JP3238446B2 - 接合レンズの接着硬化装置 - Google Patents

接合レンズの接着硬化装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、望遠鏡・双眼鏡・写真
機等で広く使用される接合レンズを製作する際に、レン
ズ間に介在させた光硬化型接着剤を硬化して接着するレ
ンズの接着硬化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、接合レンズの接着硬化装置として
は、特開昭63−58301号公報で開示されたレンズ
の製作方法に用いられる装置が知られている。図9は、
上記装置の概略説明図で、高輝度点光源40と、この光
源40を挟んで横方向に集光用の球状反射ミラー41と
照射用の平面ミラー42が配設されている。平面ミラー
42の下方には接合する第1のレンズ43と第2のレン
ズ44が配置され、平面ミラー42は、光源40および
反射ミラー41からの光束45を第1のレンズ43,第
2のレンズ44に照射すべく所定角度に傾けられてい
る。上記光源40としてはショートアーク型超高圧水銀
放電灯が最適とされており、この水銀放電灯から放射さ
れた波長365nm・405nm・436nm等の光で
レンズ42,43間の光硬化型接着剤46の硬化が進行
する。
【0003】図10は、第1のレンズ43および第2の
レンズの外周部における光の照射状態を示す説明図で、
高輝度点光源40から放射された放射状に拡がる光線X
は、第1のレンズ43の光源側の第1凸面43aに達
し、該凸面43aにより第1のレンズ43の中心方向に
屈折した後、更に放射状態を保ちつつ接着面となる第2
凸面43bに照射される。従って、第1のレンズ43の
外周近傍の隅の端43cが照射漏れになることはなく、
第1,第2のレンズ43,44間の光硬化型接着剤46
は全て光に反応して硬化され、第1のレンズ43と第2
のレンズ44との接着が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、今日では上
記公報にも記載されるように、レンズ同士を接着する際
に、光硬化型接着剤を一度に完全に硬化せず、ある程度
の流動性を持たせた状態の仮硬化を行っている。即ち、
まず初めに、レンズを容易に剥せる程度まで光硬化型接
着剤を硬化し、この状態で心合せやレンズ間のゴミ,気
泡等の有無を確認し、その後に光硬化型接着剤を完全に
硬化し、レンズの接着を行っている。 また、一般に、
接着するレンズは面取りが施されており、図11に示す
ように、光硬化型接着剤46を介在して第2のレンズ4
4上に第1のレンズ43を押着もしくは載置した場合、
余分な光硬化型接着剤46は面取り部に溜り、接着剤の
溜部46aが生じる。第1,第2のレンズ43,44間
の光硬化型接着剤46は均一で薄く塗布されているが、
接着剤の溜部46aは断面が扇状にをしており、また量
も多く、その上、面取り部の表面は砂地状に処理されて
いるため、第1のレンズ43の上面(第1凸面43a)
から光を照射して光硬化型接着剤46を硬化する場合、
接着剤の溜部46aには光線が通りにくくなる。よっ
て、第1のレンズ43と第2のレンズ44間の光硬化型
接着剤46に比べ、面取り部の接着剤の溜部46aの硬
化に長い時間が必要になる。
【0005】このため、第1のレンズ43と第2のレン
ズ44間の光硬化型接着剤46を、第1,第2のレンズ
43,44をすぐ剥せる程度の流動性を持たせて硬化し
た際、面取り部分の接着剤の溜部46aは、上記理由か
ら第1,第2のレンズ43,44間の光硬化型接着剤4
6に比べ硬化せず、仮硬化のまましばらく放置しておく
と、図12に示すように、溜部46aは第2のレンズ4
4の側面に垂れてしまっていた。そのため、光硬化型接
着剤46を完全に硬化する時に、側面に垂れ下がった光
硬化型接着剤46を拭き取る工程が必要になり、レンズ
の接着工程が長くなっていた。この拭き取り工程をなく
すため、光源を複数個配置し、第1,第2のレンズ4
3,44間の光硬化型接着剤46と面取り部の接着剤の
溜部46aとを、それぞれ別々の光源で硬化することが
考えられる。しかし、この場合、複数個の光源に加え、
その光源のライトガイドが必要になるため、構造が複雑
で高価になるとともに、光源の調整に多大な工数が必要
となる。本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされた
もので、レンズ側面での光硬化型接着剤の垂れを防止
し、接合レンズの接着の生産性・作業性を向上し得る接
合レンズの接着硬化装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、2枚のレンズ間に介在した光硬化型接着
剤に光線を照射する光源を設け、この光線により光硬化
型接着剤を硬化して2枚のレンズを接着する接合レンズ
の接着硬化装置において、一方のレンズのレンズ面に対
向して1つの光源を設けるとともに、この光源からレン
ズの外周面の外方向へ放射状に拡がる光線を少なくとも
2枚のレンズの外周面接合部に照射する反射部材を設け
て構成した。
【0007】
【作用】上記のように構成された接合レンズの接着硬化
装置は、光源から直接レンズ面に照射される光線はレン
ズ間に介在した光硬化型接着剤を硬化する。そして、反
射部材によりレンズの外周面に照射される光線は、外周
面接合部に生じる接着剤の溜を硬化する。これにより、
レンズ間の接着剤を硬化する際、同時に接着剤の溜を硬
化し、レンズ外周面への光硬化型接着剤の垂れを防止す
る。
【0008】
【実施例1】図1および図2は、本発明に係る接合レン
ズの接着硬化装置の実施例1を示し、図1は中央縦断面
図、図2は平面図である。図において1で示すのは下レ
ンズホルダで、下レンズホルダ1の上部には、上レンズ
2と下レンズ3との間に光硬化型接着剤4を介在させた
状態で下レンズ3を保持する保持部1aが設けられてい
る。なお、上レンズ2に両凸レンズを用い、下レンズ3
に平凹レンズを用いた場合を例示してある。保持部1a
の中央上方には、上パイプ5に固定されて光源6が配置
されており、光源6は上レンズ2のレンズ面ばかりでな
く、上,下レンズ2,3の外周面より外方向に光線6a
を照射し得るように設けられている。
【0009】下ホルダ1の下方には、平面ミラー8を保
持する3本のミラーステイ8が配置されている。ミラー
ステイ8は、下ホルダ1と一体に設けた下パイプ1bに
ナット9で固定されるとともに、下パイプ1bを中心に
して等間隔で放射状に設けられている。ミラーステイ8
には立上げ部8aが形成され、立上げ部8aの先端に平
面ミラー7がそれぞれ固定されている。平面ミラー7
は、下レンズホルダ1に保持した上、下レンズ2,3の
外周面に対向して備えられており、光源6からの光線6
aを反射し、上、下レンズ2,3の外周面、特に上、下
レンズ2,3の外周面接合部に照射し得るように、所定
角度に傾けて設けられている。なお、本実施例において
は、反射部材として同じ平面ミラー7を3個等角配置し
た構成とした場合について説明したが、1つの光源6か
らの光線6aを上、下レンズ2,3の外周面接合部に対
して十分に照射できるのであれば、反射部材の個数、種
類、配置等を問わず実施することができる。
【0010】本実施例にあっては、上、下レンズ2,3
が、光硬化型接着剤4を介在させ下レンズ3上に上レン
ズ2を押着もしくは載置した状態で、下レンズホルダ1
の保持部1aに保持される。この時、上、下レンズ2,
3の外周面接合部、即ち、上、下レンズ2,3の面取り
部には、光硬化型接着剤4が溜った接着剤の溜4aが生
じている。かかる状態で、光源6から光線6aを上、下
レンズ2,3の上方から照射する。この時、上レンズ2
の上レンズ面には、光源6からの光線6aが直接照射さ
れ、上、下レンズ2,3の外周面接合部には、平面ミラ
ー7で反射した光線6aが照射される。上レンズ2の上
レンズ面に照射された光線6aは、上レンズ2内を透過
し、上、下レンズ2,3間の光硬化型接着剤4を硬化
し、一方、外周面接合部に照射された光線は、接着剤の
溜4aを硬化する。
【0011】本実施例によれば、1個の光源6を用いて
上、下レンズ2,3間の光硬化型接着剤4を硬化する際
に、光線6aを平面ミラー7で反射して上、下レンズ
2,3の外周面接合部における接着剤の溜4aを硬化
し、外周面への光硬化型接着剤4の垂れを防止できる。
【0012】
【実施例2】図3および図4は、本発明に係る接合レン
ズの接着硬化装置の実施例2を示し、図3は中央縦断面
図、図4は平面図である。本実施例の接合レンズの接着
硬化装置は、反射部材をドーナツ型のミラー15で構成
した点に特徴を有し、その他の構成は前記実施例1と同
様である。
【0013】ドーナツ型のミラー15は、前記実施例1
と同様に反射面を所定角度に傾けたすり鉢状に形成さ
れ、ミラーステイ8によって上、下レンズ2,3の周囲
に下レンズホルダ1,即ち上、下レンズ2,3と同心状
に配置されている。なお、ミラーステイ8は、8本の立
上げ部8aを等角配置した構成を図示しているが、ミラ
ー15を確実に保持できれば、その本数に限定されず実
施できる。
【0014】本実施例にあっては、上レンズ2および下
レンズ3を共に平レンズを用いた場合を例示したが、前
記実施例1と同様な作用を有する。本実施例によれば、
ミラー15により上、下レンズ2,3の外周面接合部の
全周に亘って均一な光量を照射できるため、接着剤の溜
4aを均一に硬化できる。さらに、装置全体の構造が簡
単となり、設計が容易でまたメンテナンスがしやすくな
る。その他の硬化は実施例1と同様である。
【0015】
【実施例3】図5および図6は、本発明に係る接合レン
ズの接着硬化装置の実施例3を示し、図5は中央縦断面
図、図6は平面図である。本実施例の接合レンズの接着
硬化装置は、下レンズホルダ1と光源6との間に光量を
調節するフィルタ20を配置するとともに、反射部材を
凹面ミラー21で構成した点に特徴を有し、その他の構
成は実施例1と同様である。
【0016】フィルタ20は上、下レンズ2,3より小
径な円板状に形成されるとともに、光源6に取り付けた
3本のフィルタステイ22の下端に固着され、下レンズ
ホルダ1(上、下レンズ2,3)と同心となるように配
置されている。即ち、フィルタ20は、光源6が上レン
ズ2の上レンズ面に照射する光線6aのみの光量を所定
量遮断し、かつ凹面ミラー21への光線を遮断しない位
置に設けられており、フィルタ20には、例えば、光量
を減らす効果のあるNDフィルタを用いることができ
る。凹部ミラー21は、前記実施例1と同様に上、下レ
ンズ2,3の外周面、特に外周面接合部に集光して光源
6からの光線6aを反射し得るように、所定角度を傾け
てミラーステイ8に保持されるとともに、所定曲率の反
射面に形成されている。なお、凹面ミラー21は、3個
を等角配置した場合について例示したが、外周面接合部
の全面に光線6aを照射できるのであれば、その個数、
配置等を問わず実施できる。なお、本実施例は、上レン
ズ2に平凹レンズ、下レンズ3に両凸レンズを用いた場
合について例示している。
【0017】次に、本実施例の作用を説明する。上レン
ズ2の上方に配置した1個の光源6により、上レンズ2
の上レンズ面を直接照射する場合と、凹面ミラー21で
反射して上、下レンズ2,3の外周面を照射する場合と
では、上レンズ面に照射される光線6aの方が、側面に
照射される光線6aよりも強くなる。そのため、上、下
レンズ2,3間の光硬化型接着剤4が、外周面の接着剤
の溜4aよりも早く硬化する。そこで、フィルタ20
は、上レンズ面に照射される光線6aを一定光量だけ遮
断し、凹面ミラー21が集光して接着剤の溜4aに照射
する光線6aと等しい強さになるように、上レンズ面に
照射する光量を調節する。その他の作用は実施例1と同
様である。
【0018】本実施例によれば、上、下レンズ2,3間
の光硬化型接着剤4と接着剤の溜4aとを等しい速度で
硬化することができる。そのため、光硬化型接着剤4の
硬化が均一になり、接着の強度が非常に大きくなる。ま
た、フィルタ20を一度セットすると、接着が終わるま
で動かす必要がないので大量生産に有効である。そし
て、凹面ミラー21により光源6からの光線6aが上、
下レンズ2,3の外周面に集光されるので、接着剤の溜
4aが平面ミラーによる反射光に比べて早く硬化し、接
着時間が短縮する。その他の硬化は実施例1と同様であ
る。
【0019】
【実施例4】図7および図8は、本発明に係る接合レン
ズの接着硬化装置の実施例4を示し、図7は中央縦断面
図、図8は平面図である。本実施例の接合レンズの接着
硬化装置は、前記実施例3のフィルタに変えて、シャッ
タ25を配置するとともに、反射部材としてプリズム2
6を配置した点に特徴を有し、その他の構成は実施例1
と同様である。なお、本実施例は、上レンズ2にメニス
カスレンズ、下レンズ3に平凹レンズを用いた場合につ
いて例示している。
【0020】プリズム26は、前記実施例のミラーステ
イ8と同様に下レンズホルダ1に一体に形成した下パイ
プ1bに放射状で等間隔にナット9により固定されたプ
リズムステイ27の立上げ27aの上端に取付けられて
いる。シャッタ25は、上、下レンズ2,3により小径
な円板状に形成されるとともに、プリズムステイ27の
間で上記ナット9により下パイプ1bに固定されたシャ
ッタステイ28の立上げ部28aの先端に回動自在に取
付けたシャッタアーム29により保持されている。シャ
ッタアーム29は円弧状に形成され、その端部はシャッ
タ25の外周部上面に固定されている。また、シャッタ
アーム29の略中間には、シャッタアーム29をシャッ
タステイ28の立上部28aを中心に回動するためのシ
ャッタノブ30が設けられている。即ち、シャッタ25
は、光源6が上レンズ2の上レンズ面に照射する光線6
aのみを遮断する位置と、上レンズ面とともにプリズム
26に照射する光線6aを遮断しない位置との間をシャ
ッタアーム29を介して移動されるようになっている。
その他の構成は実施例1と同様である。
【0021】本実施例にあっては、実施例3のフィルタ
20と同様な作用を有するが、シャッタ25は、上レン
ズ2の上レンズ面に照射される光線6aをすべて遮断す
る点で異なる。即ち、シャッタ25は、任意の時間のみ
光源6から上レンズ面に照射する光線6aのみを遮り、
その時間だけ上、下レンズ2,3間の光硬化型接着剤4
の硬化を停止させる。そして、硬化する場合は、シャッ
タノブ30を手31でシャッタステイ27の立上げ部2
7aを中心に水平移動して、シャッタ25を少なくとも
上レンズ2とプリズム26に照射する光線6aを遮断し
ない位置へ水平移動させる。また、プリズム26は、プ
リズム26に照射する光源6からの光線6aをシャッタ
25によって常に遮断されていない状態で接着剤の溜4
aに照射でき、上記実施例3と同様な作用で上、下レン
ズ2,3間の光硬化型接着剤4と接着剤の溜4aを等し
い粘度で硬化する。
【0022】本実施例によれば、主動によりシャッタ2
5で上レンズ面2の上レンズ面への光線6aの照射とそ
の遮断を自由にできるので、光硬化型接着剤4の細かい
粘度の調整が可能となる。そのため、特性の異なる光硬
化型接着剤4を何種類か続けて使う場合などは臨機応変
な対応が可能となり、多種少量の接合レンズの生産に有
効である。また、プリズム26により光源6からの光線
6aが上、下レンズ2,3の外周面に集光されるので、
接着剤の溜4aが早く硬化し接着時間を短縮することが
できる。その他の硬化は実施例1と同様である。
【0023】
【発明の効果】以上にように、本発明によれば、1つの
光源をレンズ面に対向して設けるとともに、この光源か
らの光線をレンズ外周面に照射する反射部材を設けたの
で、レンズ面に照射される光線によりレンズ間の光硬化
型接着剤を硬化できると同時に、レンズの外周面接合部
に生じる接着剤の溜を硬化できる。このため、レンズ外
周面に光硬化型接着剤が垂れる前に硬化でき、レンズ外
周面に拭き取り工程が不要になるため、レンズ接着硬化
における全体の工程を短縮でき、生産性・作業性が向上
する。さらに、光源を1個設けば良いので、調整が容易
で、かつ非常に経済的となり、製作した接合レンズのコ
ストが低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る接合レンズの接着硬化装置の実施
例1を示す中央縦断面図である。
【図2】本発明に係る接合レンズの接着硬化装置の実施
例1を示す平面図である。
【図3】本発明に係る接合レンズの接着硬化装置の実施
例2を示す中央縦断面図である。
【図4】本発明に係る接合レンズの接着硬化装置の実施
例2を示す平面図である。
【図5】本発明に係る接合レンズの接着硬化装置の実施
例3を示す中央縦断面図である。
【図6】本発明に係る接合レンズの接着硬化装置の実施
例3を示す平面図である。
【図7】本発明に係る接合レンズの接着硬化装置の実施
例4を示す中央縦断面図である。
【図8】本発明に係る接合レンズの接着硬化装置の実施
例4を示す平面図である。
【図9】従来の接合レンズの接着硬化装置の説明図であ
る。
【図10】従来装置におけるレンズ外周近傍の端部での
光束の照射状態を示す説明図である。
【図11】レンズ間の光硬化型接着剤の状態を一部省略
して示す拡大断面図である。
【図12】光硬化型接着剤のレンズ外周面への垂れ状態
を示す一部省略した拡大断面図である。
【符号の説明】
1 下レンズホルダ 2 上レンズ 3 下レンズ 4 光硬化型接着剤 4a 接着剤の溜 6 光源 6a 光線 7 平面ミラー 8 ミラーステイ 15 ドーナツ型ミラー 20 フィルタ 21 凹面ミラー 25 シャッタ 26 プリズム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 3/00 C03C 27/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚のレンズ間に介在した光硬化型接着
    剤に光線を照射する光源を設け、この光線により光硬化
    型接着剤を硬化して2枚のレンズを接着する接合レンズ
    の接着硬化装置において、一方のレンズのレンズ面に対
    向して1つの光源を設けるとともに、この光源からレン
    ズの外周面の外方向へ放射状に拡がる光線を少なくとも
    2枚のレンズの外周面接合部に照射する反射部材を設け
    たことを特徴とする接合レンズの接着硬化装置。
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