JP3235764U - 洗浄式便器 - Google Patents

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Abstract

Figure 0003235764000001
【課題】
軟便の場合でも肛門に付着した便を完全に払拭することができる洗浄用ノズルを備えた洗
浄式便器を提供する。
【解決手段】
ボタン52を押すと洗浄水容器2の洗浄水がノズル4から噴出される。洗剤ボタン56を
押すと液体洗剤容器3の洗剤の一定量が洗浄水に混入されてノズル4から噴出される。こ
の洗剤の供給時間はタイマー57によって使用者が決めることができる。なお、ノズル4
は内部に螺旋式ガイド板を備え、噴出される洗浄水に旋回流を起こさせるので洗剤の使用
と相まって便の払拭をさらに完全に行なわせることができる。
【選択図】 図1

Description

本考案は洗浄式便器、特に、肛門を洗浄するための洗浄水噴射ノズルを備えた洗浄式便
器に関する。
肛門を洗浄するための洗浄水噴射ノズルを備えた洗浄式便器は例えば、特開平1-169
028号公報等に記載されているように既に公知である。
特開平1-169028号公報
水洗便器では多くの人がしばしば経験することであるが、軟便の場合は1回の洗浄では完
全に便が払拭されず、数回洗浄用ノズルを作動する場合がある。
上記特開平1-169028号公報には、オゾンを使用して臭気除去を行うことについて
は詳しく説明されているものの、軟便の場合について付着した便を完全に払拭する方法に
ついては何ら記載されていない。
本考案は、軟便の場合でも肛門に付着した便を完全に払拭することができる洗浄用ノズル
を備えた洗浄式便器を提供することを目的とする。
本考案は前記問題を解決するために、肛門を洗浄するための洗浄水を噴射する洗浄水ノズ
ルを備えた洗浄式便器において、前記洗浄水ノズルに洗浄水を供給する初期期間において
、洗浄水供給パイプに液体洗剤を定量添加混合する液体洗剤定量添加装置を接続すると共
に、前記洗浄水ノズルの先端内部に洗浄水に旋回流を発生させる旋回流発生機構を設けた
ことを特徴とする。
前記液体洗剤定量添加装置としては、液体洗剤容器から洗浄水供給パイプに液体洗剤を供
給する液体洗剤供給パイプ中に液体洗剤供給用ポンプを備え、該液体供給用ポンプを一定
時間駆動させるためのタイマーによって制御される駆動モーターを設けたものである。
また別の態様の液体洗剤定量添加装置は、液体洗剤容器から洗浄水供給パイプに液体洗剤
を供給する液体洗剤供給パイプ中に、ロータリーソレノイドまたはステップモーターによ
って一定角度回転させられる回転式液体洗剤定量供給装置を設けたものである。
前記回転式液体洗剤定量供給装置は、円筒状の回転体の表面に少なくとも2個以上の液体
洗剤定量計測ポケットを設け、円筒体が一定角度回転すると、ポケット内の液体洗剤が液
体供給パイプ内に定量放出される様になっている。
さらに本洗浄式便器は、洗浄水ノズルの内径の半分以下の幅を持つ細長い平板を螺旋状に
巻回して形成した螺旋状ガイド板をノズル先端の内壁に固定して構成された洗浄水旋回用
ノズルを備えている。
本考案の洗浄式便器は、洗浄水ノズルに洗浄水を供給する初期期間において、洗浄水供給
パイプに液体洗剤を定量添加混合する液体洗剤定量添加装置を接続すると共に、前記洗浄
水ノズルの先端内部に洗浄水に旋回流を発生させる旋回流発生機構を設けているので、肛
門洗浄の初期において、一定量の液体洗浄剤を洗浄水中に混合することができるので、軟
便などの払拭しにくい便でも洗剤によってきれいに洗浄することができる。しかも、液体
洗剤の添加は、洗浄開始の初期に定量添加されるので、洗剤の使用量が少なく抑えられる
と共に、洗剤使用の洗浄水の後に真水の洗浄水が噴出されるので、洗剤を払拭し、洗剤に
よる肛門のかぶれ等を回避することができる。
前記液体洗剤定量添加装置としては、液体洗剤容器から洗浄水供給パイプに液体洗剤を供
給する液体洗剤供給パイプ中に液体洗剤供給用ポンプを備え、該液体供給用ポンプを一定
時間駆動させるためのタイマーによって制御される駆動モーターを設けたので、洗剤の供
給量をタイマーで自由に調整することができる。
また、この液体洗剤定量添加装置には洗浄水供給パイプのスイッチとは別に、洗剤添加装
置用のスイッチが設けられているので、人為的に液体洗剤定量添加装置の使用、不使用を
選択することができる。
また別の態様の液体洗剤定量添加装置は、液体洗剤容器から洗浄水供給パイプに液体洗剤
を供給する液体洗剤供給パイプ中に、ロータリーソレノイドまたはステップモーターによ
って一定角度回転させられる回転式液体洗剤定量供給装置を設けているので、肛門洗浄の
初期において、一定量の液体洗剤を洗浄水中に混合することができ、軟便などの払拭しに
くい便でも洗剤によってきれいに洗浄することができる。
この回転式液体洗剤定量供給装置は、円筒状の回転体の表面に少なくとも2個以上の液体
洗剤定量計測ポケットを設け、円筒体が一定角度回転すると、ポケット内の液体洗剤が液
体供給パイプ内に放出される様になっているので、定量の洗剤を簡単な機構によって洗浄
水に混入することができる。
さらに本洗浄式便器は、洗浄水ノズルの内径の半分以下の幅を持つ細長い平板を螺旋状に
巻回して形成した螺旋状ガイド板をノズル先端の内壁に固定して構成された洗浄水旋回用
ノズルを備えているので、洗剤を混入した洗浄水を螺旋状に噴出することができ、肛門に
付着した軟便等の払拭しにくい便でも、洗剤の効果と相まって、きれいに払拭することが
できる。
本考案の洗浄式便器の一実施例を示す斜面図。 便器用パネルの平面図。 実施例1の洗浄式便器に使用する洗浄水噴射装置の回路図。 実施例2の洗浄式便器に使用する洗浄水噴射装置の回路図。 実施例2の液体洗剤定量供給装置の図6B-B線による断面図。 図5A-A線による断面図。 旋回流発生機構を備えた洗浄水ノズルの一部断面斜視図。
本考案の洗浄式便器を次の実施例によって詳しく説明する。
実施例1は図3に対応する液体洗剤定量添加装置を使用した実施例で、実施例2は図4、
図5及び図6に示す液体洗剤定量添加装置を使用した実施例を示すものである。
図1は本考案の洗浄式便器の全体像を示す斜視図で、便器1に洗浄水容器2及び液体洗剤
容器3が付設されている。便器1の内部には洗浄水ノズル4が進退自在に取り付けられて
いる。また、便器1にはパネル5が付設されていて、洗浄水ノズル4の使用法に沿ったボ
タンが設けられている。ボタンの詳細は図2で説明する。
液体洗剤容器3は洗浄水容器2の横に付設され、洗剤を補給するための開閉蓋36が開閉
できるように蝶番362によって容器3に取り付けられている。
開閉蓋36は第3者によって異物が投入できないように鍵361でロックされている。ま
た、容器3の側面には液体洗剤の残量を示す残液計37が設けられている。なお、図中2
8は手洗いを兼ねた洗浄水容器2に水を補給するためのノズルである。
図2は便器1に付設された操作ボタンで、51は洗浄水の停止ボタン、52はお尻用の洗
浄水の開始ボタン、53はビデ用のボタン、54は洗浄水の水勢を調整するためのダイヤ
ル式ボタン、55は乾燥用の熱風を使用するためのボタンである。56は液体洗剤を投入
するためのボタン、57は液体洗剤の使用量を決めるためのダイヤル式タイマーである。
図3は実施例1の液体洗剤定量添加装置を使用した場合の回路図で、ロックスイッチ21
(図2のおしりボタン52)を押すとモーター24が起動されポンプ26によって洗浄水
容器2の洗浄水がパイプ27を経てノズル4から噴出される。ロックスイッチ31(図2
の洗剤用ボタン56)を押すと、リレー35が作動しリレー接点351が閉じ、自己保持
状態になり、タイマー32及びモーター33を起動させる。モーター33はポンプ34を
駆動し、液体洗剤容器3の洗剤は洗剤供給パイプ38を経由して、パイプ27の洗浄水に
混入されてノズル4から噴出される。この洗剤の供給時間はタイマー32(図2のタイマ
ーボタン57)によって使用者が決めることができる。タイマー32の設定タイムに達す
るとタイマー時限接点321がオフになり、リレー35をオフにして、リレー接点351
が元に戻り、ロックスイッチ31の自己保持状態を解除する。その結果、モーター33は
停止し、洗剤を供給しているポンプ34の駆動が停止される。
また、洗浄水の水勢は可変抵抗器23(図2の水勢ボタン54)によって使用者が決定で
きる。図中25は電源である。
なお、ロックスイッチ21は、一回押せば手を離してもロック状態を維持するので、それ
を解除するためにはリリーススイッチ22を使用する。スイッチ22(図2の停止ボタン
51)を押せばロックスイッチ21のオン状態は解除され、洗浄水の噴出は止まる。
図7は本考案の洗浄水噴出ノズルの一部断面を示す斜視図である。
洗浄水供給パイプ27に螺合部42を介して螺着されたノズル4の内部に螺旋状ガイド板
41が挿入されていて、その端部はノズル4内部にスポット溶接44によって固定されて
いる。
螺旋状ガイド板41はノズル4の内径の半分以下の幅を持つ細長い金属板を捲回して図の
様に構成する。金属板の幅がノズル内径の半分に近いほど、洗浄水に与えられる旋回力は
強くなる。噴出口43から噴出された洗剤入りの洗浄水は旋回しながら肛門を直撃するの
で、洗剤の存在と相まって、肛門に付着した便をきれいに払拭することができる。
なお、便座の保温、洗浄水の水温の調整も可能であるが、本考案の要旨ではないので、そ
の説明は省略する。
図4は実施例2の液体洗剤定量添加装置を使用して洗剤を洗浄水内に一定量添加するため
の回路図であって、ロックスイッチ21を押すとモーター24が起動して洗浄水容器2の
洗浄水はパイプ27を介してノズル4から噴出せしめられる。
スイッチ31を押せばロータリーソレノイド66が起動し、回転式液体洗剤定量供給装置
6によって液体洗剤容器3の洗剤の一定量がパイプ38を介してパイプ27の洗浄水に添
加混入され、ノズル4から噴出される。
図5、図6は回転式液体洗剤定量供給装置の詳細図であって、回転式液体洗剤定量供給装
置6は液体洗剤容器3の下部に連通する洗剤供給パイプ38中に設けられる。
回転式液体洗剤定量供給装置6は円筒形ホルダー62とその内部に回転自在に嵌め込まれ
た定量給液回転体61とより構成されている。
定量給液回転体61は、ホルダー62に回転軸65で軸支された円筒形の回転体よりなり
、この回転体61には少なくとも2個、好ましくは2~4個の液体洗剤定量計測ポケット
64が設けられている。
回転体61の回転軸65にはロータリーソレノイド66が連結されていて、図4のスイッ
チ31が印加される度に、回転体61は一定角度回転する。
なお、回転体61は液体洗剤定量計測ポケット64が2個の場合は180度、3個の場合
は120度、4個の場合は90度回転する。
図6では、スイッチ31が印加される度に回転体61は90度回転し、ポケット64内の
洗剤はパイプ38を経て洗浄水パイプ27に添加混合させられる。
1 便器
2 洗浄水容器
21 ロックスイッチ
22 リリーススイッチ
23 可変抵抗器
24 モーター
26 ポンプ
3 液体洗剤容器
31 ロックスイッチ
32 タイマー
33 モーター
34 ポンプ
35 リレー
4 洗浄水ノズル
41 螺旋状ガイド板
5 パネル
6 回転式液体洗剤定量供給装置
61 定量給液回転体
62 円筒形ホルダー
64 液体洗剤定量計測ポケット
65 回転軸
66 ロータリーソレノイド












Claims (5)

  1. 肛門を洗浄するための洗浄水を噴射する洗浄水ノズルを備えた洗浄式便器において、前記
    洗浄水ノズルに洗浄水を供給する初期期間において、洗浄水供給パイプに液体洗剤を定量
    添加混合する液体洗剤定量添加装置を接続すると共に、前記洗浄水ノズルの先端内部に洗
    浄水に旋回流を発生させる旋回流発生機構を設けたことを特徴とする洗浄式便器。
  2. 前記液体洗剤定量添加装置として、液体洗剤容器、該液体洗剤容器から前記洗浄水供給パ
    イプに液体洗剤を供給する液体洗剤供給パイプ及び該液体洗剤供給パイプに液体洗剤を供
    給する液体洗剤供給ポンプを備え、且つ該液体洗剤供給ポンプを一定時間駆動させるため
    のタイマーによって制御される駆動モーターを設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    洗浄式便器。
  3. 前記液体洗剤定量添加装置として、前記液体洗剤容器と前記洗浄水供給パイプとを結ぶ液
    体洗剤供給パイプの中間に、ロータリーソレノイドまたはステップモーターによって一定
    角度回転させられる回転式液体洗剤定量供給装置を設けたことを特徴とする請求項1に記
    載の洗浄式便器。
  4. 前記回転式液体洗剤定量供給装置において、円筒状の回転体の表面に少なくとも2個以上
    の液体洗剤定量計測ポケットを備えた定量給液回転体を設けたことを特徴とする請求項3
    に記載の洗浄式便器。
  5. 前記旋回流発生機構は、洗浄水ノズルの内径の半分以下の幅を持つ細長い平板を螺旋状に
    巻回して形成した螺旋状ガイド板をノズル先端の内壁に固定して構成することを特徴とす
    る請求項1に記載の洗浄式便器。
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