JP3238723B2 - ボタン電話システム制御装置のインタフェース装置およびその使用方法 - Google Patents

ボタン電話システム制御装置のインタフェース装置およびその使用方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話交換システムに関
し、特に、電話局ポートにおける種々の構成の関連局装
置に対して電話交換制御装置ユニットをインタフェース
する操作に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電話交換制御装置、例えば押しボ
タン電話システム制御装置又は構内交換機(PBX)
は、今日利用可能な機能的に強化されたいわゆるチップ
・アンド・リング(ダイヤル)式端末装置(以下TR装
置と略称)と押しボタン式端末装置(以下ボタン装置と
略称)との両方を同時に一つの個別インタフェースポー
トに接続するような構成に対して完全には対応できてい
ない。
【0003】本明細書中においては、用語「ボタン装
置」及び「TR装置」はこれら技術用語の現代的解釈に
応じて用いてある。すなわち、ボタン装置は、これら装
置において行われる作動及び、又はこれら装置が行うべ
き作動に関して制御装置と通信するために特殊デジタル
メッセージプロトコルを用いる多重機能電話端末装置又
は端末装置形付属装置を意味するものとする。
【0004】TR装置は、周知のチップ・アンド・リン
グ式端末接続装置を意味し、回転ダイヤル形及び多重周
波数信号形の両方を含む標準形の家庭用電話機、留守電
話応答装置、ファクシミリ(FAX)装置、及びモデム
を含むがこれに限らない。
【0005】市販の一連の電話システムでは、その不適
合性にも拘らず、単一ポートへの接続構成においてボタ
ン電話装置とTR装置との両方を受け付けるものもあ
る。しかし、この構成では、ボタン装置のみが完全作動
するように制御され、TR装置には制御装置から警報が
送られない。更に、この構成では、接続されたTR装置
はコールを行うことも必要機能を作動させることもでき
ない。その上、接続されたボタン装置とTR装置とが共
有する音声帯域通信媒体へのアクセスを制御する方法が
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、このシス
テムには多くの一般的な使用状況において顕著な欠点が
ある。例えば、機能性を強化した電話機を必要とする特
定ポートに回送されるコールに対し留守電話応答装置に
よって対応する場合に、追加ポート又は特殊アダプタを
用いる必要がある。同様に、ボタン装置にモデムを接続
して用いる場合には、コールをボタン装置から手動で行
う必要がある。
【0007】又、この構成では、モデムにおいて入出力
されるデータが、ボタン装置から送信される音声情報に
よって壊される可能性が潜在する。更に、この従来技術
では、いかなる構成においてもパルス(ロータリ)形式
のダイヤル作動をTR装置のものと区別して認識するこ
とができない欠点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様によれ
ば、同一の局ポートに接続された少なくとも一つのボタ
ン装置と少なくとも一つのTR装置とを作動させるため
のボタン電話システム制御装置の少なくとも一つの局ポ
ートに、本発明に独特の装置を設けることによって、い
かなる特殊外部回路やアダプタをも用いることなく、従
来技術によるボタン電話システム制御装置の問題点を克
服解決することができる。
【0009】更に、この独特な装置によって、同一の局
ポートに接続された少なくとも一つのボタン装置と少な
くとも一つのTR装置との内の一方を、他方に不必要な
影響を与えることなく作動させることが可能である。
【0010】従来技術と異なり、本発明による独特なボ
タン電話システム制御装置は、局ポートに接続されてい
るTR装置のみを呼び出すか、局ポートに接続されてい
るボタン装置のみを呼び出すか、局ポートに接続されて
いるTR装置とボタン装置との両方を同時に呼び出すか
を決定する装置を有する。したがって、本装置において
は、以前には得られなかったような機能をユーザに提供
することができる。
【0011】これらの特徴機能としては、外部条件に関
連して特定の端末の呼出が可能;コールを転送先へ直接
転送できる;同一局ポートに接続された他の端末装置を
呼び出すことができる;着信について個々の内線ごとに
呼出音発生可能な多数内線方式(MEWPRIC)の採
用が可能、すなわち同じ単一局ポートを共有するTR装
置とボタン装置とが異なる末端アドレスの割当を受ける
パーティライン形式の採用;ボタン装置によるTR装置
通話への割り込み防止;呼出音発生の時間的位相調整に
より多数ユーザへのサービスが可能;及びファクシミリ
のトラブル表示;を挙げることができる。
【0012】本発明の一実施態様における構成例として
は、局ポートに、第1の一対の導線、すなわちTR対線
にTRループ電力を供給しTR呼出電圧(呼出信号)を
制御して供給するための装置を有する。加えて、これら
第1の一対の導線上において音声帯域情報を送受信する
ための送受信装置(トランシーバ)と、第1の一対の導
線から少なくとも予め定められた量のループ電流が供給
されたことを検知するセンサとが、制御装置と局ポート
とのインタフェースに組み込まれている。
【0013】局ポートインタフェースには更に、第2の
一対の導線、すなわち「業務対線」上で双方向に監視及
び制御信号を伝送するための装置を有する。別の好まし
い実施態様においては、ボタン装置に用いられる作動用
電力が第2の一対の導線に供給される。
【0014】したがって、このような局ポートインタフ
ェースを備えたボタン電話システム制御装置は、同一の
局ポートに同時に接続された少なくとも一つのボタン装
置、少なくとも一つのTR装置、又は少なくとも一つの
ボタン装置と少なくとも一つのTR装置との両方、をイ
ンタフェースして完全に作動させることが、いかなる特
殊外部回路やアダプタをも用いることなく、可能となる
のである。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例について図面を用いて
説明する。図1は、本発明の実施態様である局ポート1
03−1から103−Nまで(符号103で代表表示)
を有するボタン電話システム制御装置101を示す。本
発明の態様ではない他の局ポート(図示しない)につい
はボタン電話システム制御装置101には組み込んでい
ない。説明の都合上、これらの局ポート103は機能的
に互いに同一であるものとする。
【0016】従来技術と異なり、本発明によれば、局ポ
ート103は各々、同一局ポートに接続されたボタン装
置とTR装置とについて、少なくとも一つの、相互適応
性あるボタン装置を、又は少なくとも一つのTR装置
を、又は少なくとも一つのボタン装置と一つ以上のTR
装置とを同時に、作動させることができ、しかも特殊回
路やアダプタが不要であるという従来得られなかった特
徴をユーザに提供できる。呼び出すかを決定する装置を
有する。したがって、本装置においては、以前には得ら
れなかったような特徴をユーザに提供することができ
る。
【0017】この局ポート103と互換性のあるインタ
フェースを有するボタン装置インタフェースが、本発明
出願と同時に出願された米国特許出願第546,323
号 に述べられている。
【0018】ボタン電話システム制御装置101の局ポ
ート103のいくつかは、本発明の態様に示すように、
局装置に接続されている。局ポート103−1は、TR
装置105に接続されている。局ポート103−2は、
ボタン装置107に接続されている。同様に、局ポート
103−3は、通常のY形電話ジャックである接続(ブ
リッジ)アダプタ(BA)113を経てTR装置109
及びボタン装置111に接続されている。
【0019】接続アダプタはボタン電話システム制御装
置101又はボタン装置に直接組み込んでもよく、ここ
では明確に説明するために別個に示してあるだけであ
る。代わりに、接続アダプタを省略して、TR装置10
9とボタン装置111との間を直接に並行接続してもよ
い。
【0020】直接局選択装置(DSS)115はボタン
装置用強化インタフェースユニットで、オプションの接
続アダプタ117を経てボタン電話システム制御装置1
01に局ポート103−Nにおいて接続され同制御装置
によって制御される。オプションの接続アダプタ117
を用いた場合、TR装置(例えばTR電話機)119も
直接局選択装置と並列に接続可能である。
【0021】本図では、オプションの直接局選択装置1
21および123が、直接局選択装置115に縦続接続
されている。又更に、付属としてボタン装置125が、
直接局選択装置115を経て接続されている。本発明の
範囲内で種々の装置の組み合せや局ポートの割当を含む
多数の構成が可能である。
【0022】ボタン電話システム制御装置101の全体
作動調整は、必要な制御機能のすべてを受け持つプログ
ラム可能制御装置127が行う。これらの制御機能は、
次の機能を含むがこれに限定されない。すなわち、局ポ
ート装置がとった行動への応答、ボタン電話システム制
御装置101を経て送信されたコールのセットアップ、
種々のトーンの適用制御、及びどの局ポートに警報を出
すべきか及び警報についてどの方法を用いるかの決定で
ある。ボタン電話システムにおけるプログラム可能制御
は周知で、一般にマイクロプロセッサに基本を置いてい
る。
【0023】中央局線ポート129−1〜129−M
は、公衆交換電話網においてコールを行う際の、ボタン
電話システム制御装置101の中央局とのインタフェー
スを行う。このような局線ポートは技術的に周知であ
る。外部インタフェースは種々の形態が可能で、中央局
線ポート129はその一例に過ぎない。
【0024】局ポートインタフェース200の好ましい
実施例においては、図2に示すように、ボタン電話シス
テム制御装置101の局ポート103(図1)は各々、
接続されるへの電力及び通信伝送用に、少なくとも4本
の導線を用いる。簡単にいえば、第1の一対の導線であ
るTR対線201は、呼出信号、呼出ループ電力、及び
音声帯域通信を搬送するのに用いられる。なお、これら
の信号の全てを必ずしも同時に搬送する必要はない。
【0025】 第2の一対の導線である業務対線203
は、双方向の監視及び制御信号の搬送に用いられる。本
実施例においては、非TR装置用の作動電力も業務対線
203によって供給される。この場合も、これらの信号
の全てを必ずしも同時に搬送する必要はない。更に、ボ
タン電話システム制御装置101は、音声帯域通信の目
的でのボタン装置による局ポートにおけるTR対線20
1へのアクセスを特殊監視制御メッセージを用いて制御
する。これらのメッセージは、データ送受信装置207
の伝送データ入力端末に供給され、最終的に業務対線2
03を経てボタン装置に伝送される。必ずしも必要ない
が、局ポートインターフェース200は、少なくとも一
つのTR装置及び少なくとも一つのボタン装置によりボ
タン電話システム制御装置101に伝送された全ての信
号を同時に受信する。
【0026】その他の、例えば一対とか三対とかの適用
例も、それらが少なくとも一つのボタン装置を、又は少
なくとも一つのTR装置を、又は少なくとも一つのボタ
ン装置と一つ以上のTR装置とを同時に、作動させるこ
とができるのであれば、明らかに本発明の範囲内にあ
る。
【0027】更に詳しく説明すると、図2に、電池給
電、過電圧防止、呼出信号送信、監視、コーデック(符
復号器)、ハイブリッド、及び試験回路(技術的にボル
シュト(BORSCHT)回路として知られている)2
09が設けられ、TR装置を作動させるのに必要なTR
呼出信号を供給し検知する。コーデック機能は、空間分
割交換には不要で、過電圧防止及び試験機能はオプショ
ンである。
【0028】同図で更に詳しく説明すると、ボルシュト
(BORSCHT)回路209には音声帯域トランシー
バ211、音声電池給電装置213、及び呼出信号生成
装置215が組み込まれており、これらはボタン電話シ
ステム制御装置101(図1)によって制御される。ボ
ルシュト(BORSCHT)回路は技術的に周知であ
る。本実施例においては、ボルシュト(BORSCH
T)回路が必要とする作動用電力はボタン電話システム
制御装置101が供給する。
【0029】作動用電力は次のものを含むがこれに限定
されない。すなわち、+5V(導線217)、接地(G
ND)(導線219)、−5V(導線221)、−48
V(導線223)、及び−200V(導線225)であ
る。ボタン装置に送信される音声帯域信号は、音声送信
入力227に供給される。
【0030】 更に、導線229の「接続切断」信号に
よって、ボタン電話システム制御装置101(図1)
が、音声電池給電装置213による、TR対線201に
対するループ電流の接続及び遮断の制御を行う。これに
よって、ボタン電話システム制御装置101がTR装置
への遠隔遮断信号の生成及び供給が可能となる。各局ポ
ート103におけるTR対線201への呼出信号の投入
は、ボタン電話システム制御装置101から供給される
呼出オン信号231によって個々に制御される。
【0031】インタフェース200に取り付けられた局
端末装置から送信された、多周波信号音を含む音声帯域
通信は、「音声受信」出力信号233上でボタン電話シ
ステム制御装置101(図1)へ、ボルシュト回路20
9によって供給される。局ポート103におけるコール
の状態によって、この信号は、ボタン電話システム制御
装置101内で別の局ポート103に切り換えてもよい
し、多周波数トーン検出装置に供給してトーンに含まれ
ている信号情報を抽出と、押しボタンの押し順の復号化
を行ってもよい。このように、TR対線201は、TR
装置における警報と、ボタン装置又はTR装置による音
声帯域通信との両方に用いられる。
【0032】ボルシュト回路209は、局ポート103
(図1)の各々についての監視機能を行い、その出力信
号DPを導線235を経てボタン電話システム制御装置
101に送る。これによって、少なくとも予め定めた最
小ループ電流値がボルシュト回路209からTR対線2
01によって引き出されていることが表示される。イン
タフェース200に取り付けられた各ボタン装置は、予
め定められた最大電流値をTR対線201から引き出す
ことができる。ボタン装置によって引き出される、予め
定めた最大電流値の例は、7mAである。
【0033】同様に、インタフェース200に取り付け
られたTR装置は、オン・フックの状態では電流を取ら
ず、オフ・フックの状態では、TR対線201から予め
定めた最小ループ電流を引き出す。TR装置は、インタ
フェース200と完全に適合性を有するボタン装置より
も多くのループ電流を取る。もしインタフェース200
が検出する予め定めた最小電流が、ボタン装置が取る予
め定めた最大値よりも低く設定されたとすると、ボタン
装置がループ電流を引き出したとき導線235上の出力
DPが間違っていたことになる。TR装置がオフ・フッ
クの状態でTR対線201から引き出す電流のみを検出
することが重要である。ボタン装置がTR対線201か
ら引き出す電流量は検出すべきではない。
【0034】これは、TR対線201から引き出される
電流がただ一つの局ポート103に接続されたボタン装
置が引き出す最大電流より大きいときにのみ出力信号D
Pを出すことによって実現される。本発明に基づき、適
当な電流値を選んで実施した場合に、導線節点235上
の出力信号DPの状態をモニターすることによって、ボ
タン電話システム制御装置101においてTRパルス信
号(スイッチフック状態及び回転しきダイヤル)を検出
できる。電流値の例は10mAである。
【0035】データトランシーバ207とコンデンサ2
37とによって、ボタン電話システム制御装置101
(図1)からのデータが業務対線203と双方向に結合
される。使用するデータ信号送信方法の取り決めは、通
信を行う遠隔ボタン装置の、対応データトランシーバが
用いているものと適合しなければならない。本実施例に
おいては、データパケットがいわゆるピンポン風に送信
される。
【0036】更に、各データパケットは、24ビットか
らなり、最初の16ビットは監視制御メッセージを含む
実際の情報であり、最後の8ビットは、最初の16ビッ
トの情報に基づいて予め定めた方法で計算した検査合計
である。16ビットのメッセージは各々一つだけ検査合
計が作られる。データパケットは、それに含まれる8ビ
ットの検査合計がパケットの情報の16ビットに対応す
る場合に有効である。
【0037】16ビット各々のパターンは、コマンド、
状態表示部、又はその他の情報で、機能性強化のために
ボタン電話システム制御装置101とボタン装置との間
で搬送することが定められている必要情報からなるよう
に、予め定義されている。一つの例として、パケット0
00000000000010100010100は、
ボタン装置が予め定めた警報音を出すべきであることを
表示している。このようなメッセージの情報は、技術的
に周知である。この例に用いたデータ信号は、米国特許
第4,454,383に開示されているものと一致する。
もちろん、その他の信号方法もメッセージを載せられる
ものであれば、その使用も妨げるものではない。
【0038】本発明の一態様によれば、予め定めた監視
制御メッセージの組み合せの一つは、ボタン装置に警報
を送るメッセージである。更に又、TR対線201の状
態又はそこに現れる信号とは無関係に、少なくともこの
警報メッセージの組み合せは、局ポート103の一つを
経てボタン装置への送信用にボタン電話システム制御装
置101から供給される。又、本発明の態様によれば、
一組のメッセージが、TR対線201上でのボタン装置
による音声帯域信号の送信及び受信の制御用に確保され
ている。
【0039】すなわち、例えば第1のメッセージはボタ
ン装置に音声帯域送信の不能化を指示する表示を行い、
第2のメッセージは、ボタン装置が音声帯域通信の送信
の可能化を指示する表示を行う。同様に、音声帯域通信
の受信の可能化及び不能化を表示するメッセージも用意
される。別の組のメッセージでは、ボタン装置が自分を
高インピーダンス状態に置いて音声帯域通信に関してT
R対線201から切り放される状態にするように表示す
るものもある。
【0040】業務対線203にに加えられる直流電力が
データトランシーバ207に到達しないようにコンデン
サ237を設ける。データトランシーバ207から外部
向けの監視制御メッセージは、コンデンサ237を通過
して送られ、その際コンデンサにおいて端子CT及びC
Rに存在する電力上にメッセージが載せられて、遠隔ボ
タン装置へ送信される。更に又、コンデンサ237は、
遠隔ボタン装置から受信された監視制御メッセージを通
過させてデータトランシーバ207に送る。
【0041】なお、オプションで保護装置239を設
け、端子CT及びCRに存在し得る過渡的高電圧からデ
ータトランシーバを保護する。この例では、保護装置2
39は、どの様な信号も定格値に抑制するように構成さ
れたツェナーダイオード214−T及び214−Rから
なる。
【0042】電力給電装置241は、交流信号、すなわ
ち監視制御情報を含むデータ信号の伝送を阻止するが、
直流信号、すなわち、作動電力、が業務対線203上を
遠隔ボタン装置へ向かって流れるのは妨げない。直流電
力は、ボタン電話システム制御装置101(図1)から
局ポートに供給される。本例では、導線223上の−4
8V及び導線219上の接地である。好ましい実施例に
おいては電力供給装置には周知の、トランジスタを基に
した定電流駆動装置を含む。
【0043】本発明の別の態様によれば、インタフェー
ス200の他の特徴として、ボタン電話システム制御装
置101の局ポート103(図1)の各々において、遠
隔ボタン装置に供給される電力の接続及び切断を独立し
て制御する機能である。本例では、電力給電装置241
の制御入力「電力オン」(導線243)をボタン電話シ
ステム制御装置101(図1)が用いて、電力給電装置
241から業務対線203への実際の電力給電を制御し
ている。この電力制御によって、スタートアップのとき
に局ポートの各々への電力の接続及び切断を制御して行
い、過剰なスタートアップ電力の引出しを防止すること
ができる。
【0044】又、電力接続制御能力から、ボタン装置
に、最初に電力供給を受けたときのように自分を初期化
させるようにする能力も得られる。この能力は、有効メ
ッセージに予期された方法で応答しないボタン装置を再
始動させるのに用いられる。予め定めた時間長さにおけ
る電力供給オン・オフのサイクルは一般に、ボタン装置
にある電力オン・リセット装置によって検出される。こ
のリセット装置は、リセット表示信号を生成して内部の
制御回路に送り、ボタン装置を再始動させる。
【0045】電力供給装置241にはオプションの過負
荷保護装置245が組み込まれており、この過負荷保護
装置は、組み込まれているさきの局ポートから過剰量の
電力が引き出されていないかどうかをを判断する。もし
過剰電力の引出しが検出されると、過負荷保護装置24
5が自動的に作動して電力供給装置241の業務対線2
03への電力供給を停止させる。予め定めた時間長さの
経過後は、電力を再接続することができる。
【0046】代わりに、出力OL(導線247)をイン
タフェース200からボタン電話システム制御装置10
1(図1)に供給して過負荷状態が発生したことを表示
してもよい。その場合、それを受けてボタン電話システ
ム制御装置101が入力信号「電力ON」(導線24
3)を用いて電力を再接続することもできる。過剰電力
量は、例えば短絡回路条件下で引き出してもよい。
【0047】インタフェース200を含むボタン電話シ
ステム制御装置101内の局ポート103の機能として
は、TR対線201に供給した呼出信号によって個別に
警報を送ること、又はボタン装置用の業務対線203上
で、警報を表示するメッセージによって、個別に警報を
送ること、更には、呼出信号とメッセージとの両方を用
いて同時に警報を送ることができる。又、局ポート10
3におけるボタン装置の音声帯域通信へのアクセスをボ
タン電話システム制御装置101によって制御すること
ができる。これらのことから、ボタン電話システム制御
装置101としてはユーザ向け特徴機能を新たに加える
ことが可能となる。
【0048】すなわち、追加機能は、TR対線201に
供給した呼出信号によってのみ警報を送るか、又はボタ
ン装置用の業務対線203上で、警報を表示するメッセ
ージによってのみ警報を送るか、又は、呼出信号とメッ
セージとの両方を用いて同時に警報を送るか、それとも
警報をまったく送らないか、を判断決定する、ボタン電
話システム制御装置101中のプログラム可能制御装置
127において実現される。プログラム可能制御装置1
27による判断決定と、装置とユーザとの相互作用とで
機能の作動内容が決まる。特定の局ポート103におい
ては機能使用に先立ち機能作動用のパラメーター及び仕
様を決定する必要がある。
【0049】新しい追加機能としては次のものがある。
外部条件に関連して特定の端末の呼出が可能;コールを
転送先へ直接転送できる;同一局ポートに接続された他
の端末装置を呼び出すことができる;着信について個々
の内線ごとに呼出音発生可能な多数内線方式(MEWP
RIC)の採用が可能、すなわち同じ単一局ポートを共
有するTR装置とボタン装置とが異なる末端アドレスの
割当を受けるパーティライン形式の採用;ボタン装置に
よるTR装置通話への割り込み防止;呼出音発生の時間
的位相調整により多数ユーザへのサービスが可能;及び
ファクシミリのトラブル表示;を挙げることができる。
【0050】なお、ボタン装置における警報を防止又は
遅延させたいときは、通常には送信される可聴警報を指
示するメッセージがボタン電話システム制御装置101
によって阻止される。しかし、利用者の希望によって
は、ボタン装置に設けた照明による状態表示器によっ
て、局ポート103における警報の最新状況が判るよう
にしてもよい。
【0051】外部条件に関連して特定の端末の呼出に際
しては、ボタン電話システム制御装置101(図1)の
外部インタフェース、例えば中央局線ポート129、の
予め定めた条件が、ボタン電話システム制御装置101
によって検出される。CNG(CalliNG)音(コ
ール音)又は中央局特殊呼出パターン等である。そし
て、その条件の存在が判断されるとそれに応じて、特定
の種類の局、例えばボタン装置のみ、TR装置のみ、又
はボタン装置とTR装置との両方が、一つ又はいくつか
の局ポート103において警報を受ける。
【0052】例えばCNG音が中央局(CO)線ポート
129−1で検出されると、中央局(CO)線ポート1
29−1で検出されたCNG音の検出に応答するFAX
サービス用に特にプログラムされた局ポート103のみ
が警報を受ける。更に、これらプログラムされた局ポー
ト103における警報は、TRつ緯線201への呼出信
号によってのみ行われる。CNG音は、1100Hzト
ーンの繰り返しからなる非言語呼出装置を表示するトー
ンである。このトーンは、0.5 sec間オン、3se
c間オフで、適当な応答があるか又は時間切れになるま
で続く。
【0053】代わりに、ある中央局(CO)線ポート1
29で二つの短い呼出音と一つの長い呼出音とを検出し
た場合は、上司と秘書とのチームの内の上司宛のコール
と判る。もし上司と秘書とが同じ一つの局ポート103
を共用し、上司がボタン装置を持ち、秘書がTR装置を
使う場合は、業務対線203でのみ警報が送信される。
別の例では、中央局(CO)線ポート129の一つで標
準的呼出音が検出されると、呼出信号と警報メッセージ
との両方が送られる。
【0054】 この特徴機能の一例として、外部条件検
出に応答してTR呼出信号によってのみ呼び出す決定を
示す過程を、図3の流れ図で説明する。特徴機能の実際
の作動に先立ち、ボタン電話システム制御装置101
は、特定の予め定めた外部条件Eに応答するいくつかの
局ポート103は例えば、Gグループ(この“G”は説
明の便宜上付与された任意のグループ名である)に含ま
れるとしてプログラムされる。この例では、外部条件が
検出されると、ボタン電話システム制御装置101はG
グループに含まれる局ポート103のTR装置のみが警
報を受ける。これは、これら選ばれた局ポート103の
TR対線201(図2)に供給された呼出信号によって
警報を送る場合にのみおこなわれる。
【0055】予め定めた外部条件Eが検出されると、手
順はまずステップ入力端子301から入る。この検出
は、ユーザ次第で、ハードウエア、ソフトウエア、又は
その両方のいずれをベースにしたものでもよい。次にス
テップ303において、変数Pに局ポート103の最も
下の局ポートアドレスである「PMIN」の値が割り当
てられる。
【0056】次に、条件付き分岐305において、局ポ
ートPがGグループに含まれるかどうかをテストする。
このステップ305のテストの結果がYESなら、局ポ
ートPのTR対線201(図2)に供給された呼出信号
によって警報が送られる。その後、ステップ309に進
む。ステップ309では、Pを局ポート103内の次順
のポートに値を一つ増加する。
【0057】その後、条件付き分岐311において、P
の値が、局ポート103の最も下の局ポートアドレスで
あるPMAXより大きいかどうかをテストする。ステッ
プ311のテストの結果がNOなら、ステップ305に
戻り、局ポートPの現状をテストする。ステップ311
のテスト結果がYESなら、手順はステップ313の出
口で終る。当業者は、本発明の精神の範囲を逸脱するこ
となく、例えば、別のグループの局ポートが、他の外部
条件に応答してボタン装置にメッセージのみで警報を送
るなどの他の具体例を容易に構築できよう。
【0058】 コールの転送先への直接転送は、周知の
ボタン電話システム転送動作の新たな拡張である。通常
の転送に加えて、コールを一つの局ポート103(図
1)のTR装置から同じ局ポートの別の又は同じTR装
置、同じ局ポートのボタン装置のみ、又は、同じ局ポー
トのボタン装置とTR装置との両方にコールを転送でき
る。代わりに、同じ局ポートのボタン装置からTR装置
にコールを転送することもできる。この機能は、音声会
話中のFAXの受信又は転送を容易にするのに役立つ。
この機能の別の用法としては、前記のような、同じ局ポ
ート103に接続された上司と秘書との間のコール転送
がある。更に、この技術は、大きな部屋又は別の部屋の
別の場所におけるTR装置又はボタン装置へコールを転
送するためにも使用することができ、しかも局ポート1
03のポートの総数を抑えることができる。
【0059】局ポート103の転送者局ポートへの転送
は、フックやボタンを予め定めた順序で操作することに
よって可能である。例えば最初にボタン装置の転送ボタ
ンを押して転送機能を起動させ、選んだ転送形式すなわ
ち転送者局ポートへの転送を意味する予め定めたコード
をダイヤルすればよい。ボタン装置に転送されたコール
は、業務対線203(図2)上で警報メッセージを送信
することによって、転送が終り次第直ちに警報すること
が可能である。
【0060】TR装置に転送されるコールの場合は、局
ポート103のその局ポートに接続されたすべてのTR
装置が、呼出信号が鳴る前にオンフックになることが必
要である。これは大きなノイズから転送者の耳を保護す
るためである。もしオンフック条件が必要な場合、予め
定めた時間長さ以内にオンフックの検出を完了する必要
がある。そうでないと、エラー条件が発生する。更に、
コールがボタン装置からTR装置に転送される場合、ボ
タン電話システム制御装置101は、ユーザのオプショ
ンで、業務対線203を経てそのボタン装置に、TR装
置への音声帯域通信の目的でその接続を不能化させるよ
う指示すべきである。
【0061】図4に、ある局ポートのボタン装置から同
じ局ポートのTR装置に直接転送する例を流れ図で示
す。手順にはいるに先立ち、転送コールがボタン電話シ
ステム制御装置101によって、局ポート103の転送
局ポートに設立されていることが必要である。手順はス
テップ401から入る。ステップ403において、ユー
ザは、局ポート103(図1)の一つに接続されたボタ
ン装置の転送ボタンを押す。
【0062】次に、ステップ405においてボタン電話
システム制御装置101によってコールが「保留」に置
かれる。この遠隔加入者からの音声帯域信号はもはや、
ボシュト回路209の音声帯域トランシーバ211用の
「音声送信」入力227(図2)には供給されない。そ
の代わりに、「内部」ダイヤル音(システムダイヤル音
ともいわれ、中央局からのダイヤル音とは区別する必要
がある)が、ボタン電話システム制御装置101によっ
てTR対線201(図2)での送信用の「音声送信」入
力に供給される。この「内部」ダイヤル音はユーザに聞
こえる。
【0063】ステップ407において、ユーザはボタン
装置から内線Eをダイヤルする。この例では、内線E
は、この転送局ポート103に接続されたTR装置の内
線番号でなければならない。通常の電話ダイヤル方法
で、内線Eの最初の桁がダイヤルされると、内部ダイヤ
ル音は除去される。次に、条件付き分岐409において
この転送局ポートに接続されたTR装置でオフフックの
ものがあるかテストする。ステップ409のテスト結果
がYESなら、ステップ411に進み、そこでは、話中
音がTR対線201(図2)での送信用の「音声送信」
入力227に供給される。この話中音は内部ダイヤル音
について説明した方法と同様の方法で供給される。次に
ステップ413に進み、手順は出口で終了する。
【0064】もしステップ409のテストの結果がNO
の場合は、ステップ415に進み、そこで業務対線20
3(図2)上でボタン装置にメッセージが送られ、ボタ
ン装置がTR対線201からの音声帯域通信用接続を除
去するよう指示される。これは、続くステップでTR対
線201(図2)に供給される呼出信号がボタン装置で
聞き取れないようにするものである。又、以後ボタン装
置からの音声帯域通信も転送受信側TR装置から発する
音声帯域通信と干渉することがない。
【0065】次いで、ステップ417において、TR対
線201(図2)に供給された呼出信号によってTR装
置に対し警報が送られる。次に、ステップ419に進
み、ここでTR対線201(図2)上のオフフックの検
出まで待つ。TR対線201(図2)上のオフフックが
検出されると、条件付き分岐421に進む。条件付き分
岐421では、この局ポートに接続されていてこの転送
を始めたボタン装置がオフフックかどうかをテストす
る。もしステップ421のテストの結果がYESなら、
ステップ423に進み、ここでは、転送が未完了である
ことが表示される。次にステップ421に戻る。
【0066】もしステップ421のテストの結果がNO
なら、ステップ425に進み、そこでは、転送コールが
保留から外され、コールの音声帯域信号が「音声送信」
入力に再接続される。そしてボルシュト回路209の音
声帯域トランシーバ211を経てTR対線201に、そ
して、転送受信側TR装置に接続される。手順はステッ
プ413の出口で終り、制御装置は主ボタンシステムプ
ログラムに戻る。同様な方法で、他の転送機構を実現で
きることは当業者には明かである。更に、TR装置から
ボタン装置へ、又はたのTR装置への転送、又はこれら
の組み合せも、本発明の範囲と精神を逸脱することなく
実現可能である。
【0067】同一局ポートに接続された他の端末装置を
呼び出すことは、手順の開始に先立ちボタン電話システ
ム制御装置101(図1)が転送コールを設立する必要
がないことを除いては、転送者局ポートへの転送と類似
である。この方法でコールする例を流れ図で図5に示
す。この例は、TR装置からボタン装置へのコールであ
る。手順に入る前に、ボタン装置と共用の局ポートにお
いてTR装置がオフフックでなければならない。
【0068】手順はステップ501の入口から始まる。
ステップ503において、内部ダイヤル音がTR対線2
01(図2)に供給される。オフフックのTR装置にい
るユーザはこの内部ダイヤル音が聞こえる。ステップ5
05において、ユーザはTR装置から内線Eにダイヤル
する。この例では、内線Eは、この局ポートに接続され
たボタン装置の内線番号でなければならない。通常の電
話ダイヤル方法で、内線Eの最初の桁がダイヤルされる
と、内部ダイヤル音は除去される。(もはや供給されな
い)
【0069】次に、条件付き分岐507においてこの局
ポートに接続されたこのボタン装置がオフフックのかど
うかテストする。ステップ507のテスト結果がYES
なら、ステップ509に進み、手順は出口で終了する。
もしこのボタン装置がオフフックになったときにボタン
電話システム制御装置101の音声帯域通信にアクセス
していた場合は、TR装置とボタン装置との間で通信が
できる。もしステップ507のテストの結果がNOの場
合は、ステップ511に進み、そこで、業務対線203
(図2)上に適当な警報メッセージを供給することによ
ってボタン装置が警報を受ける。
【0070】次に、ステップ513に進み、そこで、ボ
タン装置がオフフックになるまで待つ。ボタン装置がオ
フフックになると、ステップ515に進み、そこで、業
務対線203(図2)上でボタン装置にCONNECT
VPメッセージを送り、TR対線201での音声帯域通
信用アクセスを可能化するように指示される。音声帯域
通信がTR装置とボタン装置との間で可能となる。手順
はステップ509で出口となり、終る。
【0071】別の方法では、機能起動コードを用いるこ
ともできる。この場合、ユーザがコードを入力すると、
同じ局ポート103に接続された他のすべての装置に自
動的に警報が送られる。(TR装置がすべてオンフック
か、予め定めた時間長さ以内にオンフックになることを
条件とする。)
【0072】別々に又は同時にTR装置とボタン装置と
に警報を送れるという能力があると、TR装置、ボタン
装置、個々に又は組み合せに対して、各局ポートに別々
の末端点アドレスを割り当てることができる。この多重
割当は、前に述べたようなMEWPRIC操作として知
られている。これによれば、局ポート103の各々につ
いての特定の分類の装置(TR装置、ボタン装置、又は
いずれでも)に対してコールが可能である。局ポート1
03の他の装置からの発信者は、ダイヤル中に、目的先
の局ポートのTR装置の末端点アドレスを指定すること
により、局ポート103の目的局ポートのTR装置にの
みコールできる。このようにして、たとえボタン装置が
局ポートに接続されていても、例えばシステム内の局ポ
ート103のどの局ポートからでも直接、ファクシミリ
装置、同じ局ポート103の単独TR装置にコールでき
る。
【0073】代わりに、局ポート103の装置からの発
信者は、ダイヤル中に、目的先の局ポートのボタン装置
の末端点アドレスを指定することにより、局ポート10
3の目的局ポートのボタン装置にのみコールできる。別
の例として、局ポート103の他の局ポートからの発信
者が、TR装置とボタン装置との両方を含む末端点アド
レスを指定することにより、目的局ポートのどの装置に
でもコールすることができる。すなわち、TR対線20
1(図2)と業務対線203との両方に警報を送ること
ができる。別案としては、直接の内部システムアクセス
(DISA)(技術的に周知である)と、上記のMEW
PRIC操作とを組み合わせることにより、外部からの
コールの発信者が特定の目的局ポートでの交信希望装置
の種類を指定できるシステム、を構築することもでき
る。(相手の正しい末端点アドレスを知っていることが
前提になるが。)
【0074】 MEWPRIC操作の例を図6に流れ図
で示す。局ポート103の各局ポートは、E(X,Z)
の関数の形で表される三つの予め定めた内線電話番号を
割り当てられている。Xは、局ポート103の一つの局
ポートの番号に対応する値を取る変数である。すなわ
ち、1からNまでの値を取る。したがって、局ポート1
03−Xは、特定の瞬間にXの値に対応する局ポートと
する。Zは、送信する警報の形式を示す変数である。Z
の数1は、TR装置にのみ対応し、Zの数2は、ボタン
装置にのみ対応する。又、Zの数3は、TR装置とボタ
ン装置とのどれにも対応する。
【0075】ユーザによって決められるマッピング機能
は、内線E(X,Z)が与えられた場合にX及びZの値
のいずれかから得られ、X及びZの値が与えられた場合
に、内線E(X,Z)の値から得られる。マッピングの
一例は、ルックアップテーブルら実現できる。マッピン
グ機能とその実現については、周知である。
【0076】図6を参照すると、手順は、局ポート10
3の一つの局ポート、この例では局ポート103−A
(図1)でオフフックが検出されたときに、ステップ6
01で始まる。ステップ603において、局ポート10
3−AのユーザはEの値を持つ内線にダイヤルする。
(A)は定数で、ユーザがそこからコールしている局ポ
ート103の局ポートの番号に対応する。次に、条件付
き分岐605において、E=E(A,*)かどうかをテ
ストする。ここにおいて、*は品質を表す変数の値であ
る。
【0077】ステップ605のテストの結果がYESな
ら、ステップ609に進み、そこで局ポート103−A
のTR対線201(図2)に話中音を供給する。その
後、手順はステップ611で終る。もしステップ605
のテストの結果がNOなら、ステップ607に進み、そ
こで変数Xがシステム内の第1の局ポートの番号に対応
する値に割り当てられる。次に、条件付き分岐613に
進み、そこでEの値がE(X,1)に等しいかどうかテ
ストする。ステップ613のテストの結果がYESな
ら、ステップ615に進み、そこで局ポート103のX
に対応する局ポート、すなわち局ポート103−Xに、
その局ポートのTR対線201(図2)に呼出信号を供
給することにより、警報を送る。手順はステップ611
で終る。
【0078】ステップ613のテストの結果がNOな
ら、条件付き分岐617に進み、そこで、Eの値がE
(X,2)に等しいかどうかをテストする。ステップ6
17のテストの結果がYESなら、ステップ619に進
み、そこで局ポート103−Xの業務対線203(図
2)に警報メッセージを送ることにより、局ポートXに
警報を送る。手順はステップ611で終る。
【0079】ステップ617のテストの結果がNOな
ら、条件付き分岐621に進み、そこでEの値がE
(X,3)に等しいかどうかテストする。もしステップ
617のテストの結果がYESなら、ステップ623に
進み、そこでTR装置とボタン装置との両方に警報を送
る。これは、局ポート103−XのTR対線201(図
2)に呼出信号を供給し、局ポート103−Xの業務対
線203(図2)に警報メッセージを送ることによって
行う。手順はステップ611で終る。
【0080】もしステップ621のテストの結果がNO
なら、条件付き分岐625に進み、更にテストする局ポ
ートがあるかどうかをテストする。もしステップ621
のテストの結果がNOなら、ステップ627に進み、T
R対線201(図2)にエラー音を供給する。このエラ
ー音は、局ポート103−Aのユーザが聞ける。手順は
ステップ611で終る。もしステップ621のテストの
結果がYESなら、ステップ629に進み、そこでXに
局ポート103の局ポートの次順の値を割り当てる。次
に、条件付き分岐613に戻る。
【0081】ボタン装置によるTR対線201(図2)
上での音声帯域通信へのアクセスを、ボタン電話システ
ム制御装置101が制御するときのボタン電話システム
制御装置101からのメッセージは、TR装置と既に進
行中の会話にボタン装置が割り込むのを防止するのにも
用いることができる。この機能を用いる一つの方法は、
コールに先立ち、又はコール中に、コールごとに起動さ
せる方法である。代わりに、一つの局ポートにおいて常
に稼動中となるようにプログラムすることもできる。こ
の機能の一つの使い方は、ファクシミリ装置に接続され
たボタン装置でオフフックになることでファクシミリ通
信が破壊されることを防止することである。ボタン装置
による送信を防止するほかに、プライバシーや盗聴防止
のために、ボタン装置による受信を防止することもでき
る。
【0082】通信への割り込み防止の実施例を図7に流
れ図で示す。この機能の実際の起動に先立ち、割り込み
防止対象となる局ポート103を事前指定しておく必要
がある。この事前指定は、ユーザのカスタムプログラミ
ングで行ってもよいし、予め定めてデフォルトのかたち
で供給してもよい。
【0083】この機能は、局ポート103の内の一つの
ポートのボタン装置から供給されるオフフックメッセー
ジの検出によって起動される。手順はステップ701の
入口から始まる。その後、条件付き分岐703におい
て、この局ポートにおいて割り込み防止機能が起動され
ているかどうかをテストする。もしステップ703のテ
ストの結果がNOなら、ステップ705に進み、ここ
で、CONNECTVPメッセージをボタン装置に送
る。CONNECTVPメッセージは、TR対線201
(図2)上で音声帯域通信へのアクセスを可能化するよ
うにボタン装置に指示する。これで次に手順は、ステッ
プ707の出口で終る。
【0084】もしステップ703のテストの結果がYE
Sなら、条件付き分岐709に進み、ここでこの局ポー
トにおいてTR装置がオフフックかどうかをテストす
る。もしステップ709のテストの結果がNOなら、再
びステップ705に進み、CONNECTVPメッセー
ジをボタン装置に送る。ここで手順はステップ707の
出口となり終る。もしステップ709のテストの結果が
YESなら、手順はステップ707の出口となり終り、
CONNECTVPメッセージはボタン装置に送られな
い。こうして、ボタン装置は、TR対線201(図2)
から切り放され、ボタン装置との音声帯域通信は起こら
ない。
【0085】本発明によるプログラム可能制御装置12
7の持つ他の新機能は、TR対線201(図2)上、又
は業務対線203(図2)上での又は両方の警報の遅延
をプログラムできることである。両方を同じ時間長さ遅
延させる場合は、結果として、従来の呼出遅延機能と同
じである。TR対線201(図2)上での呼出を遅延さ
せて、ボタン装置の方でコールを受けてもらいやすくす
ることが望ましいことがある。予め定めた回数の呼出後
に誰もコールに応答しない場合は、TR対線201(図
2)は呼出信号で警報を送り始め、留守電話応答装置が
応答することになる。
【0086】代わりに、局ポート103に接続した上司
と秘書との組み合せの場合には、コールふるい分けシス
テムが設けられることもある。この場合、TR装置で秘
書の電話機がすぐに鳴るようにプログラムされる。遅れ
て鳴るのは、上司の方の電話である。かかって来る電話
はまず秘書の電話機が鳴って秘書が受け、上司は仕事の
邪魔をされないように、コールはスクリーンにかけられ
る。秘書が席にいないときにかかって来るコールは、予
め定めた遅れ時間の後、上司の電話機が鳴って応答す
る。
【0087】図8において、ボタン装置のみで呼出を遅
延させる実施例について流れ図により説明する。局ポー
ト103の一つのポートにおいて本機能を起動させる前
に、本機能を起動させる装置について事前に指定してお
く必要がある。これもまた、ユーザのカスタムプログラ
ムによるか、予め定めてデフォルトの形で支給する。更
に、後れ時間Dを呼出サイクルの回数で計って事前にプ
ログラムしておく必要がある。
【0088】この機能は、この機能がプログラムしてあ
る特定の局ポート、本例では103−P、にコールがか
かってきたときに起動される。手順はまず入口801か
ら入る。ステップ803において、既に呼出が遅延され
ている間の呼出サイクル時間、Tが初期化され、ゼロ
(0)に戻される。次に、ステップ805において、局
ポート103−PのTR対線201(図2)に1サイク
ルの呼出を掛けて、局ポート103−PのTR装置に警
報を送る。その後、条件付き分岐807において、Tが
Dより大きいか、等しいかをテストする。
【0089】もしステップ807のテストの結果がYE
Sなら、ステップ809に進み、そこで1サイクルの警
報メッセージによりボタン装置に警報を送る。次に、条
件付き分岐811に進む。もしステップ807のテスト
の結果がN0なら、直接に条件付き分岐811に進む。
条件付き分岐811では、局ポート103−PがTR装
置かボタン装置かによってオフフック状態が示されてい
るかどうかをテストする。もしステップ811のテスト
の結果がN0なら、ステップ813に進み、そこでTを
増加させ、ステップ805に戻り、更に警報を送る。も
しステップ811のテストの結果がYESなら、ステッ
プ815に進み、そこで局ポート103−Pにおけるす
べての警報を中止する。手順はステップ817の出口に
移って終る。
【0090】ファクシミリのトラブル表示は、プログラ
ム可能制御装置127の更に一つの新機能である。局ポ
ート103の内の一つのポートはファクシミリ局ポート
ととしてプログラムされいる。ファクシミリ局ポートへ
のコールは、TR対線201(図2)上のオフフック信
号表示で応答する必要がある。もしコールがTR対線2
01(図2)のオフフック信号表示で応答されない場合
は、予めプログラムされた局ポートに照明または可聴の
表示が出る。例えば、ファクシミリ装置と同様なLED
表示がボタン装置に出る。代わりに、予め定めた条件に
応答して局ポート103のプログラムされたポートで指
定された時間内にオンフックが期待されるなら、局ポー
トに可聴の表示が出る。
【0091】図9に、ファクシミリトラブル表示の実施
例を流れ図で示す。本機能の起動対象となる局ポートに
ついて事前に指定が必要である。トラブル表示を受ける
局ポートについても同様である。手順は、ファクシミリ
トラブル表示を指定してある局ポートにコールが来たと
きに、ステップ901の入口から始まる。ステップ90
3において、経過した呼出回数時間、R、がゼロに初期
化される。ステップ905において、TR対線201
(図2)に供給された呼出信号による警報が1サイクル
送られる。次に、条件付き分岐909に進み、ここで局
ポートにおいてTR装置がオフフックになったかテスト
する。
【0092】もしステップ909のテストの結果がYE
Sなら、ステップ911に進み、そこですべての警報を
中止する。もしステップ909のテストの結果がNOな
ら、条件付き分岐915に進み、そこで経過した呼出サ
イクル数Rが、トラブル表示前の最大許容呼出回数であ
るRMAXより大きいかテストする。もしステップ91
5のテストの結果がNOなら、ステップ917に進み、
そこでNを増加させ、ステップ905に戻って再び警報
を出す。
【0093】もしステップ915のテストの結果がYE
Sなら、ステップ919に進み、そこで予め定めた照明
又は音による表示を予め指定した局ポート103に与え
る。手順はステップ913の出口で終る。
【0094】以上の説明は、本発明の一実施例に関する
もので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。尚、特許請求の範囲に記載した参
照番号は発明の容易な理解のためで、その技術的範囲を
制限するよう解釈されるべきではない。
【0095】
【発明の効果】本発明の一態様によれば、同一の局ポー
トに接続された少なくとも一つのボタン装置と少なくと
も一つのTR装置とを作動させるためのボタン電話シス
テム制御装置の少なくとも一つの局ポートに、本発明に
独特の装置を設けることによって、いかなる特殊外部回
路やアダプタをも用いることなく、従来技術によるボタ
ン電話システム制御装置の問題点を克服解決することが
できる。
【0096】更に、この本発明の装置によって、同一の
局ポートに接続された少なくとも一つのボタン装置と少
なくとも一つのTR装置との内の一方を、他方に不必要
な影響を与えることなく作動させることが可能である。
【0097】従来技術と異なり、本発明による独特なボ
タン電話システム制御装置は、局ポートに接続されてい
るTR装置のみを呼び出すか、局ポートに接続されてい
るボタン装置のみを呼び出すか、局ポートに接続されて
いるTR装置とボタン装置との両方を同時に呼び出すか
を決定する装置を有する。したがって、本装置において
は、以前には得られなかったような特徴機能をユーザに
提供することが可能である。
【0098】これらの特徴機能としては、外部条件に関
連して特定の端末の呼出が可能;コールを転送先へ直接
転送できる;同一局ポートに接続された他の端末装置を
呼び出すことができる;着信について個々の内線ごとに
呼出音発生可能な多数内線方式(MEWPRIC)の採
用が可能、すなわち同じ単一局ポートを共有するTR装
置とボタン装置とが異なる末端アドレスの割当を受ける
パーティライン形式の採用;ボタン装置によるTR装置
通話への割り込み防止;呼出音発生の時間的位相調整に
より多数ユーザへのサービスが可能;及びファクシミリ
のトラブル表示;を挙げることができる。これらによ
り、電話関連システム装置を利用する産業界の事務能率
が改善される。の機能が改善され、
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるボタン電話システム制
御装置を示す説明図である。
【図2】本発明の二対の導線に接続されて作動するTR
装置、ボタン装置、又はこれらの両方を同時に作動させ
制御するためのボタン電話システム制御装置の局ポート
に必要とされるインタフェース装置の一実施例を示す説
明図である。
【図3】外部条件に関連した本発明のTR装置への適用
の一実施例を流れ図の形でで示す説明図である。
【図4】コールの、転送先局ポートへの直接転送の一実
施例を流れ図の形で示す説明図である。
【図5】コールの、発信側局ポートへの設定についての
一実施例を流れ図の形で示す説明図である。
【図6】着信について個々の内線ごとに呼出音発生可能
な多数内線方式(MEWPRIC)の一実施例を流れ図
の形で示す説明図である。
【図7】通話割り込み防止の一実施例を流れ図の形で示
す説明図である。
【図8】呼出信号による警報の送信に対して相対的に警
報メッセージによる警報の送信開始時間を遅延させる設
定の一実施例を流れ図の形で示す説明図である。
【図9】ファクシミリトラブル表示の一実施例を流れ図
の形で示す説明図である。
【符号の説明】
101 ボタン電話システム制御装置 103,103−1〜103−N 局ポート 105,109,119 TR装置(チップ・アンド・
リング式端末装置) 107,111,125 ボタン装置 113 接続アダプタ(BA) 115 直接局選択装置(DSS) 117 接続アダプタ(BA) 127 プログラム可能制御装置 200 局ポートインタフェース 201 TR対線(第1の一対の導線) 203 業務対線(第2の一対の導線) 205 伝送データ入力 207 データトランシーバ 209 BORSCHT(ボルシュト)回路 211 音声帯域トランシーバ 213 音声電池給電装置 215 呼出信号生成装置 237 コンデンサ 239 保護装置 241 電力給電装置 245 過負荷保護装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン エフ ベル アメリカ合衆国 07731 ニュージャー ジィ、ハウエル、フォート プレインズ ロード 91 (72)発明者 デビッド フレデリック ジョーンズ アメリカ合衆国 07748 ニュージャー ジィ、ミドルタウン、ホランド ロード 31 (72)発明者 フェリド カーリリ アメリカ合衆国 11023 ニューヨーク、 グレート ネック、ラムゼイ ロード 18 (72)発明者 ウォルター ジー.カトザビッチ アメリカ合衆国 07728 ニュージャー ジィ、フリーホールド、イーグル ネス ト ロード 60 (72)発明者 ソン ヴィ.ルー アメリカ合衆国 07724 ニュージャー ジィ、イートンタウン、マリブ ドライ ブ 34 (72)発明者 マンハール アール.マヒダ アメリカ合衆国 08550 ニュージャー ジィ、プリンストン ジャンクション、 スレイバック ドライブ 56 (56)参考文献 特開 昭63−173495(JP,A) 特開 平2−46096(JP,A) 特開 昭64−85495(JP,A) 特開 昭63−171097(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/58

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の一対の導線(201)上において
    複数の遠隔局装置を制御するようにしたボタン電話シス
    テム制御装置(101)の局ポート(103)用のイン
    タフェース装置(200)において、 ボタン装置(107、111、125)の前記局ポート
    への接続有無に関係なくチップアンドリング装置(10
    5、109、119)を作動させ制御するために必要な
    すべての信号を供給する手段(209)と、 前記チップアンドリング装置(10 5、109、11
    9)の前記局ポートへの接続有無に関係なく前記ボタン
    装置(107、111、125)を作動させ制御するた
    めに必要なすべての信号を供給する手段(207、23
    7、239、241)とからなり、 前記チップアンドリング装置(105、109、11
    9)を作動させるためのすべての信号を供給する手段
    (209)および前記ボタン装置(107、111、1
    25)を作動させるためのすべての信号を供給する手段
    (213、125)とが、前記局ポート(103)が前
    記チップアンドリング装置(105、109、119)
    と前記ボタン装置(107、111、125)とに、少
    なくとも警報を個別送信するか、双方同時送信するか、
    又は双方いずれにも送信しないかのいずれかの状態にな
    るように、前記信号を個別又は同時に、制御して供給す
    るようにしたことを特徴とするインタフェース装置。
  2. 【請求項2】 前記インターフェース装置(200)が
    更に、前記第1の一対の導線(201)上において音声
    帯域通信を送受信するための手段(211)を有する
    とを特徴とする請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 前記チップアンドリング装置(105、
    109、119)を作動させるためのすべての信号を供
    給する手段(209)が、前記第1の一対の導線(20
    1)にTR呼出信号供給用手段(215)を有すること
    を特徴とする請求項1の装置。
  4. 【請求項4】 前記チップアンドリング装置(105、
    109、119)を作動させるためのすべての信号を供
    給する手段(209)が、前記第1の一対の導線(20
    1)にチップリングループ用電力を供給する手段(21
    3)を有することを特徴とする請求項1の装置。
  5. 【請求項5】 前記ボタン装置(107、111、12
    5)を作動させるすべての信号を供給する手段が、第2
    の一対の導線に対して監視制御信号を送受信する手段を
    有することを特徴とする請求項1の装置。
  6. 【請求項6】 前記インターフェース装置(200)が
    更に、第2の一対の導線に対して、ボタン装置(10
    7、111、125)による使用を意図した電力の接続
    及び遮断を制御する手段(241)を更に有することを
    特徴とする請求項1の装置。
  7. 【請求項7】 前記ボタン電話システム制御装置が更
    に、前記局ポート(103)に警報を、呼出信号を供給
    するだけで送信するか、警報メッセージを供給するだけ
    送信するか、呼出信号と警報メッセージとを同時に供
    給して送信するか、又はまったく送信しないか、を決定
    する手段(127)を有することを特徴とする請求項1
    の装置。
  8. 【請求項8】 前記電力の接続及び遮断を制御して行う
    ための手段(241)は、第2の一対の導線(203)
    を介しての電力の供給は、受信した監視制御信号に応答
    して、行うことを特徴とする請求項6の装置。
  9. 【請求項9】 前記制御して接続及び遮断を行う手段
    (241)が、供給された電力の量に応答して、この量
    が予め定めたしきい値を超えた場合に前記電力を遮断す
    る手段(245)を有することを特徴とする請求項6の
    装置。
  10. 【請求項10】 前記電力が、予め定めた時間長さの経
    過後に再接続されることを特徴とする請求項9の装置。
  11. 【請求項11】 前記決定手段(127)が、検出され
    た所定の外部条件に応答することを特徴とする請求項7
    の装置。
  12. 【請求項12】 前記決定手段(127)が、前記ボタ
    ン電話システム制御装置(101)のコール転送機構に
    より、ある局ポート(103)において既に確立された
    コールをその局ポート(103)に転送することを特徴
    とする請求項7の装置。
  13. 【請求項13】 前記決定手段(127)が、前記ボタ
    ン電話システム制御装置(101)のコール送信機構に
    より、ある局ポート(103)からの新たなコールをそ
    の呼出局ポート(103)に接続することを特徴とする
    請求項7の装置。
  14. 【請求項14】 前記決定手段(127)は、前記各局
    ポートについて別々に指定された特定の末端アドレスに
    応答し、前特定の末端アドレスは、前記局ポートを
    識別する一連の末端アドレスの内の一つであることを特
    徴とする請求項7の装置。
  15. 【請求項15】 前記決定手段(127)が、前記局ポ
    ートを選択することの指示に応答して、(i)警報メッ
    セージによる警報の送信開始から呼出信号による警報の
    送信開始までの遅延、または、(ii)呼出信号による
    警報の送信開始から警報メッセージによる警報の送信開
    までの遅延、のいずれかの遅延を設定することを特徴
    とする請求項7の装置。
  16. 【請求項16】 前記決定手段(127)が更に、前記
    (i)と(ii)の遅延の選択に応答することを特徴と
    する請求項15の装置。
  17. 【請求項17】 前記局ポート(103)が、前記局ポ
    ート(103)に警報をだすコールに応答して、単一の
    所定警報タイプのみで、警報を出すという選択を行った
    旨の指示に、前記決定手段(127)が応答し、 前記ボタン電話システム制御装置(101)が更に、前
    記局ポート(103)に送信されたコールに対し、前記
    単一の所定警報タイプに応答可能なタイプの局セット
    (105、107、109、111、119、125)
    が、所定時間内に応答しないことを表示する手段(22
    7、211、205、207)を有することを特徴とす
    る請求項7の装置。
  18. 【請求項18】 チップアンドリング装置(105、1
    09、119)を作動させるためのすべての信号を供給
    する前記手段(209)と、ボタン装置(107、11
    1、125)を作動させるためのすべての信号を供給す
    る前記手段(207)とが、前記決定手段(127)で
    の決定に応答することを特徴とする請求項7の装置。
  19. 【請求項19】 前記インターフェース装置(200)
    が更に、前記局ポート(103)に接続されたボタン装
    置(105、109、119)へ、前記少なくとも第1
    の一対の導線(201)から、前記ボタン装置(10
    5、109、119)内での音声帯域送信を不能にさせ
    るためのメッセージを生成して前記ボタン装置に供給す
    るための手段(207)を有することを特徴とする請求
    項2の装置。
  20. 【請求項20】 前記インターフェース装置(200)
    が更に、前記局ポート(103)に接続されたボタン装
    置(105、109、119)へ、前記少なくとも第1
    の一対の導線(201)から、前記ボタン装置(10
    5、109、119)内での受音声帯受信を不能にさせ
    るためのメッセージを生成して前記ボタン装置に供給す
    るための手段(207)を有することを特徴とする請求
    項2の装置。
  21. 【請求項21】 前記受信手段が、前記第1の一対の導
    線に少なくとも予め定めた量のループ電流が流れること
    を検知するための手段を有することを特徴とする請求項
    2の装置。
  22. 【請求項22】 少なくとも一対の導線(201)上に
    おいて複数の遠隔局装置を制御するようにしたボタン電
    話システム制御装置(101)の局ポートインタフェー
    ス動作に使用する方法において、 前記局ポートの動作モードに関する決定を行うステップ
    と、 前記局ポートが第1のモードで動作中であると決定され
    た場合、ボタン装置の前記局ポートへの接続有無に関係
    なく少なくとも一つのチップアンドリング装置に警報を
    出させるための第1の警報信号を供給し、かつチップア
    ンドリング装置の前記局ポートへの接続有無に関係なく
    前記ボタン装置に警報を出させるための第2の警報信号
    を供給するステップと、 前記局ポートが第2のモードで動作中であると決定され
    た場合、前記第1の警報信号および前記第2の警報信号
    のうち所定の1つを供給するステップとを有することを
    特徴とする方法。
  23. 【請求項23】 前記局ポートが第3のモードで動作中
    であると決定されと、前記第1の警報信号および前記第
    2の警報信号のいずれも供給されないことを特徴とする
    請求項22の方法。
  24. 【請求項24】 ユーザから受信した信号に応答して、
    前記局ポートの前記動作モードを前記第1のモードまた
    は前記第2のモードに設定するステップをさらに有する
    ことを特徴とする請求項22の方法。
  25. 【請求項25】 前記ボタン電話システム制御装置また
    は前記ボタン装置のうちのいずれか1つにおいてユーザ
    から受信した信号に応答して、前記局ポートの前記動作
    モードを前記第1のモードまたは前記第2のモードに設
    定するステップをさらに有することを特徴とする請求項
    22の方法。
  26. 【請求項26】 ユーザから受信した信号に応答して、
    前記局ポートの前記動作モードを前記第1のモード、前
    記第2のモードまたは前記第3のモードに設定するステ
    ップをさらに有することを特徴とする請求項22の方
    法。
  27. 【請求項27】 前記ボタン電話システム制御装置また
    は前記ボタン装置のうちのいずれか1つにおいてユーザ
    から受信した信号に応答して、前記局ポートの前記動作
    モードを前記第1のモード、前記第2のモードまたは前
    記第3のモードに設定するステップをさらに有すること
    を特徴とする請求項22の方法。
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