JP3238473U - 輸送機器用折れ戸 - Google Patents
輸送機器用折れ戸 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3238473U JP3238473U JP2022001946U JP2022001946U JP3238473U JP 3238473 U JP3238473 U JP 3238473U JP 2022001946 U JP2022001946 U JP 2022001946U JP 2022001946 U JP2022001946 U JP 2022001946U JP 3238473 U JP3238473 U JP 3238473U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- folding door
- folding
- opening
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
Abstract
【課題】輸送機器は、ドアを開くためドアの幅ないしそれ以上の空間を必要とし、隣接車両との間隔を大きくとらざるを得ない。また、雨天時における乗降、車傍での作業時に雨に濡れることは避けられない。本考案は、輸送機器のドアを開く際の必要空間を小さくするとともに、雨天時において雨に濡れることを防止、減少させるものである。【解決手段】本考案は、複数のドアパネルを実質的に水平方向の折れ線を有するように垂直方向に連結した折れ戸とし、垂直方向に開閉を行うことによりドア開閉に必要とする周辺のスペースを小さくするとともに、上方に開かれたドアパネルによる雨除け効果を持たせている。【選択図】図6
Description
本考案は、輸送機器のドアの形状に関するものである。
自動車に代表される輸送機器においては、走行に伴う風や雨天時の運転者や搭乗者への影響を防止するために開口部に扉(ドア)を設置することが一般的である。しかしながら、このドアは人の乗り降りあるいは荷物の出し入れに十分な幅を確保する必要があるゆえに、ドアを開いた場合に周辺にドアの開口幅と同等ないしそれ以上の空間を必要とする。この空間の大きさは、例えば駐車場などでとなりの構造物や隣接して駐車する車両との間隔を大きくとらざるを得ないという問題点を有している。この問題を解決する手段として、バス等では垂直方向の折れ線を有する折れ戸が広く使われている。また、ミニバン等ではいわゆるスライドドアがあり、後部ドアとしては広く採用例がみられる。しかしながら、このような折れ戸ないしスライドドアでは雨を防ぐ機能は全くなく、乗降時、荷物の積み下ろし時、あるいは例えば年少者をチャイルドシートに固定する作業時などでは雨天時において雨に濡れることは避けられない。
本考案は、輸送機器においてドアを開く際の周辺の必要スペースを小さくし、それにより小さいスペースにより多くの輸送機器を止めることができるようにするとともに、雨天時において、輸送機器の乗降時あるいは車両傍での作業時に雨に濡れることを防止ないし減少させるものである。
本考案は、通常の折れ戸が垂直方向の折れ線を有して横方向に開閉されるのに対し、複数のドアパネルを実質的に水平方向の折れ線を有するように垂直方向に連結した折れ戸とし、垂直方向に開閉を行うことにより、ドア開閉に必要とする周辺のスペースを小さくするとともに、上方にはね上げられたドアパネルによる雨除け効果を持たせることにより問題点を解決している。
本考案によれば、小さいスペースで輸送機器への乗降、荷物の積み下ろし作業などが可能となり、駐停車に必要とする空間を小さくし、輸送機器の利用をより便利にすることができる。特に小型輸送機器、例えばミニカーなどでは、車両周辺の必要スペースを小さくできることは小型車両利用のメリットをより発現させることが可能となり、有意義である。
また、雨天時の乗降、車傍での作業などにおいて雨に濡れることを防止ないし減少させることが可能となり、輸送機器の利用をより便利にすることができる。
ミニバンあるいは商用バンの後部ドアにおいては、ドア開閉のために通常後方に特に大きなスペースを必要とするが、本考案の折れ戸を採用すればはるかに小さなスペースでドアを開くことが可能となり、その意義は大きい。
また、雨天時の乗降、車傍での作業などにおいて雨に濡れることを防止ないし減少させることが可能となり、輸送機器の利用をより便利にすることができる。
ミニバンあるいは商用バンの後部ドアにおいては、ドア開閉のために通常後方に特に大きなスペースを必要とするが、本考案の折れ戸を採用すればはるかに小さなスペースでドアを開くことが可能となり、その意義は大きい。
折れ戸を構成するパネルは相互に丁番(ヒンジ)により連結される。折れ線は実質的に水平方向とするが、水平からの多少のずれは差し支えなく、形状、デザインによって水平方向から大きくずれない範囲で適宜調整される。折れ戸が前後方向に振れたり風にあおられるなどの不具合を防止するため、折れ戸の折れ線近傍にローラーあるいはピボットなどを設け、これらがガイドに沿って移動することにより折れ戸の振れを防止し、開閉をよりスムーズに行うことが可能である。ただし、このガイドバー及びローラーないしピボットは必須ではない。折れ戸の開閉位置の制御には、ガイドバーによるもののほか、油圧ダンパー、ガススプリングダンパー、ヒンジダンパーなど通常のドアや窓の開閉に用いられる装置を利用することもできる。
また、パネルの垂直方向の長さをパネルごとに多少違えることにより、開いたときの開き角度を調整することが可能である。これにより車傍の作業高さを確保したり、雨がパネルに沿って流れやすいようにするなどの工夫が可能である。
本考案の構造においては、ローラーないしピボット部分の折れ線近傍を持ち上げることにより容易に開閉が可能であるが、これを電気モーターなどの動力を用いて行わせることにより、オート(自動)ドアとして機能させることが可能である。
また、パネルの垂直方向の長さをパネルごとに多少違えることにより、開いたときの開き角度を調整することが可能である。これにより車傍の作業高さを確保したり、雨がパネルに沿って流れやすいようにするなどの工夫が可能である。
本考案の構造においては、ローラーないしピボット部分の折れ線近傍を持ち上げることにより容易に開閉が可能であるが、これを電気モーターなどの動力を用いて行わせることにより、オート(自動)ドアとして機能させることが可能である。
以下、添付図面に従って実施例を説明する。1は扉(ドア)の枠を構成する構造体である。2はドア本体のパネルである。このパネルは、適度な剛性を有するものであれば金属、プラスチック、木材など多様な材質が使用できる。3は折れ戸を機能させるための丁番である。4は折れ戸の開閉位置を規制するためのガイドバーである。5は折れ戸の開閉位置を規制するためのガイドローラーないしガイドピボット(ガイド棒)であり、ガイドバー4に挿入されてバーに沿って動く。6はドアパネルの開閉を行うための取っ手である。
ドアの開閉は、取っ手6をつかんで上方に持ち上げることにより行うが、人間の手ではなくワイヤーや歯車などを用い電気モーターなどの機械的な力で開閉させても良い。
図1、3、4はドアパネルが2枚の例であり、図2、5、6はドアパネルが3枚の例である。図7は本考案の折れ戸を小型自動車に装着したときのイメージである。
図1及び2は本考案の折れ戸を正面から見た図である。図3、5はそれを側面から見た図、図4、6は折れ戸を上方に開いた状態の図である。折れ戸を所定位置で停止させるストッパーを付けることもできるが、本考案の本質ではないので、図ではストッパーは示していない。また、同様の理由で油圧ダンパーなどの付属装置も示していない。
図7は本考案の折れ戸を小型自動車に装着したときの様子である。
ドアの開閉は、取っ手6をつかんで上方に持ち上げることにより行うが、人間の手ではなくワイヤーや歯車などを用い電気モーターなどの機械的な力で開閉させても良い。
図1、3、4はドアパネルが2枚の例であり、図2、5、6はドアパネルが3枚の例である。図7は本考案の折れ戸を小型自動車に装着したときのイメージである。
図1及び2は本考案の折れ戸を正面から見た図である。図3、5はそれを側面から見た図、図4、6は折れ戸を上方に開いた状態の図である。折れ戸を所定位置で停止させるストッパーを付けることもできるが、本考案の本質ではないので、図ではストッパーは示していない。また、同様の理由で油圧ダンパーなどの付属装置も示していない。
図7は本考案の折れ戸を小型自動車に装着したときの様子である。
本考案は輸送機器全般に応用可能であるが、特に小型自動車、例えばミニカーなどでその効果が大きい。また、ミニバン、商用バンなどの後部(車両背面)ドアとしても適している。
1 ドア枠
2 ドアパネル
3 丁番
4 ガイドバー
5 ガイドロールまたはガイドピボット
6 取っ手
2 ドアパネル
3 丁番
4 ガイドバー
5 ガイドロールまたはガイドピボット
6 取っ手
Claims (2)
- 実質的に水平方向の折れ線を有する輸送機器用折れ戸
- 輸送機器が小型自動車である請求項1に記載する折れ戸
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022001946U JP3238473U (ja) | 2022-05-12 | 2022-05-12 | 輸送機器用折れ戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022001946U JP3238473U (ja) | 2022-05-12 | 2022-05-12 | 輸送機器用折れ戸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3238473U true JP3238473U (ja) | 2022-07-28 |
Family
ID=82550084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022001946U Active JP3238473U (ja) | 2022-05-12 | 2022-05-12 | 輸送機器用折れ戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3238473U (ja) |
-
2022
- 2022-05-12 JP JP2022001946U patent/JP3238473U/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6064332B2 (ja) | 車両用スライドドア装置 | |
JP5647186B2 (ja) | テールゲート付き車両 | |
JP5639618B2 (ja) | テールゲート付き車両 | |
EP1745957B1 (en) | Vehicle door opening system | |
US6707173B2 (en) | Linear actuator for a powered vehicle lift gate | |
US8167357B2 (en) | Dual action rear hatch | |
JP3238473U (ja) | 輸送機器用折れ戸 | |
US20100276966A1 (en) | Scissor style pivoting vehicle door | |
WO2014175240A1 (ja) | 車両 | |
US20200148165A1 (en) | Enclosure for a vehicle system | |
DE102005021333B4 (de) | Flügeltür | |
US8002327B2 (en) | Motor vehicle | |
US10760320B2 (en) | Door drive for a motor vehicle door | |
JP6225177B2 (ja) | 車両 | |
JP4544138B2 (ja) | スイングスライドドア | |
JP6095772B2 (ja) | 車両 | |
WO2020052569A1 (zh) | 车门系统和其控制方法以及具有其的汽车 | |
JP2002046472A (ja) | 2ウェイスライド方式の車両用バックドア装置 | |
US20090134662A1 (en) | Scissor style pivoting vehicle door | |
KR20060018350A (ko) | 보조도어가 구비되는 차량의 테일게이트 | |
KR20200091673A (ko) | 자동차의 슬라이딩프론트도어 상부지지장치 | |
KR20230055192A (ko) | 차량의 테일 게이트 | |
US20240151092A1 (en) | Vehicle having door closure control | |
US20230001771A1 (en) | Three-piece flip windshield assembly | |
KR20220111788A (ko) | 화물차의 컨테이너용 후면 프레임 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3238473 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |