JP2826229B2 - バーコードラベルの走査位置検出方法 - Google Patents

バーコードラベルの走査位置検出方法

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JP2826229B2
JP2826229B2 JP4110881A JP11088192A JP2826229B2 JP 2826229 B2 JP2826229 B2 JP 2826229B2 JP 4110881 A JP4110881 A JP 4110881A JP 11088192 A JP11088192 A JP 11088192A JP 2826229 B2 JP2826229 B2 JP 2826229B2
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秀樹 水落
邦治 原
真一 加藤
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NIPPON DENKI SEIKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多段バーコードシン
ボルの読取の際に、効率的な走査位置を検出することが
できるバーコードパターンの走査位置検出方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に使用されるバーコードシンボル
は、全体の大きさが一定の長さ及び幅に規格化されてお
り、黒色等のバーが各種幅及び間隔を保持して一列に配
列した状態で記録されている。また、この一段のものか
らなるバーコードシンボルでは、記録する情報量がそれ
程多くないので、そのバーコードシンボルを積み重ねた
多段のものも開発されており、これによって多数の情報
を記録することができるようになっている。一方、この
多段のバーコードシンボルを読取るバーコードリーダに
ついては、バーコードシンボルの全体を含むエリアを一
時に撮像して所定の画像処理を行い、これにより各段の
バーコードシンボルを読取るタイプのものが提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが通常このタイ
プのものにあっては、各段毎にバーコードシンボル間隔
を検出することは行なわれていない。つまり、毎回画素
単位程度ずつバー高さ方向(縦方向)に主走査を行いな
がら、バーの配列方向(横方向)に副走査を行い、逐次
情報の読取りを行っていくので、同じ段のバーコードシ
ンボルが少しずつずれながら何度も走査されることとな
る。そのため、全段のバーコードシンボルを読取るのに
比較的長時間を要し、効率が悪く問題になっている。こ
の発明は、上記した従来の欠点に鑑み、迅速、かつ、効
率良く多段バーコードシンボルの読取りを行うことが可
能となるバーコードシンボルの走査間隔決定方法を提供
することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は、初段
バーの高さ方向に一定微小間隔ずらしながらバー配列方
向に走査を行い、この段のバーが読取られているときの
走査回数をカウントし、この走査回数から各段のバーの
高さを算出し、このバーの高さにもとづいてバーコード
シンボルの各段毎の走査位置を検出するものである。
【0005】
【作用】この発明は、バーコードシンボルの高さ方向に
毎回同一量だけ微小間隔ずらしながら、バー配列方向に
繰り返し走査を行い、同一コードが読取られているとき
の走査回数をカウントすることにより、バーの高さが検
出でき、これによって次段のバーコードシンボルからは
走査位置が1箇所に決定され、各段につき1度の読取り
ですむ。
【0006】
【実施例】以下、この発明の一実施例について添付図面
を参照しながら説明する。図1は、この発明に係るバー
コードラベルの走査位置検出方法を示すものであり、こ
の走査位置検出方法は、第1ステップ1〜第4ステップ
4から構成されている。第1ステップ1は、図2に示す
多段バーコードシンボル5において、各段のバーの高さ
方向(Y)に同一微小間隔Δyずらしながら(つまり主
走査しながら)、バー配列方向(X)に毎回走査S1
n (副走査)を行うものである。この第1ステップ1
における走査は第1段目のバーコードシンボルから第2
段目のバーコードシンボルに至るまでの間行なえばよ
く、またその主走査の間隔ΔyはY方向の各画素単位若
しくは画素2単位程度であればよい。第2ステップ2
は、同一段(この実施例では第1段)でのバーが読取ら
れるときの走査回数(n)をカウントし、このデータを
所定の演算部等へ出力するようになっている。第3ステ
ップ3では、第2ステップ2で得られた走査回数(n)
から、演算部等で各段毎のバーの高さ(H)を算出する
ものであり、次式によってその高さHをほぼ決定するよ
うになっている。
【0007】
【数1】
【0008】第4ステップ4では、第3ステップ3で算
出した高さHから次段以下の各バーコードシンボルの走
査位置を決定することができるようになっており、第1
段目のバー高さの始端、つまり外枠始線7を基準とする
と、バー6高さ方向(Y)について各段での走査位置S
は次式の如くなる。 S=(N−1/2)・H (ここでNはバーコードの段数)
【0009】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
るバーコードラベルの走査位置検出方法によれば、毎回
一定微小量ずつバーの高さ方向にずらしながらバーの配
列方向に順次走査を繰り返すときに、同一コードに対す
る走査回数をカウントし、この走査回数と1回毎の走査
移動に伴うずれ量とからバーの高さを算出し、このバー
高さから各段での適正な走査位置を1箇所に決定できる
ので、各段のバーコードシンボルの読取りがそれぞれ1
度ずつの走査ですみ、これにより多段バーコードシンボ
ルを効率的に、かつ、迅速に読取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るバーコードラベルの走査位置検
出方法を示すフローチャート。
【図2】図1に示す走査位置検出方法を説明する説明
図。
【符号の説明】
5 バーコードシンボル 6 バー H バーの高さ S 走査

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーの高さ方向に一定微小間隔ずらしな
    がらバー配列方向に走査を行い、 同一段のバーコードシンボルが読取られているときの走
    査回数をカウントし、 この走査回数から各段のバーの高さを算出し、 このバーの高さにもとづいてバーコードシンボルの各段
    毎の走査位置を検出することを特徴とするバーコードラ
    ベルの走査位置検出方法。
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