JP3240277B2 - 地盤改良装置、地盤改良工法及びトンネル構築方法 - Google Patents

地盤改良装置、地盤改良工法及びトンネル構築方法

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JP3240277B2 JP27045797A JP27045797A JP3240277B2 JP 3240277 B2 JP3240277 B2 JP 3240277B2 JP 27045797 A JP27045797 A JP 27045797A JP 27045797 A JP27045797 A JP 27045797A JP 3240277 B2 JP3240277 B2 JP 3240277B2
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  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地盤改良装置、地
盤改良工法及びトンネル構築方法に関し、特に軌道の路
盤改良をする地盤改良装置、地盤改良工法及びトンネル
構築方法に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】近年、
社会基盤整備の充実が行われるに伴って、全国に敷設さ
れた鉄道を横断する構造物を建設する機会が多くなって
きた。
【0003】鉄道直下を横断する構造物としては、鉄
道、道路、水力、電力、通信等種々のものがある。この
線路下横断構造物は、地下構造物であるため、土圧、水
圧は、避けて通れない検討事項であり、近年の技術の進
歩により線路下横断構造物の施工法も豊富になり、その
一つとして、たとえばシールド工法が挙げられる。
【0004】たとえば、このシールド工法により鉄道下
を掘削する場合、トンネルの土被りが薄いと、掘削に伴
って軌道が沈下したり、隆起したりするおそれがある。
【0005】営業線においてこのような軌道の沈下や隆
起が生じた場合には、工事時間が終列車から始発列車ま
での間の短い時間に限られており、その短い時間内に沈
下や隆起を直しておかなければならず、トンネルの掘削
のための時間が制約を受けることとなる。
【0006】そのため沈下や隆起が生じやすい場合に
は、鉄道路盤の地盤改良を行う種々の補助工法が採用さ
れている。
【0007】この補助工法としては、たとえば、軌道の
一方側から他方側へとパイプを路盤内に連続して押し込
み、このパイプにて列車荷重を支持する工法や、軌道の
路盤内に支持杭を打ち込んで、この支持杭に梁を掛け渡
し、この梁で枕木の下を支持する工法などがある。
【0008】しかし、このような補助工法による場合に
は、相当数のパイプの打ち込みを行ったり、相当な深さ
の支持杭の打ち込みをして梁を掛け渡す等の作業が不可
欠で、地盤の改良に相当に時間がかかり、工期も長引く
こととなる。
【0009】また、このような補助工法においては、軌
道の建築限界に制約された狭い施工空間での施工が可能
であることや列車間合いを利用しての短い施工時間で施
工できること等の条件を満たすことが要求されることと
なる。
【0010】本発明は、列車間合いを利用し短い施工時
間で繰り返し施工でき、工期の短縮化が可能な地盤改良
装置、地盤改良工法及びトンネル構築方法を提供するこ
とを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、軌道の路盤を改良する地盤
改良装置であって、軌道の路盤を掘削して改良材を路盤
に供給し混合攪拌する混合攪拌機と、前記軌道の幅方向
に配設され、前記混合攪拌機を前記軌道の幅方向に移動
可能に搭載し、前記軌道に沿って移動可能にされた作業
架台と、前記軌道に隣接した列車建築限界外に配設され
た待避部とを有し、前記作業架台は、前記軌道上と前記
待避部との間を移動可能にされた地盤改良装置であっ
て、 前記軌道には、前記混合攪拌機の掘削部の挿入口元
に、砕石を除去して口元防護管が埋め込まれ、この口元
防護管を前記掘削部の挿入ガイドに用いると共に、混合
攪拌時に生じるスライム処理用に用いることを特徴とす
る。
【0012】ここで、軌道の幅方向とは、軌道の長さ方
向に対して交差する方向をいう(以下同様)。
【0013】本発明によれば、列車運行時間には、作業
架台を列車建築限界外に配設された待避部上に移動させ
て待避させ、終列車通過後の列車運行時間外に作業架台
を待避部から軌道上に移動させて作業架台上で混合撹拌
機を移動させながら路盤の改良作業を行い、始発列車運
行開始前に作業架台を待避部上に移動させ、これを繰り
返すことで、建築限界内に施設を設置することなく、列
車間合いを利用して繰り返し施工でき、しかも、路盤の
改良を混合撹拌により行うため、早期改良が可能で、工
期の短縮ができる。
【0014】また、混合攪拌による改良は、路盤に注入
圧をかけずに済み、営業線路盤下での施工上有利で、更
には、現地土を有効利用するため、排土を少なくするこ
とができる。さらに、口元防護管を掘削部の挿入ガイド
として用いることにより、掘削部を容易に挿入すること
ができ、しかも、口元防護管をスライム処理用に用いる
ことにより、スライムによって道床が汚れるのを防止
し、施工後の道床の清掃を容易にすることができる。こ
の場合、真空ポンプを用いてスライムを吸引すること
で、より確実に汚れを防止することができる。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、前記軌道の幅方向両側に前記軌道に沿って、支持面
が本設レールよりも高い仮設支持レールが配設され、こ
の仮設支持レール上に前記作業架台が移動可能に支持さ
れることを特徴とする。
【0016】本発明によれば、請求項1の状態に加え、
作業架台が仮設支持レール上を移動するため、本設レー
ルに影響を与えることなく施工を行うことができる。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項2におい
て、前記待避部には、前記仮設支持レールの支持面と同
じ高さの支持面を有し、前記作業架台を移動可能に支持
する仮設支持台が配設されていることを特徴とする。
【0018】本発明によれば、請求項2の状態に加え、
作業架台が仮設支持レールと仮設支持台との間を移動す
る際に、本設レールに接触することなく容易に行われる
こととなり、本設レールへの影響を防止することができ
る。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項3におい
て、前記作業架台は、前記軌道に沿う方向及び前記軌道
の幅方向に移動可能にする駆動装置を有し、前記仮設支
持台及び仮設支持レール上を自走可能にされていること
を特徴とする。
【0020】本発明によれば、請求項3の状態に加え、
仮設支持台および仮設支持レールの双方に作業架台走行
用の駆動装置を設けることなく、作業架台のみに駆動装
置を設けることで装置の簡略化を行うことができる。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれかにおいて、前記作業架台は、前記軌道の幅方向に
わたる作業孔を有し、前記混合撹拌機は、前記作業架台
上を自走可能にされ、前記作業孔から掘削部を前記軌道
に挿入して混合撹拌を行うことを特徴とする。
【0022】本発明によれば、請求項1〜4のいずれか
の状態に加え、混合撹拌機を作業架台上で自走させ、作
業架台に形成した作業孔から施工を行うことで、軌道の
幅方向にわたって確実に地盤改良を行うことができ、ま
た、路線が複数の場合にも容易に対応できることとな
る。
【0023】
【0024】
【0025】請求項記載の発明に係る地盤改良工法
は、終列車が通過するまで軌道に隣接した列車建築限界
外に配設された待避部に、混合攪拌機を自走可能に搭載
した作業架台を待避させる工程と、前記終列車通過後、
前記作業架台を前記待避部から前記軌道上に移動させる
工程と、前記作業架台上で前記混合攪拌機を前記軌道の
幅方向に移動させながら前記作業架台に前記軌道の幅方
向にわたって形成した作業孔より前記混合攪拌機の掘削
部を前記軌道に挿入し改良材と混合攪拌して前記軌道の
幅方向で複数の路盤改良を行う工程と、前記作業架台を
軌道に沿って前記路盤改良位置と隣接する位置まで移動
させ、前記混合攪拌機により前記軌道の幅方向に於ける
路盤改良を行う工程と、前記作業架台の移動と前記混合
攪拌機による軌道幅方向の路盤改良を繰り返して前記軌
道の所定長さの路盤改良を行う工程と、始発列車が通過
する前に前記作業架台を前記待避部に待避させる工程
と、を含み、 前記路盤改良に際し、前記軌道には、前記
混合攪拌機の掘削部の挿入口元に、砕石を除去して口元
防護管を埋め込み、この口元防護管を前記掘削部の挿入
ガイドに用いると共に、混合攪拌時に生じるスライム処
理用に用いることを特徴とする。
【0026】本発明によれば、終列車から始発列車まで
の短い列車間合いを利用して、軌道上で作業架台を移動
させ、かつ混合撹拌機により短時間で施工することがで
き、しかも、列車運行時間には作業架台および混合撹拌
機を列車建築限界外の待避部に待避させて列車運行の妨
げにならないようにし、列車間合いで待避部から軌道上
へと作業架台および混合撹拌機を移動させることで、容
易に繰り返し施工を可能とし、夜間工事量を圧縮して工
期の短縮化を図ることができる。
【0027】また、混合攪拌による改良を行うため、路
盤に注入圧をかけずに済み、営業線路盤下での施工に有
利であり、更に、現地土を有効利用するため、排土を少
なくすることができる。さらに、口元防護管を掘削部の
挿入ガイドとして用いることにより、掘削部を容易に挿
入することができ、しかも、口元防護管をスライム処理
用に用いることにより、スライムによって道床が汚れる
のを防止し、施工後の道床の清掃を容易にすることがで
きる。
【0028】請求項記載の発明に係るトンネル構築方
法は、営業線鉄道の軌道下にトンネルを構築するトンネ
ル構築方法において、終列車が通過するまで軌道に隣接
した列車建築限界外に配設された待避部に混合攪拌機を
自走可能に搭載した作業架台を待避させる工程と、前記
終列車通過後、前記作業架台を前記待避部から前記軌道
上に移動させる工程と、前記作業架台上で前記混合攪拌
機を前記軌道の幅方向に移動させながら前記作業架台に
前記軌道の幅方向にわたって形成した作業孔より前記混
合攪拌機の掘削部を前記軌道に挿入し改良材と混合攪拌
して前記軌道の幅方向で複数の路盤改良を行う工程と、
前記作業架台を軌道に沿って前記路盤改良位置と隣接す
る位置まで移動させ、前記混合攪拌機により前記軌道の
幅方向に於ける路盤改良を行う工程と、前記作業架台の
移動と前記混合攪拌機による軌道幅方向の路盤改良を繰
り返して前記軌道の長さ方向で路盤改良を延長する工程
と、始発列車が通過する前に前記作業架台を前記待避部
に待避させ、また終列車通過後、始発列車通過前に、前
記各工程を繰り返し、さらに、この作業を適宜繰り返し
て、所定改良深さ、所定改良幅及び所定改良長さの路盤
改良範囲を前記トンネルの上部に形成する工程と、前記
路盤改良範囲の下方を掘削してトンネルを構築する工程
と、を含み、 前記路盤改良に際し、前記軌道には、前記
混合攪拌機の掘削部の挿入口元に、砕石を除去して口元
防護管を埋め込み、この口元防護管を前記掘削部の挿入
ガイドに用いると共に、混合攪拌時に生じるスライム処
理用に用いることを特徴とする。
【0029】本発明によれば、効率よく短期間で所定改
良深さ、所定改良幅及び所定改良長さの路盤改良を行っ
た後、路盤改良範囲の下方を掘削してトンネルを構築す
るため、たとえシールド工法により土被りの薄い状態で
トンネルを掘削したとしても、軌道が沈下したり隆起し
たりするのを確実に防止することができ、しかも、トン
ネルの構築に要する工期も短縮することができる。
た、口元防護管を掘削部の挿入ガイドとして用いること
により、掘削部を容易に挿入することができ、しかも、
口元防護管をスライム処理用に用いることにより、スラ
イムによって道床が汚れるのを防止し、施工後の道床の
清掃を容易にすることができる。
【0030】請求項記載の発明は、請求項におい
て、前記所定改良深さは、少なくとも前記路盤表面から
前記トンネルの天端までの深さであることを特徴とす
る。
【0031】本発明によれば、請求項の状態に加え、
トンネル掘削時における軌道の沈下や隆起を防止するに
十分な路盤改良深さが得られることとなる。
【0032】請求項記載の発明は、請求項7または8
において、前記混合攪拌機による路盤の改良時には、掘
削部を軌道に挿入した後、路盤内で掘削部を拡径して挿
入口元よりも大径の混合攪拌部を形成することを特徴と
する。
【0033】本発明によれば、請求項7または8の状態
に加え、枕木間から掘削部を挿入して路盤内で拡径する
ことにより、枕木を取り外すことなく枕木下の路盤を改
良することができる。
【0034】請求項10記載の発明は、請求項におい
て、前記挿入口元よりも大径の混合攪拌部は、隣接する
大径の混合攪拌部と一部重複して形成されることを特徴
とする。
【0035】本発明によれば、請求項の状態に加え、
大径の混合攪拌部の一部を重複して形成することによ
り、路盤改良を密にすることができ、路盤の強度を大き
くすることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照して詳細に説明する。
【0037】図1〜図8は、本発明の一実施の形態にか
かる地盤改良装置を用いて地盤改良を行った後トンネル
を構築する状態を示す図である。
【0038】この地盤改良装置10は、軌道12の地盤
改良を行ってトンネル掘削時における地盤の沈下や隆起
を防止しようとするもので、混合撹拌機14と、作業架
台16と、待避部18と、仮設支持レール20とを有す
る。
【0039】なお、軌道12は、一般に、路盤22上に
道床バラスト(砕石)を盛って道床24を形成し、この
道床24上に枕木26を並べ、この枕木26上に本設レ
ール28を支持させて形成されるようになっている。ま
た、この例では、上り下りの2線の線路が示されてい
る。
【0040】混合撹拌機14は、履帯30を有し自走可
能にされ、マスト32を垂直立設可能にされたベースマ
シン34と、このベースマシン34のマスト32下方位
置に180゜水平回転可能に支持された駆動テーブル3
6と、この駆動テーブル36により回転駆動可能にされ
た2本のケーリーロッド38下端に取り付けられ、ケー
リーロッド38のスライドにより昇降可能にされた掘削
部としての2つの掘削ビット40とを有している。
【0041】各ケーリーロッド38には、上端からスイ
ベル42が挿入され、ケーリーロッド38内を通して掘
削ビット40側から改良材を供給し得るようになってい
る。
【0042】改良材としては、セメントと急硬材と遅延
材とを用い、1時間で5kgf/cm2程度の強度がでるよう
なものが好ましい。
【0043】掘削ビット40は、垂直状態から水平状態
へと90゜回転して拡径できる拡径部44を有してお
り、拡径部44を垂直状態にして地盤を掘削して、地盤
中で拡径部44を拡径して掘削し、現地土と改良材とを
混合撹拌するようになっている。
【0044】作業架台16は、混合撹拌機14を載置し
て移動可能にするもので、混合撹拌機14を載置するに
十分な強度を有するものとされると共に、図4に示すよ
うに、2線の線路にまたがり、かつ、十分な地盤改良幅
に相当する長さを有し、また、混合撹拌機14が長さ方
向(軌道12の幅方向)で移動するに十分な幅を有する
ものとされている。
【0045】また、作業架台16には、幅方向中央位置
に長さ方向にわたって混合撹拌機14の履帯30の内側
の間隔に略相当する幅の作業孔46が形成され、この作
業孔46をまたいで混合撹拌機14が長さ方向で移動し
つつ、作業孔46から掘削ビット40を挿入して地盤改
良を行うようになっている。
【0046】更に、作業架台16は、待避部18上を移
動するための第1の駆動装置48及び仮設支持レール2
0上を移動するための第2の駆動装置50を有し、待避
部18上及び仮設支持レール20上を自走可能にされて
いる。なお、第2の駆動装置50は、作業架台16が待
避部18と仮設支持レール20との間を移動する際に邪
魔にならないように作業架台16上に格納できるように
なっている。また、第1の駆動装置48も、移動の邪魔
にならないように、昇降可能あるいは作業架台16上に
格納可能にしておくのが好ましい。
【0047】待避部18は、軌道12の建築限界線52
の外側位置で、トンネル構築位置付近に支柱54を立設
して梁56を掛け渡し、その上に作業架台16を受ける
複数のH型鋼58を掛け渡して形成されている。
【0048】各H型鋼58の天面高さ位置は、本設レー
ル28の天面高さ位置よりも高くされ、作業架台16が
移動の際に本設レール28に接触しないようにされてい
る。
【0049】また、各H型鋼58の天面には、作業架台
16のスライド移動を容易にさせるためのローラベアリ
ング60が設けられている。なお、第1の駆動装置48
は、たとえば車輪が梁56上を転動するようにされてい
る。
【0050】更に、待避部18の本設レール28側端部
には、作業架台16が待避した状態で防護柵62が取り
付けられるようになっている。
【0051】仮設支持レール20は、建築限界線52の
外側位置で、道床24間及び道床24の両外側位置の路
盤22に、枕梁64を本設レール28に沿って配設し、
この枕梁64上に固定支持された状態となっている。な
お、道床24の両外側位置に配設された枕梁64下部
は、路盤22の上層をなすめり込みバラスト68を掘削
して仮設コンクリート70を打設した状態にしてある。
【0052】この仮設支持レール20は、H型鋼からな
り、このH型鋼の天面高さ位置は待避部18のH型鋼5
8と同じ高さ位置で、本設レール28の天面高さ位置よ
りも高くされ、作業架台16が移動の際に本設レール2
8に接触しないようにされている。
【0053】また、各本設レール20の天面には、作業
架台16のスライド移動を容易にさせるためのローラベ
アリング66が設けられている。なお、第2の駆動装置
50は、たとえば車輪が仮設支持レール20の上フラン
ジ下面を転動するようにされている。
【0054】なお、待避部18と仮設支持レール20と
の間に距離がある場合には、第1の駆動装置48が転動
できるように、待避部18の梁56と同じ高さの補助レ
ールを配設して、待避部18と仮設支持レール20との
間を作業架台16が自走して移動できるようにするとよ
い。
【0055】次に、前述の地盤改良装置10を用いたト
ンネル構築方法について説明する。
【0056】このトンネル構築方法では、シールド工法
を用いて、営業線鉄道の軌道12の路盤22下方0.5
m〜3m程度の深さで、たとえば、高さ7m、幅12m
の矩形断面のトンネル72(図5参照)を掘削して片側
1車線の道路を構築する場合を示している。
【0057】まず、図4、図6に示すように、シールド
掘削機の発進位置74に、山留めシートパイル76を打
ち込んで発進位置74を掘削しておく。
【0058】同様にして、図6に示すように、シールド
掘削機の到達位置78にも、山留めシートパイル76を
打ち込んで到達位置78を掘削しておく。
【0059】この場合、図6に示すように、山留めシー
トパイル76からたとえば2m程度の距離の路盤22を
トンネル72の天端まで掘削して、エアミルク混合土8
0にて路盤面FLまで埋め戻して地盤改良を行ってお
く。
【0060】そして、この状態で、発進位置74に隣接
させて待避部18を構築し、地盤改良装置10により所
定の改良範囲で路盤22の地盤改良を行うことにより、
トンネル72掘削時の軌道12の沈下や隆起を防止する
ようにしている。
【0061】この地盤改良装置10により地盤改良を行
うにあたっては、まず、終列車が通過するまで軌道に隣
接した待避部18上に作業架台16及び混合撹拌機14
を待避させておく(図1及び図4参照)。
【0062】この状態で、列車の運行に何等支障のない
状態となり、鉄道は通常の状態で営業を行うことができ
る。
【0063】次に、終列車通過後、防護柵62を取り外
し、混合撹拌機14を搭載したまま、作業架台16を待
避部18から軌道12側の仮設支持レール20上に移動
させる(図2〜図4参照)。
【0064】この場合、作業架台16は、第1の駆動装
置48によって待避部18上を自走し、しかも、待避部
18のH型鋼58に設けたローラベアリング60上をス
ライド移動するため、容易に移動が行える。なお、第2
の駆動装置50は、作業架台16上に格納しておき、仮
設支持レール20と干渉しないようにしておけば移動に
支障はない。
【0065】また、この作業架台16の移動に際して
は、作業架台16の一部が待避部18側の仮設支持レー
ル20上に載るまで混合撹拌機14を待避部18側に位
置させ、作業架台16の一部が仮設支持レール20上に
載った後混合撹拌機14を仮設支持レール20側に移動
させれば、混合撹拌機14を作業架台移動時のカウンタ
ーウェイトとして用いることができる。
【0066】更に、この作業架台16の移動時には、待
避部18のH型鋼58の天面位置及び仮設支持レール2
0の天面位置が本設レール28の天面位置よりも高く設
定されているので、作業架台16が本設レール28と接
触して本設レール28を傷つけたりすることがない。
【0067】作業架台16が3本の仮設支持レール20
上に完全に移動した状態で、作業架台16上に格納して
いた第2の駆動装置50を仮設支持レール20側に出し
て固定し、この状態で、作業架台16上で混合撹拌機1
4を軌道12の幅方向に移動させながら作業架台の作業
孔46より混合撹拌機14の掘削ビット40を軌道に挿
入し現地土と改良材とを混合撹拌して軌道12の幅方向
で複数箇所の路盤改良を行う。
【0068】この場合、路盤22の混合撹拌に先立っ
て、図7に示すように、掘削ビット40の挿入口元、す
なわち、掘削位置の道床24のバラスト(砕石)82を
除去して、鋼管製の口元防護管84を埋め込んでおき、
この口元防護管84を掘削ビット40の挿入ガイドにし
て挿入を容易にすると共に、掘削ビット40による混合
撹拌時に生じるスライム処理用に用いることで道床24
の汚れを防止するようにする。スライム処理に際して
は、真空ポンプにて吸引排出することで、より確実に汚
れを防止することができる。
【0069】また、混合撹拌に際しては、図3及び図8
に示すように、掘削ビット40を口元防護管84に挿入
して路盤22を掘削し、途中で拡径部44を横にして拡
径した状態で掘削し、口元防護管84のある挿入口元よ
りも大径の混合撹拌部90を形成するため、途中に枕木
26が存在していても、枕木26を取り外すことなく枕
木26の下部までなんら支障なく地盤の改良を行うこと
ができ、しかも、隣接する大径の混合撹拌部90の一部
を重複して形成することにより、路盤改良を密にするこ
とができ、路盤の強度を大きくすることができる。る。
【0070】このようにして、軌道12の幅方向にわた
って一通り路盤22の地盤改良を終了した後、第2の駆
動装置50により、作業架台16を軌道12に沿ってす
でに終了した路盤改良位置と隣接する位置まで移動さ
せ、その位置で混合撹拌機14により、さらに軌道22
の幅方向に於ける路盤22の改良を行う。
【0071】そして、作業架台16の軌道12に沿う移
動と混合撹拌機14による軌道22の幅方向の路盤改良
を繰り返して軌道12の長さ方向で路盤22の改良を延
長する。
【0072】次いで、始発列車が通過する前に、作業架
台16を待避部18に待避させ、また終列車通過後、始
発列車通過前に、前記各工程を繰り返し、さらに、この
作業を適宜繰り返して、所定改良深さD、所定改良幅W
及び所定改良長さLの路盤改良範囲を前記トンネル72
の上部に形成する。
【0073】路盤改良範囲における所定改良深さDは、
図5及び図6に示すように、路盤面FLからトンネル7
2の天端までとされ、たとえば0.5m〜3mとされ
る。
【0074】また、所定改良幅Wは、図6に示すよう
に、少なくともトンネル72の開口始端86から終端8
8までとされ、たとえば各軌道12の中心間距離W1が
3.8m、各軌道12の中心からエアミルク混合土80
による改良位置までの距離W2がそれぞれ3m、エアミ
ルク混合土80による改良部分W3がそれぞれ2mとし
た場合、エアミルク混合土80による改良部分を含めて
13.8m程度の幅とされる。
【0075】更に、所定改良長さLは、図5に示すよう
に、トンネル72の下面両端から路盤面FLまで45゜
の範囲、すなわち、トンネル72の両側に少なくともト
ンネル72の高さ及び土被りの厚さに相当する長さとさ
れ、たとえばトンネル72の幅W4が12m、トンネル
72の高さhが7m、土被りの厚さtが0.5m〜3m
とした場合、25m〜30m程度の幅とされる。
【0076】このような路盤改良範囲を確保することに
より、シールド掘削機で軌道12直下を掘削した場合で
も、軌道12の沈下や隆起を確実に防止することが可能
となる。
【0077】そして、所定範囲の路盤22の改良が終了
した後、シールド掘削機の発進位置74にシールド掘削
機を設置し、発進位置74から到達位置78まで路盤改
良範囲の下方を掘削してトンネル72を構築すれば、軌
道に影響を与えることなくシールド掘進を行うことが可
能となる。
【0078】本発明は、前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の実施
の形態に変形可能である。
【0079】たとえば、前記実施の形態では、軌道直下
のトンネルの構築を行う際の地盤改良について説明した
が、この例に限らず、トンエルの構築を伴わない地盤改
良にも適用することが可能である。
【0080】また、シールド工法にてトンネルを構築す
る場合に限らず、他の工法でトンネルを構築する場合に
も適用可能である。
【0081】更に、2線の鉄道の場合に限らず、1また
は3線以上の鉄道にも適用可能である。
【0082】そして更に、仮設支持レール上を作業架台
が移動するようにしているが、作業架台を設けずに直接
本設レール上を移動させるようにすることも可能であ
る。
【0083】また、鉄道の営業時間外で地盤改良作業を
行う場合について説明したが、この例に限らず、鉄道営
業時間内でも列車間合いが比較的長いような場合には、
列車間合いにおいて地盤改良作業を行うようにすること
も可能である。
【0084】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる地盤改良装置を
用いて地盤改良を行う際に混合撹拌機及び作業架台が待
避部に待避している状態を示す側面図である。
【図2】図1の状態から作業架台及び混合撹拌機が軌道
側に移動する状態を示す側面図である。
【図3】図2の拡大側面図である。
【図4】地盤改良装置における作業架台及び混合撹拌機
の移動状態を示す平面図である。
【図5】トンネルと地盤の改良状況を示す軌道の長さ方
向に沿う断面図である。
【図6】トンネルと地盤の改良状況を示す軌道の交差方
向に沿う断面図である。
【図7】口元防護管の施工状態を示す断面図である。
【図8】地盤の改良状態を示す平面図である。
【符号の説明】
10 地盤改良装置 12 軌道 14 混合撹拌機 16 作業架台 18 待避部 20 仮設支持レール 22 路盤 24 道床 28 本設レール 40 掘削ビット 46 作業孔 52 建築限界線 72 トンネル 82 バラスト 86 開口始端 88 開口終端 90 大径の混合撹拌部 FL 路盤面 h トンネルの高さ t 土被りの厚さ D 改良深さ W 改良幅 L 改良長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−142217(JP,A) 特開 平5−230805(JP,A) 特開 昭54−27211(JP,A) 特開 平5−280275(JP,A) 特開 平6−212621(JP,A) 実開 昭58−38682(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 3/12 102 E01B 27/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道の路盤を改良する地盤改良装置であ
    って、軌道の 路盤を掘削して改良材を路盤に供給し混合攪拌す
    る混合攪拌機と、 前記軌道の幅方向に配設され、前記混合攪拌機を前記軌
    道の幅方向に移動可能に搭載し、前記軌道に沿って移動
    可能にされた作業架台と、 前記軌道に隣接した列車建築限界外に配設された待避部
    とを有し、 前記作業架台は、前記軌道上と前記待避部との間を移動
    可能にされた地盤改良装置であって、 前記軌道には、前記混合攪拌機の掘削部の挿入口元に、
    砕石を除去して口元防護管が埋め込まれ、この口元防護
    管を前記掘削部の挿入ガイドに用いると共に、混合攪拌
    時に生じるスライム処理用に用いる ことを特徴とする地
    盤改良装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記軌道の幅方向両側に前記軌道に沿って、支持面が本
    設レールよりも高い仮設支持レールが配設され、この仮
    設支持レール上に前記作業架台が移動可能に支持される
    ことを特徴とする地盤改良装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記待避部には、前記仮設支持レールの支持面と同じ高
    さの支持面を有し、前記作業架台を移動可能に支持する
    仮設支持台が配設されていることを特徴とする地盤改良
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記作業架台は、前記軌道に沿う方向及び前記軌道の幅
    方向に移動可能にする駆動装置を有し、前記仮設支持台
    及び仮設支持レール上を自走可能にされていることを特
    徴とする地盤改良装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記作業架台は、前記軌道の幅方向にわたる作業孔を有
    し、 前記混合攪拌機は、前記作業架台上を自走可能にされ、
    前記作業孔から掘削部を前記軌道に挿入して混合攪拌を
    行うことを特徴とする地盤改良装置。
  6. 【請求項6】 終列車が通過するまで軌道に隣接した列
    車建築限界外に配設された待避部に、混合攪拌機を自走
    可能に搭載した作業架台を待避させる工程と、 前記終列車通過後、前記作業架台を前記待避部から前記
    軌道上に移動させる工程と、 前記作業架台上で前記混合攪拌機を前記軌道の幅方向に
    移動させながら前記作業架台に前記軌道の幅方向にわた
    って形成した作業孔より前記混合攪拌機の掘削部を前記
    軌道に挿入し改良材と混合攪拌して前記軌道の幅方向で
    複数の路盤改良を行う工程と、 前記作業架台を軌道に沿って前記路盤改良位置と隣接す
    る位置まで移動させ、前記混合攪拌機により前記軌道の
    幅方向に於ける路盤改良を行う工程と、 前記作業架台の移動と前記混合攪拌機による軌道幅方向
    の路盤改良を繰り返して前記軌道の所定長さの路盤改良
    を行う工程と、 始発列車が通過する前に前記作業架台を前記待避部に待
    避させる工程と、 を含み、 前記路盤改良に際し、前記軌道には、前記混合攪拌機の
    掘削部の挿入口元に、砕石を除去して口元防護管を埋め
    込み、この口元防護管を前記掘削部の挿入ガイドに用い
    ると共に、混合攪拌時に生じるスライム処理用に用いる
    ことを 特徴とする地盤改良工法。
  7. 【請求項7】 営業線鉄道の軌道下にトンネルを構築す
    るトンネル構築方法において、 終列車が通過するまで軌道に隣接した列車建築限界外に
    配設された待避部に混合攪拌機を自走可能に搭載した作
    業架台を待避させる工程と、 前記終列車通過後、前記作業架台を前記待避部から前記
    軌道上に移動させる工程と、 前記作業架台上で前記混合攪拌機を前記軌道の幅方向に
    移動させながら前記作業架台に前記軌道の幅方向にわた
    って形成した作業孔より前記混合攪拌機の掘削部を前記
    軌道に挿入し改良材と混合攪拌して前記軌道の幅方向で
    複数の路盤改良を行う工程と、 前記作業架台を軌道に沿って前記路盤改良位置と隣接す
    る位置まで移動させ、前記混合攪拌機により前記軌道の
    幅方向に於ける路盤改良を行う工程と、 前記作業架台の移動と前記混合攪拌機による軌道幅方向
    の路盤改良を繰り返して前記軌道の長さ方向で路盤改良
    を延長する工程と、 始発列車が通過する前に前記作業架台を前記待避部に待
    避させ、また終列車通過後、始発列車通過前に、前記各
    工程を繰り返し、さらに、この作業を適宜繰り返して、
    所定改良深さ、所定改良幅及び所定改良長さの路盤改良
    範囲を前記トンネルの上部に形成する工程と、 前記路盤改良範囲の下方を掘削してトンネルを構築する
    工程と、 を含み、 前記路盤改良に際し、前記軌道には、前記混合攪拌機の
    掘削部の挿入口元に、砕石を除去して口元防護管を埋め
    込み、この口元防護管を前記掘削部の挿入ガイドに用い
    ると共に、混合攪拌時に生じるスライム処理用に用いる
    ことを 特徴とするトンネル構築方法。
  8. 【請求項8】 請求項において、 前記所定改良深さは、少なくとも前記路盤表面から前記
    トンネルの天端までの深さであることを特徴とするトン
    ネル構築方法。
  9. 【請求項9】 請求項7または8において、 前記混合攪拌機による路盤の改良時には、掘削部を軌道
    に挿入した後、路盤内で掘削部を拡径して挿入口元より
    も大径の混合攪拌部を形成することを特徴とするトンネ
    ル構築方法。
  10. 【請求項10】 請求項において、 前記挿入口元よりも大径の混合攪拌部は、隣接する大径
    の混合攪拌部と一部重複して形成されることを特徴とす
    るトンネル構築方法。
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