JPH0699794B2 - 連続ガス浸炭炉 - Google Patents
連続ガス浸炭炉Info
- Publication number
- JPH0699794B2 JPH0699794B2 JP59066541A JP6654184A JPH0699794B2 JP H0699794 B2 JPH0699794 B2 JP H0699794B2 JP 59066541 A JP59066541 A JP 59066541A JP 6654184 A JP6654184 A JP 6654184A JP H0699794 B2 JPH0699794 B2 JP H0699794B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carburizing
- carburized
- continuous gas
- carburizing furnace
- furnace
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C8/00—Solid state diffusion of only non-metal elements into metallic material surfaces; Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive gas, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
- C23C8/06—Solid state diffusion of only non-metal elements into metallic material surfaces; Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive gas, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using gases
- C23C8/08—Solid state diffusion of only non-metal elements into metallic material surfaces; Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive gas, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using gases only one element being applied
- C23C8/20—Carburising
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/0006—Details, accessories not peculiar to any of the following furnaces
- C21D9/0018—Details, accessories not peculiar to any of the following furnaces for charging, discharging or manipulation of charge
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、連続ガス浸炭炉に関し、詳しくは、要求され
る浸炭深さの異なる２種類以上の被浸炭処理部材を、単
一の連続ガス浸炭炉にて連続ガス浸炭処理することので
きる連続ガス浸炭炉にかかる。
る浸炭深さの異なる２種類以上の被浸炭処理部材を、単
一の連続ガス浸炭炉にて連続ガス浸炭処理することので
きる連続ガス浸炭炉にかかる。
浸炭処理とは、被浸炭処理部材を浸炭性ガス雰囲気中に
て850〜950℃に加熱することにより被浸炭処理部材の表
面に炭素を侵入・固溶させる熱処理であり、その後の焼
入処理によって内部は粘く、表面は硬く、強くさせるこ
とがきでることから、歯車のように強靱性、耐摩耗性、
疲労強度の要求される部品等に広く適用されている。
て850〜950℃に加熱することにより被浸炭処理部材の表
面に炭素を侵入・固溶させる熱処理であり、その後の焼
入処理によって内部は粘く、表面は硬く、強くさせるこ
とがきでることから、歯車のように強靱性、耐摩耗性、
疲労強度の要求される部品等に広く適用されている。
そして、この浸炭処理において優れた生産性とするため
に、被浸炭処理部材を一定のサイクルで浸炭炉内を移送
させる過程において浸炭処理する連続ガス浸炭処理方法
が通常実施されており、そのための浸炭炉として連続ガ
ス浸炭炉が採用されている。
に、被浸炭処理部材を一定のサイクルで浸炭炉内を移送
させる過程において浸炭処理する連続ガス浸炭処理方法
が通常実施されており、そのための浸炭炉として連続ガ
ス浸炭炉が採用されている。
ところで、被浸炭処理部材の浸炭深さは浸炭温度と浸炭
保持時間によって、ほぼ定まるものである。
保持時間によって、ほぼ定まるものである。
このため、たとえば、トレイプッシャ式の連続ガス浸炭
炉においては、浸炭炉の内温度を一定に保ち、一定のサ
イクルで所定量の被浸炭処理部材を搭載したトレイを装
入・搬送することによって、被浸炭処理部材表面におけ
る一定した浸炭深さを確保している。
炉においては、浸炭炉の内温度を一定に保ち、一定のサ
イクルで所定量の被浸炭処理部材を搭載したトレイを装
入・搬送することによって、被浸炭処理部材表面におけ
る一定した浸炭深さを確保している。
そこで、要求される浸炭深さの異なる被浸炭処理部材を
連続ガス浸炭処理する場合には、複数の連続ガス浸炭炉
を用いて、浸炭深さ毎に専用のサイクルで処理するのが
通常である。
連続ガス浸炭処理する場合には、複数の連続ガス浸炭炉
を用いて、浸炭深さ毎に専用のサイクルで処理するのが
通常である。
このような場合、連続ガス浸炭炉の能力に対して被浸炭
処理部材の処理量が満たない時には、空トレイを装入し
て操業することとなる。
処理部材の処理量が満たない時には、空トレイを装入し
て操業することとなる。
しかし、これでは連続ガス浸炭炉の操業として経済的で
ないことから、要求される浸炭深さの異なる被浸炭処理
部材を、単一の連続ガス浸炭炉で浸炭処理することが必
要となり、実際、連続ガス浸炭炉の操業においてしばし
ば実施されている。
ないことから、要求される浸炭深さの異なる被浸炭処理
部材を、単一の連続ガス浸炭炉で浸炭処理することが必
要となり、実際、連続ガス浸炭炉の操業においてしばし
ば実施されている。
そして、このような操業方法をとるには、まず、先に浸
炭処理する被浸炭処理部材に要求される浸炭深さに応じ
た或るサイクルで被浸炭処理部材の連続ガス浸炭処理を
終了した後、要求される浸炭深さの異なった次の被浸炭
処理部材を連続ガス浸炭炉に装入する前に、空トレイの
装入をしばらく続けて、その間に浸炭温度，浸炭保持時
間等の浸炭条件を調整すべく、処理サイクルを変更した
後、要求される浸炭深さの異なった被浸炭処理部材を浸
炭処理するのが通常である。
炭処理する被浸炭処理部材に要求される浸炭深さに応じ
た或るサイクルで被浸炭処理部材の連続ガス浸炭処理を
終了した後、要求される浸炭深さの異なった次の被浸炭
処理部材を連続ガス浸炭炉に装入する前に、空トレイの
装入をしばらく続けて、その間に浸炭温度，浸炭保持時
間等の浸炭条件を調整すべく、処理サイクルを変更した
後、要求される浸炭深さの異なった被浸炭処理部材を浸
炭処理するのが通常である。
このような操業方法においては、連続ガス浸炭処理条件
を調整する間、多数の空トレイを連続ガス浸炭炉に装入
する必要があることから、この間における電気，ガス等
のエネルギーロスが大きいことや、或る程度の数量の被
浸炭処理部材を確保できるまでサイクルを切り替えるこ
とができず、処理ロットが大きくなり、従って、浸炭処
理工程における在庫が多くなるという問題点があった。
を調整する間、多数の空トレイを連続ガス浸炭炉に装入
する必要があることから、この間における電気，ガス等
のエネルギーロスが大きいことや、或る程度の数量の被
浸炭処理部材を確保できるまでサイクルを切り替えるこ
とができず、処理ロットが大きくなり、従って、浸炭処
理工程における在庫が多くなるという問題点があった。
本発明は、要求される浸炭深さの異なる２種類以上の被
浸炭処理部材を、単一の連続ガス浸炭炉に同じサイクル
で装入しながら、浸炭保持時間を被浸炭処理部材ごとに
異ならせることによって、それぞれの被浸炭処理部材に
要求される浸炭深さを確保することができ、しかも、連
続ガス浸炭炉の実質的な稼働率を向上でき、併せて、そ
れぞれの被浸炭処理部材の必要な数量を必要な順番で浸
炭処理することができる連続ガス浸炭炉を提供すること
を目的としている。
浸炭処理部材を、単一の連続ガス浸炭炉に同じサイクル
で装入しながら、浸炭保持時間を被浸炭処理部材ごとに
異ならせることによって、それぞれの被浸炭処理部材に
要求される浸炭深さを確保することができ、しかも、連
続ガス浸炭炉の実質的な稼働率を向上でき、併せて、そ
れぞれの被浸炭処理部材の必要な数量を必要な順番で浸
炭処理することができる連続ガス浸炭炉を提供すること
を目的としている。
このような目的を達成する本発明の構成は、被浸炭処理
部材を１つの通路にて順次移送させて通過させる昇温ゾ
ーンと浸炭ゾーンと拡散ゾーンとを具備してなる連続ガ
ス浸炭炉であって、 前記拡散ゾーン内には複数の被浸炭処理部材を保持する
保持部位が形成され、 前記被浸炭処理部材を前記保持部位に選択的に移送する
移送装置を有し、 さらに前記保持部位に移送された前記被浸炭処理部材
が、要求される浸炭深さに適合するまで保持された後に
拡散ゾーン外へ搬出すべく、前記保持部位にそれぞれ配
設された搬出装置とを有することを特徴とした連続ガス
浸炭炉である。
部材を１つの通路にて順次移送させて通過させる昇温ゾ
ーンと浸炭ゾーンと拡散ゾーンとを具備してなる連続ガ
ス浸炭炉であって、 前記拡散ゾーン内には複数の被浸炭処理部材を保持する
保持部位が形成され、 前記被浸炭処理部材を前記保持部位に選択的に移送する
移送装置を有し、 さらに前記保持部位に移送された前記被浸炭処理部材
が、要求される浸炭深さに適合するまで保持された後に
拡散ゾーン外へ搬出すべく、前記保持部位にそれぞれ配
設された搬出装置とを有することを特徴とした連続ガス
浸炭炉である。
上記の如く構成された本発明の連続ガス浸炭炉によれ
ば、要求される浸炭深さの異なる２種類以上の被浸炭処
理部材を、昇温ゾーンと浸炭ゾーンと拡散ゾーンとを具
備する単一の連続ガス浸炭炉に同じサイクルで装入しな
がら、各被浸炭処理部材を移送装置により選択的に所定
の保持部位に移送し、それぞれの被浸炭処理部材に要求
される浸炭深さに適合するまで保持部位で保持した後に
搬出装置によって拡散ゾーン外へ搬出する。
ば、要求される浸炭深さの異なる２種類以上の被浸炭処
理部材を、昇温ゾーンと浸炭ゾーンと拡散ゾーンとを具
備する単一の連続ガス浸炭炉に同じサイクルで装入しな
がら、各被浸炭処理部材を移送装置により選択的に所定
の保持部位に移送し、それぞれの被浸炭処理部材に要求
される浸炭深さに適合するまで保持部位で保持した後に
搬出装置によって拡散ゾーン外へ搬出する。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例を説明す
る。
る。
図は、本発明の１実施例である連続ガス浸炭炉の概略図
を示す。
を示す。
図において、ａは昇温ゾーン,bは浸炭ゾーン,cは拡散ゾ
ーン、d,eは冷却ゾーンであって、各々異なる温度に保
持されている。
ーン、d,eは冷却ゾーンであって、各々異なる温度に保
持されている。
そして、所定量の被浸炭処理部材を搭載したトレイ２
は、まず、図示されない扉を開放して連続ガス浸炭炉内
に装入されて、メインプッシャ１により浸炭炉内部位a1
に押し込まれる。
は、まず、図示されない扉を開放して連続ガス浸炭炉内
に装入されて、メインプッシャ１により浸炭炉内部位a1
に押し込まれる。
そして、この操作に伴い浸炭炉内部位c1にあったトレイ
２は、浸炭炉内部位c2に押し出される。
２は、浸炭炉内部位c2に押し出される。
ついで、浸炭炉内部位c2に押し出されたトレイ２上の被
浸炭処理部材に要求される浸炭深さが浅い場合には、サ
イドプッシャ３により浸炭炉内部位c3に移送され、直ち
に仕切扉６が開放されて、プッシャ４により冷却ゾーン
ｄに送りこまれる。
浸炭処理部材に要求される浸炭深さが浅い場合には、サ
イドプッシャ３により浸炭炉内部位c3に移送され、直ち
に仕切扉６が開放されて、プッシャ４により冷却ゾーン
ｄに送りこまれる。
そして、冷却ゾーンｄにて所定の焼入温度まで冷却され
ると、仕切扉７が開放されて油槽10上にある図示されな
いプラーにより、油槽10内に引き込まれて焼入処理され
るものである。
ると、仕切扉７が開放されて油槽10上にある図示されな
いプラーにより、油槽10内に引き込まれて焼入処理され
るものである。
一方、上述の浸炭炉内部位c2に押し出された被浸炭処理
部材に要求される浸炭深さが深い場合には、サイドプッ
シャ３により浸炭炉内部位c4に移送されて、トレイ２は
ここで次のサイクルまで停滞し、浸炭ゾーンｂに被浸炭
処理部材中に浸炭された炭素が、さらに被浸炭処理部材
内部まで拡散されて深い浸炭深さとすることができるの
である。
部材に要求される浸炭深さが深い場合には、サイドプッ
シャ３により浸炭炉内部位c4に移送されて、トレイ２は
ここで次のサイクルまで停滞し、浸炭ゾーンｂに被浸炭
処理部材中に浸炭された炭素が、さらに被浸炭処理部材
内部まで拡散されて深い浸炭深さとすることができるの
である。
そして、次のサイクル開始直前に仕切扉８が開放され
て、被浸炭処理部材を搭載したトレイ２はプッシャ５に
より冷却ゾーンｅに送りこまれ、所定の焼入温度となる
と仕切扉９が開放されて、図示されないプラーにより、
油槽10に引き込まれ焼入処理される。
て、被浸炭処理部材を搭載したトレイ２はプッシャ５に
より冷却ゾーンｅに送りこまれ、所定の焼入温度となる
と仕切扉９が開放されて、図示されないプラーにより、
油槽10に引き込まれ焼入処理される。
ちなみに、上述の連続ガス浸炭炉により、処理サイクル
を20分，浸炭，拡散温度を950℃として操業すると、自
動車用トランスミッションギヤにおいて浅い浸炭深さの
もので0.5mm,深い浸炭深さのもので0.7mmの有効浸炭深
さとすることができた。
を20分，浸炭，拡散温度を950℃として操業すると、自
動車用トランスミッションギヤにおいて浅い浸炭深さの
もので0.5mm,深い浸炭深さのもので0.7mmの有効浸炭深
さとすることができた。
本実施例において、連続ガス浸炭炉の昇温ゾーンa,浸炭
ゾーンb,拡散ゾーンｃは、本発明の被浸炭処理部材を１
つの通路にて順次移送させて通過させる連続ガス浸炭炉
に、浸炭炉内部位c3と浸炭炉内部位c4は、本発明の複数
の被浸炭処理部材を保持する保持部位に、サイドプッシ
ャ３は、本発明の被浸炭処理部材を保持部位に選択的に
移送する移送装置に、プッシャ４とプッシャ５は、本発
明の被浸炭処理部材を拡散ゾーン外へ搬出すべく保持部
位にそれぞれ配設された搬出装置にそれぞれ対応する。
ゾーンb,拡散ゾーンｃは、本発明の被浸炭処理部材を１
つの通路にて順次移送させて通過させる連続ガス浸炭炉
に、浸炭炉内部位c3と浸炭炉内部位c4は、本発明の複数
の被浸炭処理部材を保持する保持部位に、サイドプッシ
ャ３は、本発明の被浸炭処理部材を保持部位に選択的に
移送する移送装置に、プッシャ４とプッシャ５は、本発
明の被浸炭処理部材を拡散ゾーン外へ搬出すべく保持部
位にそれぞれ配設された搬出装置にそれぞれ対応する。
本発明にかかる連続ガス浸炭炉によれば、要求される浸
炭深さの異なる２種類以上の被浸炭処理部材を、単一の
連続ガス浸炭炉に同じサイクルで装入しながら、それぞ
れの被浸炭処理部材に要求される浸炭深さに適合させて
浸炭保持時間を異ならせることによって、それぞれの被
浸炭処理部材に要求される浸炭深さを確保することがで
き、しかも、連続ガス浸炭炉の実質的な稼働率を向上で
きることから連続ガス浸炭炉の操業に伴うエネルギーロ
スを無くすることができ、併せて、それぞれの被浸炭処
理部材の必要な数量を必要な順番で浸炭処理することが
できるから、浸炭処理工程における在庫を著しく低減す
ることができる利点に加えて、２基以上の連続ガス浸炭
炉を用いる場合と同様な浸炭処理を単一の連続ガス浸炭
炉により実施可能とすることができる利点がある。
炭深さの異なる２種類以上の被浸炭処理部材を、単一の
連続ガス浸炭炉に同じサイクルで装入しながら、それぞ
れの被浸炭処理部材に要求される浸炭深さに適合させて
浸炭保持時間を異ならせることによって、それぞれの被
浸炭処理部材に要求される浸炭深さを確保することがで
き、しかも、連続ガス浸炭炉の実質的な稼働率を向上で
きることから連続ガス浸炭炉の操業に伴うエネルギーロ
スを無くすることができ、併せて、それぞれの被浸炭処
理部材の必要な数量を必要な順番で浸炭処理することが
できるから、浸炭処理工程における在庫を著しく低減す
ることができる利点に加えて、２基以上の連続ガス浸炭
炉を用いる場合と同様な浸炭処理を単一の連続ガス浸炭
炉により実施可能とすることができる利点がある。
図は、本発明の１実施例である連続ガス浸炭炉の概略図
である。 １……メインプッシャ， ２……トレイ， ３……サイドプッシャ， 4,5……プッシャ， 6,7,8,9……仕切扉， 10……油槽， ａ……昇温ゾーン， a1……浸炭炉内部位， ｂ……浸炭ゾーン， ｃ……拡散ゾーン， c1……浸炭炉内部位， c2……浸炭炉内部位， c3……浸炭炉内部位， c4……浸炭炉内部位， d,e……冷却ゾーン，
である。 １……メインプッシャ， ２……トレイ， ３……サイドプッシャ， 4,5……プッシャ， 6,7,8,9……仕切扉， 10……油槽， ａ……昇温ゾーン， a1……浸炭炉内部位， ｂ……浸炭ゾーン， ｃ……拡散ゾーン， c1……浸炭炉内部位， c2……浸炭炉内部位， c3……浸炭炉内部位， c4……浸炭炉内部位， d,e……冷却ゾーン，
Claims (1)
- 【請求項１】被浸炭処理部材を１つの通路にて順次移送
させて通過させる昇温ゾーンと浸炭ゾーンと拡散ゾーン
とを具備してなる連続ガス浸炭炉であって、 前記拡散ゾーン内には複数の被浸炭処理部材を保持する
保持部位が形成され、 前記被浸炭処理部材を前記保持部位に選択的に移送する
移送装置を有し、 さらに前記保持部位に移送された前記被浸炭処理部材
が、要求される浸炭深さに適合するまで保持された後に
拡散ゾーン外へ搬出すべく、前記保持部位にそれぞれ配
設された搬出装置とを有することを特徴とした連続ガス
浸炭炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59066541A JPH0699794B2 (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | 連続ガス浸炭炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59066541A JPH0699794B2 (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | 連続ガス浸炭炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60208469A JPS60208469A (ja) | 1985-10-21 |
| JPH0699794B2 true JPH0699794B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=13318863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59066541A Expired - Lifetime JPH0699794B2 (ja) | 1984-04-02 | 1984-04-02 | 連続ガス浸炭炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0699794B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4763880A (en) * | 1987-04-03 | 1988-08-16 | Holcroft/Loftus Inc. | Rotary hearth multi-chamber, multi-purpose furnace system |
| JP3038992B2 (ja) * | 1991-06-19 | 2000-05-08 | トヨタ自動車株式会社 | 浸炭炉の制御方法 |
| JPH06174377A (ja) * | 1992-12-04 | 1994-06-24 | Komatsu Ltd | 多目的雰囲気熱処理装置 |
-
1984
- 1984-04-02 JP JP59066541A patent/JPH0699794B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60208469A (ja) | 1985-10-21 |
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