JP3237404B2 - 密閉型スクロール圧縮機 - Google Patents

密閉型スクロール圧縮機

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JP3237404B2 JP16179694A JP16179694A JP3237404B2 JP 3237404 B2 JP3237404 B2 JP 3237404B2 JP 16179694 A JP16179694 A JP 16179694A JP 16179694 A JP16179694 A JP 16179694A JP 3237404 B2 JP3237404 B2 JP 3237404B2
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和夫 櫻井
貴寛 田村
典幸 山崎
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/04Heating; Cooling; Heat insulation
    • F04C29/045Heating; Cooling; Heat insulation of the electric motor in hermetic pumps

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密閉型スクロール圧縮
機に係り、特に、吐出ガスに伴って潤滑油が圧縮機の外
へでていく、いわゆる、油上りを防止するための改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】冷媒ガスと潤滑油が混合した吐出ガスを
電動機下方で冷媒ガスと潤滑油に分離する手段をする
密閉型スクロール圧縮機としては、例えば、特開平5−4
4667号公報に記載されたものがある。この公報のものに
、密閉容器内に、スクロール圧縮機部と電動機部を備
え、圧縮機部と電動機部により密閉容器内を上部,中
部,下部の三つの空間に分割した密閉型スクロール圧縮
機において、密閉容器内に上部空間と中部空間に連通
する通路と、中部空間と下部空間を連通する通路と、こ
の通路を通過したガスを電動機下側のコイルエンド部に
導く噴射装置を設けたものが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、油
溜りから吸い上げられ、各軸受およびスクロール摺動部
を潤滑した潤滑油は、固定スクロールの吐出口から上空
間に冷媒ガスと混じって吐出され、この冷媒ガスは、圧
縮機部の外周の通路を通って中部空間に入り、更に電動
機外周の通路を通った後、噴射装置によって電動機下側
のコイルエンドに噴きつけ衝突させている。この時、噴
射装置と、コイルエンド外周の空間面積が小さいため、
衝突後のガス速度が速く、このため分離された潤滑油
は、再び、ガスと混合されてしまう。また、衝突後、コ
イルエンドの軸方向の距離が短いため、分離された潤滑
油は噴霧状態で圧縮機下方の油溜りに落下するが、この
時、前述の通りガス速度が速く、更に、ロータの回転に
よる回転流により、潤滑油は再びガスと混合されてしま
う。以上により、潤滑油とガスは再混入して圧縮機吐出
管から圧縮機外へ導かれるため、油上りが増加するとい
う問題があった。
【0004】また、密閉容器内に中部空間と下部空間を
連通する通路と、この通路を通過したガスを電動機下側
のコイルエンド部に導く噴射装置を設けているため、部
品点数が増え、取付け部の信頼性を十分に確認する必要
があった。
【0005】本発明の目的は、圧縮機構部より吐出され
たガスが電動機を通過した後、密閉容器の内壁に向って
流れ、その後、密閉容器に配置した吐出口から圧縮機外
へと流れるガスの通路系を有することにより、冷媒ガス
中に含まれる潤滑油の分離を良好に行い、油上りの低減
を図り、電動機の冷却を効果的に行い、信頼性の高いス
クロール圧縮機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、固定スクロール,旋回スクロール,フレ
ーム,自転防止機構等から成る圧縮機構部を上方に配置
し、前記圧縮機構部を駆動する電動機を下方に配置し、
駆動軸のクランク部を前記旋回スクロールに連結し、前
記駆動軸の支承部を前記電動機の両側に設け、これらを
密閉容器に収納し、前記密閉容器の下部を油溜りとした
密閉型スクロール圧縮機において、前記フレームには、
駆動軸の上部を支承する軸受を有すると共に前記電動機
の固定子外周部が締結され、さらにこのフレーム下部に
は前記駆動軸の下部を支承する軸受を備えると共に電動
機の下部を塞ぐカバーが締結固定され、前記フレームの
外周面を前記密閉容器の内壁に締結することにより、該
密閉空間を上部空間と下部空間に仕切ると共に、固定ス
クロールのラップ中心部の吐出孔から吐出されたガスを
電動機の上部に導くガス通路を形成し、電動機の下部を
塞ぐ前記カバーには前記密閉容器の内壁に対向するガス
通路孔が設けられ、前記圧縮機構部より吐出された冷媒
と潤滑油のガスは、前記ガス通路を通り、前記電動機上
部から電動機を通過し電動機を冷却した後、前記カバー
に形成したガス通路孔から横方向に吐出され、密閉容器
内壁に衝突されて潤滑油とガスに分離され、ガスはカバ
ー及びフレームの外周と前記密閉容器内壁との空間から
ガス速度を小さくして上昇し、前記密閉容器上部の前記
ガス通路孔に対して遠い側に設けられた吐出接続口から
圧縮機外へと流れるガスの通路系を構成したものであ
る。
【0007】上記構成とすることにより、油溜りから吸
い上げられ、各軸受およびスクロール摺動部を潤滑した
潤滑油は、固定スクロールの吐出から上部空間に冷媒
ガスと混合して吐出される。この潤滑油を含んだ冷媒ガ
スは、固定スクロールのラップ中心部の吐出孔と電動機
の上方を連通するガス通路を介して電動機を通過し電動
機を冷却した後、電動機下方を塞ぐように配置されたカ
バーに設けられているガス通路孔から横方向に全て吐出
されて密閉容器の内壁に衝突する。この時、潤滑油を含
んだ冷媒ガスは、潤滑油とガスに分離される。その後、
潤滑油は密閉容器の内壁に付着して、静かに圧縮機下方
の油溜りに滴下する。一方、ガスはカバーと密閉容器の
内壁との間の広い空間面積でガス速度が小さくなり整流
されて上昇し、密閉容器上部の前記ガス通路孔に対して
遠い側に設けられた吐出接続口から圧縮機外へと導かれ
る。このようにガス通路系を構成したことにより、電動
機を多量の吐出ガスにより冷却し、その後ガスの全てを
横方向に噴出させて密閉容器の内壁に衝突させるから、
効率良く冷媒ガスから潤滑油を分離でき、しかも分離さ
れた潤滑油は再度混合されにくくなる。したがって、
上りの低減および電動機巻線温度の低減を図ることがで
きる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2に
より説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例に係る密閉型スク
ロール圧縮機の断面図を示す。図2は、図1における断
面A−Aを示す。
【0010】図1および図2において、密閉容器1内の
上方にはスクロール圧縮機構2を下方にはこれを駆動す
る電動機3をそれぞれ配置して収納し、容器1の下方に
は油溜り4が形成されている。
【0011】スクロール圧縮機構2は、旋回スクロール
5,固定スクロール6,電動機3で駆動するクランク軸
である駆動軸7,フレーム8,自転防止機構9から成っ
ている。
【0012】旋回スクロール5は台板(鏡板)5a上に渦
巻状のラップ5b有する。また、台板5aの背面には駆
動軸7のクランクピン部7aが挿入される軸受10が設
けられ、また、台板5aには圧縮途中のラップ5b空間
と背圧室8aとを連通する均圧孔5cが設けられてい
る。また、台板5aの背面には自転防止機構であるオル
ダムリング9のキー9aが摺動するキー溝5dが設けら
れている。
【0013】固定スクロール6も同様に台板6a上に渦
巻状のラップ6bを有する。また、ラップ外周部には吸
入孔6c,ラップ中心部には吐出孔6dが設けられてい
る。
【0014】容器1に固定されたフレーム8は、駆動軸
7を支承する軸受11,背圧室8aと電動機3側の圧力
差を密封するためのシール軸受12,旋回スクロール5
を固定スクロール6との間で挾み込む台座8b,自転防
止機構であるオルダムリング9のキー9aが摺動するキ
ー溝8cを有する静止台座8d,旋回スクロール5に適
切な押し付け力を与えるための背圧室8a,電動機3,
固定子3aの締結部8fを有している。また、フレーム
8の外周面8f,8gを容器1の内壁に締結することに
より、外周面8fと容器1の内壁の締結により、上部空
間13と下部空間14に仕切るとともに固定スクロール
6のラップ中心部の吐出孔6dと電動機3の上方を連通
するガス通路15を形成している。また、フレーム8の
外周面8gは、部分的に容器1の内壁に締結している。
【0015】旋回スクロール5と固定スクロール6は互
いにラップを内側に向けて組合せ、固定スクロール6と
フレーム8の台座8bとにより旋回スクロール5の台板
5aを挾み込む。旋回スクロール5の背面とフレーム8
の間には旋回スクロール5の自転を防止するための自転
防止機構9が配置されている。
【0016】自転防止機構9であるオルダムリング9は
リング9bとキー9aで構成されており、旋回スクロー
ル5とフレーム8の静止台座8dとの間に挾まれ、オル
ダムリング9のキー9aは旋回スクロール5とフレーム
8の静止台座8dに設けられたキー溝8cに係合してい
る。
【0017】駆動軸7は、一端が旋回スクロール5に設
けた軸受10に支持されているクランクピン部7aを有
し、もう一端はカバー16に設けた軸受17により支持
されている。また、駆動軸7内には、給油孔7bが該軸
の回転中心上に設けられ、この給油孔7bは一端がクラ
ンクピン部7aの端面に開口し、もう一端はカバー16
に設けた軸受17の端面に開口している。また、軸受1
2内に、給油孔7bと連通する径方向の給油孔7cを有
している。
【0018】カバー16は、駆動軸7を支承する軸受1
7,油溜り4から潤滑油を導く給油パイプ18,密閉容
器1の内壁に対向するガス通路孔16aから成り、フレ
ーム8にボルト19により締結している。また、カバー
16に設けた密閉容器1の内壁に対向するガス通路孔1
6aは、フレーム外周面8fと容器1の内壁で形成され
たガス通路15に対して、遠い側に設けられている。
【0019】電動機3は固定子3aと回転子3bから成
り、固定子3aはフレーム8の締結部8eに締結し、回
転子3bは駆動軸7に固定している。
【0020】密閉容器1は、フレーム8を支持するケー
シング1aと両側のキャップ1b,1cから成り、ケー
シング1aに吐出接続口20および電源接続口22を設
け、キャップ1bに吸入接続口21,キャップ1cに脚
23を設けている。また、ケーシング1aに設けた吐出
接続口20は、カバー16に設けた密閉容器1の内壁に
対向するガス通路孔16aに対して、遠い側に設けられ
ている。
【0021】次にスクロール圧縮機の作用について説明
する。電動機3により駆動軸7が回転すると、駆動軸
7,クランクピン部7aの回転運動および自転防止機構
の作用により、旋回スクロール5は自転することなく旋
回運動する。この結果、旋回スクロール5と固定スクロ
ール6のラップおよび台板で形成される空間は中心に移
動しつつその容積を減少し、吸入接続口21から吸入し
たガスを圧縮し、固定スクロール6の吐出孔6dから吐
出される。吐出された冷媒と潤滑油のガスは、フレーム
外周面8fと容器1の内壁で形成されたガス通路15を
通り、電動機3上方にながれ、そして、電動機3を通過
し電動機3を冷却た後、電動機3下方に配置したカバー
16に設けた密閉容器1の内壁に対向したガス通路孔1
6aを通り、密閉容器1の内壁に衝突する。この時、潤
滑油を含んだ冷媒ガスは、潤滑油とガスに分離される。
その後、潤滑油は密閉容器1の内壁に付着して、静かに
圧縮機下方の油溜り4に滴下する。一方、ガスはカバー
と密閉容器の内壁との空間面積からガス速度を小さく
し、密閉容器1aに設けた吐出接続口20から圧縮機の
外へと導かれる。
【0022】ここで、カバー16に設けた密閉容器1の
内壁に対向するガス通路孔16aは、フレーム外周面8
fと容器1の内壁で形成されたガス通路15に対して、
遠い側に設けられているほうが電動機3を通過する冷媒
と潤滑油のガスは、対角に流れるため、電動機3の冷却
効果がよい。また、ケーシング1aに設けた吐出接続口
20は、カバー16に設けた密閉容器1の内壁に対向す
るガス通路孔16aに対して、遠い側に設けられている
ほうが、密閉容器1の内壁に衝突した後、ガスはカバー
16と密閉容器1の内壁との空間面積からガス速度を小
さく密閉容器1に設けた吐出接続口20から圧縮機の外
へと導かれるがこの時、距離が長い方がガスは整流化さ
れるため、分離された潤滑油が再度混合されにくい。
【0023】また、スクロールが圧縮作用を行うと旋回
スクロール5と固定スクロール6は離そうとする力が作
用するので、これを防止するため、旋回スクロール5の
背面の背圧室内8aの圧力は、均圧孔5cにより、吐出
圧力より低く、吸入圧力より高い中間圧力に保たれる。
この中間圧力のかけ方は特開昭53−119412号および特開
昭55−37520 号公報で開示されているので詳細な説明は
省略する。また、前述の通り、密閉容器1内は吐出圧力
である。
【0024】これにより、旋回スクロール5の軸受10
とフレーム8の軸受11の背圧室8a側端面は中間圧力
に保たれるため、油溜り4の潤滑油は、カバー16に設
けた給油パイプ18を経て、駆動軸7のクランクピン部
7a側の給油孔7bの端部まで吐出圧力と中間圧力の差
圧で導かれ、これにより、旋回スクロール5に設けた軸
受10に給油される。更に、駆動軸7内の給油孔7cを
介して、フレーム8内に設けた軸受11,12をはじめ
各摺動部に給油される。なお、潤滑油の給油手段とし
て、吐出圧力と中間圧力の差圧給油として説明したが、
この他の、給油手段、例えば、オイルポンプであっても
よい。
【0025】次に他の実施例について図3,図4および
図5により説明する。
【0026】図3に他の実施例を示す密閉型スクロール
圧縮機の全体構造断面図を示す。
【0027】図4は図3における断面A−Aを示す。
【0028】図3および図4において、フレーム24の
電動機3,固定子3aの締結部24eは、電動機3,固定
子3aの外周カット部分25に相当するところに電動機
3の下方に開口する空間24hを設け、ここに密閉容器
1の内壁に対向するガス通路孔24iを設けたものであ
る。この場合、吸入接続口21から吸入したガスを圧縮
し、固定スクロール6の吐出孔6dから吐出され、吐出
された冷媒と潤滑油のガスは、フレーム外周面24fと
容器1の内壁で形成されたガス通路26を通り、電動機
3上方にながれ、そして、電動機3を通過し電動機3を
冷却した後、フレーム24に設けた密閉容器の内壁に対
向したガス通路孔24iを通り、密閉容器1の内壁に衝
突する。この時、潤滑油を含んだ冷媒ガスは、潤滑油と
ガスに分離される。
【0029】この構造は、図1と図2で説明したものよ
り、ガス通路孔24iと容器下方の油溜り4の潤滑油の
油面までの距離を十分に確保できるため油面までの空間
部分を確保でき、このためガス流速を小さくすることが
でき分離された潤滑油が再度混合されにくい。
【0030】また、図5に他の実施例を示す密閉型スク
ロール圧縮機の断面図を示す。図5は、カバー27に設
けた密閉容器1の内壁に対向したガス通路孔27aと密
閉容器1の内壁との距離を短くする手段として、ボス2
7bを設けたものである。この場合、潤滑油を含んだ冷
媒ガスの密閉容器内壁への衝突速度を速くして潤滑油と
ガスの分離効率の向上を図ったものである。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、密閉形スクロール圧縮
機において、圧縮された冷媒ガス中に含まれる潤滑油を
分離して油溜りに戻す作用が良好に行われ、いわゆる、
油上りを効果的に防止でき、電動機の冷却を確実に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る密閉型スクロール圧縮
機の断面図。
【図2】図1におけるA−A矢視断面図。
【図3】他の実施例を示す密閉型スクロール圧縮機の断
面図。
【図4】図3におけるA−A矢視断面図。
【図5】他の実施例を示す密閉型スクロール圧縮機の断
面図。
【符号の説明】
1…密閉容器、2…スクロール圧縮機構、3…電動機、
4…油溜り、5…旋回スクロール、6…固定スクロー
ル、7…駆動軸、8…フレーム、9…自転防止機構、1
3…上部空間、14…下部空間、15…ガス通路、16
…カバー、16a…ガス通路孔。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−44667(JP,A) 特開 昭60−190690(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04C 18/02 311 F04C 29/02 311 F04C 29/02 351 F04C 29/02 361

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定スクロール,旋回スクロール,フレー
    ム,自転防止機構等から成る圧縮機構部を上方に配置
    し、前記圧縮機構部を駆動する電動機を下方に配置し、
    駆動軸のクランク部を前記旋回スクロールに連結し、前
    記駆動軸の支承部を前記電動機の両側に設け、これらを
    密閉容器に収納し、前記密閉容器の下部を油溜りとした
    密閉型スクロール圧縮機において、前記フレームには、駆動軸の上部を支承する軸受を有す
    ると共に前記電動機の固定子外周部が締結され、さらに
    このフレーム下部には前記駆動軸の下部を支承する軸受
    を備えると共に電動機の下部を塞ぐカバーが締結固定さ
    れ、 前記フレームの外周面を前記密閉容器の内壁に締結する
    ことにより、該密閉空間を上部空間と下部空間に仕切る
    と共に、固定スクロールのラップ中心部の吐出孔から吐
    出されたガスを電動機の上部に導くガス通路を形成し、 電動機の下部を塞ぐ前記カバーには前記密閉容器の内壁
    に対向するガス通路孔が設けられ、 前記圧縮機構部より吐出された冷媒と潤滑油のガスは、
    前記ガス通路を通り、前記電動機上部から電動機を通過
    し電動機を冷却した後、前記カバーに形成したガス通路
    孔から横方向に吐出され、密閉容器内壁に衝突されて潤
    滑油とガスに分離され、ガスはカバー及びフレームの外
    周と前記密閉容器内壁との空間からガス速度を小さくし
    て上昇し、前記密閉容器上部の前記ガス通路孔に対して
    遠い側に設けられた吐出接続口から圧縮機外へと流れる
    ガスの通路系を構成したことを特徴とする密閉型スクロ
    ール圧縮機。
JP16179694A 1994-07-14 1994-07-14 密閉型スクロール圧縮機 Expired - Lifetime JP3237404B2 (ja)

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