JP3239551U - 移乗機能付き車椅子 - Google Patents
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Abstract
【課題】ベルトにより要介護者を移送する折り畳み式の移乗機構を設けることにより、ベッドなどとリクライニング機能を備えた車椅子との間で容易に要介護者の移乗を可能とする移乗機能付き車椅子を提供する。【解決手段】背もたれ部1、座席部2、脚部3のそれぞれ左右両側に移乗部材5、6、7を有し、背もたれ部、座席部、脚部が同一水平面を構成できるようにした移乗機能付き車椅子であって、移乗部材はシートが載置されたベルトを挿通できるように構成されており、背もたれ部、座席部、脚部を水平にしたとき、背もたれ部、座席部、脚部に設けた移乗部材のベルトを同期して駆動する駆動装置9を備えた。【選択図】図1
Description
本考案は、ベッドとリクライニング機能を備えた車椅子との間で要介護者の移乗を容易にする移乗機能付き車椅子に関するものである。
従来、ベッドと車椅子との間で移乗するためには、介護者が患者などの要介護者を抱き起こしたり抱きかかえたりしながらベッドや車椅子に移動させていた。しかしながら、このような方法では、介護者に過度の負担を強いることになる。
そこで、ベッドから車椅子に移乗する方法として、上プレートと下プレートから構成した挿入板を患者とベッド表面の間に挿入し、上プレートの循環させた無端ベルトに患者を載せてから、挿入板を基板に後退させる構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。後退した後は、患者を挿入板の最適な位置に、ローラを回転駆動してベルトを循環させることで移動させることができる。更に、このような挿入板を患者の上半身部、胴部、脚部の3か所を支持するように別々に設けて、患者を載置したあとに、上半身部と脚部の挿入板を傾動させることで、車椅子状にして患者を移送することもできることが開示されている。
しかしながら、挿入板を上下プレートで構成するため、構造が複雑であり、また、患者の下に挿入板を挿入したり、後退させたりするための介護者の手作業が必要となり、更に、挿入板の厚さ寸法を小さく抑えるにも限界があった。
そこで、ベッドから車椅子に移乗する方法として、上プレートと下プレートから構成した挿入板を患者とベッド表面の間に挿入し、上プレートの循環させた無端ベルトに患者を載せてから、挿入板を基板に後退させる構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。後退した後は、患者を挿入板の最適な位置に、ローラを回転駆動してベルトを循環させることで移動させることができる。更に、このような挿入板を患者の上半身部、胴部、脚部の3か所を支持するように別々に設けて、患者を載置したあとに、上半身部と脚部の挿入板を傾動させることで、車椅子状にして患者を移送することもできることが開示されている。
しかしながら、挿入板を上下プレートで構成するため、構造が複雑であり、また、患者の下に挿入板を挿入したり、後退させたりするための介護者の手作業が必要となり、更に、挿入板の厚さ寸法を小さく抑えるにも限界があった。
車椅子からベッドに移乗する方法としては、リクライニング機能を有する車椅子の場合、患者の上半身、胴部、脚部が略水平になるようにしてから、患者の下に敷いたシートなどを介護者が数人で持ち上げてベッドに移動する必要がある。
また、移乗機能を備えたストレッチャーの場合には、ベッドに容易に乗り移らせるために、ベッドの床部にストレッチャーを横付けにした後、二つ折りにした柵部材を延ばすようにベッドの床部に展開し、患者を乗せたマットレスの引手に手をかけて、ベッドの床部に引き込むように移動させ、その後、棚部材とマットレスを引き抜く構成が知られている(例えば、特許文献2参照)。そして、患者をベッドからストレッチャーに移乗するときは、これらの手順を逆にすればよいことが開示されている。
しかし、介護者により、マットレスをベッドに移動させたあと、更に、棚部材やマットレスを患者から引き抜く作業が必要になる。
また、移乗機能を備えたストレッチャーの場合には、ベッドに容易に乗り移らせるために、ベッドの床部にストレッチャーを横付けにした後、二つ折りにした柵部材を延ばすようにベッドの床部に展開し、患者を乗せたマットレスの引手に手をかけて、ベッドの床部に引き込むように移動させ、その後、棚部材とマットレスを引き抜く構成が知られている(例えば、特許文献2参照)。そして、患者をベッドからストレッチャーに移乗するときは、これらの手順を逆にすればよいことが開示されている。
しかし、介護者により、マットレスをベッドに移動させたあと、更に、棚部材やマットレスを患者から引き抜く作業が必要になる。
解決しようとする問題点は、車椅子又はストレッチャーとベッドとの間での患者の移動に介護者による手作業が不可欠である点は従来と変わりがなく、労力の削減として十分ではない点である。
本考案は、車椅子の背もたれ部、座席部、脚部のそれぞれ左右両側にベルトを挿通した移乗部材を設け、ベッドに移乗部材を展開したときに、患者などの要介護者を乗せたシートをベルトにより自動搬送できるように構成したことを、最も主要な特徴とする。
本考案の移乗機能付き車椅子は、背もたれ部、座席部、脚部を水平にして、患者などの要介護者を乗せたシートを、移乗部材に設けたベルトを駆動することにより搬送できるように構成したため、車椅子とベッドとの間で、患者を移乗するための介護者の労力が削減されるという利点がある。
介護者による自動搬送を利用した操作によって、患者に負担をかけることなく、介護者が容易に移乗させることを実現した。
以下、本考案に係る実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、各図の同一部分には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
以下、本考案に係る実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、各図の同一部分には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図1は、本考案に係る移乗機能付き車椅子の外観図であって、4輪駆動する電動車椅子の構成を示している。1は背もたれ部、2は座席部、3は脚部、4はフットレスト、5は背もたれ部1の左右両側に設置されている上部移乗部材、6は座席部2の左右両側に設置されている中部移乗部材、7は脚部の左右両側に設置されている下部移乗部材、8はグリップ、9は駆動部、10は全方向駆動車輪であり、メカナムホイール(登録商標)が使用されている。上部移乗部材5、中部移乗部材6、下部移乗部材7は、それぞれ後述するように2つ折りにして設置されている。駆動部9は、背もたれ部1、座席部2、脚部3を同一水平面状にしたり、これらを上下動するなど、以下に述べる各種の動作を制御する。
ところで、認知症等により問題行動のある要介護者の場合、食事中、食事に集中できなかったり、近くの人に迷惑行為等をするなどの問題行動を起こすことがある。
そこで、側方への視界を遮られるようにすることで、外部からの情報量が制限されて食事の時には食事だけに集中できるようになり、近くの人への迷惑行為をなくすることができる。また、身体機能が衰えて、半身が側方に傾く場合がある。
このような点を考慮して、本考案では、車椅子の背もたれ部1、座席部2、脚部3の左右両側に、それぞれ上部移乗部材5、中部移乗部材6、下部移乗部材7が二つ折りにした状態で突出するようにして、行動が制限できるように構成している。
そこで、側方への視界を遮られるようにすることで、外部からの情報量が制限されて食事の時には食事だけに集中できるようになり、近くの人への迷惑行為をなくすることができる。また、身体機能が衰えて、半身が側方に傾く場合がある。
このような点を考慮して、本考案では、車椅子の背もたれ部1、座席部2、脚部3の左右両側に、それぞれ上部移乗部材5、中部移乗部材6、下部移乗部材7が二つ折りにした状態で突出するようにして、行動が制限できるように構成している。
本考案に係る車椅子の車輪10は、前輪と後輪の4輪を、メカナムホイール(登録商標)を用いた全方向駆動車輪で構成し、走行方向に応じて4輪を電動により独立駆動するため、車椅子を回転させたり、前後左右に方向を変更する場合にも、無用な旋回動作をさせることなく、自在にスムーズな動作をさせることができる。
これらの駆動制御は、駆動部9により行われ、介護者による車椅子本体での操作又はリモコンによる遠隔操作も可能である。
これらの駆動制御は、駆動部9により行われ、介護者による車椅子本体での操作又はリモコンによる遠隔操作も可能である。
上部移乗部材5、中部移乗部材6、下部移乗部材7は、それぞれ二つ折り状態から平面上に展開することができる。座席部2の幅を背もたれ部1の幅よりも少し狭くして、中部移乗部材6が、背もたれ部1を上方に起こしたときに、二つ折りにした上部移乗部材5と接触するのを避けている。また、背もたれ部1、座席部2、脚部3を同一平面状にするとともに、上部移乗部材5、中部移乗部材6、下部移乗部材7も展開して、同一平面状にしたとき、その端部は同一直線状になるように、上部移乗部材5、中部移乗部材6、下部移乗部材7の長さが調整されている。
二つ折り状態から平面状態への展開又は平面状態から二つ折り状態への動作は、手動又は自動的に行えるように制御することができる。
二つ折り状態から平面状態への展開又は平面状態から二つ折り状態への動作は、手動又は自動的に行えるように制御することができる。
図2は、本考案に係る車椅子のベッド11から車椅子に人12を移乗する際の各動作を説明する説明図である。同図(a)は、背もたれ部1の左右両側に設けた上部移乗部材5の一方を平面状態に展開したときの図であり、上部移乗部材5は、無端状のベルト13とベルト13に載置されたシート14がその内部を挿通できるように構成されている。ベルト13は、上部移乗部材5の表面及びその内部を挿通し、ベルト13を回転駆動する駆動ローラ18と二つ折りに伴うベルト13の弛みを無くするためのテンションローラ19を経由している。ベルト13及びシート14が上部移乗部材5の内部を挿通するようにしているため、上部移乗部材5を二つ折りにしたときに、ベルト13やシート14がお互いに接触することがなく、通路が確保できて、保護することができる。シート14は、人12が座る位置に設けられて、上半身を支持するためのものであり、その表面は人12が滑り落ちないように摩擦係数の大きなもの、裏面は移乗部材5の表面を移動するため摩擦係数の小さいフッ素樹脂などを使用する。また、シート14と対向する位置には、クッション17が設けられている。クッション17、駆動ローラ18、テンションローラ19は、背もたれ部1の内部に構成されている。駆動ローラ18は、図示しないモータにより駆動されて、ベルト13を左右どちら方向にも移動させることができる。
図2(b)は、シート14を展開した上部移乗部材5の端部まで移動させたときの状態を示す図である。ベルト13に載置されているシート14は、同図のようにシート14の幅約1/3が上部移乗部材5の内部に巻き込まれた状態で停止している。
同図(c)は、要介護者などの人12をベッド11から車椅子に移乗させるときの状態を示した図である。車椅子をベッド11の傍らまで移動させていき、ベッド11又は車椅子の高さを調節して、ベッド11から上部移乗部材5のシート14までの高さ(図中のl)が人12を横向きにしたときの高さの約1/3程度の高さにして、横向きにした人12の背後から、シート14の幅約1/3(図中のm)が上部移乗部材5の内部に巻き込まれた状態で接触させ、上部移乗部材5のシート14上に人12を仰向けにして載置させる。このとき、人12は、上部移乗部材5の縁部に載置させることになるが、身体の約2/3はシート14上に乗ることになるため(同図(d))、ずり落ちることはない。この状態でベルト13を反対方向に移動させて、シート14に人12の身体を乗せた状態で元の位置に戻す(同図(e))。
このように、ベッド11から要介護者などの人12を車椅子に乗せるための介護者の作業としては、人12を横向きにさせた後、展開した上部移乗部材5を近づけ、駆動操作によりシート14を巻き込まれた所定位置に移動させ、人12を仰向けにさせて、再び駆動操作することで、身体全体を車椅子の中央に移動させることができる。なお、駆動操作は、車椅子に設けた操作パネルやリモコンなどにより、自動的に上述のシート14が巻き込まれた状態にさせ、その後、ベルト13の停止、反転などの操作を行うことができる。
同図(c)は、要介護者などの人12をベッド11から車椅子に移乗させるときの状態を示した図である。車椅子をベッド11の傍らまで移動させていき、ベッド11又は車椅子の高さを調節して、ベッド11から上部移乗部材5のシート14までの高さ(図中のl)が人12を横向きにしたときの高さの約1/3程度の高さにして、横向きにした人12の背後から、シート14の幅約1/3(図中のm)が上部移乗部材5の内部に巻き込まれた状態で接触させ、上部移乗部材5のシート14上に人12を仰向けにして載置させる。このとき、人12は、上部移乗部材5の縁部に載置させることになるが、身体の約2/3はシート14上に乗ることになるため(同図(d))、ずり落ちることはない。この状態でベルト13を反対方向に移動させて、シート14に人12の身体を乗せた状態で元の位置に戻す(同図(e))。
このように、ベッド11から要介護者などの人12を車椅子に乗せるための介護者の作業としては、人12を横向きにさせた後、展開した上部移乗部材5を近づけ、駆動操作によりシート14を巻き込まれた所定位置に移動させ、人12を仰向けにさせて、再び駆動操作することで、身体全体を車椅子の中央に移動させることができる。なお、駆動操作は、車椅子に設けた操作パネルやリモコンなどにより、自動的に上述のシート14が巻き込まれた状態にさせ、その後、ベルト13の停止、反転などの操作を行うことができる。
図2(f)は、左右両側の上部移乗部材5を二つ折りにしたときの状態を示している。このときのベルト13の弛みや張りは、テンションローラ19によって吸収され、常に弛みがないように構成されている。なお、上部移乗部材5の展開や二つ折りが自動で駆動されるようにしてもよい。
このように人12が横になった状態で、ストレッチャーとして所望の場所に移送することもできるが、背もたれ部1を起こして、脚部3を下げることで、車椅子の状態にして移送することもできる。車椅子にすることで、要介護者は、そのまま、外に出かけて食事をしたりするなど、様々なところで活動することが容易になる。
このように人12が横になった状態で、ストレッチャーとして所望の場所に移送することもできるが、背もたれ部1を起こして、脚部3を下げることで、車椅子の状態にして移送することもできる。車椅子にすることで、要介護者は、そのまま、外に出かけて食事をしたりするなど、様々なところで活動することが容易になる。
図3は、本考案に係る車椅子の車椅子からベッド11に人12を移乗する際の動作を説明する説明図である。
同図(a)は、車椅子をベッド11の傍らに移動させて、上部移乗部材5の一方をベッド11に展開した状態を示している。その後、ベルト13を駆動して、シート14の約1/3が上部移乗部材5に挿入された状態でベルト13を停止する(同図(b))。この時、人12の身体は、約2/3がシート14に残った状態でシート14上に残っている。次に、上部移乗部材5を二つ折り状態に移行することで、残っている身体が徐々に傾き、最初に約1/3の身体部分がベッド11に接触し、そのままシート14上を滑るように落下して上部移乗部材5が抜き取られ(同図(c))、ベッド11上に仰向けのままスムーズに移動させることができる。かかる上部移乗部材5の展開及び二つ折り動作は、上述と同様にして所定の操作により行うことができる。
このように、車椅子からベッド11に人12を移動する際にも介護者の負担を軽減することもできる。
なお、図2及び図3では、背もたれ部1に設けた上部移乗部材5について説明したが、座席部2に設けた中部移乗部材6及び脚部3に設けた下部移乗部材7についても同様にして同期して動作する。また、各移乗部材について、左右どちらか一方だけでなく、両方の移乗部材を平面状に展開して、同様の動作を行うことも可能である。
同図(a)は、車椅子をベッド11の傍らに移動させて、上部移乗部材5の一方をベッド11に展開した状態を示している。その後、ベルト13を駆動して、シート14の約1/3が上部移乗部材5に挿入された状態でベルト13を停止する(同図(b))。この時、人12の身体は、約2/3がシート14に残った状態でシート14上に残っている。次に、上部移乗部材5を二つ折り状態に移行することで、残っている身体が徐々に傾き、最初に約1/3の身体部分がベッド11に接触し、そのままシート14上を滑るように落下して上部移乗部材5が抜き取られ(同図(c))、ベッド11上に仰向けのままスムーズに移動させることができる。かかる上部移乗部材5の展開及び二つ折り動作は、上述と同様にして所定の操作により行うことができる。
このように、車椅子からベッド11に人12を移動する際にも介護者の負担を軽減することもできる。
なお、図2及び図3では、背もたれ部1に設けた上部移乗部材5について説明したが、座席部2に設けた中部移乗部材6及び脚部3に設けた下部移乗部材7についても同様にして同期して動作する。また、各移乗部材について、左右どちらか一方だけでなく、両方の移乗部材を平面状に展開して、同様の動作を行うことも可能である。
図4は、背もたれ部1と上部移乗部材5との接続部分でのベルト13の配置を示す説明図である。複数のローラにより一連のベルト13が支持されている。座席部2、脚部3と接続されている中部移乗部材6、下部移乗部材7についても同様の構成である。
図5は、移乗部材を展開して要介護者をベッド11から車椅子に移乗する方法を説明する説明図である。ここで、背もたれ部1とその左右両側に設けた上部移乗部材5にはベルト13が3つ設けられており、座席部2とその両側に設けられた中部移乗部材6にはベルト13が2つ設けられ、脚部3とその両側に設けられた下部移乗部材7にはベルト13が2つ設けられている。各移乗部材をベッド11に展開した時に、その端部が一直線上に揃うように各移乗部材のサイズが決められている。設けられている各ベルト13は、背もたれ部1、座席部2、脚部3にそれぞれ設けたモータにより、駆動部9を介して同期して駆動されている。各ベルト13により駆動されるシート14、15、16により、要介護者のような人12の身体全体を支持して、上述のように載置する。各ベルト13を駆動することにより、人12を同図の破線の位置、すなわち車椅子の位置まで移動させてベッド11から車椅子に移乗させることができる。
本考案の移乗機能付き車椅子は、老人や身障者などの要介護者用として有益であるが、4輪駆動するロボットや貨物の輸送用台車などにも本技術の適用が可能であり、人手による過重労働などの軽減が期待できる。
1 背もたれ部
2 座席部
3 脚部
4 フットレスト
5 上部移乗部材
6 中部移乗部材
7 下部移乗部材
8 グリップ
9 駆動部
10 全方向駆動車輪
11 ベッド
12 人
13 ベルト
14、15、16 シート
17 クッション
18 駆動ローラ
19 テンションローラ
2 座席部
3 脚部
4 フットレスト
5 上部移乗部材
6 中部移乗部材
7 下部移乗部材
8 グリップ
9 駆動部
10 全方向駆動車輪
11 ベッド
12 人
13 ベルト
14、15、16 シート
17 クッション
18 駆動ローラ
19 テンションローラ
Claims (11)
- 背もたれ部、座席部、脚部のそれぞれ左右両側に移乗部材を有し、前記背もたれ部、座席部、脚部が同一水平面を構成できるようにした移乗機能付き車椅子であって、前記移乗部材はシートが載置されたベルトを挿通できるように構成されており、前記背もたれ部、座席部、脚部を水平にしたとき、前記背もたれ部、座席部、脚部に設けた前記移乗部材の前記ベルトを同期して駆動する駆動装置を備えた移乗機能付き車椅子。
- 前記シートは、前記背もたれ部、座席部、脚部の人が定席する位置に対応して前記ベルトに載置されており、前記ベルトと一体として駆動されることを特徴とする請求項1に記載の移乗機能付き車椅子。
- 前記移乗部材は、二つ折りにして前記背もたれ部、座席部、脚部のそれぞれ左右両側に設置されており、前記同一水平面を構成したときに、少なくとも一方の側の前記移乗部材が前記同一水平面と同一の平面に展開できるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の移乗機能付き車椅子。
- 前記二つ折りの移乗部材は、電動により平面状に展開及び二つ折りが可能となるように制御されることを特徴とする請求項3に記載の移乗機能付き車椅子。
- 前記移乗部材を平面状に展開してから、前記シートの一部が前記移乗部材の内部に巻き込まれた状態で、二つ折りに制御することを特徴とする請求項4に記載の移乗機能付き車椅子。
- 前記移乗部材は、前記ベルトが前記移乗部材の表面及びその内部を挿通して移動できるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の移乗機能付き車椅子。
- 前記駆動装置は、前記シートの一部が前記移乗部材の内部に前記ベルトとともに巻き込まれた位置で停止できるように前記ベルトを駆動することを特徴とする請求項6に記載の移乗機能付き車椅子。
- 前記駆動装置は、前記ベルトを回転駆動する駆動ローラと前記ベルトの弛みを調整するテンションローラから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の移乗機能付き車椅子。
- 前記車椅子の本体は、全方向駆動車輪を用いて電動で駆動制御されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の移乗機能付き車椅子。
- 前記背もたれ部及び前記脚部に比べて前記座席部の幅を狭くする構成としたことを特徴とする請求項1に記載の移乗機能付き車椅子。
- 前記ベルトは、前記背もたれ部、座席部、脚部にそれぞれ少なくとも2つ設けるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の移乗機能付き車椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022002803U JP3239551U (ja) | 2022-08-25 | 2022-08-25 | 移乗機能付き車椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022002803U JP3239551U (ja) | 2022-08-25 | 2022-08-25 | 移乗機能付き車椅子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3239551U true JP3239551U (ja) | 2022-10-21 |
Family
ID=83637892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022002803U Active JP3239551U (ja) | 2022-08-25 | 2022-08-25 | 移乗機能付き車椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3239551U (ja) |
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2022
- 2022-08-25 JP JP2022002803U patent/JP3239551U/ja active Active
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Legal Events
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