JP3237508U - マスク包装体 - Google Patents
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Abstract
【課題】樹脂の使用量を抑制しつつ、繰り返し開閉することができる、マスク包装体を提供する。【解決手段】マスク包装体101は、底面壁部20と、底面壁部20の上に重ねられて左右の端辺部が底面壁部20に接合された略矩形状の天面壁部10と、を備え、底面壁部20と天面壁部10の前端辺部10cとの間に、収容部40に衛生マスクMを出し入れするための開口部41が形成される。底面壁部20は開口部41よりも前方に延設された延設部21を有し、延設部21に開口部41を閉塞可能な蓋壁部30が連接される。天面壁部10及び蓋壁部30は、内側に樹脂ラミネート層1aを備える片面樹脂ラミネート紙1で形成され、蓋壁部30の内側と天面壁部10の開口部41を形成する1辺の外側との間に、蓋壁部30と天面壁部10とを着脱可能に粘着し、開口部41を開閉可能とする、粘着剤層2が備えられる。【選択図】図1
Description
本考案は、繰り返し開閉可能なマスク包装体に関する。
マスク包装体として、特許文献1には、衛生マスクを樹脂フィルム製の包装袋で包装するマスク包装体が記載されている。
しかしながら、従来のマスク包装体は、全てが樹脂フィルムで形成されているため、脱プラスチックの観点から環境にやさしくない。また、従来のマスク包装体は、開封する際に、マスク包装体を切り裂いて開口させ、開口から衛生マスクが取り出されるため、使用者が食事する際など、衛生マスクをマスク包装体に一時的に保管する際、開口を繰り返し開閉することができないおそれがあるという課題があった。
本考案は、上述の点に鑑みてなされたものであり、樹脂の使用量を抑制しつつ、繰り返し開閉することができる、マスク包装体を提供することを目的とする。
本考案に係るマスク包装体は、底面壁部と、該底面壁部の上に重ねられて少なくとも左右の端辺部が該底面壁部に接合された略矩形状の天面壁部と、を備え、
該底面壁部と該天面壁部との間に収容部が形成されて、該底面壁部と該天面壁部の前端辺部との間に、該収容部に衛生マスクを出し入れするための開口部が形成され、
該底面壁部は該開口部よりも前方に延設された延設部を有して、該延設部に該開口部を閉塞可能な蓋壁部が連接され、
該天面壁部、該底面壁部及び該蓋壁部が、片面に樹脂ラミネート層を備える片面樹脂ラミネート紙によって形成されて、該樹脂ラミネート層は、該天面壁部の内側、該底面壁部の内側、及び、該開口部を閉塞した状態における該蓋壁部の内側に、それぞれ配置され、
該蓋壁部の内側と該天面壁部の該前端辺部を含む前部の外側との間に、該蓋壁部と該天面壁部とを着脱可能に粘着し、該開口部を開閉可能とする、粘着剤層が備えられていることを特徴とする。
該底面壁部と該天面壁部との間に収容部が形成されて、該底面壁部と該天面壁部の前端辺部との間に、該収容部に衛生マスクを出し入れするための開口部が形成され、
該底面壁部は該開口部よりも前方に延設された延設部を有して、該延設部に該開口部を閉塞可能な蓋壁部が連接され、
該天面壁部、該底面壁部及び該蓋壁部が、片面に樹脂ラミネート層を備える片面樹脂ラミネート紙によって形成されて、該樹脂ラミネート層は、該天面壁部の内側、該底面壁部の内側、及び、該開口部を閉塞した状態における該蓋壁部の内側に、それぞれ配置され、
該蓋壁部の内側と該天面壁部の該前端辺部を含む前部の外側との間に、該蓋壁部と該天面壁部とを着脱可能に粘着し、該開口部を開閉可能とする、粘着剤層が備えられていることを特徴とする。
本考案に係るマスク包装体によれば、マスク包装体を構成する、天面壁部、底面壁部及び蓋壁部が、マスク包装体の内側に樹脂ラミネート層を備える片面樹脂ラミネート紙によって形成されているため、樹脂の使用量を抑制することができる。また、開口部よりも前方に延設された底面壁部の延設部から、開口部を閉塞可能な蓋壁部が連接され、蓋壁部の内側と天面壁部の前部の外側との間に、蓋壁部と天面壁部とに粘着し、開口部を開閉可能とする、粘着剤層が備えられている。粘着剤層が樹脂ラミネート層に対して粘着と剥離を繰り返すことができるため、本考案のマスク包装体は、蓋壁部によって、開口部を繰り返し開閉することができる。なお、本考案において、樹脂とは、軟化又は溶融範囲を有し、固体、半固体又は凝固体の有機材料であり、合成樹脂、天然樹脂、植物由来樹脂及び生分解性樹脂、並びに、これらを混合したものを含むものである。また、樹脂ラミネート層とは、これら樹脂が単層又は多層をなすものを含むものである。
ここで、上記マスク包装体において、前記天面壁部は、前記前端辺部から後方に向かって延設されて前記収容部の外側に配置された折返部を備えて、該折返部は前記樹脂ラミネート層が外側に配置され、
前記蓋壁部の内側に前記粘着剤層を備えて、該蓋壁部が該折返部に粘着されているものとすることができる。
前記蓋壁部の内側に前記粘着剤層を備えて、該蓋壁部が該折返部に粘着されているものとすることができる。
これによれば、天面壁部の前端辺部から後方に、天面壁部を形成する片面樹脂ラミネート紙が外側に向けて折り返された折返部が形成され、樹脂ラミネート層1aが上側に配置されている。これにより、蓋壁部の粘着剤層が折返部の樹脂ラミネート層に対して粘着と剥離を繰り返すことができるため、蓋壁部は、開口部を繰り返し開閉することができる。
また、上記マスク包装体において、前記収容部に衛生マスクが収容され、前記天面壁部の後端辺部が前記底面壁部に接合されているものとすることができる。
これによれば、衛生マスクがマスク包装体に包装され、マスク包装体と共に衛生マスクを市場に流通させることができる。
本考案のマスク包装体によれば、樹脂の使用量を抑制しつつ、開口部を繰り返し開閉することができる。
以下、本考案の第1実施形態に係るマスク包装体101を図面に基づいて説明する。マスク包装体101は、図1及び図2に示すように、収容部40(天面壁部10と底面壁部20との間)に、衛生マスクMの1枚を収容させ、店頭に並べられ、衛生マスクMが販売される際の包装体として使用される。また、使用者の手に渡り、衛生マスクMが取り出された後に、マスク包装体101は、使用者が食事する際など、衛生マスクMを一時的に保管する容器としても使用される。なお、本明細書において、マスク包装体101の向きは、図1に示すように、天面壁部10を有する側を上とし、底面壁部20を有する側を下とする。前後は、収容部40の中心から見て開口部41を有する側を前とし、左右は、マスク包装体101を前側から見た際の左右とし、図示で使用する、Fは前、Bは後、Uは上、Dは下、Lは左、Rは右を示す。また、マスク包装体101の衛生マスクMが収容される収容部40を基準に、内側又は外側と表現することがある。
実施形態のマスク包装体101は、図1及び図2に示すように、略矩形状の底面壁部20と、底面壁部20の上に重ねられた略矩形状の天面壁部10と、天面壁部10の前端辺部10cと底面壁部20とが形成する左右方向の開口部41と、天面壁部10の左右側の2辺の端部(左端辺部10a、右端辺部10b)が底面壁部20の左右側の2辺の端部(左端辺部20a、右端辺部20b)にそれぞれ接合されて形成される収容部40と、前方に延設された底面壁部20の延設部21に連接され、開口部41を閉塞する蓋壁部30と、を備えている。ここで、略矩形状とは、四辺を備える長方形を基本形状としたものであり、四隅を円弧によって滑らかにしたものを含むものである。
天面壁部10、底面壁部20及び蓋壁部30は、マスク包装体101の内側となる側に樹脂ラミネート層1aを備える片面樹脂ラミネート紙1で形成されている。
片面樹脂ラミネート紙1は、50g/m2のクラフト紙の片面に、押出ラミネートにより15μmのPPPE(ポリプロピレン-ポリエチレン)ラミネート層(樹脂ラミネート層1a)が設けられているものを使用した。マスク包装体101に片面樹脂ラミネート紙1を使用することにより、マスク包装体101は、防湿性を高めながら、樹脂の使用量を抑制することができる。
片面樹脂ラミネート紙1は、マスク包装体101の収容部40の内側に樹脂ラミネート層1aを備え、樹脂ラミネート層1aがそれぞれ内側に対向して配置される。このため、片面樹脂ラミネート紙1同士がヒートシール(熱接合)されることによって、片面樹脂ラミネート紙1同士を接合させるヒートシール部1bを形成させることができる。
実施形態のマスク包装体101では、天面壁部10の左端辺部10aが底面壁部20の左端辺部20aに、天面壁部10の右端辺部10bが底面壁部20の右端辺部20bに、蓋壁部30の前端辺部30cが底面壁部20(延設部21)の前端辺部20cに、それぞれ、ヒートシールによって接合され、ヒートシール部1bが形成されている。天面壁部10の後端辺部10dと底面壁部20の後端辺部20dは、衛生マスクMの装入前は接合されていない。
天面壁部10の上側の前端辺部10c側には、粘着剤層2が左右方向に形成され、天面壁部10の粘着剤層2に、蓋壁部30の内側の樹脂ラミネート層1aが粘着されている。
粘着剤層2は、基材となる天面壁部10の上側に、粘着剤を塗布・乾燥させることによって形成することができる。粘着剤とは、半固形で粘性を有している物質であり、被着面に対して付着と剥離を繰り返すことができるものである。しかし、被着面の強度が弱いと、剥離時に被着面の表層が被着面から剥離し、被着面の表層が粘着剤層2に付着し、粘着剤層2は、付着と剥離を繰り返すことができなくなることがある。被着面が片面樹脂ラミネート紙1の場合、粘着剤層2は、樹脂ラミネート層1aを有する面に対しては付着と剥離を繰り返すことができるが、樹脂ラミネート層1aを有していない面(クラフト紙からなる面)に対してはクラフト紙の表層が剥離するため、付着と剥離を繰り返すことができなくなることがある。なお、片面樹脂ラミネート紙1のクラフト紙からなる面が、粘着剤が塗布される基材となる場合には、クラフト紙に粘着剤が含浸し、クラフト紙の強度が高められるため、クラフト紙の表層が剥離することはなくなる。粘着剤には、汎用のアクリル系粘着剤を使用し、規定された配合で処方した粘着剤を、天面壁部10の開口部41側(前端辺部10c側)の外側の左右方向に塗布した。塗布量は、不揮発分換算で30g/m2とした。塗布後の粘着剤層2に、蓋壁部30の内側の樹脂ラミネート層1aが粘着され、開口部41が蓋壁部30によって閉塞される。
マスク包装体101は、天面壁部10と底面壁部20の左端辺部10a,20a同士が接合され、右端辺部10b,20b同士が接合されて、開口部41の前後方向において反対側の後端辺部10d,20d間に、衛生マスクMが装入される装入口42が形成される。1枚の衛生マスクMがマスク包装体101の収容部40に装入された後に、装入口42を形成する天面壁部10の後端辺部10dと底面壁部20の後端辺部20dとがヒートシールされることによって、衛生マスクMが装入されたマスク包装体101の収容部40は、左右側と後側の連続するヒートシール部1bにより閉塞される。開口部41は、蓋壁部30によって閉塞されている。
衛生マスクMが装入されたマスク包装体101は、衛生マスクMが販売される際の包装体として使用される。なお、底面壁部20の延設部21の前端辺部20cと蓋壁部30の前端辺部30cとが接合されたヒートシール部1bには、衛生マスクMが販売される際に陳列什器に吊下げるための吊下穴43が設けられている。
マスク包装体101から衛生マスクMを取り出すとき、図1に示すように、蓋壁部30の先端辺部30d(後側の端部)を上側(外側)に剥がすように引き上げる。このとき、天面壁部10の粘着剤層2は、蓋壁部30の内側の樹脂ラミネート層1aに着脱可能に粘着しているため、樹脂ラミネート層1aから難なく剥離させ、マスク包装体101を開封させることができる。
使用者は、マスク包装体101の開口部41から取り出した衛生マスクMを使用し、マスク包装体101を携帯することによって、食事する際など、衛生マスクMをマスク包装体101に一時的に保管することができる。保管する際に、粘着剤層2が樹脂ラミネート層1aに対して粘着と剥離を繰り返すことができるため、蓋壁部30は、開口部41を繰り返し開閉することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係るマスク包装体102について説明する。第2実施形態に係るマスク包装体102は、図3に示すように、粘着剤層2が蓋壁部30の先端辺部30d側の下側(内側)に設けられて、天面壁部10の前端辺部10cに、天面壁部10を形成する片面樹脂ラミネート紙1が外側の後方に向けて折り返された折返部11が形成されている点が、第1実施形態に係るマスク包装体101と異なる。その他は、第1実施形態に係るマスク包装体101と同じであるため、対応する要素については第1実施形態と同じ符号を用い、その説明は省略する(以下の実施形態においても同じ。)。
第2実施形態に係るマスク包装体102は、粘着剤層2が開口部41を被覆するように設けられている。このため、蓋壁部30の粘着剤層2が開口部41を密閉することができる。粘着剤層2が粘着する天面壁部10の前端辺部10c側の外側には、天面壁部10を形成する片面樹脂ラミネート紙1が外側の後方に向けて折り返された折返部11が形成されているため、樹脂ラミネート層1aが上側に露呈している。これにより、蓋壁部30の粘着剤層2が折返部11の樹脂ラミネート層1aに対して粘着と剥離を繰り返すことができるため、蓋壁部30は、開口部41を繰り返し開閉することができる。第2実施形態に係るマスク包装体102は、粘着剤層2が樹脂ラミネート層1aに形成されているため、第1実施形態に係るマスク包装体101のクラフト紙からなる面に粘着剤層2を形成する場合と比して、基材に含浸する粘着剤の量が少なく、粘着剤の塗布量を抑えることができる。粘着剤の塗布量は、不揮発分換算で25g/m2とした。
次に、本発明の第3実施形態に係るマスク包装体103について説明する。第3実施形態に係るマスク包装体103は、図4に示すように、衛生マスクMの出入口となる開口部41が、衛生マスクMを装入される装入口42を兼ね、天面壁部10の後端辺部10dと底面壁部20の後端辺部20dとが予めヒートシールによって閉塞され、底面壁部20と蓋壁部30が一体に形成されている点が、第1実施形態に係るマスク包装体101と異なる。
第3実施形態に係るマスク包装体103は、予め、天面壁部10の後端辺部10dと底面壁部20の後端辺部20dとがヒートシールされた、ヒートシール部1bが形成されている。つまり、天面壁部10と底面壁部20の、左端辺部10aと左端辺部20a、後端辺部10dと後端辺部20d及び右端辺部10bと右端辺部20bは、連続してヒートシールされたヒートシール部1bが形成されている。これにより、天面壁部10と底面壁部20との間は、前方の開口部41を除いた左右後方が閉塞された収容部40が形成されている。底面壁部20は、片面樹脂ラミネート紙1が前方に延設され、開口部41の外側の折曲部44で上側の後方に折り曲げられ、折り曲げられた片面樹脂ラミネート紙1が蓋壁部30を形成している。天面壁部10の開口部41側の上側に、粘着剤層2が形成され、折り曲げられた蓋壁部30の下側(内側)が樹脂ラミネート層1aであるため、蓋壁部30は、開口部41を繰り返し開閉することができる。
なお、実施形態のマスク包装体101~103は、以下のような形態であってもその実施をすることができる。
実施形態のマスク包装体101~103では、天面壁部10、底面壁部20及び蓋壁部30を形成する片面樹脂ラミネート紙1に、50g/m2のクラフト紙の片面に、押出ラミネートにより15μmのPPPEラミネート層(樹脂ラミネート層1a)を設けたものを使用した。しかし、紙は、クラフト紙に限られるものではなく、晒クラフト紙などを含めた一般的な紙、又は、不織布であっても使用することができる。さらに、紙の単位面積当たりの重量は、50g/m2に限られるものではなく、30~100g/m2であれば使用することができる。また、別の実施形態として、紙の単位面積当たりの重量は、50~60g/m2とすることができる。さらに、樹脂ラミネート層1aの厚みは、15μmであるものに限られるものではなく、5~30μmであるものであれば使用することができる。また、別の実施形態として、樹脂ラミネート層1aの厚みは、10~20μmとすることができる。
実施形態のマスク包装体101~103では、粘着剤層2を形成する粘着剤に、汎用のアクリル系粘着剤を使用したが、もちろん、粘着剤は、アクリル系粘着剤に限られるものではなく、シリコーン系などを含めた一般的な粘着剤であれば使用することができる。
実施形態のマスク包装体101~103では、粘着剤の塗布量は、不揮発分換算で30g/m2としたが、塗布量は、30g/m2に限られるものではなく、15~60g/m2であれば使用することができる。また、別の実施形態として、粘着剤の塗布量は、不揮発分換算で20~40g/m2とすることができる。
実施形態のマスク包装体101~103では、天面壁部10又は蓋壁部30に粘着剤層2を形成するのに、天面壁部10又は蓋壁部30に粘着剤を塗布することによって形成させたが、天面壁部10又は蓋壁部30に汎用の両面テープを貼付することによっても粘着剤層2を形成することができる。
実施形態のマスク包装体101~103では、包装される衛生マスクMの枚数は、1枚としたが、複数枚(たとえば10枚)とすることができる。この場合、マスク包装体101は、衛生マスクMを一時的に保管するものではなく、未使用の衛生マスクMを使用されるまで保管する容器としての役割を担うことになる。
実施形態のマスク包装体101~103は、全体の形状(底面壁部20の形状)を略矩形状とし、前後と左右の長さの比を定めるものではないが、例えば、図1に示すように、前後方向に対して、開口部41方向の左右方向を短くしたものや、逆に、前後方向に対して、左右方向を長くしたもの、前後方向と左右方向がおよそ等しい略正方形状とすることもできる。
1…片面樹脂ラミネート紙、1a…樹脂ラミネート層、1b…ヒートシール部、2…粘着剤層、10…天面壁部、10a…左端辺部、10b…右端辺部、10c…前端辺部、10d…後端辺部、11…折返部、20…底面壁部、20a…左端辺部、20b…右端辺部、20c…前端辺部、20d…後端辺部、21…延設部、30…蓋壁部、30c…前端辺部、30d…先端辺部、40…収容部、41…開口部、42…装入口、43…吊下穴、44…折曲部、101…マスク包装体、102…マスク包装体、103…マスク包装体、M…衛生マスク。
Claims (3)
- 底面壁部と、該底面壁部の上に重ねられて少なくとも左右の端辺部が該底面壁部に接合された略矩形状の天面壁部と、を備え、
該底面壁部と該天面壁部との間に収容部が形成されて、該底面壁部と該天面壁部の前端辺部との間に、該収容部に衛生マスクを出し入れするための開口部が形成され、
該底面壁部は該開口部よりも前方に延設された延設部を有して、該延設部に該開口部を閉塞可能な蓋壁部が連接され、
該天面壁部、該底面壁部及び該蓋壁部が、片面に樹脂ラミネート層を備える片面樹脂ラミネート紙によって形成されて、該樹脂ラミネート層は、該天面壁部の内側、該底面壁部の内側、及び、該開口部を閉塞した状態における該蓋壁部の内側に、それぞれ配置され、
該蓋壁部の内側と該天面壁部の該前端辺部を含む前部の外側との間に、該蓋壁部と該天面壁部とを着脱可能に粘着し、該開口部を開閉可能とする、粘着剤層が備えられていることを特徴とするマスク包装体。 - 前記天面壁部は、前記前端辺部から後方に向かって延設されて前記収容部の外側に配置された折返部を備えて、該折返部は前記樹脂ラミネート層が外側に配置され、
前記蓋壁部の内側に前記粘着剤層を備えて、該蓋壁部が該折返部に粘着されていることを特徴とする請求項1に記載のマスク包装体。 - 前記収容部に衛生マスクが収容され、前記天面壁部の後端辺部が前記底面壁部に接合されていることを特徴とする請求項1に記載のマスク包装体。
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JP2022000880U JP3237508U (ja) | 2022-03-22 | 2022-03-22 | マスク包装体 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022255457A1 (ja) * | 2021-06-03 | 2022-12-08 | ユニ・チャーム株式会社 | 衛生物品の収容体 |
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2022
- 2022-03-22 JP JP2022000880U patent/JP3237508U/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022255457A1 (ja) * | 2021-06-03 | 2022-12-08 | ユニ・チャーム株式会社 | 衛生物品の収容体 |
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