JP3239294B2 - 非接触式icカード通信システム及びicカード通信方法 - Google Patents

非接触式icカード通信システム及びicカード通信方法

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JP3239294B2
JP3239294B2 JP423398A JP423398A JP3239294B2 JP 3239294 B2 JP3239294 B2 JP 3239294B2 JP 423398 A JP423398 A JP 423398A JP 423398 A JP423398 A JP 423398A JP 3239294 B2 JP3239294 B2 JP 3239294B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話機や自動販売
機等に適用されるリーダライタと、プリペイドカード
(例えば、テレフォンカード)等として機能するICカ
ードとを備え、リーダライタ及びICカードにより電磁
波を媒体とする通信を相互に行うようにした非接触式の
ICカード通信システム及びICカード通信方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、接触式ICカード通信システムに
おいては、ICカードのパワーオンリセット時等のリセ
ット時に、このICカードからリーダライタに自発的に
リセット通知を送信し、このリセット通知に含まれるI
Cカードの種別情報により当該ICカードの種別を識別
するICカード種別識別方式が採用されている。
【0003】これに対し、非接触式ICカード通信シス
テムでは、複数のICカードが単一のリーダライタとの
間で通信を行う場合がある。従って、上記接触式ICカ
ード通信システムと同様のICカード種別識別方式を非
接触式ICカード通信システムに採用しても、各ICカ
ードからのリセット通知が相互に衝突する場合、単一の
リーダライタによっては各ICカードのリセット通知を
受信することができない。
【0004】このため、非接触式ICカード通信システ
ムでは、各ICカードがその種別情報を自発的には送信
しないようにした上で、当該各ICカードがリーダライ
タと通信する際の通信衝突を避けるようにした通信衝突
回避方式(いわゆる、アンチコリジョン方式)によっ
て、各ICカードの種別を識別するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記非接触式
ICカード通信システムにおいては、アンチコリジョン
方式として、スロッテッドアロハ方式等の種々の方式が
提案されている。このため、互いに異なるアンチコリジ
ョン方式を用いた複数のICカードが単一のリーダライ
タと同時に通信する場合、アンチコリジョン方式に依っ
ても、各ICカードの通信の衝突回避が適正には行われ
ず、その結果、ICカードの種別を正常には識別し得な
いという不具合が生ずる。
【0006】そこで、本発明は、このようなことに対処
するため、単一のリーダライタとアンチコリジョン方式
を採用したICカードとの間の通信態様に工夫を凝ら
し、当該ICカードがリーダライタとの通信にあたり複
数混在していても、ICカードの種別のアンチコリジョ
ン方式による識別に先立ち、ICカードをそのアンチコ
リジョン方式の種別毎に識別するようにした非接触式の
ICカード通信システム及びICカード通信方法を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、請求項1に記載の発明によれば、単一のリーダライ
タ(RW)と複数のICカードとの間にてそのアンチコ
リジョン方式に基づき非接触式にて通信制御を行う非接
触式ICカード通信システムにおいて、リーダライタに
設けられて各アンチコリジョン方式のうち所定の種類の
範囲のアンチコリジョン方式に対する識別を要求するア
ンチコリジョン方式に対する識別を要求する識別要求手
段(200、20、30、40)と、各ICカードのう
ち互いに異なるアンチコリジョン方式を用いるICカー
ド毎に設けられて、識別要求手段の識別要求に応え、時
を異にして自己のアンチコリジョン方式につき返信する
各アンチコリジョン方式返信手段(320、90、6
0、110)と、リーダライタに設けられて各アンチコ
リジョン方式返信手段の返信に基づき、所定の種類の範
囲内のアンチコリジョン方式毎のICカードの種別を識
別要求するICカード種別識別要求手段(250、2
0、30、40)と、各ICカードのうち互いに異なる
アンチコリジョン方式を用いるICカード毎に設けられ
てICカード種別識別要求手段の種別識別要求に応え、
自己の識別データを返信する識別データ返信手段(35
0、60、90、110)と、リーダライタに設けられ
て、各識別データ返信手段の返信に基づき、ICカード
の種別を識別するICカード種別識別手段(250、2
0、30、40)とを備え、このICカード種別識別手
段により識別されたICカードとの間にて上記制御通信
を行うようにした非接触式ICカード通信システムが提
供される。
【0008】これにより、複数のICカードが単一のリ
ーダライタとの通信にあたり混在していても、ICカー
ドの種別のアンチコリジョン方式による識別に先立ち、
各ICカードが、互いに通信衝突を招くことなく、その
アンチコリジョン方式の種別毎にすべて識別され得る。
従って、複数のICカードがリーダライタと同時に通信
し得る状態にあっても、各ICカードのアンチコリジョ
ン方式の共存を確保しつつ、当該各アンチコリジョン方
式毎に、各ICカードの種別をすべて確実に識別し得
る。
【0009】また、請求項2に記載の発明によれば、単
一のリーダライタ(RW)と複数のICカードとの間に
てそのアンチコリジョン方式に基づき非接触式にて通信
制御を行う非接触式ICカード通信方法において、リー
ダライタにより各アンチコリジョン方式のうち所定の種
類の範囲内のアンチコリジョン方式に対する識別を要求
し、各ICカードのうち互いに異なるアンチコリジョン
方式を用いるICカード毎に、リーダライタの上記識別
要求に応え、時を異にして自己のアンチコリジョン方式
につき返信し、リーダライタにより、ICカード毎の上
記返信に基づき、所定の種類の範囲内のアンチコリジョ
ン方式毎のICカードの種別を識別要求し、各ICカー
ドのうち互いに異なるアンチコリジョン方式を用いるI
Cカード毎に、リーダライタの上記種別識別要求に応
え、自己の識別データを返信し、リーダライタにより、
ICカード毎の識別データについての返信に基づき、I
Cカードの種別を識別し、その後、この識別ICカード
との間にて上記通信制御を行うようにした非接触式IC
カード通信方法が提供される。
【0010】これにより、請求項1に記載の発明の作用
効果を達成できる非接触式ICカード通信方法の提供が
可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る非接触式I
Cカード通信システムの一例を示している。当該ICカ
ード通信システムは、単一のリーダライタRWを備えて
いる。このリーダライタRWは、例えば、電話機に装備
されており、当該リーダライタRWは、本実施形態で
は、図1にて例示するごとく、その通信可能領域Are
a内において、4枚のICカードA、B、C及びD(共
に、テレフォンカードとして機能する)と通信を行う。
【0012】リーダライタRWは、図2にて示すごと
く、マイクロコンピュータ10と、メモリ20と、変調
回路30と、送受信アンテナ40と、復調回路50とに
より構成されている。マイクロコンピュータ10は、図
4にて示すフローチャートに従い、リーダライタプログ
ラムを実行し、この実行中において、メモリ20、変調
回路30、送受信アンテナ40及び復調回路50を介す
る上記ICカードとの通信処理のもと、ICカードの種
別をそのアンチコリジョン方式に基づき識別する演算処
理等を行う。なお、上記リーダライタプログラムは、マ
イクロコンピュータ10のROMに予め記憶されてい
る。また、アンチコリジョン方式は、このアンチコリジ
ョン方式を採用するICカードが、当該アンチコリジョ
ン方式のシーケンスに基づき、当該ICカードの種別を
識別するための方式である。
【0013】メモリ20には、各ICカードA、B、
C、Dのアンチコリジョン方式を表すデータ(以下、ア
ンチコリジョン方式データという)や各ICカードA、
B、C、Dの種別のそのアンチコリジョン方式に基づく
識別コード(以下、カード種別識別コードという)等が
予め記憶されている。変調回路30は、マイクロコンピ
ュータ10の出力データに基づく変調信号を送信信号と
して送受信アンテナ40に出力する。送受信アンテナ4
0は、変調回路30からの送信信号を電磁波を媒体とし
て送信し、また、上記ICカードからの返信信号を電磁
波を媒体として受信し復調回路50に出力する。
【0014】復調回路50は、送受信アンテナ40の受
信信号を復調し復調信号としてマイクロコンピュータ1
0に出力する。ICカードA乃至Dは、それぞれ、図3
にて示すごとく、送受信アンテナ60と、電源回路70
と、復調回路80と、メモリ90と、マイクロコンピュ
ータ100と、変調回路110とを備えている。
【0015】ICカードAを例にとってその構成を詳細
に説明すると、送受信アンテナ60は、リーダライタR
Wの送受信アンテナ40から送信信号を電磁波を媒体と
して受信し復調回路80に出力する。この復調回路80
は、送受信アンテナ60の受信信号を復調し復調信号と
してマイクロコンピュータ100に出力する。
【0016】マイクロコンピュータ100は、図5にて
示すフローチャートに従い、カードプログラムを実行
し、この実行中において、復調回路80、メモリ90、
変調回路110及び送受信アンテナ60を介するリーダ
ライタRWとの通信処理のもと、ICカードAのアンチ
コリジョン方式識別要求やICカードAの種別識別要求
に対する演算処理等をする。なお、上記カードプログラ
ムは、マイクロコンピュータ100のROMに予め記憶
されている。
【0017】メモリ90には、ICカードAの固有情
報、即ち、ICカードAのアンチコリジョン方式データ
やICカードAのカード種別識別コード等が予め記憶さ
れている。但し、本実施形態では、ICカードAのアン
チコリジョン方式は、いわゆるスロッテッドアロハ方式
である。変調回路110は、マイクロコンピュータ10
0の出力データを変調し返信信号として送受信アンテナ
60に出力する。送受信アンテナ60は、リーダライタ
RWの送受信アンテナ40からの送信信号を受信信号と
して復調回路80に出力するとともに、変調回路110
からの返信信号を電磁波を媒体としてリーダライタRW
に返信する。
【0018】なお、電源回路70は、ICカードAの各
構成素子に対し電力供給する。他のICカードB乃至D
のうち、ICカードBのアンチコリジョン方式はICカ
ードAのアンチコリジョン方式と同様である。残りの両
ICカードC、Dの各アンチコリジョン方式は、相互に
異なり、かつスロッテッドアロハ方式とも異なる。
【0019】従って、ICカードBのメモリ90に記憶
してあるアンチコリジョン方式データは、ICカードA
のメモリ90に記憶してあるアンチコリジョン方式デー
タと同一であるが、両ICカードC、Dの各メモリ90
に記憶してあるアンチコリジョン方式データは、相互に
異なり、かつICカードAのメモリ90に記憶してある
アンチコリジョン方式データとも異なる。
【0020】また、ICカードBのカードプログラム
は、ICカードAのカードプログラム(図5のフローチ
ャート)と同様であるが、両ICカードC、Dの各カー
ドプログラムは、アンチコリジョン方式の異なる点にお
いて、ICカードAのカードプログラム(図5のフロー
チャート)とは異なる。以上より、ICカードBの構成
はICカードAの構成と同様である。また、ICカード
C及びDのその他の構成は、上記相違点を除き、ICカ
ードAと同様である。
【0021】このように構成した本実施形態において、
4枚のICカードA乃至Dが、図1にて示すごとく、リ
ーダライタRWの通信可能領域Area内にあるものと
する。ここで、リーダライタRWのマイクロコンピュー
タ10が、図4のフローチャートに従いリーダライタプ
ログラムの実行を開始するとともに、各ICカードA乃
至Dのマイクロコンピュータ100が、図5のフローチ
ャートに従い、各カードプログラムの実行を開始するも
のとする。
【0022】ついで、マイクロコンピュータ10が、図
4のステップ200にて、アンチコリジョン方式識別要
求信号Srw(図6参照)を変調回路30に出力する
と、変調回路30は、当該アンチコリジョン方式識別要
求信号Srwに基づき変調信号を送信信号として出力す
る。ここで、アンチコリジョン方式識別要求信号Srw
は、リーダライタRWのメモリ20に記憶済みの各アン
チコリジョン方式データ以外のアンチコリジョン方式デ
ータを有するICカードから、メモリ20に記憶済みの
各アンチコリジョン方式データを有するICカードを識
別するための要求信号である。
【0023】ついで、送受信アンテナ40は、変調回路
30の送信信号をコマンド信号の一つとして電磁波を媒
体として送信する。これに伴い、各ICカードA乃至D
において、送受信アンテナ60が当該コマンド信号を受
信すると、この送受信アンテナ60の受信信号は、復調
回路80により復調されて復調信号としてマイクロコン
ピュータ100に出力される。
【0024】しかして、各ICカードA乃至Dにおい
て、マイクロコンピュータ100が、図5の両ステップ
300、310における循環処理中に、復調回路80の
復調信号をリーダライタRWからのコマンド信号の一つ
として入力されると、このコマンド信号がアンチコリジ
ョン方式識別要求信号Srwであることから、ステップ
310における判定がYESとなる。
【0025】ついで、各ICカードA乃至Dにおいて、
マイクロコンピュータ100は、ステップ320にて、
アンチコリジョン方式応答信号Sa乃至Sd(図6参
照)を出力する。ここで、アンチコリジョン方式応答信
号Saは、ICカードAのアンチコリジョン方式データ
(以下、アンチコリジョン方式データXaという)にI
CカードAのパラメータを表すデータ(以下、パラメー
タデータYaという)を結合したデータを表す(図7参
照)。なお、アンチコリジョン方式データXa及びパラ
メータデータYaは、それぞれ、4ビットのシリアルデ
ータで構成されている。
【0026】また、アンチコリジョン方式応答信号Sb
は、ICカードBのアンチコリジョン方式データ(IC
カードAのアンチコリジョン方式データXaと同じ)に
ICカードBのパラメータデータYbを結合したデータ
を表す(図7参照)。なお、パラメータデータYbは、
4ビットのシリアルデータで構成されている。また、ア
ンチコリジョン方式応答信号Scは、ICカードCのア
ンチコリジョン方式データを表し、このアンチコリジョ
ン方式データは8ビットのシリアルデータで構成されて
いる(図7参照)。また、アンチコリジョン方式応答信
号Sdは、ICカードDのアンチコリジョン方式データ
を表し、このアンチコリジョン方式データは4ビットの
シリアルデータで構成されている(図7参照)。
【0027】そして、各アンチコリジョン方式応答信号
Sa、Sbは、アンチコリジョン方式応答時間T1(図
6参照)中に、各ICカードA、Bのマイクロコンピュ
ータ100から出力され、アンチコリジョン方式応答信
号Scは、アンチコリジョン方式応答時間T2(図6参
照)中にICカードCのマイクロコンピュータ100か
ら出力され、また、アンチコリジョン方式応答信号Sd
は、アンチコリジョン方式応答時間T3(図6参照)中
にマイクロコンピュータ100から出力される。
【0028】また、アンチコリジョン方式応答時間T1
は、ICカードAのマイクロコンピュータ100が復調
回路80からアンチコリジョン方式識別要求信号Srw
を表す復調信号を入力された時点を起点として経過する
時間である。アンチコリジョン方式応答時間T2は、ア
ンチコリジョン方式応答時間T1の経過に引き続いて経
過する時間であり、残りのアンチコリジョン方式応答時
間T3は、アンチコリジョン方式応答時間T2の経過に
引き続いて経過する時間である。
【0029】ICカードAでは、変調回路110が、マ
イクロコンピュータ100からのアンチコリジョン方式
応答信号Saに基づき変調信号を返信信号として出力す
ると、送受信アンテナ60が当該返信信号を電磁波を媒
体として返信し、ICカードBでは、変調回路110
が、マイクロコンピュータ100からのアンチコリジョ
ン方式応答信号Sbに基づき変調信号を返信信号として
出力すると、送受信アンテナ60が当該返信信号を電磁
波を媒体として返信する。
【0030】また、ICカードCでは、変調回路110
が、マイクロコンピュータ100からのアンチコリジョ
ン方式応答信号Scに基づき変調信号を返信信号として
出力すると、送受信アンテナ60が当該返信信号を電磁
波を媒体として返信し、ICカードDでは、変調回路1
10が、マイクロコンピュータ100からのアンチコリ
ジョン方式応答信号Sdに基づき変調信号を返信信号と
して出力すると、送受信アンテナ60が当該返信信号を
電磁波を媒体として返信する。
【0031】ついで、リーダライタRWでは、送受信ア
ンテナ40が、両ICカードA、Bの各送受信アンテナ
60から返信信号を共に受信し、ICカードCの送受信
アンテナ60から返信信号を受信し、その後、ICカー
ドDの送受信アンテナ60から返信信号を受信する。す
ると、復調回路50が、両ICカードA、Bの返信信号
に相当する送受信アンテナ40の受信信号を復調し復調
信号としてマイクロコンピュータ10に入力し、ICカ
ードCの返信信号に相当する送受信アンテナ40の受信
信号を復調し復調信号としてマイクロコンピュータ10
に入力し、ついで、ICカードDの返信信号に相当する
送受信アンテナ40の受信信号を復調し復調信号として
マイクロコンピュータ10に入力する。
【0032】このような入力過程は、アンチコリジョン
方式応答時間T1乃至T3の和からなる所定時間T中に
おいて、図4のステップ210乃至230の処理の繰り
返しによりなされる。即ち、所定時間T中において、両
アンチコリジョン方式応答信号Sa、Sbが、図7にて
示すごとく、アンチコリジョン方式データXa(スロッ
テッドアロハ方式を表すデータ)において共通するか
ら、マイクロコンピュータ10に入力される復調信号の
データ、即ち、リーダライタRWの受信データ(ステッ
プ220における受信データに対応)は、図7にて図示
斜線部分により示すごとく、パラメータデータの部分に
て不明となっても、アンチコリジョン方式データXaの
部分にて共通する。
【0033】このため、両ICカードA、Bからアンチ
コリジョン方式についての応答ありとの判定、即ち、ス
テップ210におけるYESとの判定に基づき、両IC
カードA、Bのアンチコリジョン方式についての応答あ
りとのセットがステップ220にてなされる。なお、I
CカードA又はBの一方のみでも、ステップ210にお
ける判定はYESとなる。
【0034】次に、ステップ230におけるYESとの
判定後、所定の時間T中にて、、アンチコリジョン方式
応答信号Scに基づき、ICカードCからアンチコリジ
ョン方式についての応答ありとの判定、即ち、ステップ
210にてYESとの判定がなされ、ICカードCのア
ンチコリジョン方式についての応答ありとのセットがス
テップ220にてなされる(図7にて符号Scにより示
すリーダライタRWの受信信号参照)。
【0035】そして、ステップ230におけるYESと
の判定後、所定の時間T中にて、アンチコリジョン方式
応答信号Sdに基づき、ICカードDからアンチコリジ
ョン方式についての応答ありとの判定、即ち、ステップ
210にてYESとの判定がなされ、ICカードDのア
ンチコリジョン方式についての応答ありとのセットがス
テップ220にてなされる(図7にて符号Sdにより示
すリーダライタRWの受信信号参照)。
【0036】その後、所定の時間Tが経過すると、ステ
ップ230における判定がNOとなる。なお、ステップ
210における判定がYESとなることなく、所定の時
間Tが経過しても、ステップ230における判定がNO
となる。以上のようにしてステップ230までの処理が
終了すると、図4のステップ240において、アンチコ
リジョン方式についての応答ありか否かがステップ22
0でのセット内容に基づき判定される。
【0037】ここでは、上述のごとく、ステップ220
におけるセット処理がなされていることから、ステップ
240での判定はYESとなり、アンチコリジョン方式
毎のICカードの種別の識別処理が、メモリ20内の記
憶データに基づきICカードAからICカードDにかけ
て順次サブルーチン250及びステップ260において
なされる。なお、ステップ240におけるYESとの判
定は、ICカードA乃至Dのうち少なくとも一つのIC
カードからのアンチコリジョン方式についての応答があ
ればなされる。
【0038】しかして、サブルーチン250及びステッ
プ260において、具体的には、マイクロコンピュータ
10は、メモリ20内のICカードAのアンチコリジョ
ン方式データに基づき当該ICカードの種別の識別を要
求するカード種別識別要求信号Scα(図6参照)を出
力する。ここで、カード種別識別要求信号Scαは、ス
テップ240におけるYESとの判定に同期して経過す
るカード種別識別時間T4(図6参照)の起点にて出力
される。
【0039】すると、変調回路30が、カード種別識別
要求信号Scαに基づき変調信号をコマンド信号の一つ
として出力し、送受信アンテナ40が当該コマンド信号
を電磁波を媒体として送信する。ついで、ICカードA
においては、送受信アンテナ60が、当該コマンド信号
を、カード種別識別要求信号Scαを表す受信信号とし
て受信し、復調回路80がこの受信信号を復調し復調信
号としてマイクロコンピュータ100に出力する。しか
して、マイクロコンピュータ100が、図5の両ステッ
プ330、340を循環処理している間に、上述のごと
くカード種別識別要求信号を表す復調信号を復調回路8
0から入力されると、ステップ340における判定がY
ESとなる。
【0040】これに伴い、図5のステップ350におい
て、ICカードAのマイクロコンピュータ100は、I
CカードAのアンチコリジョン方式との関連による種別
の識別要求に対するカード種別識別応答信号Sca(図
6参照)を出力する。ここで、カード種別識別応答信号
Scaは、カード種別識別時間T4の経過中に出力され
る(図6参照)。
【0041】すると、ICカードAにおいては、変調回
路110がカード種別識別応答信号Scaに基づき変調
信号を返信信号として出力し、この返信信号が電磁波を
媒体として送受信アンテナ60により返信される。その
後、リーダライタRWの送受信アンテナ40が、当該返
信信号を、カード種別識別応答信号Scaを表す受信信
号として受信すると、この受信信号が復調回路50によ
り復調信号に復調されてマイクロコンピュータ10に入
力される。
【0042】すると、マイクロコンピュータ10におい
ては、上記サブルーチン250において、メモリ20内
に、復調回路50の復調信号によるカード種別識別コー
ド(ICカードAのカード種別識別コード)が保持され
る。これにより、ICカードAの識別処理が終了され、
以後、ICカードの制御は、メモリ20内に保持された
カード種別識別コードを基に行われ得る。
【0043】上述のようなICカードAの識別処理の終
了後、サブルーチン250及びステップ260並びにス
テップ330乃至350において、ICカードBのアン
チコリジョン方式との関連で、当該ICカードBの種別
を識別する処理が、ICカードAの種別の識別処理と同
様になされる。ここで、ICカードBのマイクロコンピ
ュータ100は、カード種別識別時間T4の経過中にお
いて、ICカードAのカード種別識別応答信号Scaの
出力後にこのカード種別識別応答信号Scaに代わるカ
ード種別識別応答信号Scb(ICカードBのカード種
別識別コードを表す)を出力する。
【0044】その後、サブルーチン250において、I
CカードCの種別の識別を要求するカード種別識別要求
信号Scβ(図6参照)を出力する。ここで、カード種
別識別要求信号Scβは、カード種別識別時間T4の経
過後のカード種別識別時間T5(図6参照)の起点にて
出力される。
【0045】すると、変調回路30が、カード種別識別
要求信号Scβに基づき変調信号をコマンド信号の一つ
として出力し、送受信アンテナ40が当該コマンド信号
を電磁波を媒体として送信する。ついで、ICカードC
においては、送受信アンテナ60がカード種別識別要求
信号Scβを受信信号として受信し、復調回路80がこ
の受信信号を復調し復調信号としてマイクロコンピュー
タ100に出力する。しかして、マイクロコンピュータ
100が、図5の両ステップ330、340を循環処理
している間に、上述のごとくカード種別識別要求信号を
表す復調信号を復調回路80から入力されると、ステッ
プ340における判定がYESとなる。
【0046】これに伴い、図4のステップ350におい
て、ICカードCのマイクロコンピュータ100は、I
CカードCのアンチコリジョン方式との関連による種別
の識別要求に対するカード種別識別応答信号Scc(図
6参照)を出力する。ここで、カード種別識別応答信号
Sccは、ICカードCのカード種別識別コードを表
し、カード種別識別時間T5の経過中に出力される(図
6参照)。
【0047】すると、ICカードCにおいては、変調回
路110がカード種別識別応答信号Sccに基づき変調
信号を返信信号として出力し、この返信信号が電磁波を
媒体として送受信アンテナ60により返信される。その
後、リーダライタRWの送受信アンテナ40が、当該返
信信号を、カード種別識別応答信号Sccを表す受信信
号として受信すると、この受信信号が復調回路50によ
り復調信号に復調されてマイクロコンピュータ10に入
力される。
【0048】すると、マイクロコンピュータ10におい
ては、上記サブルーチン250において、メモリ20内
に、復調回路50の復調信号によるカード種別識別コー
ド(ICカードCのカード種別識別コード)が保持され
る。これにより、ICカードCの識別処理が終了され、
以後、ICカードの制御は、メモリ20内に保持された
カード種別識別コードを基に行われ得る。
【0049】上述のようなICカードCの識別処理の終
了後、図4のステップ260において、種別の識別が必
要なICカード(ここでは、ICカードD)があること
により、YESとの判定がなされる。その後、サブルー
チン250において、ICカードDの種別の識別を要求
するカード種別識別要求信号Scγ(図6参照)が出力
される。
【0050】ここで、カード種別識別要求信号Scγ
、カード種別識別時間T5の経過後のカード種別識別
時間T6(図6参照)の起点にて出力される。すると、
変調回路30が、カード種別識別要求信号Scγに基づ
き変調信号をコマンド信号として出力し、送受信アンテ
ナ40が当該コマンド信号を電磁波を媒体として送信す
る。
【0051】ついで、ICカードDにおいては、送受信
アンテナ60が、当該コマンド信号を、カード種別識別
要求信号Scγを表す受信信号として受信し、復調回路
80がこの受信信号を復調し復調信号としてマイクロコ
ンピュータ100に出力する。しかして、マイクロコン
ピュータ100が、図5の両ステップ330、340を
循環処理している間に、上述のごとくカード種別識別要
求信号を表す復調信号を復調回路80から入力される
と、ステップ340における判定がYESとなる。
【0052】これに伴い、図5のステップ350におい
て、ICカードDのマイクロコンピュータ100は、I
CカードDのカード種別識別コードを表すカード種別識
別応答信号Scd(図6参照)を出力する。ここで、カ
ード種別識別応答信号Scdは、カード種別識別時間T
6の経過中に出力される(図6参照)。すると、ICカ
ードDにおいては、変調回路110がカード種別識別応
答信号Scdに基づき変調信号を返信信号として発生
し、この変調信号が電磁波を媒体として送受信アンテナ
60により返信される。
【0053】その後、リーダライタRWの送受信アンテ
ナ40が、当該返信信号を、カード種別識別応答信号S
cdを表す受信信号として受信すると、この受信信号が
復調回路50により復調信号に復調されてマイクロコン
ピュータ10に入力される。すると、マイクロコンピュ
ータ10においては、上記サブルーチン250におい
て、メモリ20内に、復調回路50の復調信号によるカ
ード種別識別コード(ICカードDのカード種別識別コ
ード)が保持される。これにより、ICカードDの識別
処理が終了され、以後、ICカードの制御は、メモリ2
0内に保持されたカード種別識別コードを基に行われ得
る。
【0054】上述のようなICカードDの識別処理の終
了後、図4のステップ260において、種別の識別が必
要なICカードが残ってないことにより、NOとの判定
がなされる。なお、ステップ260におけるYESとの
判定後、リーダライタRWは、各ICカードA乃至Dと
の相互通信処理により、当該ICカードA乃至Dへの書
き込み処理やこれらICカードA乃至Dからの読み出し
処理等の制御処理をする。
【0055】以上述べたように、複数のICカードA乃
至Dが単一のリーダライタRWとの通信にあたり混在し
ていても、ICカードの種別のアンチコリジョン方式に
よる識別に先立ち、各ICカーがをそのアンチコリジョ
ン方式の種別毎にすべて識別され得る。従って、ICカ
ードA乃至DがリーダライタRWと同時に通信し得る状
態にあっても、ICカードA乃至Dのアンチコリジョン
方式の共存を確保しつつ、当該アンチコリジョン方式に
基づく各ICカードの種別をすべて確実に識別し得る。
【0056】なお、本発明の実施にあたり、上記実施形
態にて述べた非接触式ICカード通信システムは、電話
機に限ることなく、ディスペンサー等に採用して実施し
てもよい。また、本発明の実施にあたり、上記実施形態
にて述べた両マイクロコンピュータ10、100に代え
て、これら両マイクロコンピュータ10、100と同様
の機能を発揮するディスクリートなアナログ回路やディ
ジタル回路からなる専用制御回路を採用して実施しても
よい。
【0057】また、上記実施形態にて述べたマイクロコ
ンピュータ10、メモリ20、変調回路30及び復調回
路50については、これらの全体或いは一部を単一のチ
ップのIC素子により構成してもよい。また、上記実施
形態にて述べたメモリ90、マイクロコンピュータ10
0、電源回路70、変調回路110及び復調回路80に
ついては、これらの全体或いは一部を単一のチップのI
C素子により構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1のリーダライタのブロック図である。
【図3】図1の各ICカードのブロック図である。
【図4】図1のリーダライタのマイクロコンピュータの
作用を示すフローチャートである。
【図5】図1の各ICカードのマイクロコンピュータの
作用を示すフローチャートである。
【図6】リーダライタの送信信号及び各ICカードの返
信信号のタイミングチャートを示す図である。
【図7】図6のタイミングチャートの部分的詳細タイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
A乃至D…ICカード、RW…リーダライタ、10、1
00…マイクロコンピュータ、20、90…メモリ、3
0、110…変調回路、40、60…送受信アンテナ、
50、80…復調回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝口 昌宏 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式 会社デンソー内 (72)発明者 高橋 清志 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式 会社デンソー内 (72)発明者 平田 達也 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式 会社デンソー内 (72)発明者 伊達 滋 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 土橋 寿昇 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 西村 眞次 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 石藤 智昭 東京都国分寺市東恋ガ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所 中央研究所内 (72)発明者 吉野 亮三 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立製作所 汎用コンピュータ事業部内 (72)発明者 佐藤 博美 宮城県仙台市太白区郡山六丁目7番1号 株式会社トーキン内 (72)発明者 三浦 融 宮城県仙台市太白区郡山六丁目7番1号 株式会社トーキン内 (56)参考文献 特開 平10−222622(JP,A) 特開 平6−85871(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 17/00 G06K 19/07 H04L 13/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一のリーダライタ(RW)と複数のI
    Cカードとの間にてそのアンチコリジョン方式に基づき
    非接触式にて通信制御を行う非接触式ICカード通信シ
    ステムにおいて、 前記リーダライタに設けられて前記各アンチコリジョン
    方式のうち所定の種類の範囲のアンチコリジョン方式に
    対する識別を要求するアンチコリジョン方式識別要求手
    段(200、20、30、40)と、 前記各ICカードのうち互いに異なるアンチコリジョン
    方式を用いるICカード毎に設けられて、前記アンチコ
    リジョン方式識別要求手段の識別要求に応え、時を異に
    して自己のアンチコリジョン方式につき返信する各アン
    チコリジョン方式返信手段(320、90、60、11
    0)と、 前記リーダライタに設けられて前記各アンチコリジョン
    方式返信手段の返信に基づき、前記所定の種類の範囲内
    のアンチコリジョン方式毎のICカードの種別を識別要
    求するICカード種別識別要求手段(250、20、3
    0、40)と、 前記各ICカードのうち互いに異なるアンチコリジョン
    方式を用いるICカード毎に設けられて前記ICカード
    種別識別要求手段の種別識別要求に応え、自己の識別デ
    ータを返信する識別データ返信手段(350、60、9
    0、110)と、 前記リーダライタに設けられて、前記各識別データ返信
    手段の返信に基づき、ICカードの種別を識別するIC
    カード種別識別手段(250、20、30、40)とを
    備え、このICカード種別識別手段により識別されたI
    Cカードとの間にて前記制御通信を行うようにした非接
    触式ICカード通信システム。
  2. 【請求項2】 単一のリーダライタ(RW)と複数のI
    Cカードとの間にてそのアンチコリジョン方式に基づき
    非接触式にて通信制御を行う非接触式ICカード通信方
    法において、 前記リーダライタにより前記各アンチコリジョン方式の
    うち所定の種類の範囲内のアンチコリジョン方式に対す
    る識別を要求し、 前記各ICカードのうち互いに異なるアンチコリジョン
    方式を用いるICカード毎に、前記リーダライタの前記
    識別要求に応え、時を異にして自己のアンチコリジョン
    方式につき返信し、 前記リーダライタにより、前記ICカード毎の前記返信
    に基づき、前記所定の種類の範囲内のアンチコリジョン
    方式毎のICカードの種別を識別要求し、 前記各ICカードのうち互いに異なるアンチコリジョン
    方式を用いるICカード毎に、前記リーダライタの前記
    種別識別要求に応え、自己の識別データを返信し、 前記リーダライタにより、前記ICカード毎の前記識別
    データについての返信に基づき、ICカードの種別を識
    別し、その後、この識別ICカードとの間にて前記通信
    制御を行うようにした非接触式ICカード通信方法。
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