JP3235495B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

空気調和機の室内機

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JP3235495B2 JP35903796A JP35903796A JP3235495B2 JP 3235495 B2 JP3235495 B2 JP 3235495B2 JP 35903796 A JP35903796 A JP 35903796A JP 35903796 A JP35903796 A JP 35903796A JP 3235495 B2 JP3235495 B2 JP 3235495B2
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スクロール部の
背部にサブドレンパンを備えた空気調和機の室内機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】クロスフローファンを備えた空気調和機
の室内機では、そのファンロータの背部にスクロール部
を有し、クロスフローファンで圧送される空調空気をこ
のスクロール部に沿って吹出口に導き、室内に吹き出す
ようになっている。従って冷房運転時には圧送される冷
気でスクロール部が冷却され、スクロール部の背面にド
レン水が発生することがある。そこで従来の空気調和機
の室内機では、スクロール部の背部にサブドレンパンを
設け、このサブドレンパンで上記ドレン水を処理するよ
うに成されている(例えば特開平6−109272号公
報)。図は、上記従来の空気調和機の室内機における
サブドレンパン36近傍を示す断面図である。同図に示
す33は本体ケーシングの背面側を構成する底フレーム
であり、この底フレーム33にスクロール部39が形成
されている。また37は、導水溝40(図参照)が形
成された導水路である。上記導水溝40の底面40a
は、底フレーム33の背面側からその前面側に向かって
しだいに低くなる斜面となり、そして導水路37の出口
側端部(図における左端部)下方に、室内熱交換器(図
示せず)で発生したドレン水を受けるためのドレンパン
(図示せず)が配置されるようになっている。また同図
に示す42はモータ押え部材であり、上記底フレーム3
3と嵌合してファンモータ(図示せず)を支持するもの
である。また導水溝40の側壁40bと上記モータ押え
部材42との嵌合部に介設している35はシール材であ
るが、その作用については後述する。
【0003】上記従来の空気調和機の室内機では、スク
ロール部39の背部に発生したドレン水をサブドレンパ
ン36で集め、これを導水溝40に沿って前面側へと流
し、そして室内熱交換器の下方に配置した上記ドレンパ
ンに滴下させている。従ってスクロール部39の背部に
発生したドレン水は、室内熱交換器で発生したドレン水
と共に単一のドレン処理機構で一括して処理することが
できる。そのためサブドレンパン36用の特別なドレン
処理機構を省略することができ、これによって機器のコ
ンパクト化を図ることができるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし近年において
は、空気調和機の室内機に対して一層のコンパクト化が
要請されている。そのため上記従来の空気調和機の室内
機においても、図に示すようにファンロータ34の側
方に近接して導水路37を配置し、これによって室内機
の横方向、すなわち長手方向の短縮化が図られている。
ところがこのようにファンロータ34の側方に近接して
導水路37を配置すると、上記ファンロータ34の回転
によって生じる負圧により導水溝40内のドレン水が吸
い上げられ露飛びを起こすという問題が生じることとな
った。そこで上記室内機では、上述のように導水溝40
の側壁40bとモータ押え部材42との嵌合部にシール
材35を介設し、ファンロータ34の回転による負圧に
よって導水溝40からドレン水が吸い上げられても、上
記シール材35でこれを遮蔽することによってドレン水
の露飛びを防止することが図られていた。
【0005】一方、空気調和機の室内機には、そのコス
トダウンに対する要請も大きい。ところが上記のように
機器のコンパクト化に対する要請に応えるためモータ押
え部材42と導水溝40の側壁40bとの間にシール材
35を介設させたのでは、部品点数が増加してコストダ
ウンの要請に沿うことができないという問題があった。
また空気調和機の室内機には高性能化に対する要請も大
きい。しかしながら上記従来例のように吸い上げられた
ドレン水をシール材35によって遮蔽するという手法で
はファンロータ34の回転によって生じる負圧に対する
耐力が十分ではなく、そのためファンロータ34を高速
回転させると露飛びを防止しきれないという問題があっ
た。
【0006】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、機器のコンパク
ト化を図りながら、コストダウン及び高性能化の要請に
も沿うことが可能な空気調和機の室内機を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の空気調
和機の室内機は、本体ケーシング25の背面側を構成す
る底フレーム3の前方に室内熱交換器1を備え、この室
内熱交換器1の下方にドレンパン5を配置し、上記底フ
レーム3は、室内熱交換器1によって熱交換された空調
空気の流通路を形成するスクロール部9を備え、このス
クロール部9の背部にはサブドレンパン6を有し、さら
に上記ドレンパン5とスクロール部9とで挟まれるよう
にクロスフローファンのファンロータ4を配置するとと
もに、上記サブドレンパン6によって受けたドレン水を
上記ドレンパン5に滴下させる導水溝10を、上記ファ
ンロータ4の側方に近接して備えた空気調和機の室内機
において、上記導水溝10には、そのファンロータ4側
の側壁10bに、反ファンロータ側へ向かって下る斜面
15を設けたことを特徴としている。
【0008】上記請求項1の空気調和機の室内機では、
導水溝10内の反ファンロータ側をドレン水が流通する
ので、ドレン水をファンロータ4から離反させてその負
圧による影響を軽減し、ドレン水の吸い上げを防止して
露飛びを回避することが可能となる。
【0009】また請求項2の空気調和機の室内機は、
体ケーシング25の背面側を構成する底フレーム3の前
方に室内熱交換器1を備え、この室内熱交換器1の下方
にドレンパン5を配置し、上記底フレーム3は、室内熱
交換器1によって熱交換された空調空気の流通路を形成
するスクロール部9を備え、このスクロール部9の背部
にはサブドレンパン6を有し、さらに上記ドレンパン5
とスクロール部9とで挟まれるようにクロスフローファ
ンのファンロータ4を配置するとともに、上記サブドレ
ンパン6によって受けたドレン水を上記ドレンパン5に
滴下させる導水溝10を、上記ファンロータ4の側方に
近接して備えた空気調和機の室内機において、上記導水
溝10の出口側端部に水切部16を設け、上記水切部1
6には、そのファンロータ4側の側壁10bに、反ファ
ンロータ側へ向かって下る斜面15を設けたことを特徴
としている。
【0010】上記請求項2の空気調和機の室内機では、
水切部16内の反ファンロータ側をドレン水が流通する
ので、ドレン水をファンロータ4から離反させてその負
圧による影響を軽減して露飛びを回避することが可能と
なる。
【0011】さらに請求項の空気調和機の室内機は、
本体ケーシング25の背面側を構成する底フレーム3の
前方に室内熱交換器1を備え、この室内熱交換器1の下
方にドレンパン5を配置し、上記底フレーム3は、室内
熱交換器1によって熱交換された空調空気の流通路を形
成するスクロール部9を備え、このスクロール部9の背
部にはサブドレンパン6を有し、さらに上記ドレンパン
5とスクロール部9とで挟まれるようにクロスフローフ
ァンのファンロータ4を配置するとともに、上記サブド
レンパン6によって受けたドレン水を上記ドレンパン5
に滴下させる導水溝10を、上記ファンロータ4の側方
に近接して備えた空気調和機の室内機において、上記導
水溝10の出口側端部に水切部16を設け、上記水切部
16の底面16aを導水溝10の他の部分の底面10a
よりも低くして構成するとともに 、さらに上記水切部1
6は、その底面16aを凹陥させて形成した有底溝18
を備えて構成されていることを特徴としている。
【0012】上記請求項の空気調和機の室内機では、
水切部16を設け、その底面16aを導水溝10の他の
部分の底面10aよりも低くして構成すると共に、さら
にこの底面16aから凹陥する有底溝18を形成したこ
とにより、導水溝10にドレン水が滞溜するのを防止
し、水切部16による水切りを良好なものとして、ドレ
ン水の露飛びを確実に回避することが可能となると共
に、その実施を容易とすることが可能となる。
【0013】上記請求項の空気調和機の室内機は、上
記水切部16は、段差17によって構成されていること
を特徴としている。
【0014】上記請求項の空気調和機の室内機では、
その実施を容易とすることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、この発明の空気調和機の室
内機の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ
詳細に説明する。
【0016】図3は、上記室内機の内部構成を示す概略
断面図である。この室内機では、それぞれ本体ケーシン
グ25を構成する前面パネル2と底フレーム3とで囲ま
れた通風室13の略中央位置に、クロスフローファンの
ファンロータ4が配置されている。そしてこのファンロ
ータ4を前方(同図における左方)と斜め上方とから覆
うように室内熱交換器1が上記前面パネル2の内側に沿
うようにして配置され、さらにこの室内熱交換器1の下
方には、室内熱交換器1を蒸発器として機能させたとき
に発生するドレン水を受けるためのドレンパン5が設け
られている。また上記クロスフローファンは、その中心
をファンロータ4の内部に有する渦流を発生させ、この
渦流によって通風室13の吸込側13aから吹出側13
bへの気流を生じさせるものである。従ってこの気流は
底フレーム3側で一旦折り返すような流れとなるのであ
るが、この折り返しを円滑に行って効率よく気流を発生
させるために、底フレーム3にはスクロール部9が形成
されている。このスクロール部9は、ファンロータ4背
部近傍においてファンロータ4の外周よりも曲率の大き
な円弧状の凹部を有すると共に、さらにこれを通風室1
3の吹出側13bへとなめらかに連接して成り、空調空
気の流通路を形成するものである。なお同図において8
は、空調空気の吹き出し方向を調整するために設けられ
た水平羽根であり、14は空調空気の吹出口である。
【0017】上記構成の室内機では、空調空気がスクロ
ール部9に沿うようにして流通し、吹出口14から室内
へと送風される。従って室内熱交換器1が蒸発器として
機能する冷房時には、室温よりも温度の低い冷風が継続
してスクロール部9に吹き当てられることになり、その
ためスクロール部9の背面には結露が生じ、これが凝縮
して水滴11となる。そのため上記室内機では、図3に
示すようにスクロール部9に発生した水滴11を受ける
ためのサブドレンパン6を、室内熱交換器1で発生した
ドレン水を受けるためのドレンパン5よりも上側の位置
においてスクロール部9の背部に設け、さらにサブドレ
ンパン6とドレンパン5とを結ぶ導水路7を設けてい
る。このような構造を採用することにより、サブドレン
パン6で受けた水滴11を導水路7に沿ってドレンパン
5へと自然に滴下させ、そしてこれを室内熱交換器1で
発生したドレン水と共に単一のドレン処理機構で一括し
て処理するようになっている。
【0018】図1は、上記導水路7近傍を示す底フレー
ム3の部分断面図であり、また図2は、その正面図であ
る。これら両図に示すように、上記導水路7には導水溝
10が形成され、その底面10aは、底フレーム3の背
面側から前面側に向かってしだいに低くなる斜面となっ
ている。そしてこの斜面の傾斜に沿って、サブドレンパ
ン6で集めたドレン水を、導水路7の出口側(図におけ
る左側)端部下方に配置されるドレンパン5に導くので
ある。また図1に示す12はモータ押え部材であり、上
記底フレーム3と嵌合してファンモータ(図示せず)を
支持するものである。すなわち、上記導水溝10はファ
ンロータ4の側方に近接して配置されるということであ
り、これによって室内機のコンパクト化が図られている
のである。さらに上記導水溝10の出口側端部には、水
切部16が形成されている。この水切部16は、その底
面16aを導水溝10の他の部分の底面10aよりも一
段と低くして構成した段差17と、上記底面16aを凹
陥させて形成した有底溝18とから成るものである。そ
してさらに上記導水溝10には、水切部16が形成され
たその出口側端部におけるファンロータ4側の側壁10
bに、反ファンロータ側へ向かって下る斜面15が設け
られている。
【0019】上記空気調和機の室内機では、上述のよう
に底フレーム3の背部に発生したドレン水をサブドレン
パン6で受け、これを導水溝10に沿って底フレーム3
の前面側へと流し、室内熱交換器1の下方に配置したド
レンパン5に滴下させるようになっている。このとき導
水溝10の出口側端部には水切部16を設けているの
で、ドレン水が上記端部に滞溜するのを防止し、これに
よってクロスフローファンの負圧でドレン水が吸い上げ
られて露飛びを起こすのを防止することができる。しか
もこの水切部16は段差17と有底溝18との両者で構
成しているので、水切りを一段と促進させてドレン水の
露飛びを確実に防止することができるとともに、樹脂成
形等が容易に行える導水溝10とすることができる。さ
らに上記導水溝10には、上述のようにファンロータ5
側の側壁10bに、反ファンロータ側へ向かって下る斜
面15が設けられている。従ってドレン水は主として導
水溝10の反ファンロータ側を流通することとなり、ク
ロスフローファンのファンロータ4からは離反するの
で、その負圧の影響を受け難くなる。そしてこれによっ
てドレン水の露飛びをより一層確実に防止することがで
きる。また以上の構造によってドレン水の露飛びが防止
されるので、底フレーム3とモータ押え部材12との間
に特別なシール材を介設する必要もなく、これによって
部品点数を削減してコストダウンを図ることができる。
さらに、上記では吸い上げられたドレン水をシール材等
で遮蔽するのではなく、そもそもドレン水が吸い上げら
れることを防止するのであるから、ファンロータ4を高
速回転させてもドレン水の露飛びを確実に回避すること
ができ、機器の高性能化の要請に沿うことができる。
【0020】以上にこの発明の具体的な実施の形態につ
いて説明したが、この発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。例えば上記では段差17を備えて水切部1
6を構成しているが、上記導水溝10の底面10aと段
差17を備えた水切部16の底面16aとを斜面で連接
して構成するようにしてもよい。また上記では、導水溝
10のうち水切部16においてのみ斜面15を形成して
いるが、側壁10bのうち水切部16以外の部分にも上
記斜面15を形成することができる。
【0021】
【発明の効果】上記請求項1の空気調和機の室内機で
は、導水溝を流通するドレン水をファンロータから離反
させ、負圧による影響を軽減することによってその吸い
上げを防止している。従って特別なシール材を不要とし
てコストダウンを図ることが可能となるとともに、ファ
ンロータを高速回転させてもドレン水の露飛びを回避で
きるので、機器の高速化の要請に沿うことが可能とな
る。
【0022】また請求項2の空気調和機の室内機では、
水切部を流通するドレン水をファンロータから離反さ
せ、負圧による影響を軽減するようにしている。従って
特別なシール材を不要としてコストダウンを図ることが
可能となるとともに、ファンロータを高速回転させても
ドレン水の露飛びを回避できるので、機器の高速化の要
請に沿うことが可能となる。
【0023】さらに請求項の空気調和機の室内機で
は、導水溝にドレン水が滞溜するのを防止することによ
ってその露飛びを回避できるので、特別なシール材を不
要としてコストダウンを図ることが可能となるととも
に、ファンロータを高速回転させてもドレン水の露飛び
を回避できるので、機器の高速化の要請に沿うことが可
能となる。また、水切部による水切りを良好なものとし
て、ドレン水の露飛びを確実に回避することが可能とな
ると共に、その実施が容易となる。
【0024】また請求項の空気調和機の室内機では、
その実施を容易とすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の空気調和機の室内機の一実施形態に
設けられた導水溝を示す底フレームの部分断面図であ
る。
【図2】上記導水溝を示す底フレームの部分正面図であ
る。
【図3】上記室内機の内部構成を示す概略断面図であ
る。
【図4】従来例の空気調和機の室内機に設けられた導水
溝を示す底フレームの部分断面図である。
【図5】従来例の導水溝の出口側端部を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 室内熱交換器 3 底フレーム 4 ファンロータ 5 ドレンパン 6 サブドレンパン 9 スクロール部 10 導水溝 10a 底面 10b 側壁 15 斜面 16 水切部 16a 底面 17 段差 18 有底溝 25 本体ケーシング
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−184341(JP,A) 特開 昭60−4738(JP,A) 実開 昭56−81325(JP,U) 実開 昭60−61203(JP,U) 実開 平2−81846(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 361

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケーシング(25)の背面側を構成
    する底フレーム(3)の前方に室内熱交換器(1)を備
    え、この室内熱交換器(1)の下方にドレンパン(5)
    を配置し、上記底フレーム(3)は、室内熱交換器
    (1)によって熱交換された空調空気の流通路を形成す
    るスクロール部(9)を備え、このスクロール部(9)
    の背部にはサブドレンパン(6)を有し、さらに上記ド
    レンパン(5)とスクロール部(9)とで挟まれるよう
    にクロスフローファンのファンロータ(4)を配置する
    とともに、上記サブドレンパン(6)によって受けたド
    レン水を上記ドレンパン(5)に滴下させる導水溝(1
    0)を、上記ファンロータ(4)の側方に近接して備え
    た空気調和機の室内機において、上記導水溝(10)に
    は、そのファンロータ(4)側の側壁(10b)に、反
    ファンロータ側へ向かって下る斜面(15)を設けたこ
    とを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 【請求項2】 本体ケーシング(25)の背面側を構成
    する底フレーム(3)の前方に室内熱交換器(1)を備
    え、この室内熱交換器(1)の下方にドレンパン(5)
    を配置し、上記底フレーム(3)は、室内熱交換器
    (1)によって熱交換された空調空気の流通路を形成す
    るスクロール部(9)を備え、このスクロール部(9)
    の背部にはサブドレンパン(6)を有し、さらに上記ド
    レンパン(5)とスクロール部(9)とで挟まれるよう
    にクロスフローファンのファンロータ(4)を配置する
    とともに、上記サブドレンパン(6)によって受けたド
    レン水を上記ドレンパン(5)に滴下させる導水溝(1
    0)を、上記ファンロータ(4)の側方に近接して備え
    た空気調和機の室内機において、上記導水溝(10)の
    出口側端部に水切部(16)を設け、上記水切部(1
    6)には、そのファンロータ(4)側の側壁(10b)
    に、反ファンロータ側へ向かって下る斜面(15)を設
    けたことを特徴とする空気調和機の室内機。
  3. 【請求項3】 本体ケーシング(25)の背面側を構成
    する底フレーム(3)の前方に室内熱交換器(1)を備
    え、この室内熱交換器(1)の下方にドレンパン(5)
    を配置し、上記底フレーム(3)は、室内熱交換器
    (1)によって熱交換された空調空気の流通路を形成す
    るスクロール部(9)を備え、このスクロール部(9)
    の背部にはサブドレンパン(6)を有し、さらに上記ド
    レンパン(5)とスクロール部(9)とで挟まれるよう
    にクロスフローファンのファンロータ(4)を配置する
    とともに、上記サブドレンパン(6)によって受けたド
    レン水を上記ドレンパン(5)に滴下させる導水溝(1
    0)を、上記ファンロータ(4)の側方に近接して備え
    た空気調和機の室内機において、上記導水溝(10)の
    出口側端部に水切部(16)を設け、上記水切部(1
    6)の底面(16a)を導水溝(10)の他の部分の底
    面(10a)よりも低くして構成するとともに、さらに
    上記水切部(16)は、その底面(16a)を凹陥させ
    て形成した有底溝(18)を備えて構成されていること
    を特徴とする空気調和機の室内機。
  4. 【請求項4】 上記水切部(16)は、段差(17)に
    よって構成されていることを特徴とする請求項の空気
    調和機の室内機。
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