JP3239290U

JP3239290U - 一体型テープカッター

Info

Publication number: JP3239290U
Application number: JP2022002544U
Authority: JP
Inventors: 林建廷
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2021-08-09
Filing date: 2022-08-02
Publication date: 2022-10-03
Anticipated expiration: 2032-08-02
Also published as: TWM637083U; US20230038807A1; CN216711154U; DE202022104444U1; US12024388B2

Abstract

【課題】部材の紛失を避けられ、利便性が良く、コストを削減しながら安全性を向上させる一体型テープカッターを提供する。【解決手段】一体型テープカッター１は、テープ支持軸１１、テープ押さえ部１２、切断部１３、テープ支持部１４、側板１５、及び押さえ板１６を含む。上記全ての部材は、一体成型で、互いに任意の固定部材によって結合されていない。テープを前記側板の対向側から前記テープ支持軸の外側に巻き付き、前記テープ支持軸から離れるように前記テープによって前記押さえ板を押し開けることで、前記テープが前記押さえ板で押さえられて回転できなくなり、かつ脱落しないように脱落防止部１６１で制限され、そして、前記テープの末端を引いて前記テープ支持部と前記テープ押さえ部との間の隙間を通過させ、前記テープの非粘着面を前記テープ押さえ部に密着させ、前記切断部によって前記テープを切断する。【選択図】図１

Description

本考案は、テープカッターに関し、特に、一体型テープカッターに関する。

従来のテープカッターは、機能上又はコスト上の理由から様々な構造が開発されている。よく見られるテープカッターとしては、押さえ板及びテープ押さえ部を一体化したもの、又はテープ支持軸及びテープ押さえ部を一体化したものが挙げられる。しかしながら、それらのテープカッターにおいては、他の部材が依然として固定部材によって結合される。今まで全ての部材を一体化したテープカッターが開発されていなかった。

従来のテープカッターは、固定部材によって結合されるため、脱落し易い課題があり、機能性に影響を及ぼし、また、各部材を組み立てるため、部材の紛失、利便性が低い課題がある。

従来のテープカッターの課題を解決するために、本考案は、一体型テープカッターを提供する。本考案に係る一体型テープカッターは、テープ支持軸、テープ押さえ部、切断部、テープ支持部、側板、及び押さえ板を有する。前記全ての部材は、一体成型で、互いに任意の固定部材によって結合されていない。特に、押さえ板は、弾性を有し、かつ自然にテープ支持軸に密着するため、異なる厚さを有するテープに対応できる。本考案によれば、部材の紛失、利便性が低い等の従来のテープカッターの課題を解決することができる。

本考案に係る一体型テープカッターは、箱を密封する時にテープの押さえ及び切断に用いられる。本考案に係る一体型テープカッターの特徴は、テープ支持軸、テープ押さえ部、切断部、テープ支持部、側板、及び押さえ板を含み、前記テープ押さえ部は、押さえ面を有し、前記切断部は、前記テープ押さえ部の前記押さえ面の外側の適切な箇所に設けられ、かつ前記テープを切断するために用いられ、前記テープ支持部は、前記テープ支持軸と前記テープ押さえ部との間に両者と所定の間隔をあけるように設けられ、かつ、前記テープが巻き戻されず、前記テープの末端を前記テープ押さえ部の付近に位置するように前記テープを支持すし、前記側板は、前記テープ支持軸、前記テープ支持部、及び前記テープ押さえ部の一端を相互結合するために用いられ、前記押さえ板は、前記テープ支持軸との間の距離を調整できる弾性を有し、前記側板に連結されず、一端が前記テープ押さえ部の適切な箇所に結合され、もう一端が自然に前記テープ支持軸に密着させ、かつ前記側板の対向側に脱落防止部が設けられ、前記テープ支持軸、前記テープ押さえ部、前記切断部、前記テープ支持部、前記側板、及び前記押さえ板の全ては、一体成型で、互いに任意の固定部材によって結合されず、前記テープを前記側板の対向側から前記テープ支持軸の外側に巻き付き、前記テープ支持軸から離れるように前記テープによって前記押さえ板を押し開けることで、前記テープが前記押さえ板で押さえられて回転できなくなり、かつ脱落しないように前記脱落防止部で制限され、前記テープの末端を引いて前記テープ支持部と前記テープ押さえ部との間の隙間を通過させ、前記テープの非粘着面を前記テープ押さえ部に密着させ、前記切断部によって前記テープを切断することである。

好ましくは、前記押さえ面は、弧状面又は錐面である。

好ましくは、前記テープ支持部は、釣り針状である。

好ましくは、前記テープ支持軸には、外側に向う板バネが設けられる。

本考案によれば、テープカッター部材の紛失を避けられ、利便性が低い課題を解決し、一体成型によってコストを削減しながら安定性を向上させる。

本考案の実施例１の模式図である。本考案の実施例１の別の角度から見た模式図である。本考案の実施例１のさらに別の角度から模式図である。本考案の実施例１のテープを装着する状態を示すさらに別の角度から見た模式図である。

以下、図１～図４を開示しながら本考案の実施例について説明する。その説明は、本考案の一つの実施例に過ぎず、本考案を限定するものではない。

図１～図４に示すように、本考案の実施例１に係る一体型テープカッター１は、箱を密封する時にテープ２の押さえ及び切断に用いられる。

一体型テープカッター１の特徴は、テープ支持軸１１、テープ押さえ部１２、切断部１３、テープ支持部１４、側板１５、及び押さえ板１６を含み、前記テープ押さえ部１２は、押さえ面１２１を有し、前記切断部１３は、前記テープ押さえ部１２の前記押さえ面１２１の外側の適切な箇所に設けられ、前記テープ２を切断するために用いられ、前記テープ支持部１４は、前記テープ支持軸１１と前記テープ押さえ部１２との間に両者と所定の間隔をあけるように設けられ、かつ、前記テープ２が巻き戻されず、かつ前記テープの末端２１を前記テープ押さえ部１２の付近に位置するように前記テープ２を支持し、前記側板１５は、前記テープ支持軸１１、前記テープ支持部１４、及び前記テープ押さえ部１２の一端を相互結合するために用いられ、前記押さえ板１６は、前記テープ支持軸１１との間の距離を調整できる弾性を有し、前記側板１５に連結されず、一端が前記テープ押さえ部１２の適切な箇所に結合され、もう一端が自然に前記テープ支持軸１１に密着し、かつ、前記側板１５の対向側に脱落防止部１６１が設けられ、また、前記テープ支持軸１１、前記テープ押さえ部１２、前記切断部１３、前記テープ支持部１４、前記側板１５、及び前記押さえ板１６の全ては、一体成型で、互いに任意の固定部材によって結合されず、前記テープ２を前記側板１５の対向側から前記テープ支持軸１１の外側に巻き付き、前記テープ支持軸１１から離れるように前記テープ２によって前記押さえ板１６を押し開けることで、前記テープ２が前記押さえ板１６で押さえられて回転できなくなり、かつ脱落しないように前記脱落防止部１６１で制限され、前記テープの末端２１を引いて前記テープ支持部１４と前記テープ押さえ部１２との間の隙間を通過させ、前記テープ２の非粘着面を前記テープ押さえ部１２に密着させ、前記切断部１３によって前記テープ２を切断することができる。

本考案に係るテープカッターは、一体成型であるため、組み立てコストが一切ない。前記押さえ板１６は、それ自身の弾性を利用して自然に前記テープ支持軸１１に密着する。前記テープ２を置いた時に、前記押さえ板１６が自然に前記テープ２を押さえる。前記テープの末端２１を引いた時に、前記押さえ板１６の弾性により、前記押さえ板１６が前記テープ２によって押し開け、そして前記テープ２が前記押さえ板１６によって押さえられるため、前記テープ２をスムーズに引くことができる。

また、前記押さえ板１６は、前記テープ２の回転に対応してテープ２を効果的に押さえることができる。テープ２を切断する場合、前記テープ２が前記押さえ板１６で押さえられて回転できなくなり、かつ脱落しないように前記脱落防止部１６１によって前記テープ支持軸１１の外側に制限される。

図１に示すように、本考案の実施例１に係る前記押さえ面１２１は、弧状面である。テープ２を引いて物品に貼る途中に、テープ２は前記押さえ面１２１で押さられるためにより容易に物品に貼ることができ、かつ、よりスムーズに引き出されることができる。本実施例の前記押さえ面１２１は、主に前記テープ２を押さえて前記テープ２を物品に貼て、かつテープ２と物品との密着性を高めるために用いられる。そのため、前記押さえ面１２１は、前記目的を達成できる形状、例えば錐面等の形状を有すればよい。

図３に示すように、本考案の実施例１に係る前記テープ支持部１４は、釣り針状である。前記テープ２が前記切断部１３によって切断された後、前記テープ２及び前記テープ支持部１４が釣り針状の末端で接触するため、最小限の接触面で前記テープ２を支持することができる。本実施例の前記テープ支持部１４は、前記テープ押さえ部１２に近い一端が長く、前記テープ支持軸１１に近い一端が短い釣り針状である。実際に使用する場合に、前記テープ支持部１４と前記テープ押さえ部１２との隙間は、前記テープ２がスムーズに通過して引き出される最小距離に制御される。好ましくは、前記テープ２が前記切断部１３によって切断された後、釣り針状の短い一端が予備用であり、前記テープ２及び前記テープ支持部１４が釣り針状の長い一端のみで接触する。一般的には、前記テープ２が走行する時に前記テープ支持部１４と接触しない。

図４に示すように、本考案の実施例１の前記テープ支持軸１１には、外側に向う板バネ１１１が設けられる。前記板バネ１１１は、異なる内径を有する前記テープ２に対応し、前記テープ２と前記テープ支持軸１１との固定力を高めることができる。本実施例の前記板バネ１１１は、前記テープ支持軸１１に、外側の適切な方向に向いて方形の部材が設けられたものである。前記方形の部材は、前記テープ支持軸と一体化にしてもよい。また、前記板バネ１１１は、別の部材として前記テープ支持軸１１に結合されてもよい。

上記内容は、本考案の好ましい実施例に過ぎず、当業者が実用新案登録請求の範囲及び上記の内容に基づいて、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。その変更は、本考案に含まれるべきである。

１一体型テープカッター
１１テープ支持軸
１１１板バネ
１２テープ押さえ部
１２１押さえ面
１３切断部
１４テープ支持部
１５側板
１６押さえ板
１６１脱落防止部
２テープ
２１テープの末端

Claims

箱を密封する時にテープの押さえ及び切断に用いられる一体型テープカッターであって、
テープ支持軸、テープ押さえ部、切断部、テープ支持部、側板、及び押さえ板を含み、
前記テープ押さえ部は、押さえ面を有し、
前記切断部は、前記テープ押さえ部の前記押さえ面の外側に設けられ、かつ、前記テープを切断するために用いられ、
前記テープ支持部は、前記テープ支持軸と前記テープ押さえ部との間に両者と所定の間隔をあけるように設けられ、かつ、前記テープが巻き戻されず、前記テープの末端を前記テープ押さえ部の付近に位置するように前記テープを支持し、
前記側板は、前記テープ支持軸、前記テープ支持部、及び前記テープ押さえ部の一端を相互結合するために用いられ、
前記押さえ板は、前記テープ支持軸との間の距離を調整できる弾性を有し、前記側板に連結されず、一端が前記テープ押さえ部に結合され、もう一端が自然に前記テープ支持軸に密着し、かつ、前記側板の対向側に脱落防止部が設けられ、
前記テープ支持軸、前記テープ押さえ部、前記切断部、前記テープ支持部、前記側板、及び前記押さえ板の全ては、一体成型で、互いに任意の固定部材によって結合されず、
前記テープを前記側板の対向側から前記テープ支持軸の外側に巻き付き、前記テープ支持軸から離れるように前記テープによって前記押さえ板を押し開けることで、前記テープが前記押さえ板で押さえられて回転できなくなり、かつ脱落しないように前記脱落防止部で制限され、
前記テープの末端を引いて前記テープ支持部と前記テープ押さえ部との間の隙間を通過させ、前記テープの非粘着面を前記テープ押さえ部に密着させ、前記切断部によって前記テープを切断することを特徴とする、
一体型テープカッター。
前記押さえ面は、弧状面又は錐面であることを特徴とする、
請求項１に記載の一体型テープカッター。
前記テープ支持部は、釣り針状であることを特徴とする、
請求項１に記載の一体型テープカッター。
前記テープ支持軸には、外側に向う板バネが設けられることを特徴とする、
請求項１に記載の一体型テープカッター。