JP3238092B2 - 断熱パネルの接続部のシール構造 - Google Patents

断熱パネルの接続部のシール構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二枚の金属外皮間
に断熱材が充填された断熱パネルの接続部のシール構造
に関し、詳しくは、4枚の断熱パネルのコーナー部間の
接続箇所における水密性を、目地部分に充填されるコー
キング剤等の経年変化による劣化や、振動や地震等によ
る亀裂発生等においても、長期にわたって良好に維持し
ようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、表裏の金属外皮間に断熱材が充填
されるとともに断熱パネルの上下の一端に嵌合凹部もし
くは嵌合凸部の両者のうちの一方を、他端に両者のうち
の他方を形成し、断熱パネルの両側端に目地形成用の目
地片を延出し、しかして、上下方向において嵌合する嵌
合凹部と嵌合凸部との嵌合箇所に横目地を形成し、左右
に略面一に並置される左右の目地片上に縦目地を形成
し、このような、横目地及び縦目地にコーキング剤を充
填して、シールを図るものである。
【0003】とろこで、コーキング剤は経年変化で硬化
するとともに劣化し、地震等になる振動で亀裂が生じ、
この箇所から雨水が容易に浸入し、内部の断熱材を早期
に劣化させるという問題がある。特に、4枚の断熱パネ
ルのコーナー部が位置する接続箇所においては、4枚の
断熱パネルが個々に振動したり位置変更がなされるので
あり、コーナー部におけるコーキング剤に亀裂が入りや
すく、破壊されやすく、コーナー部における水密性が損
なわれやすくなるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたものであり、4枚の断熱パネルのコ
ーナー部間の接続箇所における水密性を、目地部分に充
填されるコーキング剤等の経年変化による劣化や、振動
や地震等による亀裂発生等においても、長期にわたって
良好に維持できる断熱パネルの接続部のシール構造を提
供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明において
は、対向される表側外皮1と裏側外皮2との間に断熱材
3を充填した断熱パネルの接続部のシール構造であっ
て、パネル本体4の上端部に表側外皮1を裏面側に折り
曲げてパネル面に略直交する横目地側壁5を形成し、横
目地側壁5に連ねてパネル面に略平行となる横目地底壁
6を形成し、横目地底壁6よりも更にパネル本体4の上
端部に嵌合凹部7もしくは嵌合凸部8の一方を形成し、
パネル本体4の左右端部に表側外皮1を折り曲げて側壁
11を形成し、側壁11からパネル本体4の厚さ方向の
中間部から外側方に縦目地片12を延出し、縦目地片1
2の上端を裏面側に折り曲げてパネル面とは略直交する
第1パッキン受面S1 を形成し、第1パッキン受面S1
の先端に連続させてパネル面と略平行となる第2パッキ
ン受面S2 を形成し、第1パッキン受面S1 及び第2パ
ッキン受面S2 に連なるとともに横目地底壁6の側端部
を裏面側に折り曲げてパネル面に略直交する第3パッキ
ン受面S3 を形成し、パネル本体4の下端部に、横目地
側壁5の高さHに相当する厚さTの横目地形成片10を
垂下し、横目地形成片10の下端に上記横目地側壁5に
対向する横目地形成壁9を形成し、横目地形成片10よ
りも裏面側に嵌合凹部7もしくは嵌合凸部8の他方を形
成して断熱パネルAを構成し、下段において左右に隣接
する断熱パネルA,Aの横目地側壁5,5に、上段にお
いて左右に隣接する断熱パネルA,Aの横目地形成壁
9,9を対向させて横目地13を形成し、上下に対向す
る断熱パネルA,Aの嵌合凹部7と嵌合凸部8とを嵌合
させ、左右に隣接する断熱パネルA,Aの縦目地片1
2,12を略面一に並置して縦目地片12,12の上面
で左右の断熱パネルA,Aの側壁11,11間に縦目地
14を形成し、これら4枚の断熱パネルA…のコーナー
部が位置する箇所で、上段の左右の断熱パネルA,Aの
縦目地片12,12の裏面側において、水密パッキンP
の下端面P1 を第1パッキン受面S1 に、水密パッキン
Pの底面P2 を第2パッキン受面S2 に、水密パッキン
Pの左右の側端面P3 ,P3 を左右に対向する第3パッ
キン受面S3 ,S3 にそれぞれ弾接させ、横目地13及
び縦目地14にコーキング剤15を充填して成ることを
特徴とするものである。
【0006】請求項2の発明においては、水密パッキン
Pの表面の下端から水密テープPaを延出し、水密テー
プPaを下段の断熱パネルA,Aの縦目地片12,12
の突き合わせ箇所に粘着材にて接着して成ることを特徴
とするものである。請求項1の構成においては、4枚の
断熱パネルA…のコーナー部が接続される箇所に充填さ
れたコーキング剤15が経年変化で劣化して亀裂が入っ
たり、4枚の断熱パネルA…が独立して動いて、破壊さ
れたとしても、上段において左右に隣接する断熱パネル
A,Aの縦目地片12,12の下面に水密パッキンPが
位置し、上段の縦目地片12,12間に雨水が浸入する
するのを阻止することができ、また、水密パッキンP
は、それぞれが直交して連なる第1パッキン受面S1
第2パッキン受面S2 及び第3パッキン受面S3 にそれ
ぞれ弾接することで、損なわれたコーキング剤15を通
過した雨水が接続箇所に浸入するのを阻止することがで
き、しかして、断熱材3の劣化を回避でき、このよう
に、4枚の熱パネルA…のコーナー部間の接続箇所にお
ける水密性を、目地部分に充填されるコーキング剤等の
経年変化による劣化や、振動や地震等による亀裂発生等
においても、長期にわたって良好に維持するのである。
【0007】請求項2の構成においては、水密テープP
aを下段の断熱パネルA,Aの縦目地片12,12に接
着することで、下段の縦目地片12,12間からの雨水
の浸入を阻止し、また、水密テープPaにより水密パッ
キンPの位置決めをおこなうことができるのである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面
に基づいて詳述する。送り出し装置にて送り出された表
裏の金属板の外皮1,2の両端にはロール成形により成
形されて嵌合凸部外皮部分8a及び嵌合凹部外皮部分7
aが形成され、これら二枚の金属板の外皮1,2間に断
熱材3としてのロックウール材3a、珪酸カルシウム3
bが装填されている。珪酸カルシウム3bは耐火性及び
機械的強度が高く、上記嵌合凸部外皮部分8a及び嵌合
凹部外皮部分7aに装填され、嵌合凸部8及び嵌合凹部
7における耐火性及び機械的強度を高めている。二枚の
金属板の外皮1,2は、嵌合凸部8と嵌合凹部7とにお
いて、若干の隙間dが形成されて、二枚の金属板の外皮
1,2間の熱伝動(ヒートブリッジ)を回避するように
している。
【0009】パネル本体4の上端部に表側外皮1を裏面
側に折り曲げてパネル面に略直交する横目地側壁5を形
成し、横目地側壁5に連ねてパネル面に略平行となる横
目地底壁6を形成し、横目地底壁6よりも更に一段低く
釘打部16を形成し、釘打部16よりも更にパネル本体
4の上端部に嵌合凹部7を形成している。パネル本体4
の下端部に、横目地側壁5の高さHに相当する厚さTの
横目地形成片10を垂下し、横目地形成片10の下端に
上記横目地側壁5に対向する横目地形成壁9を形成し、
横目地形成片10よりも裏面側に嵌合凸部8を形成して
いる。
【0010】パネル本体4の左右端部には、表側外皮1
を折り曲げて側壁11を形成し、側壁11からパネル本
体4の厚さ方向の中間部から外側方に縦目地片12を延
出してある。縦目地片12の上端を裏面側に折り曲げて
パネル面とは略直交する第1パッキン受面S1 を形成し
ている。第1パッキン受面S1 の先端に連続させてパネ
ル面と略平行となる第2パッキン受面S2 を形成してい
る。第1パッキン受面S1 及び第2パッキン受面S2
連なるとともに横目地底壁6の側端部を裏面側に折り曲
げてパネル面に略直交する第3パッキン受面S3 を形成
している。
【0011】断熱パネルAの左右側端部において、断熱
材3の側壁11との間に長尺で小幅の弾性シール材1
9,19を介装している。このようにして断熱パネルA
を構成している。しかして、断熱パネルA,Aは図2乃
至図4に示すように、釘打部16において下位において
左右の断熱パネルA,Aをボルト18にて壁下地17に
固定し、断熱パネルA,Aの縦目地片12,12を略面
一に並置して縦目地片12,12の上面で左右の断熱パ
ネルA,Aの側壁11,11間に縦目地14を形成す
る。
【0012】次に、左右に隣接する断熱パネルA,Aの
一方の上方において、下位のものの嵌合凹部7に上位の
ものの嵌合凸部8を嵌合させ、下段の断熱パネルAの横
目地側壁5に、上段の断熱パネルAの横目地形成壁9を
対向させて横目地13を形成し、上位の断熱パネルAの
嵌合凸部8を下位の断熱パネルAの嵌合凹部7に嵌合さ
せる。
【0013】このように3枚の断熱パネルA,A,Aを
施工した後、上段の断熱パネルAの縦目地片12の裏面
側に厚帯板状で立方体の水密パッキンPの下端面P1
第1パッキン受面S1 に、水密パッキンPの底面P2
第2パッキン受面S2 に、水密パッキンPの左右の側端
面P3 ,P3 を左右に対向する第3パッキン受面S3
3 にそれぞれ弾接させるのである。
【0014】ところで、図3に示すように、左右の断熱
パネルA,Aの縦目地14の背部には左右の断熱パネル
A,Aの弾性シール材19,19に跨がる断面略U字状
で金属板を曲げ加工したバックアップ桟20が壁下地1
7に保持板26を介して取付けられている。このバック
アップ桟20の内部にはロックウール材のような断熱部
材21が充填されている。
【0015】しかして、図3に示すように、上記水密パ
ッキンPの裏面は上記断熱部材21に埋入して、水密パ
ッキンPが上方に不測に移動しないように位置決めをし
ている。図5において符号Cは断熱材3の端面を示して
いる。ところで、水密パッキンPの表面の下端から水密
テープPaを延出してある。この水密テープPaは水密
パッキンPと同材質で一体に形成しても、他の材質のも
のを水密パッキンPに取着してもよいものである。水密
テープPaの裏面には粘着材を塗布したテープ22を貼
着してある。この水密テープPaは下段の断熱パネル
A,Aの縦目地片12,12の突き合わせ箇所に粘着材
にて接着するのである。
【0016】このような水密パッキンPの施工が終えた
後、図3おいて空いている上段右方に断熱パネルAを施
工するのである。そして、横目地13及び縦目地14に
は上下全体に水密テープを張付けてコーキング剤15が
充填されるのである(図13参照)。以上詳述したよう
に、4枚の断熱パネルA…のコーナー部が接続される箇
所に充填されたコーキング剤15が経年変化で劣化して
亀裂が入ったり、4枚の断熱パネルA…が独立して動い
て破壊されたとしても、上段において左右に隣接する断
熱パネルA,Aの縦目地片12,12の下面に水密パッ
キンPが位置し、上段の縦目地片12,12間に雨水が
浸入するするのを阻止することができ、また、水密パッ
キンPは、横目地側壁5と略面一となり、下段の断熱パ
ネルAの縦目地片12と連なりパネル面に略直交する第
1パッキン受面S1 、第1パッキン受面S1 に連なりパ
ネル面と略平行となる第2パッキン受面S2 、及び横目
地側壁5に連なりパネル面に略直交するように折曲げら
れた第3パッキン受面S3 にそれぞれ弾接することで、
損なわれたコーキング剤15を通過した雨水が4枚の断
熱パネルA…のコーナー部が位置する接続箇所から浸入
するのを阻止することができ、断熱材3の劣化を回避で
き、このように、4枚の熱パネルA…のコーナー部間の
接続箇所における水密性を、目地部分に充填されるコー
キング剤等の経年変化による劣化や、振動や地震等によ
る亀裂発生等においても、長期にわたって良好に維持す
ることができるのである。
【0017】そして、水密テープPaを下段の断熱パネ
ルA,Aの縦目地片12,12に接着することで、下段
の縦目地片12,12間からの雨水の浸入を阻止し、ま
た、水密テープPaによって水密パッキンPの位置決め
をおこなうことができるのである。ところで、図1に示
すように、第2パッキン受面S2 に続いて第1パッキン
受面S1 に略平行となる第4パッキン受面S4 が、第4
パッキン受面S4 に続いて第2パッキン受面S2 に略平
行となる第5パッキン受面S5 が、第5パッキン受面S
5 に略直交し、また、釘打部16の面に略直交する第6
パッキン受面S6 が、そして、第4パッキン受面S4
略平行に第7パッキン受面S7 が形成されている。そし
て、水密パッキンPには、第4パッキン受面S4 、第5
パッキン受面S5 、第6パッキン受面S6 、第7パッキ
ン受面S7 に弾接するための当たり面P4 ,P5 ,P6
及びP7 が形成されている。水密パッキンPの施工状態
においては、第4パッキン受面S4 に当たり面P4 が、
第5パッキン受面S5 に当たり面P5 が、第6パッキン
受面S6 に当たり面P6 が、第7パッキン受面S7 に当
たり面P7 がそれぞれ弾接するのである。
【0018】図10は水密パッキンPの他の実施の形態
を示していて、リブ25を形成して、水密性を高めるよ
うにしたものである。そして、水密パッキンPは、4枚
の断熱パネルA…のコーナー部が位置する図11のイ部
に使用されるが、図11のロ部及びハ部のように、開口
サッシュ24に対して施工される断熱パネルAにも使用
されるものであり、この場合、図12に示すように、水
密パッキンP及び水密テープPaをはさみなどで切断し
て小片の水密パッキンP′及び水密テープPa′として
使用するのである。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明においては、下段におい
て左右に隣接する断熱パネルの横目地側壁に、上段にお
いて左右に隣接する断熱パネルの横目地形成壁を対向さ
せて横目地を形成し、左右に隣接する断熱パネルの縦目
地片を略面一に並置して縦目地片の上面で左右の断熱パ
ネルA,Aの側壁間に縦目地を形成し、これら4枚の断
熱パネルのコーナー部が位置する箇所で、上段の左右の
断熱パネルの縦目地片の裏面側において、水密パッキン
の下端面を第1パッキン受面に、水密パッキンの底面を
第2パッキン受面に、水密パッキンの左右の側端面を左
右に対向する第3パッキン受面にそれぞれ弾接させ、横
目地及び縦目地にコーキング剤を充填してあるから、4
枚の断熱パネルのコーナー部が接続される箇所に充填さ
れたコーキング剤が経年変化で劣化して亀裂が入った
り、4枚の断熱パネルが独立して移動して、破壊された
としても、上段において左右に隣接する断熱パネルの縦
目地片の下面に水密パッキンが位置し、上段の縦目地片
間に雨水が浸入するするのを阻止することができ、ま
た、水密パッキンは、それぞれが直交して連なる第1パ
ッキン受面、第2パッキン受面及び第3パッキン受面に
それぞれ弾接することで、損なわれたコーキング剤を通
過した雨水が接続箇所に浸入するのを阻止することがで
き、しかして、断熱材の劣化を回避でき、このように、
4枚の熱パネルのコーナー部間の接続箇所における水密
性を、目地部分に充填されるコーキング剤等の経年変化
による劣化や、振動や地震等による亀裂発生等において
も、長期にわたって良好に維持することができるという
利点がある。
【0020】請求項2の発明においては、水密パッキン
の表面の下端から水密テープを延出し、水密テープを下
段の断熱パネルの縦目地片の突き合わせ箇所に粘着材に
て接着してあるから、水密テープを下段の断熱パネルの
縦目地片に接着することで、下段の縦目地片間からの雨
水の浸入を阻止し、また、水密テープによって水密パッ
キンの位置決めをおこなうことができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断熱パネルの接続部のシール構造にお
ける水密パッキンと断熱パネルとの関係を示す概略斜視
図である。
【図2】施工途中の概略斜視図である。
【図3】施工途中の一部破断した概略斜視図である。
【図4】上下の断熱パネル間に縦目地を形成するパネル
嵌合状態と水密パッキンとの関係を示す概略断面図であ
る。
【図5】水密パッキンと断熱パネルとの関係を示す概略
正面図である。
【図6】断熱パネルの上下方向の接続を示し、一部省略
し、一部断面した側面図である。
【図7】左右の断熱パネル間の横目地を示す断面図であ
る。
【図8】左右の断熱パネル間に横目地を形成する分解断
面図である。
【図9】水密パッキンを示し、(a)は正面図、(b)
は側面図である。
【図10】水密パッキンの他の実施の形態を示し、
(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は側面図であ
る。
【図11】施工形態を示す概略正面図である。
【図12】水密パッキンの他の施工例を示す斜視図であ
る。
【図13】施工後の概略斜視図である。
【符号の説明】
1 表側外皮 2 裏側外皮 3 断熱材 4 パネル本体 5 横目地側壁 6 横目地底壁 7 嵌合凹部 8 嵌合凸部 9 横目地形成壁 10 横目地形成片 11 側壁 12 縦目地片 13 横目地 14 縦目地 15 コーキング剤 P 水密パッキン P1 下端面 P2 底面 P3 側端面 Pa 水密テープ S1 第1パッキン受面 S2 第2パッキン受面 S3 第3パッキン受面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI E04B 1/68 L (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/682 - 1/80 E04F 13/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向される表側外皮と裏側外皮との間に
    断熱材を充填した断熱パネルの接続部のシール構造であ
    って、 パネル本体の上端部に表側外皮を裏面側に折り曲げてパ
    ネル面に略直交する横目地側壁を形成し、横目地側壁に
    連ねてパネル面に略平行となる横目地底壁を形成し、横
    目地底壁よりも更にパネル本体の上端部に嵌合凹部もし
    くは嵌合凸部の一方を形成し、 パネル本体の左右端部に表側外皮を折り曲げて側壁を形
    成し、側壁からパネル本体の厚さ方向の中間部から外側
    方に縦目地片を延出し、縦目地片の上端を裏面側に折り
    曲げてパネル面とは略直交する第1パッキン受面を形成
    し、第1パッキン受面の先端に連続させてパネル面と略
    平行となる第2パッキン受面を形成し、第1パッキン受
    面及び第2パッキン受面に連なるとともに横目地底壁の
    側端部を裏面側に折り曲げてパネル面に略直交する第3
    パッキン受面を形成し、 パネル本体の下端部に、横目地側壁の高さに相当する厚
    さの横目地形成片を垂下し、横目地形成片の下端に上記
    横目地側壁に対向する横目地形成壁を形成し、横目地形
    成片よりも裏面側に嵌合凹部もしくは嵌合凸部の他方を
    形成して断熱パネルを構成し、 下段において左右に隣接する断熱パネルの横目地側壁
    に、上段において左右に隣接する断熱パネルの横目地形
    成壁を対向させて横目地を形成し、上下に対向する断熱
    パネルの嵌合凹部と嵌合凸部とを嵌合させ、 左右に隣接する断熱パネルの縦目地片を略面一に並置し
    て縦目地片の上面で左右の断熱パネルの側壁間に縦目地
    を形成し、 これら4枚の断熱パネルのコーナー部が位置する箇所
    で、上段の左右の断熱パネルの縦目地片の裏面側におい
    て、水密パッキンの下端面を第1パッキン受面に、水密
    パッキンの底面を第2パッキン受面に、水密パッキンの
    左右の側端面を左右に対向する第3パッキン受面にそれ
    ぞれ弾接させ、横目地及び縦目地にコーキング剤を充填
    して成ることを特徴とする断熱パネルの接続部のシール
    構造。
  2. 【請求項2】 水密パッキンの表面の下端から水密テー
    プを延出し、水密テープを下段の断熱パネルの縦目地片
    の突き合わせ箇所に粘着材にて接着して成ることを特徴
    とする請求項1記載の断熱パネルの接続部のシール構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018062275A1 (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 大和ハウス工業株式会社 外壁の防水構造、外壁パネルおよび外壁パネルの防水施工方法

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WO2018062275A1 (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 大和ハウス工業株式会社 外壁の防水構造、外壁パネルおよび外壁パネルの防水施工方法

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