JP3236905B2 - ロータリーカッター - Google Patents
ロータリーカッターInfo
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- JP3236905B2 JP3236905B2 JP32101094A JP32101094A JP3236905B2 JP 3236905 B2 JP3236905 B2 JP 3236905B2 JP 32101094 A JP32101094 A JP 32101094A JP 32101094 A JP32101094 A JP 32101094A JP 3236905 B2 JP3236905 B2 JP 3236905B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- die roll
- cutting edge
- hardness
- anvil roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
の切断に使用されるロータリーカッターに関する。
各種ワークの切断に使用される工具の一種で、例えば図
1に示すような各構成を有している。図1において、符
号1は円筒状をなすダイロールで、その外周面には、所
定の(図の場合には三角形状の)平面形状を有する凸状
切刃1aが、ダイロール1と一体的に設けられている。
この凸状切刃1aは一定の高さでダイロール1の外周面
から径方向外方に突出し、かつその先端(外周端)には
刃先が形成されている。
るアンビルロールで、かつこれらダイロール1とアンビ
ルロール2とは平行な2軸(図中符号A1およびA2)を
中心としてそれぞれ回転自在となっている。また、これ
らダイロール1およびアンビルロール2は、いずれも鋼
やWC−Co系超硬合金等の硬質材料製とされている。
とをそれぞれ軸A1およびA2を中心として互いに逆方向
(図中矢印R1およびR2)に回転させ、かつダイロール
1とアンビルロール2との間にワーク3を挿通すること
により、ワーク3が図中矢印P方向に走行し、更に、ダ
イロール1とアンビルロール2との間におけるワーク3
の通過時に凸状切刃1aがワーク3上に回動押圧され
る。その結果、ワーク3が凸状切刃1aの平面形状に応
じた形状Fに切断され、形状Fの製品が得られる。
リーカッターにおいて、ダイロール1の硬度がアンビル
ロール2の硬度より高いと、以下のような問題が生じる
場合があった。
ール1とアンビルロール2との接触に伴いダイロール1
の先端がアンビルロール2の外周面に喰い込むため、ア
ンビルロール2の外周面にサブミクロンオーダーの凹部
が発生する。その結果、良好な切断特性が持続困難とな
り、切り残し等が発生しやすくなる。
アンビルロール2に対する凸状切刃1aの相対的な刃先
強度が低下するため、アンビルロール2との繰り返し接
触により凸状切刃1aの刃先にチッピング等の欠陥が発
生し、凸状切刃1aの切れ味が低下する。
状切刃1a以外の部分は相対的に凹部(逃がし部)を形
成しているため、切断作業中の温度変化により凸状切刃
1aとこの逃がし部との間に応力集中が生じる。ところ
が、ダイロール1の靱性が低いので、この応力集中に起
因する欠陥がダイロール1に生じやすい。特に、凸状切
刃1aの形状が複雑な場合には、その影響が大きい。
いたり、或は貼り薬等の医薬品であったりした場合、ダ
イロール1およびアンビルロール2を鋼やWC−Co系
超硬合金等製とした上記従来のロータリーカッターで
は、ワーク3に含まれる水や化学物質の作用により、特
に凸状切刃1aを始めとするダイロール1およびアンビ
ルロール2の表面が腐食する恐れがあった。その結果、
凸状切刃1aの摩耗が進行しやすくなって凸状切刃1a
の切れ味が早期に低下し、良好な切れ味が維持しにくい
という問題が生じていた。
てなされたもので、円筒状をなし、その外周面に所定の
平面形状を有する凸状切刃が設けられたダイロールと、
円筒状をなし、平滑な外周面を有するアンビルロールと
を有し、前記ダイロールと前記アンビルロールとを平行
な2軸を中心として互いに逆方向に回転させ、かつ前記
ダイロールと前記アンビルロールとの間にワークを挿通
させることにより、前記凸状切刃を前記ワーク上に回動
押圧させて前記ワークを所定形状に切断するロータリー
カッターにおいて、前記ダイロールと前記アンビルロー
ルのうち少なくとも前記ダイロールの表面が、Ni、C
o+Cr、Co+Ni、またはCo+Cr+Niから選
択される金属(群)を結合相として含有する耐蝕性超硬
合金製とされているとともに、前記凸状切刃の少なくと
も先端側のHRA硬度をH1とし、前記アンビルロールの
HRA硬度をH2とした場合、少なくとも前記凸状切刃の
先端側のHRA硬度H1が、 84≦H1≦93 の範囲内にあり、かつH1とH2とが、 0≦H2−H1≦4 の範囲内にあることをその特徴とするものである。
ロールのうち少なくとも凸状切刃の先端側の硬度が、ア
ンビルロールの硬度と同じか、HRA硬度で4以下の範
囲となるよう低く設定されている。従って、ワークの切
断時にダイロールとアンビルロールが接触してもダイロ
ールがアンビルロールに喰い込みにくく、その結果、ダ
イロールとアンビルロールとの接触に伴うアンビルロー
ルの外周面における凹部の発生が最小限で済む。
ンビルロールとの繰り返し接触に伴う凸状切刃の刃先に
おけるチッピングを始めとする欠陥の発生が抑制され
る。しかも、切断作業中の温度変化により凸状切刃とダ
イロールに形成された逃がし部との間に応力集中が発生
した場合でも、この応力集中に伴う欠陥の発生が抑制さ
れる。
ルのうち少なくとも前記ダイロールの表面を、Ni、C
o+Cr、Co+Ni、またはCo+Cr+Niから選
択される金属(群)を結合相として含有する耐蝕性超硬
合金製とすることにより、少なくとも前記ダイロールの
耐蝕性が向上する。
説明する。なお、本発明は、特にダイロールとアンビル
ロールとの硬度差を利用したものであるため、ロータリ
ーカッターの構成自体は従来のものと変わらない。従っ
て、以下の説明において記述するロータリーカッターの
各部材については、上記従来のロータリーカッターと同
一の符号を付して、その説明を省略する。
は、凸状切刃1aを含むダイロール1全体のHRA硬度
をH1とし、アンビルロール2のHRA硬度をH2とした
場合、H1とH2とが、 0≦H2−H1≦4 の範囲内にあるよう設定されている。
>H2−H1 すなわち、ダイロール1の硬度がアンビル
ロール2の硬度より高いと、上記(1)ないし(3)に
記載したような問題が生じるためである。また、H2−
H1≦4 とした理由は、ダイロール1とアンビルロー
ル2との硬度差がHRA硬度で4を越えるまでダイロー
ル1の硬度が低下すると、凸状切刃1aの剛性が低下し
て凸状切刃1aが摩滅しやすくなり、凸状切刃1aの寿
命が実用上問題となる程度にまで短くなるためである。
ような問題の発生を抑制し、かつ凸状切刃1aの寿命を
実用上問題とならない程度にまで維持するには、ダイロ
ール1のHRA硬度H1が、84≦H1≦93の範囲内に
あることが望ましい。
2の材質は、ロータリーカッターに使用可能で、かつ上
記条件を満たす硬質材料の中から任意に選択されるが、
特に、ワーク3が水その他の溶剤を含んでいたり、或は
貼り薬等の医薬品であったりした場合には、少なくとも
ダイロール1の表面を、Ni、Co+Cr、Co+N
i、またはCo+Cr+Niから選択される金属(群)
を結合相として含有する、WC−Ni系、WC−Co−
Cr系、WC−Co−Ni系、またはWC−Co−Cr
−Ni系の超硬合金製、或はセラミック製とすることが
望ましい。
iの添加に伴い超硬合金の耐蝕性が向上し、その結果、
特に凸状切刃1aを始めとするダイロール1の表面が腐
食しにくくなり、凸状切刃1aの切れ味が長く維持され
るためである。また、少なくともダイロール1の表面を
セラミック製とした場合にも、ダイロール1の耐蝕性が
向上するため、凸状切刃1aの切れ味を長く維持するこ
とができる。
いては、ダイロール1の剛性が相対的に低いため、ワー
ク3の切断時にダイロール1とアンビルロール2が接触
しても、ダイロール1がアンビルロール2に喰い込みに
くくなっている。従って、ダイロール1とアンビルロー
ル2との接触に伴うアンビルロール2の外周面における
凹部の発生が最小限で済み、その結果、切り残し等のな
い良好な切断特性を長時間にわたり持続することが可能
となる。
ンビルロール2に対する凸状切刃1aの相対的な刃先強
度も大きくなるため、凸状切刃1aをアンビルロール2
に繰り返し接触させても、凸状切刃1aの刃先にチッピ
ング等の欠陥が発生することは殆どない。従って、高い
切れ味を長時間にわたり持続することが可能となる。
切断作業中の温度変化により凸状切刃1aとダイロール
1に形成された逃がし部との間に応力集中が発生した場
合でも、この応力集中に伴う欠陥の発生が抑制されると
いう効果もある。
必要に応じ、Ni、Co+Cr、Co+Ni、またはC
o+Cr+Niから選択される金属(群)を結合相とし
て含有する耐蝕性超硬合金製、或はセラミック製とする
ことにより、少なくともダイロール1の耐蝕性が向上す
る。従って、ワーク3が水その他の溶剤を含んでいた
り、或は貼り薬等の医薬品であったりした場合でも、ダ
イロール1が腐食せず、その結果、凸状切刃1aの切れ
味が長時間にわたり維持される。
むダイロール1全体の硬度を、アンビルロール2の硬度
と同じか、HRA硬度で4以下の範囲で低くなるよう設
定したが、少なくとも凸状切刃1aの先端側の硬度が上
記範囲内に設定されていれば、上記効果を発揮すること
が可能である。
2の材質をいずれも上記組成の超硬合金製或はセラミッ
ク製とすることにより、ロータリーカッターの耐蝕性を
更に高めることももちろん可能である。
カッターにおいては、ダイロールのうち少なくとも凸状
切刃の先端側のH R A硬度H 1 が、84≦H 1 ≦93の範
囲内にあり、かつアンビルロールの硬度と同じか、HR
A硬度で4以下の範囲となるよう低く設定されている。
その結果、切り残し等のない良好な切断特性と高い切れ
味とを長時間にわたり持続可能で、かつ切断作業中の温
度変化による欠陥が生じにくい、優れた特性を有するロ
ータリーカッターが得られる。
i、Co+Cr、Co+Ni、またはCo+Cr+Ni
から選択される金属(群)を結合相として含有する耐蝕
性超硬合金製とすることにより、少なくともダイロール
の耐蝕性が向上する。その結果、ワークが水その他の溶
剤を含んでいたり、或は貼り薬等の医薬品であったりし
た場合でもダイロールが腐食せず、その結果、高い切れ
味を長時間にわたり維持することが可能である。
ータリーカッターによるワークの切断状況を示す図であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 円筒状をなし、その外周面に所定の平面
形状を有する凸状切刃が設けられたダイロールと、円筒
状をなし、平滑な外周面を有するアンビルロールとを有
し、前記ダイロールと前記アンビルロールとを平行な2
軸を中心として互いに逆方向に回転させ、かつ前記ダイ
ロールと前記アンビルロールとの間にワークを挿通させ
ることにより、前記凸状切刃を前記ワーク上に回動押圧
させて前記ワークを所定形状に切断するロータリーカッ
ターにおいて、 前記ダイロールと前記アンビルロールのうち少なくとも
前記ダイロールの表面が、Ni、Co+Cr、Co+N
i、またはCo+Cr+Niから選択される金属(群)
を結合相として含有する耐蝕性超硬合金製とされている
とともに、 前記凸状切刃の少なくとも先端側のHRA硬度をH1と
し、前記アンビルロールのHRA硬度をH2とした場合、
少なくとも前記凸状切刃の先端側のHRA硬度H1が、 84≦H1≦93 の範囲内にあり、かつH1とH2とが、 0≦H2−H1≦4 の範囲内にあることを特徴とするロータリーカッター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32101094A JP3236905B2 (ja) | 1993-12-22 | 1994-12-22 | ロータリーカッター |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-68701 | 1993-03-26 | ||
| JP6870193 | 1993-12-22 | ||
| JP32101094A JP3236905B2 (ja) | 1993-12-22 | 1994-12-22 | ロータリーカッター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07227798A JPH07227798A (ja) | 1995-08-29 |
| JP3236905B2 true JP3236905B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=26409903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32101094A Expired - Lifetime JP3236905B2 (ja) | 1993-12-22 | 1994-12-22 | ロータリーカッター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3236905B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013035401A1 (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-14 | 株式会社フジシールインターナショナル | ラベル貼付装置 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| PL188020B1 (pl) | 1997-12-26 | 2004-11-30 | Nippon Tungsten | Matrycowy wycinak walcowy |
| JP4588847B2 (ja) * | 2000-07-14 | 2010-12-01 | 日本タングステン株式会社 | ダイカットロール |
| US20040003699A1 (en) * | 2002-07-02 | 2004-01-08 | The Procter & Gamble Company | Rotary apparatus for severing web materials |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP32101094A patent/JP3236905B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013035401A1 (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-14 | 株式会社フジシールインターナショナル | ラベル貼付装置 |
| JPWO2013035401A1 (ja) * | 2011-09-09 | 2015-03-23 | 株式会社フジシールインターナショナル | ラベル貼付装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07227798A (ja) | 1995-08-29 |
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