JP3238149B2 - 熱処理プロセスにおいて部品をスケジュールするための制御装置及び方法 - Google Patents

熱処理プロセスにおいて部品をスケジュールするための制御装置及び方法

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Description

【発明の詳細な説明】 技術的分野 本発明は、一般的には炉構造内において処理すべき部
品をスケジュールするための制御システムに関し、具体
的には部品を炉構造内に装荷する前に部品の処理時間を
決定し、炉構造内への部品の装荷をスケジュールする制
御システムに関する。
背景技術 現存する連続浸炭炉システムは、浸炭プロセス、即ち
加熱、浸炭、拡散、及び硬化または均等冷却に使用され
る種々の処理を分離するために、異なる区分または室を
含むことが多い。例えば、合衆国特許3,598,381号及び
3,662,996号は、特定された時間にわたって選択された
温度で、且つ異なるガス状雰囲気内で金属部品の加熱、
浸炭、及び拡散を行うための分離した炉段を有する装置
を開示している。これらのシステムでは、部品の受け皿
(またはトレイ)は固定された順序で各炉を通過するよ
うに次々に押されるか、引張られ、システムを通過中の
各受け皿は整列したまま同一の相対位置を維持する。各
部品は同一の時間にわたって処理される。
上述したシステムは同一部品の連続処理に対して広く
用いられてきたが、異なるサイクル時間及び異なる焼入
れ/冷却時間が要求される種々の金属部品を処理する必
要がある場合、及び在庫を少数に維持するために種々の
部品を“受注生産”することが望ましい場合には、これ
らのシステムは充分に適しているとは言えない。
合衆国特許4,622,006号に開示されているような二重
回転火床浸炭炉を使用することによって、炉システム内
の部品の処理を一層柔軟にする試みがなされてきた。合
衆国特許4,622,006号には、普通の浸炭室から分離した
浸炭・拡散室を具備する回転火床浸炭・拡散システムが
示されている。他の例は、部品を浸炭するための回転火
床を開示したドイツ特許DE 3506131号を含む。部品の処
理時間は過去の経験を含む情報に基づいて、コンピュー
タによって制御される。1990年3月のAdvanced Materia
ls and Processes第137巻、第3号に記載のE.Kubelの論
文“Extending Carburizing−Process Capadbilities"
には、多室回転火床浸炭システムが記述されている。浸
炭システム内の仕事を追跡するためにコンピュータが使
用されている。
この型のシステムは、部品をスケジュールするための
特定の方法を使用しない限り効率的、且つ滑らかに部品
を処理することはできない。例えば、無作為に装荷され
る部品が同時に同一の室へのアクセスを必要とすること
は屡々あり得ることである。このために、少なくとも1
つの部品は次の室へのアクセスを待機している間に1つ
の室内で過大な時間を費やすことになる。通常この部品
は高温の室内で待機するから、浸炭が続行されて浸炭の
量が過大となり得るので、部品の質に悪い影響を与える
ようになる。更に、炉システムの処理能力が影響され得
るから、生産に損失をもたらす。
本発明は上述した問題の1またはそれ以上を解消する
ことを目的とする。
発明の開示 本発明の一面は、連続炉構造(102)において部品を
スケジューリングするための制御システム(100)を提
供することにある。複数の処理室(106、110、112、12
2、124、126、128)は相互に接続されており、複数の部
品位置を有している。これらの処理室は、回転型の2つ
の浸炭室(110、112)を含んでいる。回転室は高温のガ
スで浸炭させ、部品の放出は部品が回転浸炭室へ装荷さ
れる順序には無関係である。処理室は、独特な処理時間
を有する少なくとも2つの部品を同時に処理するように
なっている。メモリ装置(184)は、各処理室における
各部品の処理時間を表す第1の記録と、各部品の所望処
理経路を表す第2の記録とを記憶する。所望処理経路
は、処理のために部品を通過させるべき処理室の連続を
表している。メモリ装置は、各処理室内の占有されてい
る部品位置の数及び位置を表す第3の記録をも記憶す
る。処理装置(194)は、別の部品の所望処理経路に応
答して、所望処理経路(102)、最小値と最大値との間
の所定浸炭肌(またはケース)の深さ範囲、及び非浸炭
室(106、122、124、126、128)における所定処理時間
を決定する。各決定は、炉構造内で処理される別の部品
に対応する。アレイ(186)は、第1、第2、第3の記
録に応答して時間窓(またはタイムウインドウ)記録を
記憶する。時間窓記録は、所定時間間隔中の各処理室に
おける使用可能な部品位置の数を表す。アレイは、時間
窓記録に応答し、各処理室内へ部品を装荷するための時
間窓の決定も行う。時間窓は、処理を完了させるため
に、それぞれの処理室へ別の部品を装荷する所定時間長
を表す。スケジューラ(192)は、別の部品の現肌の深
さ値を最小値に設定し、現肌の深さ値に応答して別の部
品の所望処理時間を計算し、そして所望処理経路及び所
望処理時間に応答してそれぞれの処理室(106、110、11
2、122、124、126、128)への到着時間を計算する。ス
ケジューラは更に、現肌の深さ値と最大肌の深さ値とを
比較し、関連処理室の時間窓及び該処理室への到着時間
の欠如と、現肌の深さ値が最大肌の深さ値よりも小さい
こととに応答して現肌の深さを所定量だけインクリメン
トさせ、そして肌の深さ値がインクリメントされたこと
に応答して所望処理時間を再計算する。最後に、スケジ
ューラは、所望処理時間に応答して別の部品が炉構造内
に装荷される装荷時間を決定する。
本発明は他の特色及び長所を含んでいるが、これらは
図面及び本明細書を詳細に検討することにより明白にな
るであろう。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の好ましい実施例の図式的な平面図で
あって、炉構造を示す図である。
図2は、制御システムのブロック線図であって、コン
ピュータ化制御センターの機能的関係を示す図である。
図3は、アレイの要素を示す図である。
図4はA−4Eは、方法及び制御装置の動作を記述する
流れ図である。
実施例 図1を参照する。図1は炉構造102内において部品を
熱処理するための制御システム100を示す。炉構造102は
相互に接続された複数の処理室106、110、112、122、12
4、126、128を含み、各処理室は浸炭サイクル中にその
中で部品を処理し、硬化させる分離した炉室を形成して
いる。各処理室は複数の部品位置を有している。また処
理室は、それぞれが所定の処理時間を要求する複数の部
品を同時に処理するようになっている。浸炭という語
は、炭素を多量に含んだガス雰囲気内における処理だけ
ではなく、炭素/窒素雰囲気内における処理をも含むも
のとする。処理室102は、予熱室106、浸炭室110、112、
硬化室122、徐冷室124、一括焼入れ室126、及びプレス
焼入れ室128を含んでいる。以下に、典型的な浸炭サイ
クル中に部品を処理する順番に、これらの室及び連続浸
炭室構造の他の成分を説明する。本発明のこの実施例は
浸炭を好ましく実現するものであるが、本発明は炭窒
化、窒化、または硬化のようなプロセスにも充分に適す
るものである。
例えば表面を硬化させることが望ましい歯車、シャフ
ト、及び他の鋼部品のような浸炭すべき部品がロードさ
れた受け皿は、先ずロード/アンロード領域104からマ
ガジン型ローダ105へ移動させられる。マガジン型ロー
ダ105は、無作為な部品装荷、または先入れ先出し(ま
たはFIFO)型装荷の何れかによって部品を予熱室106内
へ選択的に装荷する。予熱室106内へ装荷され、後続す
る室の間を導かれる部品は、典型的には電動機駆動押し
具(図示していない)によって移動させられる。電動機
駆動押し具は公知であり、それらの動作の説明は省略す
る。予熱室106は、部品を例えば1700゜Fのような所定の
温度まで加熱するようになっている。典型的には、予熱
室106は普通のユニットであって、部品または部品の受
け皿は、それらが装荷された順番にこのユニットを通っ
て輸送される。予熱室106は、各列を異なる速度で押す
ことができる2つの列を使用するか、または回転型のも
のを使用することによって処理順序に柔軟性を与えるこ
とができる。予熱室106の出口は浸炭室110、112に接続
されている。
部品の受け皿を浸炭室110、112内へ移動させたい場合
には、扉を上げて部品の受け皿を進入させる。浸炭室11
0、112は予熱された部品を、高温において反応性炭素ガ
スに曝すようになっている。浸炭室110、112は、可変サ
イクルである回転可能な火床(図示しない)を有する直
列接続回転室であることが好ましい。回転室は、部品
を、時間及び入力の順序には無関係な如何なる選択され
た順番においても放出することができる。火床は、部品
を受け入れる時または放出する時を除いて、連続的に回
転させておくことが好ましい。
浸炭室の一方はブースト室110であり、典型的には約1
700゜Fの所望高温において炭素含有量が約1−3.5重量
%の範囲である炭素を多量に含んだ制御されたガス状雰
囲気を有している。ブースト室110の何れの点も放出位
置109まで回転させることができるから、どの部品受け
皿も、その受け皿が如何に長くブースト室108内に留ま
っていたかに無関係に、任意の時間に放出位置まで運ぶ
ことができる。これによって、混じり合った部品(例え
ばより深い肌の浸炭を達成するために、それらの若干が
他の部品よりも長い浸炭時間を必要とする)を室110内
において同時に浸炭させることができる。温度センサ
(図示してない)が、処理室106、110、112、122、12
4、126、128の温度を監視し、制御する。ブースト室110
内の部品の受け皿の浸炭が完了に近づくと、火床が回転
してその受け皿を放出位置111に配置する。浸炭室110、
112を分離している扉(図示してない)が開かれ、部品
受け皿は拡散室112へ転送される。
拡散室112は浸炭室に類似した構造であるが、通常は
より小さい室を有している。例えば、ブースト室110が1
4の受け皿位置を有することができるのに対して、拡散
室112は8つの受け皿位置を有することができる。これ
は、拡散室112における部品滞留時間がブースト室110内
の滞留時間よりかなり短く、従ってブースト室110にお
いて処理された部品と同数の部品を少ない受け皿位置で
処理できるからである。拡散室112は、部品の外側層内
の炭素含有率を調整して部品の表面から所定深さまで炭
素のレベルを均一にするように機能する。これを遂行す
るために、ブースト室110より若干低めの炭素含有率の
ガス状雰囲気が使用される。例えば拡散室内には約1700
゜Fの選択された拡散温度において0.9%の炭素含有率の
ガス状雰囲気が準備されている。ブースト室110と同様
に、拡散室112は異なる拡散時間を必要とする部品を同
時に処理することができる。選択された部品を拡散室11
2において所定時間にわたって熱処理した後、火床が回
転してそれらの部品を容れた受け皿を放出位置113まで
移動させる。拡散室112と硬化室122とを分離している扉
(図示してない)が開かれ、部品受け皿は硬化室122内
へ押込まれる。
硬化室122の構造は回転浸炭室110、112の構造に類似
している。硬化室122は、必要に応じて異なる焼入れ及
び冷却を可能にするように3つの出口131、133、135を
含んでいる。従って硬化室122は、異なる焼入れステー
ションへ部品を移動させるのにかなりの柔軟性を有する
輸送装置として役立つ。加えて硬化室122は炭素を多量
に含んだガス状雰囲気(例えば0.9%)を維持し、また
焼入れに先立って部品の温度を硬化温度(典型的には15
50゜F)まで下げるように機能する。また更に硬化室122
は、出口131に接している徐冷室から硬化室122内へ再装
荷される部品を、焼入れ前に硬化温度まで再加熱するよ
うにもなっている。
図1に示すように、硬化室122の1つの出口133は一括
(またはバッチ)焼入れ室126へ続いている。部品は硬
化室122の出口位置133まで回転し、一括焼入れ装置のエ
レベータ(図示してない)上へ載せられる。部品は油の
ような焼入れ媒を満たした槽内へ降下され、浸漬焼入れ
され、次いで上昇され、そして焼入れ後の輸送ライン14
0Aまで移動させられる。
約700゜−800゜Fの温度まで徐冷すべき部品に対して
は、硬化室122は徐冷室124の前の出口131に接する位置
まで回転する。部品は輸送ライン140Bへ降ろされるか、
または硬化室122へ戻されるかの何れかの運動をさせら
れる。硬化室122へ戻された部品は再加熱され、次いで
焼入れされる。
プレス焼入れする部品の場合には、硬化室122はプレ
ス焼入れ室128の前の出口135に接する位置まで回転す
る。次いで部品は、プレス129において焼入れするため
にプレス焼入れ室128から手動で取り出される。プレス1
29は、焼入れ媒を供給している間部品をしっかり保持す
る取付具またはダイスを含む。
徐冷される部品に関してだけ任意選択であるが、部品
を扉141を通してコンベヤに導き、休止位置142まで移動
させることができる。次いでこれらの部品は、徐冷室12
4を休止位置142から分離している扉143を通して押され
て徐冷室124内へ装荷される。部品は硬化室122へ移され
て硬化温度に達するまで加熱され、次いでプレス焼入れ
128または一括焼入れ126の何れかへ移動させられる。
焼入れ後、部品は焼入れ後処理のために室構造102の
他の普通の成分を通して輸送される。図1に示すよう
に、焼入れされた部品は、それらが焼入れ後位置に到着
した順番に洗浄145へ渡され、次いで任意選択ではある
が、焼もどし室150へ送られる。もし必要ならば、部品
は焼もどし室150の出口付近のステーション155、160に
おいて手動でくせ取りされる。部品の清浄はショットブ
ラストステーション170において遂行することができ
る。
処理サイクル中、熱処理される部品の型及び所望の肌
の深さに依存して、部品は典型的には、ブースト室110
内に約1−40時間にわたって滞留し、拡散室112及び硬
化室122にそれぞれ約0.1−10時間にわたって留まる。
制御システム100は、コンピュータ化制御センター180
を含む。制御センター180は複数のマイクロコンピュー
タ(図示してない)を含むことが好ましい。制御センタ
ー180は各室106、110、112、122、124、126、128に連係
されているエンコーダに接続されたプログラム可能な論
理コントローラ(PLC)182を含み、各室106、110、11
2、122、124、126、128内の各部品受け皿の位置及び処
理状態を追跡する。更にPLCはリミットスイッチを使用
して部品の追跡を援助させることができる。リミットス
イッチ公知であり、詳細な説明は省略する。部品を連続
的に追跡することによって炉構造102内の各受け皿の位
置を決定することができ、それによって各受け皿毎の処
理記録を累積することが可能になる。本発明はこれらの
受け皿の使用に限定されるものではなく、受け皿を使用
しないことが好ましい部品もあるかも知れない。従って
部品と称するのは、受け皿を用いていない1つの部品、
受け皿内の1つの部品、または1つの受け皿内の多くの
関連部品の何れかであるものと理解されたい。制御シス
テム100がこれらをそれぞれ同等に扱うと有利である。
処理記録は、以下にメモリ手段184と呼ぶPLC182内のRAM
メモリ内に格納されているファイル内に記憶される。更
に制御センター180は、種々の扉、押し具、及び 室の
回転を制御するための、また公知の手法でPLC182によっ
て指令される炉温度及び炭素雰囲気含有率をプリセット
するためのメニュー及び命令を含む。
図2に示すように制御システム100は、PLC182、及び
各処理室106、110、112、122、124、126、128における
各部品の処理時間を表す第1の記録と、少なくとも1つ
の処理室を通過する各部品の所望の処理経路を表す第2
の記録と、各処理室106、110、112、122、124、126、12
8内の占有されている部品位置の数及び位置を表す第3
の記録とを記憶するメモリ手段184を含む。第1の記録
は、経過時間、計算された所望時間、及び関連する所定
処理時間を表す。第2の記録は、炉構造によって処理す
べき各部品毎の処理経路を表す。部品は必ずしも全ての
処理室において処理する必要はない。例えば、ある部品
は徐冷だけを必要とするかも知れず、従ってその部品に
対しては焼入れ操作はスケジュールされないであろう。
またその処理はその部品に固有である。第3の記録は、
メモリ手段184内のファイルによって表され、炉構造102
に接続されている種々のエンコーダによって更新され
る。従って、炉構造102内の部品の配置及び位置は、第
3の記録によって表される。アレイ手段186が制御シス
テム100内に含まれており、第1、第2、及び第3の記
録に応答して時間窓(またはタイムウインドウ)を記憶
する。時間窓記録は、所定時間間隔中の各処理室106、1
10、112、122、124、126、128内の使用可能な部品位置
の数を表す。図3に示すように、アレイ手段186は複数
のメモリセル187からなる二次元アレイである。アレイ
手段186内の各セル188は、所定の離散した時間間隔中の
特定の処理室106、110、112、122、124、126、128内の
部品の数に対応する。図示のように、0分を現在の、ま
たは実際の時間とし、他の時間(1−2999)を将来への
分(minutes)として、3000分が所定時間間隔である。
図3の上欄に、各処理室毎の最大使用可能な受け皿、ま
たは部品位置を示してある。
制御システム100は、時間窓記録を周期的に更新する
ためのステータス手段190をも含む。図2に示すように
ステータス手段190は、メモリ手段184内に記憶されてい
る記録から情報を転送してアレイ手段186に入力する。
従って、ステータス手段190によって更新されたアレイ
手段186は、各処理室106、110、112、122、124、126、1
28に関する実際の、及び将来の時間に対応する各処理室
の内容を正確に表現することになる。
制御システム100は、処理すべき新しい部品のために
少なくとも1つの処理室における所望処理時間を計算す
るスケジューリング手段192を含む。好ましい実施例で
は、スケジューリング手段192は、新しい部品毎にブー
スト室110及び拡散室112における所望処理時間を計算す
る。更にスケジューリング手段192は、新しい部品を予
熱室106または徐冷室124において炉構造102へ導く装荷
時間を決定する。制御システム100は、各新しい部品毎
に所定の肌の深さ範囲を最小値と最大値との間で割当て
るための処理手段194をも含む。新しい部品の所望処理
時間は、所定肌の深さ範囲に依存する。浸炭の受け入れ
可能な肌の深さを達成するための処理時間の計算は当分
野では公知であり、処理時間を決定するための計算に関
しては説明を省略する。処理手段194は、PLC182内に含
まれ、且つ浸炭の所定肌の深さ範囲、及び各部品毎の硬
化、徐冷、一括焼入れ、及びプレス焼入れ室124、126、
128における所定処理時間を表すデータベースであるこ
とが好ましい。更に処理手段194はその部品に関する焼
入れの型と、その部品を徐冷すべきか否かをも指示す
る。処理手段194は、炉構造を通過する各部品の(第3
の記録が表している)経路に従って、予熱、硬化、冷
却、及び焼入れ室106、122、124、126、128における所
定処理時間を組合わせることが好ましい。装荷時間は所
望、及び所定処理時間に依存する。
スケジュール手段192は、時間窓に応答して各処理室1
06、110、112、122、124、126、128内へ部品を装荷する
時間窓を決定する手段を含む。時間窓は、特定の処理室
における処理を完了させるために、その室に部品を装荷
できる特定の時間を表している。本質的に時間窓は、あ
る部品を処理するのに充分な長さの開口(時間的な)で
ある。つまり時間窓は、部品を処理するために特定の室
が所望、または所定処理時間にわたって使用可能である
ことを表す。時間窓はアレイ手段186内に表されてい
る。例えば硬化室122内に4つの部品が滞留し第1の部
品は2分で硬化室122を出て3分間徐冷室124へ移される
ようにスケジュールされているものとする。第2の部品
は6分で硬化室122を出て2分間プレス焼入れ室128へ移
されるようにスケジュールされ、第3の部品は10分で硬
化室122を出て12分間徐冷室へ移されるようにスケジュ
ールされ、そして第4の部品は、3分で硬化室122を出
て6分間徐冷室へ移されて処理されるようにスケジュー
ルされているものとする。徐冷室において処理できる部
品の最大数が2であることに注意されたい。従って、図
3には徐冷室に6分間にわたって時間窓が存在するよう
に示してある。
指定された肌の深さに関して各処理室毎の所望、及び
所定処理時間が評価されると、部品は予熱室106から炉
構造102内へ装荷することができる。即ち、装荷時間は
所望、及び所定処理時間に依存する。
メモリ手段184、アレイ手段186、ステータス手段19
0、スケジューリング手段192、及び処理手段194を、コ
ンピュータ化制御センター180内にソフトウエアで実現
すると有利である。
図4(A−E)に示す流れ図は、部品を予熱室106内
へ装荷する前に、コンピュータ化制御センター180を作
動させるコンピュータプログラムである。このコンピュ
ータプログラムは、ある部品を予熱室106内へ装荷する
前に、炉構造102内におけるその部品の全処理のための
完全処理時間をスケジュールするのに必要な情報を制御
システム100に提供する。部品が滑らかに、且つ中断さ
れることなく炉構造102内を流れて行くように、炉構造1
02におけるその部品の全処理時間を制御センター180が
スケジュールすることができると有利である。
流れ図の要素200はコンピュータプログラムの始まり
を表す。操作員は処理すべきある部品の部品番号を、制
御センター180に接続されている端末(図示してない)
に入力する。これによりブロック205において、所定肌
の深さ範囲に対応する所望浸炭肌の深さ値が処理手段19
4によって確認される。次にブロック210において、制御
センター180はメモリ手段184をポーリングして(または
問い合わせて)予熱室106内に使用可能な部品位置が存
在するか否かを決定する。一実施例では、各部品は予熱
室106内に90分間留まる。もしある位置が使用不能であ
ればコンピュータプログラムはブロック220へ進み、1
分間遅延した後に再起動する。もし予熱室106内に即時
に使用可能な位置が存在すれば、コンピュータプログラ
ムはブロック230へ進み、炉構造102内の全ての部品の処
理時間と、占有されている部品位置とを用いてメモリ手
段184を更新する。次いでブロック235において肌の深さ
値が、所定肌の深さ範囲に従って最小値にセットされ
る。
次にブロック245において処理手段194は、その部品を
徐冷室124において徐冷するのか否かに関してポーリン
グされる。もしその部品を徐冷しないのであれば、コン
ピュータプログラムはブロック285へ進み、その部品を
プレス焼入れするのか、または一括焼入れするのかを決
定する。もしその部品を徐冷するのであればブロック25
0において制御センター180な、現肌の深さに応答し、炉
構造102を通過する経路に従ってその部品の所望、及び
所定処理時間を計算する。ブロック255において制御セ
ンター180は、計算された所望処理時間と所定処理時間
とを組合わせることによって、その部品が徐冷室127へ
到着する時間を決定する。ブロック260においてアレイ
手段186がポーリングされ、徐冷室124内に時間窓が存在
するか否かが決定される。もし時間窓が使用不能であれ
ばブロック265において現肌の深さ値が最大肌の深さ値
と比較される。現肌の深さ値が最大深さに等しければコ
ンピュータプログラムはブロック215へ進み、制御セン
ター180は部品選択モードスイッチ(図示してない)を
ポーリングする。
部品選択モードスイッチは、マガジン動作を操作員が
設定するスイッチである。例えば、もしある新しい部品
に対して特定の肌の深さ範囲に対応する装荷時間を使用
することができなければ、異なる肌の深さ範囲を選択し
て再起動させるように異なる部品を構造内にスケジュー
ルさせる(無作為選択モード)か、またはブロック220
に示すように1分間の待機の後に再起動させる(強制部
品モード)ようにマガジンを設定することができる。
ブロック215において部品選択スイッチのモードが決
定されると、コンピュータプログラムは指示されたモー
ドへ進んで再起動する。
もし現肌の深さ値が最大肌の深さ値よりも小さけれ
ば、現肌の深さ値はブロック270において所定量、例え
ば0.01mmだけインクリメントされ、コンピュータプログ
ラムはブロック250に戻って処理時間の計算を繰り返
す。もしアレイ手段186内に徐冷室124のための時間窓が
存在していれば、ブロック275において現肌の深さに従
ってブースト及び拡散室における所望処理時間がメモリ
手段184内に記録される。
処理手段194はある部品に徐冷プロセスだけを受けさ
せ、他の冷却プロセスを受けないように指令することが
できる。ブロック280においてある部品が徐冷だけを行
うものと決定されれば、コンピュータプログラムはブロ
ック350へ進む。
もしその部品が他の冷却操作を受けるのであれば、ブ
ロック285において処理手段190がポーリングされ、所望
する焼入れの特定の型が、即ちプレス焼入れかまたは一
括焼入れかが決定される。一括焼入れ及びプレス焼入れ
室126、128における処理時間は、各部品毎に処理手段19
4によって予め決定されている。プレス焼入れの場合は
ブロック290において、制御センター180がメモリ手段18
4をポーリングし、プレス焼入れ室128への到着時間を計
算する。この到着時間は、計算されたブースト及び拡散
処理時間と、炉構造102を通る所望経路に従う所定処理
時間との組合わせである。ブロック295において制御セ
ンター180は、その部品をプレス焼入れ室128において処
理するための時間窓がアレイ手段186内に存在している
か否かを決定する。プレス焼入れ室128のための時間窓
が存在しなければ、ブロック300において制御センター1
80は、現肌の深さと最大許容肌の深さとを比較する。も
し現肌の深さと最大許容深さとが等しければ、コンピュ
ータプログラムはブロック215へ戻されて部品選択スイ
ッチのモードを調べて指示されたモードへ進んで再起動
する。もし現肌の深さが最大深さより小さければ、ブロ
ック305において深さが所定量、例えば0.01mmだけ増加
される。次いでコンピュータプログラムはブロック290
に進む。ブロック290では制御センター180はインクリメ
ントされた肌の深さに応答してブースト及び拡散室11
0、112における所望処理時間を再計算する。所望及び所
定処理時間が組合わされてプレス焼入れ室128への到着
時間が計算される。もしプレス焼入れ操作のための時間
窓が存在していれば、ブロック330において現肌の深さ
に対応するブースト及び拡散室110、112に関する処理時
間がメモリ手段184内に記録され、コンピュータプログ
ラムはブロック335に進む。
一括焼入れの場合にはブロック290において、制御セ
ンター180はメモリ手段184をポーリングし、一括焼入れ
室126への到着時間を計算する。この到着時間は、計算
されたブースト及び拡散処理時間と、炉構造102を通過
する所望経路に従って予め決定されている処理時間との
組合わせである。ブロック295において制御センター180
は、その部品を一括焼入れ室126において処理するため
の時間窓がアレイ手段186内に存在しているか否かを決
定する。プレス焼入れ室128のための時間窓が存在しな
ければ、ブロック300において制御センター180は現肌の
深さと最大許容肌の深さとを比較する。もし現肌の深さ
と最大許容深さとが等しければ、コンピュータプログラ
ムはブロック215へ戻って部品選択スイッチのモードを
調べて指示されたモードへ進んで再起動する。もし現肌
の深さが最大深さより小さければ、ブロック305におい
て深さが所定量、例えば0.01mmだけ増加される。次いで
コンピュータプログラムはブロック290に進む。ブロッ
ク290では制御センター180はインクリメントされた肌の
深さに応答してブースト及び拡散室110、112における所
望処理時間を再計算する。所望及び所定処理時間が組合
わされて、一括焼入れ室126への到着時間が計算され
る。もし一括焼入れ操作のための時間窓が存在していれ
ば、ブロック330において現肌の深さに対応するブース
ト及び拡散室110、112における処理時間がメモリ手段18
4内に記録され、コンピュータプログラムはブロック335
へ進む。
ブロック335を参照する。制御センター180は、その部
品を徐冷室124によって処理するのか否かを、処理手段1
90をポーリングすることによって識別する。もしその部
品を徐冷するのであれば、ブロック340において制御セ
ンター180は、焼入れ決定プロセス中に決定された肌の
深さ値が徐冷決定プロセス中に決定された肌の深さ値と
同等であるか否かを決定する。もしこれらの肌の深さが
精密に同一であるか、またはもし徐冷を行わないのであ
れば、コンピュータプログラムはブロック345へ進む。
もし両者の値が同一でなければ、コンピュータプログ
ラムはブロック355へ進み、焼入れ決定プロセス中に計
算された現肌の深さ値が最大肌の深さ値に等しいか否か
を決定する。もし最大肌の深さ値に到達していれば、コ
ンピュータプログラムはブロック215へ戻る。もし到達
していなければブロック360において現肌の深さ値がイ
ンクリメントされ、コンピュータプログラムはブロック
250に戻ってインクリメントされた肌の深さに関するブ
ースト及び拡散処理時間を再計算する。次いでコンピュ
ータープログラムは決定ブロックに従って進む。
ブロック345におて制御センター180は、その部品が硬
化室122へ到着する時間を決定する。到着時間は、ブー
スト及び拡散処理時間と、炉構造102を通過する部品の
経路に従って予め定められた処理時間との組合わせであ
る。硬化室122内の各部品毎の所定の処理時間は、処理
手段194によって指示される。ブロック350において制御
センター180は、硬化室122のための時間窓がアレイ手段
186内に存在するか否かを決定する。もし硬化室122のた
めの時間窓が存在しなければブロック355において現肌
の深さ値と最大肌の深さ値とが比較され、もし現肌の深
さが最大肌の深さに等しければコンピュータプログラム
はブロック215へ戻る。ブロック355においてもしその部
品の現肌の深さ値が最大肌の深さ値よりも小さいと決定
されれば、深さが所定量、例えば0.01mmだけインクリメ
ントされ、コンピュータプログラムはブロック250へ戻
ってインクリメントされた肌の深さ値に対応する所望処
理時間を計算する。ブロック350において、もし硬化室1
22のための時間窓が存在していると決定されれば、現肌
の深さ値におけるブースト及び拡散室の所望処理時間が
メモリ手段184内に記憶される。
制御センター180は、ブロック370において、拡散室11
2への到着時間を決定する。到着時間は、ブースト及び
拡散処理時間と、予熱室106における所定処理時間との
組合わせである。拡散室112における計算された所望処
理時間は、各部品の処理のスケジューリングにある柔軟
性の程度を有利に与えるために可変である。即ち肌の深
さ値が変化すると、拡散室112における計算された所望
処理時間が変化する。拡散室112に関する時間窓の存否
は、ブロック375において制御センター180によって決定
される。もし時間窓が存在しなければ、コンピュータプ
ログラムはブロック355に戻って現肌の深さ値と最大肌
の深さ値とを比較する。もし現肌の深さ値と最大肌の深
さとが等価であれば、コンピュータプログラムはブロッ
ク215に戻って部品選択スイッチのモードを調べて指示
されたモードに進んで再起動する。もし現肌の深さが最
大深さよりも小さければ、ブロック360において深さが
例えば0.01mmのような所定量だけ増加され、コンピュー
タプログラムはブロック250へ戻ってインクリメントさ
れた肌の深さに対応するブースト及び拡散処理時間を計
算する。もし拡散室112に関する時間窓が存在すればコ
ンピュータプログラムはブロック395へ進む。
制御センター180は、ブロック395においてブースト室
110への到着時間を決定する。到着時間はブースト処理
時間と、予熱室106における所定処理時間との組合わせ
である。拡散室112におけるように、ブースト室110にお
ける計算された所望処理時間も、全ての部品の処理のス
ケジューリングにある柔軟性の程度を有利に与えるため
に可変である。ブースト室110のための時間窓は、ブロ
ック400において制御センター180によって決定される。
もし時間窓が存在しなければ、コンピュータプログラム
はブロック355へ戻り現肌の深さ値と最大肌の深さ値と
を比較する。もし現肌の深さ値と最大肌の深さとが等価
であれば、コンピュータプログラムはブロック215に戻
って部品選択スイッチのモードを調べて指示されたモー
ドに進んで再起動する。もし現肌の深さが最大深さより
も小さければブロック360において深さが例えば0.01mm
のような所定量だけ増加され、コンピュータプログラム
はブロック250へ戻ってインクリメントされた肌の深さ
に対応するブースト及び拡散処理時間を計算する。もし
ブースト室110のための時間窓が存在すれば、コンピュ
ータプログラムはブロック420へ進む。
これにより、ブロック420において、マガジンは部品
を予熱室106内へ装荷して処理を開始する。
実際の応用 本発明の動作は、図4A−4Eに示すように、炉構造102
内において熱処理すべき新しい部品をスケジュールする
応用に関して説明すると理解し易い。コンピュータ化制
御センター180は新しい部品を前後逆にスケジュールす
る。これは、焼入れ及び徐冷室124、126、128の内容が
先ずスケジュールされ、次に硬化室122の内容がスケジ
ュールされ、その次に拡散室112の内容がスケジュール
される・・・等々であることを暗示している。以下の説
明に使用する数値は例示の目的に過ぎない。
ブロック200において、操作員は、処理すべき新しい
部品の部品番号を入力する。ブロック205において、制
御センター180は処理手段194をポーリングして新部品に
対応する所望の肌の深さ範囲を決定し、1.00−1.50mmで
あることを見出す。ブロック210において、メモリ手段1
84によって指示されるように、予熱室106内の部品位置
は使用可能である。次に、ブロック235において現肌の
深さ値が1.00mmにセットされる。ブロック245では、処
理手段194が、新部品を徐冷室124において処理すべきで
あることを表示する。
次に、ブロック250において制御センター180は徐冷室
124への到着時間を計算する。到着時間は、90分と予め
定められている予熱処理時間と、10時間と計算されてい
るブースト処理時間と、2時間と計算されている拡散処
理時間と、2時間と分かっている所定硬化時間との組合
わせである。転送時間は無視できるものと見做す。従っ
て到着時間は15.5時間と計算される。
次に、ブロック260において制御センター180は、徐冷
室124のための時間窓が存在するか否かを決定する。所
定の2分間の処理時間の間に、徐冷室124内に15.5時間
のスケジュールされた部品が存在しないことが分かった
ものとすれば、アレイ手段186内に時間窓が存在してい
ることが分かる。従って、ブロック250において計算さ
れたブースト及び拡散時間が、ブロック275においてメ
モリ手段184内へ記録される。
もし徐冷室124に関する時間窓が存在しなければ、コ
ンピュータプログラムはブロック265へ進み、現肌の深
さ(1.00mm)と最大肌の深さ(1.50mm)とを比較し、ブ
ロック270へ進む。現肌の深さが1.00mmから1.01mmまで
インクリメントされる。次いでブロック250において、
インクリメントされた肌の深さ、1.01mmに対応するブー
スト及び拡散処理時間が再計算される。典型的には、再
計算されたブースト及び拡散処理時間は、増加した肌の
深さに応答して長めになる。これは、肌の深さを大きく
すると、部品を一層長い時間にわたって浸炭室110、112
によって処理しなければならないからである。所定処理
時間はその部品の型に固有なものであり、所望の肌の深
さには無関係であるので、所定処理時間は変化しない。
次にブロック255において、再計算された処理時間に応
答して到着時間が計算される。この例では、再計算され
た処理時間の方が長いから、到着時間は長くなる。次い
で長めの到着時間に応答して徐冷室124に関する時間窓
が決定される。図3に示すように、アレイ手段186は所
定時間間隔(3000分)にわたって各処理室が使用可能か
否かを表している。従って、徐冷室124内において処理
すべき新部品のための時間窓が、計算された到着時間に
対応するある時間間隔内に存在することがアレイ手段18
6によって表される。このルーピングは窓が存在するこ
とが見出されるまで、または最大肌の深さに達するまで
続けられる。
徐冷室124のための時間窓が存在するものと仮定すれ
ば、ブースト及び拡散処理時間はメモリ手段184に記録
される。コンピュータプログラムはブロック280へ進
み、処理手段194が、新部品の徐冷だけを行い、他の冷
却操作は行われないことを指示するものとする。従っ
て、コンピュータプログラムはブロック345へ進む。硬
化室122への新部品の到着時間が、90分の予熱処理時間
と、10時間のブースト処理時間と、2時間の拡散処理時
間とから13.5時間であると計算される。ブロック350に
おいては、新部品の到着時間に従って、例えば3つの部
品だけが硬化室122内にスケジュールされているものと
想定しているので、硬化室122に関する時間窓が存在す
ることが決定される。次いでコンピュータプログラムは
ブロック370へ進む。
新部品が拡散室112に到着するための時間は11.5時間
(予熱室106の90分、ブースト室110の10時間)である。
アレイ手段184は、拡散室112内には5つの部品だけが滞
留するようにスケジュールされていることを指示してい
るものとする。従って、ブロック375においては、拡散
室112に関する時間窓が存在すると決定される。
次にコンピュータプログラムはブロック395に進ん
で、ブースト室110のための到着時間を計算する。到着
時間は、予熱室102内の処理時間に対応する90分であ
る。新部品の到着時間には3つの部品位置だけが占有さ
れているのであるから、ブロック400では、ブースト室1
10に関する時間窓が存在すると決定される。次いでブロ
ック400において新部品は予熱室106内へ移動され、炉構
造102内で処理される。
以上説明したように、制御センター180は、新しい部
品を炉構造102内へ装荷する前に、炉構造102に滑らか
な、且つ中断されない流れが得られるような手法で新し
い部品の全処理時間をスケジュールする。
本発明の他の面、目的、及び長所は添付図面、明細
書、及び請求の範囲を検討することによって明白になる
であろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G05B 19/418 G05B 19/418 B Y (56)参考文献 特開 昭61−231121(JP,A) 特公 平1−16307(JP,B2) 特公 昭48−34289(JP,B1) Jones ”Computers tackle heat−treati ng problems” ADVAN CED MATERIALS & PR OCESSES, METALS PA RK,OHIO,US,March 1990,vol.137,no.3,p.33 −38 Knieriem ”Modular e Software−Pakete zur Integration vo n verketteten Kamm erofensystemen und kontinuerlichen O fenanlagen in den Fertigungsfluss”HA ERTEREI TECHNISCHE MITTEILUNGEN,MUNC HEN DE,vol.44,no.2, April 1989,p.114−119 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C21D 1/00 112 C21D 1/06 C21D 9/00 101 C21D 11/00 105 C23C 8/22 G05B 19/418

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互に接続され、複数の部品位置を有する
    複数の処理室(106、110、112、122、124、126、128)
    を具備する連続炉構造(102)において部品を熱処理す
    るたの制御装置(100)であって、上記処理室は、部品
    を高温において反応性炭素ガスに曝し、且つ上記部品が
    装荷される順序には無関係に上記部品を放出するように
    なっている回転型の2つの浸炭室(110、112)を含み、
    また上記処理室は、独特な処理時間を有する少なくとも
    2つの部品を同時に処理するようになっており、 各処理室内における各部品の処理時間を表す第1の記録
    と、処理のために部品を装荷すべき処理室の連続を表す
    各部品の所望処理経路を表す第2の記録と、各処理室内
    の占有されている部品位置の数と位置とを表す第3の記
    録とを記憶するメモリ手段(184)と、 所望処理経路に応答し、所望処理経路(102)と、最小
    値と最大値との間の所定浸炭肌の深さ範囲と、それぞれ
    の非浸炭室(106、122、124、126、128)における所定
    処理時間とを上記炉構造内で処理される新しい部品に対
    応して決定する処理手段(194)と、 上記所定浸炭肌の深さ範囲に応答して上記新しい部品の
    上記回転浸炭室(110、112)における所望処理時間を計
    算し、上記所望処理経路に応答し、上記新しい部品の処
    理のために関連処理室内の使用可能な部品位置を決定
    し、関連処理室内の上記部品位置の全てが占有されるこ
    とに応答して上記所望処理時間を再計算し、上記所望処
    理経路と上記所望時間と所定処理時間とに応答してそれ
    ぞれの上記処理室への到着時間を計算し、そして計算さ
    れた上記それぞれの処理室への到着時間に応答して上記
    新しい部品が上記炉構造内に装荷される装荷時間を決定
    するスケジューリング手段(192)と、 を具備することを特徴とする制御装置(100)。
  2. 【請求項2】上記第1、第2、及び第3の記録に応答し
    て時間窓記録を記憶するアレイ手段(186)を含み、上
    記時間窓記録が所定時間間隔中に各処理室における使用
    可能な部品位置の数を表す請求項1に記載の制御装置
    (100)。
  3. 【請求項3】上記時間窓記録を周期的に更新するステー
    タス手段(190)を含む請求項2に記載の制御装置(10
    0)。
  4. 【請求項4】上記スケジューリング手段(192)が、上
    記時間窓記録に応答して上記各処理室内へ部品を装荷す
    るための時間窓を決定する手段を含み、上記時間窓は上
    記新しい部品が処理を完了させるためそれぞれの処理室
    に装荷される所定の時間長を表す請求項2に記載の制御
    装置(100)。
  5. 【請求項5】上記処理手段(194)が上記新しい部品に
    応答する現肌の深さ値を最小値に等しく設定する手段を
    含む請求項4に記載の制御装置(100)。
  6. 【請求項6】上記スケジューリング手段(192)が、上
    記現肌の深さ値を上記最大肌の深さ値と比較して、それ
    ぞれの処理室への到着時間に伴う時間窓の欠如と、上記
    肌の深さ値が上記最大値よりも小さいことに応答して現
    肌の深さ値を所定量だけインクレメントさせ、上記肌の
    深さ値がインクレメントされたことに応答して上記所望
    処理時間を再計算する手段を含む請求項5に記載の制御
    装置(100)。
  7. 【請求項7】関連処理室への上記到着時間が、関連処理
    室における上記新しい部品の処理に先立って、上記新し
    い部品の処理を行うそれぞれの処理室の上記所望時間と
    所定処理時間の結合として計算される請求項6に記載の
    制御装置(100)。
  8. 【請求項8】上記第1の記録内に記憶されている上記処
    理時間が、経過時間、所望時間、及び所定処理時間を表
    している請求項3に記載の制御装置(100)。
  9. 【請求項9】関連処理室への上記到着時間が、関連処理
    室における上記新しい部品の処理前の、上記新しい部品
    の処理を行うそれぞれの処理室の上記所望時間と所定処
    理時間の結合である請求項1に記載の制御装置(10
    0)。
  10. 【請求項10】上記処理室(106、110、112、122、12
    4、126、128)が、 上記部品を所定温度まで加熱し、上記予熱した部品を上
    記浸炭室(110、112)へ供給するようになっている予熱
    室(106)と、 上記浸炭された部品の温度を下げるようになっている徐
    冷室(124)と、 各々が上記浸炭された部品の温度を急速に下げるように
    なっているプレス及び一括焼入れ室(126、128)と、 上記浸炭された部品を上記プレス、徐冷、及び一括焼入
    れ内へ案内し、上記徐冷された部品を再加熱する回転硬
    化室(122)と、 を含む請求項1に記載の制御装置(100)。
  11. 【請求項11】相互に接続されている複数の処理室(10
    6、110、112、122、124、126、128)を有する連続炉構
    造(102)において部品をスケジュールする方法であっ
    て、上記処理室(106、110、112、122、124、126、12
    8)は、複数の部品位置を有し、且つ2つの回転浸炭室
    (110、112)を含み、また上記処理室は、独特な処理時
    間を有する少なくとも2つの部品を同時に処理するよう
    になっており、上記方法が、 各処理室(106、110、112、122、124、126、128)にお
    ける各部品の処理時間を表す第1の記録を記憶する段階
    と、 処理のために部品を装荷すべき処理室の連続を表す各部
    品の所望処理経路を表す第2の記録を記憶する段階と、 上記処理室(106、110、112、122、124、126、128)内
    の占有された部品位置の合計数及び位置を表す第3の記
    録を記憶する段階と、 上記炉構造(102)において処理すべき別の部品の所望
    処理経路を決定する段階と、 上記別の部品に対応する所定肌の深さ範囲を最小値と最
    大値との間に決定する段階と、 上記別の部品に対応する現肌の深さ値を最小値に設定す
    る段階と、 上記現肌の深さ値に応答し、上記回転浸炭室(110、11
    2)において上記別の部品に浸炭させるための所望処理
    時間を計算する段階と、 上記所望経路に応答し、上記別の部品を処理するための
    関連処理室における部品位置の可用性を決定する段階
    と、 上記現肌の深さ値と上記最大肌の深さ値とを比較し、全
    ての上記部品位置が関連処理室において占有されている
    ことと、上記現肌の深さ値が上記最大値よりも小さいこ
    ととに応答して上記現肌の深さを所定量だけインクリメ
    ントさせる段階と、 上記現肌の深さ値がインクリメントされたことに応答し
    て上記所望処理時間を再計算する段階と、 上記所望処理時間に応答して上記別の部品を上記炉構造
    内に装荷する装荷時間を決定する段階と、 を具備することを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】上記所望処理経路に応答し、上記別の部
    品を処理するための非浸炭処理室(106、122、124、12
    6、128)における所定処理時間を決定する段階を含む請
    求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】上記所望処理経路に応答し、上記処理室
    (106、122、124、126、128)への到着時間を計算する
    段階を含む請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】関連処理室への上記到着時間を計算する
    段階が、 関連処理室における上記別の部品の処理に先立って上記
    別の部品を処理するそれぞれの処理室の上記所望及び処
    理時間を組合わせる段階 を含む請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】上記別の部品の上記現肌の深さ値が上記
    最大値にあることに応答し、上記別の部品の上記装荷時
    間の計算段階を所定時間量だけ遅延させる段階を含む請
    求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】上記別の部品の上記現肌の深さ値が上記
    最大値にあることに応答し、異なる部品の装荷時間を決
    定する段階を含む請求項14に記載の方法。
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