JP3238223U - 荷役物運搬機の水平レベル調整機構 - Google Patents

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JP3238223U
JP3238223U JP2022001546U JP2022001546U JP3238223U JP 3238223 U JP3238223 U JP 3238223U JP 2022001546 U JP2022001546 U JP 2022001546U JP 2022001546 U JP2022001546 U JP 2022001546U JP 3238223 U JP3238223 U JP 3238223U
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arm
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和樹 下村
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アイコクアルファ株式会社
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Abstract

【課題】シンプルな構成で荷役物運搬機の本体部及びアームの水平レベルの調整がしやすい荷役物運搬機の水平レベル調整機構を提供する。【解決手段】アームと旋回台3と昇降機構を内蔵する本体部4を有する荷役物運搬機において、本体部にサイドプレート11を有し、偏心カラーとボルトを有し、サイドプレートに偏心カラーを回転可能に勘合させ、ボルトを偏心カラー19に挿入しボルト12を旋回台の雌ネジ17に締結させ、偏心カラーを回転させることで本体部及びアームの水平レベルを調整する。【選択図】図2

Description

本考案は、荷役物運搬機の本体及びアームの水平レベルの調整機構に関するものである。
荷役物運搬機は、組立て時において高精度にアームの水平レベルが出ず、若干アーム先端が流れることがあった。そこで、引用文献1では、第二アームの水平を調整するため、第一アームと第二アームの間のブラケットを分割型にして、そのブラケットのステーに偏心カラーを勘合させ、その偏心カラーを回転させる事で第二アームの水平レベルを調整していた。
しかしながら、引用文献1の図1において、偏心カラーを回転させて調整すると、上第一アームと下第一アームで構成する平行四辺形の形状が微妙に崩れてしまう場合があり、調整した高さ付近では第二アームは水平のままで問題ないが、上昇又は下降させて水平を調整した高さから離れるにつれて、第二アームに傾きが現れる。よって、昇降のストロークが長い作業では、第二アームが傾く高さの位置があり、使いづらいものになっていた。
また、別の従来例では、荷役物運搬機の水平レベルを微調整するときは、旋回台と本体部の間にシムと呼ばれる1mm以下のスペーサーを挿入していた。シムを入れる事でアームを水平にすることができる。しかし、シムでは微妙な調整が難しく、シムの厚さを何度も変えて調整することもあり手間がかかっていた。
特開2017-24821号公報
解決しようとする問題点は、本体部及びアームの水平レベルを簡単に調整ができない点である。
本考案は、本体部のサイドプレートに偏心カラーを勘合させたことを最も主要な特徴とする。
本考案の水平レベル調整機構は、シンプルな機構の偏心カラーを本体部のサイドプレートに勘合させたことで、本体及びアームの水平レベルが調整しやすいという利点がある。
図1は、本発明の実施例の荷役物運搬機の総体図である。 図2は、旋回台とサイドプレートである。(実施例1) 図3は、旋回台とサイドプレートである。(実施例1) 図4は、旋回台とサイドプレートである。(実施例1)
シム等を必要とせず、サイドプレートに偏心カラーを勘合させたことで実現した。
図1は、本発明の実施例の荷役物運搬機の総体図である。荷役物運搬機1は、天井型の台座2と旋回台3と本体部4とアーム5と操作部6と吊り具7で構成している。アーム5は第一アーム8と第二アーム9で構成され第一アーム8と第二アーム9の間には第二アーム9が旋回可能なブラケット10を有している。本体部4はアーム5を昇降させる昇降機構(図示せず)を内蔵している。本体部4は、サイドプレート11を備えており、旋回台3にボルト12・13を介して、締結されている。よって、作業者14が操作部6を操作することにより、吊り具7に吊られた荷役物15を昇降及び旋回でき三次元に運搬できる。
図2は、旋回台とサイドプレートである。図2(a)は、図1の左から見た図の断面図である。図2(a)は、図2(b)の左側のボルト側である。図2(b)は、図1の正面から見た図である。旋回台3は、本体固定部16を有し、本体固定部16には雌ネジ17を有している。本体部4はサイドプレート11を有し、サイドプレート11は穴18を有し、図2(b)の左側には偏心カラー19が回転可能に勘合されている。偏心カラー19とボルト12・13を有し、偏心カラー19は、ボルト12が貫通できる穴20を有している。サイドプレート11は、図2(b)に向かって右側のボルト13が貫通できる長穴21を有している。ボルト12を偏心カラー19に挿入し、ボルト12を本体固定部16の雌ネジ17に締結する。また、ボルト13を長穴21に挿入しボルト13で本体固定部16を締結する。サイドプレート11の上端部22は、図2(b)の様に水平である。偏心カラー19を回転させるには、工具(図示せず)を使う。偏心カラー19の説明をしやすくする為、実施例では丸形状にしているが、レンチが使える六角形状(図示せず)の方が回転しやすい。
図3は、旋回台とサイドプレートである。符号と構成は、図2と同様である。図2の状態からボルト12・13を少し緩め、偏心カラー19を回転させ、偏心カラー19を図3の位置にして、ボルト12・13を締結することで、サイドプレート11の上端部22は、図3(b)の様に図に向かって左側が高くなっている。ボルト13の長穴での位置は、図2に比べボルト13が中央寄りに移動した。
図4は、旋回台とサイドプレートである。符号と構成は、図2図3と同様である。図2の状態からボルト12・13を緩め、偏心カラー19を回転させ、偏心カラー19を図4の位置にして、ボルト12・13を締結することで、サイドプレート11の上端部22は、図4(b)の様に図に向かって右側が高くなっている。ボルト13の長穴での位置は、図2に比べボルト13が中央寄りに移動した。
図1から図4を用いて、本体部4・第二アーム9の水平レベルの調整を説明する。例えば、図3の様に本体部4と第二アーム(図示せず)が水平でない場合は、ボルト12・13を緩め偏心カラー19を回転させることで図2の様に水平に調整できる。また、図4の様に本体部4と第二アーム(図示せず)が水平でない場合は、ボルト12・13を緩め偏心カラー19を回転させることで図2の様に水平に調整できる。このように偏心カラー19を回転させることで本体部4及び第二アーム9の水平レベルを調整することができる。
スカラ型アームでの実施例で説明したが、パンタグラフ型アームでも使用することができる。また、図1の様な人がアームの先端の操作部を操作するアーム形状を有する荷役物運搬機に限らず、自動機のロボットアームにも使用することができる。
1 荷役物運搬機
2 台座
3 旋回台
4 本体部
5 アーム
6 操作部
7 吊り具
8 第一アーム
9 第二アーム
10 ブラケット
11 サイドプレート
12 ボルト
13 ボルト
14 作業者
15 荷役物
16 本体固定部
17 雌ネジ
18 穴
19 偏心カラー
20 穴
21 長穴
22 上端部
本考案は、荷役物運搬機の本体及びアームの水平レベルの調整機構に関するものである。
荷役物運搬機は、組立て時において高精度にアームの水平レベルが出ず、若干アーム先端が流れることがあった。そこで、引用文献1では、第二アームの水平を調整するため、第一アームと第二アームの間のブラケットを分割型にして、そのブラケットのステーに偏心カラーを嵌合させ、その偏心カラーを回転させる事で第二アームの水平レベルを調整していた。
しかしながら、引用文献1の図1において、偏心カラーを回転させて調整すると、上第一アームと下第一アームで構成する平行四辺形の形状が微妙に崩れてしまう場合があり、調整した高さ付近では第二アームは水平のままで問題ないが、上昇又は下降させて水平を調整した高さから離れるにつれて、第二アームに傾きが現れる。よって、昇降のストロークが長い作業では、第二アームが傾く高さの位置があり、使いづらいものになっていた。
また、別の従来例では、荷役物運搬機の水平レベルを微調整するときは、旋回台と本体部の間にシムと呼ばれる1mm以下のスペーサーを挿入していた。シムを入れる事でアームを水平にすることができる。しかし、シムでは微妙な調整が難しく、シムの厚さを何度も変えて調整することもあり手間がかかっていた。
特開2017-24821号公報
解決しようとする問題点は、本体部及びアームの水平レベルを簡単に調整ができない点である。
本考案は、本体部のサイドプレートに偏心カラーを嵌合させたことを最も主要な特徴とする。
本考案の水平レベル調整機構は、シンプルな機構の偏心カラーを本体部のサイドプレートに嵌合させたことで、本体及びアームの水平レベルが調整しやすいという利点がある。
図1は、本発明の実施例の荷役物運搬機の総体図である。 図2は、旋回台とサイドプレートである。(実施例1) 図3は、旋回台とサイドプレートである。(実施例1) 図4は、旋回台とサイドプレートである。(実施例1)
シム等を必要とせず、サイドプレートに偏心カラーを嵌合させたことで実現した。
図1は、本発明の実施例の荷役物運搬機の総体図である。荷役物運搬機1は、天井型の台座2と旋回台3と本体部4とアーム5と操作部6と吊り具7で構成している。アーム5は第一アーム8と第二アーム9で構成され第一アーム8と第二アーム9の間には第二アーム9が旋回可能なブラケット10を有している。本体部4はアーム5を昇降させる昇降機構(図示せず)を内蔵している。本体部4は、サイドプレート11を備えており、旋回台3にボルト12・13を介して、締結されている。よって、作業者14が操作部6を操作することにより、吊り具7に吊られた荷役物15を昇降及び旋回でき三次元に運搬できる。
図2は、旋回台とサイドプレートである。図2(a)は、図1の左から見た図の断面図である。図2(a)は、図2(b)の左側のボルト側である。図2(b)は、図1の正面から見た図である。旋回台3は、本体固定部16を有し、本体固定部16には雌ネジ17を有している。本体部4はサイドプレート11を有し、サイドプレート11は穴18を有し、図2(b)の左側には偏心カラー19が回転可能に嵌合されている。偏心カラー19とボルト12・13を有し、偏心カラー19は、ボルト12が貫通できる穴20を有している。サイドプレート11は、図2(b)に向かって右側のボルト13が貫通できる長穴21を有している。ボルト12を偏心カラー19に挿入し、ボルト12を本体固定部16の雌ネジ17に締結する。また、ボルト13を長穴21に挿入しボルト13で本体固定部16を締結する。サイドプレート11の上端部22は、図2(b)の様に水平である。偏心カラー19を回転させるには、工具(図示せず)を使う。偏心カラー19の説明をしやすくする為、実施例では丸形状にしているが、レンチが使える六角形状(図示せず)の方が回転しやすい。
図3は、旋回台とサイドプレートである。符号と構成は、図2と同様である。図2の状態からボルト12・13を少し緩め、偏心カラー19を回転させ、偏心カラー19を図3の位置にして、ボルト12・13を締結することで、サイドプレート11の上端部22は、図3(b)の様に図に向かって左側が高くなっている。ボルト13の長穴での位置は、図2に比べボルト13が中央寄りに移動した。
図4は、旋回台とサイドプレートである。符号と構成は、図2図3と同様である。図2の状態からボルト12・13を緩め、偏心カラー19を回転させ、偏心カラー19を図4の位置にして、ボルト12・13を締結することで、サイドプレート11の上端部22は、図4(b)の様に図に向かって右側が高くなっている。ボルト13の長穴での位置は、図2に比べボルト13が中央寄りに移動した。
図1から図4を用いて、本体部4・第二アーム9の水平レベルの調整を説明する。例えば、図3の様に本体部4と第二アーム(図示せず)が水平でない場合は、ボルト12・13を緩め偏心カラー19を回転させることで図2の様に水平に調整できる。また、図4の様に本体部4と第二アーム(図示せず)が水平でない場合は、ボルト12・13を緩め偏心カラー19を回転させることで図2の様に水平に調整できる。このように偏心カラー19を回転させることで本体部4及び第二アーム9の水平レベルを調整することができる。
スカラ型アームでの実施例で説明したが、パンタグラフ型アームでも使用することができる。また、図1の様な人がアームの先端の操作部を操作するアーム形状を有する荷役物運搬機に限らず、自動機のロボットアームにも使用することができる。
1 荷役物運搬機
2 台座
3 旋回台
4 本体部
5 アーム
6 操作部
7 吊り具
8 第一アーム
9 第二アーム
10 ブラケット
11 サイドプレート
12 ボルト
13 ボルト
14 作業者
15 荷役物
16 本体固定部
17 雌ネジ
18 穴
19 偏心カラー
20 穴
21 長穴
22 上端部

Claims (2)

  1. アームと旋回台と昇降機構を内蔵する本体部を有する荷役物運搬機において、前記本体部はサイドプレートを有し、前記サイドプレートは穴を有し、偏心カラーとボルトを有し、前記穴に偏心カラーを回転可能に勘合させ、前記旋回台は本体固定部を有し、前記本体固定部に雌ネジを有し、前記ボルトを前記偏心カラーに挿入し前記ボルトを前記雌ネジに締結させ、前記偏心カラーを回転させることで前記本体部及び前記アームの水平レベルを調整することを特徴とする荷役物運搬機の水平レベル調整機構。
  2. 前記サイドプレートに長穴を有したことを特徴とする請求項1記載の荷役物運搬機の水平レベル調整機構。
JP2022001546U 2022-05-12 2022-05-12 荷役物運搬機の水平レベル調整機構 Active JP3238223U (ja)

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