JP3235375U - 電気加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成にして耐久性に優れた安全機構を備える電気加熱調理器を提供する。【解決手段】調理器本体と、調理プレート2と、感熱棒付きの温度コントローラとを備え、調理プレート2には、感熱棒挿入配設部6と、この感熱棒挿入配設部6と連設され温度コントローラが接続される温度コントローラ接続部7とが設けられ、調理器本体の側面部には、調理プレート2の温度コントローラ接続部7を収納部が設けられ、調理プレート2が調理器本体に配設されていない場合、温度コントローラの温度コントローラ接続部7への接続を阻止する安全機構を備え、この安全機構は、貫通孔9を有する接続阻止部材10と、調理器本体に設けられ接続阻止部材10を移動案内する傾斜部を有する当接部とからなる電気加熱調理器。【選択図】図5

Description

本考案は、調理器本体に着脱自在に設けられる調理プレートを電気ヒータにより加熱するホットプレートタイプの電気加熱調理器に関するものである。
従来、ホットプレートタイプの電気加熱調理器においては、調理プレートにヒータが一体的に設けられているものがある。
従来、このようなヒータ一体型の調理プレートは、調理器本体にセットされていない状態で誤って給電し加熱した場合、やけどや火災の危険があるため、たとえば特許文献1に示すような、調理プレートが調理器本体にセットされていない状態では温度コントローラを温度コントローラ接続部に接続できないようにするための安全機構が設けられている。
実開昭58−36590号公報
この特許文献1に開示される安全機構は、図12,13に示すように、把手兼用のプラグカバー30のヒータ端子を覆う接続室と隣接する空所31内に設けられ、上部に押圧片32を有し、その下部に切起して挿入孔33及び掛止片34を設けた可動板35と、空所31の底壁36と掛止片33との間に張架され常時可動板35を押し上げて空所31と連通し温度コントローラ40に設けられた突出ピン41が挿通される挿通孔37を閉塞するコイルスプリング38からなり、プレート50をフレームにセットすることで、フレーム50に設けられたリブ51がプラグカバー30に設けられた挿入溝39に係合しコイルスプリング38に抗して押圧片32を押圧し可動板35を下降せしめて挿入孔33と挿通孔37が連通状態になり、挿通孔37への温度コントローラ40の突出ピン41の挿通が可能となり、ヒータ端子と温度コントローラ端子との接続及び感熱棒の接続が可能となるように構成されている。
しかしながら、上記従来例においては、端子や感熱棒の挿入接続を直接阻止する構成ではなく、温度コントローラ40に別途設けた突出ピン41とプラグカバー30に加工形成した挿通孔37を用いる構成であるため、安全機構の構成が複雑になる。
さらに、従来例では、リブ50がコイルスプリング38に抗して押圧片32を押圧した場合、可動板35の押圧片32と掛止片34との間の部位に大きな負荷が掛かることになるが、この部位は切起しにより挿入孔33が形成されており、他の部位に比べて耐久性(強度)が低下しているため、繰り返しの使用により可動板35が破損するおそれがある。
本考案は、このような従来例の現状に鑑みなされたものであり、簡易な構成にして耐久性に優れた安全機構を備える電気加熱調理器を提供するものである。
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
調理器本体1と、この調理器本体1に着脱自在に配設される調理プレート2と、この調理プレート2を加熱するヒータ3と、感熱棒4を有し前記ヒータ3への給電を制御する温度コントローラ5とを備える電気加熱調理器であって、前記調理プレート2には、前記ヒータ3と、前記感熱棒4が挿入配設される感熱棒挿入配設部6と、この感熱棒挿入配設部6と連設され前記温度コントローラ5が接続される温度コントローラ接続部7とが設けられ、また、前記調理器本体1の側面部には、この調理器本体1に配設された前記調理プレート2の前記温度コントローラ接続部7を収納する収納部8が設けられ、また、前記調理プレート2が前記調理器本体1に配設されていない場合、前記温度コントローラ5の前記温度コントローラ接続部7への接続を阻止する安全機構を備え、この安全機構は、前記温度コントローラ接続部7に設けられ前記感熱棒4が貫通可能な貫通孔9を有する接続阻止部材10と、前記調理器本体1に設けられ前記接続阻止部材10を移動案内する傾斜部11を有する当接部12とからなり、前記調理器本体1の内面側から前記温度コントローラ接続部7を前記収納部8に挿入配設し前記調理器本体1に前記調理プレート2を配設した場合、前記接続阻止部材10が前記当接部12に設けられた前記傾斜部11に案内されて該当接部12に乗り上げ、下方側から前記当接部12に押圧されることにより前記接続阻止部材10が上方に移動し、この接続阻止部材10に設けられた前記貫通孔9が前記温度コントローラ接続部7に設けられた感熱棒挿通孔13と連通状態になり、前記感熱棒4の前記感熱棒挿入配設部6への挿入配設が可能となり、前記温度コントローラ5の前記温度コントローラ接続部7への接続が可能となるように構成されていることを特徴とする電気加熱調理器に係るものである。
また、請求項1記載の電気加熱調理器において、前記接続阻止部材10は、前記貫通孔9が設けられた鉛直部10aと該鉛直部10aの下端部に連設される水平部10bとからなるL字状に形成され、前記調理プレート2が前記調理器本体1に配設されていない場合、付勢部材14により前記貫通孔9が前記感熱棒挿通孔13と非連通状態となり前記鉛直部10aが前記感熱棒挿通孔13を閉塞するように位置決められた状態で前記温度コントローラ接続部7の前記感熱棒挿通孔13に設けられ、前記調理器本体1に前記調理プレート2を配設した場合、前記接続阻止部材10が前記当接部12に設けられた前記傾斜部11に案内されて該当接部12に乗り上げ、下方側から前記当接部12に押圧されることにより前記付勢部材14の付勢力に抗して前記接続阻止部材10が上方に移動し、この接続阻止部材10に設けられた前記貫通孔9が前記温度コントローラ接続部7に設けられた感熱棒挿通孔13と連通状態になり、前記鉛直部10aによる前記感熱棒挿通孔13の閉塞状態が解除されるように構成されていることを特徴とする電気加熱調理器に係るものである。
また、請求項2記載の電気加熱調理器において、前記接続阻止部材10は、前記鉛直部10aと前記水平部10bとが連設される連設角部10cがR形状に形成され、このR形状に形成された前記連設角部10cが前記当接部12に当接し前記傾斜部11を摺動するように構成されていることを特徴とする電気加熱調理器に係るものである。
また、請求項1〜3いずれか1項に記載の電気加熱調理器において、前記当接部12は、前記収納部8の下部側に前記調理器本体1内に突出状態に設けられていることを特徴とする電気加熱調理器に係るものである。
本考案は上述のように構成したから、簡易な構成にして耐久性に優れた安全機構を備える電気加熱調理器となる。
本実施例を示す斜視図である。 本実施例を示す分解斜視図である。 本実施例の調理プレート(裏面側)を示す説明平面図である。 本実施例の調理プレートを示す説明側面図である。 本実施例の安全機構(接続阻止状態)を示す説明断面図である。 本実施例の調理器本体に設けられた当接部を示す説明斜視図である。 本実施例の安全機構の動作説明図である。 本実施例の安全機構の動作説明図である。 本実施例の安全機構の動作説明図である。 図9の状態の説明側面図である。 本実施例の使用状態を示す説明断面図である。 従来例のロック装置(ロック状態)を示す説明断面図である。 従来例のロック装置(ロック解除状態)を示す説明断面図である。
好適と考える本考案の実施形態を、図面に基づいて本考案の作用を示して簡単に説明する。
本考案は、調理プレート2を調理器本体1にセットする場合、調理プレート2に設けられた温度コントローラ接続部7を、調理器本体1の内面側から調理器本体1の側面に設けられた収納部8に挿入配設し、この収納部8内に温度コントローラ接続部7を収納することにより、調理プレート2を適正な状態で調理器本体1にセットすることができる。
また、本考案は、上記のようにして調理プレート2を調理器本体1にセットすることで、温度コントローラ接続部7に設けられた接続阻止部材10が調理器本体1に設けられた当接部12に当接し、この当接部12に設けられた傾斜部11に案内されて当接部12に乗り上がる。この接続阻止部材10が当接部12に乗り上げることにより、接続阻止部材10が下方側から当接部12に押圧されて上方に移動し、この接続阻止部材10の上昇移動により、接続阻止部材10に設けられた貫通孔9も移動し温度コントローラ接続部7に設けられた感熱棒挿通孔13と連通状態となる。これにより、接続阻止部材10により閉塞されていた感熱棒挿通孔13が開口状態になり、温度コントローラ5に設けられた感熱棒4を調理プレート2に設けられた感熱棒挿入配設部6に挿入配設することが可能となり、温度コントローラ5を温度コントローラ接続部7に接続することが可能となる。
すなわち、本考案は、調理プレート2が調理器本体1に配設されていない場合、温度コントローラ5の温度コントローラ接続部7への接続を阻止する安全機構を備え、この安全機構は、上記のように調理プレート2を適正な状態で調理器本体1にセットすることにより解除され、温度コントローラ5の温度コントローラ接続部7への接続が可能となるから、調理プレート2単体での加熱が防止され、調理プレート2単体が加熱されることによるやけどや火災の発生が防止される。
しかも、本考案の安全機構は、調理プレート2を調理器本体1にセットする操作により接続阻止部材10を当接部12に乗り上げさせ、当接部12による下方側からの押圧作用により接続阻止部材10を上方に移動させて貫通孔9を感熱棒挿通孔13と連通状態にするから、貫通孔9が設けられた部位に負荷を掛けない構成であるため、簡易な構成にして耐久性に優れた安全機構を備えた電気加熱調理器となる。
本考案の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、調理器本体1と、この調理器本体1に着脱自在に配設される調理プレート2と、この調理プレート2を加熱するヒータ3と、感熱棒4を有し前記ヒータ3への給電を制御する温度コントローラ5とを備え、さらに、調理プレート2が調理器本体1にセットされていない状態で加熱されることを防止する安全機構を備える電気加熱調理器(ホットプレート)である。
以下、本実施例に係る構成各部について詳述する。
調理プレート2は、表面にフッ素樹脂加工が施された金属板材からなるものであり、図1,2に示すように、長方形を呈する浅皿形状に形成されている。
この調理プレート2は、長手方向両端部に把手15が設けられ、さらに、プレート面の長手方向半面に油落とし用の通孔16が複数設けられている。
また、この調理プレート2は、図3〜5に示すように、裏面にヒータ3が一体的に設けられ、さらに、長手方向一側に、温度コントローラ5が接続される端子7aを備える温度コントローラ接続部7と、温度コントローラ5に設けられた感熱棒4が挿入配設される感熱棒挿入配設部6が設けられている。
なお、図中符号20は、感熱棒挿入配設部6に挿入配設された感熱棒4を調理プレート2に押接させるための押さえ板である。
また、調理プレート2の形状等は本実施例に限定されるものではなく、円形や正方形等の形状でも良く、また、通孔16を全面に設けた構成或いは通孔16を設けない構成としても良い。
また、調理器本体1は、金属製であり、図1,2に示すように、調理プレート2と同形の長方形を呈する深皿形状に形成されている。
この調理器本体1は、長手方向両側に位置する短側面部1aに、把持部(図示省略)が一体的に設けられた脚部17が設けられている。
また、この調理器本体1は、図6に示すように、一方の短側面部1aに開口部が形成され、この開口部に連接するようにして、この調理器本体1にセットした調理プレート2の温度コントローラ接続部7を収納する収納部8が設けられており(図2参照)、この収納部8は、調理器本体1の内外に貫通する構成であり、温度コントローラ接続部7を調理器本体1の外側から温度コントローラ5を接続可能に収納するように構成されている。
なお、調理器本体1の形状等は本実施例に限定されるものではなく、調理プレート2と同様、適宜変更可能である。
また、本実施例は、油受け部を備えず、この調理器本体1が油受け部を兼ねる構成(底部に水を貯留できる構成)であるが、調理プレート2と調理器本体1との間に油受け部を設ける構成としても良い。
また、温度コントローラ5は、図2に示すように、ヒータ3への給電量を制御する機能を有し、先端部の中央に感熱棒4が突設され、また、この感熱棒4の両側に温度コントローラ接続部7に設けられた端子7aが挿入接続される端子受部(図示省略)が設けられ、また、上面には温度調節用のつまみ18が設けられており、このつまみ18の操作によりヒータ3を所望の温度に加熱することができるように構成されている。
また、安全機構は、調理プレート2の温度コントローラ接続部7に設けられ温度コントローラ5に設けられた感熱棒4が貫通可能な貫通孔9を有する接続阻止部材10と、調理器本体1に設けられ接続阻止部材10を移動案内する傾斜部11を有する当接部12とからなり、調理プレート2が調理器本体1に配設されていない場合、温度コントローラ5の温度コントローラ接続部7への接続を阻止し、調理器本体1の内面側から温度コントローラ接続部7を収納部8に挿入配設し、調理器本体1に調理プレート2を配設した場合、接続阻止部材10が当接部12に当接しこの当接部12に設けられた傾斜部11に案内され当接部12に乗り上げ、下方側から当接部12に押圧されることにより接続阻止部材10が上方に移動し、この接続阻止部材10の上昇移動により接続阻止部材10に設けられた貫通孔9が温度コントローラ接続部7に設けられた感熱棒挿通孔13と連通状態になり、この感熱棒挿通孔13と連通する感熱棒挿入配設部6への感熱棒4の挿入配設を可能にし、温度コントローラ5の温度コントローラ接続部7への接続を可能とするように構成されている。
具体的には、図5に示すように、接続阻止部材10は、貫通孔9が設けられた鉛直部10aと、この鉛直部10aの下端部に連設される水平部10bとからなるL字状に形成され、温度コントローラ接続部7内に形成され、調理プレート2に設けられた感熱棒挿入配設部6と連通する感熱棒挿通孔13上に(感熱棒挿通孔13を上下方向に横断するように)上下移動自在に設けられている。
より具体的には、この接続阻止部材10は、鉛直部10aと水平部10bとが連設される連設角部10cがR形状に形成され、このR形状に形成された連設角部10cが当接部12に当接し傾斜部11を摺動するように構成されている。
すなわち、本実施例の安全機構は、上記のようにR形状に形成された連設角部10cが当接部12の傾斜部11に当接、摺動する構成とすることで、引っかかりがなくスムーズに且つ確実に安全機構が動作する(解除される)ように構成されている。
また、この接続阻止部材10は、図5に示すように、調理プレート2が調理器本体1にセットされていない状態、すなわち、調理プレート2単体の状態において、水平部10bが上面側から付勢部材14(本実施例ではコイルバネを採用)に押圧され下方側に移動した状態位置決めされ、貫通孔9が感熱棒挿通孔13に対して位置ずれ、鉛直部10aが感熱棒挿通孔13を閉塞し、調理プレート2が調理器本体1にセットされ後述する当接部12による所定の押圧作用を受けた場合、付勢部材14の付勢力に抗して上方へ移動し、鉛直部10aに設けられた貫通孔9が感熱棒挿通孔13と連通状態となり、鉛直部10aによる感熱棒挿通孔13の閉塞を解除するように構成されている。
また、当接部12は、三角形を呈する突起状に形成され、調理器本体1の収納部8が設けられた短側面部1aよりも調理器本体1の内側に配設されている。
具体的には、この当接部12は、図6に示すように、調理器本体1の短側面部1aに設けられた収納部8の下面高さ位置から調理器本体1内に向かって突出する支持部材19の先端部に、支持部材19の基端側に向かって上がり傾斜する傾斜部11が前面に配されるようにして設けられ、調理プレート2が調理器本体1にセットされた場合、接続阻止部材10の水平部10bを下方側から押圧するように構成されている。
次に本実施例の安全機構の作用効果について説明する。
本実施例の安全機構は、上述したように、調理プレート2が調理器本体1にセットされていない状態、すなわち、調理プレート2単体の状態においては、水平部10bが上面側から付勢部材14(コイルバネ)に押圧され下方側に移動した状態位置決めされ、貫通孔9が感熱棒挿通孔13に対して位置ずれ、鉛直部10aが感熱棒挿通孔13を閉塞し、温度コントローラ5の感熱棒4の調理プレート2に設けられた感熱棒挿入配設部6への挿通配設を阻止し、温度コントローラ5の温度コントローラ接続部7への接続を阻止している。
また、本実施例の安全機構は、図6〜11に示すように、調理プレート2を調理器本体1にセットすることで、接続阻止部材10、具体的には、接続阻止部材10の鉛直部10aと水平部10bとの連設部となるR形状の連設角部10cが調理器本体1に設けられた当接部12の傾斜部11に当接し、この傾斜部11に案内されて傾斜部11を摺動し、当接部12の頂部に乗り上がり、調理プレート2の自重により接続阻止部材10の水平部10bが当接部12に押圧されることで、水平部10bを押圧している付勢部材14の付勢力に抗して上方に移動し、この接続阻止部材10の上昇移動により、接続阻止部材10に設けられた貫通孔9も移動し、貫通孔9が温度コントローラ接続部7に設けられた感熱棒挿通孔13と連通状態となり、接続阻止部材10の鉛直部10aにより閉塞されていた感熱棒挿通孔13が開口状態になり、温度コントローラ5の感熱棒4の調理プレート2に設けられた感熱棒挿入配設部6への挿入配設を可能とし、温度コントローラ5の温度コントローラ接続部7への接続を可能とする。
このように、本実施例の安全機構は、付勢部材14から受ける押圧力の負荷及び接続阻止部材10が上昇移動する際に掛かる押圧作用が共に接続阻止部材10の水平部10bに作用し、貫通孔9を設けたことにより耐久性が低下している鉛直部10aには負荷が掛からない構成であるから、従来例が有する繰り返しの使用による接続阻止部材10の破損のおそれが解消され、耐久性に優れた安全機構となる。
また、本実施例の安全機構は、従来例のように、温度コントローラ40に別途突出ピン41を設け、また、プラグカバー30に突出ピン41が挿通される挿通孔37やリブ51が係合する挿入溝39を追加形成する必要がなく、簡易な構成にして、コスト安に製造可能な実用性に優れた安全機構となる。
したがって、上述のような安全機構を備える本実施例は、安全性且つ実用性に優れた画期的な電気加熱調理器となる。
なお、本考案は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜決定し得るものである。
1 調理器本体
2 調理プレート
3 ヒータ
4 感熱棒
5 温度コントローラ
6 感熱棒挿入配設部
7 温度コントローラ接続部
8 収納部
9 貫通孔
10 接続阻止部材
10a 鉛直部
10b 水平部
10c 連設角部
11 傾斜部
12 当接部

Claims (4)

  1. 調理器本体と、この調理器本体に着脱自在に配設される調理プレートと、この調理プレートを加熱するヒータと、感熱棒を有し前記ヒータへの給電を制御する温度コントローラとを備える電気加熱調理器であって、前記調理プレートには、前記ヒータと、前記感熱棒が挿入配設される感熱棒挿入配設部と、この感熱棒挿入配設部と連設され前記温度コントローラが接続される温度コントローラ接続部とが設けられ、また、前記調理器本体の側面部には、この調理器本体に配設された前記調理プレートの前記温度コントローラ接続部を収納する収納部が設けられ、また、前記調理プレートが前記調理器本体に配設されていない場合、前記温度コントローラの前記温度コントローラ接続部への接続を阻止する安全機構を備え、この安全機構は、前記温度コントローラ接続部に設けられ前記感熱棒が貫通可能な貫通孔を有する接続阻止部材と、前記調理器本体に設けられ前記接続阻止部材を移動案内する傾斜部を有する当接部とからなり、前記調理器本体の内面側から前記温度コントローラ接続部を前記収納部に挿入配設し前記調理器本体に前記調理プレートを配設した場合、前記接続阻止部材が前記当接部に設けられた前記傾斜部に案内されて該当接部に乗り上げ、下方側から前記当接部に押圧されることにより前記接続阻止部材が上方に移動し、この接続阻止部材に設けられた前記貫通孔が前記温度コントローラ接続部に設けられた感熱棒挿通孔と連通状態になり、前記感熱棒の前記感熱棒挿入配設部への挿入配設が可能となり、前記温度コントローラの前記温度コントローラ接続部への接続が可能となるように構成されていることを特徴とする電気加熱調理器。
  2. 請求項1記載の電気加熱調理器において、前記接続阻止部材は、前記貫通孔が設けられた鉛直部と該鉛直部の下端部に連設される水平部とからなるL字状に形成され、前記調理プレートが前記調理器本体に配設されていない場合、付勢部材により前記貫通孔が前記感熱棒挿通孔と非連通状態となり前記鉛直部が前記感熱棒挿通孔を閉塞するように位置決められた状態で前記温度コントローラ接続部の前記感熱棒挿通孔に設けられ、前記調理器本体に前記調理プレートを配設した場合、前記接続阻止部材が前記当接部に設けられた前記傾斜部に案内されて該当接部に乗り上げ、下方側から前記当接部に押圧されることにより前記付勢部材の付勢力に抗して前記接続阻止部材が上方に移動し、この接続阻止部材に設けられた前記貫通孔が前記温度コントローラ接続部に設けられた感熱棒挿通孔と連通状態になり、前記鉛直部による前記感熱棒挿通孔の閉塞状態が解除されるように構成されていることを特徴とする電気加熱調理器。
  3. 請求項2記載の電気加熱調理器において、前記接続阻止部材は、前記鉛直部と前記水平部とが連設される連設角部がR形状に形成され、このR形状に形成された前記連設角部が前記当接部に当接し前記傾斜部を摺動するように構成されていることを特徴とする電気加熱調理器。
  4. 請求項1〜3いずれか1項に記載の電気加熱調理器において、前記当接部は、前記収納部の下部側に前記調理器本体内に突出状態に設けられていることを特徴とする電気加熱調理器。
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