュータヘ切り替える動作を示すフローチャートであ
る。
【図6b】実施例のホストコンピュータをサブホストコ
ンピュータヘ切り替える動作を示すフローチャート(続
き)である。
【図6c】実施例のホストコンピュータをサブホストコ
ンピュータヘ切り替える動作を示すフローチャート(続
き)である。
【図6d】実施例のホストコンピュータをサブホストコ
ンピュータヘ切り替える動作を示すフローチャート(続
き)である。
【図7a】実施例の図5a〜図5dの回線切替動作中に
網管理装置の表示画面の変遷を示す図である。
【図7b】実施例の図5a〜図5dの回線切替動作中に
網管理装置の表示画面の変遷を示す図(続き)である。
【図7c】実施例の図5a〜図5dの回線切替動作中に
網管理装置の表示画面の変遷を示す図(続き)である。
【図8】本発明の他の実施例を示すネットワーク構成図
である。
【図9a】実施例の回線切替装置が行う回線の自動切替
動作を示すフローチャートである。
【図9b】実施例の回線切替装置が行う回線の自動切替
動作を示すフローチャート(続き)である。
【符号の説明】
101…網管理センタ、102…網管理装置、103…ホストコ
ンピュータ、104…サブホストコンピュータ、105,10
6,201,301…回線切替装置、202a,202b,…202n…回
線切替装置、302a,302b,…302n…回線切替装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 眞美 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株 式会社日立製作所 情報システム事業部 内 (56)参考文献 特開 昭52−129208(JP,A) 特開 昭63−118860(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のノードが回線切替装置を介し通信回
    線及びバックアップ回線で接続され、網管理装置が上記
    回線切替装置に接続されるネットワークシステムにおけ
    る上記回線切替装置であって、上記通信回線の障害を検
    出する手段と、上記通信回線に障害が生じた際に上記バ
    ックアップ回線に切り替える障害の条件を設定する記憶
    手段と、上記検出手段により、通信回線の障害が検出さ
    れたとき障害が上記記憶手段に設定された条件に合致す
    るか否か判定する手段と、検出された障害が該判定手段
    によって上記条件と合致すると判定される場合には、接
    続中の通信回線からバックアップ回線へ切替を行うよう
    制御し、検出された障害が上記条件と合致しないと判定
    される場合には、上記網管理装置へ障害情報を送信し、
    上記網管理装置からの切替指示に従って該当するバック
    アップ回線へ切り替えるよう制御する手段とを有するこ
    とを特徴とする回線切替装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1812302B (zh) * 2005-01-27 2010-05-12 中国科学院半导体研究所 一种高效热调谐共振腔增强型探测器及其制作方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1812302B (zh) * 2005-01-27 2010-05-12 中国科学院半导体研究所 一种高效热调谐共振腔增强型探测器及其制作方法

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