JP3235189B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱源機1台に対して
複数台の室内機を接続する多室型ヒートポンプ空気調和
機に関するもので、特に各室内機毎に冷房を選択的に、
かつ一方の室内機では冷房、他方の室内機では暖房が同
時に行うことができる空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は一般的な空気調和装置の冷媒系
を中心とする全体構成図である。また、図13乃至図1
5は上記装置における冷暖房運転時の動作状態を示した
もので、図13は冷房または暖房のみの運転動作状態
図、図14および図15は冷暖房同時運転の動作を示す
もので、図14は暖房主体(暖房運転容量が冷房運転容
量より大きい場合)を、図15は冷房主体(冷房運転容
量が暖房運転容量より大きい場合)を示す運転動作状態
図である。なお、ここでは、熱源機1台に室内機3台を
接続した場合について説明するが、2台以上の室内機を
接続した場合の同様である。図12において、1は熱源
機、2,3,4は後述するように互いに並列接続された
室内機でそれぞれ同じ構成となっている。5は後述する
ように、第1の分岐部、第2の流量制御装置、第2の分
岐部、気液分離装置、熱交換部、第3の流量制御装置、
第4の流量制御装置を内蔵した中継機である。
【0003】6は圧縮機、7は熱源機1の冷媒流通方向
を切換える4方弁、8は熱源機側熱交換器、9はアキュ
ムレータで、上記機器と接続され、これらによって熱源
機1は構成される。10は3台の室内機2,3,4に設
けられた室内側熱交換機、11は熱源機1の4方弁7と
中継機5を接続する太い第1の接続配管である。12,
13,14はそれぞれ室内機2,3,4の室内側熱交換
器10と中継機5を接続し、第1の接続配管11に対応
する室内機側の第1の接続配管、15は熱源機1の熱源
機側熱交換器8と中継機5を接続する上記第1の接続配
管より細い第2の接続配管である。16,17,18は
それぞれ室内機2,3,4の室内側熱交換器10と中継
機5を室内側の第1の接続配管を12,13,14を介
して接続し第2の接続配管15に対応する室内機側の第
2の接続配管である。19は室内機側の第1の接続配管
12,13,14と第1の接続配管11の流通を開閉す
る電磁開閉弁、20は室内側の第1の接続配管12,1
3,14と第2の接続配管15の流通を開閉する電磁開
閉弁、21は室内側熱交換器10に近接して接続され室
内側熱交換器10の出口側の冷房時はスーパーヒート
量、暖房時はサブクール量により制御される第1の流量
制御装置で、室内機側の第2の接続配管16,17,1
8に接続される。電磁弁22により室内機側の第1の接
続配管12,13,14と、第1の接続配管11また
は、第2の接続配管15に切換可能に接続する第1の分
岐部、23は室内機側の第2の接続配管16,17,1
8と第2の接続配管15よりなる第2の分岐部、24は
第2の接続配管15の途中に設けられた気液分離装置
で、その気層部は電磁開閉弁20に接続され、その液層
部は第2の分岐部23に接続されている。
【0004】25は、気液分離装置24と第2の分岐部
23との間に接続する開閉自在な第2の流量制御装置
(ここでは電気式膨張弁)、26は第2の分岐部23と
上記第1の接続配管11とを結ぶバイパス配管、27は
バイパス配管26の途中に設けられた第3の流量制御装
置(ここでは電気式膨張弁)である。28はバイパス配
管26の途中に設けられた第3の流量制御装置27の下
流に設けられ、第2の分岐部23における各室内機側の
第2の接続配管16,17,18の合流部との間でそれ
ぞれ熱交換を行う第2の熱交換部、29,30,31は
それぞれバイパス配管26の途中に設けられた第3の流
量制御装置27の下流に設けられ、第2の分岐23にお
ける各室内機側の第2の接続配管16,17,18との
間でそれぞれ熱交換を行う第3の熱交換部、32は、バ
イパス配管26の上記第3の流量制御装置27の下流お
よび第2の熱交換部28の下流に設けられ、気液分離装
置24と第2の流量制御装置25とを接続する配管との
間で熱交換を行う第1の熱交換部、33は第2の分岐部
23と上記第1の接続配管11との間に接続する開閉自
在な第4の流量制御装置(ここでは電気式膨張弁)であ
る。
【0005】34は、上記熱源機側熱交換器8と上記第
2の接続配管15との間に設けられた第3の逆止弁であ
り、上記熱源機側熱交換器8から上記第2の接続配管1
5へのみ冷媒流通を許容する。35は、上記熱源機1の
4方弁7と上記第1の接続配管11との間に設けられた
第4の逆止弁であり、上記第1の接続配管11から上記
4方弁7へのみ冷媒流通を許容する。36は、上記熱源
機1の4方弁7と上記第2の接続配管15との間に設け
られた第5の逆止弁であり、上記4方弁7から上記第2
の接続配管15へのみ冷媒流通を許容する。37は、上
記熱源機側熱交換器8と上記第1の接続配管11との間
に設けられた第6の逆止弁であり、上記第1の接続配管
11から上記熱源機側熱交換器8へのみ冷媒流通を許容
する。上記第3、第4、第5、第6の逆止弁34,3
5,36,37で切換弁38を構成する。39は上記熱
源機側切換弁38と上記第2の接続配管15の間と上記
熱源機側切換弁38と上記第1の接続配管11の間を接
続する熱源機側バイパス路、40は上記熱源機側バイパ
ス路39の配管途中に設けられ上記熱源機側バイパス路
39の開閉を制御する第6の電磁開閉弁、41は上記第
1の分岐部22と第2の流量制御装置25の間に設けら
れた第1の圧力検出手段、42は上記第2の流量制御装
置25と第4の流量制御装置33との間に設けられた第
2の圧力検出手段である。
【0006】図16〜図23は中継器の実際の構造を示
す図であり、符号は冷媒系構成を示す図12〜15に対
応して付している。図16は箱体43内に収納された第
1の分岐部22、第2の分岐部23、気液分離器24、
第2・3・4の流量制御装置25・27・33およびそ
れらを接続する配管を示したものである。図17は図1
6から箱体43を除いた図である。図18は第1の分岐
部22を示す斜視図、図19は第2の分岐部23を示す
正面図、図20は同じく右側面図である。図21〜図2
3は第1〜3の熱交部32・28〜31の構成を示す図
であり、何れも太いパイプの中に細いパネルを貫通させ
て構成し、両パネル内に低温・高温の冷媒を流して熱交
換させる。なお箱体43内には、電磁開閉弁19〜20
や流量制御装置25・27・33用の電磁コイル44、
あるいは各種センサー(図示せず)等の電気・電子部品
が多数取り付けられており、これらの配線は、箱体の外
側に設けられた制御箱に接続されている。
【0007】このように構成された従来装置の動作につ
いて説明する。まず、図13を用いて冷房運転のみの場
合について説明する。すなわち、同図に実線矢印で示す
ように圧縮機6より吐出された高温高圧冷媒ガスは4方
弁7を通り、熱源機側熱交換8で空気と熱交換して凝縮
液化された後、第3の逆止弁34、第2の接続配管1
5、気液分離装置24、第2の流量制御装置25の順に
通り、更に第2の分岐部23、室内機側の第2の接続配
管16,17,18を通り、各室内機2,3,4に流入
する。そして、各室内機2,3,4に流入した冷媒は、
各室内側熱交換器10出口のスーパーヒート量により制
御さっる第1の流量制御装置21により低圧まで減圧さ
れて室内側熱交換器10で、室内空気と熱交換して蒸発
しガス化され室内を冷房する。そして、このガス状態と
なった冷媒は、室内機側の第1の接続配管12,13,
14、電磁開閉弁19、第1の分岐部22、第1の接続
配管11、第4の逆止弁35、熱源機の4方弁7、アキ
ュムレータ9を経て圧縮機6に吸入される循環サイクル
を構成し、冷房運転をおこなう。この時、第1の分岐部
22の電磁開閉弁20は閉路、電磁開閉弁19は開路さ
れている。この時、第1の接続配管11が低圧、第2の
接続配管15が高圧のため必然的に第3の逆止弁34、
第4の逆止弁35へ流通する。
【0008】また、このサイクルの時、第2の流量制御
装置25を通過した冷媒の一部がバイパス配管26へ入
り第3の流量制御装置27で低圧まで減圧されて第3の
熱交換部29,30,31で第2の分岐部23の各室内
機側の第2の接続配管16,17,18との間で、第2
の熱交換部28で第2の分岐部23の各室内機側の第2
の接続配管16,17,18の合流部との間で、更に第
1の熱交換部32で第2の流量制御装置25に流入する
冷媒との間で熱交換を行い蒸発した冷媒は、第1の接続
配管11、第4の逆止弁35へ入り熱源機の4方弁7、
アキュムレータ9を経て圧縮機6に吸入される。一方、
第1,2,3の熱交換部32,28,29,30,31
で熱交換し冷却されサブクールを充分につけられた上記
第2の分岐部23の冷媒を冷房しようとしている室内機
2,3,4へ流入する。
【0009】次に図13を用いて暖房運転のみの場合に
ついて説明する。すなわち、同図に点線矢印で示すよう
に圧縮機6より吐出された高温高圧冷媒ガスは、4方弁
7を通り、第5の逆止弁36、第1の接続配管15、気
液分離装置24を通り、第1の分岐部22、電磁開閉弁
20、室内機側の第1の接続配管12,13,14の順
に通り、各室内機2,3,4に流入し、室内空気と熱交
換して凝縮液化し、室内を暖房する。そして、この液状
態となった冷媒は、各室内側熱交換器10出口のサブク
ール量により制御されてほぼ全開状態の第1の流量制御
装置21を通り、室内機側の第2の接続配管16,1
7,18から第2の分岐部23に流入して合流し、更に
第4の流量制御装置33を通る。ここで、第1の流量制
御装置21、又は第3、第4の流量制御装置25、33
のどちらか一方で低圧の気液二相状態まで減圧される。
そして、低圧まで減圧された冷媒は、第1の接続配管1
1を経て熱源機1の第6の逆止弁37、熱源機側熱交換
器8に流入しここで空気と熱交換して蒸発しガス状態と
なった冷媒は、熱源機の4方弁7、アキュムレータ9を
経て圧縮機6に吸入される循環サイクルを構成し、暖房
運転をおこなう。この時、第1の分岐部22は、電磁開
閉弁19は閉路、電磁開閉弁20は開路されている。ま
た、冷媒はこの時、第1の接続配管11が低圧、第2の
接続配管15が高圧のため必然的に第5の逆止弁36、
第6の逆止弁37へ流通する。この時、第1の接続配管
11が低圧、第2の接続配管15が高圧のため必然的に
第5の逆止弁36、第6の逆止弁37へ流通する。
【0010】次に、冷暖房同時運転における暖房主体の
場合について図14を用いて説明する。すなわち、同図
に点線矢印で示すように圧縮機6より吐出された高温高
圧冷媒ガスは、第5の逆止弁36、第2の接続配管15
を通して中継機5へ送られ、気液分離装置24を通り、
そして第1の分岐部22、電磁開閉弁20 室内機側の
第1の接続配管12,13の順に通り、暖房しようとす
る各室内機2,3に流入し、室内側熱交換器10で室内
空気と熱交換して凝縮液化され室内を暖房する。そし
て、この凝縮液化した冷媒は、各室内側熱交換器5出口
のサブクール量により制御されほぼ全開状態の第1の流
量制御装置21を通り少し減圧されて第2の分岐部23
に流入する。そして、この冷媒の一部は、室内機側の第
2の接続配管18を通り冷房しようとする室内機4に入
り、室内側熱交換器5出口のスーパーヒート量により制
御される第1の流量制御装置21に入り減圧された後
に、室内側熱交換器10に入って熱交換して蒸発しガス
状態となって室内を冷房し、電磁開閉弁19を介して第
1の接続配管11に流入する。
【0011】一方、他の冷媒は第1の圧縮検出手段41
の検出圧力、第2の圧力検出手段42の検出圧力の圧力
差が所定範囲となるように制御される第4の流量制御装
置33を通って、冷房しようとする室内機4を通った冷
媒と合流して太い第1の接続配管11を経て熱源機1の
第6の逆止弁37、熱源機側熱交換器8に流入しここで
空気と熱交換して蒸発しガス状態となる。そして、その
冷媒は、熱源機の4方弁7、アキュムレータ9を経て圧
縮機6に吸入される循環サイクルを構成し、暖房主体運
転をおこなう。この時、冷房する室内機4の室内側熱交
換器10の蒸発圧力と熱源機側熱交換器8の圧力差が、
太い第1の接続配管11に切換えるために小さくなる。
又、この時、室内機2,3に接続された第1の分岐部2
2の電磁開閉弁19は閉路、電磁開閉弁20は開路され
ており、室内機4の電磁開閉弁20は閉路、電磁開閉弁
19は開路されている。また、冷媒はこの時、第1の接
続配管11が低圧、第2の接続配管15が高圧のため必
然的に第5の逆止弁36、第6の逆止弁37へ流通す
る。
【0012】また、このサイクルの時、一部の液冷媒は
第2の分岐部23の各室内機側の第2の接続配管16,
17,18の合流部からバイパス配管26へ入り第3の
流量制御装置27で低圧まで減圧されて第3の熱交換部
29,30,31で第2の分岐部23の各室内機側の第
2の接続配管16,17,18との間で、第2の熱交換
部28で第2の分岐部23の各室内機側の第2の接続配
管16,17,18の合流部との間で熱交換を行い蒸発
した冷媒は、第1の接続配管11、第6の逆止弁37へ
入り熱源機の4方弁7、アキュムレータ9を経て圧縮機
6に吸入される。一方、第2、3の熱交換部28,2
9,30,31で熱交換し冷却されサブクールを充分に
つけられた上記第2の分岐部23の冷媒は冷房しようと
している室内機4へ流入する。
【0013】次に、冷暖房同時運転における冷房主体の
場合について図15を用いて説明する。すなわち、同図
に実線矢印で示すように圧縮機6より吐出された冷媒ガ
スは、熱源機側熱交換器8に流入しここで空気と熱交換
して二相の高温高圧状態となる。その後この二相の高温
高圧状態の冷媒は第3の逆止弁34、第2の接続配管1
5を経て、中継機5の気液分離装置24へ送られる。そ
して、ここで、ガス状冷媒と液状冷媒に分離され、分離
されたガス状冷媒を第1の分岐部22、電磁開閉弁2
0、室内機側の第1の接続配管14の順に通り、暖房し
ようとする室内機4に流入し、室内側熱交換器10で室
内空気と熱交換して凝縮液化し、室内を暖房する。更
に、室内側熱交換器10出口のサブクール量により制御
されほぼ全開状態の第1の流量制御装置21を通り少し
減圧されて第2の分岐部23に流入する。一方、残りの
液状冷媒は第1の圧力検出手段41の検出圧力、第2の
圧力検出手段42の検出圧力によって制御される第2の
流量制御装置25を通って第2の分岐部23に流入し、
暖房しようとする室内機4を通った冷媒と合流する。そ
して、第2の分岐部23、室内機側の第2の接続配管1
6,17の順に通り、各室内器2,3に流入する。
【0014】そして、各室内機2,3に流入した冷媒
は、室内側熱交換器5出口のスーパーヒート量により制
御される第1の流量制御装置21により低圧まで減圧さ
れて室内空気と熱交換して蒸発しガス化され室内を冷房
する。更に、このガス状態となった冷媒は、室内機側の
第1の接続配管12,13、電磁開閉弁19、第1の分
岐部22を通り、第1の接続配管11、第4の逆止弁3
5、熱源機の4方弁7、アキュムレータ9を経て圧縮機
6に吸入される循環サイクルを構成し、冷房主体運転を
おこなう。又、この時、室内機2,3に接続された第1
の分岐部22の電磁開閉弁20は閉路、電磁開閉弁19
は開路されており、室内機4の電磁開閉弁19は閉路、
電磁開閉弁20は開路されている。また、冷媒はこの
時、第1の接続配管11が低圧、第2の接続配管15が
高圧のため必然的に第3の逆止弁34、第4の逆止弁3
5へ流通する。
【0015】また、このサイクルの時、一部の液冷媒は
第2の分岐部23の各室内機側の第2の接続配管16,
17,18の合流部からバイパス配管26へ入り第3の
流量制御装置27で低圧まで減圧されて第3の熱交換部
29,30,31で第2の分岐部23の各室内機側の第
2の接続配管16,17,18との間で、第2の熱交換
部28で第2の分岐部23の各室内機側の第2の接続配
管16,17,18の合流部との間で、更に第1の熱交
換部32で第2の流量制御装置25に流入する冷媒との
間で熱交換を行い蒸発した冷媒は、第1の接続配管1
1、第4の逆止弁35へ入り熱源機の4方弁7、アキュ
ムレータ9を経て圧縮機6に吸入される。一方、第1、
2、3の熱交換部32,28,29,30,31で熱交
換し冷却されサブクールを充分につけられた上記第2の
分岐部23の冷媒は冷房しようとしている室内機2,3
へ流入する。
【0016】以上により説明した中継器5は、室内の天
井裏に吊り下げて設置される。なお中継器5は、電磁開
閉弁19〜20、流量制御装置25,27,33、電気
部品等の点検、修理用に箱体43の下面が開閉する構造
になっているので、中継器5を吊り下げた下方の天井面
には図24に示すように、中継器5の下面全体をカバー
するサービスパネル45を設けている。また、冷媒回路
において低圧(低温)となる部分の表面には結露が発生
する為、箱体43の下面はドレンパンとなっており、溜
ったドレンを器外に排水できる様ドレン配管46を施し
ている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の空
気調和装置の中継器5では、定格容量が大きくなると冷
媒の循環量が多くなる為、電磁開閉弁19,20の形状
が大きくなり、またサブクールを取る為の第1〜第3の
熱交部28〜32の形状が大きくなる。更にこれらの単
品部品を配管を曲げながら繁ぐので広いスペースを必要
とし、その結果中継器5の箱体43が大きくなる。ま
た、気液分離器24が円柱形状である為、箱体43内に
収める際には直径に相当する寸法が必要となり箱体43
の寸法を大きくする。更に気液分離器24に配管を接続
する場合、上下方向に接続すれば箱体43の高さ寸法を
大きくするし、円周方向に接続するには、加工制約上、
放射状に接続する必要があり、他部品との接続経路が制
約されて自由度が小さくなり、結果箱体43の寸法を大
きくする。
【0018】上記により、箱体43寸法が大きくなれば
製造コストが上昇するだけでなく、点検、修理用に設け
るサービスパネル45が大きくなって、室内意匠を悪く
させると共に居住者に圧迫感を与え、更に市販の安価な
サービスパネルが使用できなくなって、工事コストが高
くなると言う問題がある。また、低圧(低温)部に着く
露を器外に排水する為のドレン配管46が必要である
為、工事コストが高くなると共に、天井および居室への
水漏れを発生する恐れがある。また単純な箱体構造で多
くの重量部品を支える為、箱体43を構成する各部品は
板厚を厚くして剛性を確保しなければならず、コストの
上昇および製品の重量増加になり、工事を難しくする。
さらに箱体43内にはケーブルダクトがない為、箱体内
を走る配線は、高温部やエッジ部に触れる為、保護部材
が必要となってコスト高になるばかりでなく、点検・修
理時には邪魔になると言う問題がある。
【0019】この発明は、かかる問題点を解決する為に
なされたものであり、小形、軽量で、ドレン配管の不要
なコンパクトな中継器の提供を提供すること、および市
販品の小さなサービスパネルを使用して容易に点検、修
理ができるメンテナンス性が優れ、且つ製造コスト、工
事コストの安価な中継器を提供することを目的としてい
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
装置においては、圧縮機、切換弁、および熱源側熱交換
器等より成る1台の熱源機と、室内側熱交換器および第
1の流量制御装置等から成る複数台の室内機と、上記1
台の熱源機と上記複数台の室内機とを複数の接続配管を
介して接続し、上記複数台の室内機の室内側熱交換器の
一方を上記複数の接続配管に切り換え可能に接続する弁
装置を備えた第1の分岐部と、上記複数台の室内側熱交
換器の他方に、上記第1の流量制御装置を介して接続さ
れ、上記複数の接続配管に接続された第2の分岐部とを
備え、上記第1の分岐部および上記第2の分岐部等を内
蔵した箱体の中継器を上記熱源機と上記複数台の室内機
との間に介在させて構成した空気調和装置において、
記中継器は、第1の分岐部を構成する複数の開閉弁およ
び接続配管を塊状の部材内に内蔵させた単一のブロック
で形成させて第1分岐ブロックとすると共に、第2の分
部は、流体入口および流体出口を少なくとも何れか一
方に形成した2枚の表面板と、上記表面板間に流路板を
積層配置して接合し、上記流路板には上記流体入口から
流入して上記流体出口に流出する流路を設けた単一のブ
ロックに形成して第2分岐ブロックとし、第1分岐ブロ
ックおよび第2分岐ブロックを配管によって連結したも
のである。
【0021】また、第1分岐ブロックは略直方体状のブ
ロックに形成させると共に、外表面に断熱材層を形成
し、第2分岐ブロックは略直方体状のブロックに形成さ
せると共に、外表面に断熱材層を形成したものである。
【0022】また、入口を熱源機側に配管接続し、ガス
側出口を第1の分岐部に配管接続し、液側出口を第2の
分岐部に配管接続した偏平形状の気液分離器を内蔵し、
中継器は第1分岐ブロック、第2分岐ブロック及び気液
分離器を配管によって連結したものである。
【0023】また、入口を熱源機側に配管接続し、ガス
側出口を第1の分岐部に配管接続し、液側出口を第2の
分岐部に配管接続した気液分離器を内蔵し、中継器は、
その箱体上部に梁部材を配設すると共に、この梁部材に
第1分岐ブロック及び気液分離器を取付けたものであ
る。
【0024】また、梁部材に溝を形成し、上記溝に当該
機器用の配線を布設したものである。
【0025】また、中継器箱体の1側面に開口部を設
け、この開口部を覆うパネルを着脱自在に取り付け、上
記開口部の近傍に第1分岐ブロックを配置したものであ
る。
【0026】また、中継器用の制御箱を設け、この制御
箱を中継器箱体の1側面に設けた開口部を覆うパネルに
連接したものである。
【0027】
【作用】上記のように構成された空気調和装置によれ
ば、中継器の第1の分岐部、第2の分岐部を各々塊状の
1つのブロックにして箱体内に配置するので、箱体が小
さくなる。また、ブロック形状を略直方体として外表面
断熱材層を形成させると、低圧(低温)部に露が付か
なくなり、ドレンの発生がない。また、気液分離器を偏
平形状とすると、薄くなり箱体の寸法が小さくなる。ま
た、箱体上部に梁を渡して重量物を固定すると、箱体の
剛性が高まり、薄肉でも充分な強度を有する。また、梁
内に配線を通すと、梁がケ−ブルダクトとなり、配線が
高温部や、エッジに触れず、且つサ−ビス時の邪魔にな
らない。また、箱体の側面カバ−を外すとサ−ビス部品
に手が届くので小さなサ−ビスパネルでサ−ビスができ
る。また、制御箱が側面カバ−を兼ねるので部品数が減
少する。
【0028】
【実施例】
実施例1.以下この発明の一実施例の空気調和装置を図
面に基づいて説明する。本空気調和装置における冷媒系
路は、従来と同一であるので説明を省略する。図1〜図
6に示すように、47は第1分岐ブロックであり、第1
の接続配管11と室内側の第1の接続配管12〜14の
管路を開閉する電磁開閉弁19と、第2の接続配管15
と室内側の第1の接続配管12〜14の管路を開閉する
電磁開閉弁20、および上記電磁開閉弁19,20を接
続する複数の配管を1個の塊状部材48内に一体に構成
している。
【0029】すなわち、塊状部材48の内部には、電磁
開閉弁20の弁室49が穿設して形成され、該弁室49
の側部には第2の接続配管5からの高温高圧冷媒が流れ
る第1の主冷媒通路50に連通して高温高圧冷媒を導い
てくる第1の冷媒通路開口部51を、下部には室内側の
第1の接続配管12・13・14が接続される室内側接
続ポート52を一端部に開口形成した冷媒通路53に合
流する第2の冷媒通路開口部54を形成し、第1・第2
の冷媒通路開口部51・54の間には弁座55が突出し
て設けられる。56は、上記第1の主冷媒通路50の一
端部に開口形成された気液分離器24を接続する気液分
離器側接続ポートである。
【0030】上記弁室49には弁座55に着座して閉塞
する弁体57が上下方向に摺動自在に嵌挿され、この弁
体57の中心には穴58が垂直に穿設されている。一
方、弁体57の上部には弁室49を封止するとともに、
弁体57の上昇時ストッパー機能を営む蓋59が設けら
れ、この蓋59の下面と該穴58の底部間には弁座55
に弁体57を弾圧付勢するスプリング60が垂直に張架
されている。そして、弁室49と弁体57の上部の間に
は背室61が画成され、この背室61に冷媒が弁室49
と弁体57の間の僅かな隙間を経由して流入するように
なっている。
【0031】また、背室61の上側部には、背室61か
らの冷媒を導く導通路62が穿設され、さらに弁室49
の近傍には冷媒通路63が形成されている。この冷媒通
路63は第1の接続配管11と室内側の第1の接続配管
12〜14の管路を開閉する電磁開閉弁19に連通され
るとともに、上記第2の冷媒通路開口部54に合流する
上記冷媒通路53に連通する。
【0032】64は背室61と第2の冷媒通路開口部5
4との間の差圧を制御するパイロット電磁弁で、このパ
イロット電磁弁64は塊状部材48に垂直に挿着された
ガイドチューブ65の内部に、上記導通路62と冷媒通
路63の間に位置するパイロットポート66を開閉する
プランジャ67が上下動可動に嵌挿され、ガイドチュー
ブ65内の上部には、プランジャ67の真上に位置する
吸引子68が封着されており、この吸引子68とプラン
ジャ67の間には、パイロットポート66にプランジャ
67を弾圧付勢するスプリング69が介在させている。
そして、ガイドチューブ65の上部には、電磁コイル7
0が配設されている。
【0033】次に、第1の接続配管11と室内側の第1
の接続配管12〜14の管路を開閉して低温低圧冷媒の
流れを制御する3個の電磁開閉弁19とこれら電磁開閉
弁19廻り冷媒通路63,71,72を図4、図7によ
り説明する。塊状部材48の内部には電磁開閉弁19の
弁室73が穿設して形成され、該弁室73の側部には冷
媒通路63に連通して室内側の第1の接続配管12〜1
4が14から低温低圧冷媒を導いてくる第3の冷媒通路
開口部74を、下部には低温低圧冷媒が流れる第2の主
冷媒通路71Dに合流する第4の冷媒通路開口部75を
形成し、第3・第4の冷媒通路開口部74、75の間に
は弁座76が突出して設けられる。77は、上記第2の
主冷媒通路71の一端部に開口形成され、第1の接続配
管11に接続される室外側接続ポートである。
【0034】上記弁室73には上記電磁開閉弁20と同
様に、弁座76に着座して閉塞する弁体78が上下方向
に摺動自在に嵌挿され、この弁体78の中心には穴79
が垂直に穿設されている。一方、弁体78の上部には弁
室73を封止するとともに、弁体78の上昇時のストッ
パー機能を営む蓋80が設けられ、この蓋80の下面と
該穴79の底部間には弁座76に弁体78を弾圧付勢す
るスプリング81が垂直に張架されている。そして、弁
室73と弁体78の上部の間には背室82が画成され、
この背室82に冷媒が弁室73と弁体78の間の僅かな
隙間を経由して流入するようになっている。
【0035】また、背室82の上側部には、背室82か
らの冷媒を導く導通路83が穿設され、さらに弁室73
の近傍には冷媒通路72が形成されている。この冷媒通
路72は、上記第4の冷媒通路開口部75に合流する上
記第2の主冷媒通路71に連通する。
【0036】84は背室82と第4の冷媒通路開口部7
5との間の差圧を制御するパイロット電磁弁である。パ
イロット電磁84の構造は、上記パイロット電磁弁64
の構造と同じであるので説明は省略する。電磁開閉弁1
9,20は、従来例と同様に、電磁コイル70に通電時
「開」、非通電時には「閉」となる。なお第1分岐ブロ
ック47は、略直方体に形成し、表面には断熱材85を
貼り付けている。
【0037】86は、第2の分岐部23と第1・第2・
第3の熱交換部28〜32を1つのブロックに形成した
第2分岐ブロックであり、図8に示すように流体入口8
7・88・89および流体出口90〜95を設けた表面
板96と穴の設けていない表面板97の間に、バイパス
配管26の途中に設けられた第3の流量制御装置27の
下流側に相当する流路98を設けた低圧流路板99と、
熱交換板100、および気液分離装置24と第2の流量
制御装置25間に相当する流路101と第2の分岐部2
3に相当する流路102・103・104・105を設
けた高圧流路板106を交互に積層してロー付けあるい
は接着等により接合している。表面板96に設けた各穴
87〜95は、冷媒系を示す図12に示す符号部分に相
当する。穴87より流入した冷媒は、低圧流路板99の
流路98を流れて穴90に至る。穴88より流入した冷
媒は、高圧流路板106の流路101を流れて穴91に
至る。穴89より流入した冷媒は、高圧流路板106の
流路102〜104を流れて穴92〜94に至る。穴8
9から穴95に至る流路は、図12の第2の分岐部23
から第3の流量制御装置27に至るバイパス流路に相当
する。低圧流路99を流れる低圧・低温の冷媒と高圧流
路板106を流れる高圧・高温の冷媒は、熱交換板10
0を介して熱交換する。なお第2の分岐ブロック86は
直方体に形成し、表面には断熱材107を貼り付けてい
る。ブロックが略直方体であるので貼付作業が容易であ
る。
【0038】24は中空偏平形状に形成した気液分離器
であり、第2の接続配管15に接続する流入口108
と、内空上部に連通するガス流出口109、および内空
下部に連通する液流出口110を有する。気液分離器2
4は、その短辺方向が箱体43の長辺方向に位置するよ
うに配置してあり、箱体43の長辺寸法を小さく納めて
いる。
【0039】111は箱体43の上面に渡して左右の箱
体構成板に固定したU字形状の梁であり、梁111には
第1分岐ブロック47および気液分離器24を吊り下げ
て取り付けてあり、重量物の保持と箱体43の剛性を確
保している。なお梁111のU字状内部には、第1分岐
ブロック47に取り付けた電磁コイル70用のリード線
や各種センサ(図示せず)のリード線が通して配線ダク
トとして利用し、リード線を高温パイプやエッヂ部から
隔離している。
【0040】112は制御箱であり、箱体43に着脱自
在に取り付けている。113は箱体43の一側面に設け
開口114を覆うパネルであり、箱体に着脱自在に取り
付けている。点検・修理が必要となる第1分岐ブロック
47、第2・第3・第4の流量制御装置25・27・3
3は、パネル113で覆った開口114から手の届く範
囲に配置している。
【0041】図10は、開口114を覆うパネル113
をなくし、制御箱112で直接開口114を覆う実施例
を示す。なお箱体43内で低温になって結露する配管に
は、市販されているパイプカバーを断熱の為に巻いてい
る。
【0042】上記のように構成された空気調和機の中継
器は、図11のように天井裏に吊り下げられる。なお、
この時ドレン配管は設けない。中継器5の制御箱112
近辺の下方天井面には、市販性のある450角の点検口
を設ける。冷媒系の動作は従来と同一であるが、低温と
なる部分には断熱を施しているので結露せず、ドレンの
発生はない。箱体43内の部品の点検・修理が必要な際
には、天井面に設けた点検口より身を入れ、箱体43に
取り付けている制御箱112あるいはパネル113を取
り外して現れる開口114より手を差し入れて点検・修
理する。
【0043】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、第1の分岐部、第2の分岐部を各々塊状
の1つのブロックにして箱体内に配置するので、箱体が
小さくなるという効果が得られる。また、ブロック形状
を略直方体として外表面に断熱材層を形成させているの
で、低圧(低温)部に露が付かなくなり、ドレンの発生
がないという効果が得られる。また、気液分離器がを偏
平形状なので薄くなり、箱体の寸法が小さくなるという
効果が得られる。また、箱体上部に梁を渡して重量物を
固定するので、箱体の剛性が高まり、薄肉でも充分な強
度を有する。また、梁内に配線を通すので、梁がケ−ブ
ルダクトとなり、配線が、高温部やエッジに触れずに、
且つサ−ビス時の邪魔にならないので、メンテナンス性
が向上するという効果が得られる。また、箱体の側面カ
バ−を外すとサ−ビス部品に手が届くので小さなサ−ビ
スパネルでサ−ビスができるので、メンテナンス性が向
上するという効果が得られる。また、制御箱が側面カバ
−を兼ねるので部品数が減少するので、製造コストも低
減できという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の空気調和装置の実施例を示す平面図
である。
【図2】同空気調和装置の正面図である。
【図3】同空気調和装置の第1分岐ブロックの斜視図で
ある。
【図4】図3のI面で切断した断面図である。
【図5】図3のII面で切断した断面図である。
【図6】図3のIII面で切断した断面図である。
【図7】図3のIV面で切断した断面図である。
【図8】同空気調和装置の第2分岐ブロックの分解斜視
図である。
【図9】同空気調和装置の気液分離器の断面図である。
【図10】この発明の他の実施例を示す平面図である。
【図11】この発明による中継器を天井裏に吊り下げた
図である。
【図12】従来の空気調和装置の冷媒系を中心とする全
体構成図である。
【図13】従来の空気調和装置の冷媒系構成図での冷房
または暖房のみの運転動作状態図である。
【図14】従来の空気調和装置の冷媒系構成図での暖房
主体(暖房運転容量が冷房運転容量より大きい場合)の
運転動作状態図である。
【図15】従来の空気調和装置の冷媒系構成図での冷房
主体運転(冷房運転容量が暖房運転容量より大きい場
合)の運転動作状態図である。
【図16】従来の中継器を示す斜視図である。
【図17】従来の中継器より箱体を取り除いた図であ
る。
【図18】従来の第1の分岐部を示す斜視図である。
【図19】従来の第2の分岐部を示す正面図である。
【図20】従来の第2の分岐部の右側面図である。
【図21】従来の第1の熱交部を示す正面図である。
【図22】従来の第2の熱交部を示す正面図である。
【図23】従来の第3の熱交部を示す正面図である。
【図24】従来の中継器を天井裏に吊り下げた図であ
る。
【符号の説明】
1 熱源機 2 室内機 3 室内機 4 室内機 5 中継器 6 圧縮機 7 四方弁 8 熱源機側熱交 9 アキュムレータ 10 室内側熱交 11 第1の接続配管 15 第2の接続配管 19 電磁開閉弁 20 電磁開閉弁 21 第1の流量制御装置 22 第1の分岐部 23 第2の分岐部 24 気液分離装置 25 第2の流量制御装置 26 バイパス配管 27 第3の流量制御装置 28 第2の熱交部 29 第3の熱交部 30 第3の熱交部 31 第3の熱交部 32 第1の熱交部 33 第4の流量制御装置 43 箱体 45 サービスパネル 47 第1分岐ブロック 48 塊状部材 85 断熱材(電磁弁ブロック) 86 第2分岐ブロック 87 流体入口(低圧) 88 流体入口(高A) 89 流体入口(高B・C) 90 流体出口(低圧) 91 流体出口(高A) 92 流体出口(室内2) 93 流体出口(室内3) 94 流体出口(室内4) 95 流体出口バイパス 96 表面板(上) 97 表面板(下) 98 低圧流路 99 低圧流路板 100 熱交換板 101 高圧流路A 102 流路(高圧室内2) 103 流路(高圧室内3) 104 流路(高圧室内4) 105 流路(バイパス) 106 高圧流路板 107 断熱材 111 梁 112 制御箱 113 パネル 114 開口
フロントページの続き (72)発明者 久森 洋一 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 生産技術研究所内 (72)発明者 隅田 嘉裕 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 中央研究所内 (56)参考文献 特開 平4−169760(JP,A) 特開 平4−151466(JP,A) 特開 平4−98057(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 41/00 F25B 13/00 104

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、切換弁、および熱源側熱交換器
    等より成る1台の熱源機と、室内側熱交換器および第1
    の流量制御装置等から成る複数台の室内機と、上記1台
    の熱源機と上記複数台の室内機とを複数の接続配管を介
    して接続し、上記複数台の室内機の室内側熱交換器の一
    方を上記複数の接続配管に切り換え可能に接続する弁装
    置を備えた第1の分岐部と、上記複数台の室内側熱交換
    器の他方に、上記第1の流量制御装置を介して接続さ
    れ、上記複数の接続配管に接続された第2の分岐部とを
    備え、 上記第1の分岐部および上記第2の分岐部等を内蔵した
    箱体の中継器を上記熱源機と上記複数台の室内機との間
    に介在させて構成した空気調和装置において、 上記中継器は、第1の分岐部を構成する複数の開閉弁お
    よび接続配管を塊状の部材内に内蔵させた単一のブロッ
    クで形成させて第1分岐ブロックとすると共に、第2の
    分岐部は、流体入口および流体出口を少なくとも何れか
    一方に形成した2枚の表面板と、上記表面板間に流路板
    積層配置して接合し、上記流路板には上記流体入口か
    ら流入して上記流体出口に流出する流路を設けた単一の
    ブロックに形成して第2分岐ブロックとし、第1分岐ブ
    ロックおよび第2分岐ブロックを配管によって連結した
    ことを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 第1分岐ブロックは略直方体状のブロッ
    クに形成させると共に、外表面に断熱材層を形成し、第
    2分岐ブロックは略直方体状のブロックに形成させると
    共に、外表面に断熱材層を形成したことを特徴とする請
    求項1記載の空気調和装置。
  3. 【請求項3】 入口を熱源機側に配管接続し、ガス側出
    口を第1の分岐部に配管接続し、液側出口を第2の分岐
    部に配管接続した偏平形状の気液分離器を内蔵し、中継
    器は第1分岐ブロック、第2分岐ブロック及び気液分離
    器を配管によって連結したことを特徴とする請求項1記
    載の空気調和装置。
  4. 【請求項4】 入口を熱源機側に配管接続し、ガス側出
    口を第1の分岐部に配管接続し、液側出口を第2の分岐
    部に配管接続した気液分離器を内蔵し、中継器は、その
    箱体上部に梁部材を配設すると共に、この梁部材に第1
    分岐ブロック及び気液分離器を取付けたことを特徴とす
    る請求項1記載の空気調和装置。
  5. 【請求項5】 梁部材に溝を形成し、上記溝に当該機器
    用の配線を布設したことを特徴とする請求項4記載の空
    気調和装置。
  6. 【請求項6】 中継器箱体の1側面に開口部を設け、こ
    の開口部を覆うパネルを着脱自在に取り付け、上記開口
    部の近傍に第1分岐ブロックを配置したことを特徴とす
    る請求項1記載の空気調和装置。
  7. 【請求項7】 中継器用の制御箱を設け、この制御箱を
    中継器箱体の1側面に設けた開口部を覆うパネルに連接
    したことを特徴とする請求項6記載の空気調和装置。
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