JP3235737B2 - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路Info
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- JP3235737B2 JP3235737B2 JP12273392A JP12273392A JP3235737B2 JP 3235737 B2 JP3235737 B2 JP 3235737B2 JP 12273392 A JP12273392 A JP 12273392A JP 12273392 A JP12273392 A JP 12273392A JP 3235737 B2 JP3235737 B2 JP 3235737B2
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- emitter
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路に関し、
特に複数段のエミツタ結合論理回路で構成される半導体
集積回路に適用して好適なものである。
特に複数段のエミツタ結合論理回路で構成される半導体
集積回路に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、最高動作速度用のデイジタル論理
集積回路はエミツタ結合形論理回路(以下ECL(Emit
ter Coupled Logic )回路という)により構成されてお
り、図2に示すような基本構成によつて構成されてい
る。
集積回路はエミツタ結合形論理回路(以下ECL(Emit
ter Coupled Logic )回路という)により構成されてお
り、図2に示すような基本構成によつて構成されてい
る。
【0003】デイジタル論理集積回路1は2段のECL
回路2及び3により構成され、前段のECL回路2の論
理出力によつて後段のECL回路3を高速駆動するよう
になされている。
回路2及び3により構成され、前段のECL回路2の論
理出力によつて後段のECL回路3を高速駆動するよう
になされている。
【0004】ここでECL回路2の出力段は差動対を構
成するNPN形トランジスタQ1及びQ2と当該トラン
ジスタQ1に入力される入力データD1の反転出力D2
をドライブ出力D3として出力するバツフアトランジス
タQ3とにより構成されている。
成するNPN形トランジスタQ1及びQ2と当該トラン
ジスタQ1に入力される入力データD1の反転出力D2
をドライブ出力D3として出力するバツフアトランジス
タQ3とにより構成されている。
【0005】因に一対のトランジスタQ1及びQ2のコ
レクタには他端に接地電位が与えられる負荷抵抗R1及
びR2がそれぞれ接続され、またトランジスタQ1及び
Q2の共通エミツタ及びトランジスタQ3のエミツタに
は定電流源4及び5が接続されるようになされている。
レクタには他端に接地電位が与えられる負荷抵抗R1及
びR2がそれぞれ接続され、またトランジスタQ1及び
Q2の共通エミツタ及びトランジスタQ3のエミツタに
は定電流源4及び5が接続されるようになされている。
【0006】また次段のECL回路3の入力段は差動対
を構成するNPN形トランジスタQ4及びQ5によつて
構成され、ドライブ出力D3をトランジスタQ4のベー
スに入力するとその反転出力D4をコレクタに接続され
た負荷抵抗R3より出力するようになされている。
を構成するNPN形トランジスタQ4及びQ5によつて
構成され、ドライブ出力D3をトランジスタQ4のベー
スに入力するとその反転出力D4をコレクタに接続され
た負荷抵抗R3より出力するようになされている。
【0007】因にトランジスタQ5のコレクタには負荷
抵抗R4が接続され、両トランジスタQ4及びQ5の共
通エミツタには定電流源6が接続されるようになされて
いる。
抵抗R4が接続され、両トランジスタQ4及びQ5の共
通エミツタには定電流源6が接続されるようになされて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのようなデ
イジタル論理集積回路1は設計上ECL論理回路2及び
3を離れた位置に配置せざる得ない場合が有り、ECL
論理回路2及び3を接続する配線7が長くなつて配線容
量C(図2において破線で示す)が大きくなり、遅延時
間が大きくなる問題があつた。
イジタル論理集積回路1は設計上ECL論理回路2及び
3を離れた位置に配置せざる得ない場合が有り、ECL
論理回路2及び3を接続する配線7が長くなつて配線容
量C(図2において破線で示す)が大きくなり、遅延時
間が大きくなる問題があつた。
【0009】このため前段のECL回路2の定電流源5
に流れ込む定電流I2を大きくすることによりECL回
路2の駆動能力を向上させることが考えられているが、
定電流I2を増加させると消費電流が大きくならざるを
得なかつた。
に流れ込む定電流I2を大きくすることによりECL回
路2の駆動能力を向上させることが考えられているが、
定電流I2を増加させると消費電流が大きくならざるを
得なかつた。
【0010】そこで配線7が長くなるECL回路2及び
3間にECL回路2のエミツタフオロワトランジスタQ
3とエミツタ結合されるトランジスタQ11を設けて出
力信号を電流変化に切り換え、当該トランジスタQ11
の反転出力により後段のECL回路3を駆動することに
より消費電流を大きくすることなく高速動作を実現する
ことが考えられている(図3)。
3間にECL回路2のエミツタフオロワトランジスタQ
3とエミツタ結合されるトランジスタQ11を設けて出
力信号を電流変化に切り換え、当該トランジスタQ11
の反転出力により後段のECL回路3を駆動することに
より消費電流を大きくすることなく高速動作を実現する
ことが考えられている(図3)。
【0011】ところがこのように電圧/電流変換回路1
1を両ECL回路2及び3間に接続すると、トランジス
タQ3に流れるエミタフオロワ電流は従来の半分になり
論理振幅を半分とすることができるため当該論理振幅で
駆動される配線容量Cは見かけ上小さくすることができ
るが、デイジタル論理集積回路1の場合と同様、ECL
回路2は配線容量Cを駆動しなければならなかつた。
1を両ECL回路2及び3間に接続すると、トランジス
タQ3に流れるエミタフオロワ電流は従来の半分になり
論理振幅を半分とすることができるため当該論理振幅で
駆動される配線容量Cは見かけ上小さくすることができ
るが、デイジタル論理集積回路1の場合と同様、ECL
回路2は配線容量Cを駆動しなければならなかつた。
【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、消費電力を増大させることなく配線容量の影響を一
段と低減し、後段のエミツタ結合論理回路を高速駆動す
ることができる半導体集積回路を提案しようとするもの
である。
で、消費電力を増大させることなく配線容量の影響を一
段と低減し、後段のエミツタ結合論理回路を高速駆動す
ることができる半導体集積回路を提案しようとするもの
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、配線7により互いに接続された第
1及び第2のエミツタ結合論理回路21及び22を有
し、第1のエミツタ結合論理回路21により第2のエミ
ツタ結合論理回路22を駆動する半導体集積回路20に
おいて、第1のエミツタ結合論理回路21は、それぞれ
論理信号及びバイアス電位E1が供給され、互いにエミ
ツタ結合される第1及び第2のトランジスタQ21及び
Q22により構成される出力段を有し、第2のエミツタ
結合論理回路22は、配線7を介して第2のトランジス
タQ22にカスコード接続される第3のトランジスタQ
23でなる入力段を有するようにする。
め本発明においては、配線7により互いに接続された第
1及び第2のエミツタ結合論理回路21及び22を有
し、第1のエミツタ結合論理回路21により第2のエミ
ツタ結合論理回路22を駆動する半導体集積回路20に
おいて、第1のエミツタ結合論理回路21は、それぞれ
論理信号及びバイアス電位E1が供給され、互いにエミ
ツタ結合される第1及び第2のトランジスタQ21及び
Q22により構成される出力段を有し、第2のエミツタ
結合論理回路22は、配線7を介して第2のトランジス
タQ22にカスコード接続される第3のトランジスタQ
23でなる入力段を有するようにする。
【0014】
【作用】第1のエミツタ結合論理回路21の出力段を互
いにエミツタ結合される第1及び第2のトランジスタQ
21及びQ22によつて構成することにより論理信号を
電流出力に変換し、当該電流出力を配線7を介して第2
のトランジスタQ22にカスコード接続される第3のト
ランジスタQ23より供給することにより、配線容量C
が寄生する第3のトランジスタQ23のエミツタ電位を
ほぼ一定値(GND−Vf )に固定することができる。
いにエミツタ結合される第1及び第2のトランジスタQ
21及びQ22によつて構成することにより論理信号を
電流出力に変換し、当該電流出力を配線7を介して第2
のトランジスタQ22にカスコード接続される第3のト
ランジスタQ23より供給することにより、配線容量C
が寄生する第3のトランジスタQ23のエミツタ電位を
ほぼ一定値(GND−Vf )に固定することができる。
【0015】これにより配線容量Cの影響を実質上なく
すことができ、配線距離が長くなり配線容量Cが大きく
なるような場合にも消費電力を抑制したまま第1のエミ
ツタ結合論理回路21によつて第2のエミツタ結合論理
回路22を高速駆動することができる。
すことができ、配線距離が長くなり配線容量Cが大きく
なるような場合にも消費電力を抑制したまま第1のエミ
ツタ結合論理回路21によつて第2のエミツタ結合論理
回路22を高速駆動することができる。
【0016】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【0017】図2との対応部分に同一符号を付して示す
図1において、20は全体としてデイジタル論理集積回
路を示し、デイジタル論理集積回路20は2段のECL
回路21及び22より構成されている。
図1において、20は全体としてデイジタル論理集積回
路を示し、デイジタル論理集積回路20は2段のECL
回路21及び22より構成されている。
【0018】ここでデイジタル論理集積回路20は、ダ
イオード接続でなりトランジスタQ3の論理出力をレベ
ルシフトするトランジスタQ21と当該トランジスタQ
21にエミツタ結合されるトランジスタQ22を有する
ことを除いてECL回路2と同様の構成を有している。
イオード接続でなりトランジスタQ3の論理出力をレベ
ルシフトするトランジスタQ21と当該トランジスタQ
21にエミツタ結合されるトランジスタQ22を有する
ことを除いてECL回路2と同様の構成を有している。
【0019】因にトランジスタQ22にベース電位を与
える電圧源E1は当該トランジスタQ22と対をなすト
ランジスタQ21のベースに入力される論理信号の
「H」レベル(−VH −Vf )と「L」レベル(−VL
−Vf )の中間レベル(−(VH+VL )/2−Vf )
に設定されるようになされている。
える電圧源E1は当該トランジスタQ22と対をなすト
ランジスタQ21のベースに入力される論理信号の
「H」レベル(−VH −Vf )と「L」レベル(−VL
−Vf )の中間レベル(−(VH+VL )/2−Vf )
に設定されるようになされている。
【0020】これによりトランジスタQ22は、トラン
ジスタQ3の出力電圧信号をコレクタ電流に変換し、E
CL回路22より引き込む。
ジスタQ3の出力電圧信号をコレクタ電流に変換し、E
CL回路22より引き込む。
【0021】一方、ECL回路22は、前段のECL回
路21のトランジスタQ22と配線7を介してカスケー
ド接続されるトランジスタQ23とそのコレクタに接続
される負荷抵抗R21でなる入力段を有し、当該負荷抵
抗R21の論理出力をトランジスタQ4に入力すること
を除いてECL回路3と同様の構成を有している。
路21のトランジスタQ22と配線7を介してカスケー
ド接続されるトランジスタQ23とそのコレクタに接続
される負荷抵抗R21でなる入力段を有し、当該負荷抵
抗R21の論理出力をトランジスタQ4に入力すること
を除いてECL回路3と同様の構成を有している。
【0022】因にトランジスタQ23のエミツタには定
電流源23が接続されており、アイドリング電流I21
をトランジスタQ23に供給するようになされている。
電流源23が接続されており、アイドリング電流I21
をトランジスタQ23に供給するようになされている。
【0023】以上の構成において、ECL回路21はト
ランジスタQ1に入力データD1を入力すると当該入力
電圧V1の反転出力D2をトランジスタQ3を介して差
動対をなすトランジスタQ21に与える。
ランジスタQ1に入力データD1を入力すると当該入力
電圧V1の反転出力D2をトランジスタQ3を介して差
動対をなすトランジスタQ21に与える。
【0024】このときトランジスタQ21及びQ22は
互いにエミツタ結合され、各トランジスタQ21及びQ
22に流れるコレクタ電流IC1及びIC2の和は一定電流
I2に保たれているため、ECL回路22より配線7を
介してトランジスタQ22に流れ込むコレクタ電流IC2
は反転出力D2の電圧源E1に対する差電圧に応じて増
減する。
互いにエミツタ結合され、各トランジスタQ21及びQ
22に流れるコレクタ電流IC1及びIC2の和は一定電流
I2に保たれているため、ECL回路22より配線7を
介してトランジスタQ22に流れ込むコレクタ電流IC2
は反転出力D2の電圧源E1に対する差電圧に応じて増
減する。
【0025】これによりECL回路21は入力データD
1の電圧変化をコレクタ電流の電流変化としてECL回
路22に供給し、負荷抵抗R21において再度変換され
た入力信号電圧によりECL回路22の論理回路をドラ
イブする。
1の電圧変化をコレクタ電流の電流変化としてECL回
路22に供給し、負荷抵抗R21において再度変換され
た入力信号電圧によりECL回路22の論理回路をドラ
イブする。
【0026】ところで前段のECL回路21にコレクタ
電流を出力するカスコードトランジスタQ23には定電
流源23に引き込まれるアイドリング電流I21が常時
供給されているため、当該トランジスタQ23のエミツ
タ電位はほぼ一定電位(GND−Vf )と安定する。
電流を出力するカスコードトランジスタQ23には定電
流源23に引き込まれるアイドリング電流I21が常時
供給されているため、当該トランジスタQ23のエミツ
タ電位はほぼ一定電位(GND−Vf )と安定する。
【0027】これによりトランジスタQ23のエミツタ
電位はコレクタ電流IC2の増減によらず一定となり、配
線距離が長くなり配線容量Cが大きくなる場合にも配線
容量Cは見かけ上ほとんど見えなくなる。
電位はコレクタ電流IC2の増減によらず一定となり、配
線距離が長くなり配線容量Cが大きくなる場合にも配線
容量Cは見かけ上ほとんど見えなくなる。
【0028】この結果、消費電力の増大を抑制したまま
配線容量Cの影響による遅延時間を従来に比して一段と
短くすることができ、配線距離が長くなる場合にも前段
のECL回路21により後段のECL回路22を高速駆
動することができる。
配線容量Cの影響による遅延時間を従来に比して一段と
短くすることができ、配線距離が長くなる場合にも前段
のECL回路21により後段のECL回路22を高速駆
動することができる。
【0029】以上の構成によれば、前段のECL回路2
1の出力段をエミツタ結合された一対のトランジスタQ
21及びQ22で構成することにより電圧出力を電流出
力に変換すると共に、当該電流出力を入力する後段のE
CL回路22の入力段を配線7を介して前段のECL回
路21のトランジスタQ22にカスケード接続されるト
ランジスタQ23によつて構成し、当該トランジスタQ
23にアイドリング電流I21を供給することにより、
配線容量Cが付くトランジスタQ23のエミツタ電位を
常にほぼ一定にすることができる。
1の出力段をエミツタ結合された一対のトランジスタQ
21及びQ22で構成することにより電圧出力を電流出
力に変換すると共に、当該電流出力を入力する後段のE
CL回路22の入力段を配線7を介して前段のECL回
路21のトランジスタQ22にカスケード接続されるト
ランジスタQ23によつて構成し、当該トランジスタQ
23にアイドリング電流I21を供給することにより、
配線容量Cが付くトランジスタQ23のエミツタ電位を
常にほぼ一定にすることができる。
【0030】これによりECL回路22は見かけ上配線
容量Cの影響をなくすことができ、配線距離が長くなり
配線容量Cが大きくなる場合にも、消費電流を大きくす
ることなく後段のECL回路22を前段のECL回路2
1により高速駆動することができる。
容量Cの影響をなくすことができ、配線距離が長くなり
配線容量Cが大きくなる場合にも、消費電流を大きくす
ることなく後段のECL回路22を前段のECL回路2
1により高速駆動することができる。
【0031】なお上述の実施例においては、前段のEC
L回路21の出力段をレベルシフト用のトランジスタQ
21と後段のECL回路22のトランジスタQ23にカ
スケード接続されるトランジスタQ22とをエミツタ結
合させる場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、エミツタフオロワトランジスタQ3とトランジスタ
Q22とをエミツタ結合する場合にも広く適用し得る。
L回路21の出力段をレベルシフト用のトランジスタQ
21と後段のECL回路22のトランジスタQ23にカ
スケード接続されるトランジスタQ22とをエミツタ結
合させる場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、エミツタフオロワトランジスタQ3とトランジスタ
Q22とをエミツタ結合する場合にも広く適用し得る。
【0032】また上述の実施例においては、電圧源E1
をトランジスタQ21に入力される反転出力D2の論理
振幅の中央値に設定する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、論理振幅内の所定電位に設定する場合
に広く適用し得る。
をトランジスタQ21に入力される反転出力D2の論理
振幅の中央値に設定する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、論理振幅内の所定電位に設定する場合
に広く適用し得る。
【0033】さらに上述の実施例においては、前段のト
ランジスタQ22にカスケード接続された後段のトラン
ジスタにアイドリング電流I21を常時供給する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、供給しない場
合にも広く適用し得る。
ランジスタQ22にカスケード接続された後段のトラン
ジスタにアイドリング電流I21を常時供給する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、供給しない場
合にも広く適用し得る。
【0034】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、第1のエ
ミツタ結合論理回路の出力段を互いにエミツタ結合され
る第1及び第2のトランジスタによつて構成することに
より第1及び第2のエミツタ結合論理回路間の信号伝達
を電流出力に変換し、また当該電流出力を入力する第2
のエミツタ結合論理回路の入力段を配線を介して第2の
トランジスタにカスコード接続される第3のトランジス
タにより構成することにより、配線容量が付く第3のエ
ミツタ電位をほぼ一定値に固定することができる。この
結果、実質的な配線容量の影響を見かけ上なくし得、第
1のエミツタ結合論理回路によつて第2のエミツタ結合
論理回路を高速駆動することができる。
ミツタ結合論理回路の出力段を互いにエミツタ結合され
る第1及び第2のトランジスタによつて構成することに
より第1及び第2のエミツタ結合論理回路間の信号伝達
を電流出力に変換し、また当該電流出力を入力する第2
のエミツタ結合論理回路の入力段を配線を介して第2の
トランジスタにカスコード接続される第3のトランジス
タにより構成することにより、配線容量が付く第3のエ
ミツタ電位をほぼ一定値に固定することができる。この
結果、実質的な配線容量の影響を見かけ上なくし得、第
1のエミツタ結合論理回路によつて第2のエミツタ結合
論理回路を高速駆動することができる。
【図1】本発明による半導体集積回路の一実施例を示す
略線的等価回路図である。
略線的等価回路図である。
【図2】従来の半導体集積回路の説明に供する略線的等
価回路図である。
価回路図である。
【図3】従来の半導体集積回路の説明に供する略線的等
価回路図である。
価回路図である。
1、10、20……デイジタル論理集積回路、2、3、
21、22……エミツタ結合論理回路、4、5、6、1
1、23……定電流源。
21、22……エミツタ結合論理回路、4、5、6、1
1、23……定電流源。
Claims (3)
- 【請求項1】配線により互いに接続された第1及び第2
のエミツタ結合論理回路を有し、上記第1のエミツタ結
合論理回路により上記第2のエミツタ結合論理回路を駆
動する半導体集積回路において、 上記第1のエミツタ結合論理回路は、それぞれ論理信号
及びバイアス電位が供給され、互いにエミツタ結合され
る第1及び第2のトランジスタにより構成される出力段
を有し、 上記第2のエミツタ結合論理回路は、上記配線を介して
上記第2のトランジスタにカスコード接続される第3の
トランジスタでなる入力段を有することを特徴とする半
導体集積回路。 - 【請求項2】上記バイアス電位は、上記第1のトランジ
スタに入力される上記論理信号の論理振幅内の所定電位
でなることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回
路。 - 【請求項3】上記第2のエミツタ結合論理回路は、上記
第3のトランジスタにアイドリング電流を供給する電流
源を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体集
積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12273392A JP3235737B2 (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12273392A JP3235737B2 (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 半導体集積回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05291937A JPH05291937A (ja) | 1993-11-05 |
JP3235737B2 true JP3235737B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=14843246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12273392A Expired - Fee Related JP3235737B2 (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 半導体集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3235737B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-15 JP JP12273392A patent/JP3235737B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05291937A (ja) | 1993-11-05 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |