JPH08317076A - 網制御装置 - Google Patents

網制御装置

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JPH08317076A
JPH08317076A JP11940995A JP11940995A JPH08317076A JP H08317076 A JPH08317076 A JP H08317076A JP 11940995 A JP11940995 A JP 11940995A JP 11940995 A JP11940995 A JP 11940995A JP H08317076 A JPH08317076 A JP H08317076A
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Kunihiko Yamashita
邦彦 山下
Minoru Tanabe
稔 田部
Toshihiko Yasui
利彦 安井
Toru Kobayashi
徹 小林
Yoshihiro Ishizaki
祥浩 石嵜
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通話とデータ通信とをインピーダンス不整合
を発生させることなく実行できるように端末を制御する
網制御装置を提供する。 【構成】 通話路設定手動手段6は、使用者の操作に対
応して通話路を形成するか否かを通話路形成手段2に指
示し、また、手動開閉表示手段8はその指示を端末10
1に通知する。ダイヤル手段5は、使用者の指示に基づ
いて通話路が形成されているときに端末から接続要求を
受けると、接続要求にある電話番号を選択信号として通
話路に出力し、前記通話路が形成されていないときに接
続要求を受けると、通信路形成手段3に指示して通信路
を形成させ、接続要求にある電話番号を選択信号として
通信路に出力する。手動開閉表示手段8により通話路形
成の有無が端末に通知されるので、端末は通話路形成中
にデータ通信を要求することがなく、通話路と通信路と
が同時に形成されることによるインピーダンス不整合が
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端末を電話回線に接続
して音声通話とデータ通信とを制御する網制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、電話回線を利用した情報網が発達
しているが、端末との接続を制御する網制御装置の使い
勝手が課題である。
【0003】以下、従来の網制御装置について説明す
る。現行の網制御装置の一例としてパーソナルコンピュ
ータ(以下、パソコンと称す)通信用モデムがある。こ
のパソコン通信用モデムは、パソコンが電話網を利用し
てデータ通信を行うための装置であって、パソコンとシ
リアルインタフェースまたはパラレルインタフェースで
接続され、パソコンの制御の基に接続設定を行うもので
ある。また、パソコン通信用モデムを例とした網制御装
置と、パソコンを例とする端末間の接続設定に関する国
際規格としてITU−TのV.25bisがある。ま
た、網制御装置の他の例として、業界で普及しているヘ
イズATモデムと呼ばれる装置もある。これらの網制御
装置は、端末の起呼要求(接続要求)を入力すると、起
呼要求に指定されたダイヤル番号でダイヤルし、アンサ
ートーンを受信すると、通信相手の端末との接続が設定
できたと判断して、データ通信を行うように動作する。
【0004】網制御装置のようなアナログ電話網に接続
する装置は、衆知のように、ダイヤルして通話やデータ
通信するため、電話網との直流ループ回路を直流抵抗5
0〜300Ωで開閉し、また、交流インピーダンスは6
00Ωで終端する。これは電話機におけるオフフックに
相当する。また、電話回線を接続する回線接続端子と電
話機を接続する電話機接続端子とを備え、通常は回線接
続端子と電話機接続端子は内部で接続された状態である
が、ダイヤルして接続設定を行い、データ通信するとき
には電話機接続端子を回線接続端子から切り離して動作
する。この動作は、データ通信中に、電話機接続端子に
接続される電話機の受話器をオフフックしてもデータ通
信に障害を与えないようにするためである。また、電話
機のオンフック状態またはオフフック状態を端末側から
知る手段は搭載されていない。また、通話路の設定と選
択信号の送出を別々に制御することもできない。さら
に、接続要求における電話番号の指定には一括指定の方
法がとられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の網制
御装置では、下記の課題がある。図4は従来のシステム
構成の一例を示すブロック図である。図において、たと
えばモデム100にパソコン101と第1の電話機10
2aとを接続し、電話番号を設定したダイヤル要求をパ
ソコン101からモデム100に出力すると、モデム1
00は、第1の電話機102aを電話回線103から切
り離してダイヤル動作を行い、第2の電話機102bを
呼び出す。この呼び出しに対して第2の電話機102b
が応答することによりモデム100と接続される。この
とき、第1の電話機102aは、オフフック状態、すな
わち受話器をあげた状態であっても電話回線103から
切り離されているために通話できない。ただし、通常、
モデム100は、ダイヤル動作を行ったのち所定時間内
にアンサートーンを受信しないときは電話回線103を
開放し、第1の電話機102aを電話回線103に接続
する。したがって、モデムがアンサトーンを受信しない
限り第1の電話機102aは通話できないのが特徴であ
る。
【0006】図5は従来のシステム構成の他の例を示す
ブロック図である。このシステムでは第1の電話機10
2aとモデム100とが電話回線103に並列に接続さ
れており、モデム100のダイヤル動作は、第1の電話
機102aの切り離しに無関係になる。したがって、第
2の電話機102bが応答し、モデム100がアンサト
ーンを受信して電話回線103を開放するまでに第1の
電話機102aをオフフックすれば、第1の電話機10
2aと第2の電話機102bは接続されて通話が可能と
なる。しかし、モデム100と第1の電話機102aが
ともにオフフックしている期間が生じ、電話回線103
に対するインピーダンスは、直流抵抗25〜150Ω、
交流インピーダンス300Ωとなる。この状態では、第
1の電話機102aとモデム100との電話回線103
に対するインピーダンスがマッチングしないため、第1
の電話機102aから第2の電話機102b方向や、第
2の電話機102bから第1の電話機102a方向の音
量が小さくなったり聞こえない現象が生じるといった課
題がある。
【0007】本発明は上記の課題を解決するもので、通
話を目的とした端末からの接続要求と、端末の自動発信
によるデータ通信とを、ともにインピーダンス不整合な
しに可能とし、また、端末側の制御のみで通話と端末の
自動発信によるデータ通信を実現でき、また、通話は電
話機で、ダイヤルは端末からの指示で行ってもインピー
ダンス不整合を生じず、かつデータ通信も行え、また、
端末から電話番号を分割して指示可能であり、また、1
つのシリアル通信手段で上記各目的を達成できる網制御
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる本発明
は、通話用のマイクロホンおよびスピーカと、電話回線
を規定のインピーダンスで閉結しながら前記マイクロホ
ンおよびスピーカの音声信号が入出力可能な通話路を形
成する通話路形成手段と、前記電話回線を規定のインピ
ーダンスで閉結しながらデータ信号が入出力可能な通信
路を形成する通信路形成手段と、前記通話路を形成する
か否かを使用者の操作により設定する通話路設定手動手
段と、端末を接続する端末接続手段と、前記通信路を介
して前記端末と前記電話回線との間でデータを送受信す
るデータ通信手段と、前記通話路設定手動手段の設定に
より前記通話路を形成したか否かを前記端末に通知する
手動開閉表示手段と、前記通話路が形成されたのちに前
記端末から接続要求を受けた場合には、接続要求に指定
されている電話番号を選択信号として前記通話路に送出
し、前記通話路が形成されていないときに前記端末から
接続要求を受けた場合には、前記通信路形成手段に前記
通信路を形成させたのち接続要求に指定されている電話
番号を選択信号として前記通信路に送出するダイヤル手
段とを備え、使用者が通話するときには、前記通話路設
定手動手段の設定により前記通話路を形成したのち前記
端末から接続要求を出力し、通話路を介して前記マイク
ロホンと前記スピーカとを用いて通話し、前記端末がデ
ータ通信するときには、前記手動開閉通知手段の通知に
より前記通話路が形成されていないことを判断したのち
接続要求を出力し、前記ダイヤル手段の指示で前記通信
路形成手段が形成した通信路を介してデータを送受信す
るようにした網制御装置であり、また、請求項2に係わ
る本発明は、通話用のマイクロホンおよびスピーカと、
電話回線を規定のインピーダンスで閉結しながら前記マ
イクロホンおよびスピーカの音声信号が入出力可能な通
話路を形成する通話路形成手段と、前記電話回線を規定
のインピーダンスで閉結しながらデータ信号が入出力可
能な通信路を形成する通信路形成手段と、端末を接続す
る端末接続手段と、前記通話路を形成するか否かを前記
端末の指示により設定する通話路端末制御手段と、前記
通信路を介して前記端末と前記電話回線との間でデータ
を送受信するデータ通信手段と、前記通話路が形成され
たのちに前記端末から接続要求を受けた場合には、接続
要求に指定されている電話番号を選択信号として前記通
話路に送出し、前記通話路が形成されていないときに前
記端末から接続要求を受けた場合には、前記通信路形成
手段に前記通信路を形成させたのち接続要求に指定され
ている電話番号を選択信号として前記通信路に送出する
ダイヤル手段とを備え、使用者が通話するときには、前
記端末から前記通話路を形成するよう指示したのち前記
ダイヤル手段に接続要求を出力し、通話路を介して前記
マイクロホンと前記スピーカとを用いて通話し、前記端
末がデータ通信するときには、前記通話路の形成を指示
していない状態で接続要求を前記ダイヤル手段に出力
し、前記ダイヤル手段の指示で前記通信路形成手段が形
成した通信路を介してデータを送受信するようにした網
制御装置であり、また、請求項3に係わる本発明は、電
話回線を規定のインピーダンスで閉結しながらデータ信
号が入出力可能な通信路を形成する通信路形成手段と、
端末を接続する端末接続手段と、電話機が前記電話回線
に通話路を形成しているか否かを前記端末に通知する電
話機状態表示手段と、前記通信路を介して前記端末と前
記電話回線との間でデータを送受信するデータ通信手段
と、前記規定のインピーダンスよりも十分に大きい抵抗
値の高抵抗で前記電話回線を閉結しながら選択信号が出
力可能な高抵抗通話路を形成する高抵抗通話路形成手段
と、前記電話機による通話路が形成されたのちに前記端
末から接続要求を受けた場合には、接続要求に指定され
ている電話番号を選択信号として前記高抵抗通話路に送
出し、前記電話機による通話路が形成されていないとき
に前記端末から接続要求を受けた場合には、前記通信路
形成手段に前記通信路を形成させたのち接続要求に指定
されている電話番号を選択信号として前記通信路に送出
するダイヤル手段とを備え、使用者が通話するときに
は、前記電話機により通話路を形成したのち前記端末か
ら接続要求を出力して通話し、前記端末がデータ通信す
るときには、前記電話機による通話路が形成されていな
い状態で接続要求を前記ダイヤル手段に出力し、前記ダ
イヤル手段の指示で前記通信路形成手段が形成した通信
路を介してデータを送受信するようにした網制御装置で
あり、また、請求項4に係わる本発明は、端末から電話
番号を分割して受信し、それらを一括した電話番号を選
択信号として送出するようにしたダイヤル手段を備えた
請求項1ないし請求項3のいずれかに係わる網制御装置
であり、また、請求項5に係わる本発明は、双方向シリ
アル通信により端末を接続する端末接続手段を備えた請
求項1ないし請求項3のいずれかに係わる網制御装置で
ある。
【0009】
【作用】請求項1に係わる本発明において、通話路設定
手動手段は使用者の指示により通話路形成手段を駆動し
てスピーカとマイクロホンを電話回線に接続して通話路
を形成させるとともに、手動開閉表示手段を介して端末
に通話路が設定されたことを通知する。また、ダイヤル
手段は、通話路が形成されているとき、端末からの接続
要求を受けると通話路形成手段を介して選択信号を送出
し、通話路が形成されていないときに、端末からの接続
要求を受けると通信路形成手段に通信路を形成させると
ともにその通信路を介して選択信号を送出する。また、
請求項2に係わる本発明において、通話路端末制御手段
は端末から接続要求を受けると通話路形成手段に指示し
てマイクロホンとスピーカとを電話回線に接続して通話
路を形成させる。ダイヤル手段は、通話路が形成されて
いるとき、端末からの接続要求を受けると通話路を介し
て選択信号を送出し、通話路が形成されていないとき
は、端末からの接続要求を受けると通信路形成手段に通
信路を形成させ、その通信路を介して選択信号を送出す
る。
【0010】請求項3に係わる本発明において、使用者
が電話機をオフフックして通話路を形成すると、電話機
状態表示手段はオフフックにより通話路が形成されたこ
とを端末に通知する。ダイヤル手段は、通話路が形成さ
れているときに、端末から接続要求を受け付けると高抵
抗通話路形成手段に高抵抗通話路を形成させ、その高抵
抗通話路を介して選択信号を送出し、また、電話機がオ
フフックされず通話路が形成されていないときに、端末
からの接続要求を受けると通信路形成手段に通信路を形
成させ、その通信路を介して選択信号を送出する。ま
た、請求項4に係わる本発明において、ダイヤル手段
は、端末からの接続要求で指示される電話番号を分割し
て受信して、連続した電話番号を選択信号として送出す
る。また、請求項5に係わる本発明において、端末接続
手段は双方向シリアル通信により端末を接続する。
【0011】
【実施例】
(実施例1)以下、請求項1に係わる本発明の網制御装
置の一実施例について図面を参照しながら説明する。図
1は本実施例の構成を示すブロック図である。図におい
て、1は網制御装置、2は電話回線103の直流ループ
回路を閉結して交流インピーダンスを600Ωで終端す
ることで通話路を形成してスピーカ9とマイクロホン1
0を電話回線103に接続する通話路形成手段、3は電
話回線103の直流ループ回路を閉結して交流インピー
ダンスを600Ωで終端することで通信路を形成してデ
ータ通信手段4を電話回線103に接続する通信路形成
手段、4は端末101が入出力するディジタル信号を電
話回線103上のアナログ信号に変復調するデータ通信
手段、5は端末101からの接続要求により、その接続
要求に指定されている電話番号の選択信号を現時点に形
成されている通話路または通信路を介して送出するダイ
ヤル手段、6は手動により通話路形成手段2を通話路形
成または開放のいずれかに設定する通話路設定手動手
段、7はデータ通信手段4とダイヤル手段5と手動開閉
表示手段8とを端末101に接続する端末接続手段であ
る。なお、スピーカ9とマイクロホン10は電話機の受
話器のように一体化した形態や、ハンドフリーで会話で
きるように網制御装置1に取り付けた形態がある。ま
た、通話路設定手動手段6としては、スピーカ9とマイ
クロホン10を一体とした電話機の受話器を手で持ち上
げた(オフフック)ときに作用するオフフックスイッチ
が代表的な例としてある。
【0012】以下、上記構成においてその動作を説明す
る。なお、本実施例においては、端末101をパーソナ
ルコンピュータ(以下、PCと称す)とする。通話路設
定手動手段6のスイッチがオンになると、通話路形成手
段2はスピーカ9とマイクロホン10とを電話回線10
3に接続し、電話回線103との直流ループ回路を閉結
するとともに交流インピーダンスを600Ωで終端し、
また、手動開閉表示手段8は端末接続手段7を介してス
ピーカ9とマイクロホン10とが電話回線103に通話
路形成手段2により接続されたことを端末接続手段7を
介して端末101に通知する。以下、この通知をオフフ
ック通知と称す。
【0013】端末101は、オフフック通知を受ける
と、たとえば、端末101が蓄積している電話帳データ
をパソコンのディスプレイ上に表示する。操作者がその
表示上でマウスなどにより通話したい通信相手を指定す
ると、端末101は、その通信相手の電話番号が設定さ
れる接続要求を端末接続手段7を介して接続要求に指定
されている電話番号を選択信号として送出する。具体的
には、選択信号としてダイヤルパルスまたはPB信号を
用いて送出し、通信相手を呼び出すことができる。通話
ののち、通話路設定手動手段6のスイッチがオフになる
と通話路形成手段2が電話回線103とスピーカ9およ
びマイクロホン10との接続を開放するとともに、手動
開閉表示手段8は通話路を開放したことを端末接続手段
7を介して通知する。以下、この通知をオンフック通知
と称す。
【0014】つぎに、通話路設定手動手段6のスイッチ
がオフの状態のとき、端末101は、手動開閉表示手段
8からオフフック通知を受けないのでスピーカ9とマイ
クロホン10が通話路形成手段2を介して電話回線10
3に接続されていないことを判別でき、データ通信を行
ってもよいと判別できる。したがって、データ通信を行
う相手、たとえばデータベースセンターの電話番号が指
定される接続要求を出すことができる。ダイヤル手段5
は、この接続要求を受けるとマイクロホン10とスピー
カ9とは通話路形成手段2によって電話回線103に接
続されていないので、通信路形成手段3を駆動してデー
タ通信手段4を電話回線103に接続する。もちろん、
通信路形成手段3は電話回線103との直流ループ回路
を閉結し、交流インピーダンス600Ωで終端する。つ
づいて、ダイヤル手段5は、端末101の接続要求に指
定された電話番号を選択信号として通信路形成手段3を
介して送出する。端末101は、データ通信手段4を用
いて前記データベースセンターとデータ通信できる。
【0015】以上のように本実施例によれば、通話路を
設定するか否かを使用者が操作して指示する通話路設定
手動手段6を備え、使用者が通話路設定を指示すると、
通話路形成手段2により通話路を形成するとともに、手
動開閉表示手段8により端末101にオフフック通知し
てデータ通信ができないことを判断させ、また、使用者
が通話路設定を指示していないときには手動開閉表示手
段8により端末101にオンフック通知してデータ通信
ができることを判断させ、端末101はオンフック通知
のあるときのみダイヤル手段5を介して通信路形成手段
3により通信路を形成するようにしたことにより、通話
路と通信路とが同時に形成されることがなく、前記通話
路を形成したときにはマイクロホン10とスピーカ9に
よる通話ができ、また前記通話路が形成されていないと
きには端末101は前記通信路により、端末接続手段7
およびデータ通信手段4を介してデータ通信を実行でき
る。
【0016】(実施例2)以下、請求項2に係わる本発
明の網制御装置の一実施例について説明する。図2は本
実施例の構成を示すブロック図である。なお、実施例1
と同じ構成要素には同一番号を付与して説明を省略す
る。本実施例が実施例1と異なる点は、通話路端末制御
手段11を備え、端末101の指示により通話路を形成
するか否かを決定するようにしたことにある。図におい
て、通話路端末制御手段11は端末101の指示を端末
接続手段7を介して入力し、通話路形成手段2の駆動ま
たは停止を制御する。
【0017】上記構成においてその動作を説明する。以
下、端末101の通話路形成指示をオフフック要求、通
話路開放指示をオンフック要求と称す。端末101から
オフフック要求が出力されると、通話路端末制御手段1
1はそのオフフック要求を端末接続手段7を介して入力
し、通話路形成手段2にマイクロホン10とスピーカ9
とを電話回線103に接続させる。つぎに、実施例1と
同様に、たとえば端末101が蓄積している電話帳デー
タをパソコンのディスプレイ上に表示する。操作者がマ
ウスなどにより通話したい通信相手を指定すると、端末
101はその通信相手の電話番号が設定される接続要求
を端末接続手段7を介してダイヤル手段5に出力する。
ダイヤル手段5は、通話路形成手段2を介して接続要求
に指定されている電話番号を選択信号として送出して通
信相手を呼び出すことができる。通話終了後、端末10
1から通話路端末制御手段11に対してオンフック要求
を出力し、通話路形成手段2は通話路を開放する。
【0018】つぎに、端末101がデータ通信を行う場
合について説明する。端末101は、オフフック要求を
しなければスピーカ9とマイクロホン10が通話路形成
手段2を介して電話回線103に接続されることがない
ことを判断でき、データ通信を行ってもよいことを判別
できる。したがって、実施例1と同様に、データ通信の
相手、たとえばデータベースセンターの電話番号が指定
される接続要求を出すことができる。ダイヤル手段5
は、この接続要求を受けると、通話路形成手段2によっ
てマイクロホン10とスピーカ9を電話回線103に接
続されていないので、通信路形成手段3により電話回線
103との直流ループ回路を閉結し、交流インピーダン
ス600Ωで終端して通信路を形成させる。つぎに、ダ
イヤル手段5は、端末101からの接続要求に指定され
る電話番号を選択信号として通信路形成手段3を介して
送出する。端末101はデータ通信手段4を用いてデー
タべースセンターとデータ通信を実行できる。
【0019】以上のように本実施例によれば、端末10
1の指示で通話路端末制御手段11が通話路形成手段2
の通話路形成を制御することにより、通話路と通信路が
同時に形成されることがなく、端末101の指示で通話
路形成手段2が通話路を形成したときはマイクロホン1
0とスピーカ9による通話が可能であり、また端末10
1が通話を指示していないときには通信路形成手段3に
より通信路を形成して端末101のデータ通信が可能と
なる。
【0020】(実施例3)以下、請求項3に係わる本発
明の網制御装置について図面を参照しながら説明する。
図3は本実施例の構成を示すブロック図である。なお、
実施例1および実施例2と同じ構成要素には同一番号を
付与して説明を省略する。本実施例の網制御装置が実施
例1および実施例2と異なる点は、端末のほかに電話機
の接続も制御する点にある。図において、電話機102
は電話回線103に直接接続されている。また、網制御
装置1は、電話機102のオフフックとオンフックの変
化を検出して端末101に表示する電話機状態表示手段
12と、電話回線103をハイインピーダンスで接続す
る高抵抗通話路形成手段13と、端末101からの接続
要求に対して、電話機102がオフフック状態時には、
その接続要求に指定のある電話番号を選択信号として高
抵抗通話路形成手段13を介して送出し、電話機102
がオンフック状態時には、その接続要求に指定のある電
話番号を選択信号として通信路形成手段3を介して送出
するダイヤル手段5とを備えている。
【0021】上記構成においてその動作を説明する。ま
ず、電話機102は電話回線103に直接接続され、網
制御装置1とは独立した電話機として通信相手の電話番
号をダイヤルして自由に通話することができる。
【0022】つぎに、端末101の接続要求により通話
する場合について説明する。電話機102の受話器をオ
フフックすると電話機状態表示手段12がオフフックを
検出して端末101にオフフック通知する。端末101
は、オフフック通知を受信すると、たとえば端末101
が蓄積している電話帳データをパソコンのディスプレイ
上に表示する。操作者がマウスなどにより通話相手を指
定すると、端末101はその通信相手の電話番号が設定
される接続要求を端末接続手段7を介してダイヤル手段
5に出力する。ダイヤル手段5は、高抵抗通話路形成手
段13を介して接続要求に指定されている電話番号を選
択信号として送出する。具体的には、選択信号としてP
B信号を用いて送出する。通話ののち、電話機102の
受話器がオンフックとなるため電話機状態表示手段12
がこれを検出し、オンフック通知を端末接続手段7を介
して端末101に通知する。
【0023】つぎに、端末101がデータ通信を行う場
合について説明する。電話機102の受話器が上がって
いないとき、端末101は、電話機状態表示手段12か
らオフフック通知を受けないので電話機102が電話回
線103を使用していないことを判別できる。したがっ
て、端末101がデータ通信を行ってもよいことを判別
でき、データ通信の相手、たとえばデータベースセンタ
ーの電話番号が指定される接続要求を出力する。ダイヤ
ル手段5は、この接続要求を受信し、通信路形成手段3
を駆動してデータ通信手段4を電話回線103に接続す
る。もちろん、通信路形成手段3は電話回線103との
直流ループを閉結し、交流インピーダンス600Ωで終
端される。つぎに、ダイヤル手段5は、端末101から
の接続要求に指定された電話番号を選択信号として通信
路形成手段3を介して送出する。端末101は、データ
ベースセンタとデータ通信手段4を利用してデータ通信
を実行する。
【0024】以上のように本実施例によれば、網制御装
置1に並列接続された電話機102がオフフック状態で
あるか否かを電話機状態表示手段12により端末101
に通知するようにしたことにより、端末101は電話機
の状態を知ることができ、オフフック状態であれば高抵
抗通話路形成手段13により通話路を形成して通話し、
オンフック状態であれば通信路形成手段3により通信路
を形成してデータ通信して、通話路と通信路とが同時に
形成されることがなく、また、独立した電話機102が
オフフックであるときの網制御回路1のインピーダンス
を高抵抗としているため、電話回線103とのインピー
ダンス整合を正常にとることができる。
【0025】(実施例4)以下、請求項4に係わる本発
明の網制御装置の一実施例について説明する。なお、本
実施例の構成は実施例1ないし実施例3と同じとする。
本実施例が実施例1ないし実施例3と異なる点は、ダイ
ヤル手段5が接続要求により指定される電話番号を端末
から分割して受信し、それらを一括した電話番号として
選択信号として送出するようにしたことにある。ここで
はヘイズATモデムと互換性をとる例を示す。たとえ
ば、端末101から「PTD1]、「PTD2」、「P
TD34」なる電文を順に出力すると、ダイヤル手段5
は、それらを受信する都度、順に電話回線103に
「1」、「2」、「34」と選択信号を送出する。この
ように電話機のダイヤルボタンを押すのと同様に端末1
01からもダイヤル操作が行える。なお、上記「PT
D」は一括の場合と区別するための例であるが、この限
りではない。
【0026】以上のように本実施例によれば、端末10
1が電話番号を分割した電文として網制御装置1に出力
し、網制御装置1におけるダイヤル手段5がそれらを一
括した電話番号として出力するようにしたことにより、
端末からもダイヤル操作を行うことができる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係わる本発明の網制御装置は、通話用のマイクロホ
ンおよびスピーカと、電話回線を規定のインピーダンス
で閉結しながら前記マイクロホンおよびスピーカの音声
信号が入出力可能な通話路を形成する通話路形成手段
と、前記電話回線を規定のインピーダンスで閉結しなが
らデータ信号が入出力可能な通信路を形成する通信路形
成手段と、前記通話路を形成するか否かを使用者の操作
により設定する通話路設定手動手段と、端末を接続する
端末接続手段と、前記通信路を介して前記端末と前記電
話回線との間でデータを送受信するデータ通信手段と、
前記通話路設定手動手段の設定により前記通話路を形成
したか否かを前記端末に通知する手動開閉表示手段と、
前記通話路が形成されたのちに前記端末から接続要求を
受けた場合には、接続要求に指定されている電話番号を
選択信号として前記通話路に送出し、前記通話路が形成
されていないときに前記端末から接続要求を受けた場合
には、前記通信路形成手段に前記通信路を形成させたの
ち接続要求に指定されている電話番号を選択信号として
前記通信路に送出するダイヤル手段とを備え、使用者が
通話するときには、前記通話路設定手動手段の設定によ
り前記通話路を形成したのち前記端末から接続要求を出
力し、通話路を介して前記マイクロホンと前記スピーカ
とを用いて通話し、前記端末がデータ通信するときに
は、前記手動開閉通知手段の通知により前記通話路が形
成されていないことを判断したのち接続要求を出力し、
前記ダイヤル手段の指示で前記通信路形成手段が形成し
た通信路を介してデータを送受信するようにしたことに
より、通話路と通信路とが同時に形成されることなく、
したがって、通話を目的とした端末からの接続要求と、
端末の自動発信によるデータ通信がともにインピーダン
ス不整合を発生することなく実行でき、音声が小さくな
って聞こえないといった不都合がなく、また、端末で電
話帳データを管理し、そのデータを利用してダイヤリン
グすることができ、現在の電話機に比べて便利になる。
また、請求項2に係わる本発明の網制御装置は、通話用
のマイクロホンおよびスピーカと、電話回線を規定のイ
ンピーダンスで閉結しながら前記マイクロホンおよびス
ピーカの音声信号が入出力可能な通話路を形成する通話
路形成手段と、前記電話回線を規定のインピーダンスで
閉結しながらデータ信号が入出力可能な通信路を形成す
る通信路形成手段と、端末を接続する端末接続手段と、
前記通話路を形成するか否かを前記端末の指示により設
定する通話路端末制御手段と、前記通信路を介して前記
端末と前記電話回線との間でデータを送受信するデータ
通信手段と、前記通話路が形成されたのちに前記端末か
ら接続要求を受けた場合には、接続要求に指定されてい
る電話番号を選択信号として前記通話路に送出し、前記
通話路が形成されていないときに前記端末から接続要求
を受けた場合には、前記通信路形成手段に前記通信路を
形成させたのち接続要求に指定されている電話番号を選
択信号として前記通信路に送出するダイヤル手段とを備
え、使用者が通話するときには、前記端末から前記通話
路を形成するよう指示したのち前記ダイヤル手段に接続
要求を出力し、通話路を介して前記マイクロホンと前記
スピーカとを用いて通話し、前記端末がデータ通信する
ときには、前記通話路の形成を指示していない状態で接
続要求を前記ダイヤル手段に出力し、前記ダイヤル手段
の指示で前記通信路形成手段が形成した通信路を介して
データを送受信するようにしたことにより、通話路と通
信路とが同時に形成されることなく、端末側の制御のみ
で通話と端末の自動発信によるデータ通信とを端末側の
みの操作で実現でき、統合操作環境システムが構築し易
くなる。また、請求項3に係わる本発明の網制御装置
は、電話回線を規定のインピーダンスで閉結しながらデ
ータ信号が入出力可能な通信路を形成する通信路形成手
段と、端末を接続する端末接続手段と、電話機が前記電
話回線に通話路を形成しているか否かを前記端末に通知
する電話機状態表示手段と、前記通信路を介して前記端
末と前記電話回線との間でデータを送受信するデータ通
信手段と、前記規定のインピーダンスよりも十分に大き
い抵抗値の高抵抗で前記電話回線を閉結しながら選択信
号が出力可能な高抵抗通話路を形成する高抵抗通話路形
成手段と、前記電話機による通話路が形成されたのちに
前記端末から接続要求を受けた場合には、接続要求に指
定されている電話番号を選択信号として前記高抵抗通話
路に送出し、前記電話機による通話路が形成されていな
いときに前記端末から接続要求を受けた場合には、前記
通信路形成手段に前記通信路を形成させたのち接続要求
に指定されている電話番号を選択信号として前記通信路
に送出するダイヤル手段とを備え、使用者が通話すると
きには、前記電話機により通話路を形成したのち前記端
末から接続要求を出力して通話し、前記端末がデータ通
信するときには、前記電話機による通話路が形成されて
いない状態で接続要求を前記ダイヤル手段に出力し、前
記ダイヤル手段の指示で前記通信路形成手段が形成した
通信路を介してデータを送受信するようにしたことによ
り、手持ちの電話機で通話するが、ダイヤルは端末から
の指示で行ってもインピーダンスの不整合を生じず、か
つデータ通信も行える。また、請求項4に係わる本発明
の網制御装置は、端末から電話番号を分割して受信し、
それらを一括した電話番号を選択信号として送出するよ
うにしたダイヤル手段を備えたことにより、端末から電
話番号を分割して指示可能となり、端末のたとえばディ
スプレイにダイヤルボタンを表示し、マウスなどで指定
してダイヤルでき、電話機と等価な使い勝手のよいシス
テムを構築できる。また、請求項5に係わる本発明の網
制御装置は、双方向シリアル通信により端末を接続する
端末接続手段を備えたことにより、汎用的なシリアル通
信手段で端末を接続して上記の効果を実現でき、既製の
パソコンを端末として利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係わる本発明の網制御装置の一実施
例の構成を示すブロック図
【図2】請求項2に係わる本発明の網制御装置の一実施
例の構成を示すブロック図
【図3】請求項3に係わる本発明の網制御装置の一実施
例の構成を示すブロック図
【図4】従来の網制御装置によるシステム構成の一例を
示すブロック図
【図5】従来の網制御装置によるシステム構成の他の例
を示すブロック図
【符号の説明】
1 網制御装置 2 通話路形成手段 3 通信路形成手段 4 データ通信手段 5 ダイヤル手段 6 通話路設定手動手段 7 端末接続手段 8 手動開閉表示手段 9 スピーカ 10 マイクロホン 11 通話路端末制御手段 12 電話機状態表示手段 13 高抵抗通話路形成手段 102 電話機
フロントページの続き (72)発明者 小林 徹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 石嵜 祥浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話用のマイクロホンおよびスピーカ
    と、電話回線を規定のインピーダンスで閉結しながら前
    記マイクロホンおよびスピーカの音声信号が入出力可能
    な通話路を形成する通話路形成手段と、前記電話回線を
    規定のインピーダンスで閉結しながらデータ信号が入出
    力可能な通信路を形成する通信路形成手段と、前記通話
    路を形成するか否かを使用者の操作により設定する通話
    路設定手動手段と、端末を接続する端末接続手段と、前
    記通信路を介して前記端末と前記電話回線との間でデー
    タを送受信するデータ通信手段と、前記通話路設定手動
    手段の設定により前記通話路を形成したか否かを前記端
    末に通知する手動開閉表示手段と、前記通話路が形成さ
    れたのちに前記端末から接続要求を受けた場合には、接
    続要求に指定されている電話番号を選択信号として前記
    通話路に送出し、前記通話路が形成されていないときに
    前記端末から接続要求を受けた場合には、前記通信路形
    成手段に前記通信路を形成させたのち接続要求に指定さ
    れている電話番号を選択信号として前記通信路に送出す
    るダイヤル手段とを備え、使用者が通話するときには、
    前記通話路設定手動手段の設定により前記通話路を形成
    したのち前記端末から接続要求を出力し、通話路を介し
    て前記マイクロホンと前記スピーカとを用いて通話し、
    前記端末がデータ通信するときには、前記手動開閉通知
    手段の通知により前記通話路が形成されていないことを
    判断したのち接続要求を出力し、前記ダイヤル手段の指
    示で前記通信路形成手段が形成した通信路を介してデー
    タを送受信するようにした網制御装置。
  2. 【請求項2】 通話用のマイクロホンおよびスピーカ
    と、電話回線を規定のインピーダンスで閉結しながら前
    記マイクロホンおよびスピーカの音声信号が入出力可能
    な通話路を形成する通話路形成手段と、前記電話回線を
    規定のインピーダンスで閉結しながらデータ信号が入出
    力可能な通信路を形成する通信路形成手段と、端末を接
    続する端末接続手段と、前記通話路を形成するか否かを
    前記端末の指示により設定する通話路端末制御手段と、
    前記通信路を介して前記端末と前記電話回線との間でデ
    ータを送受信するデータ通信手段と、前記通話路が形成
    されたのちに前記端末から接続要求を受けた場合には、
    接続要求に指定されている電話番号を選択信号として前
    記通話路に送出し、前記通話路が形成されていないとき
    に前記端末から接続要求を受けた場合には、前記通信路
    形成手段に前記通信路を形成させたのち接続要求に指定
    されている電話番号を選択信号として前記通信路に送出
    するダイヤル手段とを備え、使用者が通話するときに
    は、前記端末から前記通話路を形成するよう指示したの
    ち前記ダイヤル手段に接続要求を出力し、通話路を介し
    て前記マイクロホンと前記スピーカとを用いて通話し、
    前記端末がデータ通信するときには、前記通話路の形成
    を指示していない状態で接続要求を前記ダイヤル手段に
    出力し、前記ダイヤル手段の指示で前記通信路形成手段
    が形成した通信路を介してデータを送受信するようにし
    た網制御装置。
  3. 【請求項3】 電話回線を規定のインピーダンスで閉結
    しながらデータ信号が入出力可能な通信路を形成する通
    信路形成手段と、端末を接続する端末接続手段と、電話
    機が前記電話回線に通話路を形成しているか否かを前記
    端末に通知する電話機状態表示手段と、前記通信路を介
    して前記端末と前記電話回線との間でデータを送受信す
    るデータ通信手段と、前記規定のインピーダンスよりも
    十分に大きい抵抗値の高抵抗で前記電話回線を閉結しな
    がら選択信号が出力可能な高抵抗通話路を形成する高抵
    抗通話路形成手段と、前記電話機による通話路が形成さ
    れたのちに前記端末から接続要求を受けた場合には、接
    続要求に指定されている電話番号を選択信号として前記
    高抵抗通話路に送出し、前記電話機による通話路が形成
    されていないときに前記端末から接続要求を受けた場合
    には、前記通信路形成手段に前記通信路を形成させたの
    ち接続要求に指定されている電話番号を選択信号として
    前記通信路に送出するダイヤル手段とを備え、使用者が
    通話するときには、前記電話機により通話路を形成した
    のち前記端末から接続要求を出力して通話し、前記端末
    がデータ通信するときには、前記電話機による通話路が
    形成されていない状態で接続要求を前記ダイヤル手段に
    出力し、前記ダイヤル手段の指示で前記通信路形成手段
    が形成した通信路を介してデータを送受信するようにし
    た網制御装置。
  4. 【請求項4】 端末から電話番号を分割して受信し、そ
    れらを一括した電話番号を選択信号として送出するよう
    にしたダイヤル手段を備えた請求項1ないし請求項3の
    いずれかに記載の網制御装置。
  5. 【請求項5】 双方向シリアル通信により端末を接続す
    る端末接続手段を備えた請求項1ないし請求項3のいず
    れかに記載の網制御装置。
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