JP3236386B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Description
合物半導体等をもちいた超高速ディジタルICなどを構
成する電界効果型トランジスタ(所謂FETと称す
る。)の製造方法に関する。
FL(Direct CoupledField Ef
fect Transistor Logic)の名で
知られており、回路構成が簡単で、低消費電力特性を有
しているため、GaAs集積回路のLSI化に最も適し
た回路構成である(文献I:「超LSI総合事典」、サ
イエンスフォ−ラム、昭和63年、p31参照)。
よび駆動方法を簡単に説明する。
子中の一部を代表的に示してある。
(D−FETとも称す。)、12はエンハンスメントモ
−ドFET(E−FETとも称す。)、14は電源電圧
端子、16は入力電圧端子、18は出力電圧端子、20
は配線接続点を表している。
2のゲ−ト電極に接続されている。また、E−FET1
2のソ−ス電極はア−ス22に接続されている。一方、
ドレイン電極は、D−FET10のソ−ス電極に接続さ
れ、またD−FET10のドレイン電極は電源電圧端子
14に接続されている。
力電圧端子18に接続されている。
を結合する配線とD−FET10側のゲ−ト電極・出力
電圧を結合する配線とは配線接続点20で接続されてい
る。
する。
VinがDCFLインバ−タの理論しきい値よりも低レベ
ル(Lレベル)にあるとスイッチングトランジスタであ
るE−FET12が遮断状態(オフ状態)になって、定
電流源であるD−FET10はオン状態となるが電源電
圧端子14からア−スへ電流は流れない。このとき端子
18での出力電圧VoutはVinの否定、すなわち高レベ
ル(Hレベル)となる。
E−FETが導通状態(オン状態)となり、D−FET
の電流はE−FETを通過してア−スに流れ込む。この
とき端子18での出力電圧Vout はLレベルとなる。
部部分より大きくして製造方法する例としては、文献I
I(「Enhancement−Node Pseud
omorphic Inverted HEMT fo
r Low Noise Amplifier」、Ka
zuhiko、Ohmura、al.IEEE、TRA
NSACTIONS ON MICROWAVE TH
EORY AND TECHNIQUES 、Vol,
39、NO.12、DECEMBER 1991)が開
示されている。
いるマッシュル−ム形のゲ−ト電極を有するE−FET
の工程を説明するための図である。
(SIN膜)を積層させた後、第1および第2レジスト
パタ−ン34、36を形成する(図8の(A))。な
お、この時の第2レジストパタ−ン36の膜厚は約0.
5μm程度とする。
蒸着をおこなってアルミニウムの薄膜をSIN膜32の
露出面に被着させる。このような斜め蒸着によって0.
2μm幅のスリットが形成されたアルミニウム(Al)
膜をシリコン窒化膜32上に得ている(図8の
(B))。
active Ion Etching)法などを用い
てSIN膜32中に溝42を設け、GaAs基板30の
表面を部分的に露出させる(図8の(C))。
るため、塩素ガスを用いてECR(Electron
Cyclotron Resonance)法などを用
いてドライ或いはウエットエッチングにより第1および
第2リセス44、46を形成する(図9の(A))。
にして蒸着法等を用いて金属蒸着を行ってゲ−ト金属層
48a、48bを形成する(図9の(B))。
第2レジストパタ−ン34、36および第2レジストパ
タ−ン上のゲ−ト金属層48bを除去し、図9の(C)
の構造体を得る。このとき残存したゲ−ト金属層部分4
9がゲ−ト電極となる。文献IIでは、E−FETの製
造方法についての記載はされているが、もう一方のD−
FETを形成する方法については何ら記載はない。従っ
て、従来の方法では先ずE−FETを形成した後、D−
FETを形成するという2段階の方法によってDCFL
を構成していた。
来DCFLの製造方法においては、上述したように、同
一GaAs基板上に、先ずE−FET(或いはD−FE
T)を形成し、その後、D−FET(或いはE−FE
T)を形成している。従って、製造工程の工数の増加ま
たは製造上の煩雑さが生じるという問題があった。
導体素子を同一半導体下地に具える半導体装置を、少な
い工程数で簡単に製造する方法を提供することにある。
め、この発明の半導体装置の製造方法によれば、同一半
絶縁性GaAs基板の上側に、上部の電極幅が下部の電
極幅より大きな第1ゲート電極を有するE−FETと、
第2ゲート電極を有するD−FETとを具える半導体装
置を製造するに当たり、以下の(a)〜(d)の工程を
含んでいる。 (a)第1ゲート電極の下部部分を形成する工程。 (b)第1ゲート電極の下部部分の上面を含む該上面よ
り広い領域を露出する第1開口部と、D−FETの第2
ゲート電極形成予定領域を露出する第2開口部とを有す
るマスクを形成する工程。 (c)このマスク形成済みの半導体下地全面に第1ゲー
ト電極の上部電極形成用および第2ゲート電極形成用を
兼ねる薄膜を形成する工程。 (d)このマスクを除去すると共に該薄膜のマスク上の
部分を除去する工程。
ート電極の下部部分の表面を露出する開口および第2ゲ
ート電極形成予定領域を露出する開口を有する下層マス
クと、前記第1開口部および第2開口部を有する上層マ
スクとするのが良い。
れば、同一半絶縁性GaAs基板の上側に2つの半導体
素子、すなわちE−FETおよびD−FETを設け、E
−FET側に下部電極幅より大きく上部電極幅を形成す
る。
部分を形成する。従って、第1ゲート電極の下部電極の
電極長さは予め小さくしておくことができる。なお、こ
こで電極長とは、断面図形状で見た場合、電極幅を指
す。
部分の上面を含み、かつ、この上面より広い領域を露出
させる第1開口部を下部電極上に設けてある。また、D
−FETの第2ゲート電極形成予定領域を露出させるた
め、第2開口部を有するマスクを形成する。このような
方法によって後工程の際にE−FET側に下部電極幅よ
りも大きい上部電極を下部電極上に接合させて形成でき
る。
E−FETの上部電極形成用薄膜を形成し、D−FET
の第2ゲート電極形成予定領域に電極用薄膜を形成す
る。従って、従来はそれぞれのE/D形FETの電極形
成を別々に行っていたが、この工程によればE−FET
の第1ゲート電極の下部電極よりも大きい上部電極とD
−FETの第2ゲート電極とを同時に形成することがで
きる。
金属薄膜を除去する。このような方法によって従来のよ
うに多くの工程を経ることがなくなり、工程の低減化を
図ることができる。また、このマスクは、第1半導体素
子の電極の下部部分の表面を露出する開口および第2半
導体素子の電極形成予定領域を露出する開口を有する下
層マスクと、第1開口部および第2開口部を有する上層
マスクとで構成されている。
って、第1半導体素子の上部電極はマッシュル−ム形の
電極を形成し、第2半導体素子の電極を同時に形成でき
る。
置、特にE−FET(エンハンスメントモードFET)
とD−FET(デプレッションモードFET)の素子を
有する半導体装置の構造につき説明する。なお、実際の
製造の際には、同一半導体上に複数のE−FETおよび
D−FETを有する。しかし、この発明の実施例ではそ
の中の一部分を示してあるにすぎない。
とD−FET(以下、E/D形FETと称する。)から
なる半導体装置の要部断面図である。各図は、この工程
中の主要段階で得られる構造体を、この発明が理解出来
る程度に、断面図で概略的に示してある。尚、この断面
図は、下地の上面に直交し、かつチャネル方向に平行に
取った断面の切口に注目して示している。また、ここで
E−FET側の上層および下層電極を有する領域を第1
半導体素子と称し、D−FET側の電極を有する領域を
第2半導体素子と称する。
aAs基板を用いる。第1半導体素子の電極90(第1
ゲ−ト電極とも称する。)は、下部電極78bと上部電
極89によって形成される。また、この第1電極90の
上部電極89の幅は、下部電極78bよりも大きく形成
される。
−ト電極とも称する。)は、半導体層68を介して同一
S.I.GaAs基板50上に形成される。このとき第
2ゲ−ト電極91のチャネル厚さH2は、第1ゲ−ト電
極90の厚さH1よりも大きく形成する。
層、54はn型GaAsチャネル層、56は第1ストッ
パ層、58はn型GaAsチャネル層、60は第2スト
ッパ層、62はn型GaAsチャネル層、64はn+ G
aAsコンタクト層、66はオ−ミック電極、68は半
絶縁性層をそれぞれ表している。
例に用いられる半導体装置の製造方法につき説明する。
(以下、S.I.GaAs基板と称する。)を用いる。
MBE法(Molecular Beam Epita
xy)を用いて超高真空中で結晶構成元素を蒸発させ、
S.I.GaAs基板50上にアンド−プGaAsバッ
ファ層52、n型GaAsチャネル層54、第1ストッ
パ層56、n型GaAsチャネル層58、第2ストッパ
層60、n型GaAsチャネル層62およびn+ GaA
sコンタクト層64を順次エピタキシャル成長させる。
なお、第1および第2ストッパ層の材質は例えばAl
0.3 Ga0.7 Asとし、RIE(Reactive I
on Etching)法等を用いて約50A°(オン
グストロ−ム)の薄膜を形成する。また、n型GaAs
チャネル層54、58、62中に、E/D形FETのし
きい値電圧を所定の値に設定するため、リセスエッチン
グ調整用の第1および第2ストッパ層56、60を設け
てある。更に、基板50の表面にチャネル領域を任意適
当にマスクし(図示せず)、その後例えば酸素(O)を
イオン注入して半絶縁性層68を形成する。このように
して各半導体素子間を分離しておく。
sコンタクト層64および半導体層68表面に所定の位
置でオ−ミック電極66を形成する。このとき用いるオ
−ミック電極66の材質は、例えばAuGe/Ni/A
uとする(図1の(A))。
な露出面を与えるため、開口部72を有する第1レジス
トパタ−ン70を形成する。このとき開口部72の頂部
の幅B1は、所定のチャネル幅と同一寸法になるように
設定する。
として開口部72の下方に露出しているn+ GaAsコ
ンタクト層64とn型GaAsチャネル層62とを第2
ストッパ層60の表面が露出するまでエッチングする。
このときのエッチング方法は、例えば、CCl2 F2 ガ
スを用いたRIE法等で異方性エッチングで行えば良
い。更に、オ−バ−エッチングさせることによって、そ
れぞれの半導体層68の方向に溝部を所定の量だけ広げ
る。なお、このときのエッチング量は、所定の耐圧とソ
−ス抵抗の値を考慮して決める。また、このとき形成し
た溝を第1上部リセス74と称する(図1の(B))。
いる第2ストッパ層60をウエットエッチング等を用い
て除去する。更に、第1レジストパタ−ン70をマスク
にして第2ストッパ層60の下部に露出しているn型G
aAsチャネル層58に対してエッチングを行って第1
下部リセス76を形成する。このときのエッチングは、
異方性エッチングを用いると良い。なお、エッチングの
深さは、第1ストッパ層56面までの深さになる(図2
の(A))。
グを用いて、第1下部リセス76の下面に露出している
第1ストッパ層56を除去する。更に、蒸着法等を用い
てゲ−ト金属蒸着層78cおよび下部電極用蒸着層78
aを形成する(図2の(B))。このとき下部電極用蒸
着層78aの幅L1は、開口部72の幅B1と同一寸法
になる。
−ト金属蒸着層78cを任意適当な化学処理を用いて除
去し、図3の(A)に示す構造体を得る。このとき第1
半導体素子の下部電極用蒸着層78aは、下部電極78
bになる。
は、通常行われているE−FETの製造方法である。
の発明の特色を示す製造工程につき説明する。
全体にレジストを塗布した(図示せず)後、乾燥および
硬化させて露光リソグラフィ法等を用いて下層マスク8
0a(下層レジストパタ−ンとも称す。)を形成する。
このときE−FET側の下部電極78bは、下層レジス
トパタ−ン80aに覆われている。また、このとき下層
レジストパタ−ン80aは、第1上部リセス74とゲ−
ト金属蒸着層78aとの隙間を埋めるように形成する。
また、下層レジストパタ−ン80aは、第1半導体素子
の下部電極78bの全体を覆うように形成する(図3の
(B))。
ため、例えば酸素ガスをもちいたRIE法等によって下
層レジストパタ−ン80aの上面をエッチングする。こ
のようにして形成された下層レジストパタ−ンを下層レ
ジストパタ−ン80bと呼ぶ(図4)。
−FET側に第1開口部82を有し、D−FET側に第
2開口部84を有する上層マスク87(上層レジストパ
タ−ンとも称す。)を形成する。このとき第1開口部8
2は、下部電極の幅より大きな幅となるように形成す
る。なお、各マスクは、上層マスクと下層マスクで構成
されている。そして、下層マスクは、第1半導体素子の
下部電極78b部分の表面を露出する開口を有してお
り、また、上層マスクは第1および第2半導体素子の電
極形成予定領域を露出する開口を有する第1開口部82
および第2開口部84で構成されている。
出している下部電極78bをマスクにし(図示せず)、
かつ上層レジストパタ−ン87をマスクにしてD−FE
T側の第2開口部84の下方に露出しているn+ GaA
sコンタクト層64およびn型GaAsチャネル層62
をエッチングして第2リセス86を形成する。このとき
エッチング深さは、第2ストッパ層60までの深さにす
る(図5の(A))。
セス86に露出している第2ストッパ層60を除去す
る。その後、第1および第2開口部82、84の上方か
ら下方に向かって露出している下部電極領域および第2
リセス86の底面に金属蒸着する。このときの金属蒸着
は、蒸着法等を用いて行えば良い。
極形成用薄膜88a、第2リセス86の底面に電極形成
用薄膜88bが同時に形成される。また、上層レジスト
パタ−ン87には、ゲ−ト金属薄膜88cが形成させる
(図5の(B))。
トパタ−ン87、下層レジストパタ−ン80bおよびゲ
−ト金属薄膜88cを除去し、図6に示す構造体を得
る。このようにして形成されたE−FET側の電極が第
1ゲ−ト電極90となり、D−FET側の電極が第2ゲ
−ト電極91となる。また、第1ゲ−ト電極90の上部
および下部は、上部電極89および下部電極78bとな
る。
明によれば、従来のようにE−FETおよびD−FET
を別々に製造する必要がなくなるため、製造工程が著し
く簡略化できる。従って、製造工程の低減化、低コスト
化を図ることができる。
るため、チャネル層の厚さを容易に制御することができ
る。従って、E/D形FETのしきい値電圧を精度良く
制御できる。更に、E−FETの第1ゲ−ト電極は、下
部電極の幅よりも上部電極の幅を大きくしてある。この
ような形状をマッシュル−ム形電極とも称する。このた
め、ゲ−ト抵抗は小さくなり、DCFLの回路構成によ
る遅延時間の遅れを改善できる。
形にすることによってゲ−ト電極に流れる電流密度を減
少させることができる。従って、エレクトロマイグレ−
ションが起こりにくくなり、ゲ−ト電極の断線は著しく
改善される。
Tの例について説明したが何らこれに限定されるもので
はなく、例えば、ダイオ−ドとFETからなる半導体装
置等の電気素子にも適用できる。また、この実施例で
は、2つのストッパ層を半導体中に設けたが、同様な特
性が得られるならばこのストッパ層を用いなくとも何ら
差し支えない。
発明の半導体装置の製造方法によれば、先ず、E−FE
Tの第1ゲート電極の下部部分を形成する。このとき形
成された下部電極幅を後工程で形成される上部電極幅よ
りも小さくすることができる。従って、E−FET側の
遮断周波数特性fTや相互コンダクタンスgm等の電気特
性を向上することができる。
含み、かつ、この上面よりも広い領域を露出する第1開
口部と、D−FETの第2ゲート電極形成予定領域を露
出する第2開口部を有するマスクを形成する。このよう
に、第1および第2開口部を形成しているため、E−F
ET側には次工程で下部電極幅よりも断面積の大きな上
部電極を形成できる。また、D−FET側には所定のリ
セスを同一半導体下地上に形成することができる。しか
も、それぞれの電極形成用薄膜を同時に形成できる。
ク形成済の半導体下地全面にE−FFETの第1ゲート
電極の上部電極形成用薄膜およびD−FETの第2ゲー
ト電極形成用薄膜を形成する。このような工程によっ
て、従来のようにE−FETおよびD−FETのゲート
電極を別々に作製する必要がなくなるため、製造工程を
著しく簡略化できる。
に形成された薄膜部分も除去する。
上部電極幅が下部電極幅よりも大きい第1ゲート電極を
形成し、D−FET側にも所定の第2ゲート電極が形成
できる。
よびD−FETにゲート電極を同時に形成できるため、
DCFLの製造において、著しく製造工数の低減を図る
ことができる。従って、低コスト化を図ることができ
る。また、E−FETのゲート電極を変える(上部電極
を下部電極よりも断面積を大きくする。)ことによって
ゲ−ト抵抗や電流密度を小さくできる。従って、遅延時
間の遅れとかエレクトロマイグレ−ションによるゲ−ト
電極の断線障害を著しく改善できる。
ゲート電極の下部部分の表面を露出させて設ける。更
に、上層マスクは、E−FETおよびD−FETの第1
および第2ゲート電極領域に第1開口部および第2開口
部を有する形状で設ける。従って、E−FET側には、
マッシュル−ム形の上部電極が形成できる。D−FET
側には、第2リセスおよび第2ゲ−ト電極が形成でき
る。
る。
の実施例を説明するための工程図である。
の実施例を説明するための工程図である。
の工程図である。
の実施例を説明するための工程図である。
の工程図である。
程図である。
するための工程図である。
GaAsバッファ層 54:n型GaAsチャネル層 56:第1ストッ
パ層 58:n型GaAsチャネル層 60:第2ストッ
パ層 62:n型GaAsチャネル層 64:n+ GaA
sコンタクト層 66:オ−ミック電極 68:半絶縁性層 70:第1レジストパタ−ン 72:開口部 74:第1上部リセス 76:第1下部リ
セス 78a:下部電極用蒸着層 78b:下部電極 78c:ゲ−ト金属蒸着層 80a,80b:下層マスク(下層レジストパタ−ン) 82:第1開口部 84:第2開口部 86:第2リセス 87:上層マスク(上層レジストパタ−ン) 88a:上部電極形成用薄膜 88b:電極形成
用薄膜 88c:ゲ−ト金属薄膜 89:上部電極 90:第1ゲ−ト電極 91:第2ゲ−ト
電極
Claims (5)
- 【請求項1】 同一半絶縁性GaAs基板の上側に、上
部の電極幅が下部の電極幅より大きな第1ゲート電極を
有するエンハンスメントモードFETと、第2ゲート電
極を有するデプレッションモードFETとを具える半導
体装置を製造するに当たり、 (a)前記第1ゲート電極の下部部分を形成する工程
と、 (b)前記第1ゲート電極の下部部分の上面を含む該上
面より広い領域を露出する第1開口部と、前記デプレッ
ションモードFETの第2ゲート電極形成予定領域を露
出する第2開口部とを有するマスクを形成する工程と、 (c)該マスク形成済みの半導体下地全面に前記第1ゲ
ート電極の上部電極形成用および第2ゲート電極形成用
を兼ねる薄膜を形成する工程と、 (d)前記マスクを除去すると共に該薄膜のマスク上の
部分を除去する工程とを含むことを特徴とする半導体装
置の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
において、 前記マスクは、前記第1ゲート電極の下部部分の表面を
露出する開口および前記第2ゲート電極形成予定領域を
露出する開口を有する下層マスクと、前記第1開口部お
よび第2開口部を有する上層マスクとにより構成したこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
において、 前記半絶縁性GaAs基板の上側には予めチャネル層を
複数層設けておき、 第1ゲート電極形成予定領域および第2ゲート電極形成
予定領域の、それぞれのチャネル層の厚さを、前記第1
および第2ゲート電極形成予定領域のチャネル層に、そ
れぞれ深さの異なるリセスを形成することによって制御
することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 請求項3に記載の半導体装置の製造方法
において、 前記複数のチャネル層の、チャネル層同士の間にはエッ
チング耐性を有するストッパ層を介在させておき、 前記リセスの深さは、エッチングするチャネル層の数お
よび除去するストッパ層の数によって調整されることを
特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
において、 前記(a)工程の前に、 前記半絶縁性GaAs基板の上側に、第1のチャネル
層、第1ストッパ層、第2のチャネル層、第2ストッパ
層および第3のチャネル層をこの順に堆積する工程と、 前記第1ゲート電極の下部部分の形成予定領域の、第3
のチャネル層および第2のチャネル層をエッチングし、
かつ第2ストッパ層および第1ストッパ層を除去するこ
とにより、第1リセスを形成する工程とを含み、 該第1リセスの底面に前記第1ゲート電極の下部部分を
形成し、 前記(b)工程の後であって、前記(c)工程の前に、 前記第2ゲート電極形成予定領域の、前記第3のチャネ
ル層をエッチングし、かつ第2ストッパ層を除去するこ
とにより、第2リセスを形成する工程を含んでいること
を特徴とする半導体装置の製造方法。
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JPH06216327A JPH06216327A (ja) | 1994-08-05 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102428550A (zh) * | 2009-05-19 | 2012-04-25 | 株式会社村田制作所 | 半导体开关装置以及半导体开关装置的制造方法 |
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1993
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JPH06216327A (ja) | 1994-08-05 |
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