JP3239698U - スナップ不要ワンタッチサルカン - Google Patents

Abstract

【課題】釣り糸を連結する際、力を要する等の細かな指先の操作を必要とするスナップ等を使用することなく、簡単に素早い釣り糸の着脱を可能とし、かつ壊れにくいサルカンを提供する。【解決手段】サルカンの端の連結用の輪に、輪の直径より長めの直棒の一方を、その輪の本体中央部分付近に固定し、その直棒を輪の中心付近を通って輪を跨ぐように輪に添わせる。【選択図】図１

Description

本考案は、釣りに使用するサルカンに関するものである。

従来のサルカンは、釣り糸を連結する場合、釣り糸を直接結ぶか、または、スナップをその間に連結する必要があった。

そのため、直接結ぶ場合は少々煩わしく、また、外すときは糸を切断する必要があった。

また、スナップを使用した場合は、ばねの力に逆らって操作するなどの少々強力で、かつ細かな指先の力を必要とした。

さらに、スナップに関しては、掛かった魚などの強い力が加わると壊れやすいなど、強度の問題が発生することや、その重さがデメリットとなることも多く、そのため、様々なスナップが市場を賑わしている。

なし

なし

簡単に素早く釣り糸の着脱を可能とすること。

力を要する等の細かな指先の操作を必要としないこと。

壊れにくいこと。

できる限り軽量であること。

サルカンの端の連結用の輪に、輪の直径より長めの直棒の一方を、その輪の本体中央部分付近に固定し、その直棒を輪の中心付近を通って輪を跨ぐように輪に添わせる。

釣り糸で輪を作り、その輪をサルカンの輪にくぐらせて、輪に沿わせた直棒に引っ掛ける。

釣り糸を結ぶ煩わしさ、並びに外すときの糸の切断の必要がない。

簡単に素早く釣り糸の着脱が可能となる。

力を要する等の細かな指先の操作を必要とするスナップを必要としない。

スナップの強度を気にしないで済む。

できる限り軽量にできる。

スナップに要する出費が必要でなくなる。

釣り糸が自然に外れることはない。

図１は、典型的なサルカンの連結用の輪の一つに実施した本考案の正面図である。 図２は、同じく、本考案の側面図である。 図３は、同じく、本考案に釣り糸をセットしたときの正面図である。 図４は、同じく、本考案に釣り糸をセットしたときの側面図である。

サルカンの端の連結用の輪に、輪の直径より長めの直棒の一方を、その輪の本体中央部分付近に固定し、その直棒を輪の中心付近を通って輪を跨ぐように輪に添わせる。

釣り糸で輪を作り、その輪をサルカンの輪にくぐらせて、輪に沿わせた直棒に引っ掛ける。

図３並びに図４のように、輪にした釣り糸を本考案の輪にくぐらせて、直棒に引っ掛けて使用する。

直棒を太くするとより強度が増す。

直棒の長さを輪の円周の長さの半分より長めにとることで、輪が変形する危険性にも対処できる。

指先等での細かな操作を必要としないため、釣り糸をとおすことができる限り、全体を小さくすることが可能である。

本考案は、釣り糸だけでなく、紐をはじめ、ロープ等の連結の場合にも応用可能である。

１ 輪
２ 直棒
３ 棒の固定部分
４ 連結された釣り糸

Claims (1)

1. 端に設けられた釣り糸又はスナップ等との連結用の輪に、輪の直径より長めの直棒の一方を、その輪の本体中央部分付近に固定し、その直棒を輪の中心付近を通って輪を跨ぐように輪に添わせたサルカン。

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