JP3236838U - 吸水鉢 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが任意の飾り鉢を使用することができる吸水鉢を提供する。【解決手段】吸水鉢100は、底部11aに水抜き穴11d及び挿通穴11eが形成され、上方が開放した有底筒状の収容部11と、底部11aよりも下方に突出し、収容部11に接続した脚部12と、挿通穴11eに挿通され、中間部が収容部11の内部に配置され、端部が底部11aよりも下方に突出した吸水性の材料で構成された吸水部材20と、を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、吸水鉢に関する。
鉢植えされた植物には、定期的に水やりを行わないと、植物が枯れてしまう。一方で、鉢植えされた植物に水をやり過ぎると、植物の根が水につかった状態が長時間におよんで、根腐れが生じてしまう。そこで、特許文献1に示されるように、鉢に収容された土に自動的に適量の水を吸水させることができる吸水鉢が提案されている。この吸水鉢は、飾り鉢の内側に植物栽培用の鉢がその底部が飾り鉢の底部と離間した状態で収容され、吸水棒が飾り鉢の底部に取り付けられている。そして、この吸水棒は、ポットの底部に形成された穴に挿通して、鉢の内部に侵入している。このような給水鉢によって、飾り鉢の底部に貯められた水が、給水棒によって給水されて、鉢に収容された土に水が供給されるようになっている。
特開2021-90356号公報
特許文献1に示される吸水鉢では、飾り鉢の開口部に鉢の開口部を引っ掛けて、飾り鉢の内側に鉢を吊り下げて収容している構造であるために、飾り鉢及び鉢の両方が専用品であった。このため、ユーザが自分好みの任意の飾り鉢を使用することができなかった。
本考案は、ユーザが任意の飾り鉢を使用することができる吸水鉢を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた、請求項1に記載の考案である吸水鉢は、
底部(11a)に水抜き穴(11d)及び挿通穴(11e)が形成され、上方が開放した有底筒状の収容部(11)と、
前記底部よりも下方に突出し、前記収容部に接続した脚部(12)と、
前記挿通穴に挿通され、中間部が前記収容部の内部に配置され、端部が前記底部よりも下方に突出した吸水性の材料で構成された吸水部材(20)と、
を有することを特徴とする。
これによれば、吸水鉢を飾り鉢の内部に入れて、収容部の開口部から水を補給すると、この水のうち余分な水が水抜き穴から収容部の外部に排出されて、飾り鉢の底部に貯まる。そして、飾り鉢の底部に貯まった水は、吸水部材によって吸水されて、毛細管現象によって、収容部の内部の土に供給される。このため、ユーザは、長期間に渡って植物に水やりをしなくても、土に適量の水が供給され、植物が枯れることが無い。また、水抜き穴から水が収容部の外部に排出されるので、余分な水が収容部の内部に滞留することに起因する、植物の根腐れが抑制される。
また、吸水鉢は底部よりも下方に突出した脚部を有しているので、吸水鉢を飾り鉢の内部に入れるだけで、収容部の底部は飾り鉢の底部から離間した状態となり、飾り鉢の底部で水を貯めて、吸水部材によって吸水鉢の内部の土に水を供給するすることができる。このため、従来のように、飾り鉢の開口部に吸水鉢の開口部を引っ掛けて、飾り鉢の内側に吸水鉢を吊り下げて収容する必要が無い。よって、ユーザは自分好みの任意の飾り鉢を使用することが可能となる。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の考案において、
前記脚部は、前記底部に接続していることを特徴とする。
これによれば、脚部が収容部の側周面に接続している構造と比較して、脚部が収容部の外側に張り出さない。このため、収容部の外径に比べて相当大きな内径の飾り鉢を用いなくても、吸水鉢を飾り鉢の内部に収容することができる。よって、ユーザの飾り鉢の選択の幅を広げることが可能となる。
請求項3に記載の考案は、請求項2に記載の考案において、
脚部は、筒状であることを特徴とする。
これによれば、吸水鉢を飾り鉢の内部に収容させた場合に、脚部と飾り鉢の底部とがより大きな接触面積で接触するので、飾り鉢の内部に収容された吸水鉢が安定する。また、脚部の強度が向上する。
請求項4に記載の考案は、請求項3に記載の考案において、
脚部には、窓穴が形成されていることを特徴とする。
これによれば、水抜き穴から排出された余分な水を、窓穴を介して脚部の外側に流出させることができ、脚部の外側における飾り鉢の底部でも水を貯めることができる。このため、飾り鉢の底部でより多くの水を貯めることができるので、ユーザの植物への水やりの回数を低減させることが可能となる。
また、吸水部材を、窓穴に挿通させて、脚部の外側に配置させることができる。よって、吸水部材の端部が脚部の内部のみに配置されている構成と比較して、吸水部材と水の接触面積が大きくなり、吸水部材への水の吸水性が向上し、収容部の内部に収容された土により確実に水を供給させることができる。
請求項5に記載の考案は、請求項4に記載の考案において、
窓穴は、脚部の下端にまで形成されていることを特徴とする。
これによれば、水抜き穴から排出された余分な水を、より確実に窓穴を介して脚部の外側に流出させることができ、飾り鉢の底部での水の貯水量をより増大させることが可能となる。
請求項6に記載の考案は、請求項1~5に記載の考案において、
前記水抜き穴は、前記底部の中心部の近傍から前記底部の外縁の近傍まで形成されたスリット状であることを特徴とする。
これによれば、底部の中心部を除いて、底部の径方向の殆どの位置に水抜き穴が形成されているので、収容部の底部に有る水の滞留が抑制され、確実に水抜き穴を介して収容部の底部に有る余分な水を収容部の外部に排出することができる。
請求項7に記載の考案は、請求項6に記載の考案において、
前記水抜き穴は、前記底部に複数形成され、前記底部の中央部を中心とする放射状に形成されていることを特徴とする。
よれによれば、水抜き穴を介して収容部の底部に有る余分な水をより一層確実に収容部の外部に排出することができる。
請求項8に記載の考案は、請求項1~7に記載の考案において、
前記収容部の側周面には、空気穴(11d)が形成されていることを特徴とする。
これによれば、収容部の外部から収容部の内部に収容された土に空気が供給され、植物の育成状態が良好となる。
請求項9に記載の考案は、請求項8に記載の考案において、前記空気穴は、上下方向に形成されたスリット状であることを特徴とする。
これによれば、スリットが形成されている収容部の上下方向の位置において、収容部に収容されている土に空気が供給される。このため、収容部に収容されている土のより広範な範囲に空気が供給され、植物の育成状態がより良好となる。
請求項10に記載の考案は、請求項8又は9に記載の考案において、
前記空気穴は、複数形成されていること特徴とする。
これによれば、収容部に収容されている土のより広範な範囲に、より多くの空気を供給させることができ、植物の育成状態がより一層良好となる。
請求項11に記載の考案は、請求項10に記載の考案において、
前記空気穴は、前記収容部の側周面に一定間隔をおいて形成されていることを特徴とする。
これによれば、収容部の側周面の強度を大幅に低下させること無く、収容部に収容されている土のより広範な範囲に、より多くの空気を供給させることが可能となる。
請求項12に記載の考案は、請求項8~11に記載の考案において、
前記空気穴は、前記収容部の下端にまで形成されていることを特徴とする。
これによれば、収容部の側周面の下端部の近傍にある水を、空気穴からも収容部の外部に排出させることができる。このため、収容部の内部の余分な水をより確実に収容部の外部に排出させることが可能となる。
請求項13に記載の考案は、請求項1~12に記載の考案において、
前記挿通穴は、前記底部に2つ形成されていることを特徴とする。
これによれば、吸水部材の一端部だけで無く、吸水部材の両端部を、挿通穴に挿通させて、底部の下方に配置させることができる。このため、吸水部材の一端部だけが底部の下方に配置されている構造と比較して、吸水部材の両端部から飾り鉢の底部に貯められた水を吸水させることができる。よって、収容部の内部に収容された土に水をより確実に供給させることが可能となる。
請求項14に記載の考案は、請求項1~13に記載の考案において、
前記挿通穴は、半円形状であることを特徴とする。
これによれば、挿通穴が長方形である構造と比較して、吸水部材を挿通穴に挿通させやすく、収容部への吸水部材の組付け性が向上する。また、挿通穴が円形である構造と比較して、収容部に組み付けられた吸水部材が挿通穴において絞られずに広がり、収容部の内部に収容された土に水を確実に供給させることが可能となる。
請求項15に記載の考案は、請求項1~14に記載の考案において、
前記底部の中央部には、上方に膨出した膨出部(11b)が形成されていることを特徴とする。
これによれば、水抜き穴が形成されていない底部の中央部にある水が、膨出部の外側に流出し、底部の中央部において水が貯まることが抑制される。また、底部の強度が向上する。
請求項16に記載の考案は、請求項1~15の記載の考案において、
前記収容部の上端部には、上方に突出する取手部(11g)が形成されていることを特徴とする。
これによれば、ユーザは、取手部を掴むことによって、吸水鉢を飾り鉢の内部に収容させたり、飾り鉢から吸水鉢を取り出したりすることができ、吸水鉢の出し入れが容易となる。
請求項17に記載の考案は、請求項1~16に記載の考案において、
前記収容部は、下方に位置するに従って幅寸法が小さくなっていることを特徴とする。
これによれば、吸水鉢を飾り鉢に入れやすくなる。
なお、この欄及び実用新案登録請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本考案の一実施形態の吸水鉢の断面図であるとともに、使用状態を示した説明図である。 本考案の一実施形態の吸水鉢の正面図である。 本考案の一実施形態の吸水鉢の側面図である。 本体の上面図である。
以下に、図1~図4を用いて、本考案の吸水鉢100について説明する。図1や図2に示すように、吸水鉢100は、本体10及び吸水部材20とから構成されている。
本体10は、合成樹脂で構成されている。本体10は、収容部11と脚部12とから構成され、これらが一体形成されている。
収容部11は、植物900(図1示)が植えられる土800(図1示)を収容するものである。収容部11は、底部11aを有し、上方が開口した有底筒状である。本実施形態では、収容部11の断面形状は円形状である。収容部11は、下方に位置するに従って幅寸法が小さくなっている。
脚部12は円筒形状であり、収容部11の底部11aに接続し、底部11aの下方に突出している。脚部12の外周面には互いに対向するように一対の窓穴12aが形成されている。窓穴12aは、脚部12の下端にまで形成されている。
図1や図4に示すように、底部11aの中心部には、上方に膨出した膨出部11bが形成されている。膨出部11bは、本実施形態では天井部11cを有する扁平な円錐台形状である。図4に示すように、底部11aには、複数の水抜き穴11dが形成されている。この水抜き穴11dは、スリット状であり、底部11aに一定角度をおいて、底部11aの中央部を中心とする放射状に形成されている。水抜き穴11dは、膨出部11bの外縁部、つまり、底部11aの中心部の近傍から、底部11aの外縁部の近傍まで、或いは、後述の挿通穴11eの近傍まで形成されている。
底部11aには、2つの挿通穴11eが形成されている。2つの挿通穴11eは、膨出部11bを挟むように対向して、底部11aの中心部と外縁部の間に形成されている。挿通穴11eは半円形状であり、円弧部分が底部11aの外縁側を向いている。
図1に示すように、2つの挿通穴11eには、1の吸水部材20の両端部が挿通されている。吸水部材20は、不織布や布等の吸水性を有する材料で構成されている。吸水部材20は、その中間部が収容部11の内部、つまり、底部11a上に配置され、その両端部は底部11aよりも下方に突出している。吸水部材20の両端部は、窓穴12aに挿通して、脚部12の外側に配置されている。
図3に示すように、収容部11の周面には、周方向に一定角度(一定間隔)をおいて、空気穴11fが複数形成されている。空気穴11fはスリット状であり、上下方向に形成されている。空気穴11fは、収容部11の下端まで形成されている。
収容部11の上端部には、上方に突出した取手部11gが形成されている。
(本考案の使用方法)
図1に示すように、本考案の吸水鉢100は、有底筒状の飾り鉢200に入れられて使用される。ユーザは、収容部11の開口部から土800に水を十分に補給する。すると、この水のうち余分な水が複数の水抜き穴11dから収容部11の外部に排出されて、飾り鉢200の底部に貯まる。そして、飾り鉢200の底部に貯まった水700は、吸水部材20によって吸水されて、毛細管現象によって、収容部11の内部の土800に供給される。このため、ユーザは、長期間に渡って植物900に水やりをしなくても、土800に適量の水が供給され、植物900が枯れることが無い。また、水抜き穴11dから水が収容部11の外部に排出されるので、余分な水が収容部11の内部に滞留することに起因する植物900の根腐れが抑制される。
(本考案の効果)
本考案の吸水鉢100は、底部11aに水抜き穴11d及び挿通穴11eが形成され、上方が開放した有底筒状の収容部11と、底部11aよりも下方に突出し、収容部11に接続した脚部12と、挿通穴11eに挿通され、中間部が収容部11の内部に配置され、端部が底部11aよりも下方に突出した吸水性の材料で構成された吸水部材20とを有する。
これによれば、吸水鉢100は底部11aよりも下方に突出した脚部12を有しているので、吸水鉢100を飾り鉢200の内部に入れるだけで、収容部11の底部11aは飾り鉢200の底部から離間した状態となり、飾り鉢200の底部で水を貯めて、吸水部材20によって吸水鉢100の内部の土に水を供給するすることができる。このため、従来のように、飾り鉢200の開口部に吸水鉢100の開口部を引っ掛けて、飾り鉢200の内側に吸水鉢100を吊り下げて収容する必要が無い。よって、ユーザは自分好みの任意の飾り鉢200を使用することが可能となる。
また、脚部12は、底部11aに接続している。これによれば、脚部12が収容部11の側周面に接続している構造と比較して、脚部12が収容部11の外側に張り出さない。このため、収容部11の外径に比べて相当大きな内径の飾り鉢200を用いなくても、吸水鉢100を飾り鉢200の内部に収容することができる。よって、ユーザの飾り鉢200の選択の幅を広げることが可能となる。
脚部12は、筒状であることを特徴とする。これによれば、吸水鉢100を飾り鉢200の内部に収容させた場合に、脚部12と飾り鉢200の底部とがより大きな接触面積で接触するので、飾り鉢200の内部に収容された吸水鉢100が安定する。また、脚部12の強度が向上する。
脚部12には、窓穴12aが形成されている。これによれば、水抜き穴11dから排出された余分な水を、窓穴12aを介して脚部12の外側に流出させることができ、脚部12の外側における飾り鉢200の底部でも水を貯めることができる。このため、飾り鉢200の底部でより多くの水を貯めることができるので、ユーザの植物900への水やりの回数を低減させることが可能となる。
また、吸水部材20を、窓穴12aに挿通させて、脚部12の外側に配置させることができる。よって、吸水部材20の端部が脚部12の内部のみに配置されている構成と比較して、吸水部材20と水の接触面積が大きくなり、吸水部材20への水の吸水性が向上し、収容部11の内部に収容された土により確実に水を供給させることができる。
また、窓穴12aは、脚部12の下端にまで形成されている。これによれば、水抜き穴11dから排出された余分な水を、より確実に窓穴12aを介して脚部12の外側に流出させることができ、飾り鉢200の底部での水の貯水量をより増大させることが可能となる。
水抜き穴11dは、底部11aの中心部の近傍から底部11aの外縁の近傍まで形成されたスリット状である。これによれば、底部11aの中心部を除いて、底部11aの径方向の殆どの位置に水抜き穴11dが形成されているので、収容部11の底部11aに有る水の滞留が抑制され、確実に水抜き穴11dを介して収容部11の底部11aに有る余分な水を収容部11の外部に排出することができる。
また、水抜き穴11dは、底部11aに複数形成され、底部11aの中央部を中心とする放射状に形成されていることを特徴とする。これによれば、より一層確実に水抜き穴11dを介して収容部11の底部11aに有る余分な水を収容部11の外部に排出することができる。
また、収容部11の側周面には、空気穴11fが形成されている。これによれば、収容部11の外部から収容部11の内部に収容された土800に空気が供給され、植物900の育成状態が良好となる。
また、空気穴11fは、上下方向に形成されたスリット状である。これによれば、スリットが形成されている収容部11の上下方向の位置において、収容部11に収容されている土800に空気が供給される。このため、収容部11に収容されている土800のより広範な範囲に空気が供給され、植物900の育成状態がより良好となる。
また、空気穴11fは、複数形成されていること特徴とする。これによれば、収容部11に収容されている土800のより広範な範囲に、より多くの空気を供給させることができ、植物900の育成状態がより一層良好となる。
また、空気穴11fは、収容部11の側周面に一定間隔をおいて形成されている。これによれば、収容部11の側周面の強度を大幅に低下させること無く、収容部11に収容されている土800のより広範な範囲に、より多くの空気を供給させることが可能となる。
また、空気穴11fは、収容部11の下端にまで形成されていることを特徴とする。これによれば、収容部11の側周面の下端部の近傍にある水を、空気穴からも収容部11の外部に排出させることができる。このため、収容部11の内部の余分な水をより確実に収容部11の外部に排出させることが可能となる。
また、挿通穴11eは、底部11aに2つ形成されている。これによれば、吸水部材20の一端部だけで無く、吸水部材20の両端部を、挿通穴11eに挿通させて、底部11aの下方に配置させることができる。このため、吸水部材20の一端部だけが底部11aの下方に配置されている構造と比較して、吸水部材20の両端部から飾り鉢200の底部に貯められた水を吸水させることができる。よって、収容部11の内部に収容された土800に水をより確実に供給させることが可能となる。
また、挿通穴11eは、半円形状である。これによれば、挿通穴11eが長方形である構造と比較して、吸水部材20を挿通穴に挿通させやすく、収容部11への吸水部材の組付け性が向上する。また、挿通穴11eが円形である構造と比較して、収容部11に組み付けられた吸水部材20が挿通穴11eにおいて絞られずに広がり、収容部11の内部に収容された土に水を確実に供給させることが可能となる。
また、底部11aの中央部には、上方に膨出した膨出部11bが形成されている。これによれば、水抜き穴11dが形成されていない底部11aの中央部にある水が、膨出部11bの外側に流出し、底部11aの中央部において水が貯まることが抑制される。また、底部11aの強度が向上する。
また、収容部11の上端部には、上方に突出する取手部11gが形成されている。これによれば、ユーザは、取手部11gを掴むことによって、吸水鉢100を飾り鉢200の内部に収容させたり、飾り鉢200から吸水鉢100を取り出したりすることができ、吸水鉢100の出し入れが容易となる。
また、収容部11は、下方に位置するに従って幅寸法が小さくなっている。これによれば、吸水鉢100を飾り鉢200に入れやすくなる。
(他の実施形態)
以上説明した実施形態では、本体10は、合成樹脂で構成されているが、ゴム、金属、木、陶器等で構成しても差し支えない。以上説明した実施形態では、本体10は、収容部11と脚部12が一体形成されているが、収容部11と脚部12が別体である実施形態であっても差し支えない。また、脚部12が収容部11の側周面に接続している実施形態であってもよい。
10 本体
11 収容部
11a 底部
11b 膨出部
11d 空気穴
11e 挿通穴
11g 取手部
12 脚部
12a 窓穴
20 吸水部材
100 吸水鉢
200 飾り鉢

Claims (17)

  1. 前記底部(11a)に水抜き穴(11d)及び挿通穴(11e)が形成され、上方が開放した有底筒状の収容部(11)と、
    前記底部よりも下方に突出し、前記収容部に接続した脚部(12)と、
    前記挿通穴に挿通され、中間部が前記収容部の内部に配置され、端部が前記底部よりも下方に突出した吸水性の材料で構成された吸水部材(20)と、
    を有することを特徴とする吸水鉢。
  2. 前記脚部は、前記底部に接続していることを特徴とする請求項1に記載の吸水鉢。
  3. 前記脚部は、筒状であることを特徴とする請求項2に記載の吸水鉢。
  4. 前記脚部には、窓穴(12a)が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の吸水鉢。
  5. 前記窓穴は、前記脚部の下端にまで形成されていることを特徴とする請求項4に記載の吸水鉢。
  6. 前記水抜き穴は、前記底部の中心部の近傍から前記底部の外縁の近傍まで形成されたスリット状であることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の吸水鉢。
  7. 前記水抜き穴は、前記底部に複数形成され、前記底部の中央部を中心とする放射状に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の吸水鉢。
  8. 前記収容部の側周面には、空気穴(11d)が形成されていることを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載の吸水鉢。
  9. 前記空気穴は、上下方向に形成されたスリット状であることを特徴とする請求項8に記載の吸水鉢。
  10. 前記空気穴は、複数形成されていること特徴とする請求項8又は9に記載の吸水鉢。
  11. 前記空気穴は、前記収容部の側周面に一定間隔をおいて形成されていることを特徴とする請求項10に記載の吸水鉢。
  12. 前記空気穴は、前記収容部の下端にまで形成されていることを特徴とする請求項8~11のいずれか一項に記載の吸水鉢。
  13. 前記挿通穴は、前記底部に2つ形成されていることを特徴とする請求項1~12のいずれか一項に記載の吸水鉢。
  14. 前記挿通穴は、半円形状であることを特徴とする請求項1~13のいいずれか一項に記載の吸水鉢。
  15. 前記底部の中央部には、上方に膨出した膨出部(11b)が形成されていることを特徴とする請求項1~14のいずれか一項に記載の吸水鉢。
  16. 前記収容部の上端部には、上方に突出する取手部(11g)が形成されていることを特徴とする請求項1~15のいずれか一項に記載の吸水鉢。
  17. 前記収容部は、下方に位置するに従って幅寸法が小さくなっていることを特徴とする請求項1~16のいずれか一項に記載の吸水鉢。
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