JP3237813B2 - 局内回線終端装置の給電回路 - Google Patents

局内回線終端装置の給電回路

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JP3237813B2
JP3237813B2 JP32165195A JP32165195A JP3237813B2 JP 3237813 B2 JP3237813 B2 JP 3237813B2 JP 32165195 A JP32165195 A JP 32165195A JP 32165195 A JP32165195 A JP 32165195A JP 3237813 B2 JP3237813 B2 JP 3237813B2
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誠一 山野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、局側に設置される
局内回線終端装置からユーザ宅側に設置される宅内回線
接続装置に対して給電を行う通信システムにおける局内
回線終端装置の給電回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図20は、通信システムの構成を示す。
図において、局側に設置される局内回線終端装置(以下
「OCU」という)10と、ユーザ宅側に設置される宅
内回線接続装置(以下「DSU」という)3が、2線メ
タリック線路(以下「加入者線」という)8によって接
続される。加入者線8の各1線をL1,L2と表示す
る。加入者線8は、ユーザ宅側にローゼット5および加
入者保安器7を含み、局側に局内成端用端子群(MD
F)9を含む。DSU3には、ユーザ・網インタフェー
ス線2を介して端末装置1が接続される。OCU10に
は、交換機からOCU制御信号線11が接続される。な
お、例えばISDN基本インタフェースを提供する通信
システムでは、DSU3と端末装置1との相互接続条件
は、ITU−T勧告I.430 あるいはTTC標準JT−I430
−aに準拠しており、DSU3とOCU10との相互接
続条件は、ITU−T勧告G.961 あるいはTTC標準JT
−G961に準拠している。
【0003】加入者線8を介してOCU10と接続され
るDSU3には、回路実現の簡易性から、OCU10か
ら順極性給電(ノーマル給電)と逆極性給電(リバース
給電)が行われている。通信停止状態(停止中)にはノ
ーマル給電になり、通信中(起動中)にはリバース給電
となる。図21は、給電回路の従来構成を示す。
【0004】図において、OCU10の電源29は、D
SU3を動作させるために必要な電圧および電流を発生
する。電源29には、電流検出回路30,加入者線8に
印加する給電極性を切り替える給電スイッチ25,伝送
信号と給電電流とを分離する電力分離フィルタ(PS
F)23を介して加入者線8が接続される。なお、給電
スイッチ25とPSF23の接続順序が図21の例と逆
であっても以下に説明する動作は同じである。
【0005】DSU3では、加入者線8に電力分離フィ
ルタ(PSF)21を介して入力ダイオード19,20
が接続される。受電回路N15は、入力ダイオード20
を介してノーマル給電(DSU3の端子aが+極性、端
子bが−極性)を受電して動作し、端末装置1側へユー
ザ・網インタフェース線2を介して電力を供給する。こ
の受電回路N15が動作するときに加入者線8に流れる
電流はI1に設定されている。このとき、発信スイッチ
17はオフ(断)状態である。受電回路R14は、入力
ダイオード19を介してリバース給電(DSU3の端子
aが−極性、端子bが+極性)を受電して動作し、端末
装置1側へユーザ・網インタフェース線2を介して電力
を供給する。この受電回路R14が動作するときに加入
者線8に流れる電流はI2(I2>I1)に設定されて
いる。
【0006】なお、ノーマル給電時には、入力ダイオー
ド19により加入者線8から受電回路R14への電流の
入力が阻止され、受電回路R14は動作しない。また、
動作中の受電回路N15の出力電流は、停止中の受電回
路R14内へ出力端子から流入しないように出力ダイオ
ード12が接続されている。リバース給電時には、入力
ダイオード20により加入者線8から受電回路N15へ
の電流の入力が阻止され、受電回路N15は動作しな
い。また、動作中の受電回路R14の出力電流は、停止
中の受電回路N15内へ出力端子から流入しないように
出力ダイオード13が接続されている。
【0007】OCU10内の伝送回路24は、ノーマル
給電時には信号の送受信を停止しており、リバース給電
時に信号の送受信を行う。DSU3内の伝送回路22も
同様に動作する。したがって、リバース給電時にOCU
10とDSU3との間で双方向の通信路が形成される。
OCU10の伝送回路24からの送信信号はPSF23
を介して加入者線8に送出され、DSU3のPSF21
を介して伝送回路22に入力される。DSU3の伝送回
路22からの送信信号も同様に逆の経路を介して伝送回
路24に入力される。
【0008】この通信システムをノーマル給電状態の停
止中からリバース給電状態の起動中に遷移させる契機
は、発信(DSU3側からの通信開始要求時)と着信
(交換機側からの通信開始要求時)の2つの場合があ
る。発信時は、発信起動要求信号Sにより発信スイッチ
17がオン(接)になり、抵抗18を介して加入者線8
に電流を流す。この時に流れる電流がI2となるように
抵抗18の値が設定される。OCU10内の電流検出回
路30の電流検出信号DLは、I1検出時にDL=0、
I2検出時にDL=1の2値信号となるように構成され
ている。そして、DL=0の時にはノーマル給電、DL
=1の時にはリバース給電となるように給電スイッチ2
5が制御される(詳細は後述)。
【0009】したがって、DSU3の発信スイッチ17
のオンにより加入者線8に流れる電流がI1からI2に
遷移し、これをOCU10の電流検出回路30が検出し
てDL=1になると、給電スイッチ25がノーマル給電
からリバース給電に切り替えられる。これに伴ってDS
U3側では動作中であった受電回路N15が停止し、停
止中であった受電回路R14が代わって動作開始する。
また、このとき抵抗18には入力ダイオード20によっ
て電流が流れなくなる。
【0010】OCU制御信号線11を介して交換機から
入力される着信起動要求信号LARおよび停止要求信号
LDRは、次のように定義されている。 LAR=1 … 着信起動要求有 LAR=0 … 着信起動要求無 LDR=1 … 停止要求有 LDR=0 … 停止要求無 着信時(ノーマル給電時に生起)は、LAR=1にな
り、これによってリバース給電となるように給電スイッ
チ25が制御される。一方、停止時(リバース給電時に
生起)には、LDR=1になり、これによってDLおよ
びLARの0/1状態とは無関係に、強制的にノーマル
給電となるように給電スイッチ25が制御される。
【0011】ここで、給電スイッチ25は、リバース給
電時にオンに制御されるスイッチ素子RAとスイッチ素
子RBの対で構成されるRスイッチと、ノーマル給電時
にオンに制御されるスイッチ素子NAとスイッチ素子N
Bの対で構成されるNスイッチとにより構成される。R
スイッチは、2値で示される起動信号Xにより制御さ
れ、X=0の時にオフ、X=1の時にオンとなる。ま
た、Nスイッチは、論理否定回路27を介して起動信号
Xを反転させた停止信号Yにより制御され、Y=0の時
にオフ、Y=1の時にオンとなる。
【0012】また、伝送回路24は、起動信号Xにより
制御され、X=0の時に停止、X=1の時に起動され
る。一方、DSU3の伝送回路22は、リバース給電に
より受電回路R14が動作を開始し、これから供給され
る動作電力によって動作開始するように構成されてい
る。このように、X=0でノーマル給電、X=1でリバ
ース給電となるように制御する起動信号Xは、電流検出
信号DL,着信起動要求信号LARおよび停止要求信号
LDRに対して、 X=♯LDR×(DL+LAR) の論理を構成する起動停止制御回路32により生成され
る。ここで、♯は論理否定、×は論理積、+は論理和を
表す。図ではふ線論理回路による構成を示すが、ソフト
ウェアによる実現例もある。
【0013】図22は、発信時の動作例を示す。DSU
3で発信起動要求信号Sにより発信スイッチ17がオン
になり、加入者線8に流れる電流がI2になってDL=
1になり、X=1となって給電スイッチ25がノーマル
給電からリバース給電に切り替えられる。リバース給電
により、発信起動要求信号Sが起動要求無しの状態にな
り、発信スイッチ17がオフとなる。また、LDR=1
になるとX=0となってノーマル給電に戻り、加入者線
8に流れる電流がI1になってDL=0となる。
【0014】図23は、着信時の動作例を示す。交換機
からの着信起動要求信号LARが1になるとX=1にな
り、給電スイッチ25がノーマル給電からリバース給電
に切り替えられ、加入者線8に流れる電流がI2になっ
てDL=1となる。着信起動要求信号LARは、交換機
内のタイマによって1から0に復帰する。また、LDR
=1になるとX=0となってノーマル給電に戻り、加入
者線8に流れる電流がI1になってDL=0となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
(第1の課題)通信システムが起動中に、加入者線8に
何らかの原因で瞬断が生じた場合に、その瞬断が回復し
ても起動中に復帰せずに停止中になってしまうことがあ
る。ここで、瞬断とは、加入者線がある短い時間だけ断
状態になることであり、例えば加入者線区間に複数存在
する手ひねりによる心線接続部が振動等によって瞬間的
に接続抵抗が大きくなる場合に生じる。
【0016】図24は、発信時における加入者線瞬断時
の動作例を示す。発信起動要求信号Sにより発信スイッ
チ17がオンになると、DL=1,LAR=0,LDR
=0の条件でX=1になり、リバース給電になる。この
とき加入者線8の瞬断が発生すると、DL=0になり、
さらにX=0となってノーマル給電に戻り、伝送回路2
2,24が停止する。その後に加入者線8の瞬断が回復
しても、すでにノーマル給電となっており、また発信ス
イッチ17もすでにオフとなっているので、DL=0の
ままでリバース給電に戻らず、起動中に復帰できなかっ
た。
【0017】図25は、着信時における加入者線瞬断時
の動作例を示す。交換機から着信起動要求があると、L
AR=1,DL=0,LDR=0の条件でX=1にな
り、リバース給電になる。そして、LAR=0に復帰後
はDL=1によってリバース給電を維持する。このとき
加入者線8の瞬断が発生すると、DL=0になり、さら
にX=0となってノーマル給電に戻り、伝送回路22,
24が停止する。その後に加入者線8の瞬断が回復して
も、すでにノーマル給電となっており、またLAR=0
となっているので、DL=0のままでリバース給電に戻
らず、起動中に復帰できなかった。
【0018】上述したように、加入者線8の瞬断によっ
て起動中に復帰できない原因は、電流検出回路30が加
入者線8の瞬断にただちに応答してDL=1からDL=
0に変化することにある。したがって、加入者線瞬断に
対する対策としては、電流検出回路30がDL=1から
DL=0に変化するときに所定の時定数をもたせる方法
が考えられている。
【0019】発信時の加入者線瞬断に対する従来の対策
例を図26に示す。図に示すように、DL=1のときに
電流検出回路30が加入者線瞬断を検出しても、所定の
時間(時定数)はDL=1のままにしておき、所定の時
間経過後にノーマル給電(電流I1を検出)になってい
ればDL=0とする。着信時の加入者線瞬断に対しても
同様である。しかし、本方法によっても、瞬断が所定の
時定数を越える場合には、停止中となり起動中に復帰で
きない。
【0020】(第2の課題)図20,図21に示す従来
の通信システムでは、OCU10の端子AとDSU3の
端子aとを接続し、OCU10の端子BとDSU3の端
子bとを接続する必要がある。ここでは、前者を接続す
る加入者線8をL1、後者の接続する加入者線8をL2
としている。したがって、DSU3が加入者線8に対し
て逆接続、すなわちL2が端子aに、L1が端子bに接
続されると、正常な通信ができなくなる。
【0021】加入者線逆接続時には、例えば初期値とし
て、LAR=LDR=DL=0とすると、起動停止制御
回路32は起動信号としてX=0を出力し、ノーマル給
電となる。このとき、DSU3内の入力ダイオード19
が導通状態となって受電回路R14が起動され、電流検
出回路30は電流I2を検出してDL=1とする。これ
により、X=1となってリバース給電になる。そうする
と、DSU3内の入力ダイオード20が導通状態となっ
て受電回路N15が起動され、電流検出回路30は電流
I1を検出してDL=0とする。これにより、X=0と
なってノーマル給電になる。この動作を繰り返すために
正常な起動停止動作が不可能になる。
【0022】このような状態になると、ユーザは局側の
保守者に不具合を申告する。不具合の原因が加入者線8
の逆接続であると特定できれば、図20に示した局内の
MDF9にて加入者線8のL1,L2を逆に接続し直
す。しかし、これは手作業であるので面倒である。さら
に、最近のMDFおよび局内装置類の相互接続には、高
密度実装化のために高密度多心コネクタが使用されてお
り、個別の心線の接続変更作業は極めて困難な状況にな
っている。この場合には、ユーザ側で加入者線を逆に接
続する作業が必要となる。しかし、最近のDSU3はロ
ーゼット5へのプラグ・ジャック接続化が進んでおり、
ユーザが独自に加入者線を逆に接続し直す作業が困難に
なっている。この場合には、電話局から保守者を派遣し
なければならない。
【0023】このような加入者線の逆接続は、加入者線
路の敷設工事時に加入者保安器7へ加入者線8の心線を
接続する時、また屋内線の敷設工事時にローゼット5へ
加入者線8の心線を接続する時に発生する。なお、従来
の一般アナログ電話回線では加入者線を逆接続しても正
常に動作するので、ISDN回線に更新するまで不具合
が発覚することなく、逆接続のまま放置されていると考
えられる。
【0024】本発明は、以上説明した2つの課題を解決
するものであり、加入者線の瞬断時間に依存すること
なく、瞬断回復後は確実に起動中に自動復帰させること
ができ、OCUとDSUの加入者線による接続状態を
局内の論理操作によって実質的に反転させることができ
る局内回線終端装置の給電回路を提供することを目的と
する。
【0025】
【課題を解決するための手段】発信時にはDL=1によ
りX=1になり、着信時にはLAR=1によりX=1と
なることによってリバース給電に切り替えられ、OCU
10の伝送回路24とDSU3の伝送回路22は起動中
となって伝送リンクが形成される(同期確立)。なお、
着信時にはリバース給電によってDL=1となるので、
LAR=0に復帰した後にもリバース給電は維持され
る。
【0026】上記のの目的に対応する本発明の給電回
路は、DL=1の状態、あるいは同期確立したという状
態、あるいはその両者の論理和状態をラッチし、このラ
ッチ状態を停止要求信号(LDR=1)が入力されるま
で保持する手段を備え、このラッチ情報によってリバー
ス給電を維持する構成をとる。これにより、リバース給
電中に加入者線8に瞬断が生じてDL=0となっただけ
ではノーマル給電に戻らない。すなわち、瞬断回復後は
確実に起動中に自動復帰させることができる。
【0027】上記のの目的に対応する本発明の給電回
路は、新たに外部から与えられる2値で示される極性定
義信号NORを用い、加入者線8の接続状態に応じて起
動信号Xの論理を反転させる制御手段を備える。すなわ
ち、加入者線8のL1,L2が正しく接続されている場
合には、起動信号Xにより給電スイッチ25を制御し
(通常制御)、加入者線8のL1,L2が逆接続されて
いる場合には、極性定義信号NORによって起動信号X
を反転させ、給電スイッチ25のNスイッチとRスイッ
チを通常制御時とは逆に制御する。
【0028】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態,第2の実施形態)第1の実施形態お
よび第2の実施形態は、発着信起動の場合に必ずDL=
1になることを利用し、このDL=1の状態を停止要求
信号(LDR=1)が入力されるまでラッチし、加入者
線8の瞬断が生じてもリバース給電を維持する構成であ
る。
【0029】図1は、第1の実施形態(請求項1)を示
す。図において、起動停止信号処理回路35は、電流検
出信号DL,着信起動要求信号LARおよび停止要求信
号LDRを入力し、DL=1の状態をLDR=1になる
までラッチし、このラッチ出力と着信起動要求信号LA
Rの論理和を起動指示信号ACTとして出力する。起動
停止制御回路32は従来と同様の3入力構成であり、電
流検出信号DL,停止要求信号LDR,着信起動要求信
号LARに代わる起動指示信号ACTを入力し、起動信
号Xを X=♯LDR×(DL+ACT) の論理に基づいて生成する。OCU10のその他の構成
およびDSU3の構成は従来回路と同様である。
【0030】図2は、第1の実施形態における発信時の
動作例を示す。DSU3で発信起動要求信号Sにより発
信スイッチ17がオンになり、加入者線8に流れる電流
がI2になってDL=1になり、X=1となって給電ス
イッチ25がノーマル給電からリバース給電に切り替え
られる。一方、DL=1をラッチしてACT=1が保持
される。したがって、加入者線8の瞬断によって一時的
にDL=0となっても、ACT=1によりリバース給電
が維持されるので、瞬断回復後は起動中に自動復帰させ
ることができる。また、停止要求信号LDRが1になる
とACT=0になり、さらにX=0となってノーマル給
電に戻り、加入者線8に流れる電流がI1になってDL
=0となる。
【0031】図3は、第1の実施形態における着信時の
動作例を示す。交換機からの着信起動要求信号LARが
1になるとACT=1になり、さらにX=1になり、給
電スイッチ25がノーマル給電からリバース給電に切り
替えられ、加入者線8に流れる電流がI2になってDL
=1となる。このDL=1をラッチしてACT=1が保
持される。したがって、加入者線8の瞬断によって一時
的にDL=0となっても、ACT=1によりリバース給
電が維持されるので、瞬断回復後は起動中に自動復帰さ
せることができる。また、停止要求信号LDRが1にな
るとACT=0になり、さらにX=0となってノーマル
給電に戻り、加入者線8に流れる電流がI1になってD
L=0となる。
【0032】図4は、第2の実施形態(請求項1)を示
す。図において、起動停止信号処理回路35は、電流検
出信号DLおよび停止要求信号LDRを入力し、DL=
1の状態をLDR=1になるまでラッチし、このラッチ
出力と電流検出信号DLの論理和を起動指示信号ACT
として出力する。起動停止制御回路32は従来と同様の
3入力構成であり、着信起動要求信号LAR,停止要求
信号LDR,電流検出信号DLに代わる起動指示信号A
CTを入力し、起動信号Xを X=♯LDR×(LAR+ACT) の論理に基づいて生成する。OCU10のその他の構成
およびDSU3の構成は従来回路と同様である。
【0033】本実施形態における発信時の動作例は、第
1の実施形態の場合(図2)と同様である。本実施形態
における着信時の動作例は、第1の実施形態の場合(図
3)と同様である。ただし、LAR=1によりX=1に
なってリバース給電に切り替えられ、加入者線8に流れ
る電流がI2になってDL=1になり、このDL=1を
ラッチしてACT=1が保持されるところが異なる。
【0034】(第3の実施形態,第4の実施形態)発着
信起動時のリバース給電によってOCU10の伝送回路
24とDSU3の伝送回路22が起動中になり、両者間
に伝送リンクが形成される。第3の実施形態および第4
の実施形態は、この同期確立状態を停止要求信号(LD
R=1)が入力されるまでラッチし、加入者線8の瞬断
が生じてもリバース給電を維持する構成である。
【0035】図5は、第3の実施形態(請求項2)を示
す。図において、OCU10の伝送回路24′は、DS
U3の伝送回路22とともに起動中となって伝送リンク
が形成されたときに“1”、起動中あるいは停止中で伝
送リンクが形成されていないときに“0”となる伝送路
同期確立表示信号OFSを出力する。起動停止信号処理
回路35は、着信起動要求信号LAR,停止要求信号L
DRおよび伝送路同期確立表示信号OFSを入力し、O
FS=1の状態をLDR=1になるまでラッチし、この
ラッチ出力と着信起動要求信号LARの論理和を起動指
示信号ACTとして出力する。起動停止制御回路32は
従来と同様の3入力構成であり、電流検出信号DL,停
止要求信号LDR,着信起動要求信号LARに代わる起
動指示信号ACTを入力し、起動信号Xを X=♯LDR×(DL+ACT) の論理に基づいて生成する。OCU10のその他の構成
およびDSU3の構成は従来回路と同様である。
【0036】図6は、第3の実施形態における発信時の
動作例を示す。DSU3で発信起動要求信号Sにより発
信スイッチ17がオンになり、加入者線8に流れる電流
がI2になってDL=1になり、X=1となって給電ス
イッチ25がノーマル給電からリバース給電に切り替え
られ、OFS=1となる。このOFS=1をラッチして
ACT=1が保持される。したがって、加入者線8の瞬
断によって一時的にDL=0になり、またOFS=0に
なっても、ACT=1によりリバース給電が維持される
ので、瞬断回復後は起動中に自動復帰させることができ
る。また、停止要求信号LDRが1になるとACT=0
になり、さらにX=0となってノーマル給電に戻り、加
入者線8に流れる電流がI1になってDL=0になり、
OFS=0になる。
【0037】図7は、第3の実施形態における着信時の
動作例を示す。交換機からの着信起動要求信号LARが
1になるとACT=1になり、さらにX=1になり、給
電スイッチ25がノーマル給電からリバース給電に切り
替えられ、加入者線8に流れる電流がI2になってDL
=1になり、OFS=1となる。このOFS=1をラッ
チしてACT=1が保持される。したがって、加入者線
8の瞬断によって一時的にDL=0となり、またOFS
=0になっても、ACT=1によりリバース給電が維持
されるので、瞬断回復後は起動中に自動復帰させること
ができる。また、LDR=1になるとACT=0にな
り、さらにX=0となってノーマル給電に戻り、加入者
線8に流れる電流がI1になってDL=0になり、OF
S=0になる。
【0038】図8は、第4の実施形態(請求項2)を示
す。図において、OCU10の伝送回路24′は、同様
の伝送路同期確立表示信号OFSを出力する。起動停止
信号処理回路35は、電流検出信号DL,停止要求信号
LDRおよび伝送路同期確立表示信号OFSを入力し、
OFS=1の状態をLDR=1になるまでラッチし、こ
のラッチ出力と電流検出信号DLの論理和を起動指示信
号ACTとして出力する。起動停止制御回路32は従来
と同様の3入力構成であり、着信起動要求信号LAR,
停止要求信号LDR,電流検出信号DLに代わる起動指
示信号ACTを入力し、起動信号Xを X=♯LDR×(LAR+ACT) の論理に基づいて生成する。OCU10のその他の構成
およびDSU3の構成は従来回路と同様である。
【0039】本実施形態における発信時の動作例は、第
3の実施形態の場合(図6)と同様である。ただし、第
3の実施形態はDL→X→OFS→ACTの順に1にな
ってACT=1が保持され、第4の実施形態はDL→A
CT→X→OFSの順に1になってACT=1が保持さ
れる。本実施形態における着信時の動作例は、第3の実
施形態の場合(図7)と同様である。ただし、LAR=
1によりX=1となってリバース給電に切り替えられ、
加入者線8に流れる電流がI2になってDL=1にな
り、ACT=1およびOFS=1となる。このOFS=
1をラッチしてACT=1が保持される。
【0040】(第5の実施形態,第6の実施形態)第5
の実施形態および第6の実施形態は、DL=1とOFS
=1の論理和状態を停止要求信号(LDR=1)が入力
されるまでラッチし、加入者線8の瞬断が生じてもリバ
ース給電を維持する構成である。図9は、第5の実施形
態(請求項2)を示す。
【0041】図において、OCU10の伝送回路24′
は、同様の伝送路同期確立表示信号OFSを出力する。
起動停止信号処理回路35は、着信起動要求信号LA
R,停止要求信号LDR,電流検出信号DLおよび伝送
路同期確立表示信号OFSを入力し、DL=1とOFS
=1の論理和状態をLDR=1になるまでラッチし、こ
のラッチ出力と着信起動要求信号LARの論理和を起動
指示信号ACTとして出力する。起動停止制御回路32
は従来と同様の3入力構成であり、電流検出信号DL,
停止要求信号LDR,着信起動要求信号LARに代わる
起動指示信号ACTを入力し、起動信号Xを X=♯LDR×(DL+ACT) の論理に基づいて生成する。OCU10のその他の構成
およびDSU3の構成は従来回路と同様である。
【0042】本実施形態における発信時の動作例は図2
または図6に示すものと同様であり、着信時の動作例は
図3または図7に示すものと同様である。また、図8に
示す第4の実施形態の構成において、起動停止信号処理
回路35がDL=1とOFS=1の論理和状態をLDR
=1になるまでラッチし、このラッチ出力を起動指示信
号ACTとして出力してもよい。本構成を第6の実施形
態とする。
【0043】(第7の実施形態) 図10は、第7の実施形態を示す。図において、OCU
10′は、起動停止制御回路32と給電スイッチ25と
の間に、加入者線8の接続状態に応じて起動信号Xの論
理を反転させる給電スイッチ制御回路38を挿入する。
OCU制御信号線11には、新たに2値で示される極性
定義信号NORを設定し、給電スイッチ制御回路38に
入力する。給電スイッチ制御回路38は、起動停止制御
回路32から出力される起動信号X(=♯LDR×(D
L+LAR))と、極性定義信号NORとを入力し、R
スイッチ制御信号Pを P=(NOR×X)+(♯NOR×♯X) の論理に基づいて生成する。ここで、♯は論理否定、×
は論理積、+は論理和を表す。
【0044】Rスイッチ制御信号Pは、論理否定回路2
7を介してNスイッチ制御信号Qとなる。このRスイッ
チ制御信号PおよびNスイッチ制御信号Qにより給電ス
イッチ25が制御され、P=1のときにはRスイッチが
オン、Nスイッチがオフとなり、端子A(=L1)が−
極性、端子B(=L2)が+極性となる。P=0のとき
にはRスイッチがオフ、Nスイッチがオンとなり、端子
A(=L1)が+極性、端子B(=L2)が−極性とな
る。
【0045】 NOR=1の場合 (a) 停止中にはX=0となり、P=0となってNスイッ
チをオンとしたノーマル給電が行われる。すなわち、端
子A(=L1)が+極性、端子B(=L2)が−極性と
なる。 (b) 起動中にはX=1となり、P=1となってRスイッ
チをオンとしたリバース給電が行われる。すなわち、端
子A(=L1)が−極性、端子B(=L2)が+極性と
なる。
【0046】 NOR=0の場合 (a) 停止中にはX=0となり、P=1となってRスイッ
チをオンとしたノーマル給電が行われる。すなわち、端
子A(=L1)が−極性、端子B(=L2)が+極性と
なる。 (b) 起動中にはX=1となり、P=0となってNスイッ
チをオンとしたリバース給電が行われる。すなわち、端
子A(=L1)が+極性、端子B(=L2)が−極性と
なる。
【0047】したがって、加入者線8のL1,L2が正
しくDSU3の端子a,bに接続された状態では、NO
R=1とすることにより正常な起動停止動作が可能とな
る。また、加入者線8のL1,L2がDSU3の端子
b,aに逆接続された状態では、NOR=0とすること
により正常な起動停止動作が可能となる。 (第8の実施形態) 加入者線8の瞬断に対応する構成(第1の実施形態〜第
6の実施形態)と、加入者線8の逆接続に対応する構成
(第7の実施形態)は、それぞれ独立したものであり両
者を同時に実現することができる。ここでは、第5の実
施形態(図9)と第7の実施形態(図10)の各機能を
併せたものを図11に第8の実施形態(請求項3)とし
て示す。
【0048】
【実施例】
(起動停止信号処理回路35と起動停止制御回路32の
実施例構成)図12は、第1の実施形態に対応する実施
例構成を示す。図において、起動停止信号処理回路35
は、SRフリップフロップ41と論理和回路42により
構成され、起動停止制御回路32は論理和回路43と論
理積回路44により構成される。SRフリップフロップ
41は、DL=1によってセットされ、LDR=1によ
ってリセットされる。論理和回路42は、着信起動要求
信号LARとSRフリップフロップ41のQ出力を入力
し、起動指示信号ACTを出力する。論理和回路43
は、電流検出信号DLと起動指示信号ACTを入力す
る。論理積回路44は、停止要求信号LDRの反転信号
と論理和回路43の出力を入力し、起動信号Xを出力す
る。
【0049】図13は、第2の実施形態に対応する実施
例構成を示す。図において、起動停止信号処理回路35
は、SRフリップフロップ41と論理和回路42により
構成され、起動停止制御回路32は論理和回路43と論
理積回路44により構成される。SRフリップフロップ
41は、DL=1によってセットされ、LDR=1によ
ってリセットされる。論理和回路42は、電流検出信号
DLとSRフリップフロップ41のQ出力を入力し、起
動指示信号ACTを出力する。論理和回路43は、着信
起動要求信号LARと起動指示信号ACTを入力する。
論理積回路44は、停止要求信号LDRの反転信号と論
理和回路43の出力を入力し、起動信号Xを出力する。
【0050】図12,図13の実施例構成は、各実施形
態に対応して起動停止信号処理回路35をOCU10の
外部装置として構成する場合のものである。なお、OC
U10に内蔵する場合には、起動停止信号処理回路35
と起動停止制御回路32を一体にした図14に示す構成
をとることができる。図14(1) に示す構成は、SRフ
リップフロップ41と、3入力の論理和回路45と、論
理積回路44が用いられる。SRフリップフロップ41
は、DL=1によってセットされ、LDR=1によって
リセットされる。論理和回路45は、着信起動要求信号
LAR,電流検出信号DL,SRフリップフロップ41
のQ出力(act)を入力する。論理積回路44は、停
止要求信号LDRの反転信号と論理和回路45の出力を
入力し、起動信号X(=♯LDR×(DL+LAR+a
ct))を出力する。
【0051】図14(2) に示す構成は、SRフリップフ
ロップ41と、論理和回路42と、論理積回路44が用
いられる。SRフリップフロップ41は、DL=1によ
ってセットされ、LDR=1によってリセットされる。
論理和回路42は、着信起動要求信号LARおよびSR
フリップフロップ41のQ出力(act)を入力する。
論理積回路44は、停止要求信号LDRの反転信号と論
理和回路42の出力を入力し、起動信号X(=♯LDR
×(LAR+act))を出力する。
【0052】図15は、第3の実施形態に対応する実施
例構成を示す。本実施例は、図12に示す起動停止信号
処理回路35のSRフリップフロップ41のS入力を、
電流検出信号DLから伝送路同期確立表示信号OFSに
変更した構成である。その他は同じである。図16は、
第4の実施形態に対応する実施例構成を示す。
【0053】本実施例は、図13に示す起動停止信号処
理回路35のSRフリップフロップ41のS入力を、電
流検出信号DLから伝送路同期確立表示信号OFSに変
更した構成である。その他は同じである。図15,図1
6の実施例構成は、各実施形態に対応して起動停止信号
処理回路35をOCU10の外部装置として構成する場
合のものである。なお、OCU10に内蔵する場合に
は、起動停止信号処理回路35と起動停止制御回路32
を一体にした図17に示す構成をとることができる。
【0054】図17に示す構成は、図14(1) に示す起
動停止信号処理回路35のSRフリップフロップ41の
S入力を、電流検出信号DLから伝送路同期確立表示信
号OFSに変更した構成である。その他は同じである。
図18は、第5の実施形態に対応する実施例構成を示
す。本実施例は、図15に示す構成に加えて、電流検出
信号DLと伝送路同期確立表示信号OFSの論理和をと
ってSRフリップフロップ41に入力する論理和回路4
6を備える。その他は同じである。
【0055】図19は、第6の実施形態に対応する実施
例構成を示す。本実施例は、図16に示す起動停止信号
処理回路35のSRフリップフロップ41と論理和回路
42を入れ替え、電流検出信号DLと伝送路同期確立表
示信号OFSの論理和をとってSRフリップフロップ4
1に入力し、そのQ出力を起動指示信号ACTとしてい
る。その他は同じである。
【0056】以上示した起動停止信号処理回路35と起
動停止制御回路32は、ふ線論理回路による実施例構成
であるが、同一論理をソフトウェアによって実現するこ
とも可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の局内回線
終端装置の給電回路は、加入者線に予期せぬ瞬断が生じ
ても通信が停止したままになることなく、瞬断回復後は
確実に起動中に自動復帰させることができる。また、加
入者線の接続状態が管理される通信システムにおいて、
加入者線の逆接続が生じた場合には局内からの論理操作
によって接続状態を自動反転させることができるので、
保守作業の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態(請求項1)を示すブロック
図。
【図2】第1の実施形態における発信時の動作例を示す
タイミングチャート。
【図3】第1の実施形態における着信時の動作例を示す
タイミングチャート。
【図4】第2の実施形態(請求項1)を示すブロック
図。
【図5】第3の実施形態(請求項2)を示すブロック
図。
【図6】第3の実施形態における発信時の動作例を示す
タイミングチャート。
【図7】第3の実施形態における着信時の動作例を示す
タイミングチャート。
【図8】第4の実施形態(請求項2)を示すブロック
図。
【図9】第5の実施形態(請求項2)を示すブロック
図。
【図10】第7の実施形態を示すブロック図。
【図11】第8の実施形態(請求項3)を示すブロック
図。
【図12】第1の実施形態に対応する実施例構成を示す
ブロック図。
【図13】第2の実施形態に対応する実施例構成を示す
ブロック図。
【図14】第1および第2の実施形態に対応する他の実
施例構成を示すブロック図。
【図15】第3の実施形態に対応する実施例構成を示す
ブロック図。
【図16】第4の実施形態に対応する実施例構成を示す
ブロック図。
【図17】第3および第4の実施形態に対応する他の実
施例構成を示すブロック図。
【図18】第5の実施形態に対応する実施例構成を示す
ブロック図。
【図19】第6の実施形態に対応する実施例構成を示す
ブロック図。
【図20】通信システムの構成を示すブロック図。
【図21】給電回路の従来構成を示すブロック図。
【図22】従来の給電回路の発信時の動作例を示すタイ
ミングチャート。
【図23】従来の給電回路の着信時の動作例を示すタイ
ミングチャート。
【図24】発信時における加入者線瞬断時の動作例を示
すタイミングチャート。
【図25】着信時における加入者線瞬断時の動作例を示
すタイミングチャート。
【図26】発信時の加入者線瞬断に対する対策例を示す
タイミングチャート。
【符号の説明】
1 端末装置 2 ユーザ・網インタフェース線 3 宅内回線接続装置(DSU) 5 ローゼット 7 加入者保安器 8 2線メタリック線路(加入者線) 9 局内成端用端子群(MDF) 10 局内回線終端装置(OCU) 11 OCU制御信号線 12,13 出力ダイオード 14 受電回路R 15 受電回路N 17 発信スイッチ 18 抵抗 19,20 入力ダイオード 21,23 電力分離フィルタ(PSF) 22,24 伝送回路 25 給電スイッチ 27 論理否定回路 29 電源 30 電流検出回路 32 起動停止制御回路 35 起動停止信号処理回路 38 給電スイッチ制御回路 41 SRフリップフロップ 42,43,45,46 論理和回路 44 論理積回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局内回線終端装置から宅内回線終端装置
    に2線メタリック線を介して流れる給電電流を監視し、
    宅内回線接続装置からの発信時に流れる電流または着信
    時にリバース給電によって流れる電流を検出したときに
    電流検出信号DLを出力する電流検出回路と、 前記電流検出信号DLまたは着信起動要求信号LARが
    入力されたときにリバース給電に切り替え、停止要求信
    号LDRが入力されたときまたは前記着信起動要求信号
    LARが入力されていないときで前記電流検出信号DL
    が入力されないときにノーマル給電に切り替える給電極
    性制御手段とを備えた局内回線終端装置の給電回路にお
    いて、 前記電流検出信号DLを前記停止要求信号LDRが入力
    されるまでラッチしてリバース給電を維持するリバース
    給電保持手段を備えたことを特徴とする局内回線終端装
    置の給電回路。
  2. 【請求項2】 局内回線終端装置から宅内回線終端装置
    に2線メタリック線を介して流れる給電電流を監視し、
    宅内回線接続装置からの発信時に流れる電流または着信
    時にリバース給電によって流れる電流を検出したときに
    電流検出信号DLを出力する電流検出回路と、 前記電流検出信号DLまたは着信起動要求信号LARが
    入力されたときにリバース給電に切り替え、停止要求信
    号LDRが入力されたときまたは前記着信起動要求信号
    LARが入力されていないときで前記電流検出信号DL
    が入力されないときにノーマル給電に切り替える給電極
    性制御手段と、 前記リバース給電時に起動され、前記宅内回線接続装置
    の伝送装置との間に伝送リンクが形成されたときに伝送
    路同期確立表示信号OFSを出力する伝送回路とを備え
    た局内回線終端装置の給電回路において、 前記伝送路同期確立表示信号OFS、または前記電流検
    出信号DLと伝送路同期確立表示信号OFSの論理和信
    号を前記停止要求信号LDRが入力されるまでラッチし
    リバース給電を維持するリバース給電保持手段を備え
    たことを特徴とする局内回線終端装置の給電回路。
  3. 【請求項3】 前記給電極性制御手段は、前記2線メタ
    リック線の接続状態に対応して2値で示される極性定義
    信号NORを外部から入力し、リバース給電とノーマル
    給電の切り替え論理を反転または非反転させる給電極性
    反転手段を含むことを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の局内回線終端装置の給電回路。
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