JP3234405B2 - バーコード読取装置及びその方法 - Google Patents

バーコード読取装置及びその方法

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JP3234405B2
JP3234405B2 JP18483994A JP18483994A JP3234405B2 JP 3234405 B2 JP3234405 B2 JP 3234405B2 JP 18483994 A JP18483994 A JP 18483994A JP 18483994 A JP18483994 A JP 18483994A JP 3234405 B2 JP3234405 B2 JP 3234405B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーコードをレーザ光
線等の電磁的放射線で走査し、その反射によってバーコ
ード等を読み取るバーコード読取装置及び方法に関す
る。スーパーマーケットのPOSシステム等において、
バーコードを読み取る装置としてスキャナが用いられて
いるが、装置の読取性能向上を図るためのものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図19に示すバーコード読取装置
があった。当該バーコード読取装置は、同図に示すよう
に、バーコードを光線で走査し、その反射光からバー幅
データを抽出する走査・抽出部90と、抽出されたバー
幅データを各キャラクタ毎に復調して、復調データを作
成する復調部91と、左右ブロック共に復調が完了した
か否かを判定するバーコード毎復調済判定部92と、左
右ブロック共に、即ち、バーコード全体として復調が規
定回数分完了したと判断した場合には、現復調処理完了
後に終了させ、左右ブロック共に、即ち、バーコード全
体として復調が完了しない場合には、現復調処理を続行
させるバーコード毎終了・続行指示部93とを有するも
のである。
【0003】従来例に係るバーコード読取装置は、図2
0に示すように、復調処理が開始されると、ステップS
90で、前記走査・抽出部90によって、抽出されたバ
ー幅データの中からガードバーのチェックを行い、ステ
ップS91で、センタバーのチェックを行う。当該ガー
ドバーまたはセンタバーのチェックの結果、ステップS
92で第一キャラクタ長のチェックが行われる。さらに
ステップS93で、エンドキャラクタのチェックがなさ
れ、ステップS94で、第一キャラクタの復調が行われ
る。
【0004】ステップS95で、第一キャラクタに隣接
する隣接キャラクタ長についてのチェックが行われ、ス
テップS96で、前記復調部91によってキャラクタの
復調が行われる。この隣接キャラクタ長のチェックは、
ステップS97で、エンドキャラクタが復調されるま
で、繰り返される。
【0005】このようにしてエンドキャラクタが検出さ
れれば、復調処理が終了する。このようにして復調デー
タの左右ブロックが2回の規定回数分そろったことを前
記バーコード毎復調済判定部92によって確認される
と、前記バーコード毎終了・続行指示部93は現ブロッ
クに関する復調処理を終了させた後、次のバー幅データ
についての復調処理が開始される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】さて、従来例に係るバ
ーコード読取装置にあっては、前述したように、バーコ
ードを復調するために、左右ブロックがそろいモジュラ
ス10チェック(バーコードのキャラクタの奇数和と、
偶数和の3倍との和が10の倍数となっているか否かの
チェック)が可能となるまで、各ブロックの復調処理を
行っていた。
【0007】ところで、バーコードデータを保持するバ
ッファの容量は有限である。したがって、一旦バッファ
に書き込まれたバー幅データ群を復調が完了するまでの
時間保持すると、新たに書き込まれるべきバー幅データ
を保持すべき領域がないため、バッファに保持されず
に、バーコードの再生に必要なバー幅データを取りこぼ
し、既に復調済の有効データを無駄にしてしまうという
問題点を有していた。
【0008】即ち、図21(a)に示すバーコードデー
タのうち、現在バッファに保持されているバー幅データ
群の部分(図中○の部分)の復調処理が完了しないと、
次に発生するバーコードデータ(図中☆を含む部分)は
バッファに格納されずに、新たに書き込まれるべき必要
なデータの取りこぼしのため、有効データが得られなか
ったり、無駄になるおそれがあるという問題点を有して
いた。さらに、同じバーコードデータを何度も復調処理
を行うと、有効データの復調処理が遅くなり、読取りが
完了するまでの時間がかかりすぎるという問題点を有し
ていた。
【0009】そこで、本発明は、現に復調されつつある
データについて、復調済データが存在するか否かを調
べ、復調済データである場合には、直ちに、現復調処理
を中断し、そうでない場合には、復調処理を続行させる
ことによって、効率良く、且つ、迅速に復調処理を行う
とともに、復調データの取りこぼしを減少させて、有効
データを無駄なく利用して、やはり、効率良く、且つ、
迅速に復調処理を行うことを目的としたものである。
【0010】さらに、バーコードを分割した所定領域毎
に復調を行う際に、現に復調しつつある復調データが誤
って復調される可能性の低い復調済領域と合致する場合
には、現復調処理を中断させ、合致しない場合には、現
復調処理を続行させることによって、信頼性を高め、効
率良く、且つ、迅速に復調を行うことを目的としたもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の技術的課題を解決
するため、第一の発明は、図1に示すように、バーコー
ドを光線等の電磁的放射線で走査し、その反射からバー
コードデータを抽出する走査・抽出手段10と、抽出さ
れたバーコードデータを各キャラクタ毎に復調して、復
調データを作成する復調手段11と、バーコード又はバ
ーコードを分割して得られる各所定領域に対して、復調
された復調済データの存在の有無の判断、及び、当該復
調済データが存在する場合には、現に復調されつつある
前記復調データが当該復調済データに合致するか否かの
判断を行う復調済判断手段12と、現に復調されつつあ
る復調データが前記復調済データに合致する場合には、
現復調処理を中断させ、当該復調済データが存在しない
場合又は当該復調済データに合致しない場合には、現復
調処理を続行させる中断・続行指示手段13とを有する
ものである。
【0012】ここで、「電磁的放射線」には、光(可視
光)、赤外線、紫外線等があり、又、干渉性をもつレー
ザー光や、干渉性をもたない通常光もあり得る。「所定
領域」とは、バーコードを予め定めた形式で分割した領
域であって、例えば、バーコードをセンタバーを境にし
て2分割した左右ブロックのみならず、このようなブロ
ック構造をもたないバーコードであっても、適当に定め
た位置で分割した領域であっても良い。また、2分割の
みならず、3分割等であっても良い。
【0013】第二の発明は、図2に示すように、バーコ
ードを光線等の電磁的放射線で走査し、その反射からバ
ーコードデータを抽出する走査・抽出手段10と、抽出
されたバーコードデータを各キャラクタ毎に復調して、
復調データを作成する復調手段11と、バーコードを分
割して得られる複数の所定領域について復調された復調
済領域のうち、誤復調の可能性の低い復調済領域の存在
の有無の判断、及び、当該復調済領域が存在する場合に
は、現に復調されつつある前記復調データが当該復調済
領域に合致するか否かの判断を、現復調処理の途中で行
う領域毎復調済判断手段14と、現に復調されつつある
復調データが誤復調の可能性の低い復調済領域に合致す
る場合には、現復調処理を中断させ、当該復調済領域が
存在しない場合又は当該復調済領域に合致しない場合に
は、現復調処理を続行させる領域毎中断・続行指示手段
21とを有するものである。
【0014】ここで、「誤復調の可能性が低い復調済領
域」とは、復調の際に、誤りの可能性の低い復調済領域
をいう。「復調済領域」とは、既に復調が終了した領域
であって、前記復調済データに含まれる。「現復調処理
の途中で」判断を行うのは、各領域に属する全キャラク
タについて復調した後に判断を行うと、その復調しつつ
あるデータが既に復調済領域である場合には、二度手間
となり、無駄な復調を行うことになるので、一連のバー
コードデータの復調の開始から間もない時期、例えば、
数キャラクタが復調される程度の時期に判断を行う必要
があるからである。
【0015】第三の発明は、図3に示すように、バーコ
ードを光線等の電磁的放射線で走査し、その反射からバ
ーコードデータを抽出する走査・抽出手段10と、抽出
されたバーコードデータを各キャラクタ毎に復調して、
復調データを作成する復調手段11と、バーコードを分
割して得られる複数の各所定領域に対して復調された各
復調済領域毎に、その復調回数を計数する領域毎復調回
数計数手段17と、前記復調済領域のうち、予め定めた
規定回数分復調された復調済領域の存在の有無の判断、
及び、当該復調済領域が存在する場合には、現に復調さ
れつつある前記復調データが規定回数復調された前記復
調済領域と合致するか否かの判断を、現復調処理の途中
で行う領域毎規定回数判断手段16と、規定回数復調さ
れた復調済領域に合致する場合には、現復調処理を中断
させ、当該復調済領域が存在しない場合又は当該復調済
領域に合致しない場合には、現復調処理を続行させる領
域毎中断・続行指示手段15とを有するものである。
る。
【0016】ここで、「規定回数復調された復調済領域
と合致するか否かの判断」を行う理由は、その復調回数
が規定回数を越えた場合には、このような復調済領域が
何回も復調されるのであるから、この復調済領域の内容
は誤って復調される可能性が低く、実際のバーコードの
各領域を正しく再生する可能性が高いと考えられるから
である。前記領域毎復調回数計数手段17と、領域毎規
定回数判断手段16は、第一の発明の復調済判断手段1
2に相当する。
【0017】第四の発明は、図4に示すように、バーコ
ードを光線等の電磁的放射線で走査し、その反射からバ
ーコードデータを抽出する走査・抽出手段10と、抽出
されたバーコードデータを各キャラクタ毎に復調して、
復調データを作成する復調手段11と、抽出された前記
バーコードデータの所定規格からのずれを評価するずれ
評価手段18と、バーコードを分割して得られる複数の
所定領域に対して復調された各復調済領域のうち、ずれ
が小さい復調済領域の存在の有無の判断、及び、存在す
る場合には、現に復調されつつある前記復調データが、
ずれが小さい復調済領域に合致するか否かの判断を、現
復調処理の途中で行う領域毎ずれ判断手段19と、ずれ
が小さい復調済領域に合致する場合には、現復調処理を
中断させ、当該復調済領域が存在しない場合又は当該復
調済領域に合致しない場合には、現復調処理を続行させ
る領域毎中断・続行指示手段20とを有するものであ
る。
【0018】ここで、「ずれが小さい復調済領域の存在
の有無」の判断を行うのは、ずれが小さい復調済領域
は、その復調済領域の内容が誤って復調される可能性が
低く、実際のバーコードの各領域を正しく再生する可能
性が高いと考えられるからである。また、前記ずれ評価
手段18と、前記領域毎ずれ判断手段19は第一の発明
の復調済判断手段12に相当する。
【0019】第五の発明は、図5に示すように、バーコ
ードを光線等の電磁的放射線で走査して、その反射から
バーコードデータを抽出し(S1)、抽出された前記バ
ーコードデータについて各キャラクタを順次復調し(S
2)、バーコード又はバーコードを分割して得られる各
所定領域に対して復調された各復調済データの存在の有
無を判断し、当該復調済データが存在する場合には、現
に復調されつつある前記復調データが、当該復調済デー
タに合致するか否かを判断し(S3)、現に復調されつ
つある復調データが前記復調済データに合致する場合に
は、現復調処理を中断させ(S4)、前記復調済データ
が存在しない場合又は当該復調済データに合致しない場
合には、現復調処理を続行させる(S5)ことである。
【0020】第六の発明は、図6に示すように、バーコ
ードを光線等の電磁的放射線で走査して、その反射から
バーコードデータを抽出し(S6)、抽出された前記バ
ーコードデータについて各キャラクタを順次復調し(S
7)、バーコードを分割して得られる複数の所定領域に
対して復調された各復調済領域のうち、誤復調の可能性
の低い復調済領域の存在の有無を判断し、当該復調済領
域が存在する場合には、現に復調されつつある前記復調
データが、当該復調済領域に合致するか否かを、途中ま
で復調してから判断し(S8)、誤復調の可能性の低い
復調済領域に合致する場合には、現復調処理を中断させ
(S9)、前記復調済領域が存在しない場合、又は、当
該復調済領域に合致しない場合には、現復調処理を続行
させる(S10)ことである。
【0021】第七の発明は、図7に示すように、バーコ
ードを光線等の電磁的放射線で走査して、その反射から
バーコードデータを抽出し(S11)、抽出された前記
バーコードデータについて各キャラクタを順次復調し
(S12)、バーコードを分割して得られる複数の各所
定領域に対して復調された各復調済領域のうち、予め定
めた規定回数復調された復調済領域の存在の有無を判断
し、存在する場合には現に復調されつつある前記復調デ
ータが、当該規定回数復調されたものと合致するか否か
を、途中まで復調してから判断し(S13)、規定回数
復調された復調済領域に合致する場合には、現復調処理
を中断させ(S14)、前記復調済領域が存在しない場
合、又は、当該復調済領域に合致しない場合には、現復
調処理を続行させる(S15)ことである。
【0022】第八の発明は、図8に示すように、バーコ
ードを光線等の電磁的放射線で走査し、その反射からバ
ーコードデータを抽出し(S21)、抽出された前記バ
ーコードデータについて各キャラクタを順次復調し(S
22)、バーコードを分割して得られる複数の所定領域
に対して復調された各復調済領域のうち、ずれが小さい
復調済領域の有無を判断し、ずれが小さい復調済領域が
存在する場合には、現に復調されつつある前記復調デー
タが、ずれが小さい復調済領域に合致するか否かを、当
該復調領域を途中まで復調してから判断し(S23)、
ずれが小さい復調済領域に合致する場合には、現復調処
理を中断させ(S24)、前記復調済領域が存在しない
場合、又は、当該復調済領域に合致しない場合には、現
復調処理を続行させる(S25)ものである。
【0023】
【作用】第一及び第五の発明は、図1及び図5に示すよ
うに、前記走査・抽出手段10がバーコードを光線等の
電磁放射線で走査し、その反射からバー幅データを抽出
する。前記復調手段11は、キャラクタ毎に順次復調を
行う。前記復調済判断手段12は、現復調処理実行の際
に、既に復調済データが存在し、現に復調しつつある復
調データと合致するか否かを、判断する。
【0024】既に復調済データが存在し、且つ、現に復
調しつつある復調データと合致する場合には、現復調処
理を中断し、未だ復調済データが存在しない場合又は存
在していても現に復調しつつある復調データと合致しな
い場合には、現復調処理を続行するものである。これに
よって、既に復調済データが存在する場合には、直ちに
現復調処理を中断することができるので、無駄な復調処
理を行わずに、新たなバーコードデータの復調にとりか
かることができて、迅速な処理を行うことができる。
【0025】第二及び第六の発明は、図2及び図6に示
すように、前記走査・抽出手段10がバーコードを光線
等の電磁放射線で走査し、その反射からバーコードデー
タを抽出する。前記復調手段11は、キャラクタ毎に順
次復調を行う。
【0026】前記領域毎復調済判断手段12は、復調が
完了する途中、例えば、数キャラクタについて復調が行
われると、既に復調された復調済領域の中に、誤って復
調された可能性の低い復調済領域が存在するか否かを判
断し、誤復調可能性の低い復調済領域が存在する場合に
は、さらに、現復調データと当該復調済領域のデータと
をキャラクタ毎に比較し、合致するか否かを現復調の途
中で判断する。誤復調可能性の低い復調済領域が存在し
ない場合、又は比較結果が合致しない場合には、ステッ
プS5に進み、現復調処理を続行させる。
【0027】一方、誤復調可能性の低い復調済領域が存
在し、かつ比較結果が合致する場合には、現復調処理を
中断させ、次に処理すべきバーコードデータがある場合
には、次の復調処理が開始される。本発明によれば、誤
復調可能性の低い復調済領域を得た場合には、既に誤復
調の可能性が低いことが保証されているとしてその復調
処理を中断し、誤復調可能性の低くない復調済領域に対
しては、現復調処理を続行することを領域毎に行うこと
によって、復調処理の効率化及び高速化を図る。
【0028】続いて、第三の発明及び第七の発明の動作
について説明する。前記走査・抽出手段10がバーコー
ドを光線等の電磁放射線で走査し、その反射からバーコ
ードデータを抽出する。前記復調手段11は、キャラク
タ毎に復調を行う。
【0029】前記領域毎規定回数判断手段16は、復調
済領域のうち、予め定めた規定回数復調された領域の存
在の有無を判断し、その領域が存在する場合には、現に
復調されつつあるデータが、当該規定回数復調されたも
のと合致するか否かを、例えば、数キャラクタを比較す
ることによって、早期に判断する。
【0030】規定回数復調済の領域が存在して、合致す
ると前記領域毎規定回数判断手段16が判断した場合に
は、前記領域毎中断・続行指示手段15は、現復調処理
を中断し、規定回数復調済領域が存在しない場合又は存
在しても合致しないには現復調処理を続行する。
【0031】本発明によれば、規定回数分の復調を待つ
ことによって、誤復調可能性の低い復調済領域を得て、
規定回数を越える場合には、既に誤復調可能性が低いこ
とが保証されているとしてその復調処理を中断し、誤復
調可能性の低くない復調済領域に対しては、現復調処理
を続行することを領域毎に行うことによって、復調処理
の効率化及び高速化を図る。
【0032】さらに、第四の発明及び第八の発明の動作
を説明する。前記走査・抽出手段10がバーコードを光
線等の電磁放射線で走査し、その反射からバーコードデ
ータを抽出する。前記復調手段11は、キャラクタ毎に
復調を開始する。
【0033】前記領域毎ずれ判断手段19は、復調済領
域のうち、前記ずれ評価手段18によって評価されたず
れが小さい復調済領域の有無を判断する。ずれが小さい
復調済領域が存在する場合には、現に復調されつつある
データが、ずれが小さい復調済領域に合致するか否か
を、例えば、数キャラクタを比較することによって早期
に判断する。合致すると判断した場合には、前記中断・
続行指示手段20は、現復調処理を中断させ、ずれが小
さい復調済領域が存在しない場合又はずれが小さい復調
領域に合致しない場合には、前記中断・続行指示手段2
0は、現復調処理を続行させる。
【0034】本発明によれば、現に復調されつつある復
調データに対して、既に、ずれが小さい復調済領域があ
る場合には、誤復調可能性が低いとして、現復調処理を
中断するので、信頼性のある読取りを高速且つ効率良く
行うことができる。また、多数の復調済領域の復調を待
つ必要がないので、前記規定回数を削減することがで
き、信頼性のある読取りを高速且つ効率良く行うことが
できる。
【0035】
【実施例】続いて、本発明の実施例について図面に基づ
いて説明する。図9に本発明の実施例に係る全体機器構
成ブロック図を示す。
【0036】同図に示すように、本実施例に係るバーコ
ード読取装置は、バーコードからの反射光を受光する受
光部30と、受光されたアナログ信号をディジタル信号
に変換するA/D変換器31と、バー幅カウンタ32
と、バーコード検出ロジック26と、バー幅データ群を
保持するバー幅データ用バッファ27と、現に復調され
つつある復調データをキャラクタ毎に、又は復調の完了
した復調済データをブロック単位で保持する復調データ
用バッファ33と、種々の制御や復調データをコード化
するCPU41と、種々のプログラムが格納されている
ROM42と、通信回線との回線接続の制御を行うイン
タフェース部29と、バーコードを走査するためのレー
ザ光を発光させる半導体レーザ35と、半導体レーザを
駆動するレーザ駆動部37と、発生したレーザ光をバー
コード上で走査させるために回転するポリゴンミラー3
4と、ポリゴンミラー34の回転駆動を行うモータ駆動
部36と、エラーが発生した場合に警告等を行うスピー
カ38と、オペパネ等に表示を行うLED発光素子39
と、レーザ駆動部37、モータ駆動部36及びスピーカ
38、及びLED発光素子39の制御を行う制御部回路
40とを有する。
【0037】ここで、前記受光部30、A/D変換器3
1、バー幅カウンタ32、バー幅データ用バッファ2
7、ポリゴンミラー34、モータ駆動部36、レーザ駆
動部37、及び制御部回路40は、バーコードをレーザ
光線で走査し、その反射光からバー幅データを抽出する
走査・抽出部25に相当する。また、CPU41及びR
OM42は復調データから数字、文字等を読み取る読取
部28に相当する。
【0038】尚、前記バーコード検出ロジック26は、
論理素子等からなる論理回路であって、復調部と、モジ
ュラス10チェック、O/E構成チェック、取り込み回
数チェック等の各種のチェックを行う部分と、以下に示
すような各実施例に係る部分からなる。
【0039】図10〜図15に基づいて、第一の実施例
について説明する。図10には、第一の実施例に係るブ
ロック図(主として前記バーコード検出ロジック26)
を示す。
【0040】同図に示すように、本実施例にあっては、
前記バーコード検出ロジック26には、抽出されたバー
幅データを各キャラクタ毎に復調して、復調データを作
成する復調部50と、バーコードをセンタバーを境にし
て2分割した2つの左右ブロックに対する左右の復調済
ブロック毎に、その復調回数を計数する左右ブロック毎
復調回数計数部53と、前記左右の復調済ブロックのう
ち、予め定めた規定回数分復調された復調済ブロックの
存在の有無の判断、及び、当該復調済ブロックが存在す
る場合には、現に復調されつつある前記復調データが、
規定回数復調された左復調済ブロック又は右復調済ブロ
ックと合致するか否かの判断を、現復調処理の途中で行
う左右ブロック毎規定回数判断部52と、現に復調され
つつある前記復調データが規定回数復調されたブロック
に合致すると判断された場合には、現復調処理を中断さ
せ、規定回数復調された復調済ブロックが存在しない場
合又は規定回数復調された復調済ブロックに合致しない
場合には、現復調処理を続行させる左右ブロック毎中断
・続行指示部51とを有するものである。
【0041】ここで、前記「規定回数」は、バー幅デー
タを復調する際に、その誤りの可能性を十分に低くし
て、読取りの信頼性を確保するのに必要な、バーコード
の同一ブロックに対する復調の回数である。第一の実施
例では、例えば、2回としている。多ければ多いほど誤
りが発生する可能性は低い。当該規定回数は予め設定さ
れる。
【0042】図11には、前記中断・続行指示部51
が、規定回数を越えて復調された復調済データのキャラ
クタと、現に復調中の復調データの各キャラクタを比較
する例を示す。さらに、図12(a)には、前記復調デ
ータ用バッファ33に格納されている復調データの構造
を示す。
【0043】同図に示すように、復調データは、1キャ
ラクタ毎に格納され、6桁か4桁が格納される。また、
1キャラクタを8ビット(b0 〜b7 )を用いて表す場
合には、4ビット(b0 〜b3 )でキャラクタデータ(0
〜9)を表し、1ビット(b6)で、キャラクタ復調毎の
歪みフラグとして用い(第二の実施例で用いる)、1ビ
ット(b7 )で偶奇構成情報(Odd/Even)を表し、2桁の
ビット(b5 ,b6 )は空欄とする。
【0044】また、図12(b)には、前記復調データ
用バッファ33の格納状態の例を表す。当該バッファに
は、取り込み回数(ブロック毎の復調回数)、及び復調
データが格納されている。復調データの部分では、上欄
は左ブロックの復調データを格納し、下欄は右ブロック
の復調データを格納する。さらに、右ブロック格納バッ
ファ(数段)は全てEVENキャラクタであり、左ブロック
格納バッファ(数段)はODD/EVEN混合キャラクタであ
る。
【0045】続いて、第一の実施例に係る処理を図13
に基づいて説明する。走査・抽出部25によって、抽出
され前記バー幅データ用バッファ27に格納されたバー
幅データについて、ステップS30で、前記バーコード
検出ロジック26の復調部50によって、ガードバーの
有無のチェックが行われ、ステップS31で、センタバ
ーチェックが行われる。これらの工程によって、前記バ
ー幅データの中から、左ブロック又は右ブロックに関す
るバー幅データが選択される。
【0046】ここで、「右ブロック」又は「左ブロッ
ク」とは、図14に示すように、例えば、JANで規定
されたバーコードの場合には、各々、センタバーCBと
右ガードバーGBで挟まれた部分、及び、左ガードバー
GBとセンタバーCBとで挟まれた部分をいう。
【0047】ステップS32で、当該復調部50によっ
て、第一キャラクタ長チェックが行われ、ステップS3
3で、エンドキャラクタ長チェックが行われ、さらに、
ステップS34で、第一キャラクタが復調される。次
に、ステップS35で復調部50によって、隣接キャラ
クタ長チェックが行われる。
【0048】尚、本実施例では、ステップS31からス
テップS33まで及びステップS35がなくても実施上
支障はない。ステップS36で、ブロックに属するキャ
ラクタが1キャラクタ毎に復調される。ステップS37
で、所定数のキャラクタが復調されるまで、各キャラク
タの復調が繰り返される。
【0049】前記左右ブロック毎規定回数判断部52
は、所定数のキャラクタが復調されると、右ブロック又
は左ブロック毎に規定回数以上の復調済の復調データが
あるか否かを判断する。
【0050】ステップS38で、まだ、右ブロック又は
左ブロックについて規定回数以上の復調がされていない
という判断結果の場合には、前記中断・続行指示部51
は、現復調の続行を指示し、ステップS41に進む。ス
テップS41では、ステップS37DE最後に復調され
たキャクラタの隣接キャラクタ長チェックが前記復調部
50によって行われる。隣接キャラクタチェック長チェ
ックの後、ステップS42で、当該キャラクタが復調さ
れる。このようにして、エンドキャラクタが復調される
まで、以上の処理が行われ、ステップS43で、エンド
キャラクタが復調されるとステップS44で復調処理が
終了する。
【0051】一方、ステップS38で、左ブロック又は
右ブロックの一方が、規定回数以上の復調済である場合
には、ステップS39に進み、前記左右ブロック毎規定
回数判断部52は、復調済ブロックのデータと現復調デ
ータとを前記所定数のキャラクタについて比較する。ス
テップS40でこれらのキャラクタ及び各キャラクタの
O/E構成(偶奇構成情報)が同一か否かを判断する。
【0052】復調済ブロックデータと現復調データとが
同一と判断された場合には、ステップS45に進み、前
記左右ブロック毎中断・続行部51は左ブロック又は右
ブロックに関する現復調処理を中断する。一方、ステッ
プS40で同一でないと判断された場合、あるいはステ
ップS38で、規定回数まで復調された復調済データが
ない場合には、左右ブロック毎中断・続行指示部51は
現処理の続行を指示し、ステップS41に進む。
【0053】図15には、本実施例により、規定回数
(本実施例の場合=2回)以上の復調済の左又は右ブロ
ックがある場合に復調処理を中断する場合と、従来通
り、規定回数以上の復調済ブロックがあっても現復調処
理を続行する場合の復調にかかる時間を比較する。 即
ち、同図(a)には、規定回数(2回)以上の左ブロッ
クが抽出された場合でも、右ブロックが2回抽出される
までは、左ブロックについて復調処理を続行した場合を
示し、同図(b)には、規定回数(2回)以上の左ブロ
ックが抽出された場合には、それ以降の左ブロックの復
調処理を中断し、右ブロックの復調処理のみを実行する
本実施例の場合を示す。これによって、(b)の場合に
は、左ブロックデータの復調処理が中断された分、
(a)の場合よりも右ブロックに関する2回の復調処理
の各々が図に示す時間短縮されていることが示されてい
る。
【0054】以上説明したように、第一の実施例では、
規定回数を越えた復調済ブロックの各キャラクタと現復
調処理中の復調データの各キャラクタとを比較し、同一
の場合には、現復調処理を中断する。したがって、既に
誤復調可能性の低い復調済ブロックが得られている場合
には、無駄な復調処理を省き、次の復調処理を開始する
ことができるので、復調処理の時間を短縮することがで
きる。
【0055】そのため、誤復調可能性の低い有効データ
を取り零すことを防止して、効率的に、また、正確で信
頼性のあるバーコードの読取りを行うことができる。さ
らに、復調処理の時間を短縮することができるので、バ
ーコードを走査してから読取りを完了するまでの時間を
も短縮することができることになる。
【0056】続いて、第二の実施例について、図16〜
図18に基づいて説明する。図16には、第二の実施例
に係るブロック図(主として前記バーコード検出ロジッ
ク26)を示す。
【0057】同図に示すように、本実施例にあっては、
前記バーコード検出ロジック26には、抽出されたバー
幅データを各キャラクタ毎に復調して、復調データを作
成する復調部60と、抽出された前記バー幅データの所
定規格からのずれである歪みを評価する歪み評価部61
と、バーコードをセンタバーを境にして2分割した各左
右ブロックに対応する左右の復調済ブロックのうち、歪
みが小さい復調済の左右ブロックの存在の有無の判断、
及び、当該存在する場合には、現に復調されつつある前
記復調データが、歪みが小さい左の復調済ブロック又は
右の復調済ブロックに合致するか否かの早期の判断を行
う左右ブロック毎歪み判断部63と、現に復調されつつ
ある復調データが歪みが小さい復調済の左ブロック又は
右ブロックに合致する場合には、現復調処理を中断さ
せ、歪みが小さい復調済ブロックが存在しない又は歪み
が小さい復調済ブロックに合致しない場合には、現復調
処理を続行させる左右ブロック毎中断・続行指示部62
とを有する。
【0058】ここで、「所定規格からのずれ」とは、J
IS等で規定されている標準バージョン等の規格の最適
値からの許容範囲内でのずれをいう。例えば、以下に示
すものである。 抽出されたバー幅データを形成する隣接するキャラク
タ長に関する歪み キャラクタのデルタディスタンスに関する歪み キャラクタのバー幅に関する歪み 隣接するキャラクタ長に関する歪み、キャラクタのデ
ルタディスタンスに関する歪み、バー幅に関する歪みに
ついて優先度をもたせたものがある。 本例では、図17の歪み(ずれ)の評価の説明図に示す
ように、のデルタディスタンスに関する歪みを用い
る。
【0059】デルタディスタンス(T1 ,T2 )のモジ
ュール数の組合せによって、バーコードの1キャアクタ
を復調する。同図(a)には、マージン、ガードバーG
B、各キャラクタ及びセンタバーCBのデータ列を示
す。c1 ,c2 ,c3 …はキャラクタのカウント値(7
00カウント値=7モジュール)を表す。
【0060】同図(b)には、デルタディスタンスの各
モジュール値に対する歪みの大きい範囲と歪みの小さい
範囲を示す。斜線で覆われた範囲がそのモジュール値に
対する歪みの大きい範囲であり、斜線で覆われていない
範囲がそのモジュール値に対する歪みの小さい範囲であ
る。
【0061】例えば、デルタディスタンスの値が 2モジ
ュール値に相当する場合には、1.5<T≦2.5 の範囲
で、デルタディスタンスのチェックは合格とし、2モジ
ュールであると判定する。その範囲のうち1.5 ×c<T
≦1.7 及び2.3 ×c<T≦2.5×cの範囲(図中斜線部
分)が歪みの大きい範囲であって、1.7 <T≦2.3 の範
囲が歪みの小さい範囲と判定する。
【0062】一般に、Nモジュールの場合には、第nキ
ャラクタ(n=1,2,…)に関しては、例えば、(N-
0.5) ×cn <T≦(N-0.3) ×cn 、及び、(N+0.3) ×
cn <T≦(N+0.5) ×cn の範囲が歪みが大きい場合を
示し(N-0.3) ×cn <T≦(N+0.3) ×cn の範囲が歪み
が小さい範囲を示す。このようにして判断される歪みの
小の復調済ブロックに合致する場合には、現復調処理が
中断されることになる。
【0063】その他、歪みの評価は、デルタディスタン
スに限られず、隣接キャラクタ長について歪みを評価す
る場合であっても良い。例えば、1.125 ×cn >cn+1
≧0.875 ×cn の場合には隣接キャラクタ長のチェック
を合格とし、そのうち、1.125 ×cn >cn+1 ≧1.1 ×
cn 及び0.9 ×cn >cn+1 ≧0.875 ×cn を理想的な
規格値からの歪みが大きいとするようにしても良い。
【0064】以上示したように、第一の実施例による
と、簡単な構造で、素早く左右ブロックの有効データを
検索することができる。
【0065】続いて、第二の実施例に係る処理の流れを
図18に基づいて説明する。走査・抽出部25によっ
て、抽出され前記バー幅データ用バッファ27に格納さ
れたバー幅データについて、ステップS50で、前記バ
ーコード検出ロジック26の復調部60によって、ガー
ドバーチェックが行われ,ステップS51で、センタバ
ーチェックが行われる。
【0066】これらの工程によって、前記バー幅データ
の中から、左ブロック又は右ブロックに関するバー幅デ
ータが選択される。ステップS52で、前記復調部60
によって、第一キャラクタ長チェックが行われ、ステッ
プS53で、エンドキャラクタ長チェックが行われ、さ
らに、ステップS54で、第一キャラクタが復調され
る。次に、ステップS55で、復調部60によって、隣
接キャラクタ長チェックが行われる。
【0067】ステップS56で、当該キャラクタが復調
される。ステップS57で、所定数のキャラクタが復調
されるまで、復調が繰り返される。前記左右ブロック毎
歪み判断手段62は、所定数のキャラクタが復調される
と、ステップS58で、既に、左ブロック又は右ブロッ
クが復調済であるか否かを判断する。
【0068】既に復調済の場合には、ステップS59に
進み、復調済データが前記歪み評価部61によって評価
された歪みの少ない復調済ブロックであるか否かを判断
し、歪みの少ない復調データが得られている場合には、
ステップS60に進み、前記左右ブロック毎歪み判断部
62は、復調済ブロックと現復調されたデータの前記所
定数のキャラクタを比較する。
【0069】ステップS61でこれらのキャラクタ及び
各キャラクタのO/E構成が同一か否かを判断する。同
一と判断された場合には、ステップS66に進み、前記
左右ブロック毎中断・続行指示部63は現復調処理を中
断する。
【0070】一方、ステップS61で復調済データと現
復調データとが、同一でないと判断された場合、ステッ
プS58で、まだ復調済ブロックが存在していない場
合、又は、ステップS59で歪みの少ないブロックがま
だ復調されていないと判断された場合には、前記左右ブ
ロック毎中断・続行指示部62は、現復調処理の続行を
指示し、ステップS62に進む。
【0071】ステップS62からステップS65まで
は、前述したように、隣接キャラクタ長をチェックし、
キャラクタを復調し、エンドキャラクタが復調されるま
で復調を繰り返し、エンドキャラクタが復調された場合
には、復調処理を終了する。尚、本実施例では、ステッ
プS51からステップS53まで及びステップS55が
なくても実施上支障はない。
【0072】また、本実施例に係る現復調の各キャラク
タと復調済の復調データの各キャラクタとの比較例、復
調データの格納バッファ、及び、本実施例に係る復調の
際のタイミングチャートは第一の実施例と同様に各々、
図11、図12、図14及び図15に示されている。
【0073】以上説明したように、第二の実施例では、
復調済のデータについて、歪みを評価し、当該歪みが小
さい復調済ブロックがあった場合には、現復調データと
復調済ブロックの各キャラクタ同士を比較して、早期に
現復調データと復調済ブロックとの合致か否かの判断を
し、合致する場合には、既に誤復調可能性の低い復調済
ブロックを得ているので、現復調処理を中断するように
している。従って、無駄な復調処理を行うことなく迅
速、且つ、効率的に復調処理を行うことができる。
【0074】さらに、第二の実施例にあっては、第一の
実施例で定められた程度の「規定回数」の復調済のデー
タを得なくても、歪みが小さいと判断された復調済デー
タの存在によって、第一の実施例で定めた規定回数より
も小さい回数の復調で、信頼性のある読取りを行うこと
ができる。この復調処理を短縮することができるので、
誤復調可能性が低い有効データを取り零すことを防止し
て、効率良く復調を行うことができる。
【0075】さらに、第二の実施例では、再現性の高い
データを用いて復調を行うため、正確で、確実で、信頼
性のあるバーコードの読取りを行うことができる。ま
た、復調処理の時間を短縮することができるので、バー
コード上を走査してから読取りが完了するまでの時間を
短縮することができる。
【0076】以上の例では、UPC用バーコードシンボ
ルの左右ブロックからなる標準バージョンのバーコード
についてのみ説明したが、当該場合に限られることな
く、例えば、物流用バーコード用バーコードシンボル等
の左右ブロックのないバーコードや上下段からなるバー
コード等にも適用することができる。
【0077】
【発明の効果】第一の発明及び第五の発明は、以上説明
したように、現に復調されつつある復調データが前記復
調済データに合致する場合には、現復調処理を中断させ
るようにしている。
【0078】従って、無駄な復調処理を省略し、新たな
バーコードデータの復調処理を開始して、効率良く、且
つ、迅速に復調処理を行うことができる。また、迅速に
復調処理を行うことができるので、復調データの取りこ
ぼしを減少させて、有効データを無駄なく利用して、正
確で、効率良く、且つ、迅速に復調処理を行うことがで
きる。
【0079】第二の発明及び第六の発明は、バーコード
を分割した所定領域毎に復調を行う際に、現に復調 さ
れつつある復調データが誤って復調される可能性の低い
復調済領域と合致する場合に、現復調処理を中断させる
ようにしている。
【0080】従って、信頼性のある読取りを保証すると
ともに、正確で、効率良く、且つ、迅速に復調を行うこ
とができる。また、迅速に復調処理を行うことができる
ので、復調データの取りこぼしを減少させて、有効デー
タを無駄なく利用して、正確で、効率良く、且つ、迅速
に復調処理を行うことができる。
【0081】第三の発明及び第七の発明は、現に復調さ
れつつある復調データが規定回数分復調された復調済領
域と合致する場合には、現復調処理を中断させるように
している。
【0082】従って、簡単な構成で、信頼性のある読取
りを保証するとともに、正確で、効率良く、且つ迅速に
復調を行うことができる。また、迅速に復調処理を行う
ことができるので、復調データの取りこぼしを減少させ
て、有効データを無駄なく利用して、正確で、効率良
く、且つ、迅速に復調処理を行うことができる。
【0083】第四の発明及び第八の発明は、現に復調さ
れつるある復調データが、所定規格からのずれの小さい
復調済領域と合致する場合には、現復調処理を中断させ
るようにしている。
【0084】従って、簡単な構成で、信頼性のある読取
りを保証するとともに、正確で、効率良く、且つ、迅速
に復調を行うことができる。また、迅速に復調処理を行
うことができるので、復調データの取りこぼしを減少さ
せて、有効データを無駄なく利用して、正確で、効率良
く、且つ、迅速に復調処理を行うことができる。さら
に、以上の各発明においては、復調処理を迅速且つ効率
的に行うことができるのでバーコードを走査してから読
取りが完了するまでの時間を短縮して迅速に処理を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の発明の原理ブロック図
【図2】第二の発明の原理ブロック図
【図3】第三の発明の原理ブロック図
【図4】第四の発明の原理ブロック図
【図5】第五の発明の原理流れ図
【図6】第六の発明の原理流れ図
【図7】第七の発明の原理流れ図
【図8】第八の発明の原理流れ図
【図9】実施例に係る機器構成ブロック図
【図10】第一の実施例に係るブロック図
【図11】第一又は第二の実施例に係る比較部の比較内
容を示す図
【図12】第一及び第二の実施例に係る復調データのデ
ータ構成格納バッファを示す図
【図13】第一の実施例に係る処理流れ図
【図14】実施例に係るバーコードの例を示す図
【図15】実施例に係るタイミングチャート
【図16】第二の実施例に係るブロック図
【図17】第二の実施例に係る歪み評価の説明図
【図18】第二の実施例に係る処理流れ図
【図19】従来例に係るブロック図
【図20】従来例に係る復調処理説明図
【図21】従来例に係る処理流れ図
【符号の説明】
10(25)…走査・抽出手段(走査・抽出部) 11(50,60)…復調手段(復調部) 12(14,)…復調済判断手段(領域毎復調済判断手
段) 13(15,20,21,51,63)…中断・続行指
示手段(領域毎中断・続行指示手段、左右ブロック毎中
断・続行指示部) 16(52)…領域毎規定回数判断手段(左右ブロック
毎規定回数判断部) 17(51)…領域毎復調回数計数手段(左右ブロック
毎復調回数計数部) 18(61)…ずれ評価手段(歪み評価部) 19(62)…領域毎ずれ判断手段(左右ブロック毎歪
み判断部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 7/10

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーコードを光線等の電磁的放射線で走
    査し、その反射からバーコードデータを抽出する走査・
    抽出手段と、 抽出されたバーコードデータを各キャラクタ毎に復調し
    て、復調データを作成する復調手段と、 バーコード又はバーコードを分割して得られる各所定領
    域について、復調された復調済データの存在の有無の判
    断、及び、当該復調済データが存在する場合には、現に
    復調されつつある前記復調データが当該復調済データに
    合致するか否かの判断を行う復調済判断手段と、 現に復調されつつある復調データが前記復調済データに
    合致する場合には、現復調処理を中断させ、当該復調済
    データが存在しない場合又は当該復調済データに合致し
    ない場合には、現復調処理を続行させる中断・続行指示
    手段とを有するバーコード読取装置。
  2. 【請求項2】 バーコードを光線等の電磁的放射線で走
    査し、その反射からバーコードデータを抽出する走査・
    抽出手段と、 抽出されたバーコードデータを各キャラクタ毎に復調し
    て、復調データを作成する復調手段と、 バーコードを分割して得られる複数の所定領域について
    復調された復調済領域のうち、誤復調の可能性の低い復
    調済領域の存在の有無の判断、及び、当該復調済領域が
    存在する場合には、現に復調されつつある前記復調デー
    タが当該復調済領域に合致するか否かの判断を、現復調
    処理の途中で行う領域毎復調済判断手段と、 現に復調されつつある復調データが誤復調の可能性の低
    い復調済領域に合致する場合には、現復調処理を中断さ
    せ、当該復調済領域が存在しない場合又は当該復調済領
    域に合致しない場合には、現復調処理を続行させる領域
    毎中断・続行指示手段とを有するバーコード読取装置。
  3. 【請求項3】 バーコードを光線等の電磁的放射線で走
    査し、その反射からバーコードデータを抽出する走査・
    抽出手段と、 抽出されたバーコードデータを各キャラクタ毎に復調し
    て、復調データを作成する復調手段と、 バーコードを分割して得られる複数の各所定領域につい
    て復調された各復調済領域毎に、その復調回数を計数す
    る領域毎復調回数計数手段と前記復調済領域のうち、予
    め定めた規定回数分復調された復調済領域の存在の有無
    の判断、及び、当該復調済領域が存在する場合には、現
    に復調されつつある前記復調データが規定回数復調され
    た前記復調済領域と合致するか否かの判断を、現復調処
    理の途中で行う領域毎規定回数判断手段と、 規定回数復調された復調済領域に合致する場合には、現
    復調処理を中断させ、当該復調済領域が存在しない場合
    又は当該復調済領域に合致しない場合には、現復調処理
    を続行させる領域毎中断・続行指示手段とを有するバー
    コード読取装置。
  4. 【請求項4】 バーコードを光線等の電磁的放射線で走
    査し、その反射からバーコードデータを抽出する走査・
    抽出手段と、 抽出されたバーコードデータを各キャラクタ毎に復調し
    て、復調データを作成する復調手段と、 抽出された前記バーコードデータの所定規格からのずれ
    を評価するずれ評価手段と、 バーコードを分割して得られる複数の所定領域について
    復調された各復調済領域のうち、ずれが小さい復調済領
    域の存在の有無の判断、及び、存在する場合には、現に
    復調されつつある前記復調データが、ずれが小さい復調
    済領域に合致するか否かの判断を、現復調処理の途中で
    行う領域毎ずれ判断手段と、 ずれが小さい復調済領域に合致する場合には、現復調処
    理を中断させ、当該復調済領域が存在しない場合又は当
    該復調済領域に合致しない場合には、現復調処理を続行
    させる領域毎中断・続行指示手段とを有するバーコード
    読取装置。
  5. 【請求項5】 バーコードを光線等の電磁的放射線で走
    査して、その反射からバーコードデータを抽出し、 抽出された前記バーコードデータについて各キャラクタ
    を順次復調し、 バーコード又はバーコードを分割して得られる各所定領
    域について復調された各復調済データの存在の有無を判
    断し、当該復調済データが存在する場合には、現に復調
    されつつある前記復調データが、当該復調済データに合
    致するか否かを判断し、 現に復調されつつある復調データが前記復調済データに
    合致する場合には、現復調処理を中断させ、 前記復調済データが存在しない場合又は当該復調済デー
    タに合致しない場合には、現復調処理を続行させるバー
    コード読取方法。
  6. 【請求項6】 バーコードを光線等の電磁的放射線で走
    査して、その反射からバーコードデータを抽出し、 抽出された前記バーコードデータについて各キャラクタ
    を順次復調し、 バーコードを分割して得られる複数の所定領域について
    復調された各復調済領域のうち、誤復調の可能性の低い
    復調済領域の存在の有無を判断し、当該復調済領域が存
    在する場合には、現に復調されつつある前記復調データ
    が、当該復調済領域に合致するか否かを、途中まで復調
    してから判断し、 誤復調の可能性の低い復調済ブロックに合致する場合に
    は、現復調処理を中断させ、 前記復調済ブロックが存在しない場合、又は、当該復調
    済ブロックに合致しない場合には、現復調処理を続行さ
    せるバーコード読取方法。
  7. 【請求項7】 バーコードを光線等の電磁的放射線で走
    査して、その反射からバーコードデータを抽出し、 抽出された前記バーコードデータについて各キャラクタ
    を順次復調し、 バーコードを分割して得られる複数の各所定領域につい
    て復調された各復調済領域のうち、予め定めた規定回数
    復調された復調済領域の存在の有無を判断し、存在する
    場合には現に復調されつつある前記復調データが、当該
    規定回数復調されたものと合致するか否かを、途中まで
    復調してから判断し、 規定回数復調された復調済領域に合致する場合には、現
    復調処理を中断させ、 前記復調済領域が存在しない場合、又は、当該復調済領
    域に合致しない場合には、現復調処理を続行させるバー
    コード読取方法。
  8. 【請求項8】 バーコードを光線等の電磁的放射線で走
    査し、その反射からバーコードデータを抽出し、 抽出された前記バーコードデータについて各キャラクタ
    を順次復調し、 バーコードを分割して得られる複数の所定領域について
    復調された各復調済領域のうち、ずれが小さい復調済領
    域の有無を判断し、ずれが小さい復調済領域が存在する
    場合には、現に復調されつつある前記復調データが、ず
    れが小さい復調済領域に合致するか否かを、当該復調領
    域を途中まで復調してから判断し、 ずれが小さい復調済領域に合致する場合には、現復調処
    理を中断させ、 前記復調済領域が存在しない場合、又は、当該復調済領
    域に合致しない場合には、現復調処理を続行させるバー
    コード読取方法。
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