JP3236482B2 - 指針式計器用導光板 - Google Patents
指針式計器用導光板Info
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Description
る光を指針に案内するための指針式計器用導光板に関す
るものである。
た光を、導光板で透光性の指針に導くようにした指針式
計器が知られている。この種の指針式計器用導光板にお
いて、光導入部から導入された光源からの光を指針に案
内する光案内部に、光路を変更させるスリットを形成し
たものがある。
の従来例を示している。導光板1は文字盤2の下部に配
置され、光源12から導入された光を文字盤2の指針
(図示せず)の上下に案内する。そのため、光路11の
途中の2箇所にスリット9、10を設け、一方のスリッ
ト9で指針の上部に、他方のスリット10で指針の下部
に各々光路を変更している。
針式計器用導光板1は、その狭いスペースに2個のスリ
ット9、10を形成するため、一方のスリット10は止
むを得ず文字盤2の意匠14の真下に形成しなくてはな
らない場合が生ずる。
光により明るくなるため、上記のように文字盤2の意匠
14の真下にスリット9、10を設けると、その真上の
意匠14に光むらが生じて見にくくなるという問題があ
る。
で、小スペースで文字盤の意匠に影響を与えない位置に
2方向の光路変更部が形成でき、意匠の光むらを防止し
た指針式計器用導光板を提供することを目的とする。
光源から発せられた光を、導光板で指針に導くようにし
た指針式計器用導光板において、前記光の光路を2方向
に変更する光路変更部が、前記導光板の厚み方向に上下
2層に重ねて形成される前記光路に対する傾角を相互に
異にする2個のスリットで構成されていることを特徴と
するものである。
変更部が狭いスペースにまとまり、文字盤の意匠に影響
を与えない位置に形成することができる。
なる2個のスリットの各側面が反射面となり、光路変更
ができる。
針式計器用導光板であって、前記光路変更部で変更され
た2方向の光で指針の両側を照明するようにしたことを
特徴とするものである。
の光源で指針の両側を照明することができる。
形態に基づいて説明する。なお、図5と同一部材は同一
符号で示している。
しての指針式計器用導光板1を示す。この導光板1は、
光源12から発せられた光を指針13に導くようになっ
ており、導光板1に光の光路11を2方向に変更する光
路変更部8を導光板1の厚み方向に上下2層に重ねて形
成して大略構成されている。
光板1は、光源12の光を導入する光導入部3と、この
光導入部3から導入された光を指針13に向けて案内す
る光案内部4と、この光案内部4を案内され通過した光
を指針13に送り込む光導出部5とを備えている。光導
入部3は光案内部4に対して斜設されると共にその端面
を光源12に対向させて配置されており、かつ光導入部
3と光案内部4との境界部位には光を光導出部5に向け
て反射させる反射面6が形成されている。
る円錐台形状の貫通孔で構成され、そのテーパ状内壁面
7が光反射面となる。
路変更部8が形成されている。この光路変更部8は図示
の実施の形態では光案内部4の厚み方向に上下2層に交
差状に重ねて形成された2個のスリット9および10で
構成されている。上層のスリット9と下層のスリット1
0は光路11に対して異なった傾角(θ1 ≠θ2 )を有
し(図3参照)、それぞれ導光板1の厚みの略半分の深
さを有して表側及び裏側から形成されており、かつ、そ
の交差部位15が導光板1の厚み方向に貫通された部位
となっている(図4参照)。
で示すように光案内部4を通ってスリット9、10に達
し、各スリット9、10の一側面9a、10a(図3参
照)に当たって反射され、図1のように光路が変更され
る。すなわち、上層のスリット9の一側面9aで反射さ
れた光は光路11aを通って光導出部5のテーパ状内壁
面7に達し、ここで図2の上方に向けて反射され指針1
3の基部13aに入射する。また、下層のスリット10
で反射された光は光路11bを通って光導出部5のテー
パ状内壁面7に達し、ここで図2の上方に向けて反射さ
れ指針13の基部13aに入射する。このように光路1
1a及び11bを通ってそれぞれ基部13aに入射した
光は、指針部13aの中心軸線の両側部分をそれぞれ照
明することによって指針13の全体を照明するようにな
っている。
厚み方向に上下2層に重ねて形成することにより、狭い
スペースで2方向に光路変更可能な光路変更部8が形成
でき、文字盤2の意匠14に影響を与えない位置に形成
できるため、意匠の光むらが防止できる。また、2方向
の光路変更で指針13の両側に光を導くことができ、ま
た、必要に応じて導光板1上のねじ孔を回避する場合に
も有効である。
明によれば、光路変更部を上下2層に形成したので、任
意の2方向に光路を変更できると共に、光路変更部が狭
いスペースにまとまり、文字盤の意匠に影響を与えない
位置に形成することができる。
変更部がスリットで構成されているので、スリットの側
面が反射面となり、小さいスペースに光路変更部が形成
できる。
変更部で変更された2方向の光で指針の両側を照明する
ようにしたので、請求項1記載の発明の効果に加えて、
1つの光源で指針の両側を照明することができる。
示す平面図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 光源から発せられた光を、導光板で指針
に導くようにした指針式計器用導光板において、 前記光の光路を2方向に変更する光路変更部が、前記導
光板の厚み方向に上下2層に重ねて形成される前記光路
に対する傾角を相互に異にする2個のスリットで構成さ
れていることを特徴とする指針式計器用導光板。 - 【請求項2】 前記光路変更部で変更された2方向の光
で指針の両側を照明するようにしたことを特徴とする請
求項1記載の指針式計器用導光板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22077395A JP3236482B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 指針式計器用導光板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22077395A JP3236482B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 指針式計器用導光板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0961199A JPH0961199A (ja) | 1997-03-07 |
JP3236482B2 true JP3236482B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=16756341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22077395A Expired - Lifetime JP3236482B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 指針式計器用導光板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3236482B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4223868B2 (ja) * | 2003-06-06 | 2009-02-12 | 矢崎総業株式会社 | 指針用導光板 |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP22077395A patent/JP3236482B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0961199A (ja) | 1997-03-07 |
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