JP3238890U - 紙製陳列什器 - Google Patents
紙製陳列什器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3238890U JP3238890U JP2022002166U JP2022002166U JP3238890U JP 3238890 U JP3238890 U JP 3238890U JP 2022002166 U JP2022002166 U JP 2022002166U JP 2022002166 U JP2022002166 U JP 2022002166U JP 3238890 U JP3238890 U JP 3238890U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base plate
- engaging portion
- holder
- insertion hole
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 25
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 25
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Display Racks (AREA)
Abstract
【課題】予め保持具をベース板にセットしておくことにより、簡単に組み立てることができる、紙製陳列什器を提供する。【解決手段】商品を保持する二つ折り可能な紙製の保持具1と、複数の保持具1が取り付けられる紙製のベース板2とを備え、挿通孔3の左右両側に、ベース板2の一部を残して切り欠いた横押え部20が設けられ、挿通孔3の下側に、ベース板2の一部を残して切り欠いた下押え部21が設けられ、保持具1の基端側に、ベース板2を挟んで相対する前係合部6と後係合部7とが設けられる。開いた状態の保持具1の後係合部7を挿通可能とする下スリット23が挿通孔3の下縁に沿ってベース板2に形成され、後係合部7が下スリット23に挿通されたとき、前係合部6が横押え部20と下押え部21により挟まれて、開いた状態の保持具1がベース板2に保持される。【選択図】図10
Description
実用新案法第11条において準用する特許法第30条第2項適用申請有り 2022年4月22日に株式会社ハバクリエーション、株式会社ファンケル、クオレ株式会社 2022年5月11日に株式会社ハバクリエーション、貝印株式会社 2022年5月12日に株式会社ハバクリエーション、サンスター株式会社 2022年5月13日に株式会社ハバクリエーション、エステー株式会社、クオレ株式会社 2022年5月18日に株式会社エンジニア 2022年5月19日に株式会社ハバクリエーション、銀座ステファニー化粧品株式会社、株式会社マンダム 2022年5月20日に株式会社ハバクリエーション、ハウスウェルネスフーズ株式会社 2022年5月24日に株式会社ハバクリエーション、ガルデルマ株式会社 2022年6月2日に株式会社ハバクリエーション、常盤薬品工業株式会社 2022年6月10日に株式会社ハバクリエーション、貝印株式会社、株式会社マンダム にて商談のため公開
本考案は、商品を吊下げたり、載置したりする保持具を備えた紙製陳列什器に関する。
店舗のディスプレイにおいて、商品をフックに掛けて陳列する陳列什器が用いられる。ここで、地球温暖化や海洋汚染などの環境問題の観点から、陳列什器においても、環境に配慮して紙製のフックなどが使用されるようになっている。例えば、特許文献1に記載の陳列什器では、二つ折りされた紙製のフックが紙製のベース板に形成された台形と長方形を上下に組み合わせた貫通孔に挿入され、フックに形成された第1~第3の係合部がベース板にそれぞれ係合されて、フックがベース板に取り付けられる。
上記の陳列什器では、二つ折りされたフックの各係合部がベース板に引っ掛かることにより、フックが前方に突き出た状態でベース板に保持される。この場合、開いた状態のフックを二つ折りした後に、ベース板の貫通孔に挿入して、陳列什器が組み立てられる。そのため、組み立てる直前までフックとベース板とは別々に取り扱われ、管理が面倒であり、また現場で組み立てるときには、複数のフックを取り付けなければならず、非常に手間がかかる。
本考案は、上記に鑑み、予めフック等の保持具をベース板にセットしておくことにより、簡単に組み立てることができる紙製陳列什器の提供を目的とする。
本考案の紙製陳列什器は、商品を保持する二つ折り可能な紙製の保持具と、複数の保持具が取り付けられる紙製のベース板とを備え、保持具の基端側がベース板に形成された挿通孔に挿入され、二つ折りされた保持具が前方に突き出るようにベース板に取り付けられるものである。挿通孔の左右両側に、ベース板の一部を残して切り欠いた横押え部が設けられ、挿通孔の下側に、ベース板の一部を残して切り欠いた下押え部が設けられ、保持具の基端側に、ベース板を挟んで相対する前係合部と後係合部とが設けられ、前係合部は下押え部の前面に当接し、後係合部は挿通孔から後方に突き出て、挿通孔の上側のベース板の後面に当接し、横押え部が後係合部の左右に当接する。これにより、保持具が三方から支持されることになり、保持具をしっかりとベース板に取り付けることができる。
そして、開いた状態の保持具の後係合部を挿通可能とする下スリットが挿通孔の下縁に沿ってベース板に形成され、後係合部が下スリットに挿通されたとき、前係合部が横押え部と下押え部により挟まれて、開いた状態の保持具がベース板に保持される。これにより、保持具がベース板にセットされ、保持具とベース板とがばらばらにならず、一体的に取り扱える。
本考案によると、複数の保持具を予めベース板にセットしておくことができるので、設置場所において容易に陳列什器を組み立てることができる。そして、ベース板に取り付けられた保持具は前後左右から支持されるので、商品を陳列しても安定的に保持することができる。
本実施形態の紙製陳列什器は、図1~3に示すように、商品を保持する二つ折り可能な紙製の保持具1と、複数の保持具1が取り付けられる紙製のベース板2とを備えたものであり、保持具1の基端側がベース板2に形成された挿通孔3に挿入され、二つ折りされた保持具1が前方に突き出るようにベース板2に取り付けられる。
図4に示すように、フックとして機能する保持具1は、複数の紙を貼り合わせて略T字状に抜き加工して形成されたものであり、縦方向に延びる保持具1の先端側が商品を吊下げたり載置したりして保持するための支持部4とされる。支持部4の先端に、吊下げた商品が落ちないようにする落下防止部5が上向きに設けられる。保持具1の基端側に、ベース板2を挟んで相対する前係合部6と後係合部7とが設けられる。保持具1の表面側がハーフカットされて、折り曲げ線8が形成され、図4に示す開いた状態から保持具1は二つ折り可能とされ、図5に示すように、保持具1は山折りされる。
前係合部6および後係合部7は、折り曲げ線8を挟んで左右方向の両側に突出するように形成される。前係合部6の左右方向の幅は後係合部7の左右方向の幅よりも大とされ、前係合部6の前後方向の長さも後係合部7の前後方向の長さよりも大とされ、後述するように、前係合部6は摘まみやすい大きさおよび形状とされている。前係合部6と後係合部7との間に、下溝9が左右両側に形成される。前係合部6の左右方向の中央に貫通孔10が折り曲げ線8を挟んで左右対称に形成され、保持具1を二つ折りしたとき、貫通孔10は下溝9に対向する上溝11となる。そして、下溝9の前縁12と上溝11の後縁13とは平行とされる。
段ボール製あるいは複数の紙を貼り合わせた厚紙製のベース板2は、図6に示すように、吊下げタイプとされ、複数の挿通孔3が形成される。挿通孔3の左右両側に、ベース板2の一部を残して切り欠いた横押え部20が設けられ、挿通孔3の下側に、ベース板2の一部を残して切り欠いた下押え部21が設けられる。
ベース板2に、左右方向に延びた上スリット22および下スリット23が形成され、上スリット22は、下方向に少し湾曲するように形成され、左右の端部22aが斜め下に向かって延びている。下スリット23は、コの字状に切り欠かれ、左右両端が下方向に向かって延びている。下スリット23の左右方向の幅は、後係合部7の左右方向の幅以上、前係合部6の左右方向の幅未満とされる。これにより、山折りされていない開いた状態の保持具1をベース板2に差し込んで取り付けることができる。
挿通孔3は、上スリット22と下スリット23との間で左右方向の中央が開口されて形成される。左右一対の横押え部20は、上スリット22、下スリット23および挿通孔3により三方が切り欠かれた横向きの舌片状に形成され、起伏可能とされる。下押え部21は、下スリット23により上向きの舌片状に形成され、起伏可能とされる。下押え部21の左右方向の中央に、上側に突出した凸部24が形成される。そして、各スリット22,23の両端に斜め下方向や下方向に切り込みを入れることにより、各押え部20,21は起伏しやすくなる。
本陳列什器では、ベース板2の下スリット23に開いた状態の保持具1を差し込むことにより、保持具1がベース板2から外れないように保持され、複数の保持具1をベース板2にセットしておくことができる。この後、開いた状態の保持具1を摘まんで二つ折りすることにより、保持具1が山折りされて、前方に突き出た状態でベース板2に取り付けられる。
まず、開いた状態の保持具1の基端側を前側から下スリット23に挿入する。保持具1の後係合部7が下スリット23を通り抜けて後方に突き出る。前係合部6は下スリット23を通り抜けることができず、ベース板2の前面に当接する。ここで、保持具1の先端側を持ち上げると、保持具1の下溝9が下スリット23に沿って下がり、保持具1は下溝9を支点にして立ち上がり、ベース板2に近づく。図7に示すように、ベース板2に挿通された保持具1はベース板2に沿った状態で保持される。このとき、図8に示すように、後係合部7が下押え部21と横押え部20とに挟み付けられ、保持具1がベース板2に取り付けられる。
この状態からさらに保持具1押し下げると、図9,10に示すように、保持具1の下溝9が下スリット23の左右両端に嵌まり、前係合部6が下押え部21の上縁に当接して、セットが完了する。このとき、後係合部7は下押え部21の後面に当接し、前係合部6が横押え部20の前面に当接して、保持具1の基端側が下押え部21と横押え部20とに挟み付けられる。保持具1を引っ張り上げても、下溝9が横押え部20の下縁、すなわち下スリット23の縁に引っ掛かり、保持具1は抜け出さない。これにより、保持具1が外れないようにベース板2に保持されるので、複数の保持具1をベース板2にセットすることができる。このようにセットされた陳列什器において、保持具1とベース板2を一緒に保管したり、運搬したりすることができ、組立前の陳列什器の取り扱いを容易に行うことができる。なお、開いた状態の保持具1として、少しだけ山折りしておくことが後の作業上好ましい。
次に、セットされた陳列什器を組み立てるとき、開いた状態の保持具1を少し持ち上げると、保持具1は前側に少し傾き、下溝9が下押え部21の上縁に引っ掛かり、前係合部6が下押え部21よりも上方に位置する。このとき、後係合部7は左右の横押え部20と下押え部21の凸部24により挟まれて押さえ付けられ、保持具1は少し傾いた状態で保持される。
そして、前係合部6の左右両側を摘まんで保持具1を二つ折りすると、下溝9が下押え部21の上縁に沿ってスライドし、上溝11が挿通孔3の上縁に当接し、保持具1が前方に突き出た状態になる。このとき、後係合部7は横押え部20により左右両側から挟まれるように押さえられ、保持具1はベース板2から外れないように取り付けられる。このように、セットされた陳列什器を簡単に組み立てることができる。
前方に突き出た保持具1に商品を吊り下げると、保持具1に荷重がかかって、保持具1の先端側が下がるが、下溝9の前縁12と上溝11の後縁13とは平行になっているので、前係合部6が下押え部21の前面に当接し、後係合部7が挿通孔3よりも上方のベース板2の後面に当接する。したがって、保持具1は、上下方向や左右方向にがたつくことなく、しっかりとベース板2に保持される。ここで、ベース板2に当接する下溝9の前縁12および上溝11の後縁13の長さを任意に設定することにより、前方に突き出る保持具1の傾斜角度を調整することができる。
この陳列什器を他の場所に運ぶ、片付けるといったとき、前係合部6を左右に広げると、保持具1は開いた状態になり、簡単にセット時の状態に戻すことができる。
なお、本考案は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。上記の陳列什器は、吊下げタイプであるが、床、棚、テーブルなどに載置するフロアタイプとしてもよい。さらに、左右方向に並んだ複数の保持具1の上に商品を載せるディスプレイ什器として使用してもよい。
1 保持具
2 ベース板
3 挿通孔
6 前係合部
7 後係合部
9 下溝
10 貫通孔
11 上溝
20 横押え部
21 下押え部
22 上スリット
23 下スリット
24 凸部
2 ベース板
3 挿通孔
6 前係合部
7 後係合部
9 下溝
10 貫通孔
11 上溝
20 横押え部
21 下押え部
22 上スリット
23 下スリット
24 凸部
Claims (4)
- 商品を保持する二つ折り可能な紙製の保持具と、複数の保持具が取り付けられる紙製のベース板とを備え、保持具の基端側がベース板に形成された挿通孔に挿入され、二つ折りされた保持具が前方に突き出るようにベース板に取り付けられる紙製陳列什器であって、
挿通孔の左右両側に、ベース板の一部を残して切り欠いた横押え部が設けられ、挿通孔の下側に、ベース板の一部を残して切り欠いた下押え部が設けられ、保持具の基端側に、ベース板を挟んで相対する前係合部と後係合部とが設けられ、前係合部は下押え部の前面に当接し、後係合部は挿通孔から後方に突き出て、挿通孔の上側のベース板の後面に当接し、横押え部が後係合部の左右に当接し、
開いた状態の保持具の後係合部を挿通可能とする下スリットが挿通孔の下縁に沿ってベース板に形成され、後係合部が下スリットに挿通されたとき、前係合部が横押え部と下押え部により挟まれて、開いた状態の保持具がベース板に保持されることを特徴とする紙製陳列什器。 - ベース板に、左右方向に延びた上スリットおよび下スリットが形成され、上スリットと下スリットとの間で左右方向の中央が開口されて挿通孔とされ、左右一対の横押え部が上スリット、下スリットおよび挿通孔により三方が切り欠かれた舌片状に形成され、下押え部は、下スリットがコの字状に切り欠かれることにより形成されたことを特徴とする請求項1記載の紙製陳列什器。
- 下スリットの左右方向の中央に上側に突出した凸部が形成され、上スリットの左右の端部が斜め下に向かって形成されたことを特徴とする請求項2記載の紙製陳列什器。
- 下スリットの左右方向の幅は、後係合部の左右方向の幅以上、前係合部の左右方向の幅未満とされたことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の紙製陳列什器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022002166U JP3238890U (ja) | 2022-06-30 | 2022-06-30 | 紙製陳列什器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022002166U JP3238890U (ja) | 2022-06-30 | 2022-06-30 | 紙製陳列什器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3238890U true JP3238890U (ja) | 2022-08-26 |
Family
ID=82932842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022002166U Active JP3238890U (ja) | 2022-06-30 | 2022-06-30 | 紙製陳列什器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3238890U (ja) |
-
2022
- 2022-06-30 JP JP2022002166U patent/JP3238890U/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3409260A (en) | Hanger for perforated panels | |
EP1808102A1 (en) | Merchandise display implement | |
JP3238890U (ja) | 紙製陳列什器 | |
JP3216799U (ja) | 包装箱 | |
JP6307477B2 (ja) | 表示基台 | |
JP2018007816A (ja) | 折畳式陳列具 | |
JP3124883U (ja) | 組立式展示用物立作成用のシート状材料とそれを用いて組み立てられる展示用物立 | |
JP5964761B2 (ja) | 簡易組み立て棚 | |
JP2020065844A (ja) | ブックエンド | |
JP2008207525A (ja) | シート押え付見出し部を有するファイル | |
JP2000181353A (ja) | 表示具 | |
JP2018079939A (ja) | 観賞用部付箱体 | |
JP2007117162A (ja) | 挟持片と該挟持片を用いた展示用ボード | |
JP3200949U (ja) | 導光板フレーム及びシート体 | |
JP3166302U (ja) | 商品陳列容器 | |
JP4698758B1 (ja) | 留め具 | |
JP4924461B2 (ja) | 作品展示台 | |
JPH0453721Y2 (ja) | ||
JP3130922U (ja) | 卓上カレンダー | |
JP2023017139A (ja) | 背面板および吊り下げ具 | |
JP6409455B2 (ja) | 収納箱 | |
JP3205660U (ja) | 紙葉の台紙への綴込み構造 | |
JPS6034198Y2 (ja) | 宣伝広告媒体の陳列用組立スタンド | |
JP3151494U (ja) | 箱の紙製トレー | |
JP3010042U (ja) | ディスプレイ用台紙 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20220630 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3238890 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |